JP2669717B2 - 安全ベルトのためのベルトホルダー - Google Patents

安全ベルトのためのベルトホルダー

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JP2669717B2 JP2502016A JP50201690A JP2669717B2 JP 2669717 B2 JP2669717 B2 JP 2669717B2 JP 2502016 A JP2502016 A JP 2502016A JP 50201690 A JP50201690 A JP 50201690A JP 2669717 B2 JP2669717 B2 JP 2669717B2
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    • B60R2022/1818Belt guides
    • B60R2022/1837Belt guides comprising a universal mounting, e.g. spherical or cardan-type

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1に前提部に記載したような安全ベ
ルトのためのベルトホルダーに関する。
通常の、また一般に公知の安全ベルトシステムは、車
体に固定されたシートベルトリトラクターと、車両乗員
の側方の別の固定点に固定されている、そこから出るベ
ルトとからなっている。ベルトには移動可能に留め輪が
保持されており、これを車両乗員の反対側にあるベルト
留め金に差し込むことができ、この時ベルトはシートベ
ルトリトラクターから斜めに胸の領域を通り、また車両
乗員の骨盤の領域を通って引かれる。シートベルトリト
ラクターの中のばねによってベルトは張った状態であ
り、乗員の身体に密着している。このようなベルトの配
置は前部座席にも後部座席にも公知である。
このようなベルトシステムでの一般的な問題は、安全
工学上の理由からベルトの最適の位置を、異なる大きさ
(身長)の人の場合に適合させることにある。このため
にたとえば前部座席のためのベルト配置において、B支
柱でのベルトの転換点の高さを調節可能に構成すること
が公知である。後部座席のためのベルトシステムにおけ
る対応する配置は、これに反して異なる構造上の条件の
ために一層困難である。たとえばシートベルトリトラク
ターを後部座席背もたれの後の領域に配置すること、お
よび、後部座席の背もたせの上縁の全長にわたって、堅
固に、変形しないように設けたスリットによって、ベル
トの方向を変えることは公知である(ドイツ出願公開第
2950068号)。このような配置は明らかに比較的大きい
人に限り好適である。比較的小さい人には、ベルトが頸
領域のはるかに上を通り、このため衝突の場合にベルト
による頸部負傷の可能性がある。さらにベルトの着用快
適さは、ベルトが頸部領域に擦れるため著しく限定され
る。
その他の公知の配置(米国特許第3909041号)にあっ
ては、ベルトの上部枢着点が、車両の側壁から離れて一
層内向きに、後部カバーの領域に移される。これによっ
て人の胸領域を通る一層有利なベルト経路を得るようと
するものである。異なる大きさの人への適合は、しかし
この場合も可能ではない。明らかなようにこの場合、着
用時の快適さは僅かであり、これはベルトが、背後の後
部座席の背もたせから肩を経て、いきなり首の近くに位
置することになるからである。
シートベルトリトラクターを備える最新のベルトシス
テムにおいては、常にある程度のばね張力がベルトに伝
達されるため、ベルトは柔軟ではあるが、しかし常に軽
い圧力をもって身体に密着する。この圧力は特に肩と頸
の領域で不快に感じられることがあり、とりわけベルト
の高さが最適に調節されない場合、特にそうである。こ
のため前部座席の安全ベルトのためにすでに、柔軟な材
料からなるベルトホルダーが提案されたが、これらはB
支柱の固定点に共に取付けられており、ベルトをばね付
きアームで少々頸領域に寄せつけないようにする。
さらに幅広いドアをもつ2ドアの車両、特にクーペに
おける類似のベルトホルダーが公知であり、これらの場
合、B支柱のベルト固定点がはるかに後方にあり、手に
するのに苦労する。この場合も、弾力性あるアームによ
って、ベルトを前部座席の方向のやや前方寄りの位置で
案内し支持することが公知である。
これに対して本発明の課題は、異なる大きさの人のた
めに安全工学上有利な装着位置を可能にし、さらに着用
快適さを改善する車両の後部座席のシートベルトリトラ
クターをもつ安全ベルトを作りだすことである。
この課題は請求項1の特徴によって解決される。
請求項1による安全ベルト用のベルトホルダーは、自
動車の中にシートベルトリトラクターを備えており、シ
ートベルトリトラクターは後部座席の背もたれの後の領
域に取付けられており、すなわち安全ベルトは後部座席
の乗員のためのものである。シートベルトリトラクター
から出る安全ベルトは後方から前向きに背もたれの上側
の領域を超えて通る。背もたれの後方の領域と背もたれ
の上側とほぼ同じ高さには、ベルトホルダーの末端があ
り、これは主として縦長のアームとして構成されてい
る。この下端でベルトホルダーのアームは継手を通じて
車体と片側で連結しており、しかも継手軸線は垂直に立
っている。従ってこの継手を通じてベルトホルダーまた
はそのアームはほぼ水平に旋回することができる。この
場合、ベルトホルダーのアームはその垂線の足から出て
前方に向かって延びる。前方の自由端には案内部材が取
り付けられており、安全ベルトは位置を移動する時、そ
の案内部財に案内される。
本発明によるベルトホルダーの構造は以上のようなも
のであるので、乗客の背後から肩を経て身体の前面に装
着される安全ベルトは、自動車の進行方向と直交する水
平方向に移動自在または旋回自在なベルトホルダーの自
由端を、前部における転回点とすることになる。したが
って、ベルトホルダーアームの案内部にあるこのベルト
転回点は、肩幅の広い人がベルトを着用するか、あるい
は後部座席が3名によって占められる時、車両側壁の方
へ移動する。他方においてベルトホルダーアームの転回
点は、比較的痩せた人によって使用されると、車両中央
に向かって移動する。このため、乗客の身体のすぐそば
で安全ベルトが自在に案内されることになり、それによ
って着用時の快適さが増す。
請求項2の場合には、シートベルトリトラクターが後
部カバーの下に取り付けられるので、シートベルトリト
ラクターの機能を妨げるものがなく、見栄えの悪さも解
消する。シートベルトリトラクターをこの位置に取り付
けた場合、安全ベルトはシートベルトリトラクターから
斜め上に延び、ヒンジ部を経て背もたせの上縁を超えた
上で、乗客の身体に接する領域に導かれる。
請求項3に記載したように、ヒンジ部が、任意の位置
にロックすることのできるロック装置を備えていると特
に有利である。このロック装置は種々は旋回角度にベル
トホルダーアームを保つ。これは特に快適さの改善に役
立つが、それはこの場合、ベルトが乗客の首に接触し
て、乗客に不快感を味わせるということがなく、ベルト
ホルダーアームがいずれかの位置にロックされた後もな
お、他のロック位置に移動することが可能なためであ
る。ロック装置は旋回アームに力を加えることなく任意
の旋回位置へ移動させることができるような強さに調節
することが望ましい。他方においてこのロック装置はシ
ートベルトリトラクターのばね張力によって他のロック
位置に移動させられることのない程度に固いばねを備え
るのが望ましい。衝突の場合、ベルトは、乗客にとって
望ましい位置に移動させられる。
ロック装置の最も簡単な例としては、請求項4記載の
ように、ばねで荷重をかけた球を用いるものがある。こ
の球が、ロック位置として定められている凹部にはまり
込む。その他の公知のロック機構もこの場合可能であ
る。
別の重要な機能と快適さの改善は、請求項5の特徴に
よって得られる。この場合、ベルトホルダーのアームは
第2の継手を通じて上向きにも旋回することができ、こ
れによってベルトホルダーを、またはベルトホルダーア
ームの自由端におけるその転回点を、自動車の進行方向
と直交する水平方向にも、また鉛直方向にも、調整し得
ることになる。請求項6の場合には、この第2の継手
が、自在継手を形成するためにベルトホルダーの下端の
第1の継手の領域に設けられる。したがって比較的大き
い人が後部座席でベルトを着用すると、転回点となって
いるベルトホルダーの自由端は自動的に高い位置へ移動
する。この上向きの旋回運動のためにはロック機構は必
ずしも必要ではないが、この場合にもロック機構を設け
ることができる。ロック機構のない場合、ベルトホルダ
ーはその自重により、無負荷状態で背もたせの上縁に接
触して、自然に望ましい状態になる。
請求項7の場合には、リングが目障りにならぬように
するため、スリット状の裂け目のあるカバーでリンクを
覆う。
請求項8に記載した特徴は、リンクの具体的な好まし
い構成に関する特徴である。この特徴に加えて、さらに
言えることは、シートベルトリトラクターから繰り出さ
れた安全ベルトがベルトホルダーアームに載せられて前
方に導かれるようにするためには、ベルトホルダーアー
ムは幅の広いものであることが好ましい、ということで
ある。
請求項9に記載した特徴は、ベルトを折り重ねないよ
うにしてベルトを案内するには、アームの後端のベルト
入口をどのような形状にすればよいかを示すものであ
る。
ベルトホルダーの自由端には、無負荷状態の時、背も
たせの上縁に載るので、この自由端に、下向きの小さな
隆起部をクッションとして設ける、というのが請求項10
である。この突起は全方向に丸みをつけた面をもってい
るのがよい。これによってクッション材が守られ、ベル
トホルダーが載った場合の水平旋回運動が妨げられな
い。
ベルトホルダーアームの前方の自由端に設けた案内ヘ
ッドは、安全ベルトにねじれを生じさせずに、安全ベル
トを円滑に案内するためのものであるが、この案内ヘッ
ドの特徴が請求項11に記載されている。
安全ベルトの捩じれを避けるため、請求項12の特徴を
もつ前方の回転可能な案内ヘッドに一種の追跡効果を作
りだし、そのために回転軸をアームの方向に対して斜め
上向きに傾斜させるのが特に有利である。
1実施例を用いて本発明のその他の詳細、特徴および
利点をさらに詳細に説明する。
第1図はシートベルトリトラクターを備えるベルトホ
ルダーの原則的配置の縦断面図、第2図は第1図による
ベルトホルダーの縦断面の拡大図、第3図は第2図の平
面図を示す。
第1図にはベルトホルダー1の原則的な配置が示さ
れ、これは主として縦長のアーム2からなり、アームは
片側がヒンジ部3を通じて、後部座席背もたれ4の後で
車体と結合している。アームの前方に向いた側には回転
可能なヘッド5がある。シートベルトリトラクター6か
ら出た安全ベルト7は斜め下からヒンジ部3内の通路を
通り、アーム2を経て前方のヘッド5に達し、ここで案
内されてさらに後部座席背もたれ4の上縁を越えて前方
(図示されていない)人の肩領域へと延びている。
ベルトホルダーを拡大した第2図と第3図を用いてさ
らに詳細に説明する。
ベルトホルダーのアームは第2図、第3図に示された
ように平坦で幅広く構成されており、安全ベルト7はそ
の上にあって案内される。しかし後端ではアームは平坦
で幅広くはなく、ほぼ垂直な平面内で台形状に形成され
たベルト入口20によって構成されている。安全ベルト7
はベルト面内で真すぐに延びる時には平坦な状態を保っ
て台形開口を底辺上を通過する。垂直軸まわりに向きを
変える状態にある時には安全ベルト7の見かけ上長くな
り過ぎた側が台形開口の斜辺上にのりあがり、その結果
ひだのない状態で安全ベルト7が曲げられる。
アーム2のためのヒンジ部3は二つのヒンジからな
る。第1のヒンジは、後部座席背もたれ4の後の後部カ
バー9の中に、シリンダ状の収容部8を備える部材から
なっており、その中に鍋状ブシュ10を備える部材が入れ
てある。このブシュ10は収容部8の中の垂直軸11の周り
を、これに固定したアーム2とともに回転することがで
きる。
種々な旋回位置にアームを固定するため、任意の位置
にロックすることのできるロック装置12が設けらてお
り、これはばねで付勢した球13からなり、これが種々な
旋回位置に応じて切欠き部とかみ合う。
ヒンジ部3は第2のヒンジを含んでおり、これはアー
ム2がブシュ10をもつ部材に、水平横軸14を介して旋回
可能に固定されることによって形成されている。これに
よってアーム2はある限界内で上向きに旋回することが
できる。
ヒンジ部3はほぼ球面状の一部のカバー21を用いて覆
われている。このカバー21は前方にほぼベルト幅の切り
抜き部を備えており、アーム2とともにスリット状の開
口部を形成し、これを通って安全ベルト7が前方へ案内
される。
アーム2の前方の自由端のヘッド5として構成された
案内は、主としてヘッド部分19からなっており、上から
弓形金具15によって囲まれ、その下を安全ベルト7がヘ
ッド部分19とアーム2の上に載って走っている。
弓形金具15を備えるヘッド5は、前方に向かって上向
きに傾斜した軸16を介して、アーム2と回転可能に連結
している。この場合、ヘッド部分19の前縁17は、前縁よ
り回転軸16におろした垂線と回転軸16との交点よりも下
方にあるため、安全ベルト7は一種のハンチングにより
常に前方に向かって下向きの希望の方向へ保持される。
後部座席背もたれ4の上側でクッション材を保持する
ため、ヘッド5にはクッション支台18として下向きの小
さい突起が成形されている。
図示したベルトホルダー装置は次の機能を有してい
る。
後部座席4にいる乗客がベルトを着用しようとする
時、安全ベルト7を引っ張り、安全ベルトはシートベル
トリトラクター6から繰り出される。この時、安全ベル
ト7は肩領域の上へ引っ張られ、ベルトホルダー装置に
よって適合と調節が行われる。乗客の位置を体格に応じ
て、ベルトホルダー1は垂直軸11の周りの旋回運動によ
って調節され、この時ロック装置12は任意の位置にロッ
クすることができる。したがって乗客は、安全ベルト7
が首に接触して不快感を味わされるということがなく、
ベルトを身体から少々離して旋回させることができ、ベ
ルトの位置はロック装置を用いて維持される。乗客の身
長に合わせるのは、水平軸14の周りの旋回運動によって
行われ、たとえば比較的大きい人の場合、アーム2が自
動的に上向きに上げられ、このため安全ベルト7は乗客
の肩領域を通って、乗客の身長に適合した装着がなされ
得るように案内される。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車内のシートベルトリトラクター
    (6)を備える安全ベルト(7)のためのベルトホルダ
    ー(1)であって、シートベルトリトラクター(6)が
    後部座席の背もたれ(4)の上側の領域を通って伸びる
    こと、背もたれ(4)の後の領域に取付けてあること、
    シートベルトリトラクター(6)から出る安全ベルト
    (7)が後方から前方に向かって背もたれ(4)の後の
    領域および背もたれ(4)のほぼ上側の位置に、ベルト
    ホルダー(1)のアーム(2)の下端があり、またベル
    トホルダー(1)のアーム(2)が、ほぼ垂直の軸(1
    1)をもつヒンジ(8,10)を介して車体と片持ち式に、
    かつ旋回可能に連結していること、および、ベルトホル
    ダー(1)のアーム(2)が前方に向かって延び、その
    前方の自由端に案内ヘッド(5)を備え、この案内ヘッ
    ド(5)を通って安全ベルト(7)が繰り出されるよう
    に構成されていることを特徴とする、安全ベルトのため
    のベルトホルダー。
  2. 【請求項2】シートベルトリトラクター(6)が後部カ
    バー(9)の下に取付けてあり、安全ベルト(7)がヒ
    ンジ(8,10)を経て上向きに背もたれ(4)の上側の領
    域へ案内されていることを特徴とする、請求項1記載の
    安全ベルトのためのベルトホルダー。
  3. 【請求項3】ヒンジ(8,10)に、このヒンジ(8,10)を
    任意の位置にロックすることのできるロック装置(12)
    が設けられており、このロック装置(12)が種々な旋回
    角度でロック状態となることで、ベルトホルダー(1)
    のアーム(2)を適切な位置に保つように構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載の安全ベ
    ルトのためのベルトホルダー。
  4. 【請求項4】ロック装置(12)がばねで付勢した球(1
    3)を含み、この球(13)がロック位置としての対応す
    る切欠き部とかみ合い可能とされていることを特徴とす
    る、請求項3記載の安全ベルトのためのベルトホルダ
    ー。
  5. 【請求項5】ベルトホルダー(1)のアーム(2)が、
    ほぼ水平でほぼ車両横方向に向いた軸(14)をもつ第2
    のヒンジを通じて、第1のヒンジ(8,10)と連結してお
    り、ベルトホルダー(1)のアーム(2)または案内
    (5)が前方の自由端において、垂直面でほぼ水平の位
    置から上向きに旋回可能であることを特徴とする、請求
    項1から4までのいずれか1項に記載の安全ベルトのた
    めのベルトホルダー。
  6. 【請求項6】第2のヒンジの水平の軸(14)が、第1の
    ヒンジの垂直の軸(11)と交わり、これによって自在継
    手が形成されていることを特徴とする、請求項5記載の
    安全ベルトのためのベルトホルダー。
  7. 【請求項7】単数または複数のヒンジがほぼ球面状の一
    部のカバー(21)で覆われ、このカバー(21)がその前
    方にほぼベルト幅に等しい大きさの切り抜き部を有し
    て、アーム(2)とともにスリット状の開口部を形成
    し、この開口部を経て安全ベルト(7)が前方へ案内さ
    れるように構成されていることを特徴とする、請求項1
    から6までのいずれか1項に記載の安全ベルトのための
    ベルトホルダー。
  8. 【請求項8】後部カバー(9)にシリンダ状収容部
    (8)をもつ部材が含まれており、この部材の中に第1
    のヒンジを形成するための鍋状のブシュ(10)を備えた
    部材が挿入されていること、前記ブシュ(10)を備えた
    前記部材に、第2のヒンジとして、ベルトホルダーのア
    ームが、水平横軸14を介して固定されていること、また
    安全ベルト(7)がシートベルトリトラクター(6)か
    ら出て斜め下から平坦で幅広いアーム(2)の上に密着
    しつつアーム(2)の前端(案内5)へ向けて前方へ出
    るように案内されていることを特徴とする、請求項1か
    ら7までのいずれか1項に記載の安全ベルトのためのベ
    ルトホルダー。
  9. 【請求項9】ベルト入口(20)がアーム(2)の後端に
    おいてほぼ垂直な平面内で台形状に形成されることで、
    安全ベルト(7)はベルト面内で真すぐに延びる時には
    平坦な状態を保って台形開口の底辺上を通過し、垂直軸
    まわりに向きを変える状態にある時には安全ベルト
    (7)の見かけ上長くなり過ぎた側が台形開口の斜辺上
    にのりあがり、その結果ひだのない状態で曲げられるよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項1から8
    までのいずれか1項に記載の安全ベルトのためのベルト
    ホルダー。
  10. 【請求項10】ベルトホルダー(1)またはそのアーム
    (2)の前方の領域において、下向きの小さい突起がア
    ーム(2)のためのクッション支台(18)として取付け
    てあることを特徴とする、請求項1から9までのいずれ
    か1項に記載の安全ベルトのためのベルトホルダー。
  11. 【請求項11】アーム(2)の前端にある案内が、回転
    できるヘッド(5)として構成されており、このヘッド
    (5)は上から両側を弓形金具(15)によって包まれ、
    この弓形金具(15)の下を安全ベルト(7)が、ヘッド
    部分(19)およびアーム(2)の上面に接しながら移動
    するように構成されていることを特徴とする、請求項1
    から10までのいずれか1項に記載の安全ベルトのための
    ベルトホルダー。
  12. 【請求項12】回転軸(16)が斜め上向きに傾いてお
    り、しかもヘッド部分(19)の前縁(17)から前記回転
    軸(16)におろした垂線とこの回転軸(16)との交点が
    前記の前縁(17)よりも上に位置しており、この前端
    (17)に安全ベルト(7)がかけられるので、前方に向
    かって直角に屈曲した前記ヘッド部分(19)が、安全ベ
    ルト(7)の張力によって常に前方に向かって下向きに
    傾斜して、安全ベルト(7)用の留め金の方を向くよう
    に構成されていることを特徴とする、請求項10または11
    に記載の安全ベルトのためのベルトホルダー。
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ES2051010T3 (es) 1994-06-01

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