JP2663912B2 - ディスクの製造方法 - Google Patents
ディスクの製造方法Info
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- JP2663912B2 JP2663912B2 JP9897795A JP9897795A JP2663912B2 JP 2663912 B2 JP2663912 B2 JP 2663912B2 JP 9897795 A JP9897795 A JP 9897795A JP 9897795 A JP9897795 A JP 9897795A JP 2663912 B2 JP2663912 B2 JP 2663912B2
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- Japan
- Prior art keywords
- disk
- master
- stamper
- nickel
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等のディス
クの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】光ディスクは大容量の情報記録が可能で
あり、情報の記録と再生をディスク面と非接触の状態で
行うことができ、また粉塵の影響を受けにくいなどの特
徴を備えたメモリである。すなわち、磁気ディスクや磁
気テープでは1ビットの情報記録に数10平方μmの面
積を要するのに対し、光ディスクの場合はレーザ光を直
径1μmの微小スポットに集光して記録を行うため、記
録面積は1平方μm程度で足りることになり、大容量記
録が可能となる。 【0003】また、対物レンズによって絞り込まれるレ
ーザ光のレンズ端面からディスク面までの距離は、1乃
至2mmあるので磁気ディスクで問題となるヘッドクラ
ッシュの危険性を避けることができ、従って長寿命化が
可能となる。また、記録再生用のレーザ光は厚さが1m
m程度の透明なカバーを通して絞り込まれるため記録媒
体が露出しておらず、そのため汚染が避けられると共
に、直径が1μm程度のスポットも透明カバー上では直
径が1μm程度の光ビームであるため粉塵の存在が殆ど
影響を及ぼさなくなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図1は、光ディスク用
スタンパの製造工程を示すものである。すなわち、良く
研磨した厚さが約5mmで直径が20乃至40cmのガ
ラス円板を基板とし、同図(A)に示すようにこの基板
1の上にスピンコート法を用いてレジスト膜2を形成す
る。 【0005】次にレーザ光をプリグルーブ位置およびト
ラックNO. などのアドレス位置に選択照射してレジスト
膜2を感光せしめ、これを現像することにより同図
(B)に示すようなプリグルーブ原盤3ができあがる。
次に同図(C)に示すにように真空蒸着法によりプリグ
ルーブ原盤3の上に厚さ数100Åのニッケル(Ni)
蒸着膜4を作り、更にこの蒸着膜4の上に同図(D)で
示すように電解鍍金(以下略してメッキ)法により厚さ
約300μmのNi層5を形成する。 【0006】このようにして作られたNi層5を同図
(B)に示すプリグルーブ原盤3から剥離することで同
図(E)に示すようなスタンパ6が完成する。そして、
このようにして作られたスタンパ6はこれを鋳型とし、
レコード製作と類似の方法で合成樹脂を成型し、この合
成樹脂板の上に記録媒体層を形成することにより光ディ
スクが作られている。 【0007】ここでスタンパ6の必要条件は同図(B)
に示すようにレジスト膜2に形成されているプリグルー
ブやアドレス等の情報が高精度に再現されていると共
に、これから情報の書込みが行われる位置例えばプリグ
ルーブ位置は平坦であって欠陥の無いことが必要であ
る。その理由は記録媒体面に凹凸が存在すると読みだし
に当たってレーザ光が乱反射してノイズが増大すると共
に情報品質が著しく損なわれる。 【0008】そこで、ガラス基板1は平滑に研磨したも
のを使用する。そして、同図(C)で示すレジスト膜2
上にNi蒸着膜4を形成する。さらに、レジスト膜2と
Ni蒸着膜4との密着性をより向上させるために基板1
を加熱することが行なわれている。然し、レジスト膜2
にNi蒸着を行なうことや、前述の基板加熱を行なうこ
とで、レジスト膜2から揮発成分が発生してNi蒸着膜
4の中に混入したり、レジスト膜2とNi蒸着膜4とが
何らかの反応を起こすことなどが原因してNi蒸着膜が
撥水性を帯びる。ゆえに、その次のNiメッキ工程にお
いて、Ni層5とNi蒸着膜4との密着性が不完全とな
る。そのため、スタンパ6の形成のためにNi層5をプ
リグルーブ原盤から剥離するに当たってNi蒸着膜4の
一部がレジスト膜2の上に残存し、そのためスタンパ6
の欠陥数が多くなる問題がある。 【0009】この解決法としてNi蒸着膜4を形成した
後に溶剤を使用して膜面を洗浄することが考えられる
が、Ni蒸着膜4の厚さが薄く、またレジストが一般の
溶剤に対し容易に溶解するため、洗浄などの表面処理を
行えないと云う問題があった。本発明は、欠陥の少ない
良質なスタンパを用いて情報品質の良好なディスクの製
造方法を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクの製
造方法において、加熱状態のディスクの原盤上にニッケ
ル蒸着膜を形成し、前記原盤の撥水性が除去されるよう
に前記原盤をニッケル鍍金液に浸漬して回転させる前処
理を行なった後、ニッケルの電気鍍金を行い、前記原盤
から剥離することにより作成されたスタンパを鋳型と
し、樹脂で成型して前記ディスクを製造することを特徴
とする。また、前記ディスクは光ディスクであることを
特徴とする。 【0011】 【作用】本発明は、ディスクの原盤上にニッケル蒸着膜
を形成したる後、前記原盤をニッケル鍍金液に浸漬して
回転させる前処理を行って、ニッケル蒸着膜の撥水性を
除去した後ニッケルの電気鍍金を行い、原盤から剥離し
て欠陥の少ないスタンパを作成し、そのスタンパを鋳型
としてディスクを作成することで情報品質の良質なディ
スクを作成することができる。 【0012】 【実施例】スタンパ6の製作に当たっては成形面におけ
る欠陥は出来る限り少なくすることが必要である。然
し、レジスト膜2にNi蒸着を行なうことや、基板加熱
を行なうことで、何らかの反応を起こすことなどが原因
してNi蒸着膜に大きな撥水性が生じてしまうことがあ
る。 【0013】発明者等は溶剤処理を行うことなく撥水性
を除去する方法として図1(C)に示すNi蒸着膜4を
形成したプリグルーブ原盤(以下略して蒸着基板)をN
iメッキ液の中に浸漬し、回転処理を行うことにより撥
水性が除去できることを見いだした。然しこの撥水性の
除去は本質的なものではなく、水洗洗浄を行ったのち乾
燥処理を施せば再び元の撥水性が現れてくる。この理由
は明瞭ではないが恐らくNi蒸着液とメッキ液との電位
差及び回転による攪拌効果に依ってメッキ液に添加して
ある界面活性剤が蒸着基板の表面に析出して撥水性を消
失させていると思われる。 【0014】この方法により、蒸着基板とNiメッキ層
との密着性は向上し、図1(D)で示すNi層5を剥離
してスタンパ6を作る際にNi蒸着膜4の残存による欠
陥を無くすことができる。以下ディスクの作成方法につ
いて説明する。プリグルーブ原盤にNi蒸着膜を形成す
る際の基板加熱温度を140℃とし、この条件で蒸着し
て厚さ500ÅのNi蒸着膜を形成した。 【0015】この蒸着基板をスルフアミン酸ニッケルを
主構成成分とする市販のニッケルメッキ液に浸漬し10
0RPMの回転数で40分に互って回転させ、その後通
常の方法でメッキを行ってスタンパを作ったが欠陥密度
は10程度であり従来と較べると遙かに少ない。そし
て、このように欠陥の少ないスタンパを鋳型とし、レコ
ード製作と類似の方法で合成樹脂を成型し、この合成樹
脂板の上に記録媒体層を形成することにより光ディスク
を作成する。 【0016】図2はスタンパの欠陥密度と浸漬時間との
関係を示すもので、欠陥数はスタンパの表面をレーザス
ポットで走査する場合に反射光の異常から計測した。こ
こで蒸着基板の回転は100RPMであるが、特性曲線
7より明らかなように欠陥密度は浸漬時間と共に減少し
て一定値に近づく。なお、ここで欠陥密度はスタンパ表
面に生じている全ての欠陥を計数したものであって、特
性曲線7の飽和値においてはNi蒸着膜の剥離欠陥は見
当たらない。 【0017】以上のように蒸着基板を液中で回転させる
と云う簡単な処理を施すことにより、スタンパの欠陥を
減らすことができる。尚、図2の特性曲線7で示される
如く、スタンパの欠陥密度は僅かな浸漬時間でも大幅に
減少して直ちに飽和値近くに達する。そして、欠陥密度
は約60分で飽和値に達している。スタンパは、ディス
クを製造するための原盤であるので、蒸着基板の液中で
の回転は、Ni蒸着膜の剥離欠陥が見当たらなくなる特
性曲線7の欠陥密度の数の減少が飽和値に達するまで行
なうことが望ましい。 【0018】 【発明の効果】本発明は、欠陥の少ない良質なスタンパ
を用いてディスクを製造することで、プリグルーブやア
ドレスなどの情報が高精度に再現され、情報品質の良好
なディスクを提供することが可能になる。
クの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】光ディスクは大容量の情報記録が可能で
あり、情報の記録と再生をディスク面と非接触の状態で
行うことができ、また粉塵の影響を受けにくいなどの特
徴を備えたメモリである。すなわち、磁気ディスクや磁
気テープでは1ビットの情報記録に数10平方μmの面
積を要するのに対し、光ディスクの場合はレーザ光を直
径1μmの微小スポットに集光して記録を行うため、記
録面積は1平方μm程度で足りることになり、大容量記
録が可能となる。 【0003】また、対物レンズによって絞り込まれるレ
ーザ光のレンズ端面からディスク面までの距離は、1乃
至2mmあるので磁気ディスクで問題となるヘッドクラ
ッシュの危険性を避けることができ、従って長寿命化が
可能となる。また、記録再生用のレーザ光は厚さが1m
m程度の透明なカバーを通して絞り込まれるため記録媒
体が露出しておらず、そのため汚染が避けられると共
に、直径が1μm程度のスポットも透明カバー上では直
径が1μm程度の光ビームであるため粉塵の存在が殆ど
影響を及ぼさなくなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図1は、光ディスク用
スタンパの製造工程を示すものである。すなわち、良く
研磨した厚さが約5mmで直径が20乃至40cmのガ
ラス円板を基板とし、同図(A)に示すようにこの基板
1の上にスピンコート法を用いてレジスト膜2を形成す
る。 【0005】次にレーザ光をプリグルーブ位置およびト
ラックNO. などのアドレス位置に選択照射してレジスト
膜2を感光せしめ、これを現像することにより同図
(B)に示すようなプリグルーブ原盤3ができあがる。
次に同図(C)に示すにように真空蒸着法によりプリグ
ルーブ原盤3の上に厚さ数100Åのニッケル(Ni)
蒸着膜4を作り、更にこの蒸着膜4の上に同図(D)で
示すように電解鍍金(以下略してメッキ)法により厚さ
約300μmのNi層5を形成する。 【0006】このようにして作られたNi層5を同図
(B)に示すプリグルーブ原盤3から剥離することで同
図(E)に示すようなスタンパ6が完成する。そして、
このようにして作られたスタンパ6はこれを鋳型とし、
レコード製作と類似の方法で合成樹脂を成型し、この合
成樹脂板の上に記録媒体層を形成することにより光ディ
スクが作られている。 【0007】ここでスタンパ6の必要条件は同図(B)
に示すようにレジスト膜2に形成されているプリグルー
ブやアドレス等の情報が高精度に再現されていると共
に、これから情報の書込みが行われる位置例えばプリグ
ルーブ位置は平坦であって欠陥の無いことが必要であ
る。その理由は記録媒体面に凹凸が存在すると読みだし
に当たってレーザ光が乱反射してノイズが増大すると共
に情報品質が著しく損なわれる。 【0008】そこで、ガラス基板1は平滑に研磨したも
のを使用する。そして、同図(C)で示すレジスト膜2
上にNi蒸着膜4を形成する。さらに、レジスト膜2と
Ni蒸着膜4との密着性をより向上させるために基板1
を加熱することが行なわれている。然し、レジスト膜2
にNi蒸着を行なうことや、前述の基板加熱を行なうこ
とで、レジスト膜2から揮発成分が発生してNi蒸着膜
4の中に混入したり、レジスト膜2とNi蒸着膜4とが
何らかの反応を起こすことなどが原因してNi蒸着膜が
撥水性を帯びる。ゆえに、その次のNiメッキ工程にお
いて、Ni層5とNi蒸着膜4との密着性が不完全とな
る。そのため、スタンパ6の形成のためにNi層5をプ
リグルーブ原盤から剥離するに当たってNi蒸着膜4の
一部がレジスト膜2の上に残存し、そのためスタンパ6
の欠陥数が多くなる問題がある。 【0009】この解決法としてNi蒸着膜4を形成した
後に溶剤を使用して膜面を洗浄することが考えられる
が、Ni蒸着膜4の厚さが薄く、またレジストが一般の
溶剤に対し容易に溶解するため、洗浄などの表面処理を
行えないと云う問題があった。本発明は、欠陥の少ない
良質なスタンパを用いて情報品質の良好なディスクの製
造方法を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクの製
造方法において、加熱状態のディスクの原盤上にニッケ
ル蒸着膜を形成し、前記原盤の撥水性が除去されるよう
に前記原盤をニッケル鍍金液に浸漬して回転させる前処
理を行なった後、ニッケルの電気鍍金を行い、前記原盤
から剥離することにより作成されたスタンパを鋳型と
し、樹脂で成型して前記ディスクを製造することを特徴
とする。また、前記ディスクは光ディスクであることを
特徴とする。 【0011】 【作用】本発明は、ディスクの原盤上にニッケル蒸着膜
を形成したる後、前記原盤をニッケル鍍金液に浸漬して
回転させる前処理を行って、ニッケル蒸着膜の撥水性を
除去した後ニッケルの電気鍍金を行い、原盤から剥離し
て欠陥の少ないスタンパを作成し、そのスタンパを鋳型
としてディスクを作成することで情報品質の良質なディ
スクを作成することができる。 【0012】 【実施例】スタンパ6の製作に当たっては成形面におけ
る欠陥は出来る限り少なくすることが必要である。然
し、レジスト膜2にNi蒸着を行なうことや、基板加熱
を行なうことで、何らかの反応を起こすことなどが原因
してNi蒸着膜に大きな撥水性が生じてしまうことがあ
る。 【0013】発明者等は溶剤処理を行うことなく撥水性
を除去する方法として図1(C)に示すNi蒸着膜4を
形成したプリグルーブ原盤(以下略して蒸着基板)をN
iメッキ液の中に浸漬し、回転処理を行うことにより撥
水性が除去できることを見いだした。然しこの撥水性の
除去は本質的なものではなく、水洗洗浄を行ったのち乾
燥処理を施せば再び元の撥水性が現れてくる。この理由
は明瞭ではないが恐らくNi蒸着液とメッキ液との電位
差及び回転による攪拌効果に依ってメッキ液に添加して
ある界面活性剤が蒸着基板の表面に析出して撥水性を消
失させていると思われる。 【0014】この方法により、蒸着基板とNiメッキ層
との密着性は向上し、図1(D)で示すNi層5を剥離
してスタンパ6を作る際にNi蒸着膜4の残存による欠
陥を無くすことができる。以下ディスクの作成方法につ
いて説明する。プリグルーブ原盤にNi蒸着膜を形成す
る際の基板加熱温度を140℃とし、この条件で蒸着し
て厚さ500ÅのNi蒸着膜を形成した。 【0015】この蒸着基板をスルフアミン酸ニッケルを
主構成成分とする市販のニッケルメッキ液に浸漬し10
0RPMの回転数で40分に互って回転させ、その後通
常の方法でメッキを行ってスタンパを作ったが欠陥密度
は10程度であり従来と較べると遙かに少ない。そし
て、このように欠陥の少ないスタンパを鋳型とし、レコ
ード製作と類似の方法で合成樹脂を成型し、この合成樹
脂板の上に記録媒体層を形成することにより光ディスク
を作成する。 【0016】図2はスタンパの欠陥密度と浸漬時間との
関係を示すもので、欠陥数はスタンパの表面をレーザス
ポットで走査する場合に反射光の異常から計測した。こ
こで蒸着基板の回転は100RPMであるが、特性曲線
7より明らかなように欠陥密度は浸漬時間と共に減少し
て一定値に近づく。なお、ここで欠陥密度はスタンパ表
面に生じている全ての欠陥を計数したものであって、特
性曲線7の飽和値においてはNi蒸着膜の剥離欠陥は見
当たらない。 【0017】以上のように蒸着基板を液中で回転させる
と云う簡単な処理を施すことにより、スタンパの欠陥を
減らすことができる。尚、図2の特性曲線7で示される
如く、スタンパの欠陥密度は僅かな浸漬時間でも大幅に
減少して直ちに飽和値近くに達する。そして、欠陥密度
は約60分で飽和値に達している。スタンパは、ディス
クを製造するための原盤であるので、蒸着基板の液中で
の回転は、Ni蒸着膜の剥離欠陥が見当たらなくなる特
性曲線7の欠陥密度の数の減少が飽和値に達するまで行
なうことが望ましい。 【0018】 【発明の効果】本発明は、欠陥の少ない良質なスタンパ
を用いてディスクを製造することで、プリグルーブやア
ドレスなどの情報が高精度に再現され、情報品質の良好
なディスクを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)乃至(E)はディスク用スタンパの製造
工程を示す断面図である。 【図2】スタンパと浸漬時間の関係図である。 【符号の説明】 1 基板 2 レジスト 3 プリグルーブ原盤 4 ニッケル蒸着膜 5 ニッケル層 6 スタンパ
工程を示す断面図である。 【図2】スタンパと浸漬時間の関係図である。 【符号の説明】 1 基板 2 レジスト 3 プリグルーブ原盤 4 ニッケル蒸着膜 5 ニッケル層 6 スタンパ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.加熱状態のディスクの原盤上にニッケル蒸着膜を形
成し、前記原盤の撥水性が除去されるように前記原盤を
ニッケル鍍金液に浸漬して回転させる前処理を行なった
後、ニッケルの電気鍍金を行い、前記原盤から剥離する
ことにより作成されたスタンパを鋳型とし、樹脂で成型
して前記ディスクを製造することを特徴とするディスク
の製造方法。 2.前記ディスクは光ディスクであることを特徴とする
請求項1記載のディスクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9897795A JP2663912B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | ディスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9897795A JP2663912B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | ディスクの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59042607A Division JPH0630172B2 (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 光デイスク用スタンパの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0845120A JPH0845120A (ja) | 1996-02-16 |
JP2663912B2 true JP2663912B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=14234088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9897795A Expired - Lifetime JP2663912B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | ディスクの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2663912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1808913A1 (en) * | 2006-01-17 | 2007-07-18 | Nederlandse Organisatie voor Toegepast-Natuuurwetenschappelijk Onderzoek TNO | A stamp for preparing a structured layer for use in an organic opto-electric device and a method for preparing such a stamp |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP9897795A patent/JP2663912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0845120A (ja) | 1996-02-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970520 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |