JP2666832B2 - 温水暖房機 - Google Patents

温水暖房機

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JP2666832B2 JP4239190A JP23919092A JP2666832B2 JP 2666832 B2 JP2666832 B2 JP 2666832B2 JP 4239190 A JP4239190 A JP 4239190A JP 23919092 A JP23919092 A JP 23919092A JP 2666832 B2 JP2666832 B2 JP 2666832B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温水暖房機に関し、詳し
くは温水配管経路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外から燃焼用空気を取入れて燃焼廃ガ
スを屋外に放出する強制給排気式燃焼機二台を用いた温
水暖房機としては図1の構成図に示したものがある。図
示されているように、本体1内の右側にバーナー3aの
上部を燃焼室4aとして同燃焼室4a内に熱交換器5a
を設けた熱交換装置2aが配設されている。熱交換器5
aの一端は本体1の外部に臨んで温水の入口端8aとな
り、他端は加熱された温水を貯留するシスターン6aの
上部に開口している。シスターン6aの下部は循環ポン
プ7aの吸込み側に接続され、同ポンプ7aの吐出側は
本体1の外部に臨んで温水の出口端9aとなり、入口端
8aから熱交換器5a、シスターン6a、循環ポンプ7
a、出口端9a、図示していない負荷を経て熱交換器5
aに連なる閉管路を形成している。本体1内の左側にも
同様に、入口端8bから熱交換器5b、シスターン6
b、循環ポンプ7b、出口端9b、図示していない負荷
を経て入口端8bに連なる閉管路を形成している。図3
は配管系統図で、入口端8aから熱交換器5a、湯温検
出器10a、シスターン6a、循環ポンプ7a、出口端
9a、二点鎖線で示された高温負荷Aを経て入口端8a
に連なる閉管路と、入口端8bから熱交換器5b、湯温
検出器10b、シスターン6b、循環ポンプ7b、出口
端9b、二点鎖線で示された低温負荷Bを経て入口端8
bに連なる閉管路とが示されている。高温負荷Aとして
例えばファンコンベクタのような高温水を必要とする装
置を接続すると、ファンコンベクタからの信号が図示し
ていない制御部に送られてバーナー3aが強燃焼を行
い、湯温検出器10aからの信号により所定温度に制御
された高温水が循環する。一方低温負荷Bとして例えば
床暖房器のような低温水を必要とする装置を接続する
と、同様にして低温水が循環する。本機は一般用を意図
して3000kcal/hのファンコンベクタと床暖房
器各1台を接続できるように、5000kcal/hの
バーナーを二台具えている。しかしながら、ファンコン
ベクタのみ3台設置したいという要望があるときは、バ
ーナーの能力は十分にありながら1台の温水暖房機には
ファンコンベクタを2台接続し、更に温水暖房機1台を
追加して残りのファンコンベクタ1台を接続する必要が
あり、使用者に大きな負担をかけると共にエネルギーを
無駄に使用する欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
問題点に鑑みてなされたもので、温水暖房機内の二つの
管路を直列に接続する手段を具えてバーナーの出力を有
効に利用する温水暖房機を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明においては、バーナーとその上部に設けた
燃焼室内に熱交換器を配設した熱交換装置、加熱された
温水を貯留するシスターン、循環ポンプ及び出入口端を
本体内に二組収容して夫々を入口端、熱交換器、シスタ
ーン、循環ポンプ、出口端の順に接続し、出入口端間に
負荷を接続してなる温水暖房機において、一方の循環ポ
ンプと出口端間及び他方の入口端と熱交換器間に夫々開
閉弁を挿入する一方、一方の入口端と他方の入口端間、
一方の出口端と他方の出口端間及び一方の循環ポンプと
開閉弁との中間と他方の熱交換器と開閉弁との中間との
間に夫々制御弁用管路を設けて各管路に制御弁を挿入
し、上記開閉弁及び制御弁の何れかを選択的に開放して
なることを特徴としている。
【0005】
【作用】開閉弁を開放すると必要とされる水温の異なる
二種類の負荷が夫々のバーナーの能力範囲内で接続で
き、制御弁を開放すると一種類の負荷が二台のバーナー
の合計能力範囲内で接続できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、従来技術
と同一な部分は省略して図2に基づいて説明する。図2
は温水暖房機の配管系統図で、図示するように入口端8
aから熱交換器5a、湯温検出器10a、シスターン6
a、循環ポンプ7a、出口端9a、二点鎖線で示された
二台の高温負荷Aを経て入口端8aに連なる閉管路と、
入口端8bから熱交換器5b、湯温検出器10b、シス
ターン6b、循環ポンプ7b、出口端9b、二点鎖線で
示された一台の高温負荷Aを経て入口端8bに連なる閉
管路とが示されている。そして一方の循環ポンプ7aと
出口端9a間及び他方の入口端8bと熱交換器5b間に
夫々開閉弁11a、11bを設ける一方、一方の入口端
8aと他方の入口端8b間、一方の出口端9aと他方の
出口端9b間及び一方の循環ポンプ7aと開閉弁11a
との中間と他方の熱交換器5bと開閉弁11bとの中間
との間に夫々制御弁管路13a、13b及び13cを設
けて各管路に制御弁12a、12b及び12cを挿入し
ている。
【0007】従って、制御弁12a、12b、12cを
開放すると二台の高温負荷Aからは実線矢印で示したよ
うに温度の低下した高温水が入口端8aに流入し、バー
ナー3aの能力を超える負荷であるため熱交換器5aで
ある程度昇温してシスターン6aに貯留され、循環ポン
プ7aにより制御弁12cを通して熱交換器5bに送ら
れて再び熱交換して湯温検出器10bからの信号により
所定温度に制御された高温水となってシスターン6bに
貯留され、循環ポンプ7bにより制御弁12bを通って
出口端9aから二台の高温負荷Aに戻る。一方、一台の
高温負荷Aについても破線矢印で示したように、入口端
8bから制御弁12aを介して熱交換器5aに到り、あ
る程度昇温されてシスターン6aに貯留され、制御弁1
2cを経て熱交換器5bで再び熱交換して所定温度の高
温水に戻ってシスターン6bに貯留され、循環ポンプ7
bにより出口端9bを経て一台の高温負荷Aに戻る。こ
のように二つの熱交換器5a、5bが直列に接続される
ので二台のバーナー3a、3bの能力が合計して利用で
きる。制御弁12a、12b、12cを閉塞して開閉弁
11a、11bを開放すると、従来例と同様の二つの独
立した閉管路を形成するので、必要とされる水温の異な
る二種類の負荷に夫々のバーナーの能力範囲で所定の温
水を供給することができるのは自明である。以上詳述し
たように、本発明によれば開閉弁11a、11bを開放
すると温水暖房機内には二つの独立した管路が形成され
るので負荷からの信号により必要とされる高温水又は低
温水が独立して夫々の負荷に供給され、逆に開閉弁11
a、11bを閉塞して制御弁12a、12b、12cを
開放すると、温水暖房機内には二つの熱交換器5a、5
bを直列にして二組の出入口端を有する管路が形成され
るので、一種類の負荷をバーナーの能力一杯まで使用す
ことができる。この弁の切替えは設置時に手動で行って
も、或いは負荷からの台数信号を制御部が判断して自動
的に行うことも可能である。
【0008】
【発明の効果】開閉弁と制御弁を設けて選択的に開放す
るようにしたので、従来例のように二種類の負荷を接続
することと、一種類の負荷をバーナーの能力一杯まで接
続することが可能となり、温水暖房機とエネルギーを有
効に利用するという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来例による温水暖房機の構成図で
ある。
【図2】本発明による温水暖房機の配管系統図である。
【図3】従来例による温水暖房機の配管系統図である。
【符号の説明】
1 本体 2 熱交換器 3 バーナー 4 燃焼室 5 熱交換器 6 シスターン 7 循環ポンプ 8 入口端 9 出口端 10 湯温検出器 11 開閉弁 12 制御弁 13 制御弁用管路 A 高温負荷 B 低温負荷

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナーとその上部に設けた燃焼室内に
    熱交換器を配設した熱交換装置、加熱された温水を貯留
    するシスターン、循環ポンプ及び出入口端を本体内に二
    組収容して夫々を入口端、熱交換器、シスターン、循環
    ポンプ、出口端の順に接続し、出入口端間に負荷を接続
    してなる温水暖房機において、一方の循環ポンプと出口
    端間及び他方の入口端と熱交換器間に夫々開閉弁を挿入
    する一方、一方の入口端と他方の入口端間、一方の出口
    端と他方の出口端間及び一方の循環ポンプと開閉弁との
    中間と他方の熱交換器と開閉弁との中間との間に夫々制
    御弁用管路を設けて各管路に制御弁を挿入し、上記開閉
    弁及び制御弁の何れかを選択的に開放してなることを特
    徴とする温水暖房機。
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