JP2666775B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2666775B2
JP2666775B2 JP7149660A JP14966095A JP2666775B2 JP 2666775 B2 JP2666775 B2 JP 2666775B2 JP 7149660 A JP7149660 A JP 7149660A JP 14966095 A JP14966095 A JP 14966095A JP 2666775 B2 JP2666775 B2 JP 2666775B2
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泉 鈴木
英樹 小川
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、詳しく
は、自動車のエンジンルーム等雨水の侵入する箇所にお
いて使用される防水コネクタに関するものであって、特
に、ターミナルがコネクタハウジング内に設けたターミ
ナル収容室の所定の位置に収容係止されていることの確
認及びその係止状態を維持するための手段を有する防水
コネクタに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のコネクタは、例えば、欧
州出願公開特許第91,770号に開示されている。こ
のコネクタでは、第8図に示すように、コネクタハウジ
ング35の収容室36内に、内側面から突出した片持梁
状の弾性腕37を有し、該弾性腕37の自由端に設けた
突起38を、弾性腕37の撓みを利用して、収容室36
内に挿入されるターミナルの段差部に係止させ、該ター
ミナルを収容室36内の所定の位置に保持させるように
している。また、収容室36には、上記弾性腕37が撓
んで変位するための空間を設けている。また、ハウジン
グ35の後部39の側方には、ターミナルが所定の位置
に収容された状態で差し込み可能で、差し込まれた後は
ターミナルの抜けを防止する櫛歯状のリティナー40を
備えている。 【0003】一方、上記コネクタハウジング35と対と
なるコネクタハウジング41の外殻を構成する周壁43
上には、シールリング42を巻装しており、このシール
リング42により、ハウジング35,41を密封するよ
うにしている。このシールリング42は、凹部44を上
記周壁43上に設けられたリブ45に嵌め込んだ状態で
当該部分に係止されている。 【0004】ところで、自動車等の配線においては、同
じ箇所に同極数の対となるコネクタが複数対使用される
ことがあるが、作業者の誤接続を防止するため、従来の
一般的なコネクタの中には、対となるコネクタ同士その
ハウジング形状もしくは色が異なるように形成され、使
用に供しているものもある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述したようなコネク
タにおいて、ターミナルが突起38と係合されずに所定
位置に挿入されない半嵌合状態である場合は、相手方コ
ネクタと嵌合する前に検出する必要があるが、該半嵌合
状態を検出することができない。 【0006】また、コネクタハウジング周壁上へのシー
ルリング42の係止は、周壁上のリブ45とシールリン
グ42の凹部44との嵌め合いによりなされているた
め、対となるコネクタ相互を解除するときにシールリン
グの凹部44は周壁上のリブ45から容易に離脱してし
まうことがある。 【0007】本発明は、上記のような従来のコネクタに
おける問題を解決するためになされたものであって、タ
ーミナルの半嵌合状態を検知できると共に、シールリン
グを確実に固定できるようにすることを目的としてい
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、電線先端に接続したターミナルと、上記ター
ミナルをそれぞれ収容する収容室を内部に設けていると
共に、外周壁上に環状突出部を周設しているコネクタハ
ウジングと、上記コネクタハウジグの外周上で環状突出
部の前端面に沿って巻装したシールリングと、上記コネ
クタハウジグの前部全面を閉鎖するように被冠された状
態でロックされると共に、その上記コネクタハウジング
前部全面を閉鎖する底壁部に、相手方端子挿入用の窓部
を有し、かつ、その開口側の後端面と上記環状突出部の
前端面との間で上記シールリングを挟持するキャップを
備え、該キャップとコネクタハウジングとの間で固定さ
れているシールリングの外周面に接するように、相手方
コネクタハウジングが嵌合する構成としていることを特
徴とするコネクタを提供している。上記コネクタハウジ
ングに、上記ターミナルそれぞれ収容するターミナル収
容室を側壁で仕切って形成し、これら側壁の間に前方に
開口するポケット部を形成すると共に、上記側壁の後端
面に係止段部を設ける一方、上記キャップに、その底壁
部より、先端に鉤部を備えた係止専用の可撓性アームを
突設し、該キャップの鉤部を上記コネクタハウジングの
ポケット部を通して、上記係止段部に係止させて固定す
る構成としている。 【0009】上記本発明のコネクタは、例えば、電線先
端に接続したターミナルと、上記ターミナルをそれぞれ
収容する一対のターミナル収容室を前後方向に貫通させ
て並設すると共に、中央部外周壁上に環状突出部を周設
したコネクタハウジングと、上記コネクタハウジングの
前部に被冠され、その底壁部が上記コネクタハウジング
の前面に当接されると共に相手方ターミナル挿入用の窓
口を有し、後端の開口端縁部と上記コネクタハウジング
の環状突出部とでターミナル収容室外周壁上に環状凹部
を形成するキャップと、上記環状凹部に巻装されるシー
ルリングとを備え、上記コネクタハウジングの一対のタ
ーミナル収容室の間には、前方を開口する一方、後方側
で各ターミナル収容室と連通するポケット部を形成し、
上記ターミナル収容室とポケット部とを区画する側壁の
後方側に収容室側に突出するターミナル抜き止め用の突
部を設けると共に、この側壁の後方端部をポケット部側
から収容室側へ陥設した係止段部とし、上記コネクタハ
ウジング外周壁の上記側壁とターミナル収容室を隔てて
対向する箇所に、外部へ変位可能な自由端部分を有する
片持ち梁状の弾性腕を設け、上記ターミナル収容室に挿
入されたターミナルの陥設部が上記突部に嵌合する一
方、上記弾性腕は上記突部にターミナルの陥設部分が嵌
合するまでの間、上記突部上に乗り上がった状態のター
ミナルと当接して一時的に外部へ変位し、ターミナルを
前方へ挿入可能とし、一方、上記キャップは、底壁部に
突設され先端部分が二又に分岐すると共に、各分岐部の
先端に鉤部を設けた可撓性アームを備え、上記キャップ
の外周面上には、軸方向に延在する凹条溝を適条数設
け、これら凹条溝はこのキャップを被冠してなるコネク
タと対となる相手方コネクタの嵌合部上において形成さ
れた軸方向へ延在する適条数の凸条に対応して構成さ
れ、上記キャップを上記コネクタハウジング前部に被冠
すると、上記周壁部が弾性腕の変位点上に位置すると共
に、上記鉤部が上記係止段部に夫々係止される構成とす
ることが好ましい。 【0010】 【作用】本発明にかかるコネクタでは、コネクタハウジ
グ内に挿入したターミナルが収容室の所定の位置におさ
まっていない半嵌合状態の時、コネクタハウジグの外周
壁の一部を構成する弾性腕の自由端が収容室の外方へ突
出した状態となり、キャップは上記自由端と当接し、キ
ャップをハウジング前部に被冠することが出来なくな
る。よって、ターミナルの半嵌合状態を検知することが
出来る。 【0011】一方、ターミナルがコネクタハウジグ内の
正規位置に嵌合されていて、キャップがハウジング前部
に被冠されると、キャップの開口端縁部がハウジング中
央部周壁上に形成した環状突出部と適宜間隔をおいて対
峙し、ハウジング周壁部上に環状凹部を形設し、当該部
分に巻装されたシールリングを保持する。このように、
コネクタハウジグの外周上に設けた相手方コネクタの挿
入用空所において、環状突出部とキャップの開口端の間
でシールリングを保持するため、コネクタを互いに抜き
差ししてもシールリングが所定位置からずれることを防
止できる。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本発明に係るコネクタの組付け前の状態
を示し、1は内部にそれぞれターミナル12,12'を
収容する一対のターミナル収容室(以下、収容室と略
す)2,2'を並設すると共に、中央部周壁3上に環状突
出部4を設け、相手方コネクタ27を挿入する空所を設
けたコネクタハウジングである。 【0013】上記収容室2,2'の間には、ハウジング1
の前方へ開口するポケット部9を形成している。各収容
室2,2'とポケット部9は、それぞれ隔壁を構成する側
壁6により区画されている。側壁6の後方側には収容室
2,2'側に突出する鉤状のターミナル抜け止め用の突部
5を設けている。 【0014】また、上記側壁6の後方端部にポケット部
9側から収容室2,2'へ連通する窓口部10を形成し、
窓口10の開口端の前部をポケット部9側から収容室
2,2'側に陥設した係止段部11としている。 【0015】尚、本発明では、必ずしも上記係止段部1
1は窓口部10の開口端に形成する必要はなく、ポケッ
ト部9側から陥設した部分の段差部に形成すればよい。 【0016】上記ハウジング1の外周壁の側壁6と収容
室2,2'を隔てて対向する箇所には、上記突部5と対応
する位置に、外部へ変位可能な自由端部分7を有する片
持ち梁状の弾性腕8を設けている。この弾性腕8は、後
述するターミナル12,12'の半嵌合を検知する機能を
有すると共に、収容室2,2'と外部との隔壁としての機
能を有している。 【0017】14は上記コネクタハウジング1の前部に
被冠されるキャップであり、このキャップ14は底壁部
15と周壁部16からなる。底壁部15には一対の窓口
17,17'を形成している。また、底壁部15の窓口1
7,17'の間の部分からは、キャップ14の開口方向へ
延在し、少なくとも先端部分が二又状となり、各分岐部
の先端に鉤部18,18'を有する可撓性アーム19を突
設している。更に、キャップ14の外周面上には、軸方
向に走る凹条溝26,26'を2条設けている。 【0018】上記キャップ14は、コネクタハウジング
1の前部に被冠されると、キャップ14の周壁部16
が、上記した弾性腕8の自由端部分7の変位点上に位置
するように構成している。 【0019】また、キャップ14は、コネクタハウジン
グ1に被冠した状態で、その開口端20とコネクタハウ
ジング中央部周壁3上に設けた環状突出部4との間で環
状凹部21を形成するように構成している。 【0020】更に、キャップ14は、コネクタハウジン
グ1に被冠した状態で、相手側コネクタ27(第4図参
照)の嵌合部28に嵌入され、上記相手側コネクタ27
の嵌合部28には上記キャップ14の外周面上の凹条溝
26と同数の凸条29を対応する位置に設けている。 【0021】尚、本実施例ではキャップに凹条溝を2条
設けているが、本発明では、凹条溝の条数は特に限定さ
れるものではない。例えば、第5図(A)(B)、第6図
(A)(B)は夫々コネクタ相互の嵌合部分に設けられる凹
条溝、凸条の対応関係を示すものであり、第5図(A)
(B)ではその数を2条としており、第6図(A)(B)では
その数が1条のものを示す。 【0022】22はコネクタハウジング1の外周上の上
記相手方コネクタ27を挿入する空所おいて、上記環状
突出部4とキャップ14の開口端20の間に巻装される
ゴム製のシールリングである。即ち、シールリング22
は、環状突出部4に当接する位置までハウジング1の前
部から嵌め入れられ、後の工程でハウジング1の前部に
被冠するキャップ14の開口端20と環状突出部4との
間(環状凹部)で把持され、軸方向への動きが規制されて
いる。23,23'は上述したターミナル12,12'の電
線掴み部24に接続されたリード線である。 【0023】25,25'はリード線23,23'に被着さ
れ、上述の電線掴み部24の被覆掴み部24a,24a'に
狭少部分を把持されてなるゴム栓である。このゴム栓2
5,25'はその鍔部分をもって、ターミナル12,12'
が収容室2,2'に収容された状態で収容室2,2'の後方
開口部をシールする。 【0024】次に、上記構成からなる本実施例のコネク
タの組立て作業について説明する。まず、各ターミナル
12,12'は夫々収容室2,2'の後方から挿入され、挿
入途中では、第2図に図示するように、突部5上に乗り
上がり、突部5に対向した位置に上記弾性腕8の自由端
部分7を収容室2,2'の外部へ押し上げて進入する。タ
ーミナル12,12'が所定の位置へ進入すると、ターミ
ナル12,12'の陥設部分13に突部5が嵌合し、弾性
腕8の自由端部分7は元の状態、即ち、収容室2,2'内
に復帰する。尚、上記の作業と前後して、上記ハウジン
グの周壁上のシールリング22を巻装する。 【0025】次に、キャップ14をコネクタハウジング
1の前部に被冠する。上記鉤部18,18'が係止段部1
1に係止され、よって、キャップ14がコネクタハウジ
ング1に固定係止される。この鉤部18,18'と係止段
部11の係止部分は、ポケット部9内に配置されている
ため、外部から直接力が作用せず、誤ってキャップ14
をコネクタハウジング1から外してしまうことがない。 【0026】上記のようにキャップ14を被冠されると
き、キャップ14の周壁部16は、上述した弾性腕8の
自由端部分7の変位点上に位置するように構成されてい
るため、ターミナル12,12'が収容室2,2'の所定の
正規位置におさまらず、ターミナルの陥設部分13に側
壁6の突部5が嵌合していない半嵌合状態、即ち、自由
端部分7が突部5上に乗り上がった状態で外部へ変位し
ている状態のとき、当該キャップ14は上記自由端部分
7に当接し、被冠不可能となる(第2図参照)。作業者
は、この状況を確認することにより、ターミナル12,
12'の収容室2,2'への挿入が不十分で、半嵌合状態
であることを検知できる。 【0027】本実施例では、上記のように側壁部6に設
けた突部5にターミナル12,12'の陥設部に嵌合する
一方、弾性腕8にはターミナル12,12'を係止させて
いないため、リード線23の引張等により、ターミナル
12,12'を引き抜こうとする力が作用しても、突部5
が撓むことがなく、かつ、弾性腕には力が作用しない。
そのため、上記引抜力によりターミナル12,12'がガ
タつくことがなく、また、弾性腕8が折損あるいは破損
することもない。 【0028】上記のようにキャップ14をコネクタハウ
ジング11に固定した状態で相手方コネクタを接続す
る。このとき、相手方コネクタに、キャップ14の外周
面に設けた凹条溝26と対応する凸条を設けているた
め、この凹条溝26と凸条とが対応しない場合には、両
コネクタを接続することができない。そのため、本実施
例では、作業者が接続すべきコネクタを取り違えるのを
防止することができる。また、本実施例のコネクタで
は、上記凹条溝26と凸条との対応により、対となるコ
ネクタを特定することが出来るため、同極数のコネクタ
を同じ箇所で使用する場合にもキャップの凹溝の数、配
置等を異ならせておけばハウジングそのものは共用する
ことが出来る。 【0029】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、第7図に
示すように、コネクタハウジング1の外周壁上に環状突
出部4を設けると共に、該環状突出部4の外周側にロッ
クアーム30を設け、ロックアーム30と外周壁との間
に相手方コネクタ27が挿入する挿入用空間32が設け
られ、該相手方コネクタ挿入用空間32内でコネクタハ
ウジング1の外周にシールリング22を取り付けてい
る。一方、相手方コネクタ27に係止突起31を設け、
上記ロックアーム30の先端を係止突起31に係止する
ことにより、コネクタを結合状態で保持する構成として
いる。図7には図示していないが、上記コネクタハウジ
ング1にはターミナルの半嵌合状態を検知する機能を設
けていることは言うまでもない。 【0030】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係わ防水コネクタでは、ターミナルが収容室の所定の
位置に収容されていない場合には、キャップをハウジン
グ前部に被冠できないため、ターミナルが半嵌合状態で
あることを事前に検知できる。 【0031】また、シールリングが、ハウジング中央周
壁上の相手方コネクタの挿入用空間において、環状突出
部とキャップの開口端の間で把持されるため、コネクタ
相互を抜き差ししても、シールリングが所定の位置から
ずれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るコネクタの組み付け前の状態を
示す一部破断分解斜視図である。 【図2】 上記コネクタの組み付け途中の状態を示す断
面図である。 【図3】 上記コネクタの組み付け後の状態を示す一部
破断斜視図である。 【図4】 上記コネクタを相手方コネクタに接続する前
の状態を示す分解断面図である。 【図5】 (A)(B)は本発明に係るコネクタの嵌合部と
相手方コネクタの嵌合部との夫々に設けられた凹条溝及
び凸条が夫々2条である場合の対応関係を示す夫々のコ
ネクタの正面図である。 【図6】 (A)(B)は上記凹条溝及び凸条が夫々1条で
ある場合の対応関係を示す夫々のコネクタの正面図であ
る。 【図7】 上記コネクタをキャップを介して相手方コネ
クタに接続するための他の実施例を示す分解断面図であ
る。 【図8】 従来のコネクタの一例を示す概略断面図であ
る。 【符号の説明】 1…コネクタハウジング 2…ターミナル収容室 3…中央部周壁 4…環状突出部 5…突部 6…側壁 7…自由端部分 8…弾性腕 9…ポケット部 10…窓口部 11…係止段部 12…ターミナル 13…陥設部分 14…キャップ 15…底壁 16…周壁部 17…窓口 18…鉤部 19…可撓性アーム 20…開口端 21…環状凹部 22…シールリング 23…リード線 24…電線掴み部 24a…被覆掴み部 25…ゴム栓 26…凹条 27…相手方コネクタ 28…嵌合部 29…凸条 30…ロックアーム 31…係止突起

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.電線先端に接続したターミナルと、 上記ターミナルをそれぞれ収容する収容室を内部に設け
    ていると共に、外周壁上に環状突出部を周設しているコ
    ネクタハウジングと、 上記コネクタハウジグの外周上で環状突出部の前端面に
    沿って巻装したシールリングと、 上記コネクタハウジグの前部全面を閉鎖するように被冠
    された状態でロックされると共に、その上記コネクタハ
    ウジング前部全面を閉鎖する底壁部に、相手方端子挿入
    用の窓部を有し、かつ、その開口側の後端面と上記環状
    突出部の前端面との間で上記シールリングを挟持するキ
    ャップを備え、 上記キャップとコネクタハウジングとの間で固定されて
    いるシールリングの外周面に接するように、相手方コネ
    クタハウジングが嵌合する構成としていることを特徴と
    するコネクタ。 2.上記コネクタハウジングに、上記ターミナルそれぞ
    れ収容するターミナル収容室を側壁で仕切って形成し、
    これら側壁の間に前方に開口するポケット部を形成する
    と共に、上記側壁の後端面に係止段部を設け、 上記キャップに、その底壁部より、先端に鉤部を備えた
    係止専用の可撓性アームを突設し、該キャップの鉤部を
    上記コネクタハウジングのポケット部を通して、上記係
    止段部に係止させて固定する構成としている請求項1に
    記載のコネクタ。
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