JP2671847B2 - シナリオ編集装置 - Google Patents

シナリオ編集装置

Info

Publication number
JP2671847B2
JP2671847B2 JP33233194A JP33233194A JP2671847B2 JP 2671847 B2 JP2671847 B2 JP 2671847B2 JP 33233194 A JP33233194 A JP 33233194A JP 33233194 A JP33233194 A JP 33233194A JP 2671847 B2 JP2671847 B2 JP 2671847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alignment
information
data
presentation position
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33233194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08166937A (ja
Inventor
大悟 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP33233194A priority Critical patent/JP2671847B2/ja
Publication of JPH08166937A publication Critical patent/JPH08166937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2671847B2 publication Critical patent/JP2671847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシナリオ編集装置に関
し、特に、マルチメディア用途向きのシナリオを編集す
るシナリオ編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアのシナリオ編集において
は、ディスプレイ画面に提示する画像データ、及びテキ
ストデータ等について、それらをどの位置にどの位の大
きさで提示するかという提示位置の指定を行う必要があ
る。
【0003】また、より効率的な提示位置の指定には、
複数のデータの提示位置を整列コマンドを用いて任意の
領域に整列するように指定した後に、別のマルチメディ
ア・データを同じ領域に追加して整列する、ある領域に
整列させたマルチメディア・データのサイズを変更す
る、整列方法を変更する、あるいは、整列させた領域の
サイズを変更する、等の操作を介して、提示位置の編集
をする必要ことがとされる。
【0004】図11は従来のシナリオ編集装置の構成の
一例を示すブロック図である。
【0005】図11を参照して、従来のシナリオ編集装
置は、マルチメディア・データの提示位置情報を含むシ
ナリオ情報を記憶するシナリオ記憶部901と、シナリ
オ記憶部901に記憶されたシナリオ情報から提示位置
情報を読み込み、これを記憶すると共に、提示位置情報
をシナリオ記憶部901に記憶格納する提示位置記憶部
102と、ユーザがマルチメディア・データの選択、整
列領域の指定及び整列コマンドの指定を行うためにマウ
スやキーボード等を含む入力装置へのユーザ入力を調停
する入力管理部104と、入力管理部104からの情報
に基づき、ユーザが整列対象としてどのマルチメディア
・データを選択したかを決定するデータ選択部105
と、を備えている。
【0006】更に、図11を参照して、従来のシナリオ
編集装置は、入力管理部104からの情報に基づき、ユ
ーザが整列対象として選択した複数のマルチメディア・
データの整列方法としてどの整列コマンドを指定したか
を決定する整列コマンド指定部109と、データ選択部
105で選択されたマルチメディア・データの提示位置
を整列コマンド指定部109で指定された整列コマンド
のルールに従って変更すると共に、提示位置記憶部10
2に記憶された提示位置情報の内容を変更する整列実行
部902と、提示位置記憶部102の情報に従ってマル
チメディア・データの提示位置をディスプレイ画面上に
提示すると共に、入力管理部104の情報に従ってユー
ザの入力情報を画面に出力し、対話的な編集操作を実現
する画面出力部108と、を備えている。
【0007】図12には、シナリオ記憶部901に記憶
されるシナリオ情報に含まれる提示位置情報の構成の一
例を示している。提示位置情報は、例えば画面に提示さ
れるマルチメディア・データを識別するためのデータ識
別子(データID)毎に、提示位置のXY座標、幅、及
び高さの情報を備えている。
【0008】この従来のシナリオ編集装置における整列
コマンドを用いた提示位置の編集の一例を、図13及び
図14を用いて説明する。
【0009】これはマイクログラフィックス社の「WIND
OWS Draw!」に実装されている整列方法の例である。
【0010】図13において、参照番号1101は、画
面に提示された3つのマルチメディア・データの整列前
の状態を摸式的に表したものである(以下「画面110
1」のようにいう)。ここでは、画面1101の状態か
ら出発して、まず左と中央の2つのデータ(「ウィンド
ウ」ともいう)の上下中央の位置を揃え、次に一番右の
データの上下中央の位置を最初に整列した2つのデータ
の上下中央位置に揃えて整列させる場合を考える。以下
順に説明する。
【0011】最初に、図13の画面1102において、
マウス(不図示)を操作して、マウスカーソル(矢印)
を画面左の図形の中に移動して静止させ、マウスボタン
(不図示)を押してすぐに離す。この操作を「左の図形
をクリックする」という。このようにして左の図形を整
列の対象として選択する。
【0012】次に、画面1103において、キーボード
(不図示)のシフトキーを押す操作により、複数の図形
を選択中であることを示しながら、中央の図形をクリッ
クする。
【0013】すると画面1104に示すように、左の図
形と中央の図形とが整列対象として選択されたことを示
す表示が行われる(画面1104の破線表示参照)。
【0014】次に、キーボードのファンクションキーを
押すか、整列コマンドを表示させる画面上別の位置にあ
るメニューを選択することにより、画面1105に示す
ように整列コマンドのリストを表示させ、所望する「上
下中央」の行をクリックすることにより、整列コマンド
を選択する。
【0015】すると、画面1106に示すように、上下
中央位置が揃うように、左の図形と中央の図形の位置が
変更される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シナリオ編集装置の整列コマンドではうまく整列できな
い場合が生じる。この編集の一例を図14を用いて説明
する。
【0017】図14を参照して、画面1107に示すよ
うに、それまでの編集操作で揃えた左の図形と中央の図
形の上下中央位置に揃えて右の図形を整列させる操作を
考える。
【0018】編集画面1108に示すように、中央の図
形と右の図形を選択して整列コマンド(「上下中央」)
を選択すると、中央の図形と右の図形は画面1109に
示すような位置に整列される。
【0019】次に、編集画面1110に示すように、左
の図形と右の図形を選択して整列コマンド(「上下中
央」)を選択すると、左の図形と右の図形は画面111
1に示すような位置に配置される。
【0020】そこで、編集画面1112に示すように、
3つの図形を選択して整列コマンドを選択すると画面1
113に示すような位置に変更されてしまい、マルチメ
ディア・データの位置を画面1107に示すような目的
の位置に揃えることができない。
【0021】このように、従来のシナリオ編集装置で
は、ディスプレイ画面に提示する画像データ、テキスト
データ等について、どの位置にどの大きさで提示するか
等の提示位置の指定を含むシナリオ情報の指定を行うシ
ナリオ編集の際に、整列領域を指定する手段、及び、整
列領域と、整列コマンドと、整列対象となるデータの情
報とからなる整列情報を記憶する手段がなく、このた
め、複数のデータの提示位置を整列コマンドを用いて任
意の領域に整列するように指定した後に、別のマルチメ
ディア・データを同じ領域に追加して整列させ、ある領
域に整列させたマルチメディア・データのサイズの変
更、整列方法の変更、整列させた領域のサイズの変更等
提示位置の編集を行なうことができないという問題があ
った。
【0022】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であって、マルチメディアのシナリオ編集の際に、任意
の領域内において複数個のデータを互いに整列させるこ
とを可能とするシナリオ編集装置の提供することを目的
とする。より詳細には、本発明は、マルチメディアのシ
ナリオ編集の際に、複数のデータの提示位置を所定の整
列コマンドを用いて任意の領域に整列させた後におい
て、更に、同じ領域に別のマルチメディア・データの追
加整列、整列したマルチメディア・データのサイズの変
更、整列方法の変更、整列領域のサイズの変更等によ
り、提示位置の編集を可能とする、シナリオ編集装置を
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のシナリオ編集装置は、1又は複数のデータ
の提示位置を表わす提示位置情報と該提示位置を規定す
る整列情報と、を記憶するシナリオ記憶手段と、前記シ
ナリオ記憶手段から提示位置情報を読み込みこれを記憶
すると共に、前記提示位置情報を前記シナリオ記憶手段
に書き込む提示位置記憶手段と、少なくともデータの選
択、整列領域の指定及び整列コマンドの指定を行うため
に、入力装置へのユーザ入力を調停する入力管理手段
と、前記入力管理手段からの情報に基づき整列対象とし
て選択されたデータを決定するデータ選択手段と、前記
入力管理手段からの情報に基づき整列対象として選択し
た複数のデータの整列方法として指定された整列コマン
ドを決定する整列コマンド指定手段と、前記入力管理手
段からの情報に基づき整列対象として選択された複数の
データの整列領域として指定された領域を決定する整列
領域指定手段と、前記整列領域指定手段と前記整列コマ
ンド指定手段と前記データ選択手段とにより決定された
整列情報を記憶すると共に、前記シナリオ記憶手段に対
して前記整列情報の書き込み及び読み出しを行う整列情
報記憶手段と、前記整列情報記憶手段に記憶された前記
整列情報に基づき前記提示位置記憶手段に格納された提
示位置情報を変更する整列実行手段と、前記提示位置記
憶手段の提示位置情報に従ってデータの提示位置をディ
スプレイ画面上に提示すると共に、前記入力管理手段か
らの情報に従ってユーザ入力情報を画面に出力し、対話
型編集操作を提供する画面出力手段と、を有することを
特徴とする。
【0024】本発明においては、前記整列情報は、好ま
しくは、整列領域、整列コマンド、及び整列対象のデー
タの情報を含むことを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明によれば、整列情報を記憶する手段と備
えたことにより、複数のデータの提示位置を予め所定の
整列コマンドを用いて任意の領域に整列した後にも、別
のデータを同じ領域に追加して整列することが可能とさ
れ、さらに、整列されたデータのサイズの変更が可能と
されると共に、整列方法の変更、整列領域のサイズの変
更等、提示位置の編集を可能とし、これにより、任意の
領域内において複数個のデータを互いに整列させること
を可能とするするものであり、従来例では不可能あるい
は操作が極めて煩雑とされた整列編集等、複数データの
編集操作を極めて容易化している。
【0026】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロック図
である。
【0027】図1を参照して、本実施例は、複数のマル
チメディア・データの提示位置情報と、提示位置を決定
するための情報、例えば整列領域、整列コマンド、及び
整列対象となるマルチメディア・データの情報からなる
整列情報と、を含むシナリオ情報を記憶するシナリオ記
憶部101と、シナリオ記憶部101に記憶されたシナ
リオ情報から提示位置情報を読み込みこれを記憶すると
共に、提示位置情報をシナリオ記憶部101に書き込
み、これを記憶させる提示位置記憶部102と、ユーザ
がマルチメディア・データの選択、整列領域の指定及び
整列コマンドの指定を行うために、マウスやキーボード
等を含む入力装置へのユーザ入力を調停する入力管理部
104と、を備えている。
【0028】本実施例に係るシナリオ編集装置は、更
に、入力管理部104の情報から、ユーザが整列対象と
してどのマルチメディア・データを選択したかを決定す
るデータ選択部105と、入力管理部104の情報か
ら、ユーザが整列対象として選択した複数のマルチメデ
ィア・データの整列方法としてどの整列コマンドを指定
したかを決定する整列コマンド指定部109と、入力管
理部104の情報から、ユーザが整列対象として選択し
た複数のマルチメディア・データの整列領域としてどの
領域を指定したかを決定する整列領域指定部103と、
整列領域指定部103と整列コマンド指定部109とデ
ータ選択部105とにより決定された、好ましくは、整
列領域、整列コマンド、整列対象となるマルチメディア
・データの情報とからなる整列情報を記憶して、シナリ
オ記憶部101に記憶すると共に、シナリオ記憶部10
1から読み込みを行う整列情報記憶部106と、を備え
ている。
【0029】本実施例は、更に、整列情報記憶部106
に記憶された整列情報に従って提示位置記憶部102の
提示位置情報を変更する整列実行部107と、提示位置
記憶部102の情報に従ってマルチメディア・データの
提示位置をディスプレイ画面上に提示すると共に、入力
管理部104の情報に従って、ユーザの入力情報を画面
に出力し、対話的な編集操作を実現する画面出力部10
8と、を備えている。
【0030】図2は、本実施例における、シナリオ記憶
部101が記憶するシナリオ情報の構成の一例を示す図
である。
【0031】図2を参照して、シナリオ記憶部101が
記憶するシナリオ情報は、マルチメディア・データの提
示位置情報201と、整列情報202と、を含む。本実
施例では、整列領域は互いに識別するための識別子(I
D)が付与され、提示位置情報201の構成は、図12
に示した従来の提示位置情報と同一とされる。また、整
列情報202は、領域ID毎に、XY座標と、幅、高さ
の情報を含む「整列領域」の欄と、整列の方法を規定す
る「整列コマンド」の欄と、整列の対象となるマルチメ
ディア・データの識別コードを格納する「整列対象デー
タID」の欄と、を含んでいる。
【0032】図3は、提示位置記憶部102が記憶する
編集対象のマルチメディア・データの提示位置情報の構
成の一例を示す図であり、図2の提示位置情報201と
透過な形式とされる。
【0033】また、図4は整列情報記憶部106が記憶
する編集中の整列情報の一例を示す図であり、図2の整
列情報202と透過な形式とされる。
【0034】次に本実施例の動作について説明する。
【0035】図5、図6は本実施例における編集の例を
摸式的に表した図である。
【0036】図5を参照して、参照番号501は、画面
に提示された3つのマルチメディア・データ(「ウィン
ドウ」ともいう)の整列前の状態を摸式的に表したもの
である(「画面501」という)。ここでは、まず左と
中央の2つのデータの上下中央の位置を揃え、次に右の
データの上下中央の位置を最初に整列した2つのデータ
の上下中央位置に揃えて整列させる編集を考える。以下
順に説明する。
【0037】まず、画面502に示すように、マウスを
操作して、マウスカーソルを画面左の図形の中に移動し
て静止させ、マウスボタンを押してすぐに離す。この操
作を「左の図形をクリックする」ということにする。こ
のようにして左の図形を整列の対象として選択する。
【0038】次に、画面503に示すように、キーボー
ドのシフトキーを押す等の操作により、複数の図形を選
択中であることを示しながら、中央の図形をクリックす
る。
【0039】すると、画面504に示すように、左の図
形と中央の図形とが整列対象として選択されたことを示
す表示(破線表示参照)が行われる。
【0040】次に、キーボードのファンクションキー等
を押すか、又は整列コマンドを表示させる画面上別の位
置にあるメニューを選択することにより、画面505に
示すように整列コマンドの一覧(リスト)を表示させ、
所望する縦方向「上下中央」の行をクリックすることに
より、整列コマンドを選択する。この時、横方向の整列
コマンドは選択しなくてよい。
【0041】すると、画面506に示すように、上下中
央位置が揃うように、左の図形と中央の図形の位置が変
更され、整列の対象となった領域が表示される。
【0042】次に、図6の画面507に示すように、今
までの操作によりで揃えられた左と中央の図形の上下中
央位置に揃えて右の図形を整列させる操作を考える。
【0043】まず、画面508に示すように、右の図形
をクリックする。
【0044】すると、画面509に示すように、右の図
形が編集の対象となったことを示すような表示が行われ
る(例えば編集対象の図形の周囲に塗り潰しの四角形等
が表示される)。
【0045】次に、画面510に示すように、右の図形
の中にマウスカーソルを入れた状態で、マウスボタンを
押しながら、マウスカーソルを動かす。マウスカーソル
が以前の操作で整列の対象となった領域に入ると、その
領域が、破線等で表示される。
【0046】そして、画面511に示すようにマウスボ
タンを放すと、右の図形は、上下中央位置を揃えた位置
に整列させることができる。この時、この例では、横方
向の整列は指定されていないので、右の図形は横方向に
は移動しない。また整列領域は横方向に拡大する。
【0047】図7は、図5及び図6を参照して説明した
編集過程における、整列情報記憶部106と提示位置記
憶部102に記憶されたそれぞれの情報の変化の様子を
示した図である。
【0048】図7を参照して、整列情報601及び提示
位置情報602は画面501に対応しており、整列前の
情報である。整列前には整列情報記憶部106には何も
記憶されていない。
【0049】整列情報603及び提示位置情報604は
画面506の状態に対応しており、最初の整列の結果の
情報である。
【0050】整列情報603の「整列領域」の欄には、
整列領域指定部103の出力、「整列コマンド」の欄に
は整列コマンド指定部109の出力である「上下中央」
が格納され、「整列対象データID」の欄にはデータ選
択部105の出力の情報が記されている。
【0051】整列情報603に基づき、整列実行部10
7は提示位置記憶部102の情報を604のように変更
する。すなわち、データIDが2(画面506の中央の
図形)の提示位置のY座標を「20」から「15」に変
更している(左と中央の図形の上下中央位置の揃えられ
た状態)に対応する。
【0052】整列情報605及び提示位置情報606
は、図6の画面511に対応しており、最終的な整列の
結果の情報である。605の「整列領域」の欄には整列
領域指定部103の出力、「整列対象データID」の欄
にはデータ選択部105の出力の情報が記されている。
この編集操作では「整列コマンド」の欄は変更されな
い。
【0053】605に示した整列情報に基づき整列実行
部107は提示位置記憶部102の情報を606のよう
に変更する。606では、データIDが3(画面511
の右の図形)の提示位置記憶部102のY座標が変更さ
れている(すなわち、左、中央右の図形の上下中央位置
が揃った状態に対応)。
【0054】次に、図8〜図10を参照して、別の編集
の例を以下に説明する。
【0055】図8おいて、701は、画面に提示された
3つのマルチメディア・データの整列前の状態を摸式的
に表したものである。ここでは、まず左と中央の2つの
データを含む領域を整列領域として指定し、その領域に
これら2つのデータを縦方向は「上下中央」揃え、横方
向は「等間隔」に整列させる。次に3つ目のデータをこ
の領域に入れ、同様に整列させる編集を考える。そし
て、最後に横方向の整列コマンドを「右詰め」に変更す
る。以下手順を追って説明する。
【0056】最初に、画面702、703、704に示
すように、整列させたい領域の左上の位置にマウスカー
ソルを移動して、マウスボタンを押す。そして、ボタン
を押したままマウスカーソルを移動させて、整列させた
い領域の右下の位置でマウスボタンを放す。
【0057】この操作により、画面704に示すよう
に、整列領域が決定されると同時に、整列領域内部(破
線で表示される領域内部)に含まれる2つのデータ(図
形)が整列対象のデータとして選択される。この時、ユ
ーザの必要に応じて、マウス操作で整列対象のデータを
追加・削除することもできる。また、整列領域の指定は
4つの頂点を指定できれば他の方法でもよいし、整列領
域は長方形以外の円、楕円、多角形等のいずれでもよ
い。
【0058】次に、キーボードのファンクションキーな
どを押すか、整列コマンドを表示させる画面上別の位置
にあるメニューを選択することにより、画面705に示
すように整列コマンドのリストを表示させ、所望する縦
方向「上下中央」の行をクリック、及び横方向「等間
隔」の行をクリックすることにより整列コマンドを選択
する。
【0059】すると、画面706に示すように、左と中
央のデータの上下中央位置が揃い、横方向に等間隔に並
ぶ。
【0060】ここでは、横方向のデータとデータの隙間
が等しくなるように整列させた例を示したが、データの
左右中央位置が等間隔に並ぶような指定もできる。ま
た、整列コマンドは、整列領域の形により、「円周
上」、「頂点上」等の指定もできる。
【0061】次に、図9の画面707に示すように、右
下の図形をクリックする。
【0062】すると、画面708に示すように、右下の
図形が編集の対象となったことを示すような表示が行わ
れる(編集対象の図形が塗り潰しの四角形で囲まれ
る)。
【0063】次に、画面709に示すように、右下の図
形の中にマウスカーソルを入れた状態で、マウスボタン
を押しながら、マウスカーソルを動かす。マウスカーソ
ルが以前の操作で整列の対象となった領域に入ると、そ
の領域が、破線等で表示される。
【0064】そして、マウスボタンを放すと、画面71
0に示すように、右の図形は、縦方向は上下中央位置を
揃え、横方向はデータの隙間が等間隔になるような位置
に整列させることができる。その際、この編集例では、
縦横方向とも整列方法が指定されているため、整列領域
は変化しない。
【0065】最後に、キーボードのファンクションキー
などを押すか、整列コマンドを表示させる画面上別の位
置のメニューを選択することにより、画面711に示す
ように整列コマンドの一覧(リスト)を表示させ、所望
する横方向「右詰め」の行をクリックすることにより、
整列方法を変更する。
【0066】この結果、画面712に示すように3つの
データは指定領域の右端に詰めた位置に移動する。
【0067】図10は、図8及び図9で説明した編集過
程における整列情報記憶部106と提示位置記憶部10
2に記憶された情報の変化の様子を示す図である。
【0068】整列情報801及び提示位置情報802は
画面701に対応しており、整列前の情報である。整列
前には整列情報記憶部106には何も記憶されていな
い。
【0069】整列情報803及び提示情報804は画面
706に対応しており、最初の整列の結果の情報であ
る。803の「整列領域」の欄には、整列領域指定部1
03の出力、「整列コマンド」の欄には整列コマンド指
定部109の出力、「整列対象データID」の欄にはデ
ータ選択部105の出力の情報が記されている。
【0070】整列情報803に示した整列情報に基づ
き、整列実行部107は提示位置記憶部102の情報を
804のように変更する。804では整列対象とされる
データID1、2の提示位置が変更され、左、中央の図
形の上下中央が揃えられている。
【0071】整列情報805及び提示位置情報806は
画面710に対応しており、次の整列の結果の情報であ
る。805の「整列対象データID」の欄にはデータ選
択部105の出力の情報が記されている。この編集操作
では「整列領域」及び「整列コマンド」の欄は変更され
ない。805に示した整列情報に基づき整列実行部10
7は提示位置記憶部102の情報を806のように変更
する。
【0072】整列情報807及び提示位置情報808は
画面712に対応しており、最後の整列の結果の情報で
ある。807の「整列コマンド」の欄には整列コマンド
指定部109の出力である縦方向の「上下中央」、横方
向の「右詰め」が格納されている。この編集操作では
「整列領域」及び「整列対象データID」の欄は変更さ
れない。807に示した整列情報に基づき整列実行部1
07は提示位置記憶部102の情報を808のように変
更する。
【0073】このように、本実施例によれば、任意の領
域内において複数個のデータを互いに整列させることを
可能とすると共に、従来例では不可能あるいは操作が極
めて煩雑又は困難とされた整列編集等、複数のマルチメ
ディア・データの編集操作を極めて容易化している。
【0074】以上本発明を上記実施例に即して説明した
が、本発明は、上記態様にのみ限定されず、本発明の原
理に準ずる各種態様を含むことは勿論である。
【0075】
【発明の効果】以上に示したように本発明により、マル
チメディアのシナリオ編集の際に、複数のデータの提示
位置を整列コマンドを用いて任意の領域に整列するよう
に指定した後に、別のマルチメディア・データを同じ領
域に追加して整列することが可能とされると共に、ある
領域に整列させたマルチメディア・データのサイズを変
更、及び整列方法の変更が可能とされ、さらに、整列領
域のサイズの変更等、提示位置の編集を可能とするもの
であり、任意の領域内において複数個のデータを互いに
整列させることを可能とする。本発明によれば、従来例
では不可能あるいは操作が極めて困難又は煩雑とされた
整列編集等、複数のマルチメディア・データの編集操作
を極めて容易化している。そして、本発明によれば、整
列情報のサイズは、整列領域、整列コマンド、整列対象
データID等から成るコンパクトなものとされ、シナリ
オ記憶部等の容量の増大を抑止している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のシナリオ編集装置のシナリオ記憶部に
記憶されるシナリオ情報の構成の一例を示す図である。
【図3】本発明のシナリオ編集装置の提示位置記憶部に
記憶される提示位置情報の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明のシナリオ編集装置の整列情報記憶部に
記憶される整列情報の構成の一例を示す図である。
【図5】本発明のシナリオ編集装置による位置編集の例
を示す摸式図である。
【図6】本発明のシナリオ編集装置による位置編集の例
を示す摸式図である。
【図7】本発明のシナリオ編集装置による位置編集時の
整列情報記憶部及び提示位置記憶部に記憶される情報の
変化の様子を説明する図である。
【図8】本発明のシナリオ編集装置による位置編集の別
の例を示す摸式図である。
【図9】本発明のシナリオ編集装置による位置編集の別
の例を示す摸式図である。
【図10】本発明のシナリオ編集装置による別の例の位
置編集時における整列情報記憶部及び提示位置記憶部に
記憶される情報の変化の様子を説明する図である。
【図11】従来のシナリオ編集装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図12】従来のシナリオ編集装置のシナリオ記憶部に
記憶されるシナリオ情報の構成の一例を示す図である。
【図13】従来のシナリオ編集装置による位置編集の例
を示す摸式図である。
【図14】従来のシナリオ編集装置による位置編集の例
を示す摸式図である。
【符合の説明】
101 シナリオ記憶部 102 提示位置記憶部 103 整列領域指定部 104 入力管理部 105 データ選択部 106 整列情報記憶部 107 整列実行部 108 画面出力部 109 整列コマンド指定部 201 シナリオ記憶部の提示位置情報の例 202 シナリオ記憶部の整列情報の例 501 編集前画面 502 左図形選択画面 503 中央図形選択画面 504 整列領域表示画面 505 整列コマンド指定画面 506 整列途中画面 507 整列希望画面 508 右図形選択画面 509 右図形移動開始画面 510 右図形移動中画面 511 整列後画面 601 編集前整列情報 602 編集前提示位置情報 603 編集途中整列情報 604 編集途中提示位置情報 605 編集後整列情報 606 編集後提示位置情報 701 編集前画面 702 整列領域指定開始画面 703 整列領域指定途中画面 704 整列領域指定終了画面 705 整列コマンド指定画面 706 整列途中画面1 707 右図形選択画面 708 右図形移動開始画面 709 右図形移動中画面 710 整列途中画面2 711 整列コマンド変更画面 712 整列後画面 801 編集前整列情報 802 編集前提示位置情報 803 編集途中整列情報1 804 編集途中提示位置情報1 805 編集途中整列情報2 806 編集途中提示位置情報2 807 編集後整列情報 808 編集後提示位置情報 901 シナリオ記憶部 902 整列実行部 1101 整列前画面 1102 左図形選択画面 1103 中央図形選択画面 1104 選択図形表示画面 1105 整列コマンド指定画面 1106 整列途中画面 1107 整列希望画面 1108 編集例1の画面 1109 編集例1の結果画面 1110 編集例2の画面 1111 編集例2の結果画面 1112 編集例3の画面 1113 編集例3の結果画面

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数のデータの提示位置を表わす提
    示位置情報と該提示位置を規定する整列情報と、を記憶
    するシナリオ記憶手段と、 前記シナリオ記憶手段から提示位置情報を読み込みこれ
    を記憶すると共に、前記提示位置情報を前記シナリオ記
    憶手段に書き込む提示位置記憶手段と、 少なくともデータの選択、整列領域の指定及び整列コマ
    ンドの指定を行うために、入力装置へのユーザ入力を調
    停する入力管理手段と、 前記入力管理手段からの情報に基づき整列対象として選
    択されたデータを決定するデータ選択手段と、 前記入力管理手段からの情報に基づき整列対象として選
    択した複数のデータの整列方法として指定された整列コ
    マンドを決定する整列コマンド指定手段と、 前記入力管理手段からの情報に基づき整列対象として選
    択された複数のデータの整列領域として指定された領域
    を決定する整列領域指定手段と、 前記整列領域指定手段と前記整列コマンド指定手段と前
    記データ選択手段とにより決定された整列情報を記憶す
    ると共に、前記シナリオ記憶手段に対して前記整列情報
    の書き込み及び読み出しを行う整列情報記憶手段と、 前記整列情報記憶手段に記憶された前記整列情報に基づ
    き前記提示位置記憶手段に格納された提示位置情報を変
    更する整列実行手段と、 前記提示位置記憶手段の提示位置情報に従ってデータの
    提示位置をディスプレイ画面上に提示すると共に、前記
    入力管理手段からの情報に従ってユーザ入力情報を画面
    に出力し、対話型編集操作を提供する画面出力手段と、 を有することを特徴とするシナリオ編集装置。
  2. 【請求項2】前記整列情報が、整列領域、整列コマン
    ド、及び整列対象のデータの情報を含むことを特徴とす
    る請求項1記載のシナリオ編集装置。
  3. 【請求項3】前記データが、画像データ、及びテキスト
    データを含むマルチメディア・データであることを特徴
    とする請求項1記載のシナリオ編集装置。
  4. 【請求項4】複数個のデータを互いに整列させる画面上
    の領域を指定する手段と、 整列対象の前記複数個のデータの情報と、前記画面上の
    領域の情報と、前記複数個のデータを前記領域内にて互
    いに整列させる仕方を規定する情報と、を記憶する手段
    と、を少なくとも含み、選択された複数個のデータを画
    面上の選択された領域に選択された整列の仕方に従い自
    動的に整列配置するよう構成されたことを特徴とするシ
    ナリオ編集装置。
JP33233194A 1994-12-14 1994-12-14 シナリオ編集装置 Expired - Lifetime JP2671847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33233194A JP2671847B2 (ja) 1994-12-14 1994-12-14 シナリオ編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33233194A JP2671847B2 (ja) 1994-12-14 1994-12-14 シナリオ編集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08166937A JPH08166937A (ja) 1996-06-25
JP2671847B2 true JP2671847B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=18253771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33233194A Expired - Lifetime JP2671847B2 (ja) 1994-12-14 1994-12-14 シナリオ編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2671847B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104991945B (zh) * 2015-07-10 2019-04-30 无锡天脉聚源传媒科技有限公司 一种显示资源的摘要图片的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08166937A (ja) 1996-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8024672B1 (en) System and method for generating presentations
US7853895B2 (en) Control of background media when foreground graphical user interface is invoked
US7681141B2 (en) Fast scrolling in a graphical user interface
US8887088B2 (en) Dynamic user interface for previewing live content
US5339393A (en) Graphical user interface for displaying available source material for editing
US8091039B2 (en) Authoring interface which distributes composited elements about the display
TWI606384B (zh) 透過自由形式描繪之吸引人的顯示
JPH05210722A (ja) グラフィックス・ディスプレイ・ツール
JPH0654469B2 (ja) 対話式多重媒体提示プログラム作成補助方法
JPH0998380A (ja) 電子ビデオ処理システムおよび電子ビデオ編集システム
JP2994164B2 (ja) シナリオ編集装置
US5856830A (en) Animation display processor
US20030037310A1 (en) Visual programming tool and execution environment for developing computer software applications
JP4240684B2 (ja) スライドショーテーブル編集装置
JPH0415753A (ja) データベースシステム
JP2671847B2 (ja) シナリオ編集装置
JP2713147B2 (ja) マルチメディアプレゼンテーション編集方法
JP2937374B2 (ja) 対話型図形処理装置
JP2000259859A (ja) 3次元商品情報表示装置及び記録媒体
JPH0935083A (ja) アニメーション編集装置
JPH0765143A (ja) データ処理システムのユーザインタフェース上の図形タイムバーにオブジェクト内容を画く方法及びシステム
JPH0512336A (ja) フアイル管理方法
KR19990031505A (ko) 그림 데이터에 사운드 파일 결합과 운용 방법
Lam et al. Prototype of a courseware production and presentation system
JPS62132286A (ja) シ−ケンス再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970610

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 13