JP2658041B2 - プリンタのホームポジション設定方法 - Google Patents

プリンタのホームポジション設定方法

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JP2658041B2
JP2658041B2 JP62073436A JP7343687A JP2658041B2 JP 2658041 B2 JP2658041 B2 JP 2658041B2 JP 62073436 A JP62073436 A JP 62073436A JP 7343687 A JP7343687 A JP 7343687A JP 2658041 B2 JP2658041 B2 JP 2658041B2
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home position
carriage
switch
moved
counter
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均 中川
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリアルプリンタのホームポジション設定
方法に関する。
(従来技術) シリアルプリンタは、印字開始基準位置、いわゆるホ
ームポジションを起点として印字ヘッドの運動制御を行
なう関係上、ホームポジションの位置は極めて重要な制
御因子である。
このため、ホームポジションにフォトインターラプタ
ーを配設する一方、キャリッジ側に断光板を設けた光学
的に検出する手法が広く用いられている。これによれ
ば、非接触によりホームポジションが検出できるため、
信頼性の向上を図ることができる反面、発光素子や受光
素子、さらには遮光板を必要として構造の複雑化とコス
ト上昇を招くという問題があった。
このような問題を解消するため、極めて安価に入手可
能なリミットスイッチを使用することも考えられるが、
キャリッジがホームポジションに復帰する毎にスイッチ
動作を行なわせるため、早期にスイッチを構成している
接片の疲労を招いて信頼性の低下を引き起こすばかりで
なく、機械式スイッチ特有のチャタリング現像に起因し
て検出ミスを引き起こすという問題がある。
(目的) 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、安価な接片式スイッチ
を用いてホームポジションを正確に設定することのでき
る新たな設定方法を提供することにある。
(発明の概要) すなわち、本発明が特徴とするところは、ホームポジ
ションよりもキャリッジ走行経路の端部寄りに、キャリ
ッジによって操作される接片式の検出用スイッチを配設
したシリアル式のプリンタにおいて、電源投入時にキャ
リッジを印字領域側からホームポジション側へ低速で移
動させた上、スイッチの作動位置で一定値を置数し、つ
いで、計数動作を行いながらキャリッジをスイッチの作
動位置から印字領域側へ移動させ、スイッチの作動位置
より一定量移動させた位置までの計数値をホームポジシ
ョンデータとして記憶させ、かつこの位置をホームポジ
ションとして設定するようにしたプリンタのホームポジ
ション設定方法にある。
(実施例) そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づ
いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すものであって、図
中符号1は、リミットスイッチで、可撓性導電材により
形成された固定接片1a、及び可撓性導電材により形成さ
れ、キャリッジCの当接により回動するレバー2を介し
て固定接片1aに接離する可動接片1bとから構成され、印
字ヘッドHのホームポジションよりも図中左側の位置に
合わせて基体側に配設されている。3は、リミットスイ
ッチ1からのON−OFF信号を受けてキャリッジCを制御
するマイクロプロセッサーで、後述する制御プログラム
に基づいてキャリッジCの移動に連動してカウンタ4を
動作させるように構成されている。
次に、このように構成した装置の動作を第2、第3図
に示したフローチャートと動作説明図に基づいて説明す
る。
キャリッジCがホームポジションから右側に離れてい
る状態において(第3図I)、装置の電源が投入されて
キャリッジCがホームポジション側に移動すると、キャ
リッジCがレバー2に当接し、所定量、つまりレバーの
回動開始からスイッチ接片が接触するまでの遊び量だけ
移動した時点で、スイッチ1が閉成して信号を出力する
(II)。この信号によりステップモータ5を減速させて
所定ステップ数S1、例えば、5ステップ後に停止させる
(III)。この段階でキャリッジモータを前記ステップ
数S1より少し多めのステップ数S2、例えば7ステップだ
け正転させてキャリッジCの印刷領域側のホームポジシ
ョン外に低速で移動させ(IV)、次いで逆転させて低速
で左方、つまりホームポジション側に移動させる。この
移動の過程においてレバー2は徐々に可動接片1bを固定
接片1a側に移動させてスイッチ1を閉成させる(V)。
このときにスイッチ1が閉成した時点を基準としてカウ
ンタ3に一定の数を置数させ、同時にステップモータ5
を減速させてキャリッジCを停止させる(VI)。この過
程においては、レバー2がキャリッジCにより極めてゆ
っくりと可動接片1bを固定接片1aに向けて移動させるか
ら、スイッチ1はチャッタリンクを起すことなく閉成す
る。
スイッチ1が閉成した時点から停止まで減速工程にお
いて、カウンタ4はカウントダウン動作を実行して、減
速に要した移動量Lを基準値Sから相殺する。この状態
で再びステップモータ5を正転させてカウンタ4をキャ
リッジCの移動量に一致させてカウントアップさせなが
ら、キャリッジCの右側に移動させる。
このようにしてスイッチ1が閉成した位置(つまりカ
ウンタ4の計数内容がSに復帰する位置)からキャリッ
ジCによりスイッチ1が作動されない位置まで所定ステ
ップ数S3、例えば2ステップだけ余分に右側に移動し、
このときのカウンタ4の計数内容S+S3をホームポジシ
ョンデータとする(VII)。
このようにしてホームポジションが定まった段階で、
印字指令が出力して印字データに合わせてキャリッジモ
ータ駆動用パルスが出力し、キャリッジCが右方に移動
する。同時に、この駆動用パルスは、カウンタ4に入力
して計数され、キャリッジCの移動量に一致した計数値
がカウンタ4にカウントアップされていく。
1行の印字が終了してキャリッジCを左方に戻すべく
逆転パルスが出力すると、キャリッジCは逆転パルスに
一致して復帰行程に移り、またカウンタ4は減算を開始
する。このようにしてカウンタ4の内容がホームポジシ
ョンデータから一定数S4、例えば2ステップまで減少し
た時点で、パルスの繰返し周波数を落として減速行程に
移る。カウンタ4の内容がシーク時に決定した値Sとな
った時点で停止する。これによりキャリッジCは、スイ
ッチ1を作動させることなく正確にホームポジションに
停止する。この段階で第2行目の印字の印字指令が出力
して次行の印字が行なわれる。以下、このような行尾ま
での印字を終了する毎に、カウンタ4内容がホームポジ
ションデータS+S3となる位置まで戻って停止する。
なお、この実施例においては、スイッチに接触した状
態から一定数右方に移動したときのカウンタ内容を初期
値としているが、この値をクリアして零状態をホームポ
ジションとするようにしても同様の作用を奏することは
明らかである。
(効果) 以上説明したように本発明によれば、ホームポジショ
ンよりも端部寄りにキャリッジにより操作される接片式
の検出用スイッチを設けたプリンタにおいて、電源投入
時にキャリッジをホームポジション側へ移動させ、スイ
ッチを作動させた位置で一定値を置数し、ついで、キャ
リッジのスイッチの作動位置から一定ステップ数印字領
域側へ移動させてその移動させた位置までの計数値をホ
ームポジションデータとして記憶し、かつホームポジシ
ョンとするようにしたので、プリンタを作動させる時だ
けスイッチを作動させれば、次行からはカウンタのデー
タだけで印字動作を行わすことを可能となし、安価な接
片式スイッチの開閉回数を可及的に少なくしてその寿命
を大幅に延長させることができるばかりでなく、この種
の接片式スイッチを有効に利用することによりコストを
大巾に削減することができる。
また、キャリッジをホームポジション側へ低速度で移
動させるようにしたので、急激な運動に起因するチャタ
リングを未然に防止して検出ミスをなくすことにより、
制御の信頼性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図、第2、3図
はそれぞれ第1図装置の動作を示すフローチャートと動
作説明図である。 1……スイッチ、1a……固定接片 1b……可動接片、2……レバー 3……制御回路、4……カウンタ C……キャリッジ、H……印字ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホームポジションよりもキャリッジ走行経
    路の端部寄りに、キャリッジによって操作される接片式
    の検出用スイッチを配設したシリアル式のプリンタにお
    いて、電源投入時に上記キャリッジを印字領域側からホ
    ームポジション側へ低速で移動させた上、上記スイッチ
    の作動位置で一定値を置数し、ついで、計数動作を行い
    ながら上記キャリッジを上記スイッチの作動位置から印
    字領域側へ移動させ、上記スイッチの作動位置より一定
    量移動させた位置までの計数値をホームポジションデー
    タとして記憶させ、かつこの位置をホームポジションと
    して設定することを特徴とするプリンタのホームポジシ
    ョン設定方法。
JP62073436A 1987-03-27 1987-03-27 プリンタのホームポジション設定方法 Expired - Lifetime JP2658041B2 (ja)

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JPS63237972A JPS63237972A (ja) 1988-10-04
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JPS58142885A (ja) * 1982-02-19 1983-08-25 Canon Inc 印字制御方式
JPS6079985A (ja) * 1983-10-11 1985-05-07 Tokyo Electric Co Ltd 転写式サ−マルプリンタ

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