JP2652869B2 - Icカード制御方式 - Google Patents
Icカード制御方式Info
- Publication number
- JP2652869B2 JP2652869B2 JP63084567A JP8456788A JP2652869B2 JP 2652869 B2 JP2652869 B2 JP 2652869B2 JP 63084567 A JP63084567 A JP 63084567A JP 8456788 A JP8456788 A JP 8456788A JP 2652869 B2 JP2652869 B2 JP 2652869B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- command
- parameter
- information
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ICカード制御方式に関し、詳しくは、IC
カードリーダ・ライタを有する端末装置において、ユー
ザがICカードの通信プロトコルを意識しなくても容易に
ICカードに対し、必要なデータの読み書きができるよう
なICカードの制御方式に関する。
カードリーダ・ライタを有する端末装置において、ユー
ザがICカードの通信プロトコルを意識しなくても容易に
ICカードに対し、必要なデータの読み書きができるよう
なICカードの制御方式に関する。
[従来の技術] ICカードは、通常、内部にマイクロプロセッサとメモ
リ、そして外部装置との間でデータの授受を行うための
通信インタフェースとしての通信制御部等を内蔵してい
て、外部装置の1つであるホストコンピュータとか、IC
カードリーダ・ライタ等を有する端末装置に装着されて
使用される。そして、外部装置から発信されるコマンド
をICカード内部の制御プログラムでデコードして、この
コマンドに従って種々の処理をし、メモリにデータを書
込み、メモリからコマンドで指定されたデータを読出し
て外部装置へと送出する。
リ、そして外部装置との間でデータの授受を行うための
通信インタフェースとしての通信制御部等を内蔵してい
て、外部装置の1つであるホストコンピュータとか、IC
カードリーダ・ライタ等を有する端末装置に装着されて
使用される。そして、外部装置から発信されるコマンド
をICカード内部の制御プログラムでデコードして、この
コマンドに従って種々の処理をし、メモリにデータを書
込み、メモリからコマンドで指定されたデータを読出し
て外部装置へと送出する。
そこで、ICカードリーダ・ライタを有する端末装置
(以下、ホストコンピュータ、その他パソコン、ワーク
ステーションなどを含めてこれで代表する)を用いて、
ICカードと前記のようなデータの授受を行うために、端
末装置には、そのためのコマンド等を発生するICカード
制御システムが搭載されている。
(以下、ホストコンピュータ、その他パソコン、ワーク
ステーションなどを含めてこれで代表する)を用いて、
ICカードと前記のようなデータの授受を行うために、端
末装置には、そのためのコマンド等を発生するICカード
制御システムが搭載されている。
このICカード制御システムは、一般に、端末装置のア
プリケーションプログラムの1つとして搭載され、この
プログラムを実行することで、ICカードとの送受信のた
めの通信プロトコル制御や、パラメータの正当性などの
チェックを行っている。
プリケーションプログラムの1つとして搭載され、この
プログラムを実行することで、ICカードとの送受信のた
めの通信プロトコル制御や、パラメータの正当性などの
チェックを行っている。
[解決しようとする課題] しかし、このようなICカード制御プログラムは、その
システムに使用されるICカードの仕様によりその処理の
仕方が相違するため、ICカードの仕様に精通しないとそ
の作成がなかなか難しい。
システムに使用されるICカードの仕様によりその処理の
仕方が相違するため、ICカードの仕様に精通しないとそ
の作成がなかなか難しい。
この発明は、このような従来技術の問題点を解決する
ものであって、ICカード制御システムを容易にし、ICカ
ード制御部開発の繁雑さをなくし、しかも保守等が簡単
にできるようなICカード制御方式を提供することを目的
とする。
ものであって、ICカード制御システムを容易にし、ICカ
ード制御部開発の繁雑さをなくし、しかも保守等が簡単
にできるようなICカード制御方式を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明のICカード
制御方式の特徴は、ICカードと直接又はICカードリーダ
・ライタを介してICカードを制御する所定のアプリケー
ションプログラムに従ってデータの授受を行う情報処理
装置において、所定のアプリケーションプログラムには
対話処理プログラムが組込まれ、入力されたコマンド及
びパラメータを解析して装着されているICカードの仕様
に対応するコマンドとアクセス情報を発生し、かつ、IC
カードからのレスポンス電文のコマンドとパラメータと
を受けて対話処理状態のときに対話処理のためのレスポ
ンス情報とパラメータ情報とに変換して出力するコマン
ド・パラメータ解析手段と、外部からの指令に応じて通
常のあらかじめ決定された通信プロトコルに従ってICカ
ードに適合するフォーマットでICカードとデータの授受
を所定のアプリケーションに従って行う通常処理手段
と、対話処理プログラムに応じて個別的なコマンドごと
にICカードと個別的にデータの授受を行う対話処理手段
とを備えていて、対話処理手段が、ディスプレイの画面
ガイダンスに応じて入力された個別的なコマンド、パラ
メータ及びデータとを受け、これら入力されたコマンド
とパラメータとをコマンド・パラメータ解析手段に送出
してコマンド・パラメータ解析手段から装着されている
ICカードの仕様に適合したコマンドとICカードのアクセ
ス情報とを得て、この得たコマンドとアクセス情報と入
力されたデータとをICカードに適合する通信フォーマッ
トで送信し、かつ、コマンド・パラメータ解析手段を対
話処理状態としてICカードからのレスポンス電文につい
てコマンド・パラメータ解析手段からレスポンス情報と
パラメータ情報とを受けてディスプレイの画面に表示す
るものであり、所定のアプリケーションによるICカード
制御システムを構築するために通常処理手段と対話処理
手段が外部からの信号に応じて選択的に切換えられるも
のである。
制御方式の特徴は、ICカードと直接又はICカードリーダ
・ライタを介してICカードを制御する所定のアプリケー
ションプログラムに従ってデータの授受を行う情報処理
装置において、所定のアプリケーションプログラムには
対話処理プログラムが組込まれ、入力されたコマンド及
びパラメータを解析して装着されているICカードの仕様
に対応するコマンドとアクセス情報を発生し、かつ、IC
カードからのレスポンス電文のコマンドとパラメータと
を受けて対話処理状態のときに対話処理のためのレスポ
ンス情報とパラメータ情報とに変換して出力するコマン
ド・パラメータ解析手段と、外部からの指令に応じて通
常のあらかじめ決定された通信プロトコルに従ってICカ
ードに適合するフォーマットでICカードとデータの授受
を所定のアプリケーションに従って行う通常処理手段
と、対話処理プログラムに応じて個別的なコマンドごと
にICカードと個別的にデータの授受を行う対話処理手段
とを備えていて、対話処理手段が、ディスプレイの画面
ガイダンスに応じて入力された個別的なコマンド、パラ
メータ及びデータとを受け、これら入力されたコマンド
とパラメータとをコマンド・パラメータ解析手段に送出
してコマンド・パラメータ解析手段から装着されている
ICカードの仕様に適合したコマンドとICカードのアクセ
ス情報とを得て、この得たコマンドとアクセス情報と入
力されたデータとをICカードに適合する通信フォーマッ
トで送信し、かつ、コマンド・パラメータ解析手段を対
話処理状態としてICカードからのレスポンス電文につい
てコマンド・パラメータ解析手段からレスポンス情報と
パラメータ情報とを受けてディスプレイの画面に表示す
るものであり、所定のアプリケーションによるICカード
制御システムを構築するために通常処理手段と対話処理
手段が外部からの信号に応じて選択的に切換えられるも
のである。
[作用] このように、ICカードを制御するためのシステムとし
て作製されたアプリケーションプログラムに対話処理プ
ログラムを組込み、この組込んだ対話処理プログラムに
従ってICカードの仕様に対応するコマンドとアクセス情
報を発生するコマンド・パラメータ解析手段と個別的な
コマンドに応じてICカードと個別的にデータの授受を行
う対話処理手段とを設けることにより、対話処理で任意
のコマンドシーケンスでICカードを制御することができ
る。したがって、コマンド,パラメータをセットするだ
けで、所定の通信プロトコル制御とか、パラメータの正
当性チェックを意識することなく、ICカードに対して個
別的に読み/書きを行うことが可能である。
て作製されたアプリケーションプログラムに対話処理プ
ログラムを組込み、この組込んだ対話処理プログラムに
従ってICカードの仕様に対応するコマンドとアクセス情
報を発生するコマンド・パラメータ解析手段と個別的な
コマンドに応じてICカードと個別的にデータの授受を行
う対話処理手段とを設けることにより、対話処理で任意
のコマンドシーケンスでICカードを制御することができ
る。したがって、コマンド,パラメータをセットするだ
けで、所定の通信プロトコル制御とか、パラメータの正
当性チェックを意識することなく、ICカードに対して個
別的に読み/書きを行うことが可能である。
また、通常は、通常処理のアプリケーションプログラ
ムからのシーケンスでICカード制御を行い、任意の時に
対話処理に切換えられるので、ICカードの保守、ICカー
ド制御のためのアプリケーションプログラムの保守、IC
カードを含めてのICカード制御システム全体の保守等を
行う場合には、対話式で任意にICカード制御が行え、IC
カード制御のために作製されたアプリケーションプログ
ラムを含めてICカード制御システムの保守性を向上させ
ることができる。
ムからのシーケンスでICカード制御を行い、任意の時に
対話処理に切換えられるので、ICカードの保守、ICカー
ド制御のためのアプリケーションプログラムの保守、IC
カードを含めてのICカード制御システム全体の保守等を
行う場合には、対話式で任意にICカード制御が行え、IC
カード制御のために作製されたアプリケーションプログ
ラムを含めてICカード制御システムの保守性を向上させ
ることができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、この発明によるICカード制御システムの一
実施例のブロック図であり、第2図は、そのCRTディス
プレイにおいて対話モードで展開されるコマンド,パラ
メータ入力ガイダンス及び通信データ表示の画面の説明
図、第3図は、その対話処理中の保守コマンドについて
の処理のフローチャートである。
実施例のブロック図であり、第2図は、そのCRTディス
プレイにおいて対話モードで展開されるコマンド,パラ
メータ入力ガイダンス及び通信データ表示の画面の説明
図、第3図は、その対話処理中の保守コマンドについて
の処理のフローチャートである。
第1図において、10は、端末装置のICカード制御部で
あって、ICカード制御部10は、マイクロプロセッサ(MP
U)3と、キーボード・ディスプレイ部5、メモリ7、
そしてICカード又はICカードリーダ・ライタとの間でデ
ータの授受を行うための通信制御部1とを備えている。
あって、ICカード制御部10は、マイクロプロセッサ(MP
U)3と、キーボード・ディスプレイ部5、メモリ7、
そしてICカード又はICカードリーダ・ライタとの間でデ
ータの授受を行うための通信制御部1とを備えている。
MPU3は、その機能ブロックとして、コマンド・パラメ
ータ解析部2と、通常処理部4と、対話処理部6、そし
て、ICカードに適合する通信フォーマットで、開始コー
ドとか、コマンド、識別情報、送信データ、そして終了
コード等を所定の順序で組立て、ICカードに対する転送
データを生成する通常フォーマット組立て部8の各処理
機能を有している。
ータ解析部2と、通常処理部4と、対話処理部6、そし
て、ICカードに適合する通信フォーマットで、開始コー
ドとか、コマンド、識別情報、送信データ、そして終了
コード等を所定の順序で組立て、ICカードに対する転送
データを生成する通常フォーマット組立て部8の各処理
機能を有している。
なお、これら処理機能の一部或いは全部は、ハードウ
エアとして回路により実現されても、また、メモリ7或
いはMPU3に内蔵されたマスクROMに記憶された対応する
各処理プログラムをMPU3が実行することで実現されても
よい。さらにこれらは、ハードウエアとソフトウエアと
の組合せで実現されてもよい。
エアとして回路により実現されても、また、メモリ7或
いはMPU3に内蔵されたマスクROMに記憶された対応する
各処理プログラムをMPU3が実行することで実現されても
よい。さらにこれらは、ハードウエアとソフトウエアと
の組合せで実現されてもよい。
ここで、コマンド・パラメータ解析部2は、入力或い
は転送されたコマンドに対してそのコマンドの正当性を
チェックし、そのコマンドから装着されているICカード
に対するコマンドを生成する。さらに、入力された論理
ID情報としての各種のパラメータの正当性をチェック
し、この各種パラメータからICカードの実際のアクセス
先頭アドレス、データ長等をアクセス情報として生成す
る。なお、ここでのパラメータは、暗証番号とか、預金
口座番号、銀行コード等の登録情報とか、その他の特定
の情報に対して与えれらている識別情報(ID情報)と
か、ICカードの特定の領域を管理するゾーン指定情報と
か、エリア、アイテム等の情報である。
は転送されたコマンドに対してそのコマンドの正当性を
チェックし、そのコマンドから装着されているICカード
に対するコマンドを生成する。さらに、入力された論理
ID情報としての各種のパラメータの正当性をチェック
し、この各種パラメータからICカードの実際のアクセス
先頭アドレス、データ長等をアクセス情報として生成す
る。なお、ここでのパラメータは、暗証番号とか、預金
口座番号、銀行コード等の登録情報とか、その他の特定
の情報に対して与えれらている識別情報(ID情報)と
か、ICカードの特定の領域を管理するゾーン指定情報と
か、エリア、アイテム等の情報である。
また、コマンド・パラメータ解析部2は、キーボード
から特定のコマンドを直接受けて、その入力されたコマ
ンドが通常処理から対話処理に切換えるものであれば対
話処理部6を起動して通常処理部4から対話処理部6に
制御権を移し、逆に、入力されたコマンドが対話処理か
ら通常処理に切換えるもの(例えば対話処理終了のコマ
ンド)であれば通常処理部4を起動して対話処理部6か
ら対話処理部6に制御権を移す処理をする。
から特定のコマンドを直接受けて、その入力されたコマ
ンドが通常処理から対話処理に切換えるものであれば対
話処理部6を起動して通常処理部4から対話処理部6に
制御権を移し、逆に、入力されたコマンドが対話処理か
ら通常処理に切換えるもの(例えば対話処理終了のコマ
ンド)であれば通常処理部4を起動して対話処理部6か
ら対話処理部6に制御権を移す処理をする。
通常処理部4は、ここでは、ICカード制御のために作
製されたアプリケーションプログラム(以下単にアプリ
ケーションプログラム)のシーケンスに従って実行さ
れ、外部からの指令に応じて通常の通信プロトコルに従
ってデータ処理を行いICカードとデータの授受を行う処
理をする。なお、必要に応じて通常の通信プロトコル処
理の一環として、コマンド・パラメータ解析部2に外部
から転送されたコマンド及びパラメータを送出してその
正当性等のチェックを行う。
製されたアプリケーションプログラム(以下単にアプリ
ケーションプログラム)のシーケンスに従って実行さ
れ、外部からの指令に応じて通常の通信プロトコルに従
ってデータ処理を行いICカードとデータの授受を行う処
理をする。なお、必要に応じて通常の通信プロトコル処
理の一環として、コマンド・パラメータ解析部2に外部
から転送されたコマンド及びパラメータを送出してその
正当性等のチェックを行う。
対話処理部6は、特別な通信プロトコルとか、保守処
理等の場合の処理として、個別的なコマンド入力に対応
してそのコマンドごとにICカードと対話処理を行う。こ
の対話処理でのコマンド入力と、パラメータの入力、そ
してデータの入力は、キーボード・ディスプレイ部5の
ディスプレイを制御して、その画面に入力ガイダンスを
表示し、画面により対話入力されたものを前記のディス
プレイの画面メモリ等から読出して得る。
理等の場合の処理として、個別的なコマンド入力に対応
してそのコマンドごとにICカードと対話処理を行う。こ
の対話処理でのコマンド入力と、パラメータの入力、そ
してデータの入力は、キーボード・ディスプレイ部5の
ディスプレイを制御して、その画面に入力ガイダンスを
表示し、画面により対話入力されたものを前記のディス
プレイの画面メモリ等から読出して得る。
こうして得たコマンド及びパラメータは、対話処理部
6から、一旦、コマンド・パラメータ解析部2に送出さ
れる。そして、コマンド・パラメータ解析部2でその正
当性のチェックがなされるとともに、これらコマンド及
びパラメータに対応する、装着されたICカードの仕様に
対応するコマンドコードとアクセス情報が生成される。
次に、これらコマンドコードとアクセス情報と入力され
たデータとが対話処理部6から通信フォーマット組立て
部8に送出される。
6から、一旦、コマンド・パラメータ解析部2に送出さ
れる。そして、コマンド・パラメータ解析部2でその正
当性のチェックがなされるとともに、これらコマンド及
びパラメータに対応する、装着されたICカードの仕様に
対応するコマンドコードとアクセス情報が生成される。
次に、これらコマンドコードとアクセス情報と入力され
たデータとが対話処理部6から通信フォーマット組立て
部8に送出される。
通信フォーマット組立て部8は、通常処理部4又は対
話処理部6により生成されたコマンドコードとか、デー
タ長、アクセス先頭アドレス、送信データをICカードに
適合する通信フォーマットに組立てる処理をして、それ
を通信制御部1へと送出する処理をする。
話処理部6により生成されたコマンドコードとか、デー
タ長、アクセス先頭アドレス、送信データをICカードに
適合する通信フォーマットに組立てる処理をして、それ
を通信制御部1へと送出する処理をする。
MPU3は、これらの各処理機能によりICカードリーダ・
ライタ又はICカードリーダ・ライタを介してICカードと
データの授受を行う。
ライタ又はICカードリーダ・ライタを介してICカードと
データの授受を行う。
さて、ICカードシステム作製者は、ICカードに対する
命令のシーケンスを含むアプリケーションプログラムの
中に前記の対話処理機能を持つ処理プログラムを組み込
み、あらかじめ定められたシーケンスによって、コマン
ド,パラメータを設定してICカードを制御する。
命令のシーケンスを含むアプリケーションプログラムの
中に前記の対話処理機能を持つ処理プログラムを組み込
み、あらかじめ定められたシーケンスによって、コマン
ド,パラメータを設定してICカードを制御する。
そこで、アプリケーションプログラムのシーケンスと
は別に、任意のコマンドシーケンスでICカードを制御し
たい場合は、キーボード・ディスプレイ部5のキーボー
ドからMPU3に対して特別な対話処理起動のコマンドを送
ると、それをコマンド・パラメータ解析部2がデコード
して、通常処理部4の処理が停止され、対話処理部6が
起動される。対話処理部6が起動されると、対話処理部
6は、オペレータに対するメッセージとしてキーボード
・ディスプレイ部5のCRTディスプレイの画面5a(第2
図参照)上に第2図に示すようなコマンド,パラメータ
入力ガイダンス画面を表示する。
は別に、任意のコマンドシーケンスでICカードを制御し
たい場合は、キーボード・ディスプレイ部5のキーボー
ドからMPU3に対して特別な対話処理起動のコマンドを送
ると、それをコマンド・パラメータ解析部2がデコード
して、通常処理部4の処理が停止され、対話処理部6が
起動される。対話処理部6が起動されると、対話処理部
6は、オペレータに対するメッセージとしてキーボード
・ディスプレイ部5のCRTディスプレイの画面5a(第2
図参照)上に第2図に示すようなコマンド,パラメータ
入力ガイダンス画面を表示する。
そこで、このガイダンスに従い、任意のコマンド,パ
ラメータをキーボード・ディスプレイ部5のキーボード
から入力することにより、対話処理部6がコマンドとパ
ラメータとデータとを受けて、これをメモリ7の特定領
域に一旦記憶して、コマンド・パラメータ解析部2を起
動する。そこで、メモリ7の特定領域に記憶されたこの
入力されたコマンドとパラメータとをコマンド・パラメ
ータ解析部2が解析してICカードに適合するコマンドコ
ードとアクセス情報とをメモリ7の所定領域に記憶し
て、対話処理装置2にそれを報告する。
ラメータをキーボード・ディスプレイ部5のキーボード
から入力することにより、対話処理部6がコマンドとパ
ラメータとデータとを受けて、これをメモリ7の特定領
域に一旦記憶して、コマンド・パラメータ解析部2を起
動する。そこで、メモリ7の特定領域に記憶されたこの
入力されたコマンドとパラメータとをコマンド・パラメ
ータ解析部2が解析してICカードに適合するコマンドコ
ードとアクセス情報とをメモリ7の所定領域に記憶し
て、対話処理装置2にそれを報告する。
対話処理部2は、通信フォーマット組立て部8を起動
して、制御権を通信フォーマット組立て部8に渡す。通
信フォーマット組立て部8は、メモリ7に記憶されたコ
マンドコードとアクセス情報とを参照し、さらに前記の
画面から入力されたデータ等とに基づきICカードに対す
る電文を作り、それを通信制御部1を介して送出し、そ
の後、コマンドパラメータ解析部2を起動してコマンド
パラメータ解析部2に制御権を渡す。
して、制御権を通信フォーマット組立て部8に渡す。通
信フォーマット組立て部8は、メモリ7に記憶されたコ
マンドコードとアクセス情報とを参照し、さらに前記の
画面から入力されたデータ等とに基づきICカードに対す
る電文を作り、それを通信制御部1を介して送出し、そ
の後、コマンドパラメータ解析部2を起動してコマンド
パラメータ解析部2に制御権を渡す。
そして、前記の送信データに対してICカードからのレ
スポンス電文が通信制御部1を介してコマンドパラメー
タ解析部2に渡され、コマンドパラメータ解析部2でレ
スポンス電文のうちの所定の位置にあるレスポンスコー
ドとパラメータとを対話処理体系のレスポンス情報とパ
ラメータ情報とに変換してそれを対話処理部6へと渡
す。
スポンス電文が通信制御部1を介してコマンドパラメー
タ解析部2に渡され、コマンドパラメータ解析部2でレ
スポンス電文のうちの所定の位置にあるレスポンスコー
ドとパラメータとを対話処理体系のレスポンス情報とパ
ラメータ情報とに変換してそれを対話処理部6へと渡
す。
対話処理部6では、変換されたレスポンス情報とパラ
メータ情報とに応じてICカードからの結果をキーボード
・ディスプレイ部5のCRTディスプレイの画面5a上に表
示してオペレータに対するメッセージとする。
メータ情報とに応じてICカードからの結果をキーボード
・ディスプレイ部5のCRTディスプレイの画面5a上に表
示してオペレータに対するメッセージとする。
対話処理モードを終了させるためには、終了用のコマ
ンドをキーボード・ディスプレイ部5のキーボードから
入力する。このことにより、この対話終了コマンドをコ
マンド・パラメータ解析部2が得て、それをデコードす
ることで、コマンド・パラメータ解析部2により対話処
理部6の起動が停止され、通常処理部4が起動される。
このとき、第2図に示す画面5aの入力ガイダンス画面が
消去されると同時に、対話処理終了の処理をする。これ
により、コマンド・パラメータ解析部2と通常処理部4
とによる通常のアプリケーションによるシーケンスに従
ったICカード制御に復帰してICカードに対する通常の処
理が可能となる。
ンドをキーボード・ディスプレイ部5のキーボードから
入力する。このことにより、この対話終了コマンドをコ
マンド・パラメータ解析部2が得て、それをデコードす
ることで、コマンド・パラメータ解析部2により対話処
理部6の起動が停止され、通常処理部4が起動される。
このとき、第2図に示す画面5aの入力ガイダンス画面が
消去されると同時に、対話処理終了の処理をする。これ
により、コマンド・パラメータ解析部2と通常処理部4
とによる通常のアプリケーションによるシーケンスに従
ったICカード制御に復帰してICカードに対する通常の処
理が可能となる。
このようにすることでICカードに対する対話処理がで
き、この対話処理によりICカードに対する保守等ができ
る。
き、この対話処理によりICカードに対する保守等ができ
る。
第3図は、対話処理における保守コマンドが指定され
た場合に保守処理についての処理の全体的な流れを示す
ものである。
た場合に保守処理についての処理の全体的な流れを示す
ものである。
このように、ICカードシステムのアプリケーション作
製者が、ICカードの通信プロトコル,パラメータのチェ
ックを考慮することなく、ICカードと通信するに必要な
パラメータをセットするだけで、ICカードに対する読み
/書きができ、ICカードシステムの構築が容易になる。
また、対話処理モードを設けたことにより、アプリケー
ション作製者が保守用プログラムを作製することなく、
モードを切換えるだけで、ICカードと対話式で保守がで
き、ICカードの保守性を向上させることができる。
製者が、ICカードの通信プロトコル,パラメータのチェ
ックを考慮することなく、ICカードと通信するに必要な
パラメータをセットするだけで、ICカードに対する読み
/書きができ、ICカードシステムの構築が容易になる。
また、対話処理モードを設けたことにより、アプリケー
ション作製者が保守用プログラムを作製することなく、
モードを切換えるだけで、ICカードと対話式で保守がで
き、ICカードの保守性を向上させることができる。
以上説明してきたが、実施例において、対話処理部に
おいてICカードに与えられるコマンドにどのようなもの
があるか、それを示すコマンド一覧表などをコマンドパ
ラメータ解析部2から得て、ヘルプ画面に出力させる機
能を持たせ、特定のサービスコマンドを入力したときに
これを表示するようにしてもよい。
おいてICカードに与えられるコマンドにどのようなもの
があるか、それを示すコマンド一覧表などをコマンドパ
ラメータ解析部2から得て、ヘルプ画面に出力させる機
能を持たせ、特定のサービスコマンドを入力したときに
これを表示するようにしてもよい。
また、実施例の通信処理部のインタフェース機能を、
接続されるICカードリーダ・ライタ又はICカードに対応
させて組み換えることにより、他のICカードリーダ・ラ
イタ又はICカードに対応させることも可能である。
接続されるICカードリーダ・ライタ又はICカードに対応
させて組み換えることにより、他のICカードリーダ・ラ
イタ又はICカードに対応させることも可能である。
実施例では、通信フォーマット組立て部を通常処理部
及び対話処理部と独立させて設けているが、通信フォー
マット組立て部をこれら処理部のそれぞれと一体的に構
成してもよいことはもちろんである。
及び対話処理部と独立させて設けているが、通信フォー
マット組立て部をこれら処理部のそれぞれと一体的に構
成してもよいことはもちろんである。
さらに、実施例では、コマンド・パラメータ解析部が
キーボードから特定のコマンドを直接受けて対話処理と
通常処理との切換えを行うようになっているが、これ
は、現在起動されている対話処理部又は通常処理部が切
換えコマンドを受けて切換えるようにしてもよい。さら
に外部スイッチで切換えるようにしてもよい。
キーボードから特定のコマンドを直接受けて対話処理と
通常処理との切換えを行うようになっているが、これ
は、現在起動されている対話処理部又は通常処理部が切
換えコマンドを受けて切換えるようにしてもよい。さら
に外部スイッチで切換えるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から理解できるように、この発明にあって
は、ICカードを制御するためのシステムとして作製され
たアプリケーションプログラムに対話処理プログラムを
組込み、この組込んだ対話処理プログラムに従ってICカ
ードの仕様に対応するコマンドとアクセス情報を発生す
るコマンド・パラメータ解析手段と個別的なコマンドに
応じてICカードと個別的にデータの授受を行う対話処理
手段とを設けることにより、対話処理で任意のコマンド
シーケンスでICカードを制御することができる。したが
って、コマンド,パラメータをセットするだけで、所定
の通信プロトコル制御とか、パラメータの正当性チェッ
クを意識することなく、ICカードに対して個別的に読み
/書きを行うことが可能である。
は、ICカードを制御するためのシステムとして作製され
たアプリケーションプログラムに対話処理プログラムを
組込み、この組込んだ対話処理プログラムに従ってICカ
ードの仕様に対応するコマンドとアクセス情報を発生す
るコマンド・パラメータ解析手段と個別的なコマンドに
応じてICカードと個別的にデータの授受を行う対話処理
手段とを設けることにより、対話処理で任意のコマンド
シーケンスでICカードを制御することができる。したが
って、コマンド,パラメータをセットするだけで、所定
の通信プロトコル制御とか、パラメータの正当性チェッ
クを意識することなく、ICカードに対して個別的に読み
/書きを行うことが可能である。
また、通常は、通常処理のアプリケーションプログラ
ムからのシーケンスでICカード制御を行い、任意の時に
対話処理に切換えられるので、ICカード制御のために作
製されたアプリケーションプログラムの保守、ICカード
を含めてのICカード制御システム全体の保守等を行う場
合には、対話式で任意にICカード制御が行え、ICカード
制御のために作製されたアプリケーションプログラムを
含めてICカード制御システムの保守性を向上させること
ができる。
ムからのシーケンスでICカード制御を行い、任意の時に
対話処理に切換えられるので、ICカード制御のために作
製されたアプリケーションプログラムの保守、ICカード
を含めてのICカード制御システム全体の保守等を行う場
合には、対話式で任意にICカード制御が行え、ICカード
制御のために作製されたアプリケーションプログラムを
含めてICカード制御システムの保守性を向上させること
ができる。
第1図は、この発明によるICカード制御システムの一実
施例のブロック図、第2図は、そのCRTディスプレイに
おいて対話モードで展開されるコマンド,パラメータ入
力ガイダンス及び通信データ表示の画面の説明図、第3
図は、その対話処理中の保守コマンドについての処理の
フローチャートである。 1…通信処理部、2…コマンド、パラメータ解析部、3
…MPU、4…通常処理部、5…キーボード・ディスプレ
イ部、6…対話処理部、7…メモリ、8…通信フォーマ
ット組み立て部。
施例のブロック図、第2図は、そのCRTディスプレイに
おいて対話モードで展開されるコマンド,パラメータ入
力ガイダンス及び通信データ表示の画面の説明図、第3
図は、その対話処理中の保守コマンドについての処理の
フローチャートである。 1…通信処理部、2…コマンド、パラメータ解析部、3
…MPU、4…通常処理部、5…キーボード・ディスプレ
イ部、6…対話処理部、7…メモリ、8…通信フォーマ
ット組み立て部。
Claims (1)
- 【請求項1】ICカードと直接又はICカードリーダ・ライ
タを介して前記ICカードを制御する所定のアプリケーシ
ョンプログラムに従ってデータの授受を行う情報処理装
置において、前記所定のアプリケーションプログラムに
は対話処理プログラムが組込まれ、入力されたコマンド
及びパラメータを解析して装着されているICカードの仕
様に対応するコマンドとアクセス情報を発生し、かつ、
前記ICカードからのレスポンス電文のコマンドとパラメ
ータとを受けて対話処理状態のときに前記レスポンス電
文のコマンドとパラメータとを対話処理のためのレスポ
ンス情報とパラメータ情報とに変換して出力するコマン
ド・パラメータ解析手段と、外部からの指令に応じて通
常のあらかじめ決定された通信プロトコルに従って前記
ICカードに適合するフォーマットで前記ICカードとデー
タの授受を前記所定のアプリケーションに従って行う通
常処理手段と、前記対話処理プログラムに応じて個別的
なコマンドごとにICカードと個別的にデータの授受を行
う対話処理手段とを備え、前記対話処理手段は、ディス
プレイの画面ガイダンスに応じて入力された個別的なコ
マンド、パラメータ及びデータとを受け、これら入力さ
れたコマンドとパラメータとを前記コマンド・パラメー
タ解析手段に送出して前記コマンド・パラメータ解析手
段から装着されている前記ICカードの仕様に適合したコ
マンドと前記ICカードのアクセス情報とを得て、この得
たコマンドとアクセス情報と前記入力されたデータとを
前記ICカードに適合する通信フォーマットで送信し、か
つ、前記コマンド・パラメータ解析手段を前記対話処理
状態として前記コマンド・パラメータ解析手段析から前
記レスポンス情報と前記パラメータ情報とを受けて前記
ディスプレイの画面に表示するものであり、前記所定の
アプリケーションによるICカード制御システムを構築す
るために前記通常処理手段と対話処理手段が外部からの
信号に応じて選択的に切換えられることを特徴とするIC
カード制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63084567A JP2652869B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | Icカード制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63084567A JP2652869B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | Icカード制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255991A JPH01255991A (ja) | 1989-10-12 |
JP2652869B2 true JP2652869B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13834241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63084567A Expired - Fee Related JP2652869B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | Icカード制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652869B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2522442B2 (ja) * | 1990-06-07 | 1996-08-07 | 凸版印刷株式会社 | Icカ―ド用リ―ダライタ |
FR2701133B1 (fr) * | 1993-02-04 | 1995-03-10 | Gemplus Card Int | Procédé de communication avec un support portatif. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61105630A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-23 | Hitachi Ltd | コマンド入力方式 |
JPS61147386A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | Icカ−ド読取り・書込み装置 |
JPS61235937A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-21 | Hitachi Ltd | 磁気記録装置の制御装置 |
JPS61264485A (ja) * | 1985-05-18 | 1986-11-22 | Hitachi Maxell Ltd | Icカ−ドのリ−ダ−・ライタ− |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP63084567A patent/JP2652869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01255991A (ja) | 1989-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4665501A (en) | Workstation for local and remote data processing | |
EP1249803B1 (en) | POS system | |
US5551053A (en) | System and Method for assigning addresses to I/O devices in a control network and for verifying the assigned address of the devices | |
US5774721A (en) | Method of communication between processors in a distributed processing system having a host processor and at least one object oriented processor | |
US6674535B1 (en) | Technique for processing print data | |
JP2652869B2 (ja) | Icカード制御方式 | |
JPH01269199A (ja) | 売上登録装置 | |
JPH11221946A (ja) | 印刷システム及び印刷方法 | |
JPH1097393A (ja) | 印刷制御方法及び装置並びに記憶媒体 | |
JP3261233B2 (ja) | 印刷装置および処理方法 | |
JPH0415720A (ja) | 制御回路ユニット | |
JP2002007082A (ja) | 入出力制御装置、入出力制御システム、入出力制御方法、ならびに入出力制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2811032B2 (ja) | カード端末装置 | |
KR19980068237A (ko) | 보조프로세서를 구비한 산업용로봇 제어장치 | |
JPH0793492A (ja) | Idプレートシステム | |
US6498963B1 (en) | Numerical control unit | |
JPH048810B2 (ja) | ||
JP2921899B2 (ja) | 印字動作制御装置 | |
JPS61187073A (ja) | カ−ド認証端末群管理システム | |
EP0499565A2 (en) | Method and apparatus for presenting selection fields on non-programmable workstations | |
JP3634163B2 (ja) | ネットワークシステムおよびエミュレータプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2000187709A (ja) | Icカ―ド端末装置のシミュレ―タ及びシミュレ―ト方式 | |
JP2787093B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JPH0720969A (ja) | パソコン利用のオンライン用データ入出力切換装置 | |
JP2589599Y2 (ja) | Pcシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |