JP2645842B2 - 索道搬器走行機のクランプ装置 - Google Patents

索道搬器走行機のクランプ装置

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【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、索道の分野における主として交走式索道等
において、搬器と索条とを連結する為に用いるクランプ
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
交走式索道はターミナルとターミナルとの間に張架し
た静止索たる支索と、ターミナルとターミナルとの間に
張架循環する動索たる曳索とを用いて、これと走行機に
懸垂された2台の搬器を用いて、走行機が支索に導かれ
て走行し、かつ曳索に曳行されるように走行し、このよ
うにして2台の搬器を交互に行きちがい運行させるよう
にしたもので、該搬器は一般に大容量で多数定員のもの
が用いられている。このような交走式索道の場合には、
曳索と走行機ないし搬器との結合にはソケットによる連
結が一般的に用いられている。
第7図は、このようなソケット式の連結を用いた場合
の走行機100の構成を示したものである。
搬器(図示していない)は、懸垂機101の下方に懸垂
され、該懸垂機101はピン102で走行機100のメインビー
ム103に揺動自在に枢着懸垂されている。メインビーム1
03はその両端附近でピン104,104を介してビーム105,105
にはそれぞれピン106,106及び106,106を介して走行輪10
7,107及び107,107が枢着されている。ここで該走行輪10
7,107及び107,107は支索120に沿って転動し誘導される
ためのものである。
前記メインビーム103には中央附近が上下に延出して
おり、これにソケット受部材108が取付けられており、
このソケット受部材108の両端にはピン109,109を介して
ソケット110,110が枢着連結されている。該ソケット11
0,110は、よく知られているように円錐形中空筒状をな
し、該中空の空所内に一方から例えば曳索121aの索端部
を挿入し、かつ索端部を解撚して、これに溶融したバビ
ットメタルないしホワイトメタルを鋳込んで固結連結さ
せたものであり、また他方のソケット109についても平
衡索121bの索端部を同様に挿入して固結連結したもので
ある。
このように構成して、曳索121aにより走行機100が牽
引され、かつ走行輪107,107,107,107は支索120上を転動
して搬器の運行が行なわれる。
このような曳索、平衡索との接続は、次記の欠点もあ
るが、経験上、もっとも信頼性の高いものとして一般的
に多用されてきた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この装置の欠点としては、前記した合
金融着の作業が相応の技術と経験を要して面倒であり、
このことは索条の経年使用による伸延を生じたときの切
詰作業の際にも同様のことを行なわなければならない。
また、近年は索条に含油芯材として従来の麻芯から合成
繊維芯を用いるものが多用されるようになったが、この
ようなソケット連結を行なう場合には、合成繊維芯が焼
損または溶融するおそれがあるため、この形式の索条は
用いることができない。また、前記ソケットの合金溶着
を行なった部分附近のソケット挿入部近傍には雨水等の
浸入により索条の腐食を生じ易く、かつ点検が比較的困
難な箇所があり、常時、注意が必要である。
更に、この装置による連結は半永久的固結であるた
め、例えば搬器のターミナル停止位置を矯正するため、
索条に対して搬器位置を微調整したい場合には全く対応
できない問題がある。
または索条と搬器との連結関係をなんらかの理由によ
って特別に解放したい要求にも対応できないものであっ
た。
これに対して交走式ロープウェイにおいて、一方のタ
ーミナル例えば山麓のターミナルに搬器を2台共収容す
る車庫施設を設けて運転終了時には、少なくとも一方の
搬器は索条から切り離して、交互・運転する搬器を2台
共一方ターミナルの車庫へ格納可能とする目的をもっ
て、ソケットに代えて、リンク油圧装置を用いたクラン
プ装置(例えば特開昭62−88656号)なども提案されて
いるが、該装置では、クランプ装置は懸垂機に装着され
ており、走行機に装備されたものではないので、この構
造では、勾配のある線路では、曳索張力により、搬器が
進行方向に傾斜する傾向になる。又、静止索と、クラン
プ装置が離れており、進行方向に直角な風圧に対して搬
器が静止索を支点として横揺れする為、ターミナル間に
支曳索受けがある場合には通過時に脱索し易い欠点があ
る。又片方の可動クランプ部材である外側セクタ及びリ
ンク機構が損傷した場合、1つのジャッキでは、油圧式
であろうと機械式であろうと、各々と外側セクタは相互
の反力でクランプしている為、両側のセクタともクラン
プ力がなくなる事になり、搬器の重要装置にしては安全
性に欠けるなどの欠点があり、充分満足されるものはま
だ提案されていない。
本発明は、このような事情の改善をはかり、ソケット
式の如く、作業が面倒でなく従って索動の建設時、及び
索条の切詰作業または索条更新作業が容易であり、かつ
点検が容易であり、またなんかの要求により索条と搬器
との連結を切離したい場合にも対応することができるも
のであると共に、索条の搬器との間の半永久的な連結関
係も安定で信頼性が高く、索条への損傷のおそれのない
クランプ装置の提供を目的としてなされたものである。
(ロ)発明の構成 〔問題を解決するための手段〕 この目的に対応して本発明は、両端のターミナルの間
に張架された静止索と、両端のターミナルの間に無端状
に循環張架された動索と及び前記静止索に沿って転動す
べき複数のローラを具え懸垂機を介して搬器を懸垂する
走行機とを用い、前記走行機は前記静止索に誘導され、
かつ前記動索に牽引されることによって搬器を運行して
輸送を行ない前記動索はターミナルとターミナルの間を
前記走行機とは独立して無端状に張架されたものである
形式の索道において、 前記走行機は仮想の直線上に間隔を置いて位置する一対
の固定クランプと前記一対の固定クランプの間に位置す
る一方の可動クランプと他方の可動クランプとを有する
可動クランプと、クランプレバーとを備え、 一対の固定クランプは前記走行機のフレームに固定され
ていて一方向に張り出す湾曲形状の動索接当部を有しか
つ他方の可動クランプは前記フレームの固定位置に着脱
可能に構成され反対方向に張り出す湾曲形状の動索接当
部を有し、前記固定クランプの動索接当部と前記他方の
可動クランプの動索接当部が共働して動索を湾曲折り曲
げ可能に構成され、 前記クランプレバーは一端にばねを取り付け他端に前記
一方の可動クランプを取付けており、前記他方の可動ク
ランプが前記動索を前記仮想の直線から前記反対方向に
偏寄した位置に屈曲させた状態で前記ばねの弾性力を前
記一方の可動クランプを介して前記動索に作用させつつ
前記一方の可動クランプの動索接当部と前記他方の可動
クランプの動索接当部とが共働して前記動索を挟着する
ように構成したことを特徴とする搬器走行機のクランプ
装置を要旨として構成されたものである。
以下図面により、本発明の実施例について説明する。
第1図は、装置の全体の配設関係を示したもので、搬器
1の側面図を示している。第1図において、懸垂機7は
下方に客車(図示せず)を懸垂したもので、該懸垂機7
は、懸垂ピン9で走行機2のメインフレーム8に揺動自
在に枢着されている。クランプ装置3は、メインフレー
ム8の下部に装着されており、クランプ装置3は、動索
たる曳索6を上下方向より屈曲挟持する。曳索6は走行
機2を牽引し、走行輪7,4…4は、支索5上を転動して
搬器1は、山麓、山頂ターミナル間を誘導運行される。
第2図は、メインフレーム8に対する、クランプ装置
3の装備の状態を説明するものである。固定クランプ10
は、曳索6を挟持した持、屈曲するよう、曳索6の接当
部が凸形の湾曲形状をしており、メインフレーム8の下
部中央に第6図D−D断面に示す様に、ピン11,11とナ
ット40,40で固着されている。固定クランプ21,21はメイ
ンフレーム8の中央より左右対称に前記メインフレーム
8の下部に固着されてたブラケット22,22、…22にピン2
3,23…23で固着されている。一方可動クランプ12,12は
レバー15,15の一端にピン14,14により回動可能に枢着さ
れている。又レバー15,15の他端にはロッド17,17がピン
16,16にそれぞれ回動可能に枢着され、前記ロッド17,17
はメインフレーム8の水平リブ36,36の穴37,37に摺動可
能に装着され水平リブ36,36の上部に突出した部分に
は、ばね18,18が座金19,19とナット20,20と水平リブ36,
36とで挟圧する様に挿着されている。前記レバー15,15
は、ばね18,18の弾性力が増加するように、ヒンジピン1
3,13からピン16,16までの距離がヒンジピン13,13からピ
ン14,14までの距離より大きくなる位置に矢印32、矢印3
3方向に上下旋回可能に第5図C−C断面に示すよう
に、ヒンジピン13,13でメインフレーム8に枢着されて
いる。可動クランプ27,27はピン30,30により、レバー2
6,26の一端に回動可能に枢着され、前記レバー26,26の
他端は、第3図A−A断面に示すように、ヒンジピン2
5,25により、メインフレーム8に固着されたヒンジブラ
ケット24,24に矢印34、矢印35の方向に、上下に旋回可
能に枢着されている。第2図左半分は放索状態41、右半
分は握索状態42を示す。曳索6の握索は山頂又は山麓タ
ーミナルに配設されている油圧ジャッキ(図示せず)で
可動クランプ27,27を矢印34の方向に押し上げ、可動ク
ランプ12,12とで曳索6を挟持し、又可動クランプ12,12
も矢印32の方向に押し上げ、ばね18,18は圧縮され、そ
の反力により可動クランプ27,27に押圧力を発生させ、
この位置で可動クランプ27,27の穴28,28,28,28とレバー
26,26の穴29,29,29,29とメインフレーム8の穴38,38,3
8,38は同一芯となりピン31,31,31,31を慣通させ、ナッ
ト39,39,39,39で締結固着することにより行う。また同
時に固定クランプ12,12と可動クランプ27,27とで搬器1
の中心より、左右対称位置に各々一山の屈曲部を作り曳
索6の張力による耐滑力を増加させる構成となってい
る。
〔作用〕
両端のターミナルとターミナル間に往復線路として1
条又は2条の静止索を張架する構造は従来の方式と均等
である。次に動索としての曳索6は、両端のターミナル
に配設された滑車と滑車との間に、スプライス乃至捩り
合せられて、前記支索の往復線路に沿って、無端状に正
逆方向に循環可能に張架されている。本実施例において
は曳索6は1条であり、走行機2の下部に装備されてい
るクランプ装置により、握索、放索させる。
ここでクランプ装置3について記せば、ばね18,18
が、ロッド17,17でガイドされ、メインルーム8の水平
リブ36,36と座金19,19、ボルト20,20との間で握索時に
は予圧状態かた弾性力によって、レバー15,15、ヒンジ
ピン13,13を介して、可動クランプ12,12が可動クランプ
27,27を矢印34方向に曳索6を押圧する。又固定クラン
プ10、固定クランプ21,21により握索状態では、前記固
定クランプ10を中心に左右の対称位置に曳索6を凸形に
屈曲させ、曳索6の張力により、ばね18,18による弾性
力と協調して押圧力により曳索6を強固に挟持把握す
る。一般の交走式索道における2台の搬器のうちの他の
1台についても全く同様である。
尚固定クランプ21,21は曳索6の接当面が凸形に湾曲
しており、運転中の曳索6の上下動に対して、鋭角な屈
曲が起きない形状となっている。
本装置はこの様にして曳索6を強固に挟持把握して、
搬器と曳索を半永久的に安定して強固に結合可能のもの
であるがまた必要によって、結合を切離したい場合は、
油圧ジャッキ(図示しない)で、可動クランプ27,27を
受け、ナット39,39を取り外し、ピン31,31を抜き取り、
前記可動クランプ27,27を矢印35の方向に下ければ曳索
6と結合を切り離すことも容易である。
(ハ)発明の効果 上述の如く構成され作用する本発明の索道搬器走行機
のクランプ装置の効果を次に述べる。
従来、交走式ロープウェイに用いられてきたソケット
装置は、(1)ソケット作業が面倒な点と、(2)索条
と走行機の連結ないし結合が硬直的で融通性のない点に
欠点があった。即ち、前記(1)の点については、ソケ
ット作業の実施に当っては索端部の解撚状態、解撚部の
洗浄、バビットメタルないしホワイトメタルの鋳込み方
法等に、相応の技術と経験を要し、山岳地の場合、作業
環境が厳しい中で、細心の作業管理のもとに実施する必
要があり、非常に作業が面倒であり、また索条に熱を加
える事になり、含油芯材に合成繊維を用た索条の使用は
できない等の欠点があった。
前記(2)の点については、従来のソケット式の場合
は、両端のターミナル間の動索即ち曳索と平衡索のソケ
ットを走行機下部に固着装備されたソケット接続金具
(図示なし)を介し直列にピンで枢着接続し、両ターミ
ナル間の各々の滑車を介し閉ループとしているため、2
台の走行機の相互位置関係は固定されているため融通性
がない点がある。
このために、経年運行間に索条が徐々に延びを生じ、
索条緊張用の重錘装置が床つく様な状態になるので、あ
る長さ迄延びた場合には切詰を実施しなければならな
い。その場合に前記ソケット作業をやり直す必要があ
り、また索条の延びにより、2台の搬器相互位置を矯正
したい場合、あるいは点検等において、2台の搬器のう
ち一方又は両方を索条から切離したい場合にも容易には
対応できなかった。
本発明の装置は、前記(1)の点については、油圧式
の治工具によってばねを圧縮または緩解することによ
り、曳索を挟持または解放させる作業が簡単である。か
つソケット作業時の合金鋳込みによる索条への加熱の影
響がないので、何れの種類の索条でも使用可能である。
前記(2)項に関して、本装置は、索条系と走行機系
とは、曳索を放索するだけで、完全に独立するので、容
易に相互の融通性があり、索条係では、索条の伸びに対
応する切詰め作業でソケット作業は不要となり、索条の
スプライス作業だけで済む。また走行機系については、
索条の伸び等により、2台の搬器の相互位置を矯正した
い場合にも容易に微調整可能である。また点検等により
搬送器を索条から切り離したい要求があった場合にも容
易に対応できるのである。
また、前述の理由により、該索道設備の建設工事の際
にも、両端ターミナル間の索条循環張架工事を、走行機
を介さずに独立して完了することができ、その後に山麓
ターミナルにおいて一方の走行機及び搬器を、索条のス
プライス部を回避して所望位置に挟持連結してこの搬器
を山頂ターミナルに回送した後、他方の走行機および搬
器を同様に、山麓ターミナルにおいて、所定位置で索条
を挟持連結することにより、工事を容易にすることがで
きる。
その他従来のソケット式装置の場合には、ソケット部
近傍において又握索式装置の場合には、挟持部附金にお
いて搬器走行中の索条の上下動による繰返し曲げ荷重に
よって疲労を生じ易いのであるが、本装置を用いた場合
は経年運行の一定累積運転回数枚に、このような履歴を
経ていない索条箇所を索条を移動し握索すれば、より安
全な索道運行を行なうことが可能であるが、従来のソケ
ット式の場合には、このような対応はできない。
しかも本装置は、使用するばねの容量を当該索道に所
要でかつ最適なものを設計により定めて採用可能であ
り、従来のソケット式と同等以上の索条挟持力ないし把
握力を有する安全な装置を提供することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図 索道搬器走行機のクランプ装置の配設関係図を
示す側面図 第2図 搬器走行機のメインフレームとクランプ装置の
取付関係図を示す側面図 第3図 下側クランプレバーヒンジ部A−A断面図 第4図 両側固定クランプピン部B−B断面図 第5図 可動上下クランプ部曳索の握索状態を示すC−
C断面図 第6図 中央固定クランプ部取付D−D断面図 第7図 従来の索道搬器走行機を説明する略図で示した
側面図 1……搬器、2……走行機、3……クランプ装置、4…
…走行輪、5……支索、6……曳索、7……懸垂機、8
……メインフレーム、9……懸垂ピン、10……固定クラ
ンプ、11……ピン、12……可動クランプ、13……ヒンジ
ピン、14……ピン、15……レバー、16……ピン、17……
ロッド、18……ばね、19……座金、20……ナット、21…
…固定クランプ、22……ブラケット、23……ピン、24…
…ヒンジブラケット、25……ヒンジピン、26……レバ
ー、27……可動クランプ、28……穴、29……穴、30……
ピン、31……ピン、32……矢印、33……矢印、34……矢
印、35……矢印、36……水平リブ、37……穴、38……
穴、39……ナット、40……ナット、41……放索状態、42
……握索状態、43……矢印、44……矢印、100……走行
機、101……懸垂機、102……ピン、103……メインビー
ム、104……ピン、105……ビーム、106……ピン、107…
…走行輪、108……ソケット受部材、109……連結ピン、
110……ソケット、111……索条ホルダー、120……支
索、121a……曳索、121b……平衡索

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端のターミナルの間に張架された静止索
    と、両端のターミナルの間に無端状に循環張架された動
    索と及び前記静止索に沿って転動すべき複数のローラを
    具え懸垂機を介して搬器を懸垂する走行機とを用い、前
    記走行機は前記静止索に誘導され、かつ前記動索に牽引
    されることによって搬器を運行して輸送を行ない前記動
    索はターミナルとターミナルの間を前記走行機とは独立
    して無端状に張架されたものである形式の索道におい
    て、 前記走行機は仮想の直線上に間隔を置いて位置する一対
    の固定クランプと前記一対の固定クランプの間に位置す
    る一方の可動クランプと他方の可動クランプとを有する
    可動クランプと、クランプレバーとを備え、 一対の固定クランプは前記走行機のフレームに固定され
    ていて一方向に張り出す湾曲形状の動索接当部を有しか
    つ他方の可動クランプは前記フレームの固定位置に着脱
    可能に構成され反対方向に張り出す湾曲形状の動索接当
    部を有し、前記固定クランプの動索接当部と前記他方の
    可動クランプの動索接当部が共働して動索を湾曲折り曲
    げ可能に構成され、 前記クランプレバーは一端にばねを取り付け他端に前記
    一方の可動クランプを取付けており、前記他方の可動ク
    ランプが前記動索を前記仮想の直線から前記反対方向に
    偏寄した位置に屈曲させた状態で前記ばねの弾性力を前
    記一方の可動クランプを介して前記動索に作用させつつ
    前記一方の可動クランプの動索接当部と前記他方の可動
    クランプの動索接当部とが共働して前記動索を挟着する
    ように構成したことを特徴とする搬器走行機のクランプ
    装置。
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