JP2650023B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2650023B2 JP2650023B2 JP7161600A JP16160095A JP2650023B2 JP 2650023 B2 JP2650023 B2 JP 2650023B2 JP 7161600 A JP7161600 A JP 7161600A JP 16160095 A JP16160095 A JP 16160095A JP 2650023 B2 JP2650023 B2 JP 2650023B2
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- Japan
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- control device
- display
- microcomputer
- data
- game machine
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の制御装置を有
する弾球遊技機に関するものである。
する弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ機等の弾球遊技
機は、マイクロコンピュータを備える制御装置によって
センター役物に設けた継続スイッチや10カウントスイ
ッチ、始動口スイッチ、駆動ソレノイド、或は効果音、
表示灯及び表示装置で表示する表示態様を制御してい
る。
機は、マイクロコンピュータを備える制御装置によって
センター役物に設けた継続スイッチや10カウントスイ
ッチ、始動口スイッチ、駆動ソレノイド、或は効果音、
表示灯及び表示装置で表示する表示態様を制御してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の制御
装置では、一つのマイクロコンピュータを備える制御装
置によって弾球遊技機全般に亙る制御を行わなければな
らず、マイクロコンピュータの処理能力の限界に近付い
ており、複雑な表示態様の表示や高速な処理を実行でき
ない現状にあった。
装置では、一つのマイクロコンピュータを備える制御装
置によって弾球遊技機全般に亙る制御を行わなければな
らず、マイクロコンピュータの処理能力の限界に近付い
ており、複雑な表示態様の表示や高速な処理を実行でき
ない現状にあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みてな
されたもので、請求項1に記載した発明は、プログラム
を記憶したROMを備えてマイクロコンピュータによっ
て制御される弾球遊技機において、遊技盤の制御をおこ
なう第1のマイクロコンピュータを内蔵する第1の制御
装置を設けると共に、前記第1の制御装置に対して従属
的に動作する第2のマイクロコンピュータを内蔵する第
2の制御装置を設け、かつ前記第1の制御装置から前記
第2の制御装置に向けて単一方向にのみデータが送られ
ることを特徴とする。
されたもので、請求項1に記載した発明は、プログラム
を記憶したROMを備えてマイクロコンピュータによっ
て制御される弾球遊技機において、遊技盤の制御をおこ
なう第1のマイクロコンピュータを内蔵する第1の制御
装置を設けると共に、前記第1の制御装置に対して従属
的に動作する第2のマイクロコンピュータを内蔵する第
2の制御装置を設け、かつ前記第1の制御装置から前記
第2の制御装置に向けて単一方向にのみデータが送られ
ることを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載した発明は、プログ
ラムを記憶したROMを備えてマイクロコンピュータに
よって制御される弾球遊技機において、遊技盤の制御を
おこなう第1のマイクロコンピュータを内蔵する第1の
制御装置を設けると共に、前記第1の制御装置に対して
従属的に動作する第2のマイクロコンピュータを内蔵す
る第2の制御装置を設け、かつ第1の制御装置から第2
の制御装置にデータを送出するための信号線のビット数
に応じて第1の制御装置により分割されたデータが前記
信号線を通して第2の制御装置へ向けて単一方向にのみ
時分割的に送られることを特徴とする。
ラムを記憶したROMを備えてマイクロコンピュータに
よって制御される弾球遊技機において、遊技盤の制御を
おこなう第1のマイクロコンピュータを内蔵する第1の
制御装置を設けると共に、前記第1の制御装置に対して
従属的に動作する第2のマイクロコンピュータを内蔵す
る第2の制御装置を設け、かつ第1の制御装置から第2
の制御装置にデータを送出するための信号線のビット数
に応じて第1の制御装置により分割されたデータが前記
信号線を通して第2の制御装置へ向けて単一方向にのみ
時分割的に送られることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】かかる本発明における弾球遊技機は、第1の制
御装置における第1のマイクロコンピュータの負担を軽
減させることができ、しかも、表示装置等に設けられた
第2の制御装置の処理速度を高速化することが可能であ
ると共に、第1の制御装置と第2の制御装置との間の配
線を簡略化することができる。また、第1の制御装置か
ら第2の制御装置に向けて単一方向にのみデータが送ら
れるので、第2の制御装置に内蔵された第2のマイクロ
コンピュータのメモリ(ROM)の内容を書き換えた
り、第2の制御装置に誤動作を引き起こす信号発生回路
等を付加したりして、不正に大当たりを発生させたり、
大当たりの確率を操作することが不可能になる。
御装置における第1のマイクロコンピュータの負担を軽
減させることができ、しかも、表示装置等に設けられた
第2の制御装置の処理速度を高速化することが可能であ
ると共に、第1の制御装置と第2の制御装置との間の配
線を簡略化することができる。また、第1の制御装置か
ら第2の制御装置に向けて単一方向にのみデータが送ら
れるので、第2の制御装置に内蔵された第2のマイクロ
コンピュータのメモリ(ROM)の内容を書き換えた
り、第2の制御装置に誤動作を引き起こす信号発生回路
等を付加したりして、不正に大当たりを発生させたり、
大当たりの確率を操作することが不可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。この実施例では、弾球遊技機の一例としてパチンコ
機について説明する。この実施例において、パチンコ機
15における第1の制御装置としては制御装置16が相
当し、第1のマイクロコンピュータとしては前記制御装
置16に内蔵されたメインマイクロコンピュータ(メイ
ンMCU)17が相当する。また、第2の制御装置とし
ては表示装置1における表示処理部6が相当し、第2の
マイクロコンピュータとしては前記表示処理部6に内蔵
されたサブマイクロコンピュータ(サブMCU)5が相
当する。この実施例における表示装置1は、第1基板2
と第2基板3とを有し、第1基板2の前面には表示基板
4を添設し、第2基板3にはサブMCU5を有する表示
処理部6を形成する。
る。この実施例では、弾球遊技機の一例としてパチンコ
機について説明する。この実施例において、パチンコ機
15における第1の制御装置としては制御装置16が相
当し、第1のマイクロコンピュータとしては前記制御装
置16に内蔵されたメインマイクロコンピュータ(メイ
ンMCU)17が相当する。また、第2の制御装置とし
ては表示装置1における表示処理部6が相当し、第2の
マイクロコンピュータとしては前記表示処理部6に内蔵
されたサブマイクロコンピュータ(サブMCU)5が相
当する。この実施例における表示装置1は、第1基板2
と第2基板3とを有し、第1基板2の前面には表示基板
4を添設し、第2基板3にはサブMCU5を有する表示
処理部6を形成する。
【0009】第1基板2の前後表面にはプリント配線を
適宜施すと共に、後面にはトランジスタ、抵抗などのチ
ップ素子7…を配設して電気回路(主としてドライブ回
路)を形成し、周縁部には例えば雄型コネクタ8を配置
する。
適宜施すと共に、後面にはトランジスタ、抵抗などのチ
ップ素子7…を配設して電気回路(主としてドライブ回
路)を形成し、周縁部には例えば雄型コネクタ8を配置
する。
【0010】表示基板4は、例えば20×20mm程度
の基板であって、この表示基板4の表面に縦横10×1
0個のレンズ部を備えない裸のLED素子9を配列す
る。尚、図1の実施例では表示基板4の前面に透光性の
あるカバー部材10を被着している。また、このカバー
部材10に着色することもできる。
の基板であって、この表示基板4の表面に縦横10×1
0個のレンズ部を備えない裸のLED素子9を配列す
る。尚、図1の実施例では表示基板4の前面に透光性の
あるカバー部材10を被着している。また、このカバー
部材10に着色することもできる。
【0011】一方、第2基板3の前後面にはチップ素子
7及びサブMCU5や水晶発振子11などを配設して電
気回路を形成し、周縁には雌型コネクタ12を配置し、
この雌型コネクタ12と前記第1基板2の雄型コンネク
タ8とを接続する。尚、図面の実施例によれば、第1基
板2と第2基板3とを背中合せに両コネクタ8、12を
接合し、支柱13を介して固定するようになっている
が、ケーブルを介して接続するようにしてもよい。
7及びサブMCU5や水晶発振子11などを配設して電
気回路を形成し、周縁には雌型コネクタ12を配置し、
この雌型コネクタ12と前記第1基板2の雄型コンネク
タ8とを接続する。尚、図面の実施例によれば、第1基
板2と第2基板3とを背中合せに両コネクタ8、12を
接合し、支柱13を介して固定するようになっている
が、ケーブルを介して接続するようにしてもよい。
【0012】また、第2基板3の一縁には外部接続端子
14を設けて、この外部接続端子14を介してパチンコ
機15の制御装置16に接続可能とする。
14を設けて、この外部接続端子14を介してパチンコ
機15の制御装置16に接続可能とする。
【0013】上記のような表示装置1は、表示処理部6
を含めて例えば90×45×25mm以内に構成でき、
一つの表示基板4について10×10ドットの図柄表示
が可能である。
を含めて例えば90×45×25mm以内に構成でき、
一つの表示基板4について10×10ドットの図柄表示
が可能である。
【0014】この実施例において、表示装置1には第2
の制御装置としてサブMCU5を有する表示処理部6を
設け、例えば図4のブロック図に示すようにメインMC
U17を中心にして、PROM、入出力装置、及びリセ
ット回路等で構成される第1の制御装置としての制御装
置16から従属的に制御される。そして、この実施例で
はサブMCU5を有する表示処理部6を設けたことによ
って、制御装置16のメインMCU17の負担を軽減さ
せると共に、配線接続を極めて簡単にしている。即ち、
第1のマイクロコンピュータであるメインMCU17に
はセンター役物18などに設けた継続スイッチ19、1
0カウントスイッチ20、始動口スイッチ21、駆動ソ
レノイド22、あるいは電子音発生回路23、ランプ表
示器24などの制御を受け持たせる一方、表示装置1が
内蔵する表示処理部6に設けた第2のマイクロコンピュ
ータであるサブMCU5には制御装置16から受信する
データ及びリセット信号に基づいて、表示基板4に配列
した各LED素子9の制御を受け持たせて、表示装置1
に所定の図柄、文字などの表示態様を表示させるのであ
る。一方、第1の制御装置である制御装置16から第2
の制御装置としての表示処理部6に向けて単一方向にの
みデータが送られるので、表示処理部6に内蔵された第
2のマイクロコンピュータであるサブMCU5のメモリ
(ROM)の内容を書き換えたり、表示処理部6に誤動
作を引き起こす信号発生回路等を付加したりして、不正
に大当たりを発生させたり、大当たりの確率を操作する
ことを事実上不可能にしている。
の制御装置としてサブMCU5を有する表示処理部6を
設け、例えば図4のブロック図に示すようにメインMC
U17を中心にして、PROM、入出力装置、及びリセ
ット回路等で構成される第1の制御装置としての制御装
置16から従属的に制御される。そして、この実施例で
はサブMCU5を有する表示処理部6を設けたことによ
って、制御装置16のメインMCU17の負担を軽減さ
せると共に、配線接続を極めて簡単にしている。即ち、
第1のマイクロコンピュータであるメインMCU17に
はセンター役物18などに設けた継続スイッチ19、1
0カウントスイッチ20、始動口スイッチ21、駆動ソ
レノイド22、あるいは電子音発生回路23、ランプ表
示器24などの制御を受け持たせる一方、表示装置1が
内蔵する表示処理部6に設けた第2のマイクロコンピュ
ータであるサブMCU5には制御装置16から受信する
データ及びリセット信号に基づいて、表示基板4に配列
した各LED素子9の制御を受け持たせて、表示装置1
に所定の図柄、文字などの表示態様を表示させるのであ
る。一方、第1の制御装置である制御装置16から第2
の制御装置としての表示処理部6に向けて単一方向にの
みデータが送られるので、表示処理部6に内蔵された第
2のマイクロコンピュータであるサブMCU5のメモリ
(ROM)の内容を書き換えたり、表示処理部6に誤動
作を引き起こす信号発生回路等を付加したりして、不正
に大当たりを発生させたり、大当たりの確率を操作する
ことを事実上不可能にしている。
【0015】また、この実施例では、ノイズによる暴走
を防ぐためにリアルタイムリセット方式を採用し、表示
処理部6はタイマ回路を省略して制御装置16からリセ
ット信号を受け取り、かつ、メインMCU17において
データ信号線のビット数に応じて8ビットデータを上下
4ビットデータに変換し、制御装置16から表示処理部
6へ向けてこの上下4ビットデータを時分割的に転送し
ている。従って、この実施例によれば、データ信号線4
本、電源コード2本、リセット信号線1本、割込信号線
1本、制御信号線(4ビットデータの上下、明暗、桁選
択)3本の計11本の配線で足りるが、従来のようにメ
インMCU17に全ての制御を担わせる場合には少なく
とも40本の配線が必要である。また、表示装置1の各
LED素子9をメインMCU17で制御する場合には処
理時間が長くなって表示がチラ付き、見難いものになっ
てしまう。
を防ぐためにリアルタイムリセット方式を採用し、表示
処理部6はタイマ回路を省略して制御装置16からリセ
ット信号を受け取り、かつ、メインMCU17において
データ信号線のビット数に応じて8ビットデータを上下
4ビットデータに変換し、制御装置16から表示処理部
6へ向けてこの上下4ビットデータを時分割的に転送し
ている。従って、この実施例によれば、データ信号線4
本、電源コード2本、リセット信号線1本、割込信号線
1本、制御信号線(4ビットデータの上下、明暗、桁選
択)3本の計11本の配線で足りるが、従来のようにメ
インMCU17に全ての制御を担わせる場合には少なく
とも40本の配線が必要である。また、表示装置1の各
LED素子9をメインMCU17で制御する場合には処
理時間が長くなって表示がチラ付き、見難いものになっ
てしまう。
【0016】そして、表示装置1に内蔵した表示処理部
6では図5のフローチャートに示すように、I/Oポー
トを初期化し、リセット信号をパワーオンによるリセッ
トか割込によるリセットかを判定し、RAM(ラム)を
初期化し、割込信号であるノンマスカブルインタラプト
(NMI)によって入力された上下4ビットデータを8
ビットデータに変換し、フリーランニングカウンタをリ
セットし、上記8ビットデータを図柄データに変換し
て、各ポートに明暗情報として出力し、各表示基板4の
LED行をスキャンするためのデータを更新し、例えば
横行を10回スキャンし、フリーランニングカウンタが
819より大きい時はジャンプさせて1回の発光時間を
819μSとする。一方、NMIによって実行される割
込処理では入力された上下4ビットデータを夫々対応す
るメモリに格納して復帰する。
6では図5のフローチャートに示すように、I/Oポー
トを初期化し、リセット信号をパワーオンによるリセッ
トか割込によるリセットかを判定し、RAM(ラム)を
初期化し、割込信号であるノンマスカブルインタラプト
(NMI)によって入力された上下4ビットデータを8
ビットデータに変換し、フリーランニングカウンタをリ
セットし、上記8ビットデータを図柄データに変換し
て、各ポートに明暗情報として出力し、各表示基板4の
LED行をスキャンするためのデータを更新し、例えば
横行を10回スキャンし、フリーランニングカウンタが
819より大きい時はジャンプさせて1回の発光時間を
819μSとする。一方、NMIによって実行される割
込処理では入力された上下4ビットデータを夫々対応す
るメモリに格納して復帰する。
【0017】尚、LEDスキャン処理を上の行から順番
に行なわず、例えば、上段から1−3−5−7−9−2
−4−6−8−10と交互に表示すれば、遊技者の目の
残像現象により全体の図柄が見易くなる。
に行なわず、例えば、上段から1−3−5−7−9−2
−4−6−8−10と交互に表示すれば、遊技者の目の
残像現象により全体の図柄が見易くなる。
【0018】図6ないし図7は上記のような表示装置を
組み込んだセンター役物18の一例である。
組み込んだセンター役物18の一例である。
【0019】センター役物18は、取付板25の中程に
横に並ぶ3つの表示窓26を有し、各表示窓26には前
記表示基板4が臨む。表示窓26と表示基板4との間に
は、表示基板4側を縮径させた遮蔽板27を上記取付板
25から連続して設ける。尚、上記センター役物18の
表示窓26の上側には、天入賞口28及び天下入賞口2
9を設け、該天入賞口28及び天下入賞口29の前面に
透光性のある化粧板30を添設し、該化粧板30の裏側
にはランプ基板31に取付けたランプ32を臨ませる。
また、上記各入賞口28、29には球通路33、34を
夫々連設する。
横に並ぶ3つの表示窓26を有し、各表示窓26には前
記表示基板4が臨む。表示窓26と表示基板4との間に
は、表示基板4側を縮径させた遮蔽板27を上記取付板
25から連続して設ける。尚、上記センター役物18の
表示窓26の上側には、天入賞口28及び天下入賞口2
9を設け、該天入賞口28及び天下入賞口29の前面に
透光性のある化粧板30を添設し、該化粧板30の裏側
にはランプ基板31に取付けたランプ32を臨ませる。
また、上記各入賞口28、29には球通路33、34を
夫々連設する。
【0020】表示窓26の下側には、発光ダイオードか
らなる10カウント表示部35、継続球表示部36、記
憶個数表示部37を設ける。
らなる10カウント表示部35、継続球表示部36、記
憶個数表示部37を設ける。
【0021】上記のようなセンター役物18を配設した
パチンコ機15における遊技の一例は、遊技者が発射装
置38で弾発した打球が遊技盤15′に設けた始動口3
9に入賞し、始動口スイッチ21をオンして特別遊技が
開始し、センター役物18で表示する図柄が高速で変換
し、遊技者がタッチスイッチ40を操作して変換を停止
したときの図柄の組み合せにより大入賞口41を開放す
る。このように、特別遊技の表示にこの実施例のような
サブMCU5を搭載した表示処理部6を備えた表示装置
1を使用すれば、制御装置16に設けられたメインMC
U17の負担が軽減されて高速処理が可能になり、従来
の表示器に比べきめ細かな表示が可能になると共に配線
処理や表示素子の制御が簡単になる。
パチンコ機15における遊技の一例は、遊技者が発射装
置38で弾発した打球が遊技盤15′に設けた始動口3
9に入賞し、始動口スイッチ21をオンして特別遊技が
開始し、センター役物18で表示する図柄が高速で変換
し、遊技者がタッチスイッチ40を操作して変換を停止
したときの図柄の組み合せにより大入賞口41を開放す
る。このように、特別遊技の表示にこの実施例のような
サブMCU5を搭載した表示処理部6を備えた表示装置
1を使用すれば、制御装置16に設けられたメインMC
U17の負担が軽減されて高速処理が可能になり、従来
の表示器に比べきめ細かな表示が可能になると共に配線
処理や表示素子の制御が簡単になる。
【0022】また、この実施例によれば、表示素子をサ
ブMCU5を搭載した表示処理部6で制御することによ
って、表示装置が表示する図柄を流動的に表示すること
が可能になり、従来にない新鮮な表示が実現できる。
ブMCU5を搭載した表示処理部6で制御することによ
って、表示装置が表示する図柄を流動的に表示すること
が可能になり、従来にない新鮮な表示が実現できる。
【0023】以上、本発明を図示の実施例について説明
したが、本発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り
適宜に実施できる。例えば、実施例では、第2の制御装
置として表示装置の表示処理部について説明したが、そ
れ以外にも、マイクロコンピュータの負荷を分散させた
い場合には、マイクロコンピュータを搭載した制御装置
による制御を適宜実施できる。また、第2の制御装置
は、一つだけではなく、複数存在してもよく、更には、
第2の制御装置に対して従属的に動作する制御装置を設
けてもよい。
したが、本発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り
適宜に実施できる。例えば、実施例では、第2の制御装
置として表示装置の表示処理部について説明したが、そ
れ以外にも、マイクロコンピュータの負荷を分散させた
い場合には、マイクロコンピュータを搭載した制御装置
による制御を適宜実施できる。また、第2の制御装置
は、一つだけではなく、複数存在してもよく、更には、
第2の制御装置に対して従属的に動作する制御装置を設
けてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、弾球遊技機の第1の制
御装置における第1のマイクロコンピュータの負担を軽
減させることができ、しかも、表示装置等における第2
の制御装置の処理速度を高速化することが可能である。
また、第1の制御装置と第2の制御装置との間の配線を
簡略化することができ、これにより、第2のマイクロコ
ンピュータを搭載した制御装置を第1のマイクロコンピ
ュータを搭載した制御装置から独立したユニットとして
構成することが可能になって、組立作業、保守点検作業
等が容易となる。更に、第1の制御装置から第2の制御
装置に向けて単一方向にのみデータが送られるので、第
2の制御装置に内蔵された第2のマイクロコンピュータ
のメモリ(ROM)の内容を書き換えたり、第2の制御
装置に誤動作を引き起こす信号発生回路等を付加したり
して、不正に大当たりを発生させたり、大当たりの確率
を操作することが不可能になる等、商品価値の高い弾球
遊技機を提供することができる。
御装置における第1のマイクロコンピュータの負担を軽
減させることができ、しかも、表示装置等における第2
の制御装置の処理速度を高速化することが可能である。
また、第1の制御装置と第2の制御装置との間の配線を
簡略化することができ、これにより、第2のマイクロコ
ンピュータを搭載した制御装置を第1のマイクロコンピ
ュータを搭載した制御装置から独立したユニットとして
構成することが可能になって、組立作業、保守点検作業
等が容易となる。更に、第1の制御装置から第2の制御
装置に向けて単一方向にのみデータが送られるので、第
2の制御装置に内蔵された第2のマイクロコンピュータ
のメモリ(ROM)の内容を書き換えたり、第2の制御
装置に誤動作を引き起こす信号発生回路等を付加したり
して、不正に大当たりを発生させたり、大当たりの確率
を操作することが不可能になる等、商品価値の高い弾球
遊技機を提供することができる。
【図1】前面側から見た表示装置の分解斜視図である。
【図2】後面側から見た表示装置の分解斜視図である。
【図3】表示装置に設けた回路のブロック図である。
【図4】制御装置のブロック図である。
【図5】表示処理部におけるフローチャートである。
【図6】表示装置を設けたセンター役物の正面図であ
る。
る。
【図7】表示装置を設けたセンター役物の縦断面図であ
る。
る。
【図8】表示装置を設けたセンター役物を配設した遊技
盤の正面図である。
盤の正面図である。
【図9】パチンコ機の背面図である。
1 表示装置 5 サブMCU 6 表示処理部 15 パチンコ機 16 制御装置 17 メインMCU
Claims (2)
- 【請求項1】 プログラムを記憶したROMを備えてマ
イクロコンピュータによって制御される弾球遊技機にお
いて、 遊技盤の制御をおこなう第1のマイクロコンピュータを
内蔵する第1の制御装置を設けると共に、前記第1の制
御装置に対して従属的に動作する第2のマイクロコンピ
ュータを内蔵する第2の制御装置を設け、かつ前記第1
の制御装置から前記第2の制御装置に向けて単一方向に
のみデータが送られることを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 プログラムを記憶したROMを備えてマ
イクロコンピュータによって制御される弾球遊技機にお
いて、 遊技盤の制御をおこなう第1のマイクロコンピュータを
内蔵する第1の制御装置を設けると共に、前記第1の制
御装置に対して従属的に動作する第2のマイクロコンピ
ュータを内蔵する第2の制御装置を設け、かつ第1の制
御装置から第2の制御装置にデータを送出するための信
号線のビット数に応じて第1の制御装置により分割され
たデータが前記信号線を通して第2の制御装置へ向けて
単一方向にのみ時分割的に送られることを特徴とする弾
球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7161600A JP2650023B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7161600A JP2650023B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 弾球遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3150907A Division JP2905999B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07299209A JPH07299209A (ja) | 1995-11-14 |
JP2650023B2 true JP2650023B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=15738241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7161600A Expired - Lifetime JP2650023B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650023B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000070447A (ja) * | 1999-09-20 | 2000-03-07 | Takao:Kk | 弾球遊技機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029168A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-14 | 株式会社大一商会 | パチンコ機 |
JPH0746391B2 (ja) * | 1984-09-14 | 1995-05-17 | 株式会社日立製作所 | 図形シエ−デイング装置 |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP7161600A patent/JP2650023B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07299209A (ja) | 1995-11-14 |
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