JP2649757B2 - 表示制御方法 - Google Patents

表示制御方法

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JP2649757B2
JP2649757B2 JP4217933A JP21793392A JP2649757B2 JP 2649757 B2 JP2649757 B2 JP 2649757B2 JP 4217933 A JP4217933 A JP 4217933A JP 21793392 A JP21793392 A JP 21793392A JP 2649757 B2 JP2649757 B2 JP 2649757B2
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陽一 今村
卓 山崎
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置で中間階調を表
示するための表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は複数のレイヤーL1 〜Ln が画面
1に同時に表示される様子を概念的に示したものであ
る。
【0003】従来の液晶表示装置においては、このよう
に複数のレイヤーを同一画面上に表示する場合、単純に
所望のレイヤーのデータをORして表示するのみであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置に
おいては、上述のように、複数のレイヤーを同一画面上
に表示する場合、単純に所望のレイヤーのデータをOR
して表示するのみであったので、表示された画面に立体
感・遠近感を持たせることは不可能であった。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的は液晶表示装置で表示される画面を立体感
・遠近感・陰影感のあるバラエティに富んだものにする
ところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
制御方法は、第1の階調制御信号に基づき第1のレイヤ
ーの表示データのドライバへの転送・非転送を制御し、
第2の階調制御信号に基づき第2のレイヤーの表示デー
タの前記ドライバへの転送・非転送を制御する際に、1
画面分の表示データを前記ドライバへ転送するのに要す
る期間を1周期としてその整数倍の周期内における前記
第1及び第2のレイヤーの表示データの前記ドライバへ
の転送・非転送の時間比率を互いに異ならせることを特
徴とする。
【0007】更に、前記階調制御信号が8Hz以上の周
期で繰り返されてなることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例として、2つのレイヤ
ーを同一の液晶パネル画面上に表示する場合について説
明する(便宜上、表示データが黒の場合信号をハイ
(H)とする)。
【0009】図2はその場合に用いられるコントローラ
の回路図の一部を示したものである。ここにXData
は1つ1つのセグメントのon/off情報を、コント
ローラからセグメントドライバーを含むLCDモジュー
ル9に転送するための信号線である。高デューティ駆動
の液晶表示装置においては、XDataを通して個々の
セクメンドのon/off情報を一画面分順次転送する
という動作が、通常1秒間に40〜100回繰り返し行
なわれる。ブロック2,3は各レイヤーを構成する個々
の表示ドットのon/offデータを順次送り出す回路
ブロックである。すなわちブロック2,3は、各レイヤ
ーと対応するアドレスの表示メモリー8から順次on/
off情報を読み取り、それをラッチし、ドット単位に
順次送り出す機能を持つ。各レイヤーの表示データはO
Rゲート6でOR処理された後、LCDモジュール9に
表示される。
【0010】フレーム制御信号FL1 ,FL2 は各々レ
イヤーL1 ,L2 の濃淡の階調を制御する信号である。
フレーム制御信号が単に常時1や0の時はレイヤーを表
示するかしないかを制御するのみであり、これは従来例
に相当する。
【0011】フレーム制御信号を図3に示すようにある
時間比率を持たせてハイ・ロウを繰り返すようにする
と、そのレイヤーの濃淡を完全に点灯している時と完全
に消えている時との中間調にすることができる。
【0012】このときレイヤー1の表示データが中間調
でレイヤー2の表示データが黒でレイヤー1とレイヤー
2の表示データが重なる場合は、OR処理によりレイヤ
ー2の黒表示が優先される。
【0013】図3において、時間tは1画面分の表示デ
ータの転送を行なうのに要する時間で、先に述べたよう
に通常1/40〜1/100秒である。図3(a)はF
L信号を20〜50Hz 、デューティ50%にした場合
を示す。デューティ50%にする場合、FL信号を2t
ごと、あるいは4tごとというようにより周波数の低い
交番信号としてもよいが、8Hz を下まわると画面がち
らつくようになるため、8Hz 以上にする必要がある。
フレーム制御信号のデューティを図3(a)や(b)の
ように変化させることにより濃くしたり薄くしたりする
ことができる。更に図3(c)のようにすればレイヤー
の半分を消灯、半分を中間調表示という具合に、部分画
面の制御も可能である。
【0014】図2において、信号Sはレイヤーの優先度
を制御する信号である。S=0の時はレイヤーL1 とL
2 との間に優先度の差はないが、S=1の時はレイヤー
1をL2 よりも優先させることになる。すなわちS=
1の場合は、ブロック2よりドット点灯の情報が出てい
るタイミングにおいて、ブロック3から出てくるレイヤ
ーL2 の表示情報は無視される。つまり上述したレイヤ
ー1の表示データが中間調でレイヤー2の表示データが
黒でレイヤー1の表示データとレイヤー2の表示データ
が重なる場合、レイヤー1の中間調表示データが存在す
る期間には、ANDゲート5によりレイヤー2のデータ
の出力が禁止されるため、LCDモジュール9にはレイ
ヤー1の中間調表示データが表示される。
【0015】図4は本発明による液晶表示装置で表示さ
れた画面の例を示したものである。すなわち、レイヤー
1 ,L2 が各々図4(a),(b)のようであった場
合、図2のフレーム制御信号FL1 ,FL2 ,Sを制御
することにより、図4(c),(d),(e)のような
画面を合成表示することができる。図4において破線部
分はそこに含まれる表示ドットが中間調表示であること
を示す。優先度機能を持たない液晶表示装置において
は、図4(e)のように中間調表示レイヤーを浮き立た
せて表示することは不可能であり、重なり部分は中間調
ではなく黒く表示されてしまう。
【0016】なお、以上述べた実施例においてはレイヤ
ーが2つの場合についてのみ述べてきたが、1つのみあ
るいは3つ以上のレイヤーにも拡張可能である。
【0017】また図2はセグメントドライバーへのデー
タ転送が1ビットシリアル転送の場合を例示したが、複
数ビットのパラレル転送に展開することもできる。グラ
フィック表示画面のみでなく文字表示画面についても本
発明の応用は可能である。信号Sは部分画面のみに優先
機能を持つように制御することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、第1の階調制御信号に
基づき第1のレイヤーの表示データのドライバへの転送
・非転送を制御し、第2の階調制御信号に基づき第2の
レイヤーの表示データの前記ドライバへの転送・非転送
を制御する液晶表示装置の表示制御方法であって、1画
面分の表示データを前記ドライバへ転送するのに要する
期間を1周期としてその整数倍の周期内における前記第
1及び第2のレイヤーの表示データの前記ドライバへの
転送・非転送の時間比率を互いに異ならせることによ
り、中間調表示を容易に得ることができる。特に、表示
データ処理は、各階調毎に区別して行うこともできるの
で容易となる。また階調レベルの変更も例えば階調制御
信号のデューティをかえるだけで実現できる。また、階
調制御信号が8Hz以上の周期で繰り返されてなること
により、画面のちらつきを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のレイヤーが同一画面上に合成表示され
る様子を概念的に示した図である。
【図2】 本発明の実施例である液晶表示装置に用いら
れたコントローラの回路の一部を示した図である。
【図3】 (a)から(c)は図2におけるフレーム制
御信号FL1 ,FL2 の例を示す図である。
【図4】 (a)から(e)は本発明の液晶表示装置に
より表示された画面の例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・画面 L1 〜Ln ・・・表示レイヤー 2,3・・・各レイヤーの表示ドットon/offデー
タ転送用回路ブロック 4,5・・・ANDゲート 6・・・ORゲート 7・・・NANDゲート 8・・・表示メモリー 9・・・LCDモジュール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の階調制御信号に基づき第1のレイヤ
    ーの表示データのドライバへの転送・非転送を制御し、
    第2の階調制御信号に基づき第2のレイヤーの表示デー
    タの前記ドライバへの転送・非転送を制御する液晶表示
    装置の表示制御方法であって、 1画面分の表示データを前記ドライバへ転送するのに要
    する期間を1周期としてその整数倍の周期内における前
    記第1及び第2のレイヤーの表示データの前記ドライバ
    への転送・非転送の時間比率を互いに異ならせることを
    特徴とする表示制御方法。
  2. 【請求項2】前記階調制御信号が8Hz以上の周期で繰
    り返されてなることを特徴とする請求項1記載の表示制
    御方法。
JP4217933A 1992-08-17 1992-08-17 表示制御方法 Expired - Lifetime JP2649757B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368910A (en) * 1976-12-01 1978-06-19 Mitsubishi Electric Corp Driving system for x - y matrix element
JPS5857192A (ja) * 1981-09-30 1983-04-05 富士通株式会社 液晶表示方式

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JPH0643832A (ja) 1994-02-18

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