JP2663373B2 - 折畳み記録紙のマーク印字方法 - Google Patents

折畳み記録紙のマーク印字方法

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JP2663373B2
JP2663373B2 JP19277792A JP19277792A JP2663373B2 JP 2663373 B2 JP2663373 B2 JP 2663373B2 JP 19277792 A JP19277792 A JP 19277792A JP 19277792 A JP19277792 A JP 19277792A JP 2663373 B2 JP2663373 B2 JP 2663373B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたとえば温度、湿度等の
各種測定値やその測定条件、状況等といった種々の記録
データをチャートに記録する記録計において、チャート
としての折畳み記録紙に対してのイベント表示マークの
マーク印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に記録計において、測定データや付
随データ等といった種々の記録データを記録する記録媒
体としてチャートと呼ばれる帯状記録紙が用いられてい
る。そして、このような記録計では、帯状記録紙を未使
用部分と記録済部分とに分けて収納し、その収納部間で
紙送りを行なう途中のプラテンローラ上でカートリッジ
式ペン等の記録手段で記録紙へのデータ記録等を行なう
ようになっている。
【0003】ところで、この種の記録計において帯状記
録紙は、通常折畳み状態で収納、保管されるのが一般的
であり、順次ローラと記録手段との間を通過させて各種
のデータ記録を行なうようになっている。
【0004】この種の記録計による記録紙への記録は、
その記録面上に形成されている記録部に対しそれぞれカ
ートリッジ式ペン等で順次行なわれている。そして、こ
の記録時において、記録計に対しての入力が一定範囲を
越えた時点で記録計内部から出される信号、いわゆるイ
ベント信号があったときには、その状態を記録面の記録
部上にイベント記録として、特別な表示マークやその付
随記録データを記録することが従来から行なわれてい
る。
【0005】このようなイベント記録を行なうと、長時
間にわたって長尺な記録紙に記録されているデータの中
から、イベント発生、記録個所を判別し易いものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の記録計にあっては、通常のデータ記録は勿論、
イベント記録も記録紙の記録面上で有効記録紙幅内で行
なわれており、このため記録済の記録紙が順次折り目線
で折畳まれた状態となると、記録面を外部から見ること
ができない。したがって、イベント記録個所を探すに
は、記録紙を一折りづつ開けてみることが必要で、イベ
ント発生、記録個所の検索に時間がかかるという問題が
あった。
【0007】特に、このような記録紙での折畳み量はか
なりのものであり、このような折畳まれている記録紙か
ら瞬時にイベント発生、記録個所を判別し得る何らかの
対策を講じることが望まれている。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、記録済で折畳まれて保管される記録紙の中
から、イベント発生、記録個所の判別を、きわめて簡単
にしかも迅速に行なえ、その手法も容易である折畳み記
録紙のマーク印字方法を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る折畳み記録紙のマーク印字方法は、
異常時等にイベント記録データが記録された後に、折畳
み記録紙の側端部または山折り側の折り目部上に、イベ
ント表示マークを印字し、折畳み状態で保管される記録
紙における異常時等のイベント発生、記録個所を判別可
能とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、折畳み記録紙を用いる記録計
において、異常時等のイベント記録が行われた個所に近
接する側端部や山折り側の折り目部に、イベント表示マ
ークが印字されるため、記録紙が折畳まれた状態での異
常時等のイベント発生、記録個所を簡単に判別し得るも
のである。
【0011】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係る折畳み記録紙
のマーク印字方法の一実施例を示し、これらの図におい
て、全体を符号1で示す折畳み式チャートである折畳み
記録紙は、帯状シート材料を、所定間隔をおいて交互に
折畳むことにより、図1に示した状態で収納保管される
ようになっている。
【0012】また、このような折畳み記録紙1の記録面
1aには、図2からも明らかなように、測定値データを
始めとする種々の記録データが特性曲線として印字、記
録される。
【0013】そして、この中には、たとえば入力が一定
範囲を越えた時点で記録計内部から出る信号、いわゆる
イベント信号を生じた異常時等において、その部分に付
けられるイベント記録マーク2やその付随データである
発生状況データ3等がある。なお、この発生状況データ
3としては、発生チャンネル、発生時刻、イベントステ
ート、発生ステート等がある。
【0014】さて、本発明によれば、図1および図2か
ら明らかなように、折畳み記録紙1に異常時等がイベン
ト記録として記録された後に、折畳み記録紙1の折畳み
状態で外部から目視できる個所、たとえば記録紙1の側
端部1bに、イベント記録個所であることを表すイベン
ト表示マーク10を印字し、この表示マーク10を、図
1に示すように折畳み状態で保管された記録紙1におい
て、異常時等のイベント発生、記録個所の判別を、簡単
に行なえるようにしたところに特徴を有している。
【0015】ここで、上述したイベント時の表示マーク
10としては、たとえば印字にあたってインクを濃くし
たり、印字範囲を広げて目印としたり、色彩を鮮やかな
ものにしたりするとよい。
【0016】そして、このような構成では、折畳み記録
紙1を用いる記録計において、異常時等の記録が行われ
た個所に近接する側端部1bに、表示マーク10が印字
されるため、記録紙1が折畳まれた状態で端面部分にマ
ーク10が外部から目視可能となるように露呈し、異常
時等のイベント発生、記録個所を簡単に判別できるもの
で、記録紙1の所定個所を開いたり、その検索を行なっ
たりする際に、その作業がきわめて容易にしかも短時間
で行なえるものである。
【0017】ここで、このような記録紙1の側端部1b
への表示マーク10のマーキングを行なう際のフローチ
ャートは、図3に示した通りである。すなわち、記録デ
ータを記録中であるか否かを確認し、さらにイベントが
発生したか否かを判別し、イベント発生時に表示マーク
10を印字するとよい。
【0018】図4ないし図6は本発明の別の実施例を示
すものであり、この実施例では、上述した実施例でのイ
ベント発生、記録個所の判別用としての表示マーク10
を、折畳み記録紙1において交互に折り畳まれる記録紙
1の山折り側の折り目部1cでイベント発生、記録個所
に近接する部分に、所要のイベント表示マーク10を印
字するようにしたものである。
【0019】ここで、注意することは、折畳み記録紙1
において折り目部1cには、山折り側と谷折り側とがあ
り、そのうち、山折り側に跨って表示マーク10を印字
することである。すなわち、このような表示マーク10
としては、たとえばマーク10の印字範囲を記録紙1の
幅方向や印字方向に広げたり、色を濃くしたり、明示で
きるような色彩によって印字するとよい。
【0020】このため、この表示マーク10のマーキン
グにあたってのフローチャートは、図6から明らかなよ
うに、イベントが発生したかを判断するステップの後
に、記録紙1の紙送りに伴って山折り側の折り目部1c
が到来する直前であるか否かの判断ステップが必要とな
るが、それ以外は前述した実施例と同等であり、その具
体的な説明は省略する。
【0021】なお、本発明は上述した実施例構造に限定
されず、各部の形状、構造等について種々の変形、変更
し得ることは容易に理解されよう。たとえば折畳み記録
紙1に対しての記録手段やローラ、さらには記録紙収納
部を含めた記録計各部の構造等としては、種々の変形例
を採用し得るものである。
【0022】また、上述した表示マーク10を印字する
タイミングとしては、記録計内部からの信号や外部から
の通信等による信号によって行なえばよく、要はイベン
ト発生、記録個所に近接し、その状態を外部から目視で
きる位置であればよいものである。そして、このような
マーク10の印字位置や色彩等によって、イベントの種
別をも判断できるようにしてもよい。
【0023】さらに、表示マーク10を印字するための
手段としても、通常の記録手段を始め、専用のマーカ等
を用いることも自由である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る折畳み
記録紙のマーク印字方法によれば、異常時等といったイ
ベント記録が行われた後に、折畳み記録紙の側端部また
は山折り側の折り目部上にイベント表示マークを印字
し、折畳み状態で保管される記録紙における異常時等の
イベント発生、記録個所を判別可能としたので、簡単な
方法にもかかわらず、異常時等のイベント記録が行われ
た個所に近接する折畳み記録紙の側端部や山折り側の折
り目部に、表示マークが外部から目視可能な状態で印字
されるため、記録紙が折畳まれた状態での異常時等のイ
ベント発生、記録個所を簡単に判別することができると
いう種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折畳み記録紙のマーク印字方法の
一実施例を示す折畳み記録紙の概略斜視図である。
【図2】図1の折畳み記録紙の一部を展開して示す図で
ある。
【図3】図1におけるイベント表示マークを印字する際
のフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施例を示す折畳み記録紙の概略
斜視図である。
【図5】図4の折畳み記録紙の一部を展開して示す図で
ある。
【図6】図4におけるイベント表示マークを印字する際
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 折畳み記録紙 1a 記録面 1b 側端部 1c 山折り側折り目部 2 イベントマーク 3 イベント記録データ 10 イベント表示マーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常時等にイベント記録データが記録さ
    れた後に、折畳み記録紙の側端部または折り目部上に、
    イベント表示マークを印字し、折畳み状態で保管される
    記録紙における異常時等のイベント発生、記録個所を判
    別可能とすることを特徴とする折畳み記録紙のマーク印
    字方法。
JP19277792A 1992-06-29 1992-06-29 折畳み記録紙のマーク印字方法 Expired - Lifetime JP2663373B2 (ja)

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JPH0618296A JPH0618296A (ja) 1994-01-25
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