JP2667451B2 - スクラップ切断装置 - Google Patents

スクラップ切断装置

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JP2667451B2
JP2667451B2 JP63172441A JP17244188A JP2667451B2 JP 2667451 B2 JP2667451 B2 JP 2667451B2 JP 63172441 A JP63172441 A JP 63172441A JP 17244188 A JP17244188 A JP 17244188A JP 2667451 B2 JP2667451 B2 JP 2667451B2
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武 辻中
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富士車輌株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/326Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars provided with shearing means for the scrap metal, or adapted to co-operate with a shearing machine

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  • Shearing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スクラップを圧縮して切断するための切
断装置に関するものである。
〔従来の技術〕
スクラップは、圧縮された後、適当な長さに切断され
て処理される。このような切断処理を行なう切断装置の
構造は、第1図(a)(b)に示すように、シャー本体
を構成するフレーム1に、スクラップ材料を投入するス
クラップ供給装置2を連結し、その供給装置2にスクラ
ップ材料をフレーム1に押し出す材料プッシャー3を設
けて成っている。
上記フレーム1は、昇降自在の切断用上刃4と、固定
の切断用下刃5を対向して備え、その上刃4の後方に、
昇降自在な押えスライド6が設けられている。
上記切断装置による切断工程は、次の4つの動作を1
サイクルとして行なわれる。
材料プッシャーが前進して、スクラップ供給装置2
内のスクラップ材料Aを、フレーム1の上刃4と下刃5
の間に向かって押し出す。
次に、押えスライド6が下降して、スクラップ材料
Aを下方に押圧し、動きを固定する。
ついで、上刃4が下降し、下刃5から突き出たスク
ラップ材料を下刃5との間で切断する。
切断後、上刃4が上昇し、次に材料押えスライド6
が上昇して、最初の状態に復帰する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、切断されるスクラップ材料の長さは、切断
処理後の利用目的により、密度の高い各種の長さのもの
が求められる。また、供給されるスクラップ材料は、内
部の密度にバラツキがあるため、密度を一定にさせる動
作が必要となる。
従来構造の切断装置においては、切断長の長いスクラ
ップ材料を形成しようとする場合、第13図に示すよう
に、供給装置内のスクラップ材料を材料プッシャーによ
り連続して数回押し出し、下刃5から必要な切断長さl
だけ突出させて、次に、押えスライド6で下方に押圧し
た状態で、上刃4と下刃5の間で切断する方法がとられ
ている。しかし、この方法では、下刃5より前方に突き
出したスクラップの部分が押えスライド6で加圧され
ず、上下方向に圧縮されていないために、切断されたス
クラップ材料は、密度が小さくてかさ高なものになり、
品質が悪くなる欠点を有していた。
この発明は、上記の欠点に鑑みてなされたもので、切
断長さの変化に応じて押えスライドによる加圧長さを変
化させ、切断長が長くしても高密度の良質なスクラップ
を得ることができる切断装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この発明は、昇降自在の
切断用上刃と固定の切断用下刃を備えるフレームに、そ
の上下刃の後方でスクラップ材料を下方に押圧する押え
スライドを設け、そのフレームの後部に、材料プッシャ
ーを備えたスクラップ供給装置を連結したスクラップ切
断装置において、スクラップ供給装置に供給したスクラ
ップ材料を材料プッシャーでフレームに押し出し、次に
そのスクラップ材料を押えスライドで押圧する際に、材
料プッシャーの押し出しと押えスライドの押え加圧の連
続動作を繰り返してスクラップ材料を所望の切断長に加
圧し、その後上刃と下刃の間で切断するようにしたもの
である。
〔作用〕
上記のように構成した切断装置では、材料プッシャー
がスクラップ材料を押し出すごとに押えスライドが下降
して材料を圧縮して、その連続動作を、下刃からの突き
出し量が必要な切断長さになるまで繰り返す。このた
め、突き出されたスクラップ材料は、全長にわたって高
密度に圧縮された状態になる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図に示す実施例のスクラップ切断装置
は、シャー本体を構成する門形フレーム1と、そのフレ
ーム1の後方に連結したスクラップ供給装置2とから成
っており、その供給装置2の後部には、材料プッシャー
3が設けられている。
上記フレーム1の開口8には、下端に切断用上刃4を
固定した切断スライド9と、押えスライド6が昇降自在
に取付けられている。切断スライド9は、フレーム1の
上部枠1aに取付けた1本又は2本以上の油圧シリンダ10
により駆動され、また、押えスライド6は、上部枠1aの
切断スライド駆動用シリンダ10の後方に取付けられた油
圧シリンダ12により駆動されるようになっている。
上記の油圧シリンダ12の作動は、切断装置の各切断動
作を制御する制御室において、後記の材料プッシャー3
の駆動シリンダ18の作動と連動するように制御されてい
る。これについては、後述する。
フレーム1の開口8の下部には、押えスライド6の下
方に位置して受け台13が設けられ、その受け台13の上部
前側に、切断用下刃5が取付けられている。この下刃5
は、幅方向に直線状に形成され、切断スライド9が下降
した際、上刃4の端面に摺接する。
一方、上刃4は、第1図に示すように、刃先形状が幅
方向に上下に傾斜をもたせて形成されており、この傾斜
により、下刃5との間で所要の剪断角、所謂シャー角を
得ている。
上記スクラップ供給装置2は、第3図に示すように、
一側に側壁2aを備えたボックスフレーム14の片側に、そ
のボックスフレーム14の幅方向に移動する横押スライド
7を設けて容器状に形成されており、上部がスクラップ
材料を投入する開口となり、側壁2aの上部に、その開口
を塞ぐ押蓋15が回動可能に取付けらている。
上記横押スライド7は、供給装置2の側部に回動可能
に取付けた支持アーム16の先端に取付けられ、供給装置
2の側方に設けられた複数の駆動シリンダ11の駆動によ
り、、ボックスフレーム14上を供給装置2の幅方向に摺
動するようになっている。上記横押スライド7の移動ス
トロークは、第3図で破線で示すように、最大に移動し
たとき、ボックスフレーム14上に、切断幅、すなわち、
下刃5の幅と同じ長さが残るように設定されており、供
給装置2内に投入されたスクラップ材料は、横押スライ
ド7により側壁2aに向かって押圧され、切断幅まで圧縮
される。
上記スクラップ供給装置2の後部に設けられた材料プ
ッシャー3は、第7図に示すように、切断幅と同じ幅の
押し出し板17と、その押し出し板17をボックスフレーム
14の長さ方向に移動させる駆動シリンダ18とから成って
いる。上記駆動シリンダ18は、押し出し板17を、切断の
1サイクルごとに所定量ずつ前側へ押し出し、供給装置
2内に投入されたスクラップ材料を全て下刃5から押し
出した後、所定の後退位置に復帰するように制御されて
いる。
この駆動シリンダ18の作動は、切断装置の制御室にお
いて、前記の押えスライド6駆動用の油圧シリンダ12と
連動するように制御されており、また、その連動は、制
御盤等に設けたプリセットスイッチの切換え操作によ
り、「単動」と「繰り返し作動」の2つの作動モードに
切換わるようになっている。上記作動モードにおいて、
「単動モード」に切換えた場合、切断の1サイクルにお
いて、材料プッシャー3の押し出しと押えスライド6の
押え加圧が1回だけ作動し、ついで、上刃4が下降する
ように制御される。
一方、「繰り返し作動」モードの場合は、制御盤等に
設けた繰り返し数設定のカウンタと共に使用され、駆動
シリンダ18の作動と油圧シリンダ12の作動の連続作動を
カウンタで設定した数だけ繰り返し、その繰り返しの終
了後、上刃4が下降するように制御される。このような
制御の回路は、制御室の内部に構成される。
この実施例の切断装置は、上記のような構造で成って
おり、次にその作用を説明する。
先ず、作業開始時に、プリセットスイッチにより「単
動」か「繰り返し作動」かのモードを決定する。
いま、、切断長を長くするため、制御室を「繰り返し
作動」モードにした場合、繰り返し数設定カウンタによ
り繰り返し数を設定する。この繰り返し数は、必要とす
る切断長から、押えスライド6の幅を割り算して求めら
れる。なお、押えスライド6の幅と、材料プッシャー3
の1回の押し出し量は、等しく設定されている。
次に、切断スイッチを入れて、切断作業を開始する。
第6図は、切断初期の状態を示している。この状態で
は、スクラップ材料Aは、スクラップ装置2の内部にお
いて横押スライド7により切断幅に圧縮され、スクラッ
プ材料Aの前端部は、押えスライド6による押圧により
上下に圧縮された状態にある。
次に、第7図のように、材料プッシャー3の押し出し
板17が前進し、スクラップ材料Aを所要量だけ下刃5か
ら前方に押し出す。
次に、第8図のごとく、押えスライド6が下降し、受
け台13との間で、スクラップ材料Aを加圧して圧縮す
る。この場合、材料プッシャー3の押し出し板17は若干
後退しており、その後退量は、制御室に設けたデジタル
スイッチ等で適宜設定される。
ついで、押えスライド6が上昇し、第9図のように、
材料プッシャー3の押し出し板17が前進してスクラップ
材料Aを押し出し、その後、再び押えスライド6が下降
して、材料を圧縮する。
このように、押し出し板17の前進と、押圧スライド6
の上下動の連続動作が、設定された繰り返し数だけ繰り
返され、下刃5からのスクラップ材料Aの突き出し量
が、必要な切断長さlになった時点で、押えスライド6
が第10図のごとくスクラップ材料Aを下方に加圧した状
態で、連続作動は終了する。この押えスライド6の加圧
は、次の切断の間中続けられ、スクラップ材料の動きを
固定する。
ついで、第11図に示すように、上刃4が下降し、下刃
5との間で、切断作用によりスクラップ材料Aを切断す
るが、この場合、押えスライド6で加圧した位置より前
方に突出したスクラップ材料は、押えスライド6により
押圧圧縮されているので、切断されたスクラップ塊は、
高密度で圧縮されたものになり、高い品質のものが得ら
れる。
切断が終了すると、第12図に示すように、上刃4と、
ついで押えスライド6が上昇して切断初期の状態に戻
り、最初から上記と同じ作業を繰り返す。
一方、切断長さが長く必要なく、制御を「単動」モー
ドに切り換えた場合は、切削工程は、第8図から直接、
第11図に移り、押し出し板6による押し出し量1回分だ
けの切断長さになる。
なお、上記の実施例は、スクラップ供給装置2内に、
スクラップ材料を切断幅に圧縮する横押スライド7を設
けた構造の切断装置を示しているが、スクラップ供給装
置内に投入したスクラップ材料を直接材料プッシャーで
押し出し、押えスライドで押さえて切断するギロチンシ
ャー等にも、上記と同様に、本発明を適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように、切断長に応じて、材料プ
ッシャーの押し出しと押えスライドの押え加圧を繰り返
して、切断するスクラップ材料を全て押えスライドで圧
縮するようにしたので、任意の切断長さの高密度で良質
なスクラップを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はスクラップ切断装置の構造を示す側面
図、第1図(b)は同上の正面図、第2図は実施例の切
断側面図の平面図、第3図は同上の一部縦断側面図、第
4図は同上の正面図、第5図は第2図のI−I線の横断
面図、第6図乃至第12図は切断工程を示す図、第13図は
従来の切断状態を示す図である。 1……フレーム、 2……スクラップ供給装置、 3……材料プッシャー、 4……切断用上刃、5……切断用下刃、 6……押えスライド、12……油圧シリンダ、 15……駆動シリンダ、 A……スクラップ材料。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降自在の切断用上刃と固定の切断用下刃
    を備えるフレームに、その上下刃の後方でスクラップ材
    料を下方に押圧する押えスライドを設け、そのフレーム
    の後部に、材料プッシャーを備えたスクラップ供給装置
    を連結したスクラップ切断装置において、スクラップ供
    給装置に供給したスクラップ材料を材料プッシャーでフ
    レームに押し出し、次にそのスクラップ材料を押えスラ
    イドで押圧する際に、材料プッシャーの押し出しと押え
    スライドの押え加圧の連続動作を繰り返してスクラップ
    材料を所望の切断長に加圧し、その後上刃と下刃の間で
    切断するようにしたことを特徴とするスクラップ切断装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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