JP2647971B2 - 体重測定用便座装置 - Google Patents

体重測定用便座装置

Info

Publication number
JP2647971B2
JP2647971B2 JP21922289A JP21922289A JP2647971B2 JP 2647971 B2 JP2647971 B2 JP 2647971B2 JP 21922289 A JP21922289 A JP 21922289A JP 21922289 A JP21922289 A JP 21922289A JP 2647971 B2 JP2647971 B2 JP 2647971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
weight
heater
toilet
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21922289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0382422A (ja
Inventor
義樹 蛭田
俊文 重松
好信 内村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOTO KIKI KK
Original Assignee
TOTO KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOTO KIKI KK filed Critical TOTO KIKI KK
Priority to JP21922289A priority Critical patent/JP2647971B2/ja
Publication of JPH0382422A publication Critical patent/JPH0382422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2647971B2 publication Critical patent/JP2647971B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は体重測定用便座装置において、便座ヒータに
よる体重検出信号へのノイズを防止し、体重測定の精度
向上を図った体重測定用便座装置に関するものである。
(従来の技術) 本出願人は、先に特開昭64-53162号として健康データ
処理装置を提案した。この技術は便器で採尿した尿中の
各種健康データを測定し、データを記録し且つ読み出
し、更にデータをコンピュータで図形表示等するもので
ある。
かかる処理装置においては、処理装置の一部を構成す
る便器の便座下面に体重計を設け、体重をも測定する。
(発明が解決しようとする課題) 上述した体重測定用便器装置は、便器に後端を固定的
に軸着した回動起倒自在な便座下面にロードセル等の体
重検出手段を設け、便座倒し状態で下面の体重検出手段
を便器のリム上面に当て、便座上に座した被測定者の体
重を測定している。
ところで、便座には暖房用のヒータが配設され、具体
的には便座下面に沿わせてヒータを配線し、一方、体重
検出手段は便座下面に突出する如く設け、該体重検出手
段の検出信号送受信用の信号線も便座下面に配線せざる
を得ず、この結果ヒータ線の放射ノイズが信号線に混入
し、体重検出信号がこれの影響を受け、体重測定の精度
が低下する。
そこで、ヒータ線と信号線とをシールドすることも考
えられるが、便座が細幅で薄いことから構造的に難し
く、便座の内部構造が複雑化すること等好ましくない。
本発明は以上に鑑みなされたもので、その目的とする
処は、電気的にノイズ防止を図り、以って体重測定の精
度を向上させ、便座の構造の複雑化をもたらすことなく
達成するようにしたことにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、便座とコントロールボック
スからなる便座装置において、前記便座にはヒータを設
け、且つ便座下面には体重検出手段を設け、ヒータ及び
体重検出手段の信号線を該便座に配設し、前記信号線と
電気的に接続され、該便座への被測定者の着座によりヒ
ータへの通電を停止させるとともに、体重測定後ヒータ
への通電を開始する制御回路を備えたことを特徴とす
る。
又、便座とコントロールボックスからなる便座装置に
おいて、前記便座にはヒータを設け、且つ便座下面には
体重検出手段を設け、ヒータ及び体重検出手段の信号線
を該便座に配設し、前記ヒータへの交番電圧の0V検出手
段からの信号にもとづいて体重検出信号を読み取る制御
回路を備えたことを特徴とする。
(上記手段による作用) 上記手段によれば、ヒータへ通電して発熱中であって
もヒータからの放射ノイズによる体重検出手段の体重検
出信号への影響を防止できる。
(実施例) 次に本発明の好適する一実施例を添付図面を参照しつ
つ詳述する。
第6図は健康データ処理装置の一例を示す斜視図で、
トイレルーム1内の床2上に便器3を配設し、便器3は
下部の胴部3a、上部のリム部3b、この上の便座4、この
上の便蓋5、更には後部上に起設したロータンク6等か
らなり、便器3の不図示のボール部には尿溜り部が設け
られるとともにロータンク6前部には採尿及び尿検査装
置が設けられている。そして便器3の左側には近接して
コントロールボックス7が設けられ、便座3と共に体重
測定用便座装置をなしており、これの上面前部には指を
挿入して血圧を測定する血圧測定用カフ8が設けられて
いる。また便器3を右側の壁9には操作及び検査結果表
示用のディスプレイ装置10が設けられ、図中11は便器3
の洗浄器等の操作用リモートコントロール盤である。
上記した便器3は第1図に示す如くで、図は説明の便
宜上便蓋及び周囲の装置を除去して側面図として示し
た。便座4は後端部から後上傾させたステイ部4aを便器
3側に回動自在に軸12により枢着し、リム3b上で回動起
倒し、図は便座4の倒れ状態を示す。
便座4は実施例では第2図に示す如く中空状とし、上
片4bの下面にAC100Vの商用電流で駆動される線状ヒータ
13を該下面に沿うように配設し、これへの通電で便座4
を暖める。一方、便座4の下片4cの下面には体重検出手
段例えば半導体圧力センサ14を突設し、該センサ14は下
片4cに設けた取付孔4dから下半が突出し、突出部下部を
クッション15で覆うとともに、上部のフランジ部14aを
取付孔4d上面周辺部に固定して便座4に取り付け、セン
サ14の上部14bには演算回路が内装され、この部分は信
号線16で体重測定、表示機構に接続されている。この信
号線16は下片4c上に延設され、これの上方にヒータ13が
臨んでいる。
かかるセンサ14は便座4の下面に前後に離間し左右に
都合4個設けるのが好ましく、第1図、第2図の如く便
座4の倒れ状態でセンサ14がリム部3bの上面3cに接し、
被測定者の着座を半導体センサで検出し、且つ荷重を検
出、測定する。かかる半導体センサに代えてロードセル
を用いても良い。
以上において、ヒータ13への通電時、ヒータからの放
射ノイズは信号線16に混入する虞れがある。
被測定者が体重測定用便座装置を作動させ、便座4に
着座すると、第3図の如くセンサ14が出力する検出信号
はインターフェース回路17を介してCPU18に入力し、CPU
18は予めメモリ19に記憶されたプログラムに従って処理
が実行される。CPU18へ入力された検出信号によってタ
イマー20がスタートし、CPU18は出力インターフェース
回路21を介してタイマー20のスタートと同時に便座ヒー
タ制御回路24へ通電停止信号を出力し、これにより便座
ヒータ13への通電を予め設定された時間停止せしめる。
これにより体重検出信号はヒータ13の放射ノイズに影響
されることなくCPU18に送られて処理され、出力インタ
ーフェース回路21から体重表示部駆動回路22に送られて
これを駆動し、発光素子等からなる体重表示部23に測定
結果を表示せしめる。設定時間経過後タイマー20がスト
ップするとCPU18は出力インターフェース回路21を介し
て便座ヒータ13の制御回路24に通電開始信号を出力し、
これにより便座ヒータ13への通電が再度開始される。
以上により体重測定時、ヒータへの通電による放射ノ
イズの体重検出作動への影響を防止し、精度の高い体重
測定がなされることとなる。
以上は体重測定時にヒータへの通電を停止する構造で
あるが、第4図、第5図は他の例を示す。
便座4への着座で第5図の如く体重検出センサ(体重
検出手段)14の出力はaの如く経時的に送られ、一方、
ヒータ電圧は商用電源のためbの如く交番変化し、これ
の交番電圧の0Vのところc…で体重検出センサ14の出力
信号を読み取る。
即ち、第4図の如く、センサ14から出力される検出信
号は入力インターフェース回路31を介してメモリ32でプ
ログラムされたCPU33に入力される。便座ヒータ13への
印加電圧検出手段(0V検出手段)34は0V検出信号を入力
インターフェース回路31を介してCPU33に送り出し、CPU
33では0V検出信号が入力されたときのみ体重検出センサ
14からの検出信号を読み取り、これを出力インターフェ
ース回路35を介して体重表示部駆動回路36に送り、体重
表示部37に測定結果を表示させる。
このように便座ヒータ13への通電時、これの0Vのとこ
ろを順次読み込んで体重検出信号を検出し、処理して測
定結果を表示する。
(発明の効果) 以上で明らかな如く本発明によれば、便座にヒータ及
び体重検出手段を設け、ヒータ線で体重検出用信号線を
同時に便座に配設した場合において、ヒータ通電に伴う
これの放射ノイズの体重検出信号への混入を防止し、高
精度の体重測定が行え、以上を便座に格別のシールド構
造を設けたり、便座の複雑化を伴うことなく、検出回路
にタイマーを付設したり、ヒータの交番電圧0Vの部分で
体重検出信号を読み取るいう簡素な構成で実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は体重測
定用便器の側面図、第2図は体重検出部の拡大縦断側面
図、第3図はタイマーを用いた回路構成図、第4図は他
の回路構成図、第5図はヒータ電圧と体重センサ(体重
検出センサ)の出力の説明図、第6図は健康データ処理
装置の一例を示す斜視図である。 尚、図面中、3は便器、4は便座、13はヒータ、14は体
重検出手段、20はタイマー、34は便座ヒータ印加電圧検
出手段(0V検出手段)である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座とコントロールボックスからなる便座
    装置であって、前記便座にはヒータを設け、且つ便座下
    面には体重検出手段を設け、ヒータ及び体重検出手段の
    信号線を該便座に配設し、前記信号線と電気的に接続さ
    れ、該便座への被測定者の着座によりヒータへの通電を
    停止させるとともに、体重測定後ヒータへの通電を開始
    する制御回路を備えた ことを特徴とする体重測定用便座装置。
  2. 【請求項2】便座とコントロールボックスからなる便座
    装置であって、前記便座にはヒータを設け、且つ便座下
    面には体重検出手段を設け、ヒータ及び体重検出手段の
    信号線を該便座に配設し、前記ヒータへの交番電圧の0V
    検出手段からの信号にもとづいて体重検出信号を読み取
    る制御回路を備えた ことを特徴とする体重測定用便座装置。
JP21922289A 1989-08-25 1989-08-25 体重測定用便座装置 Expired - Fee Related JP2647971B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21922289A JP2647971B2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 体重測定用便座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21922289A JP2647971B2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 体重測定用便座装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0382422A JPH0382422A (ja) 1991-04-08
JP2647971B2 true JP2647971B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=16732119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21922289A Expired - Fee Related JP2647971B2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 体重測定用便座装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2647971B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1013753C1 (nl) * 1999-12-06 2001-06-07 G Van Riessen Holding B V Toiletbril met ingebouwde weegsensor.
JP2001228011A (ja) * 2000-02-14 2001-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 体重計
CN107490424A (zh) * 2017-07-17 2017-12-19 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种体重检测装置加热方法及系统、加热片控制电路
DE112020003539T5 (de) * 2019-07-25 2022-04-21 AGC Inc. Glasvorrichtung für ein Fahrzeug

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0382422A (ja) 1991-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4636474A (en) Toilet apparatus
US4627445A (en) Glucose medical monitoring system
EP1275241B1 (en) Method and apparatus for automatic exposure control using localized capacitive coupling in a matrix-addressed imaging panel
JP5336314B2 (ja) 血糖計
JPH0139777B2 (ja)
JP2647971B2 (ja) 体重測定用便座装置
JP2014514947A (ja) ニューロパシー検査装置
KR200461560Y1 (ko) 윗몸일으키기 운동기구
WO1998057170A1 (fr) Equipement pour examen clinique
JPH0975413A (ja) マッサージ器
JPH11239573A (ja) 皮下脂肪厚計測装置
JP3192317B2 (ja) 個別の子機に計測された尿量、尿比重を親機により測定処理する自動測定方法及びその装置。
TW200909790A (en) Method of detecting living-body body temperature
JP3060439B2 (ja) 便座装置
JPH09103430A (ja) 超音波骨分析装置及び身体の部分を検知する方法
CN108852298B (zh) 一种红外扫描测脂装置
JPH04367638A (ja) 体重測定機能を備えた便器
JP2006247181A (ja) 便座装置
JP2001137199A (ja) 健康管理用生体情報収集記録システム
CN214017542U (zh) 一种具有测心率功能的脉诊器
JP2001029348A (ja) 体脂肪計付便座装置
JP2000235028A (ja) 血液成分測定装置および血液成分測定方法
Lindskog et al. Differential periodontal temperature measurements in the assessment of periodontal disease activity: an experimental and clinical study
JPH06258137A (ja) 焦電型赤外線センサ
CN209863857U (zh) 数字化x射线机的平面检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees