JP2654408B2 - Nキーロールオーバ回路 - Google Patents

Nキーロールオーバ回路

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JP2654408B2
JP2654408B2 JP2209124A JP20912490A JP2654408B2 JP 2654408 B2 JP2654408 B2 JP 2654408B2 JP 2209124 A JP2209124 A JP 2209124A JP 20912490 A JP20912490 A JP 20912490A JP 2654408 B2 JP2654408 B2 JP 2654408B2
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JP
Japan
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diode
switch element
key
key rollover
substrate
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貞一 志賀
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ARUPUSU DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多重打鍵による誤検出キー入力、すなわち
フアントムキー入力を防止したマトリクススイツチ等の
Nキーロールオーバ回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のNキーロールオーバ回路を示す部分構
成図である。
この第3図に示す従来のNキーロールオーバ回路は、
図示しない基板上の行方向、列方向に駆動ラインA、B
および出力ライン1、2が設けられている。例えば駆動
ラインAおよび出力ライン1の交叉点には、両ライン
A、1を橋絡するスイツチ素子1Aおよびダイオード素子
D1Aが設けられ、上記のスチツチ素子1Aは素子しないキ
ーによつてオン作動させるようになつている。他のスイ
ツチ素子1Bおよびダイオード素子D1B、スイツチ素子2A
およびダイオード素子D2A、スイツチ素子2Bおよびダイ
オード素子D2Bも同様である。そして、出力ライン1、
2の出力端には出力端子O1、O2が設けられている。な
お、上記のダイオード素子D1A、D1B、D2A、D2Bはデイス
クリートタイプの部品が用いられており、例えばダイオ
ード素子D1Aはスイツチ素子1Aおよび出力ライン1には
んだ付けされている。他のダイオード素子D1B、D2A、D2
Bも同様である。
このNキーロールオーバ回路にあつては、駆動ライン
Aに走査パルスSPにより選択されてスイツチ素子1Aのみ
がオンとされるとする。このとき、駆動ラインA→スイ
ツチ素子1A→ダイオード素子D1A→出力ライン1→出力
端子O1の閉回路が閉成され、出力端子O1に電流I1が流
れ、出力1にスイツチ素子1Aのオンを示す信号(“1"出
力)が得られる。このとき、出力端子O1以外の出力端子
には電流が流れず、オフ状態(“0"出力)を示してい
る。
また、スイツチ素子1Aがオンされると同時に同一行
(出力ライン1)上のスイツチ素子1Bが共にオンされた
とき、上記の出力ライン1を経由する回り込み電流がス
イツチ素子1Bが逆流することをダイオード素子D1Bで阻
止する。
そして、スイツチ素子1Aがオンされると同時にスイツ
チ素子1Bとスイツチ素子2Bがオンされたとしても、上記
のように出力ライン1を経由する回り込み電流がスイツ
チ素子1Bに逆流することをダイオード素子D1Bで阻止さ
れるので、駆動ラインA→スイツチ素子1A→出力ライン
1→ダイオード素子D2A→スイツチ1B→駆動ラインB→
スイツチ素子2B→出力ライン2→出力端子O2の閉回路が
形成されることがない。
このように構成したNキーロールオーバ回路では、多
重打鍵に伴つてスイツチ素子1A、1Bおよび2Bなどが同時
にオンしても回り込み電流が流れることを防止でき、多
重打鍵による誤動作を解消することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のNキーロールオーバ回路に
あつては、ダイオード素子D1A〜D2Bなどを設けるのに煩
雑なはんだ付け作業を行う必要があることから、製造コ
ストが大きくなるという問題があつた。また、ダイオー
ド素子D1A〜D2Bはデイスクリートタイプの部品であるた
め、これらのダイオード素子D1A〜D2Bが設けられる基板
としてメンブレンシートを用いることができないという
問題があつた。
本発明は、このような従来技術における実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、ダイオード素子を設ける
のにはんだ付け作業を要することのないNキーロールオ
ーバ回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、基板上の列方
向、行方向にそれぞれ備えられる駆動ラインおよび出力
ラインと、これらの駆動ラインおよび出力ラインの各交
叉点に備えられ、両ラインを橋絡するスイツチ素子およ
びダイオード素子と、上記スイツチ素子をオン作動させ
るキーとを有し、多重打鍵によるフアントムキー入力を
防止するNキーロールオーバ回路において、上記ダイオ
ード素子が、p型半導体の多結晶粉末およびn型半導体
の多結晶粉末をそれぞれ有機バインダと混合した2種類
のペーストから成り、これらペーストを印刷により上記
基板上に形成した構成にしてある。
〔作用〕
本発明は上記のように、出力ラインおよび駆動ライン
の各交叉点に備えられるダイオード素子として、p型半
導体の多結晶粉末およびn型半導体の多結晶粉末をそれ
ぞれ有機バインダと混合した2種類のペーストから成
り、これらペーストをスクリーン印刷を用いて基板上に
形成される半導体ダイオードが備えられているので、デ
イスクリートタイプのダイオード素子を基板上に装着す
る必要がなく、すなわち、ダイオード素子を設けるのに
ダイオード素子のはんだ付け作業を要することがない。
〔実施例〕
以下、本発明のNキーロールオーバ回路の実施例を図
に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明のNキーロールオーバ回
路の一実施例を示す説明図で、第1図はダイオード素子
およびその周辺を示す断面図、第2図はダイオード素子
およびその周辺を示す平面図である。
本実施例のNキーロールオーバ回路に備えられるダイ
オード素子は、第1図および第2図に示すように、例え
ばフレキシブル基板などの基板3上にスクリーン印刷に
よつて設けられる半導体ダイオード4からなつている。
また、上記の基板3上には、第3図の出ライン1、2の
1つに接続される導電体5、第3図のスイツチ素子1A〜
2Bの1つに接続される導電体6などもスクリーン印刷に
よつて設けられており、これらの導電体5、6の端部間
の部分に上記の半導体ダイオード4が配置されている。
この半導体ダイオード4は、n型半導体の多結晶粉
末、例えば多結晶シリコンの微粒子粉末を有機バインダ
と混合したペーストから成りスクリーン印刷を用いて基
板3上に形成され、一方の導電体5の端部に接触するn
型半導体部7と、p型半導体の多結晶シリコンの微粒子
粉末を有機バインダと混合したペーストから成り同様に
形成され、他方の導電体6の端部に接触するp型半導体
部8とから構成されている。
この実施例にあつては、例えば第3図のスイツチ素子
1aが閉じているとき、半導体ダイオード4ではp型半導
体部8からn型半導体部7に電流が流れ、これによつ
て、第3図の駆動ラインAから出力ライン1に順方向の
電流が流れるようになつている。一方、上記のようにス
イツチ素子1aが閉じている状態で、出力ライン1から駆
動ラインAに回り込み電流が逆流しようとする場合、n
型半導体部7からp型半導体部8に電流が流れることが
なく、上記の回り込み電流が阻止されている。
このように構成した実施例では、半導体ダイオード4
を設けるのに、半導体ダイオード4のはんだ付け作業を
行う必要がない。
なお、上記のようにスクリーン印刷を用いて形成され
る半導体ダイオード4は、一般にNキーロールオーバ用
のダイオード素子として要求される性能を有している。
すなわち、Nキーロールオーバ用として要求される周波
数応答性は数KHz〜数十KHzであり、半導体ダイオード4
の周波数応答性はこれに合致することができる。Nキー
ロールオーバ用の電流値は0.1mA〜1mA程度であるので、
半導体ダイオード4の熱発生が少なく、このため、温度
変化による性能の低下や、半導体ダイオード4自体の劣
化が度合いが小さくて済む。また、Nキーロールオーバ
用の順方向抵抗値は数KΩ、逆方向抵抗値は数十KΩで
あればよく、半導体ダイオード4はこれに相当する程度
の抵抗値を有している。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、出力ラインおよ
び駆動ラインの各交叉点にダイオード素子を設けるの
に、煩雑なはんだ付け作業を行う必要がなく、したがつ
て、製造コストを低減できる。また、上記のダイオード
素子は印刷を用いて設けられており、デイスクリートタ
イプの部品でないので、基板としてメンブレンシートを
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のNキーロールオーバ回路
の一実施例の示す説明図で、第1図はダイオード素子お
よびその周辺を示す断面図、第2図はダイオード素子お
よびその周辺を示す平面図、第3図は従来のNキーロー
ルオーバ回路の一実施例を示す部分構成図である。 3……基板、4……半導体ダイオード、5、6……導電
体、7……n型半導体部、8……p型半導体部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上の列方向、行方向にそれぞれ備えら
    れる駆動ラインおよび出力ラインと、これらの駆動ライ
    ンおよび出力ラインの各交叉点に備えられ、両ラインを
    橋絡するスイッチ素子およびダイオード素子と、上記ス
    イッチ素子をオン作動させるキーとを有し、多重打鍵に
    よるファントムキー入力を防止するNキーロールオーバ
    回路において、上記ダイオード素子が、p型半導体の多
    結晶粉末およびn型半導体の多結晶粉末をそれぞれ有機
    バインダと混合した2種類のペーストから成り、これら
    ペーストを印刷により上記基板上に形成したことを特徴
    とするNキーロールオーバ回路。
JP2209124A 1990-08-09 1990-08-09 Nキーロールオーバ回路 Expired - Lifetime JP2654408B2 (ja)

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JPH0496118A JPH0496118A (ja) 1992-03-27
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