JP2647295B2 - 自動車用折畳み屋根 - Google Patents

自動車用折畳み屋根

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JP2647295B2 JP3338852A JP33885291A JP2647295B2 JP 2647295 B2 JP2647295 B2 JP 2647295B2 JP 3338852 A JP3338852 A JP 3338852A JP 33885291 A JP33885291 A JP 33885291A JP 2647295 B2 JP2647295 B2 JP 2647295B2
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の折畳み屋根に関
する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の折畳み屋根は、ルー
フ開口の両側で側部ガイドレール上に摺動可能に案内さ
れ、駆動装置により移動可能な前部フードバーと、固設
の後部フードバーと、これらのフードバー間に延設され
た折畳み可能なフードとを備え、この折畳み可能なフー
ドは閉じたときに前部フードバーで締付けられ、屋根が
閉じられたときに、前部フードバーはその前縁部を固設
の自動車屋根上にシールされる。
【0003】この形式の折畳み屋根においては、屋根を
閉じたときに前部フードバーがフードを締め付けて保持
し、その最終移動段階でその前縁部を前部の固設屋根面
にシール状態に強固に押圧することが極めて重要であ
る。
【0004】この形式の従来の折畳み屋根(ドイツ特許
出願第DE37 22434 A1号)では、前部フードバーの両側
に開閉機構が設けられ、この開閉機構はこれに作用する
駆動機構と共に確実に締付け、押圧する。このために、
側部案内レール上を移動可能な垂直配置の案内板が、開
閉機構上に設けられており、この案内板の直線状でかつ
傾斜した案内スリット内に、案内ピンが係合し、これら
の案内ピンは被動摺動ブロックに装架され、側部ガイド
レール上を移動することができる。
【0005】開閉機構を前部フードバーの前縁部からか
なり離隔させて側部に配置することにより、前縁部は特
にその中央部において全体に必要とされる十分な圧力が
作用しない。垂直配置の案内板内の傾斜した案内スリッ
トが比較的短いため、従来の折畳み屋根の締付け及び閉
鎖に利用可能な案内スリット移動距離は短いものとな
り、締付け及び閉鎖する場合に必要な力が比較的大きく
なる。更に、開閉機構の垂直に装架された板は折畳み屋
根構造の全高を増大する。
【0006】本発明は、比較的小さな力で前部フードバ
ーを容易に締付けかつ閉じることができると共に、この
前縁部を固設のルーフ面に大きな力で押圧することがで
き、全高の低い自動車用の折畳み屋根を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明に
よると、ルーフ開口の両側で案内レール上を摺動可能に
案内され、駆動装置により移動可能な前部フードバー
と、固設の後部フードバーと、これらのフードバー間に
延設された折畳み可能なフードとを備え、この折畳み可
能なフードは閉じたときに前部フードバーで締付けら
れ、屋根が閉じられたときに、前部フードバーはその前
縁部を固設の自動車屋根上にシールされる、固設の自動
車屋根に形成されたルーフ開口を選択的に閉じあるいは
部分的に開くための自動車用折畳み屋根であって、前記
案内レールは前部に湾曲した遷移部が連結され、この遷
移部はルーフ開口の前縁部に平行に連続されかつ上方に
開いて少なくとも一部が案内レールに沿って連続する案
内通路を設けられ、この案内通路内には、前記ルーフ開
口の両側で上方に突出する保持部材が摺動可能に案内さ
れ、これらの各保持部材は前記駆動装置により同期して
駆動される2つの駆動ケーブルの一方に結合されてこれ
らの駆動ケーブルを通じて互いに同期して移動され、こ
れらの保持部材はそれぞれ前部フードバー上を横方向に
摺動可能に案内される制御板により前部フードバーに力
伝達可能に結合され、これらの保持部材の上端部はそれ
ぞれ各制御板に形成された制御スリット内を長手方向に
摺動可能かつ軸方向に移動不能に係合し、これらの制御
スリットはルーフ開口の前縁部に平行な平行部から、前
記遷移部の案内通路よりも大きな曲率半径で後方に湾曲
した湾曲部に続き、これらの制御スリットは湾曲部から
ルーフ開口の前縁部に平行な平行部にかけて上方に傾斜
させて配置され、前記制御板はその外側端部で湾曲した
遷移部に対応する案内レールの壁面に摺動可能に支承さ
れる折畳み屋根が提供される。
【0008】ルーフ開口の前縁部からこれに平行に延び
る案内溝の湾曲形状により、ほぼ水平に向く制御板内の
湾曲した制御スリットと共に大きな締付け及び閉鎖力が
移動に連れて更に増大し、前部フードバーの移動速度が
遅くなるのに対応して、締付け及び閉鎖操作を比較的小
さな駆動力で行うことができる。力は前部フードバーの
前縁部の近部で中央領域に向けて増大し、これにより前
部縁部を確実にシールすることができる。制御板に設け
られた制御スリットの立上り部により圧力が増大する。
ほぼ水平に案内される制御板により、折畳み屋根の全高
が低く維持される点で好ましい。
【0009】前部が湾曲した案内レールを用いることに
より、一体構造の案内フレームを簡単に形成することが
でき、ルーフ開口の前縁部に平行なその平行部に駆動ケ
ーブルに係合する駆動装置を取付けることができる。
【0010】案内フレームが全周を閉じた剛性フレーム
である場合には、折畳み屋根を予め完全に組立てられた
ユニットに形成することができる。この形式の折畳み屋
根は一般的に自動車工場の外部で製造され、この構造に
より自動車に装着する前に完全にその機能をテストする
ことができるため、特に有益である。
【0011】以下、添付図面を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。
【0012】
【実施例】まず図1から図3を参照すると、図2は前部
フードバーの配置及びルーフ開口の前縁部を通る断面を
示し、図3は案内レールを通る断面を示す。図3更に図
4から図6では、それぞれ屋根構造体の左側だけを示
す。この屋根構造体の右側は同じ構造であるが、反対向
きとなっている。
【0013】図2及び図3では、固設の自動車屋根1は
その一部のみを断面で示す湾曲した金属板で形成され、
この屋根1にルーフ開口が形成され、このルーフ開口内
に折畳み屋根が装着される。ルーフ開口の両側にはそれ
ぞれ案内レール(以下では側部案内レールと称する)
2,3が配置されており、これらの側部案内レール2,
3は湾曲遷移部4,5及びこれらの湾曲遷移部4,5を
一体に結合する前部6に結合され、全体にわたって均一
断面を持つ一体構造の案内フレーム7に形成されてい
る。この案内フレーム7には、図示のように2つの駆動
ケーブル9用の互いに対向する連続した案内溝8が設け
られている。この駆動ケーブル9は案内溝8内を耐引張
り及び耐圧縮状態で案内され、図示の実施例では図1の
ピニオン10に係合する。このピニオン10は前部6に
装着されており、駆動装置12のハンドクランク11で
回転することができる。このハンドクランク11したが
ってピニオン10を回転すると、ラックギアのように形
成された可撓性駆動ケーブル9が両方向に移動し、折畳
み屋根が後述するように移動する。このクランクを駆動
するために電動モータを設けてもよいことは明らかであ
る。
【0014】案内フレーム7はその外方に向くフランジ
13で固設の自動車屋根1に取付けられ、弾性シール部
材(elastic sealing profile )14を介して固設屋根
1で支持されている。自動車屋根1に対する案内フレー
ム7の固定は固定フレーム15によって行われ、この固
定フレーム15は自動車屋根1の下面と、案内フレーム
7の下面とに当接し、この案内フレーム7にねじ16で
結合されている。案内フレーム7と固定フレーム15と
ねじ16とはカバー部材(cladding profile)17で覆
われ、自動車の内部から見えないようになっている。
【0015】更に、この折畳み屋根は可動の前部フード
バー18と、案内フレーム7の側部案内レール2,3の
自由端を結合して全周を閉じる固設の後部フードバー1
9と、これらのフードバー18,19間に延びる折畳み
フード20とを有する。図1では前部フードバー18の
一部を欠截し、この下側の作動部材を示してある。更に
本実施例では、フード20を支える2つの横方向バー2
1が折畳み屋根の全長に沿って所定間隔で配置してあ
り、これらの横方向バー21の両端は側部案内レール
2,3内を案内されて移動することができる。前部フー
ドバー18及び2つの横方向バー21上には弾性材製の
折畳みサポート22が取付けられており、フード20を
開くときにこのフードを上方に折畳むことができる。
【0016】側部案内レール2,3と湾曲した遷移部
4,5と案内フレーム7の前部6とは、連続しかつ上方
に開口した案内通路25を有し、この案内通路25内
を、両側で直立しかつ上方に突出する保持部材26が摺
動可能に案内される。これらの保持部材はそれぞれ摺動
脚27を有し、この摺動脚27の側方突起が図2に示す
ように案内通路25の側方溝すなわちアンダーカット内
を摺動可能に案内される。したがって、保持部材26は
案内通路25から上方に引出すことはできない。更に、
保持部材26はそれぞれウェブ28により駆動ケーブル
9のいずれか1つに結合されてこの間に力を伝達するこ
とができる。駆動装置12が作動されると、保持部材2
6は案内通路内を同期して移動される。
【0017】屋根の前部コーナ部の領域では、前部フー
ドバー18上に2つの対向しかつ下方に垂下するリブ2
9,30が案内フレーム7の前部6に平行に延設されて
いる。これらのリブ29,30には互いに対向する溝3
1,32が形成されており、これらの溝内を制御板3
3,34が案内され、屋根の両側で横方向に移動するこ
とができる。制御板33,34はその外側端部で案内フ
レーム7の壁面35に摺動可能に支持されており、その
湾曲は遷移部4,5とこれらに設けられた案内通路25
の部分とに対応する。
【0018】制御板33,34内には制御スリット3
6,37を形成してあり、これらの制御スリット36,
37は案内フレーム7の前部6及びルーフ開口の前縁部
に平行な平行部38から、後方に湾曲した湾曲部39内
に連続する。この湾曲部39の曲率半径は、案内フレー
ム7の湾曲遷移部4,5内の案内通路25の曲率半径よ
りも大きい。制御スリット36,37は、案内フレーム
7の前部6あるいはルーフ開口の前縁部に平行な平行部
38が図2,3に示すように湾曲部39から上方に延び
ている。このために、制御板33,34には上方に向け
て傾斜した凹部(indentations)40を設けてあり、こ
の凹部内に制御スリット36,37の平行部38が延設
されている。制御スリット36,37の平行部38は、
図4に示すように屋根が閉じたときに下側に位置する案
内通路25の部分と整合するように配置されている。反
対に、曲率半径が上記のように異なるため、湾曲部39
は案内フレーム7の湾曲した遷移部4,5内の案内通路
25の部分とは整合しない。
【0019】保持部材26の各自由端には案内フランジ
41が設けられ、この案内フランジ41から案内ピン4
2が上方に突出し、これらの案内ピン42はそれぞれ制
御スリット36,37を通り、更にこれらの案内ピン4
2上に充分な軸方向間隙を設けてワッシャ43が取付け
られ、スナップリング等で固定されている。したがっ
て、前部フードバー18は保持部材26から上方に抜け
る虞がない。
【0020】折畳み屋根が完全にあるいは部分的に開い
たとき、保持部材26は側部案内レール2,3内に配置
され、前部フードバー18上の制御板33,34は外方
に最大限度まで移動され、この状態が図6に左制御板3
3の例で示されている。ここでは、保持部材26の案内
ピン42は制御スリット36の外端に対して当接した位
置にある。これらの案内ピンと制御スリット36,37
の端面との当接により、更に開くと、保持部材26が制
御板33,34を保持し、これにより前部フードバー1
8及びこれに固定されたフード20は図6に示す位置か
ら後方に移動する。
【0021】開いた状態の折畳み屋根を閉じる場合は、
各作動部材が図6に示す位置に配置されている状態から
保持部材26が前部フードバー18を前方に移動し、保
持部材26は案内フレーム7の湾曲した遷移部4,5内
に移動する。保持部材26が案内通路25の湾曲部内を
一定速度で移動するときには、前部フードバー18の移
動速度が次第に減少し、保持部材26が案内フレーム7
の前部6内に形成されている案内通路25内に至る。こ
の案内通路25の湾曲部内を移動する間、保持部材26
の案内ピン42は同時に制御スリット36,37の湾曲
部内を摺動し、更に前進された制御板33,34の端部
は対応して湾曲した壁面35に当接しつつ摺動する。し
たがって、制御板33,34はその前方方向の移動に加
えて、前部フードバー18に沿って横方向かつ内方にも
移動する。
【0022】図5は折畳み屋根を閉じるときの作動部材
の中間位置を示す。上記の動きが継続すると、湾曲した
遷移部4,5内の湾曲した移動路の端部における保持部
材26が両側から案内フレーム7の前部6における案内
通路25の直線部内に移動する。ほぼ同時に、保持部材
26の案内ピン42が制御スリット36,37の湾曲部
39を出て、前部6に平行な平行部38内に入る。これ
により前部フードバー18の前方移動が完了する。平行
部38内に入る直前に、案内ピン42が制御スリット3
6,37の上方に傾斜する部分内を移動し、これにより
前部フードバー18が次第に下降する。これは、駆動機
構を同じ方向に回転し続けると、前部フードバー18は
前方ではなく下方に移動され、制御スリット36,37
の平行部38内を移動する案内ピン42が制御スリット
の内端に達し、この状態は図4に折畳み屋根の左側前部
角部を例にとって図示してある。この位置では、前部フ
ードバー18は完全に下方に移動し終え、図2,3に示
すシール位置に配置される。そして制御板33,34は
横方向に移動してその内方限度位置に達する。
【0023】上記の構造によると、ハンドクランクの一
定回転速度で開閉移動する前部フードバー18は、保持
部材26が側部案内レール2,3内を移動しているとき
に、移動方向に一定速度で直線状に移動する。前部フー
ドバー18が閉方向に移動しているときに、保持部材が
湾曲した遷移部4,5内に入ると、この移動方向におけ
る前部フードバー18の移動速度が次第に遅くなり、保
持部材26が案内フレーム7の前部6内に入るとこの速
度は零となる。ハンドクランクを一定速度で同じ方向に
回転し続けると、フードバー18はかなりの閉鎖力で下
方に移動されて固設の自動車屋根1にシール状態で当接
し、このためハンドクランクに加える力を大きく増大す
る必要がない。保持部材26あるいはその案内ピン42
は前部フードバー18の前進が完了する前に制御スリッ
ト36,37の上方に傾斜する部分内に達しているた
め、この閉鎖移動の最終段階で、フードバー18がまだ
ゆっくりと前進しているときにこのバーが同時に下方に
も移動するという複合運動を行う。
【0024】折畳み屋根が展開されて、図1から図4に
示す閉鎖位置に配置された状態では、上記と逆の順序で
移動することができる。
【0025】図1及び図2に示すように、前部フードバ
ー18が、閉操作で内方に移動してその中央領域でその
前縁部に押圧された閉位置に配置された2つの保持部材
で保持されることにより、折畳み屋根は強固かつシール
状態で閉じられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一体ユニットとして形成され、その作動部を閉
じかつフードの一部を欠截した状態で示す本発明の実施
例による折畳み屋根の平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う部分断面図である。
【図3】図1の III−III 線に沿う部分断面図である。
【図4】水平方向の断面であるために前部フードバーの
大部分を欠截し、各作動部を閉一に配置した状態の折畳
み屋根の左前部の部分平面図である。
【図5】作動部を中間位置に配置した状態の図4と同様
な部分平面図である。
【図6】前部フードバーを完全に上昇させて摺動可能と
した状態の図4及び図5と同様な部分平面図である。
【符号の説明】
1…自動車屋根、2,3…側部案内レール、4,5…湾
曲遷移部、6…前部、7…案内フレーム、8…案内溝、
9…駆動ケーブル、10…ピニオン、11…ハンドクラ
ンク、12…駆動装置、13…フランジ部、14…シー
ル部材、15…固定フレーム、17…カバー部材、1
8,19…フードバー、20…折畳みフード、21…横
方向バー、22…サポート、25…案内通路、26…保
持部材、27…脚部、29,30…リブ、31,32…
溝、33,34…制御板、36,37…制御スリット、
41…案内フランジ、42…案内ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・ベーム ドイツ連邦共和国、6000 フランクフル ト、リークニッツァー・シュトラーセ 5

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ開口の両側で案内レール上を摺動
    可能に案内され、駆動装置により移動可能な前部フード
    バーと、固設の後部フードバーと、これらのフードバー
    間に延設された折畳み可能なフードとを備え、この折畳
    み可能なフードは閉じたときに前部フードバーで締付け
    られ、屋根が閉じられたときに、前部フードバーはその
    前縁部を固設の自動車屋根上にシールされる、固設の自
    動車屋根に形成されたルーフ開口を選択的に閉じあるい
    は部分的に開くための自動車用折畳み屋根であって、前
    案内レールは前部に湾曲した遷移部が連結され、この
    遷移部はルーフ開口の前縁部に平行に連続されかつ上方
    に開いて少なくとも一部が案内レールに沿って連続する
    案内通路を設けられ、この案内通路内には、前記ルーフ
    開口の両側で上方に突出する保持部材が摺動可能に案内
    され、これらの各保持部材は前記駆動装置により同期し
    て駆動される2つの駆動ケーブルの一方に結合されてこ
    れらの駆動ケーブルを通じて互いに同期して移動され
    これらの保持部材はそれぞれ前部フードバー上を横方向
    に摺動可能に案内される制御板により前部フードバーに
    力伝達可能に結合され、これらの保持部材の上端部はそ
    れぞれ各制御板に形成された制御スリット内を長手方向
    に摺動可能かつ軸方向に移動不能に係合し、これらの制
    御スリットはルーフ開口の前縁部に平行な平行部から、
    前記遷移部の案内通路よりも大きな曲率半径で後方に湾
    曲した湾曲部に続き、これらの制御スリットは湾曲部か
    らルーフ開口の前縁部に平行な平行部にかけて上方に
    斜させて配置され、前記制御板はその外側端部で湾曲し
    た遷移部に対応する案内レールの壁面に摺動可能に支承
    される折畳み屋根。
  2. 【請求項2】 前記案内レールは、その湾曲した遷移部
    とこれらを結合する前部とが組合わされて全体的に均一
    の断面を有する一体の案内フレームを形成し、この案内
    フレームにはその全体にわたり前記駆動ケーブル用の案
    通路が設けられている請求項1記載の折畳み屋根。
  3. 【請求項3】 前記案内フレームの案内レールの自由端
    は、後部フードバーにより強固に一体的に結合されて全
    周を閉じた静止フレームを形成し、フードを含む折畳み
    屋根の全ての部材は予め組立てられた一体の装着ユニッ
    トを形成する請求項1記載の折畳み屋根。
  4. 【請求項4】 前記ルーフ開口の前縁部に平行な制御ス
    リットの平行部は、これらの下側に配置されたルーフ開
    口の前縁部に平行な案内通路の領域に整合する請求項1
    記載の折畳み屋根。
JP3338852A 1990-12-28 1991-12-20 自動車用折畳み屋根 Expired - Lifetime JP2647295B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4042020A DE4042020C1 (ja) 1990-12-28 1990-12-28
DE4042020:5 1990-12-28

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Publication Number Publication Date
JPH04274923A JPH04274923A (ja) 1992-09-30
JP2647295B2 true JP2647295B2 (ja) 1997-08-27

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ID=6421587

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3338852A Expired - Lifetime JP2647295B2 (ja) 1990-12-28 1991-12-20 自動車用折畳み屋根

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US (1) US5203605A (ja)
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KR (1) KR960001133B1 (ja)
BR (1) BR9105404A (ja)
CA (1) CA2057514C (ja)
DE (1) DE4042020C1 (ja)
ES (1) ES2051176B1 (ja)
FR (1) FR2671034B1 (ja)
GB (1) GB2251584B (ja)
IT (1) IT1253543B (ja)
MX (1) MX9102849A (ja)
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