JP2660887B2 - 防火ユニット - Google Patents

防火ユニット

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JP2660887B2
JP2660887B2 JP4122975A JP12297592A JP2660887B2 JP 2660887 B2 JP2660887 B2 JP 2660887B2 JP 4122975 A JP4122975 A JP 4122975A JP 12297592 A JP12297592 A JP 12297592A JP 2660887 B2 JP2660887 B2 JP 2660887B2
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fire
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fire protection
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一郎 高橋
博 清川
光春 平澤
達裕 嵯峨
功 横谷
博史 武田
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Fujita Kk
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Fujita Kk
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防火枠材を方形状に枠
組みした防火枠に耐火ガラスを装着した防火ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】スチール製の支持構造物の表裏面にケイ
酸カルシューム板等の耐火被覆材をそれぞれ接着して取
付けて内向凹部を有する防火枠材とし、この防火枠材を
方形状に枠組みして防火枠とし、その防火枠に耐火ガラ
スを装着した防火ユニットが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる防火ユニットを
建物躯体に取付けるには火災時にも外れたりせずに強固
に、しかも取付部から火災や煙が侵入しないようにする
必要があるが、ブラケット等を用いて防火ユニットを建
物躯体に取付けたものでは取付強度が不十分で火災時に
外れたり、その取付部から火炎や煙が侵入して防火ユニ
ットの機能を満足しなくなる。
【0004】そこで、,本発明は前述の課題を解決でき
るようにした防火ユニットを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】板状支持構造材4の表裏
面に板状耐火被覆材5を耐火接着剤でそれぞれ接着して
内向凹部6を有する防火枠材より防火枠9を構成し、そ
の防火枠9の内向凹部6に耐火ガラス10を耐火シール
材11を介して装着し、前記防火枠9を構成する外周部
の防火枠材に、板状支持構造材4と連続した取付用板状
構造材8を外側に突出して設けて成る防火ユニット。
【0006】
【作 用】防火枠9を構成する外周部の防火枠材に取
付用板状構造材8を外側に突出して設けたので、この外
側に突出した取付用板状構造材8を建物躯体に取付けた
り、隣接する防火枠9の取付用板状構造材8相互を連結
することで、防火ユニットの取付強度を十分なものとし
て火災時に外れたりすることがないようにできるし、取
付部から火炎や煙が侵れることがなく防火ユニットとし
て満足するものとなる。
【0007】
【実 施 例】図1、図2に示すように、上横防火枠材
1と下横防火枠材2と左右の縦防火枠材3,3はスチー
ル製の板状支持構造材4の表裏面にケイ酸カルシューム
等の板状耐火被覆材5,5を耐火接着剤でそれぞれ接着
して内向凹部6を形成し、その各板状耐火被覆材5,5
の表面にアルミ板等の化粧板7をそれぞれ耐火接着剤で
接着して成り、上横防火枠材1と左右の縦防火枠材3,
3の板状支持構造材4には取付用板状構造材8が一体的
に設けられ、下横防火枠材2の板状支持構造材4と連続
して取付用板状構造材8が設けてある。この取付用板状
構造材8は縦板8aと横板8bでT字状となり、その縦
板8aの一部と横板8bが外方に突出している。前記上
横防火枠材1と下横防火枠材2と左右の縦防火枠材3,
3は方形状に枠組みされて防火枠9を構成し、各内向凹
部6に耐火ガラス10が耐火シール材11を介して装着
してある。図1において、12は無目防火枠材であり、
板状支持構造材4の表裏面に板状耐火被覆材5,5が耐
火接着剤でそれぞれ接着されて内向凹部6を有し、その
各板状耐火被覆材5,5の表面に化粧板7が耐火接着剤
でそれぞれ接着してあり、その内向凹部6に耐火ガラス
10が耐火シール材11を介して装着してある。
【0008】このようであるから、取付用板状構造材8
を建物躯体Aに埋設して取付けることで強固に取付けで
きるし、その取付部から火炎や煙が侵れることがない。
【0009】図3、図4は第2実施例を示し、左右の縦
防火枠材3,3の無目防火枠材12より下方部分と無目
防火枠材12を戸当り部13を有する形状とし、その部
分に防火戸14を開閉自在に取付けてある。この防火戸
14は複数の板状耐火被覆材5,5を耐火接着剤で接着
して内向凹部6を有し、かつその表面に化粧板7を耐火
接着剤で接着した防火框15を方形状に枠組みし、その
各内向凹部6に耐火ガラス10を耐火シール材11を介
して装着してある。
【0010】図5は複数の縦中骨防火枠材16を有する
防火ユニットを示し、その1つの縦中骨防火枠材16は
板状支持構造材4の表裏面と一端面に薄肉な板状耐火被
覆材5を耐火接着剤で接着し、この耐火被覆材4に厚肉
な板状耐火被覆材5を耐火接着剤で接着して内向凹部6
を形成し、その各板状耐火被覆材4の表面に化粧板7が
耐火接着剤で装着してある。また、他の竪中骨防火枠材
16は複数の板状支持構造材4を耐火接着剤で接着し、
この板状支持構造材4の両側面に耐火被覆材5,5を間
隔を置いて耐火接着剤で接着して対向端面間にグラスウ
オール17を充填して化粧板7を耐火接着剤で接着して
ある。
【0011】
【発明の効果】防火枠9を構成する外周部の防火枠材に
取付用板状構造材8を外側に突出して設けたので、この
外側に突出した取付用板状構造材8を建物躯体に取付け
たり、隣接する防火枠9の取付用板状構造材8相互を連
結することで、防火ユニットの取付強度を十分なものと
して火災時に外れたりすることがないようにできるし、
取付部から火炎や煙が侵れることがなく防火ユニットと
して満足するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す横断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す横断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】
4…板状支持構造材、5…板状耐火被覆材、6…内向凹
部、7…化粧材、8…取付用板状構造材、10…耐火ガ
ラス、11…耐火シール材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平澤 光春 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 嵯峨 達裕 東京都練馬区石神井3−18−5 (72)発明者 横谷 功 埼玉県浦和市根岸3−8−1 (72)発明者 武田 博史 千葉県流山市東染井970−6 (56)参考文献 実開 昭63−3710(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状支持構造材4の表裏面に板状耐火被
    覆材5を耐火接着剤でそれぞれ接着して内向凹部6を有
    する防火枠材より防火枠9を構成し、その防火枠9の内
    向凹部6に耐火ガラス10を耐火シール材11を介して
    装着し、前記防火枠9を構成する外周部の防火枠材に、
    板状支持構造材4と連続して取付用板状構造材8を外側
    に突出して設けて成る防火ユニット。
JP4122975A 1992-04-17 1992-04-17 防火ユニット Expired - Fee Related JP2660887B2 (ja)

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JPH05295957A JPH05295957A (ja) 1993-11-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021095696A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 パイロシステム株式会社 防火ガラススクリーン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021095696A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 パイロシステム株式会社 防火ガラススクリーン

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