JP2669744B2 - 紙葉類計数機 - Google Patents

紙葉類計数機

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JP2669744B2
JP2669744B2 JP3358912A JP35891291A JP2669744B2 JP 2669744 B2 JP2669744 B2 JP 2669744B2 JP 3358912 A JP3358912 A JP 3358912A JP 35891291 A JP35891291 A JP 35891291A JP 2669744 B2 JP2669744 B2 JP 2669744B2
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英幸 雲雀
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣、各種証書類、伝
票類などの紙葉類の枚数を計数する紙葉類計数機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙葉類計数機としては特
開平3−134792号公報に示されるものが知られて
いる。この紙葉類計数機は、ホルダに装填された紙葉類
(紙幣、あるいは証書類等の紙葉類)を回転筒の吸引軸
により1枚ずつ吸着してめくりながら計数するととも
に、紙葉類の表面に照射した光線の反射光をイメージセ
ンサ(画像データ出力手段)で読み取り、更にこのイメ
ージセンサで読み取った画像データを予め記憶させてお
いた基準パターンと比較することにより、該紙葉類の判
別を行うようにしたものである。また、この紙葉類計数
機では、例えば紙葉類が紙幣である場合に、1枚目の紙
葉類の画像データを予め記憶しておいた基準パターンと
比較することにより、1枚目の紙葉類の種別を確定し、
更にこの1枚目の紙葉類の判別結果を基にして、2枚目
以降の紙葉類が、1枚目の紙葉類と一致しているか否か
を判定して、2枚目以降の紙葉類が1枚目と異なる紙葉
類か否か(異なる場合を異種券としている)を判別する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された紙葉類計数機では、1枚目の紙葉類を判別
する場合には、該1枚目の紙葉類の画像パターンと比較
される基準パターンを予め記憶させておく必要がある、
すなわち計数判別できる紙葉類が予め基準パターンが記
憶されているものに限られるので、該基準パターン以外
の種類の紙葉類を計数判別しようとした場合に、これに
対応した専用の紙葉類計数機を新たに開発しなければな
らないという不具合があった。また、上記のような紙葉
類計数機に示すような、1枚目の紙葉類を基準として2
枚目以降の紙葉類の一致、不一致を判別する方式は、2
枚目以降の紙葉類が全て同一方向(表面右側、表面左
側、裏面右側、裏面左側のいずれかの方向)に揃ってい
ることが前提となり、これにより2枚目以降の不揃い紙
葉類は1枚目と同一の紙葉類であるにも拘らず、異種券
と判別されてしまい、その結果、紙幣のように左右方向
が混在した状態で集積されている紙葉類を計数判別する
ことはできなかった。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、予め基準パターンを用意しておかなかっ
た各種外国紙幣や、各種証書類、伝票類など不特定多数
の紙葉類を計数判別することができ、また、新紙葉類発
行時にも装置の改造(基準パターンが入力されているR
OMの交換等)を行う必要がなく効率的であり、また、
2枚目以降の紙葉類が1枚目の紙葉類と不揃いであった
としても、判別を良好に行わせることができる紙葉類計
数機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明では、ホルダに装填された紙幣等の紙葉類
を回転筒の吸引軸により1枚ずつ吸着してめくり取りつ
つ計数するともに、該紙葉類のめくり取りに応じて順次
出力される画像データ出力手段の画像データに基づき、
該紙葉類の判別を行うようにした紙葉類計数機におい
て、計数しようとする紙葉類の基準パターンを複数登録
するための登録モード開始手段と、この登録モード開始
手段により登録モードとなったときに、計数判別された
紙葉類の画像データを、サンプル紙葉類の基準パターン
として一旦記憶する画像データ記憶手段と、この画像デ
ータ記憶手段に記憶された基準パターンの中で、紙葉類
の種別毎に、標準で4つの基準パターンを決定する基準
パターン決定手段と、この基準パターン決定手段で決定
された基準パターンを、紙葉類の種別に対応してそれぞ
れ記憶する基準パターン記憶手段と、この基準パターン
記憶手段に記憶された、すべての組み合わせの基準パタ
ーン間で比較判別を行なうとともに、すべての組み合わ
せの基準パターン間で比較判別が可能であるか否かを判
定する判別可否確認手段と、前記基準パターン決定手段
により基準パターンを決定する際に、作業者に対して、
ホルダへの紙葉類の装填方向等の指示を与える表示手段
とを具備するようにしている。
【0006】第2の発明では、前記基準パターン決定手
段で決定される基準パターンを、一つの紙葉類につい
て、該紙葉類がホルダに装填される方向を示す表面右
側、表面左側、裏面右側、裏面左側の4つとし、かつこ
れに対応して表示手段に、ホルダへの紙葉類の装填方向
を表面右側、表面左側、裏面右側、裏面左側とするよう
作業者に指示させるようにしている。
【0007】第3の発明では、通常モードにおいて、画
像データ出力手段から出力された画像データと基準パタ
ーン記憶手段に記憶されている基準パターンとを、紙葉
類がめくり取られる毎に比較する比較判定手段と、この
比較判定手段で判定された1枚目の紙葉類について判定
結果を記憶する1枚目紙葉種類・方向記憶手段とを設
け、前記比較判定手段により、1枚目判定結果記憶手段
に記憶されている1枚目の紙葉類について判定結果と、
2枚目以降の紙葉類についての判定結果とを順次比較
し、これら比較結果に基づき、2枚目以降の紙葉類が1
枚目の紙葉類に対して不揃いか否かを判定するようにし
ている。
【0008】
【作用】これら発明によれば、登録モード開始手段によ
って登録モードとなったときに、画像データ記憶手段に
対して、計数判別された紙葉類の画像データがサンプル
紙葉類の基準パターンとして記憶された後、基準パター
ン決定手段により、画像データ記憶手段に記憶された基
準パターンの中で、紙葉類の種別毎に標準で基準パター
ン(例えば、表面右側、表面左側、裏面右側、裏面左側
という、ホルダに装填される紙葉類の装填方向に対応し
た基準パターンであり、これらの装填方向は表示手段に
より作業者に指示される)が選択され、更にこれら基準
パターンが紙葉類の種別毎に基準パターン記憶手段に対
して記憶される。一方、判別可否確認手段により、基準
パターン記憶手段に記憶されたすべての組み合わせの基
準パターン間で比較判別が行なわれるとともに、すべて
の組み合わせの基準パターン間で比較判別が可能である
場合には、基準パターン記憶手段に対する基準パターン
の登録を終了させる。すなわち、これら発明の紙葉類計
数機によれば、登録モード開始手段によって登録モード
とした場合に、基準パターン記憶手段に対して計数判別
したい紙葉類の基準パターンを登録させることができる
ので、この登録モードにより基準パターン記憶手段に記
憶した基準パターンに基づき、予め基準パターンを用意
しておかなかった各種外国紙幣や、各種証書類、伝票類
など不特定多数の紙葉類を計数判別できる。
【0009】また、特に第3の発明では、通常モードに
おいて、比較判定手段で判定した1枚目の紙葉類につい
て判定結果を記憶し、更に、この1枚目の紙葉類につい
て判定結果と、2枚目以降の紙葉類についての判定結果
とを比較し、これら比較結果に基づき、2枚目以降の紙
葉類が1枚目の紙葉類に対して不揃いか否かを判定する
ようにしたので、2枚目以降の紙葉類と1枚目の紙葉類
とが不揃いであるだけで、従来のようには異種券と判別
されず、2枚目以降の不揃い紙葉類を効率良く判定でき
る効果が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の紙葉類計数機を図1〜図3に
基づいて説明する。なお、この紙葉類計数機において、
ホルダに装填された紙葉類(紙幣、あるいは証書類等の
紙葉類)を回転筒の吸引軸により1枚ずつ吸着してめく
りながら計数するとともに、紙葉類の表面に照射した光
線の反射光をイメージセンサで読み取る部分についての
構成は、「従来の技術」で説明したように特開平3−1
34792号公報で既に公知となっているので、詳細な
説明は省略する。
【0011】これらの図において、図1は本発明が適用
されるパターン認識装置のブロック図であり、図2及び
図3はパターン認識装置の動作及びこれに応じた表示手
段の表示内容を説明するためのフローチャートである。
【0012】図1において示される符号1は画像データ
出力手段、符号2は画像データ記憶手段、符号3は基準
パターン決定手段、符号4は基準パターン記憶手段、符
号5は判別可否確認手段、符号6は登録モード開始手
段、符号7は比較判定手段、符号8は1枚目紙葉種類・
方向記憶手段である。
【0013】画像データ出力手段1は上述したイメージ
センサに相当し、吸引軸により紙葉類がめくり取られる
毎に画像データが出力されるものである。画像データ記
憶手段2は画像データ出力手段1から紙葉類がめくり取
られる毎に出力された画像データを1枚ずつ全て記憶す
るものである。なお、この画像データ記憶手段2には、
同一の紙葉類について、ホルダに対して該紙葉類が表面
右側、表面左側、裏面右側、裏面左側に装填されたとき
に画像データ出力手段1から出力された画像データがそ
れぞれ記憶されるようになっている。すなわち、この画
像データ記憶手段2には、同一の紙葉類について、ホル
ダに対して該紙葉類が「表面右側」に装填されたときの
画像データ、ホルダに対して該紙葉類が「表面左側」に
装填されたときの画像データ、ホルダに対して該紙葉類
が「裏面右側」に装填されたときの画像データ、ホルダ
に対して該紙葉類が「裏面左側」に装填されたときの画
像データがそれぞれ記憶されるようになっている。
【0014】基準パターン決定手段3は、ホルダに対し
て(表面右側、表面左側、裏面右側、裏面左側にそれぞ
れ)装填された紙葉類の計数が終了して、該紙葉類の画
像データが画像データ記憶手段2に記憶される毎に、こ
れら画像データのいくつかを基準パターンとして基準パ
ターン記憶手段4に記憶させるものである。また、この
基準パターン決定手段3は、4回の計数(ホルダ1に対
して表面右側、表面左側、裏面右側、裏面左側にそれぞ
れ配置したときの計数)が終了した場合に、一つの紙葉
類(例えば紙葉1)についての処理が終了したとするも
のである。
【0015】基準パターン記憶手段4は、基準パターン
決定手段3から供給された画像データを、図1に示すよ
うに紙葉類の種別(紙葉1,紙葉2,紙葉3,……)毎
に、表面右側、表面左側、裏面右側、裏面左側の別にそ
れぞれ基準パターンとして記憶するものである。
【0016】判別可否確認手段5は、基準パターン記憶
手段4に記憶されたすべての組み合わせの基準パターン
間で比較判別を行なうとともに、すべての組み合わせの
基準パターン間で比較判別が可能であると確認した場合
には、基準パターン記憶手段4に対する基準パターンの
登録を終了させる。そして、基準パターン間での比較判
別が不可能な組み合わせがあった場合には、その旨を表
示手段5Aに表示させる。但し、裏面の印刷がない紙葉
類などの場合のように、裏面の基準パターン同士に基づ
く比較判別が不可能という組み合わせ結果については、
特に異常無しとして、基準パターンの登録を終了させる
ことができる。また、この表示手段5Aには、基準パタ
ーン記憶手段4で記憶された標準パターンが表示(例え
ば、紙葉類1の表面右側のエリアに基準パターンが登録
済か否かの表示)されるようになっている。
【0017】登録モード開始手段6は、登録モード開始
スイッチ、登録終了スイッチ等(いずれも図示略)を有
するとともに、ホルダに対する紙葉類の装填方向(表面
右側、表面左側、裏面右側、裏面左側)等を指示するた
めの表示を行う表示手段6Aが設けられている。これら
登録モード開始スイッチ、登録終了スイッチについて
は、図2及び図3にて説明する。
【0018】比較判定手段7は、登録モード後の通常の
計数時において、画像データ出力手段1から出力された
1枚目の紙葉類についての画像データを、基準パターン
記憶手段4に記憶されている基準パターンと比較し、こ
の比較により、1枚目の紙葉類の種別及び装填方向を特
定し、この特定した紙葉類の種別及び装填方向について
のデータ(例えば、紙葉2の表面左側というように)を
1枚目紙葉種類・方向記憶手段8に記憶させる。そし
て、この比較判定手段7では、2枚目以降の紙葉類につ
いて、画像データ出力手段1から出力された紙葉類の画
像データを、基準パターン記憶手段4に記憶されている
基準パターンと比較し、更にこの比較結果(紙葉類の種
別及び装填方向)を、1枚目紙葉種類・方向記憶手段8
に記憶された紙葉類の種別及び装填方向についてのデー
タと比較する。
【0019】そして、2枚目以降の紙葉類についてこの
ような二段階の比較を行うことによって、2枚目以降の
紙葉類が1枚目の紙葉類に対して、種別に対して不揃い
なのか、表裏に対して不揃いなのか、左右に対して不揃
いなのかを判別することができる。また、この比較判定
手段7では、種別不揃い、表裏不揃い、左右不揃いを判
定できる他、画像データ出力手段1から出力された画像
データが、基準パターン記憶手段4に記憶されていた全
ての基準パターンと一致しない場合に、異種券を検出し
たとの判定も行えるものである。すなわち、この比較判
定手段7では、(1)全紙葉類を対象とした異種券判
定、(2)2枚目以降の紙葉類を対象とした種別不揃
い、表裏不揃い、左右不揃いの判定を行うことができ
る。なお、この比較判定手段7での(2)の表裏不揃
い、左右不揃いの判定は、作業者の指示により選択的に
行わせるようにしても良い。
【0020】次に、図1に示すパターン認識装置の動作
及びこれに応じた表示手段6Aの表示内容を説明するた
めのフローチャートについて、図2及び図3を参照して
ステップ(SP)毎に説明する。 《ステップ1》登録モード開始手段6の登録モード開始
スイッチを押すことにより、登録モードになったとして
図2のフローを開始させる。 《ステップ2》表示手段6Aに対して「ホルダに対して
紙葉類を表面右側にセットして下さい」という表示を作
業者に対して行わせる。
【0021】《ステップ3》ホルダに対して紙葉類が装
填されたか否かを判断し、YESの場合に次のステップ
4に進む。なお、ホルダに対して紙葉類が装填されたか
否かの判断は、後述する図3のサブルーチンのフローに
示すように、紙葉類の計数が行えるか否かの判断に等し
いもので、従来周知の検出センサにより、または、スタ
ートスイッチが操作されたか否かに基づき判定される。 《ステップ4》表示手段6Aに対して「登録中です」と
いう表示を作業者に対して行わせ、次のステップ5に進
む。 《ステップ5》基準パターン記憶手段4の「紙葉1の表
面右側」のエリアに対して画像データの登録を行わせ
る。なお、このステップ5では、図3のステップ30〜
ステップ35により、基準パターン記憶手段4の特定の
エリアに対して画像データの登録を行わせる。
【0022】《ステップ6》〜《ステップ9》ステップ
6において、表示手段6Aに対して「ホルダに対して紙
葉類を表面左側にセットして下さい」という表示を作業
者に対して行わせるようにした点、ステップ9におい
て、基準パターン記憶手段4の「紙葉1の表面左側」の
エリアに対して画像データの登録を行わせるようにした
点を除き、上述したステップ2〜ステップ5と同様であ
る。
【0023】《ステップ10》〜《ステップ13》ステ
ップ10において、表示手段6Aに対して「ホルダに対
して紙葉類を裏面左側にセットして下さい」という表示
を作業者に対して行わせるようにした点、ステップ13
において、基準パターン記憶手段4の「紙葉1の裏面左
側」のエリアに対して画像データの登録を行わせるよう
にした点を除き、上述したステップ2〜ステップ5、ス
テップ6〜ステップ9と同様である。
【0024】《ステップ14》〜《ステップ17》ステ
ップ14において、表示手段6Aに対して「ホルダに対
して紙葉類を裏面右側にセットして下さい」という表示
を作業者に対して行わせるようにした点、ステップ17
において、基準パターン記憶手段4の「紙葉1の裏面右
側」のエリアに対して画像データの登録を行わせるよう
にした点を除き、上述したステップ2〜ステップ5、ス
テップ6〜ステップ9、ステップ10〜ステップ13と
同様である。
【0025】《ステップ18》〜《ステップ19》表示
手段6Aに対して「登録を終了しますか」という表示を
作業者に対して行わせ(ステップ18)、この表示を参
照した作業者が、基準パターン記憶手段4に対する画像
データの登録を終了を希望する場合には、登録モード開
始手段6の登録終了スイッチをONしたことを条件とし
て次のステップ20に進み、また、更に、次の紙葉2と
いった次の種別の画像データを基準パターン記憶手段4
に登録する作業を続行する場合には、元のステップ2に
戻る。
【0026】《ステップ20》〜《ステップ21》表示
手段6Aに対して「処理中です」との表示を行わせた状
態で(ステップ20)、次のステップ21に進み、この
ステップ21において、判別可否確認手段5に対してス
テップ5,9,13,17にて登録したすべての紙葉の
表面右側、表面左側、裏面左側、裏面右側における画像
データ(基準パターン)の可否を判定する。なお、判別
可否確認手段5の具体的な判別については前の説明を参
照のこと。 《ステップ22》〜《ステップ24》ステップ21での
判別可否確認に基づき異常があるか否かを判定し(ステ
ップ22)、これにより異常がないと判定された場合
に、表示手段6Aに対して「正常に登録しました」との
表示を行わせ(ステップ23)、また、異常があると判
定された場合に、どの紙葉の表面右側、表面左側、裏面
左側、裏面右側における画像データ(基準パターン)に
異常があるか、または、ある紙葉の例えば表面右側にお
ける画像データ(基準パターン)と別な紙葉の例えば裏
面左側における画像データ(基準パターン)との比較判
別ができない異常があるかを、表示手段5Aに対して表
示させる(ステップ24)。 《ステップ25》ステップ23及びステップ24での表
示が終了した場合に、本フローチャートを終了する。
【0027】次に、ステップ5,9,13,17のサブ
ルーチンのフローを図3を参照して説明する。 《ステップ30》ホルダに装填された紙葉類を計数させ
る。 《ステップ31》紙葉類が画像データ出力手段1により
読み取り可能な位置にあるか否かを判断し、YESの場
合にステップ32に進む。紙葉類が画像データ出力手段
1により読み取られる位置にあるか否かは、吸引軸内の
真空圧を検出する圧力センサの値により判定される。す
なわち、圧力センサの値が所定値以上である場合に、吸
引軸に紙葉類が吸着し、かつ画像データ出力手段1によ
り読み取りが可能であると断定できるものである。 《ステップ32》画像データ出力手段1で読み取られた
画像データを画像データ記憶手段2に一旦記憶させる。
【0028】《ステップ33》計数が終了したか否かを
判断し、YESの場合にステップ34に進み、また、O
Nの場合にステップ31に進む。なお、ステップ31〜
33の処理は紙葉類が吸引軸により1枚ずつめくり取ら
れる毎に行うものである。また、このステップ33にて
計数が終了したか否かの判断は、吸引軸内の真空圧を検
出する圧力センサの値により判断される他、紙葉類が1
00枚となったか否か、ホルダに設けられて紙葉類の表
面を支持する台板を画像データ出力手段1が検出したか
否かによっても判断できる。 《ステップ34》基準パターン決定手段3に対して、画
像データ記憶手段2に記憶された画像データから、基準
パターン記憶手段4に登録すべき基準パターンを選択さ
せる。
【0029】《ステップ35》ステップ34で選択され
た画像データを、基準パターンとして基準パターン記憶
手段4に記憶させる。このステップ34では、ステップ
5のサブルーチンである場合に紙葉1の表面右側のエリ
アに画像データを記憶させ、また、ステップ9のサブル
ーチンである場合に紙葉1の裏面左側のエリアに画像デ
ータを記憶させ、また、ステップ13のサブルーチンで
ある場合に紙葉1の表面左側のエリアに画像データを記
憶させ、また、ステップ17のサブルーチンである場合
に紙葉1の裏面右側のエリアに画像データを記憶させる
ようにし、この後、図2に示すステップ6,10,1
4,18にそれぞれ進む。なお、上記フローでは、画像
データを基準パターン記憶手段4の紙葉1に記憶させる
ようにしたが、これに限定されず紙葉2であっても、紙
葉3であっても良い。また、ステップ35において、基
準パターン記憶手段4に基準パターンを記憶させた後に
は画像データ記憶手段2内の画像データはクリアする。
【0030】以上の説明から明らかなように本発明の紙
葉類計数機によれば、登録モード開始手段6によって登
録モードとした場合に、基準パターン記憶手段4に対し
て計数判別したい紙葉類の基準パターンを登録させるこ
とができるので、この登録モードにより基準パターン記
憶手段4に記憶した基準パターンに基づき、予め基準パ
ターンを用意しておかなかった各種外国紙幣や、各種証
書類、伝票類など不特定多数の紙葉類を計数判別するこ
とができる。また、新紙葉類発行時にも装置の改造(基
準パターンが入力されているROMの交換等)を行う必
要がなく、その対応を即座に行うことができる。また、
本発明では、通常モードにおいて、全ての紙葉類の画像
データを基準パターン記憶手段4に記憶した基準パター
ンと比較するものであるので、2枚目以降の紙葉類と1
枚目の紙葉類とが不揃いであるだけで、従来のようには
異種券と判別されない、すなわち従来のように2枚目以
降の紙葉類が1枚目の紙葉類と不揃いであったとして
も、画像データに一致した基準データがある場合には、
判別には特に影響がなく、該判別を良好に行わせること
ができる。
【0031】なお、基準パターン記憶手段4には、紙葉
1,紙葉2,紙葉3といった基準パターンを記憶させる
ようにしたが、これら紙葉1,紙葉2,紙葉3に対し
て、特定の名称(特定の国の紙幣の金種、特定の証書
名)を予め設定しておき、これら特定の名称のエリアに
所定の画像データを記憶させるようにしても良い。ま
た、前記基準パターン記憶手段4には、紙葉1,紙葉
2,紙葉3といった3種類の基準パターンを記憶させる
ようにしたが、その数は任意に設定できるものとする。
【0032】また、図示しない登録削除手段を設けるこ
とにより、基準パターン記憶手段4に設定された紙葉
1,紙葉2,紙葉3といった基準パターンの一部あるい
は全部を削除するようにしても良い。また、裏面に印刷
の無い伝票等の紙葉類に関する画像データを基準パター
ン記憶手段4に登録する場合には、紙葉1,紙葉2,紙
葉3といった種別毎のエリアを、表面右側及び表面左側
の2種類としても良い。また、図示しない登録追加手段
を設けることにより、例えば既に3種類の紙葉類の基準
パターンを記憶しているところに、さらに新たな紙葉類
についての基準パターンを記憶させることができる。こ
の場合、新たな紙葉類についての基準パターンを登録し
た後、判別可否確認手段5は、この新たな紙葉類につい
ての基準パターンと、既に記憶されているすべての紙葉
類の基準パターンとの組み合わせにつき、再度、比較判
別が可能であるか否かを判定する。
【0033】また、本実施例は、比較判定手段8によ
り、基準パターン記憶手段4の基準パターンに、画像デ
ータ出力手段1(イメージセンサ)の画像データが一致
しているか否かにより異種券判別を行い、また、1枚目
紙葉種類・方向記憶手段8に記憶した1枚目の紙葉類の
方向に基づき2枚目以降の紙葉類の表裏、左右の不揃い
を判定できるものであるが、異種券、不揃いが判定され
た場合には以下の(一)〜(四)で示す処理を行っても
良い。 (一)特開昭64−76389号公報に示すように、異
種券、不揃いを判別した場合に、セパレータを動作させ
て、計数済紙葉類とホルダにある未計数紙葉類とを分離
するとともに、この異種券、不揃い紙葉類を複数ある吸
引軸の間で位置させるように、該吸引軸及び回転筒を停
止させ、これにより該異種券、不揃い紙葉類を、ホルダ
側にある未計数紙葉類と、既に吸引軸によりめくり取り
が終了した計数済紙葉類との間に位置させるようにして
も良い。また、前記吸引軸間に位置した異種券、不揃い
紙葉類を、作業者が例えば目視により異常なしと判定し
た場合には、該作業者の指示により未計数紙葉類を再度
計数しても良い。
【0034】(二)特開平1−116895号公報に示
すように、異種券、不揃いを判別した場合に、セパレー
タを動作させて、計数済紙葉類とホルダにある未計数紙
葉類とを分離するとともに、この異種券、不揃い紙葉類
を複数ある吸引軸間で位置させるように、該吸引軸及び
回転筒を停止させ、これにより該異種券、不揃い紙葉類
を、ホルダ側にある未計数紙葉類と、既に吸引軸により
めくり取りが終了した計数済紙葉類との間に位置させる
ようにし、更にこの後、セパレータを解除動作した後、
吸引軸間に位置させた紙葉類をホルダ側に戻し、吸引軸
と回転筒とを通常動作して、該異種券、不揃い紙葉類を
再度計数判別させるようにしても良い。
【0035】(三)特開平2−22786号公報に示す
ように、異種券、不揃いを判別した場合に、該異種券、
不揃い紙葉類を複数ある吸引軸間で位置させるように、
該吸引軸及び回転筒を停止させ、これにより該異種券、
不揃い紙葉類を、ホルダ側にある未計数紙葉類と、既に
吸引軸によりめくり取りが終了した計数済紙葉類との間
に位置させるようにしても良い。また、前記吸引軸間に
位置した異種券、不揃い紙葉類を、作業者が例えば目視
により異常なしと判定した場合には、該作業者の指示に
より未計数紙葉類を再度計数しても良い。
【0036】(四)特開平3−218592号公報に示
すように、異種券、不揃いを判別した場合に、吸引軸内
の圧力を検出する圧力センサの検出値に基づいて、該異
種券、不揃い紙葉類を複数ある吸引軸間で位置させるよ
うに、該吸引軸及び回転筒を停止させ、これにより該異
種券、不揃い紙葉類を、ホルダ側にある未計数紙葉類
と、既に吸引軸によりめくり取りが終了した計数済紙葉
類との間に位置させるようにしても良い。また、前記吸
引軸間に位置した異種券、不揃い紙葉類を、作業者が例
えば目視により異常なしと判定した場合には、該作業者
の指示により未計数紙葉類を再度計数しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
紙葉類計数機によれば、登録モード開始手段によって登
録モードとした場合に、基準パターン記憶手段に対して
計数判別したい紙葉類の基準パターンを登録させること
ができるので、この登録モードにより基準パターン記憶
手段に記憶した基準パターンに基づき、予め基準パター
ンを用意しておかなかった各種外国紙幣や、各種証書
類、伝票類など不特定多数の紙葉類を計数判別すること
ができる。また、新紙葉類発行時にも装置の改造(基準
パターンが入力されているROMの交換等)を行う必要
がなく、その対応を即座に行うことができる。
【0038】また、特に第3の発明では、通常モードに
おいて、比較判定手段で判定した1枚目の紙葉類につい
て判定結果を記憶し、更に、この1枚目の紙葉類につい
て判定結果と、2枚目以降の紙葉類についての判定結果
とを比較し、これら比較結果に基づき、2枚目以降の紙
葉類が1枚目の紙葉類に対して不揃いか否かを判定する
ようにしたので、2枚目以降の紙葉類と1枚目の紙葉類
とが不揃いであるだけで、従来のようには異種券と判別
されず、2枚目以降の不揃い紙葉類を効率良く判定でき
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる紙葉類計数機に係わるパターン
認識装置のブロック図。
【図2】図1に示すパターン認識装置の動作及びこれに
応じた表示手段の表示内容を説明するためのフローチャ
ート。
【図3】図2に対応したフローチャート
【符号の説明】
1 画像データ出力手段(イメージセンサ) 2 画像データ記憶手段 3 基準パターン決定手段 4 基準パターン記憶手段 5 判別可否確認手段 5A 表示手段 6 登録モード開始手段 6A 表示手段 7 比較判定手段 8 1枚目紙葉種類・方向記憶手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダに装填された紙幣等の紙葉類を回
    転筒の吸引軸により1枚ずつ吸着してめくり取りつつ計
    数するともに、該紙葉類のめくり取りに応じて順次出力
    される画像データ出力手段の画像データに基づき、該紙
    葉類の判別を行うようにした紙葉類計数機において、 計数しようとする紙葉類の基準パターンを複数登録する
    ための登録モード開始手段と、 この登録モード開始手段により登録モードとなったとき
    に、計数判別された紙葉類の画像データを、サンプル紙
    葉類の基準パターンとして一旦記憶する画像データ記憶
    手段と、 この画像データ記憶手段に記憶された基準パターンの中
    で、紙葉類の種別毎に、標準で4つの基準パターンを決
    定する基準パターン決定手段と、 この基準パターン決定手段で決定された基準パターン
    を、紙葉類の種別に対応してそれぞれ記憶する基準パタ
    ーン記憶手段と、 この基準パターン記憶手段に記憶された、すべての組み
    合わせの基準パターン間で比較判別を行なうとともに、
    すべての組み合わせの基準パターン間で比較判別が可能
    であるか否かを判定する判別可否確認手段と、 前記基準パターン決定手段により基準パターンを決定す
    る際に、作業者に対して、ホルダへの紙葉類の装填方向
    等の指示を与える表示手段とを有する紙葉類計数機。
  2. 【請求項2】 前記基準パターン決定手段で決定される
    基準パターンは、一つの紙葉類について、該紙葉類がホ
    ルダに装填される方向を示す表面右側、表面左側、裏面
    右側、裏面左側の4つであり、かつこれに対応して表示
    手段が、ホルダへの紙葉類の装填方向を表面右側、表面
    左側、裏面右側、裏面左側とするよう作業者に指示する
    ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類計数機。
  3. 【請求項3】 通常モードにおいて、画像データ出力手
    段から出力された画像データと基準パターン記憶手段に
    記憶されている基準パターンとを、紙葉類がめくり取ら
    れる毎に比較する比較判定手段と、 この比較判定手段で判定された1枚目の紙葉類について
    判定結果を記憶する1枚目紙葉種類・方向記憶手段とを
    設けてなり、 前記比較判定手段は、1枚目紙葉種類・方向記憶手段に
    記憶されている1枚目の紙葉類について判定結果と、2
    枚目以降の紙葉類についての判定結果とを順次比較し、
    これら比較結果に基づき、2枚目以降の紙葉類が1枚目
    の紙葉類に対して不揃いか否かを判定することを特徴と
    する請求項1記載の紙葉類計数機。
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