JP2655577B2 - ポリウレタンフォームを製造するための活性が調節された触媒としての第4アンモニウムカルボキシレート分子内塩組成物 - Google Patents

ポリウレタンフォームを製造するための活性が調節された触媒としての第4アンモニウムカルボキシレート分子内塩組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はポリウレタンを製造するための
触媒としての第4アンモニウム塩に関する。
【0002】
【発明の背景】ポリウレタンの製造においては、触媒の
活性を制御することがしばしば好ましい。接触作用を制
御することによる成果は、反応性の態様の改善例えば反
応開始の遅延または硬化の促進として実現されるであろ
う。このような反応速度の制御は、型に適切に充填する
のに十分な時間にわたってポリイソシアネート/多価ア
ルコールの混合物の流動性を維持する一方で、離型時間
(demold time)を保持しまたは改善することが重要で
あるポリウレタン成形機にとって特に重要である。接触
作用の制御は、生成物の分布に影響を与え、また最終的
なポリウレタン成分の物理的特性に顕著に作用する。
【0003】潜在する活性は一般に、熱的に活性化され
る「ブロックされた」触媒の使用により確保される。一
つの例は第3アミンとカルボン酸とから生成されるアン
モニウム塩(U.S. 3,862,150)である。この
ような物質の主な欠点は腐蝕性であるが、マスターバッ
チの安定性が劣悪であることも報告されている。トリエ
チレンジアミンおよびグリコールボレート酸から、関連
する化学構造をもつものが得られる(U.S. 3,19
3,515;U.S. 3,127,404;FR 2,30
1,554)。第4ボレートのアンモニウム塩が得られ
る。このような触媒組成物の利点は、活性の遅延および
(または)硬化の促進である。U.S. 5,086,08
1は、第3アミンポリウレタン触媒と硼酸とから製造さ
れる臭いの少ないアミン−ボロン組成物につき記載して
いる。この組成物はポリウレタン成分の製造に際して反
応性を改善もする。U.S. 4,542,214は置換さ
れたカルバミン酸および炭酸の第3アミン塩の組成およ
び合成について、そして遅延作用のあるポリウレタン触
媒としてこの第3アミン塩を使用することについて記載
している。
【0004】プロトン性の酸の存在下でトリエチレンジ
アミンとエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイ
ドとから製造される第4アンモニウムのカルボキシレー
ト塩については、潜在する活性/硬化の促進が認められ
てきた(U.S.4,904,629;さらに、U.S.
4,040,992も参照)。第4アンモニウムカルボキ
シレートはポリイソシアネートの三量化を触媒すること
が一般に知られている(U.S.4,503,226およ
び同特許明細書中に引用の参照文献)。
【0005】第4アンモニウムアレーンオキサイドツビ
ッテルイオン(U.S.4,335,219)およびスル
ホニウムツビッテルイオン(U.S.4,111,91
4)がポリウレタン反応のための触媒として使用されて
きた。
【0006】第4アンモニウムカルボキシレート分子内
塩(ツビッテルイオン)が製造されてきた。例として
は、(R)−カルニチンの合成(Tetrahedron Lett. 19
92年33号、1211〜1212ページ)、変則的な
Eschweiler-Clarke反応からのベタイン生成物(Tetrahe
dron Lett. 1991年23号、3847〜3848ペ
ージ)およびアミン酸とヒドラジノ酸から誘導されるベ
タイン(Tetrahedron Lett. 1990年46号、191
1〜1922ページ)がある。
【0007】
【発明の概要】本発明はイソシアネートの三量化および
(または)イソシアネートと反応性水素を含む化合物と
の反応、例えばポリウレタンを製造するためのウレタン
反応を触媒するための組成物を提供する。この触媒組成
物は第4アンモニウムカルボキシレート分子内塩、望ま
しくは次式I
【化4】 (式中、R1、R2およびR3は独立してC1〜C12アルキ
ル基、C5〜C8シクロアルキル基、C6〜C10アリール
基あるいはヘテロ原子を含むこのようなアルキル、シク
ロアルキルまたはアリール基である)の分子内塩から実
質的になる。R1およびR2またはR1、R2およびR3
窒素原子と一緒になってC3〜C12の窒素含有環系を形
成することができる。R4は2価のR1である。R1、R2
およびR3が窒素原子と一緒になってトリエチレンジア
ミンを構成し、そしてR4はC1〜C12アルキレン基であ
る触媒組成物が好ましい。
【0008】これらの触媒組成物の利点は、ポリウレタ
ンの製造において反応性が著しく改善されていることで
ある。最も注目すべきことに、これらの物質によって反
応開始が遅延される。これらは活性化された後、予想以
上に強力でありそして硬化速度を加速もできる。
【0009】
【発明の詳述】本発明の触媒組成物は、(1)イソシアネ
ート官能基と活性水素を含む化合物、すなわちアルコー
ル、多価アルコール、アミンまたは水との反応、特にポ
リウレタンを製造するための多価アルコールのヒドロキ
シル基とイソシアネートとのウレタン(ゲル化)反応お
よび発泡ポリウレタンを製造するために二酸化炭素を発
生する水とイソシアネートとの発泡反応、および(また
は)(2)イソシアネート官能基を三量化してポリイソシ
アヌレートを生成する反応を触媒できる。
【0010】ポリウレタン製品は、例えばヘキサメチレ
ンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、ト
ルエンジイソシアネート(「TDI」)および4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアネート(「MDI」)を
含めて、当該技術で周知の好適な任意の有機ポリイソシ
アネートを用いて製造される。特に好適なのは、2,4
−TDIおよび2,6−TDIを単独でかまたはあるい
は商業的に入手可能なそれらの混合物として一緒にした
ものである。好適な別のイソシアネートは「粗MDI」
として商業的に知られているジイソシアネートの混合物
であり、これはPAPIとしても知られ、約60%の
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを他の異
性体および類似のより高級なポリイソシアネートととも
に含有する。ポリイソシアネートと、ポリエーテル多価
アルコールまたはポリエステル多価アルコールを部分的
に予備反応させた混合物からなるこれらのポリイソシア
ネートの「プレポリマー」も好適である。
【0011】ポリウレタン組成物の成分として好適な多
価アルコールの例はポリアルキレンエーテルおよびポリ
エステルの多価アルコールである。ポリアルキレンエー
テル多価アルコールには、ポリ(エチレンオキサイド)
およびポリ(プロピレンオキサイド)ポリマーのような
ポリ(アルキレンオキサイド)ポリマーおよび末端ヒド
ロキシル基が、2価アルコールおよび多価アルコールを
含めての多水酸基化合物から誘導されるコポリマーが含
まれる。多水酸基化合物の例は、特に、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、ペンタエリスリトール、グリ
セロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパンお
よび同様な低分子量の多価アルコールである。
【0012】本発明を実施する際には、単一の高分子量
ポリエーテル多価アルコールが使用できる。高分子量の
ポリエーテル多価アルコールの混合物例えば2官能性お
よび3官能性の物質および(または)分子量の異なるま
たは化学的組成の異なる物質の混合物も使用できる。
【0013】有用なポリエステル多価アルコールには、
ジカルボン酸を過剰の2価アルコールと反応させる、例
えばアジピン酸をエチレングリコールまたはブタンジオ
ールと反応させることにより、あるいはラクトンを過剰
の2価アルコールと反応させる、例えばカプロラクトン
をプロピレングリコールと反応させることにより製造さ
れるものがある。
【0014】マスターバッチまたは予備混合組成物は、
ポリエーテルおよびポリエステルの多価アルコールに加
えて、ポリマー多価アルコールをしばしば含有する。ポ
リマー多価アルコールは、フォームの変形抵抗を増大す
るため、すなわちフォームの耐力特性を増大するために
ポリウレタンフォーム中に使用される。現在、耐力を改
善するために異なる二つのタイプのポリマー多価アルコ
ールが使用される。第1のタイプはグラフト多価アルコ
ールと称され、ビニルモノマーがグラフト共重合されて
いる3価アルコールからなる。通常選択されるモノマー
はスチレンおよびアクリロニトリルである。第2のタイ
プであるポリ尿素で変性された多価アルコールは、ジア
ミンとTDIとの反応により生成されるポリ尿素分散系
を含む多価アルコールである。TDIは過剰に使用され
るので、TDIのある部分は多価アルコールとポリ尿素
との双方と反応することがありうる。この第2のタイプ
のポリマー多価アルコールには、多価アルコール中でT
DIとアルカノールアミンとをその場で重合させて製造
するPIPA多価アルコールと称される種類がある。要
求される耐荷力に応じて、ポリマー多価アルコールはマ
スターバッチの多価アルコール部分の20〜80%を占
めてよい。
【0015】ポリウレタンフォームの処方中に見出され
る典型的な他の作用剤には、エチレングリコールおよび
ブタンジオールのような連鎖延長剤;ジエタノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン
およびトリプロパノールアミンのような架橋剤;水、メ
チレンクロライド、トリクロロフルオロメタンなどのよ
うな発泡剤;およびシリコーンのようなセル安定剤があ
る。
【0016】本発明の触媒組成物を含有する、1〜3ポ
ンド/ft3(16〜48kg/m3)の密度(例えば自動車
のシート)を有する一般的なポリウレタン軟質フォーム
の処方物は下記に示す重量部(pbw)の成分を含む。
【0017】
【0018】本発明の触媒組成物を含有する、12〜4
0ポンド/ft3(192〜640kg/m3)の密度(例え
ば靴底、スキン層付き)を有する一般的なポリウレタン
微孔質フォームの処方物は下記に示す重量部(pbw)の
成分を含む。
【0019】微孔質フォームの処方物 重量部 多価アルコール 85 シリコーン界面活性剤 0.1〜1 発泡剤 0.1〜2 連鎖延長剤 1〜10 触媒 0.5〜4 イソシアネート指数 80〜120
【0020】ウレタン触媒組成物は式I
【化5】 (式中、R1、R2およびR3は独立してC1〜C12アルキ
ル基、C5〜C8シクロアルキル基、C6〜C10アリール
基あるいは窒素または酸素のようなヘテロ原子を含むア
ルキル、シクロアルキルまたはアリール基である)を有
する第4アンモニウムカルボキシレート分子内塩から実
質的になる。R1およびR2あるいはR1、R2およびR3
は窒素原子と一緒になって、窒素または酸素のようなヘ
テロ原子および(または)ヒドロキシ官能基を含んでよ
い窒素含有環系であることができる。R4は2価のR1
まりC1〜C12アルキレン基、C5〜C 8シクロアルキレ
ン基またはC6〜C10アリーレン基である。
【0021】窒素に結合する好適なR1、R2およびR3
の基には、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ラウリル、N,N−ジメチルアミノエチル、N,N−ジメ
チルアミノプロピル基など;シクロペンチル、シクロヘ
キシル基など;およびフェニル、p−トリル基などが含
まれる。
【0022】窒素原子とR1およびR2の基またはR1
2およびR3の基とによって形成される窒素含有環系の
例には、例えばピペリジン、モルホリン、トリエチレン
ジアミン、3−キヌクリジノール、イミダゾールまたは
1,8−ジアゾビシクロ−〔5.4.0〕ウンデカ−7−
エンが含まれる。
【0023】式Iの窒素原子に結合するカルボキシオル
ガノ基(−R4−CO2 -)の例には、例えばカルボキシ
メチル(R4は−CH2−)、カルボキシエチル(R4
−CH2CH2−)、カルボキシプロピル(R4は−CH2
CH2CH2−)、カルボキシフェニル(R4は−C64
−)などが含まれる。
【0024】第4アンモニウムカルボキシレート分子内
塩触媒の例は、第3アミンとナトリウムクロロアセテー
ト、ナトリウム3−ブロモプロピオネート、テトラ−n
−ブチルアンモニウムクロロアセテートなどのようなハ
ロアルキルカルボキシレート;γ−ブチロラクトン、β
−プロピオラクトンなどのようなラクトン;およびアク
リル酸、ナトリウムアクリレートなどのような不飽和の
カルボン酸またはカルボキシレートとのツビッテルイオ
ン性反応生成物である。これらの反応で好適な第3アミ
ンには、例えばトリメチルアミン、ジメチルシクロヘキ
シルアミン、トリエチレンジアミン、キヌクリジン、3
−キノヌクリジノール、イミダゾール、モルホリン、
1,8−ジアゾビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エ
ンなどがある。
【0025】また、好適な触媒の例は、アミノ酸の窒素
のアルキル化によって得られるアミノ酸ベタインであ
る。これには例えばグリシンベタイン、γ−ブチロベタ
イン、カルニチン、トリゴネリン、スタヒドリン、4−
ヒドロキシプロリンベタインなどが含まれる。
【0026】触媒組成物は接触的に有効な量がポリウレ
タン処方物中に使用される。一層特定的には、触媒組成
物の好適な量は、ポリウレタン処方物中の多価アルコー
ル100部あたり約0.01〜10部の範囲にある。
【0027】加えて、第4アンモニウムカルボキシレー
ト分子内塩触媒組成物は、ウレタンの技術において周知
な他の第3アミン、有機錫、およびカルボキシレートウ
レタンの各触媒と組合わせて使用することができる。
【0028】これらの触媒組成物はポリウレタンの製造
中の反応性が向上するという利点をもつ。最も注目すべ
きは、これらの物質が反応開始を遅延させることであ
る。これらは活性化された後、予想外に強力であり、ま
た硬化速度を加速できる。
【0029】実施例1 本例は、トリエチレンジアミンとテトラ−n−ブチルア
ンモニウムクロロアセテートとからツビッテルイオン性
生成物を製造することを示す。テトラ−n−ブチルアン
モニウムクロロアセテートを、テトラヒドロフラン溶媒
(20ml)中でクロロ酢酸(1.9g、20ミリモル)
とテトラ−n−ブチルアンモニウムハイドロオキサイド
(20mlの1.0Mのメタノール溶液、20ミリモル)
とから製造した。トリエチレンジアミン(2.2g、2
0ミリモル)を添加すると数分以内に溶解が起こった。
20時間かかって白色の沈澱が生成した。沈澱を回収し
て乾燥し、白色粉末として下記の1のツビッテルイオン
性の生成物を1.6g得た。濾液から追加的な生成物1.
0gを単離しそして乾燥した。この第2の取得物は1
NMR分析により純度が96%(テトラ−n−ブチルア
ンモニウムクロライドにより汚染されている)であると
推定された。
【0030】
【化6】
【0031】実施例2 本例は、トリエチレンジアミンとナトリウムクロロアセ
テートとからのツビッテルイオン化合物1の別な製法を
示す。トリエチレンジアミン(56g、50ミリモル)
を水で冷却される槽内でエチレングリコール(100
g)中に溶解した。ナトリウムクロロアセテート(58
g、50ミリモル)を、内部反応温度を68〜70℃に
維持しつつ、3時間にわたって6回に分けて添加した。
追加的に72時間撹拌した後、塩化ナトリウムを濾過に
より除去した。エチレングリコール溶液の分析により、
エチレングリコールが51重量%、ツビッテルイオン化
合物が40重量%、下記の2のビス−ツビッテルイオン
化合物が1.4重量%、トリエチレンジアミンが1.7重
量%そして塩化ナトリウムが5.7重量%であることが
示された。
【0032】
【化7】
【0033】実施例3 本例は、トリエチレンジアミンとテトラ−n−ブチルア
ンモニウム3−ブロモプロピオネートとからのツビッテ
ルイオン性の生成物の製造を示す。テトラ−n−ブチル
アンモニウム3−ブロモプロピオネートは、テトラヒド
ロフラン溶媒(20ml)中で3−ブロモプロピオン酸
(3.0g、20ミリモル)およびテトラ−n−ブチル
アンモニウムハイドロオキサイド(20mlの1.0Mの
メタノール溶液、20ミリモル)とから製造した。トリ
エチレンジアミン(2.2g、20ミリモル)を添加し
た。数分以内に溶解が起こった。20時間撹拌の後、最
少の沈澱が起こった。ジエチルエーテル(60ml)とと
もに反応溶液を摩砕しそして生成物を濾過して乾燥し、
白色粉末として下記の3のツビッテルイオン性の生成物
を得た。生成物の純度は1H NMR分析により96%で
ある(テトラ−n−ブチルアンモニウムクロライドによ
り汚染されている)と推定された。濾液から追加的な生
成物を0.9g単離しそして乾燥した。この第2の取得
物は1H NMR分析により純度92%であると推定され
た。
【0034】
【化8】
【0035】実施例4 本例は、トリエチレンジアミンとγ−ブチロラクトンと
からのツビッテルイオン性の生成物の製造を示す。トリ
エチレンジアミン(21g、185ミリモル)をγ−ブ
チロラクトン(99g、1150ミリモル)と一緒に
し、そして60時間にわたって90℃に加熱した。この
間に沈澱が生成した。反応を冷却し、濾過しそして生成
物を乾燥して、白色粉末として下記の4のツビッテルイ
オン性の生成物を26g得た。
【0036】
【化9】
【0037】実施例5 本例は3−キヌクリジノールとγ−ブチロラクトンとか
らのツビッテルイオン性の生成物の製造を示す。3−キ
ヌクリジノール(1.29g、10ミリモル)をγ−ブ
チロラクトン(6.2g、72ミリモル)と一緒にし、
そして7時間にわたって85℃に加熱した。この間に沈
澱が生成した。反応を冷却し、濾過しそして生成物を乾
燥し、白色粉末として下記の5のツビッテルイオン性の
生成物を1.0g得た。
【0038】
【化10】
【0039】実施例6 本例は、トリエチレンジアミンと組合わされた実施例1
および実施例4のツビッテルイオン化合物を用いて製造
した軟質フォームに関する経時的な膨張高さの相互関係
を示す。重量部基準で示す下記の成分からポリウレタン
フォーム処方物の予備混合物を調製した。
【0040】 Voranol CP6001(エチレンオキサイドで末端置換されたポリエーテル多価アル コール) 100重量部 ジイソプロパノールアミン(水中で85重量%) 1.0重量部 Goldschmidt B4113(シリコーン界面活性剤) 1.0重量部
【0041】多価アルコール100重量部あたり0.8
重量部(pphp)および0.5重量部(pphp)のDABCO 33-
LVR触媒(ジプロピレングリコール中の33重量%のト
リエチレンジアミンの溶液)を用いて対照用のフォーム
を製造した。ツビッテルイオン化合物で接触したフォー
ムの場合、DABCO 33-LV触媒を0.8pphp含む対照用のフ
ォーム中のDABCO 33-LV触媒のうち0.3pphpを等モル量
のツビッテルイオン化合物を用いて置き代えた。各フォ
ームにつき、直径5インチ(12.7cm)、高さ10イ
ンチ(25.4cm)の紙製容器中の135.9gの上記予
備混合物に、触媒(表1に規定するもの)と水(全系の
水を2.9pphpとするのに十分な量)とを添加し、そし
て処方物を20秒間十分に混合した。NCO指数(NC
Oのモル数/活性水素のモル数×100)が100のフ
ォームを製造するのに十分なジフェニルメタンジイソシ
アネート(Mondur MR;NCO 31.5%)を添加し、
そして4秒間十分に混合した。フォームを自由に膨張さ
せ、経時的にフォームの高さを計測した。
【0042】
【表1】
【0043】このデータはツビッテルイオン化合物で接
触したフォームの膨張の遅れを明らかに示す。これらの
フォームは最初の約1分間は、経時的な膨張高さに関し
て、DABCO 33-LV触媒を含む対照用フォームと肩をなら
べる。この期間の後、ツビッテルイオン化合物を含有す
るフォームについては経時的な膨張高さが加速する。実
際、ツビッテルイオン化合物を含有するフォームは、DA
BCO 33-LVを0.5pphp含有するフォームの最大高さを越
えまたDABCO 33-LVを0.8pphp含有するフォームの最大
高さに肩をならべる最大高さに達する。
【0044】実施例7 本例においては触媒活性を計量するためのより一般的な
定量的技術を示す。ここでは、実施例1および実施例3
〜5のツビッテルイオン化合物の相対的な触媒活性を対
照用触媒と比較する。非接触的な操作の反応性データも
含める。実施例6におけるものと類似ではあるが、一官
能性反応成分を含む処方物を用いてイソシアネートの消
費率を時間の関数として測定した。表示する時刻におい
て採取した反応成分試料をジブチルアミンで反応停止し
そして液体クロマトグラフィーにより分析した。実用さ
れるフォーム中のDABCO 33-LV触媒の装荷重0.35に相
当する等モル基準において触媒を比較した。表2は結果
を要約したものである。
【0045】
【表2】
【0046】これらのデータは第4アンモニウムカルボ
キシレートツビッテルイオン化合物が、ポリウレタンフ
ォーム製造方法の初期段階において比較的非活性的であ
ることを示す。実際、NCOの転化百分率は、反応時間
のうち少なくとも最初の1分間については、触媒を使用
しないで得られる転化率に近似している。驚くべきこと
に、これらの物質はすべて、反応時間の1〜3分の期間
は活性になる。実施例1、実施例4および実施例5のツ
ビッテルイオン化合物は、最初の休眠期間の後は予想外
に活性である。
【0047】実施例8 本例はトリエチレンジアミンと組合わされた実施例2お
よび実施例4のツビッテルイオン化合物を用いて製造し
た微孔質フォームについて得られる最低のプルタイム
(pull time)(硬化の指標)を示す。表3に従ってポ
リウレタンの予備混合物を調製した。
【0048】
【表3】
【0049】対照用の触媒含有処方物(予備混合物1)
はDABCO EG触媒しか含有しなかった。ツビッテルイオン
化合物で接触されるフォームについては、対照用処方物
中のDABCO EG触媒の10重量%を試験触媒により置き代
えた。予備混合物3においては、実施例2のツビッテル
イオン化合物中に含まれる過剰のトリエチレンジアミン
を考慮にいれて、DABCO EG触媒の量を修正した。各処方
物中エチレングリコールを、全体で7.9重量%となる
ように調整した。DESMA PSA53混合装置を用いて105
℃の予備混合物と108℃のジフェニルメタンジイソシ
アネート(MondurE-501)とからフォームを製造した。最
低のプルタイムが得られるNCO指数を各ケースごとに
決定した。表4はプルタイムとNCO指数との関係を処
方物ごとに示す。
【0050】
【表4】
【0051】これらのデータは、対照用触媒の一部が実
施例2および実施例4のツビッテルイオンによって代替
される時に、達成可能な最低プルタイムが改善されたこ
とを示す。対照物(予備混合物1)の場合、80秒を下
回る最低プルタイムは達成できず、そして実際、NCO
指数が100を越えるとプルタイムは劇的に増加した。
これとは対照的に、ツビッテルイオン化合物を含有する
フォームの場合、NCO指数を100を越えて大巾に上
昇するのと同時にプルタイムを顕著に低下することがで
きた(実施例4のツビッテルイオン化合物を含む予備混
合物2については、NCO指数119における20秒ま
で;実施例2のツビッテルイオン化合物を含有する予備
混合物3については、NCO指数114における50秒
まで)。
【0052】工業的応用に関する見解 本発明はポリウレタンフォームを製造する際に、活性が
制御された触媒として使用するために、第4アンモニウ
ムカルボキシレート分子内塩組成物を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75:04 (72)発明者 アン・コウツ・レシヤー・サボカ アメリカ合衆国ペンシルベニア州19506. バーンビル.シーニツクドライブ9 (72)発明者 マーク・リーオウ・リステマン アメリカ合衆国ペンシルベニア州18052. ホワイトホール.ジヨーダンドライブ25 (56)参考文献 特開 昭63−57577(JP,A) 特開 平6−166677(JP,A) 特開 昭61−129173(JP,A) 特開 昭60−92316(JP,A) 特公 昭53−440(JP,B1) 特表 昭58−500569(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソシアネートの三量化および(また
    は)イソシアネートと反応性水素を含む化合物との間の
    反応を触媒する方法において、第4アンモニウムカルボ
    キシレート分子内塩を触媒組成物として使用することか
    らなる改良された方法。
  2. 【請求項2】 第4アンモニウムカルボキシレート分子
    内塩が式I: 【化1】 (式中、R、RおよびRは独立してC〜C12
    アルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜C
    10アリール基、あるいはヘテロ原子を含むこのような
    アルキル、シクロアルキルまたはアリール基であるか、
    あるいは; RおよびR、またはR、RおよびRが窒素原
    子と一緒になって窒素を含む環系を形成し;そして Rは2価のRである)を有する、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 発泡剤、セル安定剤および触媒組成物の
    存在下で有機ポリイソシアネートを多価アルコールと反
    応させることからなるポリウレタンフォームの製造方法
    において、触媒組成物として第4アンモニウムカルボキ
    シレート分子内塩を使用することからなる改良された製
    造方法。
  4. 【請求項4】 第4アンモニウムカルボキシレート分子
    内塩が、式I 【化2】 (式中、R、RおよびRは独立してC〜C12
    アルキル基、C〜Cシクロアルキル基、C〜C
    10アリール基、あるいは異種原子を含むこのようなア
    ルキル、シクロアルキルまたはアリール基であるか、あ
    るいは; RおよびR、またはR、RおよびRが窒素原
    子と一緒になって窒素を含む環系を形成し;そして Rは2価のRであるを有する、請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 式 【化3】 (式中、RはC〜C12アルキレン基である)の化
    合物を含む触媒組成物。
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