JP2671207B2 - テスターのタイミング発生器 - Google Patents

テスターのタイミング発生器

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清健 有働
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、テスターのタイミング発生器に関し、詳
しくは、テスト波形パターンの発生など、複数のLSIの
ピンにそれぞれの波形パターンを出力するLSIテスター
のパターン発生装置における位相クロック信号を高精度
で発生させることができるようなタイミング発生器に関
する。 [従来の技術] IC検査システムにおいては、ICの性能,機能試験を行
うためにそれに必要な複数のビットのテスト波形パター
ンを、テストパターンプログラム等に従って自動的に発
生する必要がある。 従来、このようなテスト波形パターンの発生装置にあ
っては、パターン発生器によって作られたパターンデー
タとタイミング発生器により作られた多数の位相をもっ
た位相クロック信号とのそれぞれのうちから、IC,特にL
SI等のピンごとに必要なものを選択して合成し、所定の
波形を生成する。そしてこれをドライブ回路に送出し
て、その出力をレベル変換し、所定のLSIピンに供給す
る方法を採っている。 その一例として、第3図に見るような具体的な回路を
挙げることができる。 1は、パターン発生器であって、例えば所定のROM等
により構成されていて、所定のアドレスをアクセスして
第4図の(a),(b)に見るパターンA,パターンBの
ような所定のパターンデータを発生し、データセレクタ
2により、そのうちの必要なパターンデータが所定のタ
イミングで選択され、波形フォーマッタ3に送出され
る。 一方、タイミング発生回路4により発生する同図の
(d),(e)のタイミング波形(1),(2)に見る
ような各種のタイミングクロック信号(以下位相クロッ
ク信号)のうちの1つがタイミングセレクタ5により所
定のタイミングで選択されて、波形フォーマッタ3に送
出される。 ここで、例えば、パターンA,パターンBが選択され
て、波形フォーマッタ3において、同図の(c)に見る
パターンデータがABの合成パターンとして生成されたと
すると、例えばタイミング波形(1),(2)(位相ク
ロック信号に対応)がそれぞれ選択されて、これらに従
って、同図の(f)に見るようなテスト波形パターンの
波形フォマッタ出力を発生する。 この波形フォーマッタ3の出力信号は、テスト波形パ
ターンとして、次段のドライブ回路6のドライバ7に送
出される。そしてドライブ回路6を経て、設定された所
定の電圧の対応する波形パターンを、例えばハンドラ側
のソケットに挿着されている被検査ICの特定のピンに印
加するものである。 なお、7a,7bは、ドライバ7に供給する基準電圧源モ
ジュールであって、これらにより安定な電圧VIH(HIGH
レベルの設定電圧値),VIL(LOWレベルの設定電圧値)
がドライバ7に供給される。 [解決しようとする問題点] ところで、半導体集積回路は、高機能化されるにつれ
て内部に多くの機能のチップが集積され、或いは多くの
機能ブロックが1チップの中に集積化されるようになっ
て来ている。しかも、その動作速度は次第に速くなって
きている。 そこで、テスター側のテスターパターンの精度もそれ
だけ正確で高速なものが要求されるが、それを決定する
のがタイミング発生器から得られる位相クロック信号で
ある。 この位相クロック信号は、テスト周期等に応じて発生
するプリセット信号等の外部同期信号に応じて発生され
るが、外部同期信号とタイミング発生器内部の基準クロ
ック信号との間に誤差が発生して精度のより位相クロッ
ク信号が発生し難い欠点がある。 このようなことを回避するためには、タイミング発生
器内部の基準クロック信号の周期を高くすることが行わ
れるが、例えば、1GHz程度の基準クロック信号を発生さ
せたとしても、1ns程度の誤差が生じて、高精度なテス
トパターンを被測定デバイスに供給することができなか
った。 また、外部同期信号に同期して内部で発生させる基準
クロック信号をPLL方式によりロックして発生するもの
もあるが、基準クロック信号の安定性がないなどの問題
を含んでいる。 この発明は、このような従来技術の問題点を解決する
ものであって、高精度なタイミング信号を外部同期信号
に応じて発生させることができるテスターのタイミング
発生器を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明のテスター
のタイミング発生器の特徴は、外部からの同期信号とク
ロック信号とを受けて同期信号に応じてクロック信号に
対応するタイミング信号を発生するテスターのタイミン
グ発生器において、同期信号を受けてクロック信号に対
応するタイミング信号を発生するタイミング発生回路
と、このタイミング発生回路からのタイミング信号を制
御値に応じて所定量だけ遅延させる可変遅延回路と、同
期信号を受けてランプ電圧を発生するランプ電圧発生回
路と、クロック信号を受け、受けた時点のランプ電圧発
生回路の電圧値に応じて同期信号とクロック信号の時間
差をデジタル値で発生する時間差発生回路とを備えてい
て、時間差に応じた前記の制御値を発生してタイミング
信号の位相を同期信号に同期するように補正するもので
ある。 [作用] このように外部同期信号を受ける都度、外部同期信号
とクロック信号との誤差をランプ電圧発生回路によりア
ナログ値で計測してこれを時間差発生回路によりデジタ
ル値として発生させることにより、微小なレベルでの誤
差時間をアナログ値に近い、実質的に連続的な値の中の
1つとして補正値を得ることがきる。この測定値により
補正値を得て、これによりタイミング発生回路の位相ク
ロック信号を外部同期信号に同期するように補正してい
るので、基準クロック信号を高くしなくても高精度な位
相クロック信号を発生させることができる。 [実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。 第1図は、この発明のテスターのタイミング発生器を
適用したタイミング発生部分のブロック図、第2図は、
そのタイミング補正回路のブロック図である。 10は、タイミング発生器であって、同期誤差計測回路
11と、タイミング発生回路12、タイミングデータレジス
タ13、タイミング補正回路14、演算回路(ALU)15、オ
フセットレジスタ16、そして基準クロック発生回路17と
から構成される。 ここで、タイミング発生回路12は、基準クロック発生
回路17から基準クロック信号CKと外部同期信号Pとを受
ける。外部同期信号Pが入力されると、タイミング発生
回路12は、タイミングデータレジスタ13のデータをその
カウンタ12aにセットして基準クロック信号CKに応じて
カウンタ12aのカウント値をカウントダウン(又はカウ
ントアップ)して、その値がゼロ(又は最大値)となっ
たときに、基準クロック信号CKに同期した位相クロック
信号CKiをタイミング補正回路14に送出する。 同期誤差計測回路11は、外部同期信号Pを受けると、
ランプ電圧発生回路11aを起動する。ランプ電圧発生回
路11aは、通常、ステップ電圧発生回路とこのステップ
電圧発生回路からの電流を充電電流として受ける積分用
コンデンサと積分用コンデンサの電圧値を保持するピー
ク電圧保持回路とから構成されていて、積分用コンデン
サの端子の電圧をピーク電圧保持回路で保持して、それ
を時間データとして取出すものである。なお、外部同期
信号Pを受けた時点から充電された積分用のコンデンサ
の電圧は、ランプ電圧発生回路11aに入力される基準ク
ロック信号CKで放電されてリセットされ、そのとき充電
された最大ピーク電圧値がピーク電圧保持回路で保持さ
れることになる。 ランプ電圧発生回路11aのピーク電圧保持回路に保持
された出力電圧値は、A/D変換器11bに入力されてデジタ
ル値とされ、これがALU15に入力される。なお、コンデ
ンサに充電される電圧値と測定時間との関係は、充電回
路の抵抗値とコンデンサの容量、そしてステップ電圧発
生回路の電圧値を選択することにより、誤差の値に対応
するようあらかじめ設定されている。 ALU15では、オフセットレジスタ16のオフセット値とA
/D変換器11bから入力されたデジタル値とから外部同期
信号Pに同期する遅延時間を演算してその結果値をタイ
ミング補正回路14に送出する。 タイミング補正回路14は、第2図に示されるように、
ALU15からの演算結果値を受けるディレイ・レジスタ14a
と、ディレイ・レジスタ14aの値をアナログ値に変換す
るデジタル/アナログ変換器(以下D/A変換器)14b、そ
してこのアナログ値に応じて遅延時間が設定される可変
遅延路14cとから構成されている。 可変遅延回路14cは、ドライバ7に入力されるパター
ン信号の出力位相を決定する位相クロック信号CKi(第
4図のタイミング発生器4から得られるタイミング波形
(1),(2)に対応)を受け、A/D変換器14bの出力値
に応じて決定される遅延時間だけこれを遅延して、位相
補正された位相クロック信号CKoをその出力に発生す
る。そして、この位相補正された位相クロック信号CKo
がここでは波形フォーマッタ3の出力パターン信号の出
力位相を決定する信号(補正されたタイミング発生器か
らの位相クロック信号)として使用される。 なお、テスターのタイミング発生器では、通常、それ
ぞれの位相の相違するn個(nは2以上の整数)の位相
クロック信号を発生するが、第1図及び第2図では、そ
の1つを代表して示しているに過ぎない。したがって、
実際には、タイミング発生回路11には、n個の位相クロ
ック信号の出力が設けられていて、前記タイミング補正
回路14がこれらn個の出力に対応してn個設けられる
か、或いは可変遅延回路14cで補正された位相クロック
信号CKoに同期させて他のn個又はn−1個の位相クロ
ック信号を発生させるものである。 ここで、可変遅延回路14cの最大遅延時間は、基準ク
ロック信号の周期又はそれ以上に対応していて、タイミ
ングデータレジスタ13の値を、設定される位相タイミン
グ値より1パルス分だけ小さいものとし、可変遅延回路
14cで1基準クロック信号分だけ追加するようにしてお
けば、外部同期信号Pに対して、基準クロック信号が遅
れた場合には、その遅れた時間を同期誤差計測回路11で
測定し、この遅れ時間に応じて可変遅延回路14cの遅延
時間を短くすることで、外部同期信号に同期するように
位相クロック信号を速く発生させることができる。 以上説明してきたが、この実施例で示した同期誤差計
測回路の回路構成は一例であって、外部同期信号と基準
クロック信号との時間差に応じた信号をアナログ値で発
生するランプ電圧発生回路を有する時間差発生回路であ
ればどのような回路であってもよい。また、タイミング
補正回路の回路構成も一例であって、位相クロック信号
の発生時間を遅延又は調整できるような回路であればど
のような構成であってもよい。 [発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明にあって
は、外部同期信号を受ける都度、外部同期信号とクロッ
ク信号との誤差をランプ電圧発生回路によりアナログ値
で計測してこれを時間差発生回路によりデジタル値とし
て発生させることにより、微小なレベルでの誤差時間を
アナログ値に近い、実質的に連続的な値の中の1つとし
て補正値を得ることができる。この測定値により補正値
を得て、これによりタイミング発生回路の位相クロック
信号を外部同期信号に同期するように補正しているの
で、基準クロック信号を高くしなくても高精度な位相ク
ロック信号を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明のテスターのタイミング発生器を適
用したタイミング発生部分の、ブロック図、第2図は、
そのタイミング補正回路のブロック図、第3図は、テス
ターのテスターパターン発生装置の一般的なブロック
図、第4図は、その動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。 1……パターン発生器、3……波形フォーマッタ 4,10……タイミング発生器、 6……ドライブ回路、7……ドライバ、 11……同期誤差計測回路、 12……タイミング発生回路、 13……タイミングデータレジスタ、 14……タイミング補正回路、 15……ALU、16……オフセットレジスタ、 17……基準クロック発生回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.外部からの同期信号とクロック信号とを受けて前記
    同期信号に応じて前記クロック信号に対応するタイミン
    グ信号を発生するテスターのタイミング発生器におい
    て、前記同期信号を受けて前記クロック信号に対応する
    タイミング信号を発生するタイミング発生回路と、この
    タイミング発生回路からのタイミング信号を制御値に応
    じて所定量だけ遅延させる可変遅延回路と、前記同期信
    号を受けてランプ電圧を発生するランプ電圧発生回路
    と、前記クロック信号を受け、受けた時点の前記ランプ
    電圧発生回路の電圧値に応じて前記同期信号と前記クロ
    ック信号の時間差をデジタル値で発生する時間差発生回
    路とを備え、前記時間差に応じた前記制御値を発生して
    前記タイミング信号の位相を前記同期信号に同期するよ
    うに補正することを特徴とするテスターのタイミング発
    生器。 2.可変遅延回路は、その最大遅延時間がクロック信号
    の周期以上であって、タイミング発生回路は、1クロッ
    ク信号分手前でタイミング信号を発生し、前記可変遅延
    回路により前記タイミング信号を遅延させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のテスターのタイミン
    グ発生器。 3.前記制御信号は、前記時間差のデジタル値のデータ
    と装置固有のオフセット値のデータとを受ける演算回路
    により演算することにより生成されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載のテスターのタイ
    ミング発生器。
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