JP2658316B2 - 集中会計ｐｏｓシステム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンピユータシステムの応用に関し、特にPO
Sシステムに関する。

（従来の技術） 従来の２人制のPOSシステムでは、チエツカ側に１
名、キヤツシヤ側に１名の合計２名のオペレータをライ
ンの数だけ配置する必要があり、会計を行う顧客をライ
ンごとに列を作つて並んでいた。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来の２人制POSシステムでは、顧客の流れ
には閑散時と繁忙時とがあり、従来の２人側POSシステ
ムではシステム上、閑散時に１人制への移行が困難であ
り、繁忙時には顧客の会計を待つ列が生ずると云う欠点
がある。

本発明の目的は、チエツカ側とキヤツシヤ側とに分か
れた２人制POSシステムにおいて、買い物かごにバーコ
ード付き番号札を取付け、複数のチエツカシステムに対
してキヤツシヤ側のみを１箇所に集中させることにより
上記欠点を除去し、閑散時と繁忙時とに対応できるよう
に構成した集中会計POSシステムを提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段） 本発明による集中会計POSシステムは買物かごと、バ
ーコード読取り機と、番号札発券機と、POSステーシヨ
ン制御部とを具備して構成したものである。

買物かごは第１のバーコード付き番号札の取付られた
ものであり、バーコード読取り機は第１のバーコード付
き番号札を読取るためのものである。番号札発券機は、
バーコード読取り機により読取られた内容にもとづいて
商品に貼付ける第２の番号札を発行するためのものであ
る。

POSステーシヨン制御部は、番号札発券機により発行
された第２の番号札と、第１のバーコード付き番号札と
により合計金額を算出するためのものである。

（実 施 例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明による集中会計POSシステムの一実
施例を示す上面図である。第１図において、11は会計を
行う台、121,122はそれぞれ顧客が買物かごを置く台、1
3は買物かごの中の品物を袋詰めする台、141,142はそれ
ぞれ固定スキヤナ、15はバーコード読取り機、16は番号
札発券機、17はキーボードおよびバーコードハンドスキ
ヤナ付きPOSステーシヨン制御部である。

第２図は、第１図のシステムにより使用される買物か
ごの斜視図である。

第２図において、21は買物かごに取付けられたハーコ
ード付き番号札、22は通常の買物かご、23はバーコード
付き番号札である。

次に、実際の運用例について述べる。

買物に来た顧客は、入口でバーコード付き番号札23が
入つた買物かご22を手にする。買物かご22には、あらか
じめハーコード付き番号札21が取付けられている。バー
コード付き番号札21は、バーコード付き番号札23と１対
１に対応している。

購入商品を買物かご22に入れた顧客は、任意の買物か
ごを置く台122に行き、レーンの端に買物かご22を置
く。顧客はハーコード付き番号札23をもつて他の場所に
移動することができ、購入した商品を持ち歩かずに別の
買物をすることが可能である。台121上に置かれた買物
かご22は固定スキヤナ142を用いてチエツカが商品のバ
ーコードを読取る。商品のバーコードを読取る。商品の
バーコード読取りが終了すると、再び買物かご22に商品
を入れて台12において買物袋に詰める。

その際、買物かごに取付けられたバーコード付き番号
札21をバーコード読取り機15で読取り、番号札発券機16
により読取られたバーコードに対応した番号札を発行す
る。

キヤツシヤは、その番号札を買物袋に貼つて保管して
おく。番号札発券機16で発行された番号と、固定スキヤ
ナ142で読取られた商品の合計金額とは１対１に対応す
る。顧客は、都合のよいときに会計を行う台11に来て、
バーコード付き番号札23をキヤツシヤに渡す。

POSステーション制御部17にはバーコードハンドスキ
ヤナが接続されており、バーコード付き番号札23を読取
る。番号とチエツカによつて入力された合計金額とは対
応しているため、バーコードハンドスキヤナでバーコー
ド付き番号札23を読取ると合計金額が表示される。顧客
は、バーコード付き番号札23の番号に対応した買物袋を
受取り、代金を支払う。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、チエツカ側とキヤツシ
ヤ側とに分れた２人制POSシステムにおいて、買物かご
にバーコード付き番号札を取付け、複数のチエツカシス
テムに対してキヤツシヤ側のみを１箇所に集中させるこ
とにより、顧客の閑散時と繁忙時とに応じてキヤツシヤ
側の人数を調節して対応でき、最高１人までに削減する
ことができるという云う効果がある。

また、繁忙時であつても、顧客は会計を待つことなく
番号札をもつて他の場所に移動することができ、必要な
ときに番号札をキヤツシヤに示すことによつて会計を行
うことができると云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による集中会計POSシステムの一実施
例を示す上面図である。 第２図は、第１図のシステムにより使用される買物かご
の斜視図である。 11,121,122,13……台 141,142……固定スキヤナ 15……バーコード読取り機 16……番号札発券機 17……POSステーシヨン制御部 21,23……バーコード付き番号札 22……買物かご

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】第１のバーコード付き番号札を取付けられ
   た買物かごと、前記第１のバーコード付き番号札を読取
   るためのバーコード読取り機と、前記バーコード読取り
   機により読取られら内容にもとづいて商品に貼付ける第
   ２の番号札を発行するための番号札発券機と、前記番号
   札発券機により発行された第２の番号札と前記第１のバ
   ーコード付き番号札とにより合計金額を算出するための
   POSステーシヨン制御部とを具備して構成したことを特
   徴とする集中会計POSシステム。