JP2651428B2 - 異性化による4―ペンテン酸塩の製造方法 - Google Patents

異性化による4―ペンテン酸塩の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、時には以下で「PFIEP」触媒と称されてい
る過弗素化された酸イオン−交換樹脂触媒の使用により
3−ペンテン酸、アミドまたはエステル類を選択的に異
性化して対応する4−ペンテン酸、アミドまたはエステ
ル類を生成する方法に関するものである。
シュナイダー(Schneider)他の米国特許4,529,815は
触媒として周期律表の8族の貴金属を含有している酸性
イオン−交換樹脂を使用する高温における3−ペンテン
酸塩類の異性化による4−ペンテン酸塩類の製造を開示
している。
過弗素化されたイオン−交換重合体はナフィオン(Na
fion)として市販されている。そのような生成物の製法
はコノリイ(Connolly)他の米国特許3,282,875中に開
示されている。
過弗素化されたイオン−交換重合体は異性化触媒とし
てもこれまでに使用されている…例えばアルカン類の異
性化を開示しているマックルア・アンド・マックルア
(McClure and McClure)の米国特許4,022,847および
4,038,213を参照のこと)。
本発明は、対応する3−ペンテン酸、アミドまたはエ
ステル、すなわち式(B) [式中、 XはOH、NH2またはORであり、そしてRは炭素数が1〜
8のアルキルである] を有する化合物を高温において過弗素化された酸イオン
−交換樹脂触媒を用いて異性化することによる、4−ペ
ンテン酸、アミドまたはエステル類、すなわち式(A) [式中、 XはOH、NH2またはORであり、そしてRは炭素数が1〜
8のアルキルである] を有する化合物の製造方法である。
好適な態様では、過弗素化された酸イオン−交換重合
体触媒は促進剤として少なくとも1種の周期率表の8族
の貴金属を少なくとも+2の酸化状態で含有している。
好適な貴金属は、ロジウム、白金およびパラジウムであ
る。触媒の0.1〜4重量%の量で存在している貴金属を
含有することが好ましい。
従って、本発明においていう過弗素化された酸イオン
−交換樹脂触媒なる語は、該イオン交換樹脂の水素の一
部が貴金属で交換されているものをも包含する。
本発明の方法はメチル−3−ペンテン酸塩からメチル
−4−ペンテン酸塩への異性化において特に有効であ
る。
本発明で使用される過弗素化された酸イオン−交換重
合体触媒は、適当な過弗素化された酸イオン−交換重合
体から製造される。そのような重合体は、過弗素化され
たスルホン酸重合体(PFIEP[SO3H])または過弗素化
されたスルホン酸と過弗素化されたカルボン酸樹脂類の
配合物(PFIEP[SO3H]/PFIEP[CO2H])である。最も
好適な過弗素化されたスルホン酸重合体は、少なくとも
約5000の数平均分子量を有している。好適には、PFIEP
は約500〜約2000の、最も好適には約700〜約1500の、当
量重量(equivalent weight)を与えるのに充分な数の
スルホン酸基を含有している。当量、すなわちE.W.は式 E.W.=M.W./酸基の数 [式中、 M.W.はパーフルオロカーボン重合体の分子量である] により測定される。
重合体骨格の大部分は過弗素化された炭素原子からな
っているが、全ての他の原子を除外することは必ずしも
必要ではない。例えば、エーテル酸素が重合体の骨格中
または側鎖中に存在することができる。例えば水素、塩
素およびカルボキシル基の如き他の原子または基も、工
程条件下で重合体の安定性または操作性にかなりの影響
を与えないなら、限定量で存在することができる。重合
体が全体で約5重量%以下のそのような他の原子または
基を含有していることが好ましい。
過弗素化された酸イオン−交換重合体は2種以上のイ
オン−交換重合体の配合物であってもよい。過弗素化さ
れたスルホン酸重合体および過弗素化されたカルボン酸
重合体の配合物の製造は米国特許4,176,215中に開示さ
れており、それの開示事項はここでは参考として記して
おく。過弗素化されたスルホン酸重合体および過弗素化
されたカルボン酸重合体の好適な配合物には、テトラフ
ルオロエチレン共重合体とメチルパーフルオロ−5−メ
チル−4,7−ジオキサノン−8−エネオエートとの配合
物およびテトラフルオロエチレン共重合体とパーフルオ
ロ−(3,6−ジオキサ−4−メチル−7−オクテン)ス
ルホン酸との配合物が包含される。最も好適な配合物は
少なくとも0.7meq/gのイオン−交換能力を有する。好適
には、配合物中のスルホン酸重合体対カルボン酸重合体
の重量比は約1:1〜約10:1である。
過弗素化された酸イオン−交換重合体は小さい粒子状
に(一般的には20〜200メッシュの寸法に)粉砕されそ
して触媒として使用されるが、過弗素化された酸イオン
−交換重合体を周期律表の8族の貴金属の塩と交換させ
てそれにより触媒重量の約0.1〜4%の間の量の貴金属
が過弗素化された酸イオン−交換重合体中に加えられる
ような場合に改良された結果が得られる。貴金属は好適
には少なくとも+2の酸化状態で存在している。貴金属
は反応を促進させるために作用する。
本発明の方法は高温において実施される。異性化反応
は高温におけるほど迅速に進行するが、触媒は高温にお
けるほど迅速に分解され、従って触媒を分解させずに比
較的短い反応時間で高い収率を得るにはある程度の折衷
案をとらなければならない。適当な反応温度は好適には
120〜200℃の範囲である。
過弗素化された酸イオン−交換重合体触媒の使用は当
技術で使用されている酸−イオン−交換重合体類より相
当有効であり(すなわちそれは比較的高い転化率を有す
る)、そして3−ペンテン酸系化合物から2−ペンテン
酸系化合物へではなく4−ペンテン酸系化合物への転化
における方がより選択的である。転化率(TR)は触媒中
の1モルの8族金属当たり1時間に生成する4−ペンテ
ン酸系化合物のモル数として定義される。選択率は異性
化反応中に生成した4−ペンテン酸系化合物のモル数を
生成した2−ペンテン酸系化合物のモル数で割ったもの
であると定義される。この後者の計算をする際には、3
−ペンテン酸系化合物を含有している出発混合物中に存
在している2−ペンテン酸系化合物のモル数は考慮され
ない。
触媒は球、粉末、管、膜、および担持物質上のコーテ
イングなどの種々の形態で使用できる。適当な基質に
は、アルミナ、シリカ、多孔性ガラスなどが包含され
る。この型の担持触媒は当技術で公知である(米国特許
4,035,213を参照のこと)。
原料流が純粋な3−ペンテン酸系化合物である必要は
なく、触媒、3−ペンテン酸系化合物または生成した4
−ペンテン酸系化合物を妨害しない限り希釈剤が存在し
ていてもよい。そのような希釈剤はベンゾニトリル、o
−キリレン、ヘキサデカンおよびテトラメチレンスルホ
ンであることができる。
本発明を説明しそして本発明を従来技術と比較するた
めの下記の実施例においては、全ての部数および百分率
は重量部でありそして全ての温度は摂氏目盛りである。
実施例1A 6gの少なくとも0.8meq/gのイオン−交換能力を有する
市販の過弗素化された酸イオン−交換重合体であるナフ
ィオン過酸触媒型NR50を100メッシュ以下の粒子寸法に
粉砕し、そして50mlのアセトニトリルおよび100mlの蒸
留水の混合物中に0.2g(0.75ミリモル)の塩化白金(Pt
Cl2)を含有している溶液の中で撹拌した。このイオン
−交換重合体は加水分解された酸型であり、そしてテト
ラフルオロエチレンおよびパーフルオロ−3,6−ジオキ
サ−4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオライド
の共重合体から製造された。それは約1のかさ密度およ
び約0.02の表面積(m2/g)を有していた。80℃で4時間
加熱した後に、交換された樹脂を濾過し、100mlの蒸留
水で洗浄し、そして真空炉中で100℃においてN2下で3
時間乾燥した。乾燥された樹脂の重量は6.24gであっ
た。分析値は1.56%の白金を示していた。99%のトラン
ス−3−ペンテン酸メチル(tM3P)および1%の2−ペ
ンテン酸メチル(M2P)を含有している混合物10gをN2
で加熱還流した(135℃)。1gの白金−交換された触媒
を急いで加え、そして生成したスラリーを撹拌しながら
135℃に保った。1、5および30分後に、試料(0.1ml)
を採取した。部分標本(5μ)を5mgのo−ジクロロ
ベンゼン(内部ガスクロマトグラフィー標準)を含有し
ている2mlのメタノール中で希釈し、そして分析した。
下記の異性体分布、転化率(TR)および選択率(SEL)
が測定された(M4Pは4−ペンテン酸メチルを示す。) 触媒が金属を含有している場合の転化率(TR)は、1
モルの貴金属当たり1時間に生成したM4Pのモル数とし
て定義されている。
これらの結果は1モルのPt当たり毎時4078モルのM4P
の初期転化率および1モルのM2P(シス+トランス異性
体)当たり7.75モルのM4Pの初期選択率を示している。
実施例1B 白金の代わりに0.24%のロジウムが+3の酸化状態で
触媒に含まれていること以外は、実施例1Aの工程を繰り
返した。反応溶液のガスクロマトグラフィー分析は下記
の結果を与えた。
これらの結果は1モルのRh当たり毎時2567モルのM4P
の初期転化率および1モルのM2P当たり10.6モルのM4Pの
初期選択率を示している。
比較例A 上記の実施例と比較するために、+2の酸化状態の1.
29%のPdで交換されているスルホン酸樹脂を基にしたポ
リスチレンジビニルベンゼン(アンバーリスト(Amberl
yst)15)1gを使用して、98.8%のM3Pおよび1.2%のM2P
を含有している混合物を異性化した。ガスクロマトグラ
フィーは、下記の異性体分布、転化率および選択率を与
えた。
これらの結果は、Pd交換されたポリスチレンジビニル
ベンゼン触媒は実施例1Aおよび1Bより実質的に活性が小
さく(TR比=1562/4076、すなわち0.38)そして選択性
が少ない(4.5対7.5の選択率)ことを示している。
実施例2[固体酸触媒(8族金属を含有していない)] 0.9%の2−ペンテン酸メチル(M2P)を含有している
トランス−3−ペンテン酸メチル(tM3P)10.0gに135℃
において窒素下で、1.0gの40〜60メッシュの酸型の過弗
素化された酸イオン−交換重合体触媒を加えた。間隔を
おいて試料を採取し、そして毛管ガスクロマトグラフィ
ーにより分析した。下記の異性体分布が測定された。
これらの結果は、少なくとも60分間の接触時間までに
M4Pが好ましく製造されたことを示している。
実施例3[3−ペンテンアミドから4−ペンテンアミド
への選択的異性化] トランス−3−ペンテンアミド(2.0g)のイソ酪酸
(10ml)中溶液を窒素下で130℃に加熱した。130℃にお
ける1時間後に採取したこの溶液の試料は、それのトリ
メチルシリル誘導体と同様に毛管ガスクロマトグラフィ
ーによる分析時に4−ペンテンアミドを示さなかった。
上記の溶液に130℃において過弗素化された酸イオン
−交換樹脂触媒上の1.1%の+2酸化状態の白金1.0gを
加えた。5分および30分後に試料を採取し、そしてガス
クロマトグラフィーにより分析した。混合物中の各異性
体の百分率を以下にまとめた(4PNAMおよび2PNAMはそれ
ぞれ4−ペンテンアミドおよび2−ペンテンアミドを示
す)。
実施例4 トランス−3−ペンテン酸(10.0g)を窒素下で135℃
に加熱した。135℃における15分後に採取した5μの
試料は、メチルエステルと同様に毛管ガスクロマトグラ
フィーによる分析時に0.79%のトランス−2−ペンテン
酸を示しそして4−ペンテン酸は示さなかった。エステ
ルは、5μの酸、10mgのp−トルエンスルホン酸およ
び2mlのメタノールを90℃に30分間加熱することにより
製造された。
10gの3−ペンテン酸に135℃において、スルホン酸形
(75%)およびカルボン酸形(25%)のPFIEPの配合物
から製造された10〜35メッシュ寸法の重合体配合物1gを
加えた。この配合物を0.64%の+2の酸化状態のパラジ
ウムで交換した。間隔をおいて採取しそして上記で示さ
れているようにメチルエステルと同様に毛管ガスクロマ
トグラフィーにより分析された試料は、下記の異性体分
布を示した(4PAおよび2PAはそれぞれ4−ペンテン酸お
よび2−ペンテン酸を示す)。
触媒を0.55%の+2の酸化状態のパラジウムを含有し
ている1gの60〜100メッシュ寸法のスルホン酸形の100%
PFIEPに変えたこと以外は上記の実験を繰り返した。同
じ間隔におけるガスクロマトグラフィー分析は下記の結
果を与えた。
これらの結果は、PdおよびPt交換樹脂類、並びに配合
物を用いると4PAが最初に好ましく製造されることを示
している。ラクトンの生成は時間につれて増加した。
実施例5[過弗素化されたスルホン酸および過弗素化さ
れたカルボン酸の配合物] 75%、66.6%および50%のスルホン酸重合体を含有し
ておりそして10〜35メッシュの寸法のスルホン酸形PFIE
Pおよびカルボン酸形PFIEPの配合物をPd+2を用いてそれ
ぞれ0.71、0.94および0.37%のPd金属含有量になるよう
に交換した。10gのtM3Pに135℃においてN2下で、1.0gの
交換された配合物を加えた。試料を間隔をおいて採取
し、そしてペンテン酸メチル異性体に関してガスクロマ
トグラフィーにより分析した。下記の異性体分布が得ら
れた。
これらのデータは、50%だけのPFIEP[SO3H]を含有
している配合物が触媒基準で最高の活性を有するという
結果を示している。金属転化率(モルM4P/モルPd/時
間)に基づくと、この触媒は75%のPFIEP[SO3H]を含
有している配合物より4825/575(8.4)倍であった。
実施例6[溶媒媒体中でのM3PからM4Pへの異性化] 8.0gの溶媒中に2.0gのtM3Pを含んでいる溶液を窒素下
で135℃に加熱した。135℃のこの溶液に過弗素化された
スルホン酸イオン−交換重合体触媒上の1.36%Pdを1g加
えた。1分および5分後に試料を採取し、そしてガスク
ロマトグラフィーにより分析した。種々の溶媒類に関す
るM4Pの量(存在している総ペンテン酸メチル異性体の
百分率として計算)および選択率(%M4P/生成した%M2
P)を以下にまとめた。
これらの結果は、希釈剤としての極性および非−極性
の両方の溶媒類中で異性化を実施できることを示してい
る。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
1.式(A) [式中、 XはOH、NH2またはORであり、そしてRは炭素数が1〜
8のアルキルである] を有する化合物の製造方法において、少なくとも1種の
式(B) [式中、 XはOH、NH2またはORであり、そしてRは炭素数が1〜
8のアルキルである] の化合物を過弗素化された酸イオン−交換樹脂触媒と接
触させることにより式(B)の化合物を異性化すること
からなる方法。
2.過弗素化された酸イオン−交換樹脂触媒が促進剤とし
て周期律表の8族の貴金属を少なくとも+2の酸化状態
で含有している、上記1の方法。
3.貴金属がロジウム、白金またはパラジウムである、上
記2の方法。
4.式(B)を有する化合物が3−ペンテン酸メチルであ
る、上記1の方法。
5.貴金属が触媒の0.1〜4重量%の量で存在している、
上記2の方法。
6.過弗素化された酸イオン−交換樹脂触媒が過弗素化さ
れたスルホン酸重合体および過弗素化されたカルボン酸
重合体の配合物である、上記1の方法。
7.配合物が約1:1〜10:1のスルホン酸重合体対カルボン
酸重合体の重量比を有する、上記6の方法。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 231/12 9547−4H C07C 231/12 233/09 9547−4H 233/09 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(A) [式中、 XはOH、NH2またはORであり、そしてRは炭素数が1〜
    8のアルキルである] を有する化合物の製造方法において、少なくとも1種の
    式(B) [式中、 XはOH、NH2またはORであり、そしてRは炭素数が1〜
    8のアルキルである] の化合物を過弗素化された酸イオン−交換樹脂触媒と高
    温で接触させることにより式(B)の化合物を異性化す
    ることからなる方法。
JP63110662A 1987-05-11 1988-05-09 異性化による4―ペンテン酸塩の製造方法 Expired - Fee Related JP2651428B2 (ja)

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US48651 1987-05-11

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