JP2663013B2 - オリゴ糖含量を高めた牛乳の調製法 - Google Patents
オリゴ糖含量を高めた牛乳の調製法Info
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- JP2663013B2 JP2663013B2 JP1126061A JP12606189A JP2663013B2 JP 2663013 B2 JP2663013 B2 JP 2663013B2 JP 1126061 A JP1126061 A JP 1126061A JP 12606189 A JP12606189 A JP 12606189A JP 2663013 B2 JP2663013 B2 JP 2663013B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、乳糖含量を低減するとともにオリゴ糖含量
を高めて甘味を抑制した牛乳を調製するための方法に関
する。
を高めて甘味を抑制した牛乳を調製するための方法に関
する。
このような牛乳は乳糖不耐症者が摂取するのに適して
いる。
いる。
技術的背景 牛乳中の糖質の大部分は乳糖であって、乳糖は牛乳中
に約4.3〜4.5%含まれ、乳固形分の38〜40%を占めてい
る。
に約4.3〜4.5%含まれ、乳固形分の38〜40%を占めてい
る。
牛乳中の乳糖は採取後、主として小腸絨毛細胞の上皮
細胞に取り込まれた後、β−ガラクトシダーゼの作用を
受けてガラクトースとグルコースに分解され、吸収され
る。
細胞に取り込まれた後、β−ガラクトシダーゼの作用を
受けてガラクトースとグルコースに分解され、吸収され
る。
しかして、授乳期の哺乳動物では一般的にβ−ガラク
トシダーゼの活性が高く、小腸での乳糖消化は良好であ
るものの、離乳期以降体内で生合成されるβ−ガラクト
シダーゼの量が減少し、成人では乳児期の5〜10%程度
の活性になることが報告されている。特に、アジア人や
アフリカ人に上記のβ−ガラクトシダーゼ活性の低いも
のが多い。
トシダーゼの活性が高く、小腸での乳糖消化は良好であ
るものの、離乳期以降体内で生合成されるβ−ガラクト
シダーゼの量が減少し、成人では乳児期の5〜10%程度
の活性になることが報告されている。特に、アジア人や
アフリカ人に上記のβ−ガラクトシダーゼ活性の低いも
のが多い。
このようにβ−ガラクトシダーゼ活性の低い人では、
採取した乳糖の大部分がそのまま大腸に至り、大腸内の
浸透圧を高めて水分を引き込む作用をする。このため、
大腸は水分過剰の状態となって下痢を誘発するようにな
る。
採取した乳糖の大部分がそのまま大腸に至り、大腸内の
浸透圧を高めて水分を引き込む作用をする。このため、
大腸は水分過剰の状態となって下痢を誘発するようにな
る。
また、乳糖は大腸内の細菌によって発酵され、乳酸と
炭酸ガスに変化して大腸内のpHを低下させて腸を刺激す
るため、下痢や腹痛を起すとされている。
炭酸ガスに変化して大腸内のpHを低下させて腸を刺激す
るため、下痢や腹痛を起すとされている。
すなわち、β−ガラクトシダーゼ活性の低い、いわゆ
る乳糖不耐症者は、エネルギー源となる乳糖を消化でき
ずに体外へ排泄してしまうだけでなく、牛乳の持つその
他の栄養分、さらには同時に摂取した食物を消化・吸収
することもできない。
る乳糖不耐症者は、エネルギー源となる乳糖を消化でき
ずに体外へ排泄してしまうだけでなく、牛乳の持つその
他の栄養分、さらには同時に摂取した食物を消化・吸収
することもできない。
そこで、従来、牛乳中に含まれる乳糖の約75%を予め
β−ガラクトシダーゼで処理してグルコースとガラクト
ースに分解する方法が検討され、イタリヤ及び日本では
既に実施されていて商品化されている。
β−ガラクトシダーゼで処理してグルコースとガラクト
ースに分解する方法が検討され、イタリヤ及び日本では
既に実施されていて商品化されている。
ところが、乳糖はグルコースとガラクトースがβ−1,
4結合した二糖類であって、その甘味は庶糖の約20%で
あるのに対し、乳糖を上記のよに分解して得られるグル
コースとガラクトースの甘味は庶糖のそれぞれ約70%と
58%であるため、牛乳中の乳糖をβ−ガラクトシダーゼ
で処理して得られる乳糖分解乳は、通常の牛乳に比べて
非常に甘くなるという問題がある。
4結合した二糖類であって、その甘味は庶糖の約20%で
あるのに対し、乳糖を上記のよに分解して得られるグル
コースとガラクトースの甘味は庶糖のそれぞれ約70%と
58%であるため、牛乳中の乳糖をβ−ガラクトシダーゼ
で処理して得られる乳糖分解乳は、通常の牛乳に比べて
非常に甘くなるという問題がある。
因に、この甘味の強い牛乳を好む人がいる一方、甘味
のために、この乳糖分解乳が飲みにくいという人も多
い。
のために、この乳糖分解乳が飲みにくいという人も多
い。
なお、上記乳糖分解乳の甘味を抑制するために添加物
によるマスキングが提案されたが、牛乳の物性および風
味を損なうことから実用に至つていないのが現状であ
る。
によるマスキングが提案されたが、牛乳の物性および風
味を損なうことから実用に至つていないのが現状であ
る。
発明が解決しようとする課題 本発明は、乳糖含量を低減するとともにオリゴ糖含量
を高めて甘味を抑制した牛乳を調製するための方法を提
供することを課題とする。
を高めて甘味を抑制した牛乳を調製するための方法を提
供することを課題とする。
課題を解決するための手段 本発明者は、脱脂乳を25〜45%の高濃度に還元し、こ
の還元脱脂乳をβ−ガラクトシダーゼで処理することに
より、乳糖のβ−ガラクトシダーゼ結合が切断され、ガ
ラクトース残基の他の水酸基への転移反応が起りやすく
なり、その結果オリゴ糖の生成率が高くなって、乳糖含
量が低く、かつ甘味の抑制された牛乳が得られることを
見出した。
の還元脱脂乳をβ−ガラクトシダーゼで処理することに
より、乳糖のβ−ガラクトシダーゼ結合が切断され、ガ
ラクトース残基の他の水酸基への転移反応が起りやすく
なり、その結果オリゴ糖の生成率が高くなって、乳糖含
量が低く、かつ甘味の抑制された牛乳が得られることを
見出した。
本発明では脱脂粉乳を25〜45%の高濃度に溶解した還
元脱脂乳を原料とし用いるものであって、このような還
元脱脂乳の乳糖含量は13%以上となるので、β−ガラク
トシダーゼで処理したとき上記の転移反応が起こりやす
くなり、したがつて、オリゴ糖の生成率が高くなる。
元脱脂乳を原料とし用いるものであって、このような還
元脱脂乳の乳糖含量は13%以上となるので、β−ガラク
トシダーゼで処理したとき上記の転移反応が起こりやす
くなり、したがつて、オリゴ糖の生成率が高くなる。
β−ガラクトシダーゼとしてはアスペルギルス・オリ
ゼ由来のものが一般的に用いられるが、本発明ではクレ
バノマイセス・ラクチス由来のものを用いることができ
る。
ゼ由来のものが一般的に用いられるが、本発明ではクレ
バノマイセス・ラクチス由来のものを用いることができ
る。
上記高濃度の還元脱脂乳のβ−ガラクトシダーゼによ
る処理は、10〜50℃の温度、好ましくは45℃程度の温度
で行い、反応中経時的にサンプリングし、脱脂乳中の乳
糖残存率が所望程度に達した時点で酵素処理乳を80℃以
上の温度に加熱して上記酵素を失活させる。
る処理は、10〜50℃の温度、好ましくは45℃程度の温度
で行い、反応中経時的にサンプリングし、脱脂乳中の乳
糖残存率が所望程度に達した時点で酵素処理乳を80℃以
上の温度に加熱して上記酵素を失活させる。
上記酵素処理における反応時間は原料脱脂乳中の乳糖
の分解程度(すなわち、乳糖残存率)により異なるが、
得られる酵素処理乳の甘味の抑制に関与するオリゴ糖の
生成率及び乳糖不耐症者のβ−ガラクトシダーゼ活性の
賦活を考慮すると、乳糖残存率が約20〜25%になるよう
にコントロールするのが好ましい。
の分解程度(すなわち、乳糖残存率)により異なるが、
得られる酵素処理乳の甘味の抑制に関与するオリゴ糖の
生成率及び乳糖不耐症者のβ−ガラクトシダーゼ活性の
賦活を考慮すると、乳糖残存率が約20〜25%になるよう
にコントロールするのが好ましい。
また、β−ガラクトシダーゼの上記還元脱脂乳に対す
る添加量は、原料としての還元脱脂乳の濃度、乳糖の分
解率等による異なるが通常、3〜20units/ml(脱脂乳)
の酵素濃度でよい。
る添加量は、原料としての還元脱脂乳の濃度、乳糖の分
解率等による異なるが通常、3〜20units/ml(脱脂乳)
の酵素濃度でよい。
上記により酵素処理した還元脱脂乳は直ちに80℃以上
の温度に加熱して失活するが、その最、脱脂粉乳を40%
以上の高濃度に溶解した還元脱脂乳を原料として用いた
場合には、加熱による乳蛋白質の変性を防止するため、
反応完了後ただちに温水を加えて希釈してから加熱する
ことが好ましい。
の温度に加熱して失活するが、その最、脱脂粉乳を40%
以上の高濃度に溶解した還元脱脂乳を原料として用いた
場合には、加熱による乳蛋白質の変性を防止するため、
反応完了後ただちに温水を加えて希釈してから加熱する
ことが好ましい。
上述のようにして酵素処理して得られる乳糖分解乳
は、乳糖含量が低く、かつオリゴ糖の生成により甘味も
抑制されているので、乳糖不耐症者が摂取しても下痢や
腹痛を生ずることがない。また、得られた乳糖分解乳に
あるバターあるいはクリームなどを加えて乳化して、乳
糖含量が低く、低甘味の加工乳を調製することもでき
る。
は、乳糖含量が低く、かつオリゴ糖の生成により甘味も
抑制されているので、乳糖不耐症者が摂取しても下痢や
腹痛を生ずることがない。また、得られた乳糖分解乳に
あるバターあるいはクリームなどを加えて乳化して、乳
糖含量が低く、低甘味の加工乳を調製することもでき
る。
実施例 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 30%並びに40%濃度の還元脱脂乳の各300mlに、クレ
バノマイセス・ラクチス由来のβ−ガラクトシダーゼ
(ゴード社製、活性20,000U/g)を0.25ml加え、45度の
温度で反応させ、その間経時的にサンプリングし、これ
を90℃の温度に3分間加熱して酵素を失活させた後(た
だし、40%濃度之乳を用いた場合には、温水を加え希釈
した後、90℃に3分間加熱し失活させた)、これを官能
的に調べたところ低甘味であった。
バノマイセス・ラクチス由来のβ−ガラクトシダーゼ
(ゴード社製、活性20,000U/g)を0.25ml加え、45度の
温度で反応させ、その間経時的にサンプリングし、これ
を90℃の温度に3分間加熱して酵素を失活させた後(た
だし、40%濃度之乳を用いた場合には、温水を加え希釈
した後、90℃に3分間加熱し失活させた)、これを官能
的に調べたところ低甘味であった。
次に、このようにして経時的にサンプリングした乳糖
脱脂乳をモルカットで濾過し、その濾液中の糖組成を高
速液体クロマトグラフィーで測定して乳糖残存率とオリ
ゴ糖生成率等を求めた結果を図1と図2にそれぞれ示
す。
脱脂乳をモルカットで濾過し、その濾液中の糖組成を高
速液体クロマトグラフィーで測定して乳糖残存率とオリ
ゴ糖生成率等を求めた結果を図1と図2にそれぞれ示
す。
図1および図2にみられるとおり、原料乳中のオリゴ
糖生成率は高値となり、甘味は低下する。
糖生成率は高値となり、甘味は低下する。
因に、現在牛乳に酵素を添加して製造している乳糖分
解乳は単糖の生成率を70〜75%にコントロールしている
ので甘味が非常に強く感じられる。その糖組成を示すと
表1のとおりである。
解乳は単糖の生成率を70〜75%にコントロールしている
ので甘味が非常に強く感じられる。その糖組成を示すと
表1のとおりである。
実施例2 30%並びに40%の濃度でそれぞれ還元した脱脂乳の14
67g(30%濃度)並びに1100g(40%濃度)に、実施例1
で用いたと同様のβ−ガラクトシダーゼを0.5ml並びに
1.0mlをそれぞれ添加し、45℃の温度で乳糖残存率がほ
ぼ20〜25%になるようにコントロールして反応させ、つ
いで直ちに90℃の温度で3分間加熱して酵素失活させた
後、冷却したものに(ただし、40%濃度の還元脱脂乳を
用いた場合には温水を加えて希釈してから90℃の温度で
3分間加熱した)バターを212g加え乳化して乳糖分解乳
をそれぞれ5000gを得た。
67g(30%濃度)並びに1100g(40%濃度)に、実施例1
で用いたと同様のβ−ガラクトシダーゼを0.5ml並びに
1.0mlをそれぞれ添加し、45℃の温度で乳糖残存率がほ
ぼ20〜25%になるようにコントロールして反応させ、つ
いで直ちに90℃の温度で3分間加熱して酵素失活させた
後、冷却したものに(ただし、40%濃度の還元脱脂乳を
用いた場合には温水を加えて希釈してから90℃の温度で
3分間加熱した)バターを212g加え乳化して乳糖分解乳
をそれぞれ5000gを得た。
比較例 10%濃度に還元した脱脂乳4,400gにバター212gを加え
て乳化したものに実施例1で用いたと同様のβ−ガラク
トシダーゼ2.5mlを添加し、45℃の温度に20分間反応さ
せた後、直ちに90℃の温度に3分間加熱し、て酵素を失
活させ、冷却して乳糖分解乳5000gを得た。
て乳化したものに実施例1で用いたと同様のβ−ガラク
トシダーゼ2.5mlを添加し、45℃の温度に20分間反応さ
せた後、直ちに90℃の温度に3分間加熱し、て酵素を失
活させ、冷却して乳糖分解乳5000gを得た。
次に、実施例2並びに比較例で得た各乳糖分解乳の糖
組成を実施例1に記載した手順に従って測定した結果を
表2に示す。
組成を実施例1に記載した手順に従って測定した結果を
表2に示す。
図1及び図2は実施例1において得られた乳中の乳糖残
存率とオリゴ糖生成率をそれぞれ示したものである。
存率とオリゴ糖生成率をそれぞれ示したものである。
Claims (5)
- 【請求項1】25乃至45%濃度の還元脱脂乳をβ−ガラク
トシダーゼで処理して乳糖を分解するとともにオリゴ糖
を生成させ、得られた酵素処理乳を加熱してβ−ガラク
トシダーゼを失活させることを特徴とする乳糖含量を低
減してオリゴ糖含量を高めた牛乳の調製法。 - 【請求項2】還元脱脂乳中の乳糖残存率が約25%になる
ようにβ−ガラクトシダーゼで処理して乳糖を分解する
とともにオリゴ糖を生成させる請求項1に記載の牛乳の
調製法。 - 【請求項3】還元脱脂乳の濃度が40%以上である場合に
は、β−ガラクトシダーゼで処理して乳糖を分解すると
ともにオリゴ糖を生成させ、これに直ちに温水を加えて
加熱する請求項1又は2に記載の牛乳の調製法。 - 【請求項4】加熱を80℃以上の温度で行なう請求項1乃
至3のいずれかに記載の牛乳の調製法。 - 【請求項5】β−ガラクトシダーゼはクレバノマイセス
・ラクチス由来のものである請求項1乃至4のいずれか
に記載の牛乳の調製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126061A JP2663013B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | オリゴ糖含量を高めた牛乳の調製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126061A JP2663013B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | オリゴ糖含量を高めた牛乳の調製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02303450A JPH02303450A (ja) | 1990-12-17 |
JP2663013B2 true JP2663013B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=14925661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1126061A Expired - Fee Related JP2663013B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | オリゴ糖含量を高めた牛乳の調製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2663013B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740870B2 (ja) * | 1991-07-26 | 1995-05-10 | 株式会社いかるが牛乳 | 低乳糖牛乳の製造方法 |
JPH0759176B2 (ja) * | 1992-03-18 | 1995-06-28 | 株式会社いかるが牛乳 | 低乳糖牛乳の製造方法 |
WO1994026122A1 (en) * | 1993-05-07 | 1994-11-24 | Sterling Winthrop Inc. | Lactose-hydrolyzed milk and milk products with improved taste and suppressed sweetness |
JP3389377B2 (ja) * | 1995-09-26 | 2003-03-24 | 株式会社ヤクルト本社 | 乳糖含有量の少ない発酵乳の製造方法 |
FI115752B (fi) * | 2002-05-14 | 2005-07-15 | Valio Oy | Menetelmä käytettäväksi vähälaktoosisen tai laktoosittoman maitotuotteen valmistamiseksi |
US8449938B2 (en) | 2002-05-14 | 2013-05-28 | Valio Ltd | Lactose-free milk product and processes for producing the same |
US20070166447A1 (en) * | 2002-08-27 | 2007-07-19 | Select Milk Producers, Inc. | Dairy compositions and method of making |
US7611742B2 (en) | 2003-02-21 | 2009-11-03 | HP Hood, LLC | Reduced fat and carbohydrate milk product and process for manufacturing such milk product |
US7700145B1 (en) | 2004-02-17 | 2010-04-20 | Hp Hood Llc | Methods of making a low-carbohydrate dairy beverage and dairy beverages made from such methods |
DK176760B1 (da) | 2007-10-03 | 2009-06-29 | Arla Foods Amba | Process for producing lactose-free milk |
KR101729048B1 (ko) * | 2009-06-05 | 2017-04-21 | 아마노 엔자임 가부시키가이샤 | 바실러스 서쿨란스 유래의 β-갈락토시다제 |
KR102174320B1 (ko) * | 2018-11-26 | 2020-11-04 | 주식회사 푸드마스터그룹 | 반려동물용 우유의 제조방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159753A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-12 | Asahi Denka Kogyo Kk | Nutritious emulsified drink composition |
JPS5636888A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 | Matsushita Electric Works Ltd | Automatic tracking apparatus |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1126061A patent/JP2663013B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02303450A (ja) | 1990-12-17 |
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