JP2646781B2 - 出力波形制御装置 - Google Patents
出力波形制御装置Info
- Publication number
- JP2646781B2 JP2646781B2 JP1771890A JP1771890A JP2646781B2 JP 2646781 B2 JP2646781 B2 JP 2646781B2 JP 1771890 A JP1771890 A JP 1771890A JP 1771890 A JP1771890 A JP 1771890A JP 2646781 B2 JP2646781 B2 JP 2646781B2
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- JP
- Japan
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- waveform
- output
- signal
- reference signal
- circuit
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は,TDMA通信方式（時分割多重通信方式）に使
用される送信機に関するもので，特に出力波形の制御に
関するものである。
用される送信機に関するもので，特に出力波形の制御に
関するものである。
［従来の技術］ TDMA通信方式において，通信機の出力をバースト状に
スイッチングすることによって，スペクトラムの拡がり
が生じ，他の送信チャネル或いは自局の受信チャネルに
悪影響を及ぼす。そこでこれを防ぐ為には，出力信号の
立上り，立下りの波形がなめらかになるように制御する
必要がある。
スイッチングすることによって，スペクトラムの拡がり
が生じ，他の送信チャネル或いは自局の受信チャネルに
悪影響を及ぼす。そこでこれを防ぐ為には，出力信号の
立上り，立下りの波形がなめらかになるように制御する
必要がある。
第２図は従来装置における出力波形の制御を行う回路
の構成を示す図である。送信機の入力端子１に送信起動
信号が入力されると，出力レベル制御信号で制御される
基準信号発生回路14から第３図に示すようななめらかな
立上り，立下り波形をもつ基準信号が発生する。一方入
力端子１から入力された送信起動信号は増幅器３で増幅
され検波回路５で検波される。そしてこの検波信号と前
述の基準信号が比較回路４で比較され，誤差信号として
出力される。この誤差信号は増幅器３に入力され，その
出力を制御する。このようにして，増幅器３の出力波形
は，基準信号と相似となるよう制御され，なめらかな立
上り，立下りをもつ波形となっていた。
の構成を示す図である。送信機の入力端子１に送信起動
信号が入力されると，出力レベル制御信号で制御される
基準信号発生回路14から第３図に示すようななめらかな
立上り，立下り波形をもつ基準信号が発生する。一方入
力端子１から入力された送信起動信号は増幅器３で増幅
され検波回路５で検波される。そしてこの検波信号と前
述の基準信号が比較回路４で比較され，誤差信号として
出力される。この誤差信号は増幅器３に入力され，その
出力を制御する。このようにして，増幅器３の出力波形
は，基準信号と相似となるよう制御され，なめらかな立
上り，立下りをもつ波形となっていた。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら従来の出力波形制御回路では，送信起動
信号毎に出力レベルを変化させた場合，基準信号発生回
路14からは基準信号として第４図のような複雑な波形を
発生させる必要があり，基準信号発生回路14が非常に複
雑になるという欠点があった。
信号毎に出力レベルを変化させた場合，基準信号発生回
路14からは基準信号として第４図のような複雑な波形を
発生させる必要があり，基準信号発生回路14が非常に複
雑になるという欠点があった。
従って本発明の目的は、送信起動信号毎に出力レベル
を変化させた場合においても、基準信号発生回路が簡単
な構成で済む出力波形制御回路を得ようとするものであ
る。
を変化させた場合においても、基準信号発生回路が簡単
な構成で済む出力波形制御回路を得ようとするものであ
る。
［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、駆動信号によりゲインが変化する増
幅器と、この増幅器の出力と装置出力の波形を制御する
ため入力される出力レベル制御信号により制御される基
準信号とを比較して両信号の誤差信号を前記駆動信号と
して出力する比較回路とを備えた出力波形制御装置に於
いて、前記出力レベル制御信号により制御された台形を
成す基本波形をそれぞれが出力する複数の基準信号発生
回路と、この複数の基準信号発生回路それぞれが出力す
る基本波形を入力して合成し前記基準信号として出力す
る波形合成回路とを設けて成る事を特徴とする出力波形
制御装置が得られる。このように簡単な構成により上記
目的が達成できる。
幅器と、この増幅器の出力と装置出力の波形を制御する
ため入力される出力レベル制御信号により制御される基
準信号とを比較して両信号の誤差信号を前記駆動信号と
して出力する比較回路とを備えた出力波形制御装置に於
いて、前記出力レベル制御信号により制御された台形を
成す基本波形をそれぞれが出力する複数の基準信号発生
回路と、この複数の基準信号発生回路それぞれが出力す
る基本波形を入力して合成し前記基準信号として出力す
る波形合成回路とを設けて成る事を特徴とする出力波形
制御装置が得られる。このように簡単な構成により上記
目的が達成できる。
又、本発明によれば、上記の出力波形制御装置におい
て、前記波形合成回路が複数の前記基本波形のうちレベ
ルの最も高いレベルを選択して出力する事を特徴とする
出力波形制御装置が得られる。この結果、波形合成回路
が簡単に形成できる。
て、前記波形合成回路が複数の前記基本波形のうちレベ
ルの最も高いレベルを選択して出力する事を特徴とする
出力波形制御装置が得られる。この結果、波形合成回路
が簡単に形成できる。
更に本発明によれば、前記複数の基準信号発生回路そ
れぞれが、送信起動信号により関連して起動制御され、
それぞれ異なる前記基本波形を出力する事を特徴とする
出力波形制御装置が得られる。この結果、複数の基準信
号発生回路それぞれの間で基本波形が適切に生成され
る。
れぞれが、送信起動信号により関連して起動制御され、
それぞれ異なる前記基本波形を出力する事を特徴とする
出力波形制御装置が得られる。この結果、複数の基準信
号発生回路それぞれの間で基本波形が適切に生成され
る。
［実施例］ 次に本発明の実施例を第１図を用いて説明する。
第５図に示されるような送信起動信号（ａ）が端子13
から送信起動制御回路11に入力されると，送信起動制御
回路11からは，第１の基準信号発生回路８と第２の基準
信号発生回路９に，第５図に示すような短形パルス信号
（b,c）が交互に与えられる。
から送信起動制御回路11に入力されると，送信起動制御
回路11からは，第１の基準信号発生回路８と第２の基準
信号発生回路９に，第５図に示すような短形パルス信号
（b,c）が交互に与えられる。
第１と第２の基準信号発生回路８と９では，送信起動
制御回路11からの短形パルス信号（b,c）に従って第５
図に示されるような台形の基準波形（d,e）を発生す
る。このときの台形の基準波形（d,e）のレベルは、増
幅器３の出力レベルが所望の値となるように制御回路10
によって制御される。第１と第２の基準信号発生回路8,
9からの台形の基準波形（d,e）は、共に波形合成回路７
に入力される。
制御回路11からの短形パルス信号（b,c）に従って第５
図に示されるような台形の基準波形（d,e）を発生す
る。このときの台形の基準波形（d,e）のレベルは、増
幅器３の出力レベルが所望の値となるように制御回路10
によって制御される。第１と第２の基準信号発生回路8,
9からの台形の基準波形（d,e）は、共に波形合成回路７
に入力される。
波形合成回路７は、入力した２つの台形の基準波形
（d,e）のうちレベルの高い方を選択し第５図に示すよ
うな合成波形（ｆ）を出力するものとする。この合成波
形（ｆ）は濾波回路６によって濾波され，第５図に示す
ようななめらかな基準信号波形（ｇ）となる。
（d,e）のうちレベルの高い方を選択し第５図に示すよ
うな合成波形（ｆ）を出力するものとする。この合成波
形（ｆ）は濾波回路６によって濾波され，第５図に示す
ようななめらかな基準信号波形（ｇ）となる。
一方増幅器３の出力波形は検波回路５で検波され，そ
の検波信号と濾波回路６の第５図に示されるような基準
信号波形（ｇ）が比較回路４で比較される。
の検波信号と濾波回路６の第５図に示されるような基準
信号波形（ｇ）が比較回路４で比較される。
比較回路４から出力される信号は誤差信号として増幅
器３に与えられ，その出力を制御する。このようにし
て，増幅器３の出力波形は，濾波回路６から発生される
第５図に示されるような基準信号波形（ｇ）と相似とな
るように制御され，送信起動信号（ａ）ごとに出力レベ
ルを変化させても増幅器３の出力波形はなめらかな立上
り，立下りをもつ波形となり，スペクトラムの拡がりを
抑えることができる。
器３に与えられ，その出力を制御する。このようにし
て，増幅器３の出力波形は，濾波回路６から発生される
第５図に示されるような基準信号波形（ｇ）と相似とな
るように制御され，送信起動信号（ａ）ごとに出力レベ
ルを変化させても増幅器３の出力波形はなめらかな立上
り，立下りをもつ波形となり，スペクトラムの拡がりを
抑えることができる。
上記の実施例では基準波形として２つの波形を用いた
が,3つ又はそれ以上の数の基準波形発生回路を用いるこ
とができる。しかし基準波形の数が多くなると制御系が
複雑になるので，実用的には２つ又は３つ程度が好まし
い。
が,3つ又はそれ以上の数の基準波形発生回路を用いるこ
とができる。しかし基準波形の数が多くなると制御系が
複雑になるので，実用的には２つ又は３つ程度が好まし
い。
［発明の効果］ 以上説明したように，本発明は２つの基準信号発生回
路8,9を交互に使って基準信号を発生させ，波形合成回
路７により合成した合成波形を濾波回路６により濾波と
いう簡単な構成で、複雑な波形を得ることができるとい
う効果がある。更に、本発明は第１図に示されるような
回路に適用することにより、スペクトラムの拡がりを抑
えることができる。
路8,9を交互に使って基準信号を発生させ，波形合成回
路７により合成した合成波形を濾波回路６により濾波と
いう簡単な構成で、複雑な波形を得ることができるとい
う効果がある。更に、本発明は第１図に示されるような
回路に適用することにより、スペクトラムの拡がりを抑
えることができる。
第１図は本発明の一実施例の構成を示す図，第２図は従
来例の構成を示す図，第３図は従来例における基準信号
発生回路14の出力波形を示す図，第４図は送信起動信号
ごとに出力レベルを変化させた場合に必要となる基準信
号波形図，第５図（ａ）〜（ｇ）は各種の信号の波形を
示す図であり，（ａ）は送信起動信号，（ｂ）は第１の
基準信号発生回路８の入力信号，（ｃ）は第２の基準信
号発生回路９の入力信号，（ｄ）は第１の基準信号発生
回路８の出力信号，（ｅ）は第２の基準信号発生回路９
の出力信号，（ｆ）は波形合成回路７の出力信号，
（ｇ）は濾波回路６の出力信号をそれぞれあらわしてい
る。 記号の説明:1は入力信号端子,2は出力信号端子,3は増幅
器,4は比較回路,5は検波回路,6は濾波回路,7は波形合成
回路,8は第１の基準波形発生回路,9は第２の基準波形発
生回路,10は制御回路,11は送信起動制御回路,12は出力
レベル制御信号入力端子,13は送信起動信号入力端子を
それぞれ表している。
来例の構成を示す図，第３図は従来例における基準信号
発生回路14の出力波形を示す図，第４図は送信起動信号
ごとに出力レベルを変化させた場合に必要となる基準信
号波形図，第５図（ａ）〜（ｇ）は各種の信号の波形を
示す図であり，（ａ）は送信起動信号，（ｂ）は第１の
基準信号発生回路８の入力信号，（ｃ）は第２の基準信
号発生回路９の入力信号，（ｄ）は第１の基準信号発生
回路８の出力信号，（ｅ）は第２の基準信号発生回路９
の出力信号，（ｆ）は波形合成回路７の出力信号，
（ｇ）は濾波回路６の出力信号をそれぞれあらわしてい
る。 記号の説明:1は入力信号端子,2は出力信号端子,3は増幅
器,4は比較回路,5は検波回路,6は濾波回路,7は波形合成
回路,8は第１の基準波形発生回路,9は第２の基準波形発
生回路,10は制御回路,11は送信起動制御回路,12は出力
レベル制御信号入力端子,13は送信起動信号入力端子を
それぞれ表している。
Claims (3)
- 【請求項１】駆動信号によりゲインが変化する増幅器
と、この増幅器の出力と装置出力の波形を制御するため
入力される出力レベル制御信号により制御される基準信
号とを比較して両信号の誤差信号を前記駆動信号として
出力する比較回路とを備えた出力波形制御装置に於い
て、前記出力レベル制御信号により制御された台形を成
す基本波形をそれぞれが出力する複数の基準信号発生回
路と、この複数の基準信号発生回路それぞれが出力する
基本波形を入力して合成し前記基準信号として出力する
波形合成回路とを設けて成る事を特徴とする出力波形制
御装置。 - 【請求項２】前記波形合成回路が、複数の前記基本波形
のうち、レベルの最も高いレベルを選択して出力する事
を特徴とする特許請求の範囲第（１）項の出力波形制御
装置。 - 【請求項３】前記複数の基準信号発生回路それぞれが、
送信起動信号により関連して起動制御され、それぞれ異
なる前記基本波形を出力する事を特徴とする特許請求の
範囲第（１）項または第（２）項の出力波形制御装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1771890A JP2646781B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 出力波形制御装置 |
| CA002035203A CA2035203C (en) | 1990-01-30 | 1991-01-29 | Signal control apparatus capable of readily changing an apparatus output signal |
| US07/648,689 US5152008A (en) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | Signal control apparatus capable of readily changing an apparatus output signal |
| EP91101198A EP0440186B1 (en) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | Signal control apparatus capable of readily changing an apparatus output signal |
| DE69115512T DE69115512T2 (de) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | Signal-Regelgerät zum leichten Verändern eines Gerätausgangssignals |
| AU70112/91A AU637185B2 (en) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | Signal control apparatus capable of readily changing an apparatus output signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1771890A JP2646781B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 出力波形制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03224336A JPH03224336A (ja) | 1991-10-03 |
| JP2646781B2 true JP2646781B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=11951533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1771890A Expired - Lifetime JP2646781B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 出力波形制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2646781B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3742012B2 (ja) | 2000-03-30 | 2006-02-01 | 三菱電機株式会社 | 多重通信システムにおける信号処理装置およびその信号処理方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3701927A1 (de) * | 1987-01-23 | 1988-08-04 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren zur erzeugung einer spannung mit dreieckfoermigem kurvenverlauf |
| JPH01208914A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-22 | Kokusai Electric Co Ltd | 位相連続形送信電力制御回路 |
-
1990
- 1990-01-30 JP JP1771890A patent/JP2646781B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03224336A (ja) | 1991-10-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509 Year of fee payment: 13 |