JP2643990B2 - 拡散炉装置 - Google Patents

拡散炉装置

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JP2643990B2
JP2643990B2 JP16933688A JP16933688A JP2643990B2 JP 2643990 B2 JP2643990 B2 JP 2643990B2 JP 16933688 A JP16933688 A JP 16933688A JP 16933688 A JP16933688 A JP 16933688A JP 2643990 B2 JP2643990 B2 JP 2643990B2
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勝之 笹原
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は横置きの反応炉内でウェハースに対し酸化拡
散の処理を行う拡散炉装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の拡散炉装置は、反応炉の横方向のフロ
ント側,センター側,リヤ側の温度コントロールは行っ
ていたが、炉の縦方向すなわち上下方向での温度コント
ロールは行えるようにはなっていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の拡散炉装置は炉の縦方向すなわち上下
方向のそれぞれの温度を測定する機能をもっていなかっ
た。また、その温度差が分かってもその差を零とするこ
とができるヒータ構造になっておらず、炉の縦方向の温
度差については、コントロールできなかった。そのため
に炉の縦方向の上下での温度差が生じると、ウェハース
に酸化膜を付ける際、膜厚がウェハースの面内でバラつ
いてしまうという問題があった。
本発明の目的は前記課題を解決した拡散炉装置を提供
することにある。
〔発明の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の拡散炉装置に対し、本発明は反応管の
上下の温度を測定し、その上下の温度差を零にコントロ
ールするという相違点を有する。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明はメインヒータによ
り加熱される横置きの反応炉内でウェハースに対し酸化
拡散の処理を行う拡散炉装置において、横置きの反応炉
内の上部と下部の温度を測定するセンサと、前記反応炉
の上部と下部とを別個独立に加熱するサブヒータと、前
記センサの出力に基づいて前記サブヒータによる炉温度
の制御を行うコントローラとを有するものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(実施例1) 第1図(a)は本発明の実施例1を示す概略図、
(b)は同縦断面図である。
メインヒータ1は反応管3の外周にスパイラル状に巻
かれており、半導体基板2はメインヒータ1内の反応管
3の中に入れられ熱処理される。反応管3の外周には上
部と下部とを別個独立に局部的に加熱するサブヒータ6
が取付けられ、また反応管3内には、反応管3の上下の
温度差を測定する2組の熱電対(センサ)4が取付けら
れている。ここでの温度は温度コントローラ5でモニタ
ーされ、温度差が生じている場合は、上下にあるサブヒ
ータ6の温度の低い側を発熱させることにより、上下の
温度差をコントロールすることができる。
(実施例2) 第2図は本発明の実施例2を示す概略図である。
本実施例では反応管3内に複数の熱電対4が取付けら
れ、かつ複数のサブヒータ6が反応管3の外周に一定ピ
ッチで取付けてある。
この実施例では、熱電対4とサブヒータ6が複数本取
付けられており、例えば下側を熱する際もサブヒータ6
の1本のみを発熱させるのでなく、効果的に複数のサブ
ヒータ6に、ある比を持たせて電流を流すことによりス
ムーズに効率良く温度を上昇させ、安定させることがで
きる利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の拡散炉装置は反応管の上
下の温度を測定し、その差が零となるように炉温をコン
トロールすることにより、温度差によるウェハース面内
での熱履歴の差や酸化膜厚等のバラツキを防止できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例1を示す概略図、第1図
(b)は同縦断面図、第2図は本発明の実施例2を示す
概略図である。 1……メインヒータ、2……半導体基板 3……反応管 4……炉温測定用熱電対(センサ) 5……温度コントローラ、6……サブヒータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインヒータにより加熱される横置きの反
    応炉内でウェハースに対し酸化拡散の処理を行う拡散炉
    装置において、横置きの反応炉内の上部と下部の温度を
    測定するセンサと、前記反応炉の上部と下部とを別個独
    立に加熱するサブヒータと、前記センサの出力に基づい
    て前記サブヒータによる炉温度の制御を行うコントロー
    ラとを有することを特徴とする拡散炉装置。
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