JP2668180B2 - 絶対値比較装置 - Google Patents

絶対値比較装置

Info

Publication number
JP2668180B2
JP2668180B2 JP4167525A JP16752592A JP2668180B2 JP 2668180 B2 JP2668180 B2 JP 2668180B2 JP 4167525 A JP4167525 A JP 4167525A JP 16752592 A JP16752592 A JP 16752592A JP 2668180 B2 JP2668180 B2 JP 2668180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
absolute value
data
bit
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4167525A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0612226A (ja
Inventor
澄高 竹内
正雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4167525A priority Critical patent/JP2668180B2/ja
Priority to US08/043,710 priority patent/US5376915A/en
Publication of JPH0612226A publication Critical patent/JPH0612226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2668180B2 publication Critical patent/JP2668180B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/02Comparing digital values
    • G06F7/026Magnitude comparison, i.e. determining the relative order of operands based on their numerical value, e.g. window comparator

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に絶対値比較装
置に関し、特に、与えられたデータの絶対値を高速で比
較する絶対値比較装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データの比較処理は、コンピュ
ータを始めとする様々な電子機器において頻繁に行なわ
れている。場合によっては、データの絶対値についての
比較処理もしばしば必要となることがある。たとえば、
リアルタイム処理が要求される画像入力機器において、
画像データの中から動きベクトルを検出するために、画
像データの絶対値について高速の比較処理が要求され
る。この発明は、一般に与えられたデータの絶対値を高
速比較する絶対値比較装置に適用可能であるが、以下の
記載では、まず、データの絶対値の比較処理が要求され
る技術分野の例として、映像信号処理装置について簡単
に説明する。
【0003】図13は、絶対値比較器を用いている映像
信号処理装置のブロック図である。図13を参照して、
この映像信号処理装置は、処理されるべき映像信号を受
けるA/D変換器90と、変換された映像データをフィ
ールドごとに記憶するフィールドメモリ91および92
と、映像データについてフィールド間の相関関係を求め
る相関演算器94と、求められた相関関係に従って動き
ベクトルを検出する動きベクトル検出器95と、動きベ
クトルに従って映像データについて画像補正処理を行な
う画像補正回路96と、補正されたデータをデコード
し、画像信号を出力するデコーダ97とを含む。
【0004】図13に示した映像信号処理装置は、たと
えば、リアルタイム処理が要求される携帯型画像入力機
器において適用される。与えられた映像信号の中から、
画像補正を行なうのに必要な動きベクトルを検出するた
め、動きベクトル検出器95に先立って、絶対値比較器
93を備えた相関演算器94が設けられる。相関演算器
94は、場合によりソフトウェア(またはプログラミン
グ)により実現されるが、その場合はデータを高速に処
理することができない。データの高速処理を実現するた
め、相関演算器94はハードウェア、すなわち電子回路
によって構成される。
【0005】したがって、相関演算器94内に設けられ
た絶対値比較器93も、高速処理を達成するためにハー
ドウェアにより構成されることが望ましい。絶対値比較
器93は、フィールドメモリ91および92内にストア
された2つのフィールドの映像データを順次に受け、こ
れらのデータの絶対値を比較する。場合によっては、絶
対値比較器93は、図中点線により示されるように、各
フィールドメモリ91および92から直接に映像データ
を同時に受け、2つのフィールドデータの絶対値を比較
する。絶対値比較器93は、2つの与えられたデータの
絶対値の大小の判定,2つの絶対値データの差および順
次に与えられる2つの絶対値データの差の総和などを出
力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、絶対値
比較器93がソフトウェアにより実現される場合では、
高い処理速度が得られないので、絶対値比較器93がハ
ードウェア、すなわち電子回路によって構成される。し
かしながら、そのような絶対値比較回路では、(1)演
算を実行する前に2つの与えられたデータの正または負
を判別する必要があり、(2)2つの与えられたデータ
の加減算を行なうための全加算器において、桁上げ信号
の伝搬における遅延が避けられないことなどから、比較
処理に時間を要し、高い処理速度が得られなかった。全
加算器の桁上げ信号の遅延は、比較されるべきデータの
ビット数が増えれば増えるほど大きくなることから、現
実の絶対値比較器において大きな問題が引き起こされ
る。一方、絶対値比較器93の半導体基板上の占有面積
を減少させるため、回路構成の簡単化も重要であること
が指摘される。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、与えられたデータの絶対値を高速
に比較するための絶対値比較装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る絶
対値比較装置は、予め定められた規則に従って、第1お
よび第2のデータを各々が複数のビットを有する第1お
よび第2の変換ビット信号に変換する変換手段と、第1
の変換ビット信号の各ビットを反転させ、反転ビット信
号を出力する反転手段と、第2の変換ビット信号と反転
ビット信号との間で、対応するビットごとに論理積を実
行し、複数の論理積信号を出力する論理積手段と、複数
の論理積信号について論理和を実行し、論理和信号を出
力する論理和手段とを含む。各第1および第2の変換ビ
ット信号は、第1の論理を示すビットの数が、第1およ
び第2のデータの対応するデータの絶対値に比例して増
加される。
【0009】請求項2の発明に係る絶対値比較装置は、
予め定められた規則に従って、第1および第2のデータ
を各々が複数のビットを有する第1および第2の変換ビ
ット信号に変換する変換手段と、第1および第2の変換
ビット信号の間で、対応するビットごとに論理和を実行
し、複数の論理和信号を出力する論理和手段と、複数の
論理和信号を予め定められた規則に従って逆に変換し、
第1および第2のデータの一方を選択的に出力する逆変
換手段とを含む。各第1および第2の変換ビット信号
は、第1の論理を示すビットの数が、第1および第2の
データの対応するデータの絶対値に比例して増加され
る。
【0010】請求項3の発明に係る絶対値比較装置は、
予め定められた規則に従って、第1および第2のデータ
を各々が複数のビットを有する第1および第2の変換ビ
ット信号に変換する変換手段と、第1および第2の変換
ビット信号の間で、対応するビットごとに論理積を実行
し、複数の論理積信号を出力する論理積手段と、複数の
論理積信号を予め定められた規則に従って逆に変換し、
第1および第2のデータの一方を選択的に出力する逆変
換手段とを含む。各第1および第2の変換ビット信号
は、第1の論理を示すビットの数が、第1および第2の
データの対応するデータの絶対値に比例して増加され
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明における絶対値比較装置では、
全加算器が必要とならないので、全加算器の使用によっ
て生じる遅延が防がれる。これに加えて、簡単化された
構成の絶対値比較装置が提供され得ることも指摘され
る。
【0012】請求項2および3の発明における絶対値比
較装置では、上記の利点に加えて、さらに、絶対値比較
装置が逆変換手段を備えているので、2つのデータのう
ち大きな絶対値を有する方または小さな絶対値を有する
方が選択的に出力され得る。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す絶対値比
較器のブロック図である。図1を参照して、この絶対値
比較器100は、2の補数表現により表わされた入力デ
ータA(およびB)を受けるデコード回路(または変換
回路)1と、デコード回路1から出力された複数のビッ
ト信号aを保持するレジスタ回路2と、レジスタ回路2
から出力された複数のビット信号a′を各ビットごとに
反転させる反転回路3と、反転されたビット信号/aお
よびデコード回路1から出力されたビット信号aを受け
る論理回路4とを含む。比較されるべき入力データは、
データ回路1に順次に与えられる。この絶対値比較器1
00は、順次に与えられる2つの入力データのそれぞれ
の絶対値を比較し、比較結果を示す出力信号Pを論理回
路4を介して出力する。
【0014】図1に示したデコード回路1に関する入力
データAと出力ビット信号aとの間の関係が次の表1に
示される。
【0015】
【表1】
【0016】表1に示した例では、入力データAとし
て、2の補数表現により表わされた3ビットのデータ
(A2,A1,A0)が示されている。すなわち、図1
に示したデコード回路1は、2の補数表現により表わさ
れた入力データ(A2,A1,A0)を受ける。各入力
データ(A2,A1,A0)に対応する10進数表現の
数が表1において記されている。たとえば、10進数表
現の「310」は、2の補数表現において(0,1,1)
に相当する。
【0017】デコード回路1は、2の補数表現の入力デ
ータ(A2,A1,A0)を受け、予め定められた規則
に従ってこの入力データを複数のビット信号aに変換す
る。変換されたビット信号(a3,a2,a1,a0)
が表1において示されている。たとえば、2の補数表現
の入力データが(0,1,1)であるとき、デコード回
路1は、変換されたビット信号(a3,a2,a1,a
0)として、(0,1,1,1)を出力する。
【0018】2の補数表現におけるビットA2は、サイ
ンビットを示している。すなわち、入力データが正であ
るとき、サインビットA2は「0」である。他方、入力
データが負であるとき、サインビットA2は「1」であ
る。
【0019】デコード回路1は、表1に示された規則、
すなわち予め定められた規則に従って、順次に与えられ
る2の補数表現の入力データ(A2,A1,A0)を、
ビット信号(a3,a2,a1,a0)に順次に変換す
る。デコード回路1がハードウェア、すなわち電子回路
により構成される場合では、図2に示した回路構成か設
けられる。
【0020】図2は、図1に示したデコード回路1の回
路図である。図2を参照して、デコード回路1は、AN
Dゲート11ないし15と、インバータ16ないし19
と、EX−NORゲート25と、EX−ORゲート26
と、信号線20ないし24と、信号線20ないし24と
接地との間に選択的に接続されたNMOSトランジスタ
とを含む。2の補数表現の入力データの各ビット信号A
2,A1,A0およびこれらの反転信号は、ANDゲー
ト11ないし15,EX−NORゲート25およびEX
−ORゲート26に選択的に与えられる。したがって、
ANDゲート11は、(A2,A1,A0)=(0,
0,0)のときのみ、「1」または高レベル)の出力信
号g0を出力する。ANDゲート12は、(A2,A
1,A0)=(0,0,1)または(1,1,1)のと
きのみ、「1」の出力信号g1またはg7を出力する。
ANDゲート13は、(A2,A1,A0)=(0,
1,0)または(1,1,0)のときのみ、「1」の出
力信号g2またはg6を出力する。ANDゲート14
は、(A2,A1,A0)=(0、1、1)または
(1、0、1)のときのみ、「1」の出力信号g3また
はg5を出力する。ANDゲート15は、(A2,A
1,A0)=(1,0,0)のときのみ、「1」の出力
信号g4を出力する。
【0021】したがって、ANDゲート11ないし15
の1つが入力データ(A2,A1,A0)に応答して、
「1」の出力信号を選択的に出力する。出力信号g0が
「1」であるとき、インバータ16ないし19を介し
て、(0,0,0,0)が変換ビット信号(a3,a
2,a1,a0)として出力される。出力信号g1また
はg7が「1」であるとき、(0,0,0,1)の変換
ビット信号が出力される。出力信号g2またはg6が
「1」であるとき、変換ビット信号(0,0,1,1)
が出力される。出力信号g3またはg5が「1」である
とき、変換ビット信号(0,1,1,1)が出力され
る。出力信号g4が「1」であるとき、変換ビット信号
(1,1,1,1)が出力される。その結果、図2に示
したデコーダ回路1が、表1により示された関係を満た
していることが理解される。言い換えると、表1におい
て表わされた入力データと変換ビット信号との関係は、
図2に示した回路により実現され得る。
【0022】比較されるべき2つの入力データがAおよ
びBであり、これらのデータAおよびBがデコード回路
1により変換ビット信号(an ,an - 1 ,…,a0
および(bn ,bn - 1 ,…,b0 )に変換されるもの
と仮定する。変換ビット信号an ないしa0 は、レジス
タ回路2において一旦保持された後、保持されたビット
信号an ′ないしa0 ′が反転回路3に与えられる。反
転回路3は、与えられたビット信号an ないしa0 につ
いて各ビットごとに与えられた信号を反転する。その結
果、反転されたビット信号/an ないし/a0 およびも
う1つの入力データの変換ビット信号bn ないしb
0 が、同時に論理回路4に与えられる。論理回路4は、
次の論理式により表わされた論理回路より構成されてい
る。
【0023】 P=/an ・bn +/an - 1 ・bn - 1 + … +/a0 ・b0 …(1) すなわち、論理回路4は、2つの組のビット信号/an
ないし/a0 およびb n ないしb0 を受ける。論理式
(1)からわかるように、論理回路4は、対応する2つ
のビット信号について論理積を施す論理積回路と、論理
積処理により得られた論理積信号について論理和を施す
論理和回路とを含む。これらの論理積回路および論理和
回路は、論理式(1)を参照することにより、当業者に
より容易に設計され得ることが指摘される。
【0024】その結果、論理和回路4は、2つの入力デ
ータAおよびBの比較結果を示す出力信号Pを出力す
る。信号Pが「0」であるとき、入力データAおよびB
の間で、|A|≧|B|が成り立つ。他方、信号Pが
「1」であるとき、|A|<|B|が成り立つ。すなわ
ち、2つのデータAおよびBのそれぞれの絶対値の比較
結果を示す出力信号Pが、論理回路4から出力される。
【0025】次に、図1に示した絶対値比較器100に
おける信号処理について説明する。たとえば、比較され
るべき入力データAおよびBとして、「−31 0 」およ
び「21 0 」がそれぞれ与えられるものと仮定する。前
述の表1を参照することにより、最初の時間期間T0に
おいてデコード回路1は、入力データ「−31 0 」に対
応する2の補数表現データ(A2,A1,A0)=
(1,0,1)を、変換ビット信号(a3,a2,a
1,a0)=(0,1,1,1)に変換する。この変換
ビット信号は一旦レジスタ回路2において保持される。
【0026】次の時間期間T1において、もう1つの入
力データ「2」に相当する2進表現データ(0,1,
0)がデコード回路1に与えられる。デコード回路1
は、与えられたデータを変換ビット信号(b3,b2,
b1,b0)=(0,0,1,1)に変換する。変換さ
れたビット信号(0,0,1,1)は論理回路4に与え
られる。
【0027】したがって、論理回路4は、この時間期間
T1において、反転されたビット信号/a3,/a2,
/a1,/a0)として(0,1,1,1)および変換
ビット信号(b3,b2,b1,b0)として(0,
0,1,1)を同時に受ける。論理回路4は、前述の論
理式(1)に従って構成されているので、与えられた2
つの組のビット信号について次の論理演算を施す。
【0028】 P=1・0+0・0+0・1+0・1=0 …(2) 論理式(2)より、P=「0」が得られるので、出力信
号Pに基づいて|A|≧|B|が認識され得る。
【0029】別の例では、比較されるべき入力データA
およびBとして、「−21 0 」および「31 0 」がそれ
ぞれ与えられる。前述の表1を参照して、デコード回路
1は、入力データ「−21 0 」に対応する変換ビット信
号(0,0,1,1)を出力する。したがって、反転回
路3により反転されたビット信号として、(1,1,
0,0)が論理回路4に与えられる。もう1つの入力デ
ータ「31 0 」は、デコード回路1により、変換ビット
信号(0,1,1,1)に変換される。変換されたビッ
ト信号は論理回路4に与えられる。したがって、論理回
路4において、次の論理式(3)により表わされた論理
演算が施される。
【0030】 P=1・0+1・1+0・1+0・1=1 …(3) 論理式(3)により、P=「1」が得られるので、出力
信号Pに基づいて|A|<|B|が認識される。
【0031】さらに別の例では、比較されるべき入力デ
ータAおよびBとして、「−11 0」および「11 0
が与えられる。したがって、デコード回路1は、ビット
信号(0,0,0,1)をビット信号(a3,a2,a
1,a0)および(b3,b2,b1,b0)として出
力する。したがって、論理回路4は、ビット信号(1,
1,1,0)および(0,0,0,1)を受けるので、
次の論理式(4)により表わされた論理演算が行なわれ
る。
【0032】 P=1・0+1・0+1・0+0・1=0 …(4) したがって、P=「0」が得られるので、|A|≧|B
|が認識される。
【0033】上記の記載からわかるように、図1に示し
た絶対値比較器100を用いることにより、順次に与え
られる2つのデータAおよびBのそれぞれの絶対値が比
較され、出力信号Pに基づいて大きな方(または小さな
方)のデータが認識される。
【0034】図3は、図1に示した絶対値比較器100
における順次処理を説明するためのタイミングチャート
である。図3を参照して、時間期間T0ないしT3にお
いて、入力データA(0)ないしA(3)が順次にデコ
ード回路1に与えられる。デコード回路1は、それぞれ
の期間T0ないしT3において、変換ビット信号a
(0)ないしa(3)をそれぞれ出力する。レジスタ回
路2は、1つの時間期間に相当する時間長さだけ与えら
れたビット信号を保持する。したがって、期間T1にお
いて、レジスタ回路2が保持されたビット信号a(0)
を出力するので、この期間T1において反転回路3を介
して反転されたビット信号/a(0)が出力される。そ
の結果、この期間T1において、先に与えられたデータ
A(0)のビット信号/a(0)および後に与えられた
データA(1)のビット信号a(1)が、論理回路4に
同時に与えられることになる。その結果、論理回路4を
介して、入力データA(0)およびA(1)のそれぞれ
の絶対値の比較結果を示す出力信号P(0)が期間T1
において出力される。
【0035】同様にして、次の期間T2では、入力デー
タの次の対A(1)およびA(2)について、それぞれ
の絶対値の比較が行なわれる。入力データA(1)およ
びA(2)のそれぞれの絶対値の比較結果を示す信号P
(1)が、この期間T2において論理回路4から出力さ
れる。さらに次の期間T3では、入力データA(2)お
よびA(3)のそれぞれの絶対値の間で比較処理が行な
われる。比較結果を示す信号P(2)が、この期間T3
において論理回路4から出力される。
【0036】図3からわかるように、図1に示した絶対
値比較器100は、順次に与えられる入力データのう
ち、時間軸上で隣合った2つのデータの絶対値を比較
し、その比較結果を示す信号Pを順次に出力する。図1
に示した絶対値比較器100は、全加算器を用いていな
いので、全加算器の使用によって生じていた遅延の問題
はない。すなわち、高速に絶対値の比較処理を行なうこ
とができる。これに加えて、図1に示した絶対値比較器
100が極めて簡単な回路構成により形成されることも
指摘される。
【0037】図4は、この発明の別の実施例を示す絶対
値比較器のブロック図である。図4を参照して、この絶
対値比較器200は、順次に与えられる入力データAを
受けるデコード回路5と、デコード回路5から出力され
るビット信号aを受けるレジスタ回路2と、レジスタ回
路2により保持されたビット信号a′およびデコード回
路5からのビット信号a(およびb)を受ける論理和回
路6と、論理和回路6の出力ビット信号dを受けるエン
コード回路7とを含む。
【0038】この実施例においても、デコード回路5
は、2の補数表現により表わされた入力データAを受け
る。デコード回路5は、次の表2に示された規則に従っ
て、2の補数表現データ(A2,A1,A0)を変換ビ
ット信号(A6,A5,…,A0)に変換する。
【0039】
【表2】
【0040】たとえば、入力データが「31 0 」である
とき、2進表現データ(0,1,1)がデコード回路5
に与えられる。デコード回路5は、表2の規則に従っ
て、変換ビット信号(0,1,1,1,1,1,1)を
出力する。この変換ビット信号は、レジスト回路2およ
び論理和回路6に与えられる。
【0041】2組のビット信号an ないしa0 およびb
n ないしb0 が論理和回路6に与えられるものと仮定す
ると、論理和回路6は、次の論理式(5)により表わさ
れた論理回路によって構成されている。
【0042】 dn =an +bn …(5n ) dn - 1 =an - 1 +bn - 1 …(5n - 1 ) ・ ・ ・ d0 =a0 +b0 …(50 ) すなわち、論理和回路6は、与えられた2組のビット信
号の対応するビットについて論理和演算を施し、それぞ
れの演算結果を示すビット信号dn ないしd0を出力す
る。出力ビット信号dn ないしd0 はエンコード回路7
に与えられる。
【0043】エンコード回路7は、前述の表2に従った
逆変換を行なう。すなわち、ビット信号dn ないしd0
を、表2に示した規則に従って、対応する2の補数表現
データに変換する。その結果、絶対値比較器200に与
えられた2つの2の補数表現データのうち、大きい方の
データが、2の補数表現に従う出力データQとしてエン
コード回路7から出力される。
【0044】図5は、図4に示したデコード回路5の回
路図である。図5を参照して、デコード回路5は、2の
補数表現データのビット信号A2,A1,A0およびこ
れらの反転信号を選択的に受けるように接続されたAN
Dゲート50ないし57を含む。たとえば、入力データ
が「−31 0 」であるとき、(1,0,1)の2の補数
表現データ(A2,A1,A0)が与えられる。したが
ってANDゲート55だけが「1」(または高レベル)
の出力信号を出力する。その結果、変換ビット信号(a
6,a5,…,a0)として、(0,0,1,1,1,
1,1)が出力される。明らかに、この変換は、前述の
表2に示された規則に従っている。
【0045】別の例において、入力データが「01 0
であるとき、2の補数表現データ(0,0,0)が与え
られる。ANDゲート50だけが高レベルの信号を出力
する。したがって、変換ビット信号(0,0,0,0,
0,0,0)が出力される。
【0046】図6は、図4に示したエンコード回路7の
回路図である。図6を参照して、このエンコード回路7
は、ビット信号d6,d5,…,d0およびこれらの反
転信号を選択的に受けるように接続されたANDゲート
71ないし76を含む。たとえば、ビット信号(d6,
d5,…,d0)が(0,0,1,1,1,1,1)で
あるとき、ADNゲート72のみが「1」の出力信号を
出力する。したがって、(1,0,1)が2の補数表現
データ(Q2,Q1,Q0)として出力される。この変
換は、明らかに、表2に示した規則に従う逆変換に相当
している。
【0047】次に、図4に示した絶対値比較器における
比較処理について説明する。たとえば、比較されるべき
2つの入力データAおよびBが、「−31 0 」および
「21 0 」であるものと仮定する。最初の時間期間T0
において、「−31 0 」に相当する2の補数表現データ
(1,0,1)がデコード回路5に与えられる。デコー
ド回路5は、表2の規則に従って、変換ビット信号(a
6,a5,…,a0)として(0,0,1,1,1,
1,1)をレジスタ回路2に与える。レジスタ回路2に
おいて一旦保持されたビット信号は、次の時間期間T1
において論理和回路6に与えられる。
【0048】次の時間期間T1には、もう1つの入力デ
ータ「21 0 」に相当する2進表現データ(0,1,
0)がデコード回路5に与えられる。デコード回路5
は、表2の規則に従って、変換ビット信号(0,0,
0,1,1,1,1)を変換ビット信号(b6,b5,
…,b0)として出力する。
【0049】したがって、後の時間期間T1において、
ビット信号(0,0,1,1,1,1,1)および
(0,0,0,1,1,1,1)が論理和回路6に同時
に与えられるので、論理和回路6は、出力ビット信号
(d6,d5,…,d0)として(0,0,1,1,
1,1,1)を出力する。この出力ビット信号はエンコ
ード回路7に与えられ、エンコード回路7により表2の
規則に従う逆変換が施される。その結果、エンコード回
路7の出力データ(Q2,Q1,Q0)として2進表現
データ(1,0,1)が出力される。この出力データ
は、10進数表現における「−31 0 」に相当してお
り、したがって、与えられた2つの入力データ「−3
1 0 」および「21 0 」のうち、絶対値の大きい方のデ
ータが出力されていることがわかる。
【0050】図7は、この発明のさらに別の実施例を示
す絶対値比較器のブロック図である。図7を参照して、
この絶対値比較器300は、図4に示した絶対値比較器
200と比較すると、論理和回路6に代えて論理積回路
8を含む。他の回路構成、すなわちデコード回路5,レ
ジスタ回路2およびエンコード回路7は、図4に示した
ものと同様である。すなわち、デコード回路5およびエ
ンコード回路7は、前述の表2の規則に従って、2の補
数表現データとビット信号との間で変換処理を行なう。
【0051】論理積回路8は、次の論理式により表わさ
れた論理回路によって構成されている。
【0052】 sn =an ・bn …(6n ) sn - 1 =an - 1 ・bn - 1 …(6n - 1 ) ・ ・ ・ s0 =a0 ・b0 …(60 ) すなわち、論理積回路8は、2組の与えられたビット信
号の対応するビットごとに論理積演算を施し、その演算
結果を示すビット信号sn ないしs0 を出力する。出力
ビット信号sn ないしs0 は、エンコード回路7に与え
られ、エンコード回路7により2進表現データに変換さ
れる。
【0053】次に、図7に示した絶対値比較器300に
おける比較処理について説明する。たとえば、入力デー
タAおよびBとして、「−31 0 」および「21 0 」が
順次に与えられるものと仮定する。最初の時間期間T0
において、デコード回路5は、2の補数表現データ
(1,0,1)を受け、(0,0,1,1,1,1,
1)を変換ビット信号(a6,a5,…,a0)として
出力する。次の時間期間T1において、デコード回路5
は、2の補数表現データ(0,1,0)を受け、(0,
0,0,1,1,1,1)を変換ビット信号(b6,b
5,…,0)として出力する。
【0054】したがって、後の時間期間T1において、
ビット信号(0,0,1,1,1,1,1)および
(0,0,0,1,1,1,1)が論理積回路8に同時
に与えられる。論理積回路8は、与えられたビット信号
について論理積演算を施す。したがって、論理積回路8
は、(0,0,0,1,1,1,1)を出力ビット信号
(s6,s5,…s0)として出力する。この出力ビッ
ト信号は、エンコード回路7に与えられ、エンコード回
路7により2の補数表現データ(R2,R1,R0)=
(0,1,0)が出力される。この出力データは、10
進数表現における「21 0 」に相当しており、したがっ
て、図7に示した絶対値比較器300が、与えられた2
つのデータのうち、絶対値の小さいほうのデータ(2の
補数表現データ)を出力することがわかる。
【0055】以上に記載した実施例、すなわち図1,図
4および図7に示した絶対値比較器100,200およ
び300では、比較されるべき2つのデータが時間軸上
で順次に与えられ、隣接する2つのデータごとにそれぞ
れの絶対値が比較された。以下の記載では、比較される
べき2つのデータが並列に与えられる実施例について説
明する。
【0056】図8は、この発明のさらに別の実施例を示
す絶対値比較器のブロック図である。図8を参照して、
この絶対値比較器101は、入力データAおよびBをそ
れぞれ受ける2つのデコード回路1aおよび1bと、デ
コード回路1aの出力に接続された反転回路3と、デコ
ード回路1bおよび反転回路3からの出力ビット信号b
および/aを受ける論理回路4とを含む。各デコード回
路1aおよび1bは、図1に示したデコード回路1(す
なわち図2に示したデコード回路1)と同じ回路構成を
有している。反転回路3および論理回路4も、図1に示
した反転回路3および論理回路4と同じ回路構成を有し
ている。したがって、図8に示した絶対値比較器101
は、後で説明する並列処理を除き、図1に示した絶対値
比較器100と基本的に同様の比較処理を行なう。
【0057】図9は、この発明のさらに別の実施例を示
す絶対値比較器のブロック図である。図9を参照して、
この絶対値比較器102は、入力データAを受ける改善
されたデコード回路1a′と、入力データBを受けるデ
コード回路1bと、デコード回路1a′および1bから
変換ビット信号/aおよびbを受ける論理回路4とを含
む。デコード回路1bおよび論理回路4は、図1に示し
たデコード回路1および論理回路4と同じ回路構成を有
している。一方、改善されたデコード回路1a′は、図
2に示したデコード回路1からインバータ16ないし1
9が除かれた回路構成を有している。したがって、改善
されたデコード回路1a′を用いることにより、この絶
対値比較器102において反転回路3が必要でなくなっ
ている。
【0058】図10は、図8および図9に示した絶対値
比較器101および102における並列処理を説明する
ためのタイミングチャートである。たとえば、図8に示
した実施例について、時間期間T10において、比較さ
れるべき2つの入力データA(0)およびB(0)が同
時にデコード回路1aおよび1bに与えられる。したが
って、デコード回路1aおよび1bは、変換ビット信号
aおよびbをそれぞれ出力する。反転回路3は、変換ビ
ット信号aを受け、反転されたビット信号/aをすぐに
出力する。したがって、この時間期間T10において、
論理回路4が2つのビット信号/aおよびbを受けるの
で、この期間t10において論理回路4が比較結果を示
す出力信号P(0)を出力する。
【0059】他の時間期間T11ないしT13について
も同様の比較処理が行なわれる。すなわち、各期間T1
1ないしT13ごとに、与えられた2つのデータAおよ
びBのそれぞれの絶対値が比較され、対応する期間にお
いて比較結果を示す出力信号Pが出力される。
【0060】図11は、この発明のさらに別の実施例を
示す絶対値比較器のブロック図である。図11を参照し
て、この絶対値比較器201は、入力データAおよびB
を受けるデコード回路5aおよび5bと、デコード回路
5aおよび5bからの変換ビット信号aおよびbを受け
る論理和回路6と、論理和回路6からの出力ビット信号
sを受けるエンコード回路7とを含む。各デコード回路
5aおよび5bは、図4に示したデコード回路5(すな
わち図5に示した回路5)と同じ回路構成を有してい
る。論理和回路6およびエンコード回路7も、図4に示
した論理和回路6およびエンコード回路7と同様の回路
構成を有している。すなわち、図11に示した絶対値比
較器201は、図4の絶対値比較器200の並列処理版
に相当しており、基本的に同じ比較処理か行なわれる。
【0061】図12は、この発明のさらに別の実施例を
示す絶対値比較器のブロック図である。図12を参照し
て、この絶対値比較器301は、入力データAおよびB
をそれぞれ受けるデコード回路5aおよび5bと、デコ
ード回路5aおよび5bからの変換ビット信号aおよび
bを受ける論理積回路8と、論理積回路8からの出力ビ
ット信号sを受けるエンコード回路7とを含む。すなわ
ち、図12に示した絶対値比較器301は、図7に示し
た絶対値比較器300の並列処理版に相当しており、基
本的に同じ比較処理が行なわれる。
【0062】このように、上記のいずれの絶対値比較器
も、全加算器を用いておらず、かつ極めて簡単化された
回路構成により実現され得る。したがって、全加算器の
使用により生じていた遅延がなくなるので、与えられた
データの絶対値の比較が短時間で行なわれ得る。したが
って、これらの絶対値比較器は、たとえば図13に示し
た相関演算器94における絶対値比較器93として映像
信号処理装置に適用することができる。
【0063】これに加えて、順次処理型絶対値比較器
(図1,図4および図7に示した絶対値比較器100,
200および300)および並列処理型絶対値比較器
(図8,図9,図11および図12に示した絶対値比較
器101,102,201および301)が提供されて
いるので、応用技術分野に応じてこれらの絶対値比較器
を選択的に適用できる。
【0064】さらには、上記の実施例では、この発明に
係る絶対値比較器がハードウェア、すなわち電子回路に
より実現される例について説明がなされたが、この発明
に従う絶対値比較器はソフトウェア、すなわちプログラ
ミングによっても構成される得ることが指摘される。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、全加
算器を必要とすることなく、かつ極めて簡単な構成によ
り絶対値比較装置が構成され得るので、与えられたデー
タの絶対値を高速に比較する絶対値比較装置が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す絶対値比較器のブロ
ック図である。
【図2】図1に示したデコード回路の回路図である。
【図3】図1に示した絶対値比較器の順次処理を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図4】この発明の別の実施例を示す絶対値比較器のブ
ロック図である。
【図5】図4に示したデコード回路の回路図である。
【図6】図4に示したエンコード回路の回路図である。
【図7】この発明のさらに別の実施例を示す絶対値比較
器のブロック図である。
【図8】この発明のさらに別の実施例を示す絶対値比較
器のブロック図である。
【図9】この発明のさらに別の実施例を示す絶対値比較
器のブロック図である。
【図10】図8および図9に示した絶対値比較器におけ
る並列処理を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図11】この発明のさらに別の実施例を示す絶対値比
較器のブロック図である。
【図12】この発明のさらに別の実施例を示す絶対値比
較器のブロック図である。
【図13】絶対値比較器を用いている映像信号処理装置
のブロック図である。
【符号の説明】
1 デコード回路 2 レジスタ回路 3 反転回路 4 論理回路 100 絶対値比較器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のデータのそれぞれの絶
    対値を比較する絶対値比較装置であって、 予め定められた規則に従って、第1および第2のデータ
    を各々が複数のビットを有する第1および第2の変換ビ
    ット信号に変換する変換手段を含み、 各前記第1および第2の変換ビット信号は、第1の論理
    を示すビットの数が、前記第1および第2のデータの対
    応するデータの絶対値に比例して増加され、 前記第1の変換ビット信号の各ビットを反転させ、反転
    ビット信号を出力する反転手段と、 第2の変換ビット信号と反転ビット信号との間で、対応
    するビットごとに論理積を実行し、複数の論理積信号を
    出力する論理積手段と、 前記複数の論理積信号について論理和を実行し、論理和
    信号を出力する論理和手段とを含む、絶対値比較装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2のデータのそれぞれの絶
    対値を比較する絶対値比較装置であって、 予め定められた規則に従って、第1および第2のデータ
    を各々が複数のビットを有する第1および第2の変換ビ
    ット信号に変換する変換手段を含み、 各前記第1および第2の変換ビット信号は、第1の論理
    を示すビットの数が、前記第1および第2のデータの対
    応するデータの絶対値に比例して増加され、 第1および第2の変換ビット信号の間で、対応するビッ
    トごとに論理和を実行し、複数の論理和信号を出力する
    論理和手段と、 前記複数の論理和信号を、前記予め定められた規則に従
    って逆に変換し、前記第1および第2のデータの一方を
    選択的に出力する逆変換手段とを含む、絶対値比較装
    置。
  3. 【請求項3】 第1および第2のデータのそれぞれの絶
    対値を比較する絶対値比較装置であって、 予め定められた規則に従って、第1および第2のデータ
    を各々が複数のビットを有する第1および第2の変換ビ
    ット信号に変換する変換手段を含み、 各前記第1および第2の変換ビット信号は、第1の論理
    を示すビットの数が、前記第1および第2のデータの対
    応するデータの絶対値に比例して増加され、 第1および第2の変換ビット信号の間で、対応するビッ
    トごとに論理積を実行し、複数の論理積信号を出力する
    論理積手段と、 前記複数の論理積信号を、前記予め定められた規則に従
    って逆に変換し、前記第1および第2のデータの一方を
    選択的に出力する逆変換手段とを含む、絶対値比較装
    置。
JP4167525A 1992-06-25 1992-06-25 絶対値比較装置 Expired - Lifetime JP2668180B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4167525A JP2668180B2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 絶対値比較装置
US08/043,710 US5376915A (en) 1992-06-25 1993-04-08 Absolute value comparing apparatus for comparing absolute values of data at high speed

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4167525A JP2668180B2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 絶対値比較装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0612226A JPH0612226A (ja) 1994-01-21
JP2668180B2 true JP2668180B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=15851315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4167525A Expired - Lifetime JP2668180B2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 絶対値比較装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5376915A (ja)
JP (1) JP2668180B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5528165A (en) * 1995-04-03 1996-06-18 Sun Microsystems, Inc. Logic signal validity verification apparatus
US5808500A (en) * 1996-06-28 1998-09-15 Cypress Semiconductor Corporation Block architecture semiconductor memory array utilizing non-inverting pass gate local wordline driver
JP4502040B2 (ja) * 2008-04-16 2010-07-14 日本電気株式会社 Simd演算器、simd演算器の演算方法、演算処理装置及びコンパイラ
US10082032B2 (en) 2012-11-06 2018-09-25 Howmet Corporation Casting method, apparatus, and product
US10304522B2 (en) 2017-01-31 2019-05-28 International Business Machines Corporation Method for low power operation and test using DRAM device
US9916890B1 (en) * 2017-02-21 2018-03-13 International Business Machines Corporation Predicting data correlation using multivalued logical outputs in static random access memory (SRAM) storage cells
US11526768B2 (en) 2017-06-02 2022-12-13 International Business Machines Corporation Real time cognitive reasoning using a circuit with varying confidence level alerts
US10037792B1 (en) 2017-06-02 2018-07-31 International Business Machines Corporation Optimizing data approximation analysis using low power circuitry
US10663502B2 (en) 2017-06-02 2020-05-26 International Business Machines Corporation Real time cognitive monitoring of correlations between variables
US10598710B2 (en) 2017-06-02 2020-03-24 International Business Machines Corporation Cognitive analysis using applied analog circuits

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3942171A (en) * 1974-04-03 1976-03-02 Texas Instruments Incorporated Scanning system for digital-analog converter
US4344005A (en) * 1978-07-18 1982-08-10 Rca Corporation Power gated decoding
JPS5749618A (en) * 1980-09-08 1982-03-23 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd Preparation of polyester type resin modified by silicone for melt coating
US4429238A (en) * 1981-08-14 1984-01-31 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Structured logic array
US4471310A (en) * 1982-01-04 1984-09-11 At&T Bell Laboratories Pulse generator having variable pulse occurrence rate
JPH0250621A (ja) * 1988-08-12 1990-02-20 Toshiba Corp 論理回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0612226A (ja) 1994-01-21
US5376915A (en) 1994-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2668180B2 (ja) 絶対値比較装置
US5957996A (en) Digital data comparator and microprocessor
JPH01144122A (ja) 除算回路
US5299145A (en) Adder for reducing carry processing
US6745219B1 (en) Arithmetic unit using stochastic data processing
JPH0744530A (ja) 演算装置
JPH03228122A (ja) 加算回路
Dawid et al. High speed bit-level pipelined architectures for redundant CORDIC implementation
US5150321A (en) Apparatus for performing serial binary multiplication
US5146479A (en) Up/down counter for counting binary data stored in flip flops
JP2675010B2 (ja) 情報処理装置
US5140323A (en) Digital signal orthogonal transformer apparatus
JP2991788B2 (ja) 復号器
JPS63149730A (ja) インクリメンタ
JPS6261120A (ja) けた上げ選択加算器
JP2705162B2 (ja) 演算処理装置
JP2629737B2 (ja) アキュムレータ
JP3074958B2 (ja) 加算機能付きシリアル乗算器
JPH0918875A (ja) データ処理装置
KR950010571B1 (ko) 라운딩 회로
JP2643576B2 (ja) 高速フーリエ変換用番地発生回路
JPH06152433A (ja) 符号化装置
JPS6184123A (ja) 論理集積回路
JPH0486116A (ja) ディジタル信号処理回路
JPH03204027A (ja) 乗算回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970527