JP2648447B2 - 水平全回転かまを備える本縫いミシン - Google Patents

水平全回転かまを備える本縫いミシン

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JP2648447B2 JP5337310A JP33731093A JP2648447B2 JP 2648447 B2 JP2648447 B2 JP 2648447B2 JP 5337310 A JP5337310 A JP 5337310A JP 33731093 A JP33731093 A JP 33731093A JP 2648447 B2 JP2648447 B2 JP 2648447B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製用の水平全回転か
まを備える本縫いミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、典型的な水平全回転かま19に
ついての先行技術の断面図である。たとえば水平全回転
かま19の外かま1には、内かま2が支持され、この内
かま2には、下糸3が巻回されたボビン4を収納するた
めの仮想線で示されたボビンケース5が装着される。外
かま1は、鉛直な下軸6に固定されて回転駆動される。
針7は、矢符8で示されるように往復上下動し、針7の
移動経路における最下点は参照符P0で示される。ボビ
ン4の回転軸線は、下軸6の軸線とともに一直線上にあ
るか、または平行である。このような水平全回転かま1
9において、内かま2の外周面11に形成された軌条1
0は、外かま1に形成された軌溝12に嵌合している。
上糸ループは図示しない剣先によって捕らえられ、外か
ま1の回転に伴って内かま2の底16の下部に接触しつ
つ糸越しし、内かま2の底16を摺動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術に
おいては、ボビン4に巻回される下糸量を増大するには
ボビン4自体を大きくする必要がある。
【0004】ボビン4自体を大きくするに当たっては、
(a)ボビン4のフランジ15の外径D1を大きくする
こと、および(b)ボビン4の軸線方向の長さH1を長
くすること、たとえば内かま2の底16を図5の下方に
大きくしてボビン4を底16側に延ばすことの2通り、
(a),(b)が想定される。
【0005】上述の(a)のボビン4のフランジ15の
外径D1を大きくして、これに応じて前記ボビンケース
5の外径および前記内かま2の外径を大きくする構成と
したときには、往復上下動する針7と前記内かま2など
とが衝突し、このため針7あるいは内かま2などが破損
してしまうので針7を駆動するための構成を変更しなけ
ればならなくなってしまう。
【0006】上述(b)のボビン4を底16側に延ばす
構造とすると、内かま2の外周面11と外かま1の内周
面17とによって作られる隙間18が狭くなり、上糸の
糸越しが困難になり、糸切れが生じる。これによって縫
製が不可能になる。
【0007】本発明の目的は、ミシン本体を改造するこ
となしに上述の問題を解決して、ボビン4に巻回される
下糸の量を増大することができるようにした水平全回転
かまを備える本縫いミシンを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ鉛直の軸
線L1を有する下軸60に、下糸55が巻回されるボビ
ン48を収納した内かま43が設けられ、下軸60,8
1の下端部には、第1傘歯車82が固定され、この第1
傘歯車82に噛合う第2傘歯車80は、操作者の手前か
ら見て右方に延びる水平な下駆動軸28の左端部に固定
され、下駆動軸28の右端部は、針38をかま30に対
して下軸60に同期してかつその針38を、針38の軸
線L3に沿って上下に近接/離反変位駆動する天びんを
含む駆動手段に連動され、針38の最下点に達したとき
の先端P1は、外かまの外周面と内かまの軌条よりも上
方の外周面との間に有り、かま30に対して下軸60,
81に同期して近接/離反変位駆動される針38の軸線
L3を、内かま43の軸線L2と針38の軸線L3とを
含む仮想平面内で内かま43の軸線L2に対して上方に
なるにつれて内かま43の軸線L2から、操作者の手前
から見て左方に離反する側に、内かま43の軸線L2に
対して3〜10度の角度θ1だけ傾斜させたことを特徴
とする水平全回転かまを備える本縫いミシンである。
【0009】
【作用】本発明に従えば、針38の軸線L3が、内かま
43の軸線L2に対して傾斜されるので、針38の軸線
L3の傾斜量に応じて、針38が内かま43に最も近接
した最下点位置を、内かま43の軸線L2に垂直な方向
に内かま43から離反させることができ、これによって
ボビン48のフランジ53,54の外径D2を大きくす
ることができる。また、針38の軸線L3が、内かま4
3の軸線L2に対して傾斜されるので、針38の最下点
位置を内かま43の軸線方向に内かま43から離反させ
ることができ、これによってボビン48の軸線方向の長
さH2を長くすることができる。このとき、天びん36
の上糸の繰り出し量は在来のままでよく、その繰り出し
量を変更する必要がない。したがって、前述の先行技術
に関連して述べたように糸切れが生じたり、上糸の糸越
しが困難になったりするという問題が本発明では生じな
い。また、針38の軸線L3を内かま43の軸線L2に
対して傾斜させるだけなので、先行技術で使用している
既存部品の多くを使用することができ、かつミシン本体
を改造することなしに下糸の量を増大することができ
る。
【0010】本発明に従えば、下軸60,81の下端部
に固定されている第1傘歯車82は、第2傘歯車80に
噛合い、この第2傘歯車80は、操作者の手前(図1、
図2および図3の各紙面から離間した上方)から見て右
方(図1および図2の右方)に延びる水平な下駆動軸2
8の左端部に固定され、この下駆動軸28の右端部は、
天びんを含む駆動手段に連動されており、針38は、そ
の軸線L3が、内かま43の軸線L2と前記軸線L3と
を含む仮想平面内で、内かま43の軸線L2に対して上
方になるにつれて内かま43の軸線L2から、操作者の
手前から見て左方に離反する側に角度θ1だけ傾斜され
ている。
【0011】したがって針38と被縫製物との位置を確
認しながら縫製作業を容易に行うことができる。
【0012】さらにこの角度θ1は、3〜10度であ
り、したがって後述の第3図に関連して示されるよう
に、h>sであり、これによって針38が本発明によっ
て傾斜しても、針38の最下点に達したときの先端P1
の位置は、かま30の半径方向のずれsを少なくするこ
とができる。したがって糸の巻回量を増大しても、縫製
性能に悪影響が及ぼされることはない。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の水平全回転かま
30の断面図である。本実施例の水平全回転かま30は
針38の移動経路L9が外かま41の内側に設けられる
内すくい形のかまである。水平全回転かま30の外かま
41に形成された軌溝42には、内かま43の軌条44
が嵌込まれ、内かま43は外かま41に支持される。外
かま41は、ほぼ鉛直の軸線L1を有する下軸60に着
脱可能にねじなどの取付部材61によって取付けられ
る。前記軌溝42は、外かま41の内周面45に前記軸
線L1にほぼ垂直の仮想平面内で周方向に延びて形成さ
れる。前記軌条44は、内かま43の外周面46に形成
される。
【0014】内かま43の凹所47には、ボビン48を
収納したボビンケース49が装着される。ボビン48
は、スタッド50が挿通する中央孔51を有する直円筒
状の筒体52と、その筒体52の両端部に固定される一
対のフランジ53,54とを有する。このようなボビン
48には、下糸55が巻回され、中央孔51には、内か
ま43の底部43aに立設されたスタッド50が挿通す
る。本実施例では、スタッド50の軸線、したがってボ
ビン48の回転軸線したがって内かま43の回転軸線L
2は、下軸60の回転軸線L1とほぼ同軸を成してい
る。
【0015】水平全回転かま30は、後述するミシン2
0の針板57の下方に設けられる。前記針板57には、
針38が挿入される針落ち穴58が形成される。この針
落ち穴58は、針38の軸線L3に平行な壁面59a,
59bを有する。針38は矢符56の方向に往復上下動
し、その移動経路L9における針38の最下点は参照符
P1で示される。このような針38の最下点P1は、針
38が内かま43などに衝突しないように定められる。
こうして針38の最下点に達したときの先端P1は、外
かまの外周面と内かまの軌条よりも上方の外周面との間
にある。
【0016】前記針38は、針38の軸線L3が前記内
かま43の軸線L2と前記針38の軸線L3とを含む仮
想平面内で内かま43の軸線L2に対して図1の上方に
なるにつれて内かま43の軸線L2から離反する側に角
度θ1だけ傾斜して設けられる。この針38は図1の上
方になるにつれて軸線L2から操作者の手前から見て左
方に離反する側に傾斜している。
【0017】本実施例では、針38の軸線L3を内かま
43の軸線L2と前記軸線L3とを含む仮想平面内で軸
線L2に対して、図1の上方になるにつれて軸線L2か
ら離反する側に傾斜するようにしたけれども、図1にお
いて仮想線で示す針38aのように軸線L2に対して図
1の上方になるにつれて軸線L2に近接する側に傾斜さ
せるようにしてもよい。
【0018】図2は、図1の水平全回転かま30が備え
られるミシン20の斜視図である。ミシン20は、水平
なベッド21と、このベッド21上に設けられた本体2
2とを含む。本体22には、水平軸線L5まわりに回転
駆動される上軸23が備えられる。上軸23には、傘歯
車24が固定され、この傘歯車24には鉛直軸線まわり
に回転駆動される連動軸25の一端部に固定された傘歯
車26が係合される。連動軸25の他端部には傘歯車2
7が固定されて傘歯車27には水平軸線まわりに回転駆
動される下軸28の一端部に固定された傘歯車29が係
合される。下軸28の他端部には傘歯車80が固定さ
れ、傘歯車80には鉛直軸線L7まわりに回転駆動され
る連動軸81の一端部に固定された傘歯車82が係合さ
れる。
【0019】連動軸81は、上軸23の回転軸線L5を
含む鉛直一平面内で前記軸線L5に垂直な回転軸線L7
まわりに回転駆動される。このような連動軸81の他端
部には、水平全回転かま30が装着される。前述したよ
うに、水平全回転かま30は針板57(図1参照)の下
方に設けられる。
【0020】また前記上軸23の一端部には、外周部に
V溝31が形成された弾み車32が取付けられ、他端部
には天びんカム33が取付けられる。この天びんカム3
3には、天びんリンク34と天びんリンク34と同軸に
取付けられたクランク軸35とが設けられる。天びんリ
ンク34は、天びん36に連結されて天びん36を上下
に往復駆動させる。
【0021】クランク軸35には連結棒37の一端部が
取付けられ、他端部には針38が着脱可能に取付けられ
た針棒39が固定される。この針棒39は、本体22に
固定された案内部材40の挿通孔41に挿通される。前
述したように、このような針38の軸線L3は、前記連
動軸81の回転軸線L7を含む一平面内で、内かま43
の軸線L2に対して角度θ1を成して傾斜されている。
この角度θ1は、たとえば3〜10度に選ばれる。
【0022】前記弾み車32は、図示しない駆動源から
延びるVベルト44がV溝31に巻き掛けられて回転駆
動される。弾み車32が回転駆動されると、上軸23が
その回転軸線L5まわりに回転駆動され、天びん36と
針38とが上下に往復駆動される。上軸23の回転は、
連動軸25、下軸28を介して連動軸81に伝達され、
連動軸81はその回転軸線L7まわりに回転駆動され
る。このようなミシン20において、上軸23と連動軸
81とは鉛直一平面内で垂直な軸線を有しており、針3
8はその移動経路L9を内かま43の軸線L2に対して
角度θ1だけ傾斜させた状態で上下に往復駆動される。
【0023】図3は、本発明のミシン20に備えられた
針38の先端P1の水平方向の移動距離sおよび鉛直方
向の移動距離hを説明するための図である。前述した先
行技術の針7に対して、本発明の針38はほぼ鉛直軸線
L4に対して角度θ1、または水平線L6に対して角度
θ2だけ傾斜されている。針38の先端P1は針7の先
端P0から水平距離sだけ移動されている。針7および
針38はそれぞれ最下点に達したときの先端P0と先端
P1との鉛直方向の高さの差、すなわち前記移動距離h
と水平距離sとは、式1または式2によって示される。
【0024】 s = h・tanθ1 …(1) h = s・tanθ2 …(2) このように、針38の移動経路L9をほぼ鉛直の軸線L
4に対して角度θ1だけ傾斜することによって、針38
の最下点P1を内かま43から針7の最下点位置P0よ
りも水平距離sだけ離反させることができるので、ボビ
ン48のフランジ53,54の外径D2を大きくするこ
とができ、これによって下糸55の巻回量を増加するこ
とが可能になる。またこのように針38の移動経路L9
を水平線L6に対して角度θ2だけ傾斜することによっ
て、針38の最下点位置P1を前記先端P0と先端P1
との鉛直方向の高さの差hだけ針7の最下点位置P0よ
りも内かま43から離反させることができるので、ボビ
ン55の軸線方向の長さ、すなわちフランジ53,54
を連結して下糸55が巻回される筒体52の軸線方向の
長さH2を距離hだけ長くすることができ、これによっ
て下糸55の巻回量を増加することが可能になる。角度
θ1は、前述のように3〜10度に選ばれ、したがって
h>sとなる。したがって針38の最下点に達したとき
の先端P1の半径方向のずれsを少なくし、上方への変
位量hを大きくすることができる。したがって糸の巻回
量を大きくすることができるとともに、縫製性能に悪影
響を及ぼすことはなくなる。
【0025】このように本発明に従えば、下糸の巻回量
を大幅に増加することが可能になるという優れた効果が
達成される。さらに上述のようにミシン20の針38の
軸線L3を、内かま43の軸線L2に対して角度θ1だ
けを傾斜して、ボビン4の下糸55の巻回量を増加した
とき、ミシン20の天びん36の上糸の繰り出し量を変
更する必要がないという利点がある。このことによっ
て、また本発明は、既存のミシンに関連して、既存部品
の多くを使用することができ、かつミシン本体を改造す
ることなしに容易に実施することができる。
【0026】また本発明の他の実施例は、外かまの内周
面に軌溝が形成され、この軌溝に内かまの外周面に形成
された軌条が嵌り込んで外かまが回転駆動され、前記軌
条と軌溝とは外かまのほぼ鉛直の回転軸線に垂直な平面
内にあるようにした水平全回転かまにおいて、前記内か
まの軸線を、その内かまの最も針寄りの底部が外かまの
底部に近づく方向に、外かまのほぼ鉛直の回転軸線に対
して傾斜した水平全回転かまである。上述の各実施例お
よびその他の実施例において、下軸の軸線と外かまの軸
線と内かまの軸線と針の軸線とボビンケースの軸線とボ
ビンの軸線とは共通な鉛直の一平面内にある。
【0027】ほぼ鉛直の回転軸線と言うのは、鉛直軸線
に対してわずかな角度だけ傾斜している回転軸線を含
む。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、針38の
軸線L3を内かま43の軸線L2に対して傾斜させるの
で、針38の最下点位置を内かま43の軸線L2に垂直
な方向に内かま43から離反させることができ、これに
よってボビン48のフランジ53,54の外径D2を大
きくすることができるようになり、これによって下糸の
巻回量を増加することが可能になる。また針38の軸線
L3を内かま43の軸線L2に対して傾斜させるので、
針38の最下点位置を内かま43の軸線方向に内かま4
3から離反させることができ、これによってボビン48
の軸線方向の長さH2を長くすることができるようにな
り、これによって下糸の巻回量を増加することが可能に
なる。
【0029】しかも、本発明によれば、天びんの上糸の
繰り出し量は従来とおりでよく、既存のミシンに関連し
て広範囲に実施することができるという優れた効果が達
成される。
【0030】さらに本発明によれば、下軸60,81の
下端部に固定されている第1傘歯車82は、操作者の手
前から見て右方に延びる水平な下駆動軸28の左端部に
固定され、この下駆動軸28の右端部は、天びんを含む
駆動手段に連動され、針38をかま30に対して下軸6
0,81に同期してかつその針38の軸線L3に沿って
上下に近接/離反変位駆動し、しかも針38の軸線L3
が軸線L2,L3を含む仮想平面内で軸線L2に対して
図1の上方になるにつれて内かま43の軸線L2から操
作者の手前から見て左方になるように離反する側に角度
θ1だけ傾斜して設けられており、したがって針38と
被縫製物とを操作者が目で見て縫製作業を行うことがで
き、作業性が良好である。
【0031】また本発明によれば、角度θ1は、3〜1
0度に定められ、これによって図3に示されるh>sと
なり、すなわちかま30の半径方向のずれsは僅かであ
り、したがって糸の巻回量を増大し、しかも縫製性能に
悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
【0032】また本発明では、針38の最下点に達した
ときの先端P1は、外かまの外周面と、内かまの軌条4
4よりも上方の外周面との間にあり、このことは図1か
らきわめて明らかであり、このような内すくい形のかま
において特に、本発明によれば糸の巻回量を増大するこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の水平全回転かま30の断面
図である。
【図2】本発明の一実施例のミシン20を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明のミシン20に備えられる針38の先端
P1の水平方向の移動距離sおよび鉛直方向の移動距離
hを説明するための図である。
【図4】従来の水平全回転かま19の断面図である。
【符号の説明】
20 ミシン 30,80 水平全回転かま 38 針 41 外かま 43 内かま 60 下軸 L1 下軸60の回転軸線 L3 針38の軸線 L4 下軸60の回転軸線L1に平行な仮想平面の有す
る軸線 θ1 軸線L4と針38の軸線L3との為す角度 θ2 針38の軸線L3と下軸28の回転軸線L6との
為す角度

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ鉛直の軸線L1を有する下軸60
    に、下糸55が巻回されるボビン48を収納した内かま
    43が設けられ、 下軸60,81の下端部には、第1傘歯車82が固定さ
    れ、この第1傘歯車82に噛合う第2傘歯車80は、操
    作者の手前から見て右方に延びる水平な下駆動軸28の
    左端部に固定され、 下駆動軸28の右端部は、針38をかま30に対して下
    軸60に同期してかつその針38を、針38の軸線L3
    に沿って上下に近接/離反変位駆動する天びんを含む駆
    動手段に連動され、 針38の最下点に達したときの先端P1は、外かまの外
    周面と内かまの軌条よりも上方の外周面との間に有り、 かま30に対して下軸60,81に同期して近接/離反
    変位駆動される針38の軸線L3を、内かま43の軸線
    L2と針38の軸線L3とを含む仮想平面内で内かま4
    3の軸線L2に対して上方になるにつれて内かま43の
    軸線L2から、操作者の手前から見て左方に離反する側
    に、内かま43の軸線L2に対して3〜10度の角度θ
    1だけ傾斜させたことを特徴とする水平全回転かまを備
    える本縫いミシン。
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