JP2646714B2 - マイクロ波着陸システムのファー・フィールド・モニタ - Google Patents

マイクロ波着陸システムのファー・フィールド・モニタ

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JP2646714B2
JP2646714B2 JP29549888A JP29549888A JP2646714B2 JP 2646714 B2 JP2646714 B2 JP 2646714B2 JP 29549888 A JP29549888 A JP 29549888A JP 29549888 A JP29549888 A JP 29549888A JP 2646714 B2 JP2646714 B2 JP 2646714B2
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貴志 西村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マイクロ波着陸システム(MLS:Microwave
Landing System)のファー・フィールド・モニタ(FFM:
Far Field Monitor)に係り、特にアジマス(AZ:Azimut
h)装置あるいはバックアジマス(Back AZ:Back Azimut
h)装置の遠方界の電波をモニタする技術に関する。
(従来の技術) MLSは、従来の計器着陸システム(ILS:Instrument La
nding System)に代わる着陸援助装置として、空港に進
入着陸しようとしている航空機に方位、高低、後方方位
それぞれの角度情報および各種データを与えるシステム
として実用化されつつある。このMLSの地上装置につい
ては、例えば、「航空電子装置(岡田実編、日刊工業新
聞社刊)」等に詳記されているのでその説明を割愛する
が、概略AZ装置とBack AZ装置とエレベイション(EL:EL
evation)装置の各サブシステムで構成される。そし
て、これらサブシステムの配置態様は、例えば第3図に
示すようになっている。即ち、AZ装置31とBack AZ装置3
2が滑走路33を長手方向に挟んだ両側端に、EL装置34が
滑走路33の短手方向一側端にそれぞれ配置され、またリ
モート35が適宜位置に配置され、これらの間にはデータ
信号等を伝達するための伝送路36が布設されている。
ところで、AZ装置31やBack AZ装置32の遠方界の電波
をモニタする従来のFFMは、FFMアンテナ、RF検波器、モ
ニタ処理回路、データ伝送回路等を備えるモニタ装置を
新たに構成し、AZ装置31の遠方界電波をモニタする場合
にはBack AZ装置32側にそのモニタ装置を配置し、またB
ack AZ装置32の遠方界電波をモニタする場合にはモニタ
装置をAZ装置31側に配置し、そのモニタ結果をリモート
35あるいはBack AZ装置またはAZ装置へ新たに設けた専
用の伝送路を介して伝送するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来のFFMは、FFMアンテナ、
RF検波器、モニタ処理回路、データ伝送回路等で構成さ
れるモニタ装置を新たに所定の位置に設置する必要があ
るため、構成が複雑になるという問題点がある。また、
モニタ結果をリモートあるいは、AZ装置またはBack AZ
装置に伝送するためその伝送路を新たに布設しなければ
ならないという問題点もある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、モニタ装置やモニタ専用の伝送路を
設けることなく簡単な構成でAZ装置およびBack AZ装置
の遠方界電波のモニタをなし得るMLSのFFMを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明のMLSのFFMは次の
如き構成を有する。
即ち、本発明のマイクロ波着陸システムのファー・フ
ィールド・モニタは、ビーム走査アンテナとデータアン
テナをRFスイッチにて送信機に切換接続するとともに、
ニア・フィールド・モニタ・アンテナの受信信号をRF検
波器を介してモニタ処理をしその結果をリモートへ伝送
するようにしたマイクロ波着陸システムにおけるアジマ
ス装置およびバック・アジマス装置において;ロー・ノ
イズ・アンプと;前記データアンテナと前記RFスイッチ
の一方の切換出力端との間に設けられ、RFスイッチの一
方の切換出力端への出力信号をデータアンテナへ伝達し
データアンテナの受信信号を前記ロー・ノイズ・アンプ
へ伝達するデュープレクサと;前記ニア・フィールド・
モニタ・アンテナと前記RF検波器の入力端間に設けられ
ニア・フィールド・モニタ・アンテナの受信信号と前記
ロー・ノイズ・アンプの出力信号とを切り換えてRF検波
器へ伝達する切換器と;を設けたことを特徴とするもの
である。
(作 用) 次に、前記の如く構成される本発明のマイクロ波着陸
システムのファー・フィールド・モニタの作用を説明す
る。
周知のように、マイクロ波着陸システムにおけるアジ
マス装置とバック・アジマス装置は滑走路の長手方向両
端側に配置される。つまり、両装置は滑走路を挟んで対
向配置されるが、相互に相手の電波を受信可能であっ
て、しかも電波にとって十分に遠方と考えることができ
る。そして、各装置ではビーム走査アンテナとデータア
ンテナは交互に選択使用されるが、その使用の態様は両
装置間で重ならないように時分割的になされる。
本発明はこの点に着目したのである。即ち、両装置に
おいて、一方が送信しているときは、他方は切換器がロ
ー・ノイズ・アンプの出力を選択するようにしておけ
ば、他方のデータアンテナは受信アンテナとして機能
し、遠方界(ファー・フィールド)のモニタが行えるこ
とになる。
要するに、本発明によれば、従来の如きモニタ装置や
これに伴う専用伝送路を新設配置する必要がないのであ
る。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るマイクロ波着陸シス
テム(MLS)のファー・フィールド・モニタ(FFM)を示
す。第1図において、本発明のMLSのFFMは、従来のAZ装
置およびBack AZ装置において、デュープレクサ2とロ
ー・ノイズ・アンプ3と切換器4とを付加して構成した
ものである。
AZ装置およびBack AZ装置はEL装置と共に例えば第3
図に示した如く配置され、これらは時分割的に互いに重
ならないタイミングで送信動作をするが、AZ装置および
Back AZ装置の送信タイミングでは次の2つの送信動作
が行われる。即ち、送信タイミングの前半では、RFスイ
ッチ10がデュープレクサ2側に切り換えられ、送信機11
の出力がデュープレクサ2を通ってデータアンテナ1か
ら送信される。また、その後半のタイミングでは、RFス
イッチ10がビーム送信アンテナ9側に切り換えられ、送
信機11の出力がビーム走査アンテナ9を通って送信され
る。なお、その送信タイミングでは、切換器4はニア・
フィールド・モニタ・アンテナ8側に切り換えられ、そ
の受信信号がRF検波器5を介してモニタ処理回路6に入
力し、ここで所要の処理を受けてモニタ信号が形成され
る。このモニタ信号はデータ伝送回路7を介して伝送路
36へ送出されリモート35へ伝達される。
そして、本発明では、例えば第2図に示すように相互
に相手の遠方界(FF:ファー・フィールド)をモニタす
る。これは、AZ装置とBack AZ装置は時分割的に送信動
作をすること、両装置は第3図に示すように滑走路33の
長手方向両側に在って相互に相手の電波を受信可能であ
ること、しかも滑走路長は短くても数100mあり、長いも
のでは約4000m程度あるので、十分遠方界と考えること
ができる点に着目したものである。
第2図において、例えばAZ装置の送信タイミングでは
Back AZ装置は休止しているので、Back AZ装置では切換
器4をロー・ノイズ・アンプ側に切り換える。そうする
と、Back AZ装置では、AZ装置が送信するAZ電波がデー
タアンテナ1で受信され、それがデュープレクサ2、ロ
ー・ノイズ・アンプ3および切換器4を介してRF検波器
5へ伝達され、モニタ処理回路6で所要の信号処理を受
け、その結果がデータ伝送回路7から伝送路36へ送出さ
れリモート35へ伝達される。
また、Back AZ装置の送信タイミングでは、AZ装置は
休止しているので、AZ装置では以上説明したモニタ動作
を行う。このように、両装置において交互にモニタ動作
を行うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のマイク波着陸システム
のファー・フィールド・モニタによれば、アジマス装置
およびバック・アジマス装置において、データ・アンテ
ナを受信アンテナとして利用できるようにしたので、常
備するモニタ処理回路や伝送路等をそのまま有効に利用
して簡単にファー・フィールドをモニタでき、従来必要
とされていたモニタ装置やこれに伴う専用伝送路を不要
とすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るマイクロ波着陸システ
ム(MLS)のファー・フィールド・モニタ(FFM)の構成
ブロック図、第2図は本発明のFFMを実行するタイミン
グを示す図、第3図はMLSの構成図である。 1……データアンテナ、2……デュープレクサ、3……
ロー・ノイズ・アンプ、4……切換器、5……RF検波
器、6……モニタ処理回路、7……データ伝送回路、8
……ニア・フィールド・モニタ・アンテナ、9……ビー
ム走査アンテナ、10……RFスイッチ、11……送信機、31
……AZ装置、32……Back AZ装置、33……滑走路、34…
…EL装置、35……リモート、36……伝送路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビーム走査アンテナとデータアンテナをRF
    スイッチにて送信機に切換接続するとともに、ニア・フ
    ィールド・モニタ・アンテナの受信信号をRF検波器を介
    してモニタ処理をしその結果をリモートへ伝送するよう
    にしたマイクロ波着陸システムにおけるアジマス装置お
    よびバック・アジマス装置において;ロー・ノイズ・ア
    ンプと;前記データアンテナと前記RFスイッチの一方の
    切換出力端との間に設けられ、RFスイッチの一方の切換
    出力端への出力信号をデータアンテナへ伝達しデータア
    ンテナの受信信号を前記ロー・ノイズ・アンプへ伝達す
    るデュープレクサと;前記ニア・フィールド・モニタ・
    アンテナと前記RF検波器の入力端間に設けられニア・フ
    ィールド・モニタ・アンテナの受信信号と前記ロー・ノ
    イズ・アンプの出力信号とを切り換えてRF検波器へ伝達
    する切換器と;を設けたことを特徴とするマイクロ波着
    陸システムのファー・フィールド・モニタ。
JP29549888A 1988-11-22 1988-11-22 マイクロ波着陸システムのファー・フィールド・モニタ Expired - Lifetime JP2646714B2 (ja)

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