JP2002007082A - 入出力制御装置、入出力制御システム、入出力制御方法、ならびに入出力制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

入出力制御装置、入出力制御システム、入出力制御方法、ならびに入出力制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002007082A
JP2002007082A JP2000185302A JP2000185302A JP2002007082A JP 2002007082 A JP2002007082 A JP 2002007082A JP 2000185302 A JP2000185302 A JP 2000185302A JP 2000185302 A JP2000185302 A JP 2000185302A JP 2002007082 A JP2002007082 A JP 2002007082A
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JP2000185302A
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English (en)
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Yusuke Tanabe
佑介 田邊
Katsuki Ogawa
勝樹 小川
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Schneider Electric Japan Holdings Ltd
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Digital Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタやスキャナ等の入出力装置を、対応
したデバイスドライバがないコンピュータから利用す
る。 【解決手段】 プリンタやスキャナ等の入出力装置30
が接続されたクライアント装置10と、入出力装置30
のデバイスドライバ20aがインストールされたサーバ
装置20とが相互に通信可能に接続されている。サーバ
装置20には、クライアント装置10から入出力装置3
0に対する要求を受信して、デバイスドライバ20aに
当該要求を伝達するサーバ部21と、サーバ部21から
の上記要求を処理する過程でデバイスドライバ20aと
入出力装置30との間に発生するデータ通信を、クライ
アント装置10を介して転送するサーバ転送部23とが
設けられている。一方、クライアント装置10には、デ
バイスドライバ20aと入出力装置30との間に発生す
る上記データ通信を転送するクライアント転送部12が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに接
続された入力装置および出力装置を制御する入出力制御
装置、入出力制御システム、入出力制御方法、ならびに
入出力制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブル・ロジック・コントロー
ラ(以下、「PLC」と記す。)などと呼ばれる産業用
制御装置は、シーケンス制御をはじめとする各種制御を
実現するために、ベルトコンベア式の自動組付機などの
種々のターゲットシステムを制御する制御装置として広
く使用されている。さらに、近年では、ターゲットシス
テムの複雑化に伴って、複数台のPLCをネットワーク
回線を介して互いに接続したネットワーク制御システム
の導入も普及しつつある。
【0003】このようなネットワーク制御システムにお
いて、各PLCの稼働状況などの表示やPLCへの制御
指示は、PLC付近に配置されたプログラマブル表示器
などの制御機能を備えた表示装置によって行われる。ま
た、上記の制御システムにおいては、PLCや表示装置
から離れた場所でも、PLCの稼働状況の監視やPLC
の制御を行えるように、そのような場所に設置されたホ
ストコンピュータを参加させることもできる。
【0004】すなわち、一般に、プログラマブル表示器
は、ドット表示画面、操作用入力スイッチ、PLCとの
インタフェース、画面上での操作入力のような制御のた
めのプログラムメモリなどを備えた操作用表示器であ
る。そして、プログラマブル表示器は、グラフィック表
示を行うので、操作盤、スイッチ、表示灯などの機能を
備えることができる他、制御対象機器(デバイス)の稼
働状況や作業指示のような管理のための各種のモニタ、
機器に対する設定値を入力する端末としての機能を備え
ている。よって、PLCの稼働時、プログラマブル表示
器の制御画面上には、PLCとの間でやり取りされるデ
ータに基づき、制御対象機器の動作状態に応じてスイッ
チ、ランプ、テンキー、メータ表示器、グラフ表示器等
の部品(マーク)や図形が表示される。
【0005】また、一般に、プログラマブル表示器は、
プリンタポートを備えており、制御画面上に表示された
表示画面をそのままプリンタで印刷できる。これによ
り、製造現場では、制御対象機器の動作状態、あるいは
在庫や製造スケジュール等の各種情報を印刷して、確認
および記録を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、コンピュータに
接続するプリンタは、OS(operating system)にWi
ndows(米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標)を使用したコンピュータ
に対応したプリンタが主流になってきている。また、一
般に、Windows対応のプリンタは、高性能で、し
かも低価格である。そのため、産業用のネットワーク制
御システムにおいても、プログラマブル表示器にWin
dows用のプリンタを接続して使用したいという要望
が強い。
【0007】ここで、Windows対応のプリンタ
は、プリンタの機種ごとにOSに対応したプリンタドラ
イバが必要である。よって、Windows対応のプリ
ンタは、プリンタドライバがあれば、Windows以
外のOSを使用したコンピュータで使用することも可能
である。しかし、Windows以外のOSに対応した
プリンタドライバはほとんど供給されないため、OSに
Windowsを使用しないコンピュータでは使用でき
ないのが実情である。
【0008】そして、通常、プログラマブル表示器は、
機能を特化させ、動作の安定性を重視した専用のコンピ
ュータであるため、OSにWindowsを使用してい
ない。そのため、現在、プログラマブル表示器に接続で
きるプリンタは、DOS(disk operating system )で
使用できる旧来のプリンタか、プログラマブル表示器に
対応したプリンタドライバが特別に用意されたプリンタ
に制限されている。
【0009】以上のように、機種ごとに、OSごとに専
用のプリンタドライバを必要とするプリンタを、対応し
たプリンタドライバがないコンピュータで利用すること
は困難である。また、このようなデバイスドライバの問
題は、プリンタ以外の他の出力装置や、スキャナ等の入
力装置にも当てはまる。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、入出力装置を対応したデ
バイスドライバがないコンピュータから利用することを
可能とする入出力制御装置、入出力制御システム、入出
力制御方法、ならびに入出力制御プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の入出力制御シス
テムは、上記の課題を解決するために、デバイスが接続
されたクライアント装置と、上記デバイスのデバイスド
ライバがインストールされたサーバ装置とが相互に通信
可能に接続された入出力制御システムであって、上記サ
ーバ装置が、上記クライアント装置から上記デバイスに
対する要求を受信して、上記デバイスドライバに当該要
求を伝達するサーバ部と、上記サーバ部からの上記要求
を処理する過程で上記デバイスドライバと上記デバイス
との間に発生するデータ通信を、上記クライアント装置
を介して転送するサーバ転送部とを備えていることを特
徴としている。
【0012】また、本発明の入出力制御方法は、上記の
課題を解決するために、デバイスが接続されたクライア
ント装置と相互に通信可能に接続されるとともに、上記
デバイスのデバイスドライバがインストールされたサー
バ装置による上記デバイスの入出力制御方法であって、
上記クライアント装置から上記デバイスに対する要求を
受信して、上記デバイスドライバに当該要求を伝達する
要求伝達処理と、上記要求を処理する過程で上記デバイ
スドライバと上記デバイスとの間に発生するデータ通信
を、上記クライアント装置を介して転送するサーバ転送
処理とを含むことを特徴としている。
【0013】上記の構成および方法により、クライアン
ト装置は、自装置に接続されているデバイスを利用する
際、そのデバイスに対する要求をサーバ装置のサーバ部
へ送信する。サーバ装置では、サーバ部がクライアント
装置から受信したデバイスへの要求をサーバ装置にイン
ストールされている当該デバイスのデバイスドライバへ
伝達する。そして、デバイスドライバは、デバイスへの
要求を処理するために、デバイスとの間でデータ通信を
行う。このとき、このデータ通信は、サーバ転送部によ
って、クライアント装置を介してデバイスへ転送され
る。
【0014】よって、クライアント装置は、自装置に接
続されているデバイスであっても、直接制御せず、サー
バ装置に処理を依頼することができる。
【0015】したがって、クライアント装置にはデバイ
スのデバイスドライバをインストールする必要がない。
すなわち、対応するデバイスドライバのないコンピュー
タからデバイスを利用することが可能となる。
【0016】例えば、ネットワーク制御システムにおい
て、現場に配備されたプリンタドライバのないクライア
ント装置に汎用のプリンタを接続することができる。ま
た、クライアント装置とサーバ装置との通信は、ネット
ワーク制御システムの回線が利用できる。また、プリン
タがクライアント装置に接続できるため、クライアント
装置の近くで印刷できるとともに、プリンタとサーバ装
置とを接続する設備が不要である。
【0017】本発明の入出力制御システムは、上記の課
題を解決するために、さらに、上記クライアント装置
が、上記デバイスドライバと上記デバイスとの間に発生
する上記データ通信を転送するクライアント転送部を備
えていることを特徴としている。
【0018】上記の構成により、さらに、クライアント
転送部が、デバイスドライバとデバイスとの間に発生す
るデータ通信をデバイスとサーバ装置との間で転送す
る。
【0019】したがって、サーバ装置のデバイスドライ
バが、サーバ転送部およびクライアント転送部を介し
て、クライアント装置に接続されたデバイスを制御する
ことが可能となる。
【0020】本発明の入出力制御システムは、上記の課
題を解決するために、さらに、上記サーバ装置は、上記
サーバ部が上記クライアント装置から受信した上記要求
に含まれるデータを、上記デバイスドライバによって上
記デバイスへ送信すべきデータに変換して出力ファイル
に保存し、この出力ファイルを上記サーバ転送部を介し
て上記デバイスへ送信するものであることを特徴として
いる。
【0021】上記の構成により、さらに、サーバ部は、
クライアント装置から受信した要求に含まれるデータ
を、デバイスドライバによってデバイスへ送信すべきデ
ータに変換して出力ファイルに保存し、この出力ファイ
ルをデバイスへ送信する。
【0022】よって、デバイスドライバから送信すべき
データを出力ファイルとして、デバイスへ一括して送信
することが可能となる。したがって、デバイスドライバ
による制御と、デバイスドライバとデバイスとの間のデ
ータ通信と、デバイスでの処理とをリアルタイムで行う
ことが困難な状況においても、クライアント装置からの
要求をサーバ装置がデバイスを制御して、処理できる。
【0023】本発明の入出力制御システムは、上記の課
題を解決するために、さらに、上記サーバ装置は、上記
サーバ部が上記クライアント装置から受信した上記要求
に含まれるデータのデータ形式を、上記デバイスドライ
バに入力可能なデータ形式に変換するデータ変換部を備
えていることを特徴としている。
【0024】上記の構成により、さらに、サーバ部は、
データ変換部により、クライアント装置から受信した要
求に含まれるデータを、デバイスドライバに入力可能な
データ形式に変換して伝達することができる。
【0025】したがって、サーバ装置においてデータ変
換部がデバイスドライバに対応したデータ変換を行うた
め、クライアント装置では送信するデータのデータ形式
を変換する必要がない。
【0026】本発明の入出力制御システムは、上記の課
題を解決するために、さらに、上記デバイスがプリンタ
であることを特徴としている。
【0027】上記の構成により、さらに、クライアント
装置が、自装置に接続されているプリンタへ、サーバ装
置の制御によってプリントアウトすることが可能とな
る。したがって、クライアント装置にはプリンタドライ
バをインストールする必要がない。すなわち、対応する
プリンタドライバのないコンピュータからプリンタを利
用することが可能となる。このように、上記入出力制御
システムは、プリンタの制御に適している。
【0028】本発明の入出力制御プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の課題を
解決するために、上記の各部をコンピュータに実現させ
て、上記入出力制御システムを動作させる入出力制御プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0029】上記の構成により、上記記録媒体から読み
出された入出力制御プログラムによって、上記入出力制
御システムをコンピュータ上に実現することができる。
【0030】本発明の入出力制御装置は、上記の課題を
解決するために、ネットワーク制御システムに設けられ
たクライアント装置と接続され、かつ、デバイスと接続
されるとともに、このデバイスのデバイスドライバがイ
ンストールされている入出力制御装置であって、上記ク
ライアント装置から上記デバイスに対する要求を受信し
て、上記デバイスドライバに当該要求を伝達するサーバ
部を備えていることを特徴としている。
【0031】上記の構成により、クライアント装置は、
サーバ装置に接続されているデバイスを利用する際、そ
のデバイスに対する要求をサーバ装置のサーバ部へ送信
する。サーバ装置では、サーバ部がクライアント装置か
ら受信したデバイスへの要求をサーバ装置にインストー
ルされている当該デバイスのデバイスドライバへ伝達す
る。そして、デバイスドライバは、デバイスへの要求を
処理するために、デバイスとの間でデータ通信を行う。
【0032】よって、クライアント装置は、自装置に接
続されていないデバイスへの処理を、サーバ装置に依頼
することができる。
【0033】したがって、クライアント装置にはデバイ
スのデバイスドライバをインストールする必要がない。
すなわち、対応するデバイスドライバのないコンピュー
タからデバイスを利用することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
から図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0035】図1は、本実施の形態に係る入出力制御シ
ステムの構成の概要を示す機能ブロック図である。
【0036】図1に示すように、上記入出力制御システ
ムは、クライアント装置10と、サーバ装置(入出力制
御装置)20とがネットワークを介して接続されて構成
されている。そして、クライアント装置10には、プリ
ンタやスキャナ等のデバイスである入出力装置(デバイ
ス)30が接続されている。
【0037】上記クライアント装置10は、データの入
力や表示を行う一般のアプリケーションが動作している
アプリケーション部11と、サーバ装置20と入出力装
置30との通信を中継するクライアント転送部12とを
備えて構成されている。
【0038】上記サーバ装置20は、上記入出力装置3
0を制御するデバイスドライバ20aと、該デバイスド
ライバを制御するドライバ制御部20bとを少なくとも
含んでいる。
【0039】上記デバイスドライバ20aは、入出力装
置30に対応するデバイスドライバがインストールされ
ている。すなわち、デバイスドライバ20aは、入出力
装置30がプリンタであればプリンタドライバであり、
スキャナであればスキャナドライバである。
【0040】上記ドライバ制御部20bは、サーバ部2
1と、データ変換部22と、サーバ転送部23とを備え
て構成されている。上記サーバ部21は、クライアント
装置10のアプリケーション部11から受けた入出力装
置30に対する処理依頼(要求)を、アプリケーション
部11の代わりにデバイスドライバ20aへ出力する。
上記データ変換部22は、サーバ部21がアプリケーシ
ョン部11あるいはデバイスドライバ20aから受けた
データの形式を変換する。すなわち、データ変換部22
は、サーバ部21がアプリケーション部11から受けた
出力データをデバイスドライバ20aへ入力できる形式
へ変換したり、入出力装置30が発信したデータに基づ
きデバイスドライバ20aがサーバ部21に入力したデ
ータをアプリケーション部11へ入力できる形式へ変換
する。上記サーバ転送部23は、デバイスドライバ20
aとクライアント転送部12との通信を中継するここ
で、上記クライアント装置10は、パーソナルコンピュ
ータ等の汎用のコンピュータをベースに構成できるが、
ネットワーク制御システムにおいて製造機器等の制御す
る専用のコンピュータでもよい。また、上記サーバ装置
20は、ワークステーションやパーソナルコンピュータ
等の汎用のコンピュータをベースに構成できる。
【0041】すなわち、上記のクライアント装置10お
よびサーバ装置20は、それぞれの機能を実現するプロ
グラムの命令を実行するCPU(central processing u
nit)、ブートロジックを格納したROM(read only m
emory)、上記プログラムを展開するRAM(random ac
cess memory)、上記プログラムおよび各種データベー
スを格納するハードディスク等の記憶装置、キーボード
やマウス等の入力機器、モニタ、スピーカー、プリンタ
等の出力機器、外部のネットワークに接続するネットワ
ーク接続機器が、内部バスによって接続されて構成され
ている。
【0042】そして、上記のクライアント装置10およ
びサーバ装置20の機能は、記憶装置に格納さたプログ
ラムを必要に応じてRAMに展開してCPUで実行する
ことでそれぞれ実現される。なお、本実施の形態では、
クライアント装置10では該クライアント装置10の機
種に専用のOSが、サーバ装置20ではWindows
等の汎用のOSが動作しているものとする。特に、上記
デバイスドライバ20aは、サーバ装置20の汎用のO
S上で入出力装置30を制御するプログラムである。
【0043】図3は、上記入出力装置30をプリンタP
RTaとした場合の、上記入出力制御システムの説明図
である。よって、デバイスドライバ20aはプリンタP
RTaのプリンタドライバである。
【0044】以下、図1および図3を用いて、クライア
ント装置10からプリンタPRTaに印刷する場合のデ
ータの流れについて説明する。
【0045】まず、クライアント装置10のアプリケー
ション部11が、印刷したいデータをサーバ装置20の
サーバ部21へ送信する。サーバ部21は、アプリケー
ション部11から受信したデータをプリンタPRTaで
印刷するように、プリンタドライバであるデバイスドラ
イバ20aに対して要求する。この時、サーバ部21
は、アプリケーション部11から受信したデータの形式
がデバイスドライバ20aへ入力可能なデータ形式と異
なる場合、データ変換部22でデータ形式を変換してか
らデバイスドライバ20aへ出力する。
【0046】つぎに、サーバ部21からプリンタPRT
aで印刷すべきデータが入力されたデバイスドライバ2
0aは、印刷(プリントアウト)データを生成してプリ
ンタポート(例えば、サーバ装置20のLPT1)へ出
力する。
【0047】ここで、サーバ転送部23が、サーバ装置
20のプリンタPRTaへのプリンタポート(LPT
1)をエミュレートしている。したがって、デバイスド
ライバ20aがプリンタポートへ出力した印刷データ等
は、サーバ転送部23に入力される。そして、印刷デー
タ等を取得したサーバ転送部23は、印刷データ等をク
ライアント装置10のクライアント転送部12へ出力す
る。具体的には、サーバ転送部23は、デバイスドライ
バ20aがプリンタポートへ出力した印刷データおよび
制御信号に、これらの印刷データや制御信号をプリンタ
PRTaへそのまま出力するように指示するコマンドを
付加して、クライアント転送部12へ出力する。
【0048】つづいて、クライアント転送部12は、サ
ーバ転送部23から受信したデータに、サーバ転送部2
3が付加した上記コマンドを検出すると、このコマンド
を外して、印刷データや制御信号のみをそのままプリン
タPRTaへ出力する。そして、プリンタPRTaは、
クライアント転送部12から入力された印刷データを印
刷する。
【0049】また、プリンタPRTaは、必要に応じて
同期や紙切れの報知等の制御信号をデバイスドライバ2
0aへ送信する。そして、プリンタPRTaが出力した
制御信号は、クライアント転送部12に入力される。
【0050】つぎに、クライアント転送部12は、プリ
ンタPRTaがデバイスドライバ20aへ出力した制御
信号に、この制御信号をデバイスドライバ20aへその
まま出力するように指示するコマンドを付加して、サー
バ転送部23へ出力する。
【0051】つづいて、サーバ転送部23は、クライア
ント転送部12から受信したデータに、クライアント転
送部12が付加した上記コマンドを検出すると、このコ
マンドを外して、プリンタPRTaが発した制御信号の
みをそのままデバイスドライバ20aへ出力する。
【0052】さらに、デバイスドライバ20aは、入力
された制御信号に基づき、印刷を依頼したアプリケーシ
ョン(この場合はサーバ部21)に報告する必要のある
情報を、サーバ部21へ出力する。最後に、サーバ部2
1は、デバイスドライバ20aから入力された情報(印
刷終了や異常発生の報告)を、アプリケーション部11
へ送信する。
【0053】以上のように、図1に示した入出力制御シ
ステムでは、入出力装置30がクライアント装置10に
接続されている。そして、アプリケーション部11によ
る入出力装置30への処理依頼は、サーバ部21がアプ
リケーション部11の代わりにデバイスドライバ20a
に対して行う。さらに、デバイスドライバ20aと入出
力装置30との通信は、サーバ転送部23およびクライ
アント転送部12によって中継される。
【0054】また、図2は、本実施の形態に係る入出力
制御システムの他の構成の概要を示す機能ブロック図で
ある。
【0055】図2に示すように、上記入出力制御システ
ムで制御するデバイス(入出力装置30)がプリンタ等
の出力装置(デバイス)30′である場合には、ドライ
バ制御部20b(図1)の代わりにドライバ制御部20
b′を設けたサーバ装置(入出力制御装置)20′にク
ライアント装置10を接続してもよい。
【0056】上記ドライバ制御部20b′は、ドライバ
制御部20bに対して、サーバ部21の代わりに出力フ
ァイル格納部21′aを含むサーバ部21′が、サーバ
転送部23の代わりにサーバ転送部23′が設けられて
いる点が異なっている。
【0057】上記サーバ部21′は、クライアント装置
10のアプリケーション部11から受けた出力装置3
0′に対する処理依頼(要求)を、アプリケーション部
11の代わりにデバイスドライバ20aへ出力する。こ
のとき、サーバ部21′は、デバイスドライバ20aに
対して、出力装置30′へ出力するデータをファイルへ
出力して、出力ファイル格納部21′aへ保存するよう
に指定する。そして、サーバ部21′は、出力ファイル
格納部21′aに保存された出力ファイルを出力装置3
0′へ出力するように、上記サーバ転送部23′に対し
て要求する。サーバ転送部23は、出力ファイル格納部
21′aの出力ファイルをクライアント転送部12へ送
信する。なお、上記データ変換部22は、サーバ部2
1′がアプリケーション部11から受けた出力データを
デバイスドライバ20aへ入力できる形式へ変換する。
【0058】以下、図2および図3を用いて、クライア
ント装置10からプリンタPRTaに印刷する場合のデ
ータの流れについて説明する。
【0059】まず、クライアント装置10のアプリケー
ション部11が、印刷したいデータをサーバ装置20′
のサーバ部21′へ送信する。サーバ部21′は、アプ
リケーション部11から受信したデータをプリンタPR
Taで印刷するように、プリンタドライバであるデバイ
スドライバ20aに対して要求する。この時、サーバ部
21′は、アプリケーション部11から受信したデータ
の形式がデバイスドライバ20aへ入力可能なデータ形
式と異なる場合、データ変換部22でデータ形式を変換
してからデバイスドライバ20aへ出力する。
【0060】つぎに、サーバ部21′からプリンタPR
Taで印刷すべきデータが入力されたデバイスドライバ
20aは、印刷(プリントアウト)データを生成して出
力ファイル格納部21′aへ出力し保存する。サーバ部
21′は、出力ファイル格納部21′aに印刷データが
保存されると、この印刷データを出力装置30′への送
信指示コマンドとともにサーバ転送部23′に入力す
る。
【0061】つぎに、サーバ部21′から印刷データが
入力されたサーバ転送部23は、印刷データをクライア
ント装置10のクライアント転送部12へ出力する。具
体的には、サーバ転送部23′は、デバイスドライバ2
0aが生成した印刷データに、この印刷データをプリン
タPRTaへそのまま出力するように指示するコマンド
を付加して、クライアント転送部12へ出力する。
【0062】つづいて、クライアント転送部12は、サ
ーバ転送部23′から受信したデータに、サーバ転送部
23′が付加した上記コマンドを検出すると、このコマ
ンドを外して、印刷データのみをそのままプリンタPR
Taへ出力する。そして、プリンタPRTaは、クライ
アント転送部12から入力された印刷データを印刷す
る。
【0063】さらに、プリンタPRTaがデバイスドラ
イバ20aに対して出力した印刷終了や異常発生の報告
等の制御信号は、クライアント転送部12に入力され
る。そして、クライアント転送部12は、プリンタPR
Taが出力した制御信号に、この制御信号がプリンタP
RTaからデバイスドライバ20aへ出力されたもので
あることを示す識別符号を付加して、サーバ転送部2
3′へ出力する。
【0064】つづいて、サーバ転送部23′は、クライ
アント転送部12から受信したデータに、クライアント
転送部12が付加した上記識別符号を検出すると、この
識別符号とともに、プリンタPRTaが発した制御信号
をサーバ部21′へ入力する。最後に、サーバ部21′
は、入力された制御信号に基づき、印刷を依頼したアプ
リケーション(この場合はサーバ部21)に報告する必
要のある情報(印刷終了や異常発生の報告)を、アプリ
ケーション部11へ送信する。
【0065】以上のように、図2に示した入出力制御シ
ステムでは、出力装置30′がクライアント装置10に
接続されている。そして、アプリケーション部11によ
る出力装置30′への処理依頼は、サーバ部21′がア
プリケーション部11の代わりにデバイスドライバ20
aに対して行い、出力ファイルが出力ファイル格納部2
1′aに作成される。さらに、出力ファイルが、サーバ
転送部23およびクライアント転送部12を介して出力
装置30′へ送信される。
【0066】また、図4は、本実施の形態に係る入出力
制御システムのさらに他の構成の概要を示す機能ブロッ
ク図である。
【0067】図4に示すように、上記入出力制御システ
ムで制御するプリンタやスキャナ等の入出力装置(デバ
イス)30″は、クライアント装置10″を介さずに、
サーバ装置(入出力制御装置)20″に接続されてもよ
い。なお、入出力装置30″は、サーバ装置20″に直
接接続されたローカルなデバイス(例えば、図5のプリ
ンタPRTc)であってもよいし、イーサネット(富士
ゼロックス(株)の登録商標)等のネットワークを介し
て接続されたデバイス(例えば、図5のプリンタPRT
b)であってもよい。また、1台の入出力装置30″に
対して、複数台のクライアント装置10″がサーバ装置
20″に接続されてもよい。さらに、複数台の入出力装
置30″に対して、複数台のクライアント装置10″が
サーバ装置20″に接続されてもよい。
【0068】この場合、上記クライアント装置10″に
は、アプリケーション部11が設けられている。また、
上記サーバ装置20″には、デバイスドライバ20a
と、サーバ部21″およびデータ変換部22を含むドラ
イバ制御部20b″とが設けられている。
【0069】上記サーバ部21″は、クライアント装置
10″のアプリケーション部11から受けた入出力装置
30″に対する処理依頼(要求)を、アプリケーション
部11の代わりにデバイスドライバ20aへ出力する。
上記データ変換部22は、サーバ部21″がアプリケー
ション部11あるいはデバイスドライバ20aから受け
たデータの形式を変換する。すなわち、データ変換部2
2は、サーバ部21″がアプリケーション部11から受
けた出力データをデバイスドライバ20aへ入力できる
形式へ変換したり、入出力装置30″が発信したデータ
に基づきデバイスドライバ20aがサーバ部21″に入
力したデータをアプリケーション部11へ入力できる形
式へ変換する。
【0070】図5は、上記入出力装置30″をプリンタ
PRTbまたはプリンタPRTcとした場合の、上記入
出力制御システムの説明図である。よって、デバイスド
ライバ20aはプリンタPRTbまたはプリンタPRT
cのプリンタドライバである。
【0071】以下、図4および図5を用いて、クライア
ント装置10″からプリンタPRTbまたはプリンタP
RTcに印刷する場合のデータの流れについて説明す
る。
【0072】まず、クライアント装置10″のアプリケ
ーション部11が、印刷したいデータをサーバ装置2
0″のサーバ部21″へ送信する。サーバ部21″は、
アプリケーション部11から受信したデータをプリンタ
PRTb,PRTcで印刷するように、プリンタドライ
バであるデバイスドライバ20aに対して要求する。こ
の時、サーバ部21″は、アプリケーション部11から
受信したデータの形式がデバイスドライバ20aへ入力
可能なデータ形式と異なる場合、データ変換部22でデ
ータ形式を変換してからデバイスドライバ20aへ出力
する。
【0073】つぎに、サーバ部21″からプリンタPR
Tb,PRTcで印刷すべきデータが入力されたデバイ
スドライバ20aは、印刷(プリントアウト)データを
生成し、指定されたプリンタへ出力する。そして、プリ
ンタPRTb,PRTcにおいて、印刷データが印刷さ
れる。
【0074】さらに、プリンタPRTb,PRTcがデ
バイスドライバ20aに対して出力した印刷終了や異常
発生の報告等の制御信号は、デバイスドライバ20aに
入力され、印刷を依頼したアプリケーション(この場合
はサーバ部21″)に報告する必要のある情報が、デバ
イスドライバ20aからサーバ部21″へ入力される。
最後に、サーバ部21″は、デバイスドライバ20aか
ら入力された情報(印刷終了や異常発生の報告)を、ア
プリケーション部11へ送信する。
【0075】以上のように、図4に示した入出力制御シ
ステムでは、入出力装置30″がサーバ装置20″に接
続されている。そして、アプリケーション部11による
入出力装置30″への処理依頼は、サーバ部21″がア
プリケーション部11の代わりにデバイスドライバ20
aに対して行う。
【0076】図1から図5に示したサーバ装置20,2
0′,20″およびクライアント装置10,10″は、
以下のようなネットワーク制御システムSにおけるホス
トコンピュータおよびプログラマブル表示器に好適であ
る。
【0077】図6は、上記のサーバ装置20,20′,
20″をホストコンピュータHに、クライアント装置1
0,10″をプログラマブル表示器に適用したネットワ
ーク制御システムSの機能的構成を示すブロック図であ
る。
【0078】PLCA1,B1,C1は、ネットワーク
制御システムSのホストコンピュータHからの制御出力
に応答して、モータや電磁弁などの制御対象機器DOを
制御する。また、PLCA1,B1,C1は、センサD
Iなどによって制御対象機器DOの制御状態を検知し、
その検知結果を、ホストコンピュータHへ送信し、表示
や前記制御出力の演算、さらには分析などに使用させる
とともに、対応するプログラマブル表示器A2,B2,
C2で画像表示させる。このようにして、上記ネットワ
ーク制御システムSは、工作機械や製造ラインなどの制
御を行う。
【0079】なお、図6の例では、PLCは参照符号A
1,B1,C1の3台設けられているが、1台、2台ま
たは4台以上であってもよく、またホストコンピュータ
Hも複数台設けられていてもよいことは言うまでもな
い。また、図6の例では、制御対象機器DOおよびセン
サDIは、図面の簡単化のために、PLCB1,C1に
関して省略している。
【0080】図6に示すように、上記ネットワーク制御
システムSでは、プログラマブル表示器A2,B2,C
2がPLCA1,B1,C1とホストコンピュータHと
の間に介在されている。そして、PLCA1,B1,C
1と、それらに対応するプログラマブル表示器A2,B
2,C2との間は、それぞれ接続ケーブルA3,B3,
C3によって接続されており、各PLCA1,B1,C
1のメーカーや、バージョンなどによってあらかじめ定
められている専用のプロトコルA,B,Cによって、そ
れぞれデータ通信を行う。すなわち、プログラマブル表
示器A2,B2,C2は、汎用のコンピュータであるホ
ストコンピュータH等とは、汎用のプロトコルDによっ
て容易に通信を行うことができ、また接続されることが
必須である対応するPLCA1,B1,C1とは、専用
のプロトコルA,B,Cがそれぞれ開発されている。
【0081】したがって、プログラマブル表示器A2,
B2,C2を、イーサネットなどのネットワークNを介
してホストコンピュータHと接続し、そのプロトコルに
は、参照符号Dで示すように、TCP/IP(transmis
sion control protocol/internet porotocol)等の共通
のプロトコルを用いる。そして、プログラマブル表示器
A2,B2,C2において、プロトコルDとプロトコル
A,B,Cとの間のプロトコル変換をそれぞれ行う。
【0082】また、ネットワークNには、ルータおよび
公衆電話回線などを介して、メンテナンス用に、プログ
ラマブル表示器A2,B2,C2の製造メーカーなどの
遠隔地に設置されているメンテナンス装置Mが接続可能
となっている。
【0083】ホストコンピュータHでは、どのノードに
どのような種類のプログラマブル表示器A2,B2,C
2が接続されているか等を表すノード情報、および各P
LCA1,B1,C1に接続されている制御対象機器D
OやセンサDIのシンボル名などが設定されたネットワ
ークファイルがあらかじめ作成されている。そして、ホ
ストコンピュータHは、このネットワークファイルを参
照して、各PLCA1,B1,C1に制御出力を配信し
て、該制御出力に応答した制御を制御対象機器DOに行
うとともに、センサDIの検出結果などの制御状態を表
すデータを受信して、前記表示、制御出力の演算および
分析などを行う。
【0084】また、ホストコンピュータHには、プログ
ラマブル表示器A2,B2,C2での表示画面の画像デ
ータや、各プロトコルA,B,CとプロトコルDとの間
の変換データが登録されたデータファイルがあらかじめ
作成されている。そして、画像データが、加工する製品
や加工順序の変更などのメンテナンス時に、必要とする
プログラマブル表示器A2,B2,C2へホストコンピ
ュータHから配信される。また、変換データが、ネット
ワークNに接続されるPLCの変更などのメンテナンス
時に、必要とするプログラマブル表示器A2,B2,C
2へホストコンピュータHから配信される。
【0085】これに対応して、各プログラマブル表示器
A2,B2,C2は、ホストコンピュータHから制御出
力が入力されると、その制御出力をプロトコル変換し
て、対応するPLCへ出力し、画像データが入力される
と、画像メモリへ書込んでゆく。そして、画像メモリの
更新が終了すると、表示パネルの表示内容(制御画面)
が更新される。また、画像メモリには、例えば製造ライ
ンを模した背景画面に、各制御対象機器の名称や単位な
どを併せた不変のキャラクタおよびイメージデータが格
納されており、このキャラクタおよびイメージデータ
に、対応するPLCから入力される制御状態を表す可変
のデータが合成されて、表示パネルによって画像表示さ
れる。
【0086】上記プログラマブル表示器A2,B2,C
2は、内部バスラインを介して、中央演算処理装置、R
OMやRAMなどのメモリ、ハードディスク装置などの
外部記憶装置、およびグラフィックコントローラや通信
コントローラなどが、相互に接続されて構成されてい
る。
【0087】なお、プログラマブル表示器A2,B2,
C2は、対応するPLCA1,B1,C1とともに、製
造ラインの操作卓などに一体に組込まれ、または独立し
て配置され、制御盤などとして使用される。表示パネル
の前面側には、タッチパネルなどの入力手段が設けられ
ており、その入力結果に応答して、データ入力や、制御
対象機器DOの間接的な制御を行うことができる。
【0088】さらに、上記プログラマブル表示器A2,
B2,C2は、制御プログラムとして、ハードウェアの
制御処理、あるいは文字や図形の表示処理やタッチパネ
ルへの入力を受け付ける処理など、多くのプログラムで
一般的に使用される処理を行うシステムプログラムと、
あらかじめ定められた通信プロトコルで通信するための
プロトコルプログラムとが、例えば内蔵するFEEPR
OM(flash electrically erasable and programmable
read only memory )に格納されている。
【0089】また、上記プログラマブル表示器A2,B
2,C2は、処理指示語(タグ)を組み合わせて決定さ
れる画面データに基づいて、入力および画面表示を制御
可能な表示装置であって、上記制御プログラムには、さ
らに、プログラマブル表示器A2,B2,C2の表示/
制御動作を規定する上記画面データと、例えば、当該画
面データに基づいて上記システムプログラムを呼び出し
て、プログラマブル表示器A2,B2,C2の各ハード
ウェアに、画面データが示す表示/制御動作を行わせる
アプリケーションプログラムなどの拡張プログラムとが
含まれる。
【0090】上記制御プログラムのうち、画面データ
は、画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレ
スと画面上の領域との対応を示す表示タグや、画面上の
領域への入力に対応するデバイスのアドレスと画面上の
領域との対応を示す入力タグなどから構成されており、
上記システムプログラムを呼び出して表示/制御動作さ
せる場合に比べて容易に作成できる。また、表示内容や
各表示図形の配置などは、制御対象機器DOおよびセン
サDIを含むターゲットシステムや、その運用者に固有
である。したがって、上記画面データは、ターゲットシ
ステムの近傍に設けられた運用者のプログラマブル表示
器A2,B2,C2で変更される。一方、制御プログラ
ムであっても、システムプログラムやプロトコルプログ
ラムあるいはアプリケーションプログラムなどは、例え
ば、プログラマブル表示器A2,B2,C2の製造業者
などのメンテナンス装置Mで変更される。
【0091】ここで、プログラマブル表示器A2(クラ
イアント装置10)からプリンタPRTa(入出力装置
30)へプリントアウトする場合について説明する。
【0092】上述のように、プログラマブル表示器A2
は、イーサネットを介してホストコンピュータH(サー
バ装置20)に接続されている。また、プログラマブル
表示器A2は、例えばセントロニクス規格のプリンタポ
ートが設けられており、例えばプリンタPRTaと接続
されている。一方、ホストコンピュータHは、OSに例
えばWindowsを使用したワークステーションやパ
ーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータである。
また、ホストコンピュータHは、OSに対応したプリン
タPRTaのプリンタドライバがインストールされてい
る。
【0093】プログラマブル表示器A2のアプリケーシ
ョン部11が、プリンタPRTaで印刷するデータ(例
えば、制御画面のビットマップデータ)を、ホストコン
ピュータHへサーバ部21に対するコマンドとともに送
信する。ホストコンピュータHのサーバ部21は、ホス
トコンピュータHにおいて、プログラマブル表示器A2
から受信したデータを、通常のアプリケーションプログ
ラムとしてプリンタドライバへ印刷指示する。
【0094】プリンタドライバは、印刷データ等を生成
して、ホストコンピュータHのプリンタポートへ出力す
る。ここで、サーバ転送部23がプリンタポートをエミ
ュレートしているため、印刷データ等はサーバ転送部2
3に取得され、サーバ転送部23によりネットワークを
介してプログラマブル表示器A2に返信される。プログ
ラマブル表示器A2では、クライアント転送部12によ
り印刷データ等がプリンタPRTaへ出力される。
【0095】このように、プログラマブル表示器A2
は、接続されているプリンタPRTaを直接制御せず、
ホストコンピュータHのプリンタドライバによって、印
刷するデータをプリンタPRTaで印刷可能な印刷デー
タに変換させ、返信された印刷データをプログラマブル
表示器A2のプリンタポートを介して印刷させることが
できる。
【0096】よって、プログラマブル表示器A2は、プ
リンタPRTaのプリンタドライバを備える必要がな
く、プリンタライバが上位のホストコンピュータHにさ
え対応していれば、あらゆるプリンタが利用できる。し
かも、プリンタPRTaの設定は、プログラマブル表示
器A2で行う必要がなく、操作性の優れたホストコンピ
ュータHにおいて行うことができる。
【0097】さらに、プリンタPRTaはプログラマブ
ル表示器A2に接続されるため、現場のプログラマブル
表示器A2の側でプリントアウトできる。
【0098】また、ホストコンピュータHのサーバ部2
1′は、プログラマブル表示器A2から受信した要求に
含まれるデータを、プリンタドライバによってプリンタ
PRTaへ送信すべき印刷データに変換して出力ファイ
ル格納部21′aに出力ファイルとして保存し、この出
力ファイルをプリンタPRTaへ送信する。
【0099】よって、プリンタドライバから送信すべき
印刷データを出力ファイルとして、プリンタPRTaへ
一括して送信することが可能となる。したがって、プリ
ンタドライバによる制御と、プリンタドライバとプリン
タPRTaとの間のデータ通信と、プリンタPRTaで
の処理とをリアルタイムで行うことが困難な状況におい
ても、プログラマブル表示器A2からの要求をサーバ装
置がデバイスを制御して、処理できる。
【0100】また、ホストコンピュータHはデータ変換
部22を備えており、サーバ部21,21′,21″が
プログラマブル表示器A2から受信した印刷するデータ
を、プリンタドライバに入力可能なデータ形式に変換し
て伝達することができる。よって、ホストコンピュータ
Hにおいて、データ変換部22がプリンタドライバに対
応したデータ変換を行うため、プログラマブル表示器A
2ではデータのデータ形式を変換する必要がない。すな
わち、プログラマブル表示器A2から制御画面のビット
マップデータを送信してもよいし、データ変換部22に
タグデータ等から表示画面を合成する機能を設けてお
き、プログラマブル表示器A2から制御画面を構成する
タグデータ等を送信してもよい。なお、データ変換部2
2は、通常のアプリケーションが印刷処理の際に変換す
るようにデータ形式を変換する。
【0101】さらに、プログラマブル表示器A2,B
2,C2(クライアント装置10″)からプリンタPR
Tb,PRTc(入出力装置30″)へプリントアウト
する場合について説明する。
【0102】上記の構成により、プログラマブル表示器
A2,B2,C2は、ホストコンピュータHに直接ある
いはネットワークNを介して接続されているプリンタP
RTc,PRTbを利用する際、プリンタPRTc,P
RTbに対する要求をホストコンピュータHのサーバ部
21″へ送信する。ホストコンピュータHでは、サーバ
部21″がプログラマブル表示器A2,B2,C2から
受信した要求を、プリンタPRTc,PRTbに対応す
るプリンタドライバへ伝達する。そして、デバイスドラ
イバは、プリンタPRTc,PRTbとの間でデータ通
信を行って、印刷する。なお、ネットワークN(イーサ
ネット)につながるネットワークプリンタPRTbは、
現場のプログラマブル表示器A2,B2,C2の近くに
配備することが容易である。
【0103】よって、プログラマブル表示器A2,B
2,C2は、自装置に接続されていないプリンタPRT
c,PRTbでの印刷を、ホストコンピュータHに依頼
することができる。
【0104】なお、プログラマブル表示器B2,C2か
ら、ホストコンピュータHを介して、プリンタPRTa
にプリントアウトすることもできる。
【0105】以上のように、上記入出力制御システム
は、プリンタやスキャナ等の入出力装置30が接続され
たクライアント装置10と、入出力装置30のデバイス
ドライバ20aがインストールされたサーバ装置20と
が相互に通信可能に接続された入出力制御システムであ
って、サーバ装置20が、クライアント装置10から入
出力装置30に対する要求を受信して、デバイスドライ
バ20aに当該要求を伝達するサーバ部21と、サーバ
部21からの上記要求を処理する過程でデバイスドライ
バ20aと入出力装置30との間に発生するデータ通信
を、クライアント装置10を介して転送するサーバ転送
部23とを備えるととともに、クライアント装置10
が、デバイスドライバ20aと入出力装置30との間に
発生する上記データ通信を転送するクライアント転送部
12を備えて構成されていてもよい(図1)。
【0106】また、上記入出力制御システムは、上記入
出力装置30がプリンタ等の出力装置30′である場
合、上記サーバ装置20の代わりに、サーバ部21′が
クライアント装置10から受信した要求に含まれるデー
タを、デバイスドライバ20aによって出力装置30′
へ送信すべきデータに変換して出力ファイルに保存し、
この出力ファイルをサーバ転送部23′を介して出力装
置30′へ送信するサーバ装置20′を備えて構成され
ていてもよい(図2)。
【0107】また、上記サーバ装置(入出力制御装置)
20″は、プリンタやスキャナ等の入出力装置30″と
接続され、かつ、入出力装置30″のデバイスドライバ
20aがインストールされるとともに、クライアント装
置10″から入出力装置30″に対する要求を受信し
て、デバイスドライバ20aに当該要求を伝達するサー
バ部21″を備えて構成されていてもよい(図4)。
【0108】さらに、上記サーバ装置20,20′,2
0″は、サーバ部21,21′,21″がクライアント
装置10,10″から受信した要求に含まれるデータの
データ形式を、デバイスドライバ20aに入力可能なデ
ータ形式に変換するデータ変換部22を備えて構成され
ていてもよい(図1,図2,図4)。
【0109】なお、本実施の形態は本発明の範囲を限定
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。
【0110】最後に、本発明の目的は、上述した機能を
実現するソフトウエアである入出力制御プログラムのプ
ログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプロ
グラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り
可能に記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成可
能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が上述した機能を実現することになり、
そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構
成することになる。
【0111】上記プログラムコードを供給するための記
録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成する
ことができる。また、上記記録媒体は、プログラムコー
ドを供給可能であるように固定的に担持する媒体であっ
てもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラ
ムコードをコンピュータが直接読み取ることができるよ
うにシステムあるいは装置に装着されるものであって
も、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続さ
れたプログラム読み取り装置を介して読み取ることがで
きるように装着されるものであってもよい。
【0112】例えば、上記記録媒体としては、磁気テー
プやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商
標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD
−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディス
クを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含
む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/
EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導
体メモリ系などを用いることができる。
【0113】また、上記プログラムコードは、コンピュ
ータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記
録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラ
ム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読
み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0114】さらに、上記記録媒体は、通信ネットワー
ク等を介してプログラムコードを供給可能であるように
流動的に担持する媒体であってもよい。この場合、シス
テムあるいは装置を通信ネットワーク(インターネット
等を含む)と接続可能に構成し、上記プログラムコード
を通信ネットワークからダウンロードすることにより供
給することができる。
【0115】なお、プログラムコードを記録媒体から読
み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、
通信ネットワークからプログラムコードをダウンロード
するためのプログラムは、コンピュータによって実行可
能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されている
ものとする。
【0116】上述した機能は、コンピュータが読み出し
た上記プログラムコードを実行することによって実現さ
れるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0117】さらに、上述した機能は、上記記録媒体か
ら読み出された上記プログラムコードが、コンピュータ
に装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0118】
【発明の効果】本発明の入出力制御システムは、以上の
ように、デバイスが接続されたクライアント装置と、上
記デバイスのデバイスドライバがインストールされたサ
ーバ装置とが相互に通信可能に接続された入出力制御シ
ステムであって、上記サーバ装置が、上記クライアント
装置から上記デバイスに対する要求を受信して、上記デ
バイスドライバに当該要求を伝達するサーバ部と、上記
サーバ部からの上記要求を処理する過程で上記デバイス
ドライバと上記デバイスとの間に発生するデータ通信
を、上記クライアント装置を介して転送するサーバ転送
部とを備えている構成である。
【0119】また、本発明の入出力制御方法は、以上の
ように、デバイスが接続されたクライアント装置と相互
に通信可能に接続されるとともに、上記デバイスのデバ
イスドライバがインストールされたサーバ装置による上
記デバイスの入出力制御方法であって、上記クライアン
ト装置から上記デバイスに対する要求を受信して、上記
デバイスドライバに当該要求を伝達する要求伝達処理
と、上記要求を処理する過程で上記デバイスドライバと
上記デバイスとの間に発生するデータ通信を、上記クラ
イアント装置を介して転送するサーバ転送処理とを含む
方法である。
【0120】それゆえ、クライアント装置は、自装置に
接続されているデバイスであっても、直接制御せず、サ
ーバ装置に処理を依頼することができる。
【0121】したがって、クライアント装置にはデバイ
スのデバイスドライバをインストールする必要がないと
いう効果を奏する。すなわち、対応するデバイスドライ
バのないコンピュータからデバイスを利用することが可
能となるという効果を奏する。
【0122】本発明の入出力制御システムは、以上のよ
うに、さらに、上記クライアント装置が、上記デバイス
ドライバと上記デバイスとの間に発生する上記データ通
信を転送するクライアント転送部を備えている構成であ
る。
【0123】それゆえ、さらに、クライアント転送部
が、デバイスドライバとデバイスとの間に発生するデー
タ通信をデバイスとサーバ装置との間で転送する。
【0124】したがって、サーバ装置のデバイスドライ
バが、サーバ転送部およびクライアント転送部を介し
て、クライアント装置に接続されたデバイスを制御する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0125】本発明の入出力制御システムは、以上のよ
うに、さらに、上記サーバ装置は、上記サーバ部が上記
クライアント装置から受信した上記要求に含まれるデー
タを、上記デバイスドライバによって上記デバイスへ送
信すべきデータに変換して出力ファイルに保存し、この
出力ファイルを上記サーバ転送部を介して上記デバイス
へ送信するものである構成である。
【0126】それゆえ、さらに、デバイスドライバから
送信すべきデータを出力ファイルとして、デバイスへ一
括して送信することが可能となる。したがって、デバイ
スドライバによる制御と、デバイスドライバとデバイス
との間のデータ通信と、デバイスでの処理とをリアルタ
イムで行うことが困難な状況においても、クライアント
装置からの要求をサーバ装置がデバイスを制御して、処
理できるという効果を奏する。
【0127】本発明の入出力制御システムは、以上のよ
うに、さらに、上記サーバ装置は、上記サーバ部が上記
クライアント装置から受信した上記要求に含まれるデー
タのデータ形式を、上記デバイスドライバに入力可能な
データ形式に変換するデータ変換部を備えている構成で
ある。
【0128】それゆえ、さらに、サーバ部は、データ変
換部により、クライアント装置から受信した要求に含ま
れるデータを、デバイスドライバに入力可能なデータ形
式に変換して伝達することができる。
【0129】よって、サーバ装置においてデータ変換部
がデバイスドライバに対応したデータ変換を行うため、
クライアント装置では送信するデータのデータ形式を変
換する必要がないという効果を奏する。
【0130】本発明の入出力制御システムは、以上のよ
うに、さらに、上記デバイスがプリンタである構成であ
る。
【0131】それゆえ、さらに、クライアント装置が、
自装置に接続されているプリンタへ、サーバ装置の制御
によってプリントアウトできる。したがって、クライア
ント装置にはプリンタドライバをインストールする必要
がないという効果を奏する。すなわち、対応するプリン
タドライバのないコンピュータからプリンタを利用する
ことが可能となるという効果を奏する。このように、上
記入出力制御システムは、プリンタの制御に適してい
る。
【0132】本発明の入出力制御プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、以上のよう
に、上記の各部をコンピュータに実現させて、上記入出
力制御システムを動作させる入出力制御プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0133】上記の構成により、上記記録媒体から読み
出された入出力制御プログラムによって、上記入出力制
御システムをコンピュータ上に実現することができる。
したがって、対応するデバイスドライバのないコンピュ
ータからデバイスを利用することが可能となるという、
上記入出力制御システムの効果を奏することができる。
【0134】本発明の入出力制御装置は、以上のよう
に、ネットワーク制御システムに設けられたクライアン
ト装置と接続され、かつ、デバイスと接続されるととも
に、このデバイスのデバイスドライバがインストールさ
れている入出力制御装置であって、上記クライアント装
置から上記デバイスに対する要求を受信して、上記デバ
イスドライバに当該要求を伝達するサーバ部を備えてい
る構成である。
【0135】それゆえ、クライアント装置は、自装置に
接続されていないデバイスへの処理を、サーバ装置に依
頼することができる。したがって、クライアント装置に
はデバイスのデバイスドライバをインストールする必要
がないという効果を奏する。すなわち、対応するデバイ
スドライバのないコンピュータからデバイスを利用する
ことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る入出力制御システム
の一構成の概略を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る入出力制御システム
の他の構成の概略を示す機能ブロック図である。
【図3】図1および図2に示した入出力制御システムに
おいて入出力装置をプリンタとした場合の説明図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係る入出力制御システム
のさらに他の構成の概略を示す機能ブロック図である。
【図5】図4に示した入出力制御システムにおいて入出
力装置をプリンタとした場合の説明図である。
【図6】図1から図5に示した入出力制御システムをネ
ットワーク制御システムに適用した場合の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 クライアント装置 12 クライアント転送部 20a デバイスドライバ 20,20′,20″ サーバ装置(入出力制御装置) 21,21′,21″ サーバ部 22 データ変換部 23,23′ サーバ転送部 30,30″ 入出力装置(デバイス) 30′ 出力装置(デバイス) S ネットワーク制御システム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デバイスが接続されたクライアント装置
    と、上記デバイスのデバイスドライバがインストールさ
    れたサーバ装置とが相互に通信可能に接続された入出力
    制御システムであって、 上記サーバ装置が、 上記クライアント装置から上記デバイスに対する要求を
    受信して、上記デバイスドライバに当該要求を伝達する
    サーバ部と、 上記サーバ部からの上記要求を処理する過程で上記デバ
    イスドライバと上記デバイスとの間に発生するデータ通
    信を、上記クライアント装置を介して転送するサーバ転
    送部とを備えていることを特徴とする入出力制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】上記クライアント装置が、 上記デバイスドライバと上記デバイスとの間に発生する
    上記データ通信を転送するクライアント転送部を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の入出力制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】上記サーバ装置は、 上記サーバ部が上記クライアント装置から受信した上記
    要求に含まれるデータを、上記デバイスドライバによっ
    て上記デバイスへ送信すべきデータに変換して出力ファ
    イルに保存し、この出力ファイルを上記サーバ転送部を
    介して上記デバイスへ送信するものであることを特徴と
    する請求項1または2に記載の入出力制御システム。
  4. 【請求項4】上記サーバ装置は、 上記サーバ部が上記クライアント装置から受信した上記
    要求に含まれるデータのデータ形式を、上記デバイスド
    ライバに入力可能なデータ形式に変換するデータ変換部
    を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか
    1項に記載の入出力制御システム。
  5. 【請求項5】上記デバイスがプリンタであることを特徴
    とする請求項1から4の何れか1項に記載の入出力制御
    システム。
  6. 【請求項6】ネットワーク制御システムに設けられたク
    ライアント装置と接続され、かつ、デバイスと接続され
    るとともに、このデバイスのデバイスドライバがインス
    トールされている入出力制御装置であって、 上記クライアント装置から上記デバイスに対する要求を
    受信して、上記デバイスドライバに当該要求を伝達する
    サーバ部を備えていることを特徴とする入出力制御装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1から5の何れか1項に記載の入出
    力制御システムを動作させる入出力制御プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記の各部をコンピュータに実現させるための入出力制
    御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  8. 【請求項8】デバイスが接続されたクライアント装置と
    相互に通信可能に接続されるとともに、上記デバイスの
    デバイスドライバがインストールされたサーバ装置によ
    る上記デバイスの入出力制御方法であって、 上記クライアント装置から上記デバイスに対する要求を
    受信して、上記デバイスドライバに当該要求を伝達する
    要求伝達処理と、 上記要求を処理する過程で上記デバイスドライバと上記
    デバイスとの間に発生するデータ通信を、上記クライア
    ント装置を介して転送するサーバ転送処理とを含むこと
    を特徴とする入出力制御方法。
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