JP2660231B2 - 折り畳み式網戸 - Google Patents

折り畳み式網戸

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JP2660231B2 JP22829193A JP22829193A JP2660231B2 JP 2660231 B2 JP2660231 B2 JP 2660231B2 JP 22829193 A JP22829193 A JP 22829193A JP 22829193 A JP22829193 A JP 22829193A JP 2660231 B2 JP2660231 B2 JP 2660231B2
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Seiki Hanbai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットをアコーディオ
ン式に伸縮開閉させるようにした折り畳み式網戸に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ネットをアコーディオン式にして開閉可
能にした網戸においては、操作框を上下枠によりガイド
しても、ネットの自由な変形により操作框が自由な姿勢
を採り得るため、該操作框が平行移動するようにその姿
勢を拘束する必要がある。このような操作框の平行移動
機構は、例えば、特開平5−179875号公報や、実
開平5−3591号公報等により提案されているが、そ
れらの機構では、比較的長い張紐をプーリーその他の転
向子に巻き掛けて左右の側枠や操作框の間に張設してい
るので、張紐の転向子からの脱落や、張紐のしごき、摩
耗による切断等のトラブルに対して十分な配慮が必要に
なる。また、そのようなトラブル発生時の補修を容易に
することについても、十分な配慮が必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、ネットをアコーディオン式に伸縮開閉させるように
した折り畳み式網戸において、操作框の安定的な平行移
動を得るための簡単で故障の少ない構成の平行移動機構
を得ることにあり、さらに具体的には、平行移動機構を
構成する張紐をできるだけ短くしてその繰りまわしを単
純化すると同時に、転向子等によって張紐がしごかれる
機会を無くし、それによって平行移動機構における張紐
に起因するトラブルを可及的に少なくすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の折り畳み式網戸は、多数のプリーツを施すこ
とによりアコーディオン式に伸縮自在となしたネットの
一端を、上下枠及び左右の側枠を備えた網戸枠における
一方の側枠に固定し、該ネットの他端に上下枠にガイド
される開閉操作用の操作框を取り付けたものにおいて、
上記操作框にその上端から下端に達する巻き軸を回転自
在に支持させ、上記一方の側枠に一端を取付けた張紐
を、その他端を上記巻き軸に固定して該巻き軸に巻付
け、他方の側枠の上下端に一端を取付けた張紐を、その
他端を上記巻き軸の上下端にそれぞれ固定して、それら
を該巻き軸に前記張紐とは反対の方向に巻付け、上記各
張紐を緊張状態に張設したことを特徴とするものであ
る。上記折り畳み式網戸においては、ネットの一端を固
定した一方の側枠と巻き軸との間に張設した張紐を、ネ
ット中に挿通することができる。
【0005】
【作用】上記折り畳み式網戸は、上下枠にガイドされた
操作框の左右移動でネットをアコーディオン式に伸縮さ
せることにより開閉される。この操作框の左右移動に際
し、操作框に回転自在に支持させた巻き軸に左右の側枠
に各一端を取付けた張紐の他端を固定して、左右の側枠
からの張紐を巻き軸に対して互いに反対の方向に巻付け
ているので、操作框を左右いずれかの方向に移動させる
と、一方の側枠との間に張設した張紐が巻き軸の回転で
繰り出されると同時に、他方の側枠との間に張設した張
紐が上記巻き軸の回転に伴って巻取られる。
【0006】そして、操作框の移動に伴って巻き軸が一
方向に回転するときには、その上下端に連結して同一方
向に巻付けた張紐が共に同一量だけ巻取られ、あるいは
繰り出されるので、操作框の姿勢が張紐により拘束され
て一定に保持される。即ち、たとえ操作框の一端部に開
閉のための力が作用したとしても、その力により巻き軸
が回転して巻き軸上の各張紐に伝達され、そのため操作
框を正確に平行移動させて、安定的に開閉操作を行うこ
とが可能になる。上記折り畳み式網戸においては、張紐
が常に緊張状態にあるため、ネットの一端を固定した一
方の側枠と操作框の巻き軸との間に張設した張紐をネッ
ト中に挿通することにより、アコーディオン式に伸縮す
るネットの風等による撓みが抑止される。
【0007】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係る折り畳み式網
戸の実施例を示している。この折り畳み式網戸における
網戸枠1は、上枠11、下枠12、及び左右の側枠1
3,14とを備え、これらをねじ等で連結することによ
り構成したものである。この網戸枠1に開閉可能に張設
するネット2は、多数のプリーツをジグザグ状に施すこ
とによりアコーディオン式に伸縮自在となしたもので、
上記網戸枠1における一方の側枠13にそのネット2の
一端を固定し、該ネット2の他端は上下枠11,12に
ガイドされる開閉操作用の操作框16に取り付けてい
る。なお、この操作框16の上端には、上枠11に設け
た支持面11a上を転動するランナー17を設けてい
る。
【0008】上記操作框16をネット2の開閉操作に際
して平行移動させるための平行移動機構3は、その操作
框16に回転自在に支持させた巻き軸21、及びその巻
き軸21と左右の側枠13,14との間に張設した張紐
31〜36により構成している。即ち、上記操作框16
には、その上端から下端に達するパイプ状の巻き軸21
を軸受22により回転自在に支持させ、一方の側枠13
に適宜間隔で各一端を取付けた張紐31〜34をネット
2に添わせて、その他端を巻き軸21に固定したうえ
で、該張紐31〜34を巻き軸21に巻付けている。ま
た、他方の側枠14の上下端に一端を取付けて上下枠1
1,12内に挿通した張紐35,36の他端を、上記巻
き軸21の上下端にそれぞれ固定したうえで、それらの
張紐を巻き軸21に巻付けている。これらの張紐35,
36の巻き軸21に対する巻付けの方向は、前記張紐3
1〜34とは反対の方向である。各張紐31〜36は少
なくとも操作框16の移動範囲に相当する長さをもたせ
ておく必要がある。
【0009】上記張紐31〜34は、それらをネット2
に添わせて操作框16まで導くに際し、それらの各張紐
がネット2におけるプリーツで挟まれた各折曲片の中央
を貫通するようにしてネット2中に挿通し、ネット2の
弛みを防止している。また、上記各張紐31〜36は、
それぞれ側枠13または側枠14にそれらの一端を取付
けて緊張状態に張設しているが、この取付け部分におい
ては、調整装置41〜46によりそれぞれの張紐の長さ
を調整可能にしてそれらの一端を保持させている。この
調整装置41〜46としては、ねじによって張紐の締結
点を巻き軸21の方向に出没させる機構など、任意手段
を採用することができる。
【0010】なお、図示の実施例では、上記操作框16
を手動で開閉するようにした構成を示しているが、スプ
リングや重錘等を駆動源とする自動開放機構により自動
的に開放させることもできる。また、一方の側枠13と
操作框16との間に4本の張紐31〜34を張設した場
合を図示しているが、この張紐は任意数とすることがで
きる。
【0011】上記構成を有する折り畳み式網戸は、上下
枠11,12にガイドされた操作框16の左右移動でネ
ット2をアコーディオン式に伸縮させることにより開閉
されるものであるが、この操作框16の左右移動に際し
て、操作框16に回転自在に支持させた巻き軸21に、
左右の側枠13,14に各一端を取付けた張紐31〜3
6の他端を固定して、左右の側枠13,14からの張紐
を巻き軸21に対して互いに反対の方向に巻付けている
ので、操作框16を左右いずれかの方向に移動させる
と、一方の側枠との間に張設した張紐が巻き軸21の回
転で繰り出されると同時に、他方の側枠との間に張設し
た張紐が上記巻き軸21の回転に伴って巻取られ、即
ち、操作框16を左右に動かす力が巻き軸21の回転運
動に変換されて張紐の巻取り、繰り出しが行われる。
【0012】この場合に、巻き軸21にいずれかの張紐
による回転力が与えられると、巻き軸21が回転して他
の張紐の巻取り、繰出が行われ、例えば、図2において
操作框16を左方へ移動させると、張紐31〜34の引
張により巻き軸21を時計方向に回転させながら操作框
16が右行することになり、それに伴って張紐31〜3
4が操作框16の移動量だけ繰り出されると同時に、巻
き軸21の上下端に巻付けた張紐35,36が共に同一
量だけ巻取られるので、操作框16の姿勢が張紐31〜
36により拘束されて一定に保持される。そして、たと
え操作框16の一端部に開閉のための操作力が作用した
としても、その力により巻き軸21が回転して操作框1
6における他端側にも伝達され、そのため操作框16を
正確に平行移動させて、安定的に開閉操作を行うことが
可能になる。
【0013】また、上記折り畳み式網戸においては、張
紐31〜36が常に緊張状態にあるため、ネット2の一
端を固定した側枠13と操作框16の巻き軸21との間
に張設した張紐31〜34をネット2中に挿通すること
により、アコーディオン式に伸縮するネットの風等によ
る弛み抑止される。さらに、上記各張紐31〜36は、
それらの一端を側枠13または14に固定し、他端を巻
き軸21に巻いただけのもので、プーリーその他の転向
子を用いて転向させていないので、しごかれたり大きな
摩擦力を受けることがなく、しかも網戸枠や操作框内に
張り巡らすことなく、比較的短いものとすることができ
るので、切断等のトラブルが発生する可能性が非常に少
なくなる。
【0014】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明の折り畳み
式網戸によれば、ネットをアコーディオン式に伸縮開閉
させるようにした折り畳み式の網戸において、操作框の
安定的な平行移動を得るための簡単で故障の少ない平行
移動機構を得ることができ、即ち、平行移動機構を構成
する張紐をできるだけ短くしてその繰りまわしを単純化
すると同時に、転向子等によって張紐がしごかれる機会
を無くし、それによって張紐に起因するトラブルを可及
的に少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる折り畳み式網戸の一実施例を示
す縦断正面図である。
【図2】同横断平面図である。
【符号の説明】
1 網戸枠、 2 ネット、 3 平行移動機構、 11 上枠、 12 下枠、 13,14 側枠、 16 操作框、 21 巻き軸、 31〜36 張紐。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のプリーツを施すことによりアコーデ
    ィオン式に伸縮自在となしたネットの一端を、上下枠及
    び左右の側枠を備えた網戸枠における一方の側枠に固定
    し、該ネットの他端に上下枠にガイドされる開閉操作用
    の操作框を取り付けたものにおいて、 上記操作框にその上端から下端に達する巻き軸を回転自
    在に支持させ、 上記一方の側枠に一端を取付けた張紐を、その他端を上
    記巻き軸に固定して該巻き軸に巻付け、 他方の側枠の上下端に一端を取付けた張紐を、その他端
    を上記巻き軸の上下端にそれぞれ固定して、それらを該
    巻き軸に前記張紐とは反対の方向に巻付け、 上記各張紐を緊張状態に張設した、ことを特徴とする折
    り畳み式網戸。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、 ネットの一端を固定した一方の側枠と巻き軸との間に張
    設した張紐を、ネット中に挿通した、ことを特徴とする
    折り畳み式網戸。
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