JP2670939B2 - 硬質表面洗浄剤組成物 - Google Patents

硬質表面洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬質表面洗浄剤組成物、
更に詳細には皮膚への刺激性と損傷性が著しく緩和さ
れ、優れた起泡力と洗浄力とすすぎ性とを有し、しかも
洗浄後の手の感触の良好な食器、調理器具、流し台、浴
室、便器、床、壁、ガラス、家具、金属表面等の硬質表
面の洗浄剤として適した硬質表面洗浄剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、食器などの硬質表面の洗浄に用
いられる硬質表面洗浄剤は、通常油脂汚れを除去するこ
とを主たる目的とし、また、使用者は洗浄剤使用時に手
あるいはスポンジで泡立てながら油脂汚れを除去する場
合が殆どである。この時の泡の機能は汚れを掻き取る上
で必要な力を緩和することであり、また多くの場合、そ
の起泡量が油脂汚れの洗浄性の目安となる場合が多い。
従って、このような洗浄剤においてはその起泡力が高い
ことが重要な因子であり、従来の硬質表面洗浄剤には主
界面活性剤としてアルキルベンゼンスルホネート、α−
オレフィンスルホネート、アルキルサルフェート、パラ
フィンスルホネート、エトキシ化されたアルキルエーテ
ルサルフェートなどの陰イオン性界面活性剤が使用され
てきた。中でもアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
は、優れた洗浄性能をもつ基剤として広く用いられてき
たが、皮膚からの脱脂力が強く、手荒れが起きやすいと
いう難点を有していた。
【0003】そこで、この欠点を防止するために、従
来、陰イオン性界面活性剤を主洗浄基剤として、これと
第三級アミンオキサイド、高級脂肪酸アルカノールアミ
ド、アルキルベタイン等の含窒素、両性又は非イオン性
界面活性剤とを併用したものが用いられていた。
【0004】しかしながら、この様な洗浄剤組成物は主
基剤である陰イオン性界面活性剤の皮膚に対する作用は
ある程度緩和されているものの未だ満足し得る水準には
達していないものであった。
【0005】一方、糖誘導体界面活性剤であるアルキル
グリコシドは低刺激性界面活性剤であり、しかも非イオ
ン性界面活性剤であるにも拘わらず、それ自身安定な泡
を生成するだけでなく、他の陰イオン性界面活性剤に対
して泡安定剤として作用することが知られており、近年
注目されつつある。例えば、特開昭58−104625
号公報(EP70074)にはアルキルグリコシドと陰
イオン性界面活性剤を含有する起泡性界面活性剤組成
物、特開昭62−74999号公報(EP21630
1,US4732704)にはアルキルグリコシド、陰
イオン性界面活性剤及び脂肪酸アルカノールアミドを含
有する低刺激性かつ発泡力、洗浄力の優れた食器手洗用
液体洗剤組成物が記載されている。また、特開平2−1
64819号公報(EP374702,US50250
69)には、アルキルグリコシド、陰イオン性界面活性
剤、アミンオキサイド及びエチレンオキサイド付加型非
イオン性界面活性剤を含有する低刺激性で起泡力、洗浄
力に優れ、しかもすすぎ性や使用時の手の感触の良好な
洗浄剤組成物が記載されている。特開平1−30419
8号公報には、アルキルグリコシドと3価以上の多価ア
ルコールの脂肪酸エステルを含有する低刺激性かつ発泡
力、洗浄力が優れ、しかも洗い上がりの良好な硬質表面
洗浄剤組成物が記載されている。
【0006】しかしながら、これらの洗浄剤組成物は、
前記の陰イオン性界面活性剤を、主洗浄基剤とした洗浄
剤組成物と比較して、皮膚に対する作用の点ではある程
度優れているものの、未だ充分ではなく、また手肌の皮
脂成分を除去し、使用後に手肌がつっぱる等の感触の悪
化があるという問題があった。更にすすぎ性が悪いとい
う欠点も有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、洗浄力及び起
泡力に優れ、かつすすぎ性が良好でしかも手荒れを起こ
さず、洗浄後の手肌の感触が良好な硬質表面洗浄剤組成
物が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において本発
明者らは、上記問題点を改善すべく鋭意研究を行った結
果、アルキルグリコシドを含む洗浄剤組成物中に、特定
の炭素数を有し、かつその炭素数が相異なる脂肪酸残基
を有する二種のグリセリン脂肪酸エステルを特定の比率
で一定量配合すれば、洗浄力、起泡力に優れ、かつすす
ぎ性が良好であり、手荒れを起こさず、洗浄後の感触が
良好な硬質表面洗浄剤組成物が得られることを見出し、
本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は次の成分(a)〜
(c) (a)次の一般式(1) R1−(OR2xy (1) 〔式中、R1は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示し、
2は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭素数
5〜6の還元糖に由来する残基を示し、xはその平均値
が0〜5となる数を、yはその平均値が1〜5となる数
を示す〕で表わされるアルキルグリコシド
1〜40重量% (b)脂肪酸残基の炭素数が16〜24であり、かつモ
ノグリセライドの含有率が75〜100重量%であるグ
リセリン脂肪酸エステル 1〜20重量% (c)脂肪酸残基の炭素数が8〜14であり、かつモノ
グリセライドの含有率が75〜100重量%であるグリ
セリン脂肪酸エステル 1〜10重量% を含有し、(a)+(c)が5〜40重量%であり、
(b)/〔(a)+(c)〕が重量比で0.05〜1で
あり、かつ(b)/(c)が重量比で0.1〜10であ
る硬質表面洗浄剤組成物を提供するものである。
【0010】本発明における(a)成分のアルキルグリ
コシドは、前記一般式(1)で表わされるものであり、
(1)式中、R1は直鎖又は分岐鎖を有する炭素数8〜
18のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル
基であるが、溶解性、起泡性及び洗浄性より好ましい炭
素数は10〜14である。また、R2は炭素数2〜4の
アルキレン基であるが、水に対する溶解性などの点から
炭素数2〜3のアルキレン基が好ましい。更にGは単糖
もしくは2糖以上の原料によってその構造が決定される
が、このGの原料としては、単糖ではグルコース、ガラ
クトース、キシロース、マンノース、リキソース、アラ
ビノース等及びこれらの混合物等が挙げられ、2糖以上
ではマルトース、キシロビオース、ゲンチビオース、ラ
クトース、スクロース、ニゲロース、ツラノース、ラフ
ィノース、ゲンチアノース、メレジトース等及びこれら
の混合物等が挙げられる。これらの内好ましい単糖類原
料は、それらの入手性及び低コストのためグルコース、
フルクトースであり、2糖以上ではマルトース、スクロ
ースである。
【0011】xはその平均値が0〜5となる数である
が、この値がアルキルグリコシドの水溶性と結晶性を調
整する。つまり、xが高い程水溶性が高くなり且つ結晶
性が低くなる傾向にある。好ましくxの値は0〜2であ
る。また、yはその平均値が1〜5.0となる数である
が、好ましくはその平均値が約1.0〜1.42、特に
好ましくは1.1〜1.42となる数である。また、y
はその平均が1より大きい場合、つまり2糖以上の糖鎖
を親水性基とする一般式(1)で示される界面活性剤を
含有する場合、糖鎖の結合様式は1−2、1−3、1−
4、1−6結合、更にα−、β−ピラノシド又はフラノ
シド結合及びこれらの混合された結合様式を有する任意
の混合物を含むことが可能である。尚、本発明に於いて
yの測定方法はプロトンNMR法によるものである。
【0012】(a)成分のアルキルグリコシドは単独で
又は二種以上を併用することができ、本発明組成物中に
1〜40重量%、好ましくは5〜20重量%配合され
る。配合量が1重量%未満であると、優れた起泡力、洗
浄力という基本性能を満足し得ず、配合量が40重量%
を超えると組成物が著しく増粘し、組成物を充填した容
器から出し難くなるという別の問題を生ずる。
【0013】また、本発明の硬質表面洗浄剤組成物に
は、陰イオン性界面活性剤を添加配合すると、より洗浄
性、起泡性に優れた洗浄剤が得られ、好ましい。かかる
陰イオン性界面活性剤としては、(a)成分との相溶性
や経済性等が良好であれば、いずれのものを用いても良
く、特に限定されるものではないが、好適なものを以下
に例示する。
【0014】(1)一般式(2)で表わされるポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル硫酸塩あるいはアルキル
硫酸塩。 R3O(R4O)mSO31 (2) (式中、R3は炭素数10〜18のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、R4は炭素数2〜4のアルキレン基
を、mは0〜7の数を示し、M1はアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアミンを
示す) (2)一般式(3)で表わされるアルキルベンゼンスル
ホン酸塩。
【0015】
【化1】
【0016】(式中、R5は炭素数8〜18のアルキル
基又はアルケニル基を示し、M2はアルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアミンを
示す)
【0017】(3)一般式(4)で表わされるα−スル
ホ脂肪酸エステル塩。
【0018】
【化2】
【0019】(式中、R6は炭素数8〜18のアルキル
基又はアルケニル基を示し、R7は炭素数1〜3のアル
キル基を示し、M3はアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又はアルカノールアミンを示す)
【0020】(4)炭素数10〜18のα−オレフィン
スルホン酸塩。塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等
が挙げられる。 (5)炭素数10〜18のアルカンスルホン酸塩。塩と
しては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモ
ニウム塩、アルカノールアミン塩等が挙げられる。
【0021】本発明においては、これらの陰イオン性界
面活性剤のうち、特に炭素数10〜14のアルキル基を
有し、エチレンオキサイド付加モル数が1〜5のポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。
【0022】これらの陰イオン性界面活性剤は単独で、
あるいは二種以上を併用することができ、本発明洗浄剤
組成物中に1〜40重量%、特に5〜20重量%配合さ
れるのが好ましい。配合量が40重量%を超えると、組
成物の溶液安定性が悪化したり、組成物が著しく増粘
し、組成物を充填した容器から出し難くなるなどの問題
が生じる。
【0023】(b)成分のグリセリン脂肪酸エステル
は、皮脂成分の1つでもあることから、本発明組成物中
に特定の割合で配合せしめることにより、使用後、皮膚
に残留し、しっとりとした使用感を与え、更に手肌を保
護する働きを有する。従って、この成分が皮膚に残留す
るためには、疎水性の強いものが好ましいと言える。
【0024】しかしながら、トリグリセライド、ジグリ
セライドの含有率が高く疎水性の強いものを用いると、
組成物の溶液安定性が悪化し、洗浄力、起泡力が阻害さ
れ、更に油性感が強まり使用感も悪化する。このため、
(b)成分のグリセリン脂肪酸エステルは適度に疎水性
・親水性のバランスがとれたもの、すなわち、脂肪酸残
基の炭素数が16〜24、特に好ましくは16〜22
で、かつモノグリセライドの含有率が75〜100重量
%のものであることが必要である。
【0025】(b)成分は洗浄剤組成物中に1〜20重
量%配合される。この量が1重量%未満であると上記の
効果が少なく、また20重量%を超えると油性感が強ま
り好ましくない。また、(b)成分の配合量を前記範囲
内で増大させると、系は(b)成分が固体微粒子として
分散した乳濁状となり、使用者に温和感を与え、好まし
い外観となる。
【0026】また、(c)成分のグリセリン脂肪酸エス
テルは、本発明組成物中に特定量配合せしめることによ
り、(a)成分との併用効果として著しい増泡効果を有
し、更に(b)成分との併用効果としてすすぎ性を向上
させる働きを持つ。
【0027】増泡効果発現のためには、比較的高HLB
値を有し、(a)成分の相溶性の良好なグリセリン脂肪
酸エステルが好適である。従って、本発明の(c)成分
としては、脂肪酸残基の炭素数が8〜14、特に好まし
くは10〜12で、かつモノグリセライドの含有率が7
5〜100重量%のものを用いる。
【0028】(c)成分は洗浄剤組成物中に1〜10重
量%配合される。この量が1重量%未満では増泡効果が
少なく、10重量%を超えると洗浄剤組成物が著しく増
粘し、容器から取り出し難くなるため好ましくない。
【0029】本発明の洗浄剤組成物において(b)成分
の皮膚への残留性を高め、かつ洗浄剤としての基本性能
である洗浄力及び起泡力を損なわないためには、上記3
成分の配合比率を特定割合に調整する必要がある。
【0030】すなわち、まず(a)成分と(c)成分の
合計量を5〜40重量%にする。この合計配合量が5重
量%未満では洗浄力及び起泡力が不充分であり、40重
量%を超えると溶液安定性が著しく損なわれるため好ま
しくない。尚、特に好ましい配合量は10〜30重量%
である。
【0031】また、(a)〜(c)成分の配合比率は重
量比で(b)/〔(a)+(c)〕=0.05〜1、好
ましくは0.1〜0.5であることが必要であり、この
比率が0.05未満であると(b)成分の皮膚への残留
性が低下し、1を超えると洗浄力及び起泡力を阻害する
ため好ましくない。
【0032】更に、本発明洗浄剤組成物は、(b)成分
と(c)成分とを一定の重量比率で併用することによ
り、洗浄時において豊かな泡立ちを有すると共に、すす
ぎ性をも極めて向上させることができる。この様な効果
の発現のためには、配合比率は重量比で(b)/(c)
=0.1〜10、好ましくは0.4〜10であることが
必要であり、この配合比率がこの範囲を逸脱すると、す
すぎ性向上効果は発現しない。
【0033】尚、本発明の洗浄剤組成物には、上記の必
須成分の他に、目的とする性能を損なわない範囲で必要
に応じて種々の成分を配合することが出来る。界面活性
剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
脂肪酸アルカノールアミド等の非イオン性界面活性剤、
アルキルベタイン、アルキルスルホベタイン等の両性界
面活性剤が挙げられる。液体洗浄剤に用いられる可溶化
剤としては、エタノール、イソプロパノール等の低級ア
ルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール類、
p−トルエンスルホン酸塩、m−キシレンスルホン酸塩
等の芳香族スルホン酸塩類が挙げられる。また、香料、
色素、防腐・防かび剤、増粘剤等を所望に応じて添加す
ることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の硬質表面洗浄剤組成物は、洗浄
性、起泡性に優れるばかりでなく、すすぎ性が良好で、
使用感に優れ、手荒れを起こさない。また用途は硬質表
面の洗浄であれば特に限定されず、食器、調理器具、流
し台、浴室、床、壁、ガラス、家具、便器、金属表面等
の硬質表面の洗浄全般に用いることができる。
【0035】
【実施例】以下に実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。まず、実施例で採用した起泡力試験、
洗浄力の評価、すすぎ性の評価、使用感試験及び手荒れ
性試験について説明する。
【0036】(1)起泡力試験 汚れ成分として市販のバターを洗浄剤組成物濃度0.5
重量%の洗剤溶液(用水:硬度3.5°DHの水)に0.
1重量%添加した時の起泡力を測定する。測定法は、直
径5cmのガラス円筒にバターを添加した上記洗剤溶液を
40ml入れ、20℃で15分間回転撹拌を行い、停止直
後の泡高さを測定する。
【0037】(2)洗浄力の評価 牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色素)を0.1%
添加し、この2.5gを磁製の皿(直径25cm)に塗布
したものを洗剤3g、水(用水:硬度3.5°DHの水)
27gをしみ込ませたスポンジを用いて20℃でこすり
洗いし、もはや皿より牛脂がきれいに取れなくなるまで
の洗浄された皿の枚数(有効洗浄枚数とする)をもって
示した。
【0038】(3)すすぎ性の評価 直径30cm、高さ12cmのバットに入れた濃度0.25
%の試料溶液3lを10分間回転攪拌を行い、バットの
底に取り付けたコックを開いて液のみを排出させる。次
に水道水3lを入れ、同様に10分間回転攪拌を行い排
液させる。この操作をバット中に泡が全く認められなく
なるまで水道水を替えて繰返し行い、水道水の取替え回
数で評価する。
【0039】(4)使用感試験 洗浄剤組成物5重量%の洗剤溶液を調製し、液温を30
℃に保ち、10分間手を浸漬した後、30℃ですすぐ。
乾いたタオルで手の水分をよく拭き取った後5分間静止
し、その後の手肌の感触を下記の判断基準にて判定す
る。 ○;手肌がしっとりとした感じ △;手肌がややつっぱる感じ ×;手肌がつっぱる感じ
【0040】(5)手荒れ性試験 洗浄剤組成物5重量%の洗剤溶液を調製し、液温を30
℃に保ち、20分間手を浸漬した後、よく水洗する。こ
の操作を3日間繰り返す。被験者5人の手の状態を4日
後に次の基準により目視判定し、平均点で示した。この
時の評価基準は以下の通りである。尚、この試験におい
ては平均点は4点以上であることが好ましい。 5点;手荒れが殆ど認められない 4点;手荒れがほんの僅かに認めらる 3点;手荒れが若干認めらる 2点;手荒れがかなり認めらる 1点;手荒れが著しく認められる
【0041】実施例1 表1〜表3に示す組成物を調製し、洗浄力、起泡力、す
すぎ性、使用感及び手荒れ性について試験を行った。結
果を表1〜表3に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】実施例2 表4〜表6に示す如く、(b)、(c)成分を変化させ
て、洗浄力、起泡力、すすぎ性、使用感及び手荒れ性に
ついて試験した。結果を表4〜表6に示す。
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)〜(c) (a)次の一般式(1) R1−(OR2xy (1) 〔式中、R1は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
    キル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示し、
    2は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭素数
    5〜6の還元糖に由来する残基を示し、xはその平均値
    が0〜5となる数を、yはその平均値が1〜5となる数
    を示す〕で表わされるアルキルグリコシド
    1〜40重量% (b)脂肪酸残基の炭素数が16〜24であり、かつモ
    ノグリセライドの含有率が75〜100重量%であるグ
    リセリン脂肪酸エステル 1〜20重量% (c)脂肪酸残基の炭素数が8〜14であり、かつモノ
    グリセライドの含有率が75〜100重量%であるグリ
    セリン脂肪酸エステル 1〜10重量% を含有し、(a)+(c)が5〜40重量%であり、
    (b)/〔(a)+(c)〕が重量比で0.05〜1で
    あり、かつ(b)/(c)が重量比で0.1〜10であ
    る硬質表面洗浄剤組成物。
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