JP2650682B2 - エンコードデータ読取り方法 - Google Patents
エンコードデータ読取り方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、券などの媒体にF2F方式(周波数変調方
式)で記録されたエンコードデータの読取り方法に関す
るものである。
式)で記録されたエンコードデータの読取り方法に関す
るものである。
従来技術とその欠点 従来は、媒体より読取ってRAMに格納したデータを単
一方向にのみ読出して解析している。ところで、F2F方
式で記録されたデータを読取る場合は、RAMに格納した
データを単位数のビット、例えば7ビットずつブロッキ
ングし、読出して解析するから、媒体の異常(折曲げ、
変形など)によるデータの一部の破壊、又は、書込み時
の不良などが原因でデータの一部に異常(ビット過剰や
ビット欠落)があると、そのデータの解析が不能なため
読取エラーとなる。一度、読取エラーが発生した後はブ
ロッキングが不正確であるので、垂直パリティチェック
が良好であっても、読取られたデータは信頼できないも
のとなる。そのため、従来は、一度読取エラーが発生す
ると、その読取エラーが発生した部分のみならず、それ
以外のデータも、それが有効か否かを問わず、全て無効
データとして廃棄していた。従来は、エラー発生時の救
済として、媒体の向きを変えて再度読取器に投入させた
りしていたが、データ自体に異常があるときは、再投入
も意味がなく、結局、データの救済にはならず、媒体及
びデータが有効に利用されない欠点があった。
一方向にのみ読出して解析している。ところで、F2F方
式で記録されたデータを読取る場合は、RAMに格納した
データを単位数のビット、例えば7ビットずつブロッキ
ングし、読出して解析するから、媒体の異常(折曲げ、
変形など)によるデータの一部の破壊、又は、書込み時
の不良などが原因でデータの一部に異常(ビット過剰や
ビット欠落)があると、そのデータの解析が不能なため
読取エラーとなる。一度、読取エラーが発生した後はブ
ロッキングが不正確であるので、垂直パリティチェック
が良好であっても、読取られたデータは信頼できないも
のとなる。そのため、従来は、一度読取エラーが発生す
ると、その読取エラーが発生した部分のみならず、それ
以外のデータも、それが有効か否かを問わず、全て無効
データとして廃棄していた。従来は、エラー発生時の救
済として、媒体の向きを変えて再度読取器に投入させた
りしていたが、データ自体に異常があるときは、再投入
も意味がなく、結局、データの救済にはならず、媒体及
びデータが有効に利用されない欠点があった。
解決しようとする技術課題 しかしながら、読取エラーが発生する直接原因の実態
は、精々、いずれか1ブロックにわずか1ビット余分に
記録されたか、1ビット欠けたかであることが大半であ
る。
は、精々、いずれか1ブロックにわずか1ビット余分に
記録されたか、1ビット欠けたかであることが大半であ
る。
この発明は上記の点に鑑み、読取エラーが発生した場
合は、その読取エラーが発生したブロックを除いたブロ
ックの正常なデータの読取り・解析を可能とし、もっ
て、媒体及びデータの有効利用と経済効率の向上を図る
ことを第一の目的とする。
合は、その読取エラーが発生したブロックを除いたブロ
ックの正常なデータの読取り・解析を可能とし、もっ
て、媒体及びデータの有効利用と経済効率の向上を図る
ことを第一の目的とする。
読取エラーが発生したブロックを除いたブロックのデ
ータが正常であっても、その正常データの中に当該媒体
の使用目的の達成に必要なデータがない場合は、その媒
体のデータを用いる意味がない。従って、この発明は、
読取エラーが発生した場合は、その読取エラーが発生し
たブロックが所定目的達成などに必要なデータが記録さ
れているブロックでない場合に、その正常データを用い
ることにより、媒体及びデータの実質的な有効利用を図
ることを第二の目的とする。
ータが正常であっても、その正常データの中に当該媒体
の使用目的の達成に必要なデータがない場合は、その媒
体のデータを用いる意味がない。従って、この発明は、
読取エラーが発生した場合は、その読取エラーが発生し
たブロックが所定目的達成などに必要なデータが記録さ
れているブロックでない場合に、その正常データを用い
ることにより、媒体及びデータの実質的な有効利用を図
ることを第二の目的とする。
課題解決手段 上記の目的を達成するため、この発明では、 a.読取ってRAMに格納したデータを、最初のブロックか
ら読出す第一指定方向で1ブロックずつ読出して解析
し、最終ブロックまでエラーが発生しなかった場合は、
RAMのデータの全部を用いる。
ら読出す第一指定方向で1ブロックずつ読出して解析
し、最終ブロックまでエラーが発生しなかった場合は、
RAMのデータの全部を用いる。
b.第一指定方向に読出したデータの解析中にエラーが発
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録すると
ともに、上記RAM内のデータを第一方向と逆の最終のブ
ロックから読出す第二指定方向で読出して解析する。
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録すると
ともに、上記RAM内のデータを第一方向と逆の最終のブ
ロックから読出す第二指定方向で読出して解析する。
c.第二指定方向に読出したデータの解析中にエラーが発
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録する。
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録する。
d.前記RAMの上記登録された両ブロック及びその間のブ
ロック以外のブロックのデータを用いる。
ロック以外のブロックのデータを用いる。
第二発明では、 a.読取ってRAMに格納したデータを、最初のブロックか
ら読出す第一指定方向で1ブロックずつ読出してデータ
を解析し、最終ブロックまでエラーが発生しなかった場
合は、RAMのデータの全部を用いる。
ら読出す第一指定方向で1ブロックずつ読出してデータ
を解析し、最終ブロックまでエラーが発生しなかった場
合は、RAMのデータの全部を用いる。
b.第一指定方向に読出したデータの解析中にエラーが発
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録すると
ともに、上記RAM内のデータを第一方向と逆の最終のブ
ロックから読出す第二指定方向で読出して解析する。
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録すると
ともに、上記RAM内のデータを第一方向と逆の最終のブ
ロックから読出す第二指定方向で読出して解析する。
c.第二指定方向に読出したデータの解析中にエラーが発
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録する。
生した場合は、エラーが発生したブロックを登録する。
d.上記登録された両ブロック及びその間のブロックが所
定データの記録範囲に含まれるか否かを判定する。
定データの記録範囲に含まれるか否かを判定する。
f.範囲に含まれない場合はRAMの上記登録された両ブロ
ック及びその間のブロック以外のブロックのデータを用
い、範囲に含まれる場合はRAMのデータを用いない。
ック及びその間のブロック以外のブロックのデータを用
い、範囲に含まれる場合はRAMのデータを用いない。
この発明の実施例 次に、この発明の実施例を図面に基いて説明する。
この発明方法を実施する装置の読取器1の券挿入口に
券MTを挿入すると、これを検知した読取器の検知器11が
出力する信号に基いて、券に記録されたエンコードデー
タが読取りヘッド12を介して読取られ、その読取られた
データは読取り回路13により増幅、周波数復調されてデ
ィジタル信号に変換され、マイクロコンピュータ2の中
央処理部21に入力される。中央処理部21はROM22に登録
されているプログラムを実行し、入力されるデータを入
力制御手段211及び書込制御手段212を介してRAM23に格
納する。そして、格納が終了すると、ブロックアドレス
(BA)設定手段213がRAMのBAを初期値に設定し、これを
読出制御手段214に出力する。これに基いて読出制御手
段214は設定されたRAMのブロックから単位数のビット、
すなわち、キャラクタビットとパリティビットからなる
1ブロック分のデータを読出してエラー検出手段215に
与える。エラー検出手段215はデータチェックとパリテ
ィチェックにより、RAMより読出した1ブロック分のデ
ータにビット過剰又は欠落によるエラー(読取エラー)
があるか否かを検定する。
券MTを挿入すると、これを検知した読取器の検知器11が
出力する信号に基いて、券に記録されたエンコードデー
タが読取りヘッド12を介して読取られ、その読取られた
データは読取り回路13により増幅、周波数復調されてデ
ィジタル信号に変換され、マイクロコンピュータ2の中
央処理部21に入力される。中央処理部21はROM22に登録
されているプログラムを実行し、入力されるデータを入
力制御手段211及び書込制御手段212を介してRAM23に格
納する。そして、格納が終了すると、ブロックアドレス
(BA)設定手段213がRAMのBAを初期値に設定し、これを
読出制御手段214に出力する。これに基いて読出制御手
段214は設定されたRAMのブロックから単位数のビット、
すなわち、キャラクタビットとパリティビットからなる
1ブロック分のデータを読出してエラー検出手段215に
与える。エラー検出手段215はデータチェックとパリテ
ィチェックにより、RAMより読出した1ブロック分のデ
ータにビット過剰又は欠落によるエラー(読取エラー)
があるか否かを検定する。
RAM23内の1ブロックのデータに読取エラーがない場
合は、その旨の信号s1をBA監視手段216に与える。BA監
視手段216はs1の入力によりBAが最終値であるか否かを
常時監視し、最終値でない場合は、信号s2をBA設定手段
213に与える。BA設定手段はs2の入力に基いてBAに“1"
を加算してBAを更新する。引き続き、読出制御手段214
に更新してBAを入力して、RAMの次のブロックのデータ
を読出してエラー検出手段215に与え、同様の検定を行
う。こうして、1ブロックのデータについてエラー検定
が終了するたびにBAに“1"が加算されてRAM23が第一指
定方向に、すなわち、最初のブロックから順次読出され
る。
合は、その旨の信号s1をBA監視手段216に与える。BA監
視手段216はs1の入力によりBAが最終値であるか否かを
常時監視し、最終値でない場合は、信号s2をBA設定手段
213に与える。BA設定手段はs2の入力に基いてBAに“1"
を加算してBAを更新する。引き続き、読出制御手段214
に更新してBAを入力して、RAMの次のブロックのデータ
を読出してエラー検出手段215に与え、同様の検定を行
う。こうして、1ブロックのデータについてエラー検定
が終了するたびにBAに“1"が加算されてRAM23が第一指
定方向に、すなわち、最初のブロックから順次読出され
る。
そして、全部のブロックについて読取エラー発生なし
に検定が終了して、BAが最終値になった場合は、BA監視
手段216がその旨の信号s3をBA設定手段に与えるので、B
A設定手段はRAMの全ブロックのBAを指定するため、読出
制御手段214を介してRAM内の全データがデータ処理手段
24に演算又は転送のために与えられる。
に検定が終了して、BAが最終値になった場合は、BA監視
手段216がその旨の信号s3をBA設定手段に与えるので、B
A設定手段はRAMの全ブロックのBAを指定するため、読出
制御手段214を介してRAM内の全データがデータ処理手段
24に演算又は転送のために与えられる。
これに対して、第一指定方向の読出しにおいて、読取
エラーがあった場合は、エラー検出手段215からのその
旨の信号s4に基いて、読取エラーが発生したブロックの
BA(Bf)が登録手段217に登録され、また、同信号s4に
よりBA設定手段213はBAを最終値に設定して、これを読
出制御手段214に与えるので、読出制御手段はRAMの最終
のブロックから、すなわち、先の第一指定方向と逆の方
向からRAM内のデータを1ブロック読出してエラー検出
手段215に与え、前述と同様のデータ検定を行う。この
検定においても読取エラーがない場合は、エラー検出手
段215は出力信号s1をBA監視手段216に与える。第一指定
方向の読出においてエラー検出信号s4を与えられたBA監
視手段216は今度はBAが初期値であるか否かを監視して
おり、初期値でない場合は、その旨の信号s2をBA設定手
段213に与える。これに基いてBA設定手段はBAを“1"を
減じて更新し、これを読出制御手段214に与える。こう
して、第二指定方向の読出においてあるブロックのデー
タにエラーが検出された場合は、前述と同様にエラー検
出信号s4に基いてそのエラーが発生したブロックのBA
(Bb)が登録手段217に登録される。また、二度目のエ
ラー検出信号s4を受けたエラー発生回数カウンタ218はB
A設定手段213に信号を入力するので、BA設定手段は登録
手段217に登録された両ブロック及びその間のブロック
のBA(Bf〜Bb)を除いたブロックのBAを設定して読出制
御手段214に与える。従って、RAM内のデータのうち、読
取りエラーが無かったデータのみが読出されてデータ処
理手段24に与えられる。
エラーがあった場合は、エラー検出手段215からのその
旨の信号s4に基いて、読取エラーが発生したブロックの
BA(Bf)が登録手段217に登録され、また、同信号s4に
よりBA設定手段213はBAを最終値に設定して、これを読
出制御手段214に与えるので、読出制御手段はRAMの最終
のブロックから、すなわち、先の第一指定方向と逆の方
向からRAM内のデータを1ブロック読出してエラー検出
手段215に与え、前述と同様のデータ検定を行う。この
検定においても読取エラーがない場合は、エラー検出手
段215は出力信号s1をBA監視手段216に与える。第一指定
方向の読出においてエラー検出信号s4を与えられたBA監
視手段216は今度はBAが初期値であるか否かを監視して
おり、初期値でない場合は、その旨の信号s2をBA設定手
段213に与える。これに基いてBA設定手段はBAを“1"を
減じて更新し、これを読出制御手段214に与える。こう
して、第二指定方向の読出においてあるブロックのデー
タにエラーが検出された場合は、前述と同様にエラー検
出信号s4に基いてそのエラーが発生したブロックのBA
(Bb)が登録手段217に登録される。また、二度目のエ
ラー検出信号s4を受けたエラー発生回数カウンタ218はB
A設定手段213に信号を入力するので、BA設定手段は登録
手段217に登録された両ブロック及びその間のブロック
のBA(Bf〜Bb)を除いたブロックのBAを設定して読出制
御手段214に与える。従って、RAM内のデータのうち、読
取りエラーが無かったデータのみが読出されてデータ処
理手段24に与えられる。
上述のように、第一発明では、上記の両方向の読出し
においてそれぞれエラー登録されたブロック以外のブロ
ックのデータがデータ処理手段24に与えられて、所定の
目的のために処理される。
においてそれぞれエラー登録されたブロック以外のブロ
ックのデータがデータ処理手段24に与えられて、所定の
目的のために処理される。
第二発明では、登録手段217に登録された二つのエラ
ーが発生したブロックのBA及びその間のBA(Bf〜Bb)
が、当該システムにおいて絶対必要なデータを記録する
ブロックとしてROM22に予め登録してある記録範囲、す
なわち、BAに該当するか否かを、照合手段219によりROM
より読出したBAと登録手段217に登録されたBAとの比較
により調べ、該当しない場合は、両方向の読出しにおい
てそれぞれエラー登録されたブロック及びその間のブロ
ック以外のブロックのデータを利用し、該当する場合
は、RAM内のデータを廃棄して利用しないようにしてあ
る。
ーが発生したブロックのBA及びその間のBA(Bf〜Bb)
が、当該システムにおいて絶対必要なデータを記録する
ブロックとしてROM22に予め登録してある記録範囲、す
なわち、BAに該当するか否かを、照合手段219によりROM
より読出したBAと登録手段217に登録されたBAとの比較
により調べ、該当しない場合は、両方向の読出しにおい
てそれぞれエラー登録されたブロック及びその間のブロ
ック以外のブロックのデータを利用し、該当する場合
は、RAM内のデータを廃棄して利用しないようにしてあ
る。
上記の実施例では、エラーが検出された場合はそのエ
ラーが発生したブロックのBAを登録し、そのBA及びその
間のBA以外のBAに基いてRAMから正常データを読出すよ
うにしたが、エラーが検出されなかったブロックのBAを
登録し、エラーが検出された場合に、登録されたBAに基
いてRAMから正常データを読出すようにしても結果は同
一である。
ラーが発生したブロックのBAを登録し、そのBA及びその
間のBA以外のBAに基いてRAMから正常データを読出すよ
うにしたが、エラーが検出されなかったブロックのBAを
登録し、エラーが検出された場合に、登録されたBAに基
いてRAMから正常データを読出すようにしても結果は同
一である。
この発明の効果 本発明に係るエンコードデータ読取り方法は、読取っ
てRAMに格納したデータを、最初のブロックから読出す
第一指定方向で1ブロックずつ読出して解析し、最終の
ブロックまでエラーが発生しなかった場合は、RAMのデ
ータの全部を用い、第一指定方向に読出したデータの解
析中にエラーが発生した場合は、エラーが発生したブロ
ックを登録するとともに、上記RAM内のデータを第一方
向と逆の最終のブロックから読出す第二指定方向で読出
して解析し、第二指定方向に読出したデータの解析中に
エラーが発生した場合は、エラーが発生したブロックを
登録して、前記RAMの上記登録された両ブロック及びそ
の間のブロック以外のブロックのデータを用いる用にし
ているので、読取エラーが発生した場合でも、その媒体
を無効とすることなく、正常なデータを救済することが
でき、媒体及びデータの有効利用と経済効率の向上を実
現することができる。
てRAMに格納したデータを、最初のブロックから読出す
第一指定方向で1ブロックずつ読出して解析し、最終の
ブロックまでエラーが発生しなかった場合は、RAMのデ
ータの全部を用い、第一指定方向に読出したデータの解
析中にエラーが発生した場合は、エラーが発生したブロ
ックを登録するとともに、上記RAM内のデータを第一方
向と逆の最終のブロックから読出す第二指定方向で読出
して解析し、第二指定方向に読出したデータの解析中に
エラーが発生した場合は、エラーが発生したブロックを
登録して、前記RAMの上記登録された両ブロック及びそ
の間のブロック以外のブロックのデータを用いる用にし
ているので、読取エラーが発生した場合でも、その媒体
を無効とすることなく、正常なデータを救済することが
でき、媒体及びデータの有効利用と経済効率の向上を実
現することができる。
また、本発明に係るエンコードデータ読取り方法は、
読取ってRAMに格納したデータを、最初のブロックから
読出す第一指定方向で1ブロックずつ読出してデータを
解析し、最終のブロックまでエラーが発生しなかった場
合は、RAMのデータの全部を用い、第一指定方向に読出
したデータの解析中にエラーが発生した場合は、エラー
が発生したブロックを登録するとともに、上記RAM内の
データを第一方向と逆の最終のブロックから読出す第二
指定方向で読出して解析し、第二指定方向に読出したデ
ータの解析中にエラーが発生した場合は、エラーが発生
したブロックを登録し、上記登録された両ブロック及び
その間のブロックが所定データの記録範囲に含まれるか
否かを判定し、範囲に含まれない場合はRAMの上記登録
された両ブロック及びその間のブロック以外のブロック
のデータを用い、範囲に含まれる場合はRAMのデータを
用いないようにしたので、読取エラーが発生しても、そ
の読取エラーが発生したブロックを除いたブロックに目
的達成などに必要な所要の正常データがある場合は、そ
のデータを利用して処理を遂行することができ、媒体及
びデータの実質的な有効利用を図ることが可能である。
読取ってRAMに格納したデータを、最初のブロックから
読出す第一指定方向で1ブロックずつ読出してデータを
解析し、最終のブロックまでエラーが発生しなかった場
合は、RAMのデータの全部を用い、第一指定方向に読出
したデータの解析中にエラーが発生した場合は、エラー
が発生したブロックを登録するとともに、上記RAM内の
データを第一方向と逆の最終のブロックから読出す第二
指定方向で読出して解析し、第二指定方向に読出したデ
ータの解析中にエラーが発生した場合は、エラーが発生
したブロックを登録し、上記登録された両ブロック及び
その間のブロックが所定データの記録範囲に含まれるか
否かを判定し、範囲に含まれない場合はRAMの上記登録
された両ブロック及びその間のブロック以外のブロック
のデータを用い、範囲に含まれる場合はRAMのデータを
用いないようにしたので、読取エラーが発生しても、そ
の読取エラーが発生したブロックを除いたブロックに目
的達成などに必要な所要の正常データがある場合は、そ
のデータを利用して処理を遂行することができ、媒体及
びデータの実質的な有効利用を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】 図面は、この発明の一実施例を示すものであり、第1図
は第一発明の方法の動作内容及び順序を説明するフロー
チャート、第2図は同方法を実施する装置の概略的構成
を示すブロック図、第3図はマイクロコンピュータの中
央処理部の機能をブロックで表現したブロック図であ
る。 第4図は第二発明の方法の動作の内容と順序を示すフロ
ーチャートである。
は第一発明の方法の動作内容及び順序を説明するフロー
チャート、第2図は同方法を実施する装置の概略的構成
を示すブロック図、第3図はマイクロコンピュータの中
央処理部の機能をブロックで表現したブロック図であ
る。 第4図は第二発明の方法の動作の内容と順序を示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−203211(JP,A) 特開 昭56−7216(JP,A) 特開 昭62−287472(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】(イ)読取ってRAMに格納したデータを、
最初のブロックから読出す第一指定方向で1ブロックず
つ読出して解析し、最終のブロックまでエラーが発生し
なかった場合は、RAMのデータの全部を用い、 (ロ)第一指定方向に読出したデータの解析中にエラー
が発生した場合は、エラーが発生したブロックを登録す
るとともに、上記RAM内のデータを第一方向と逆の最終
のブロックから読出す第二指定方向で読出して解析し、 第二指定方向に読出したデータの解析中にエラーが発生
した場合は、エラーが発生したブロックを登録して、 前記RAMの上記登録された両ブロック及びその間のブロ
ック以外のブロックのデータを用いること、 を特徴とするエンコードデータ読取り方法。 - 【請求項2】(イ)読取ってRAMに格納したデータを、
最初のブロックから読出す第一指定方向で1ブロックず
つ読出してデータを解析し、最終のブロックまでエラー
が発生しなかった場合は、RAMのデータの全部を用い、 (ロ)第一指定方向に読出したデータの解析中にエラー
が発生した場合は、エラーが発生したブロックを登録す
るとともに、上記RAM内のデータを第一方向と逆の最終
のブロックから読出す第二指定方向で読出して解析し、 第二指定方向に読出したデータの解析中にエラーが発生
した場合は、エラーが発生したブロックを登録し、 上記登録された両ブロック及びその間のブロックが所定
データの記録範囲に含まれるか否かを判定し、範囲に含
まれない場合はRAMの上記登録された両ブロック及びそ
の間のブロック以外のブロックのデータを用い、範囲に
含まれる場合はRAMのデータを用いないこと、 を特徴とするエンコードデータ読取り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18457187A JP2650682B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | エンコードデータ読取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18457187A JP2650682B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | エンコードデータ読取り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6427081A JPS6427081A (en) | 1989-01-30 |
JP2650682B2 true JP2650682B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16155535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18457187A Expired - Fee Related JP2650682B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | エンコードデータ読取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2723934B2 (ja) * | 1988-11-05 | 1998-03-09 | オリンパス光学工業株式会社 | カード状記録媒体の情報再生方法 |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP18457187A patent/JP2650682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6427081A (en) | 1989-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |