JP2667380B2 - 給油ガイド - Google Patents

給油ガイド

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JP2667380B2
JP2667380B2 JP14062295A JP14062295A JP2667380B2 JP 2667380 B2 JP2667380 B2 JP 2667380B2 JP 14062295 A JP14062295 A JP 14062295A JP 14062295 A JP14062295 A JP 14062295A JP 2667380 B2 JP2667380 B2 JP 2667380B2
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hole
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静雄 山本
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湯浅糸道工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成繊維紡糸装置の
紡糸口金から紡出された紡糸直後のフイラメント集合体
を構成する各フイラメントの表面に油膜を形成してフイ
ラメント集合体と糸ガイド等との摩擦抵抗を低減させ、
また、フイラメント集合体に集束性を付与する目的で紡
糸直後のフイラメント集合体をオイリング処理するとき
に適用される給油ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、フイラメント集合体をオイリ
ング処理するに際し、フイラメント集合体の走行方向に
沿って形成された平坦な接糸面を有する給油ガイドを使
用し、油剤の吐出量をフイラメント集合体の性状に合わ
せて計量しながら油剤を接糸面に向けて継続的に吐出
し、フイラメント集合体を接糸面およびこの接糸面を伝
って流下する油剤膜に接触させながら走行させてフイラ
メント集合体に油剤を塗布していた。また、フイラメン
ト集合体を1回オイリング処理してから、パイプ内を走
行するフイラメント集合体に向って圧縮空気を吹きつけ
てフイラメントの表面に偏って付着した油剤を拡散さ
せ、その後、フイラメント集合体を2回目のオイリング
処理する方法が採用されている。なお、従来技術として
は例えば特開昭64−33207号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紡糸直後のフイラメン
ト集合体は全体の断面形状がほぼ円形となって各フイラ
メントが等間隔を保った状態で紡出され、フイラメント
集合体が給油ガイドの接糸面および油剤膜に接触して走
行するときにフイラメント集合体はその構成フイラメン
トが扁平状に並んだ状態で走行せずに構成フイラメント
が互に重なり合った状態で走行するので、接糸面および
油剤膜に接触しながら走行するフイラメントと、接糸面
および油剤膜から離れて走行するフイラメントとの間で
油剤の付着むらが必然的に起生する。油剤が付着してい
ないフイラメントが混入したフイラメント集合体は糸ガ
イド等との摩擦によって羽毛立ちやフイラメント切れが
起生し易くなり、集束性が悪くなる。
【0004】最近では、フイラメント径が数ミクロンで
フイラメント本数が1000本以上の超極細フイラメン
ト糸条が衣料用として製造されているが、この種の超極
細フイラメント糸条では油剤の付着むらが致命的な欠陥
となる。
【0005】また、油剤はフイラメントの表面積、フイ
ラメント本数、フイラメント集合体の走行速度等に合わ
せて吐出量を計量しながら吐出されるが、油剤を過剰に
吐出するとコスト高となるばかりでなく、フイラメント
集合体の走行速度が速くなるに伴って走行中のフイラメ
ント集合体の回りに随伴気流が発生するので、余剰の油
剤が随伴気流によってフイラメント集合体の回りへ飛散
する不具合がある。
【0006】さらに、気泡を含んだ油剤が平坦な接糸面
に吐出されると、気泡に接したフイラメントは部分的に
油剤が塗布されない状態で走行して油剤の付着むらが起
生する。
【0007】本発明はフイラメント集合体の構成フイラ
メントに対して油剤を均等に付着させてフイラメント集
合体を適切にオイリング処理することを課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の給油ガイド
は、上方から下方へ走行するフイラメント集合体が挿通
されるガイド孔には油剤の貯留が可能な漏斗状の壁面形
状を有する油溜め孔と、上端がこの油溜め孔の下端に連
接され、フイラメント集合体が密に集束されて通り抜け
る導糸孔とを形成し、前記ガイド孔の一側方にはこのガ
イド孔内に横方向から挿通されるフイラメント集合体が
扁平状態となって通り抜ける通し溝を形成し、前記油溜
め孔の壁面にはこの油溜め孔内に補給される油剤が吐出
される吐出口を開口した構成を有する。
【0009】請求項2の給油ガイドは、ガイド本体には
前記油溜め孔と、前記導糸孔と、前記通し溝と、前記吐
出口とが形成されたセラミック製の導糸ノズルと、この
導糸ノズルが取外し可能に結合されたホルダとを設けた
構成を有する。
【0010】請求項3の給油ガイドは、前記油溜め孔の
壁面にはこの壁面の周方向へ延長された横長スリット状
の吐出口を開口した構成を有する。
【0011】
【作用】請求項1の給油ガイドでは、フイラメント集合
体が扁平状態となって通し溝内を通り抜けてガイド孔内
に挿通され、吐出口から吐出された油剤が漏斗状の壁面
形状を有する油溜め孔内に貯留される。上方から下方へ
走行するフイラメント集合体が油溜め孔内の油剤中に浸
漬されて油溜め孔内を通り抜けてから、油剤で濡らされ
たフイラメント集合体が導糸孔内を密に集束された状態
で通り抜けてフイラメント集合体がオイリング処理され
る。
【0012】請求項2の給油ガイドでは、油溜め孔と、
導糸孔と、通し溝と、吐出口とを有するセラミック製の
導糸ノズルがホルダに結合されてガイド本体が形成さ
れ、また、導糸ノズルの損傷時に導糸ノズルがホルダか
ら取外されて取換えられる。
【0013】請求項3の給糸ガイドでは、吐出口を通じ
て油溜め孔内に吐出される油剤の吐出範囲が油溜め孔の
壁面の周方向に拡張される。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フイラメント
集合体が油溜め孔内を通り抜けるときに油溜め孔内に溜
められた油剤中に集束されずに浸漬された状態で走行す
るのでフイラメント集合体の各フイラメントを個々に油
剤で濡らして油剤をフイラメント集合体全体にその外層
部から内層部にわたって的確に付着させることができる
とともに、油剤で濡らされたフイラメント集合体が導糸
孔内を通り抜けるときにフイラメント集合体が密に集束
されて余剰の油剤が導糸孔の入口部で絞り取られた状態
となって走行するので、フイラメント集合体に付着した
油剤をその濡れ浸透効果によってフイラメント集合体内
に均等に分散させて適量の油剤をフイラメント集合体の
各フイラメントにむらなく付着させることができる。
【0015】従って、フイラメント集合体を油剤の付着
むらを無くして1回の給油工程で適切かつ均整にオイリ
ング処理することができ、オイリング処理されたフイラ
メント集合体の品質を向上させることができる。
【0016】請求項2の給油ガイドによれば、ガイド本
体のうち、フイラメント集合体が擦過する導糸ノズルの
みをセラミック製にしてあるので、給油ガイドの材料コ
ストを節減して給油ガイドの耐摩耗性能を良化すること
ができ、また、導糸ノズルが損傷したときに導糸ノズル
を取替えることによって給油ガイドの耐用寿命を延長す
ることができる。
【0017】請求項3の給油ガイドによれば、油剤を油
溜め孔内に広い範囲にわたって流し込むことができ、油
剤が油溜め孔内に偏って貯留される不具合を解消するこ
とができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1〜図7にし
たがって説明する。紡糸口金Kから紡糸されて全体の断
面形状が円形状となった状態で走行する紡糸直後のフイ
ラメント集合体Fをオイリング処理する目的で各紡糸口
金Kの下方に設置される給油ガイドGは、ガイド本体1
と、先端部がガイド本体1に結合され、基端部が機台に
固定されるパイプ体2とによって形成され、パイプ体2
内には油剤が流通する給油流路2aが形成されている。
【0019】ガイド本体1は金属製のホルダ3と、この
ホルダ3に取外し可能に結合されたセラミック製の導糸
ノズル4とによって形成されている。
【0020】ガイド本体1のホルダ3の中央部付近には
壁面の直径が下方から上方へ漸増するテーパ孔状の通し
孔5と、上端が通し孔5の下端に連接された丸孔状の取
付け孔6とが形成されている。
【0021】ホルダ3の先端付近には間隔が内方から外
方へ漸増するように並立されてフイラメント集合体Fを
内方へ案内する1対の外案内面7が左右対称状に形成さ
れ、この両外案内面7の間には通し孔5内および取付け
孔6内に連通された切込み部8が形成されている。
【0022】ホルダ3の基端付近にはパイプ体2の先端
部が嵌め込まれた凹部9と、パイプ体2の給油流路2a
と取付け孔6とを連通する給油孔10とが形成されてい
る。
【0023】導糸ノズル4はホルダ3の取付け孔6内に
密嵌状に嵌め込まれた状態で止めねじ21によってホル
ダ3に固定されている。
【0024】導糸ノズル4の中心部には2段テーパ孔状
のガイド孔11が上下方向に沿って縦貫状に貫設され、
このガイド孔11の下部には、壁面の下端の直径がフイ
ラメント集合体Fを密に集束したフイラメント束の外径
より若干拡大され、壁面12aの上端の直径が壁面12
aの下端の直径より僅かに拡大されたほぼ丸孔状の壁面
形状を有し、フイラメント集合体Fが密に集束されて通
り抜ける導糸孔12が形成されている。
【0025】ガイド孔11の上部には下端が導糸孔12
の上端に連接され、壁面13aの直径が導糸孔12のテ
ーパ角度以上のテーパ角度で下方から上方へ漸増する漏
斗状の壁面形状を有し、油剤が逆円錐台状の形態となっ
て貯留される油溜め孔13が形成され、この油溜め孔1
3の壁面13aの直径は下方へ漸次絞られてその下端の
出口部で最小となる。
【0026】導糸孔12の壁面12aの直径はフイラメ
ント集合体Fの性状に合わせて0.5〜2mmの範囲内で適
宜選定される。
【0027】導糸ノズル4の先端にはホルダ3の両外案
内面7の内方に外案内面7と並行に並立された左右1対
の内案内面15が形成され、この両案内面15の間には
切込み部8の内方に隣設された切込み部16が形成され
ている。
【0028】導糸ノズル4にはガイド孔11と切込み部
16内とを連通した状態でガイド孔11の先方に隣設さ
れ、横方向から各案内面7,15によって案内されてガ
イド孔11内に挿通されるフイラメント集合体が扁平状
態となって通り抜けるように導糸孔12の最小孔径より
縮小された溝幅を有するスリット状の通し溝17が縦貫
状に形成されている。
【0029】通し溝17の溝幅はフイラメント集合体F
の性状に合わせて0.1 〜0.5mm の範囲内で適宜選定され
る。
【0030】導糸ノズル4の上部には油溜め孔13内と
ホルダ3の給油孔10内とを連通した状態で油溜め孔1
3の上下方向の中央部付近に配設され、油溜め孔13内
に流し込まれる油剤を吐出する横長状の給油孔18が貫
設されている。
【0031】給油孔18の先端で油溜め孔13の壁面1
3aには油剤が油溜め孔13内に広い範囲にわたって流
し込まれるように油溜め孔13の壁面13aに沿って約
180°の範囲にわたって円弧状に湾曲して壁面13a
の周方向へ延長された横長スリット状の開口形状を有す
る吐出口19が開口されている。
【0032】ホルダ3の下端には導糸孔12の下端から
流出した余剰の油剤をノズル本体1の下方の回収部へ誘
導する回収溝22が凹設されている。
【0033】油剤を吐出孔19を通じて油溜め孔13内
に流し込むと、低粘度の油剤は油溜め孔13の出口部か
ら導糸孔12内へ微量づつ流下するが、フイラメント集
合体Fが油溜め孔13内および導糸孔12内に挿通され
た状態では油溜め孔13の出口部がフイラメント集合体
Fによってほぼ閉塞された状態となり、油剤はフイラメ
ント集合体Fに付着した状態で油溜め孔13内から導糸
孔12内に持ち込まれるため、油溜め孔13内でフイラ
メント集合体Fに付着して導糸孔12内に持ち込まれる
減量分の油剤を油溜め孔13内に継続的に補給すると、
必要量の油剤を常に油溜め孔13内に溜めた状態でフイ
ラメント集合体Fをオイリング処理することができる。
【0034】上記した給油ガイドGを使用してフイラメ
ント集合体Fをオイリング処理するに際し、フイラメン
ト集合体Fを通し溝17を通じてガイド孔11内に挿通
し、油剤を給油流路2a、給油孔10,18および吐出
口19を通じて油溜め孔13内に流し込んで油溜め孔1
3内に貯留し、油溜め孔13内の油剤の消費状態に合わ
せて油剤を油溜め孔13内に継続的に補給するようにし
た状態で、フイラメント集合体Fを上方から下方へ走行
させて油溜め孔13内および導糸孔12内を通過させる
と、フイラメント集合体Fは油溜め孔13内を通り抜け
るときにフイラメント集合体Fの各フイラメントが密に
集束されない状態で油溜め孔13内の油剤中に浸漬さ
れ、余剰の油剤が油溜め孔13の出口部で絞り取られた
状態となって導糸孔12内に進入し、続いてフイラメン
ト集合体Fはその各フイラメントが導糸孔12内で密に
集束されて各フイラメントに付着した油剤が分散して平
均化した状態となって導糸孔12内を通り抜けてオイリ
ング処理される。
【0035】従って、フイラメント集合体Fが油溜め孔
13内を通り抜けるときに油溜め孔13内に溜められた
油剤中に集束されずに浸漬された状態で走行するので、
フイラメント集合体Fの各フイラメントを個々に油剤で
濡らして油剤をフイラメント集合体F全体にその外層部
から内層部にわたって的確に付着させることができると
ともに、油剤で濡らされたフイラメント集合体Fが導糸
孔12内を通り抜けるときにフイラメント集合体Fが密
に集束されて余剰の油剤が導糸孔12の入口部で絞り取
られた状態となって走行するので、フイラメント集合体
Fに付着した油剤をその濡れ浸透効果によってフイラメ
ント集合体F内に均等に分散させて適量の油剤をフイラ
メント集合体Fの各フイラメントにむらなく付着させ、
フイラメント集合体Fを油剤の付着むらを無くして1回
の給油工程で適切かつ均整にオイリング処理することが
でき、オイリング処理したフイラメント集合体Fの品質
を向上させることができる。
【0036】また、ガイド本体1のうち、フイラメント
集合体Fが擦過する導糸ノズル4のみをセラミック製に
してあるので、給油ガイドGの材料コストを節減して給
油ガイドGの耐摩耗性能を良化することができるととも
に、導糸ノズル4が損傷したときに導糸ノズル4を取替
えることによって給油ガイドGの耐用寿命を延長するこ
とができる。
【0037】さらに、油剤を油溜め孔13内に吐出口1
9を通じて広い範囲にわたって流し込むことができ、油
剤が油溜め孔13内に偏って貯留される不具合を解消す
ることができる。
【0038】次に、図8、図9に示す本発明の第2実施
例について説明すると、本例では導糸ノズル4Aの給油
孔18Aが先上り状に形成され、吐出口19Aが油溜め
孔13Aの壁面に第1実施例の吐出口19より狭い範囲
にわたって開口されて吐出口19Aから吐出される油剤
の吐出範囲が縮小されている外は第1実施例と同様に構
成されている。
【0039】次に、図10、図11に示す本発明の第3
実施例について説明すると、本例では給油ガイドGのガ
イド本体1B全体がセラミック材で成形され、このガイ
ド本体1Bには導糸孔12Bおよび油溜め孔13Bを有
するガイド孔11Bと、通し溝17Bと、給油孔18B
と、吐出孔19Bとが形成されている。
【0040】第3実施例によれば、給油ガイドGの部品
点数を少くしてガイド本体1Bの構造を単純化すること
ができる。
【0041】なお、第2実施例、第3実施例のその他の
作用と効果については第1実施例とほぼ同様であるた
め、その説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す給油ガイドの拡大平
面図である。
【図2】同じく、給油ガイドの拡大正面図である。
【図3】図1のX1−X1線断面図である。
【図4】ホルダの拡大側断面図である。
【図5】導糸ノズルの拡大平面図である。
【図6】図5のX2−X2線断面図である。
【図7】図5のX3−X3線断面図である。
【図8】第2実施例の給油ガイドの導糸ノズルを示す拡
大平面図である。
【図9】図8のX4−X4線断面図である。
【図10】第3実施例の給油ガイドの拡大平面図であ
る。
【図11】図10のX5−X5線断面図である。
【符号の説明】
1,1B ガイド本体 3 ホルダ 4,4A 導糸ノズル 11,11B ガイド孔 12,12B 導糸孔 13,13A,13B 油溜め孔 17,17B 通し溝 19,19A,19B 吐出口 F フイラメント集合体 G 給油ガイド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方から下方へ走行するフイラメント集
    合体が挿通されるガイド孔には油剤の貯留が可能な漏斗
    状の壁面形状を有する油溜め孔と、上端がこの油溜め孔
    の下端に連接され、フイラメント集合体が密に集束され
    て通り抜ける導糸孔とを形成し、前記ガイド孔の一側方
    にはこのガイド孔内に横方向から挿通されるフイラメン
    ト集合体が扁平状態となって通り抜ける通し溝を形成
    し、前記油溜め孔の壁面にはこの油溜め孔内に補給され
    る油剤が吐出される吐出口を開口したことを特徴とする
    給油ガイド。
  2. 【請求項2】 ガイド本体には前記油溜め孔と、前記導
    糸孔と、前記通し溝と、前記吐出口とが形成されたセラ
    ミック製の導糸ノズルと、この導糸ノズルが取外し可能
    に結合されたホルダとを設けたことを特徴とする請求項
    1記載の給油ガイド。
  3. 【請求項3】 前記油溜め孔の壁面にはこの壁面の周方
    向へ延長された横長スリット状の吐出口を開口したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の給油ガイ
    ド。
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