JP2643771B2 - 半導体埋め込み構造とその製造方法 - Google Patents
半導体埋め込み構造とその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体埋め込み構造、
特に高効率の半導体レーザなどの活性層の材料となる量
子ドット、量子箱構造とその製造方法に関する。
特に高効率の半導体レーザなどの活性層の材料となる量
子ドット、量子箱構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザなどの特性を飛躍的に改善
すると期待されている、量子細線や量子箱の研究が、活
発に行われている。その一例が、福井らによって、アプ
ライドフィジクスレターズ(Applied Phys
ics Letters)58巻2018−2020頁
(1991年)に記載されている。この論文において、
福井らは有機金属気相成長技術(MO−CVD技術)の
選択成長を用いて、サブμmの四面体からなるGaAs
/AlGaAs埋め込み構造を形成して、その埋め込み
構造の断面評価及び、光学特性を検討している。
すると期待されている、量子細線や量子箱の研究が、活
発に行われている。その一例が、福井らによって、アプ
ライドフィジクスレターズ(Applied Phys
ics Letters)58巻2018−2020頁
(1991年)に記載されている。この論文において、
福井らは有機金属気相成長技術(MO−CVD技術)の
選択成長を用いて、サブμmの四面体からなるGaAs
/AlGaAs埋め込み構造を形成して、その埋め込み
構造の断面評価及び、光学特性を検討している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のMO−CVD技
術による選択成長においては、SiO2 膜を半導体基板
上に形成した後に、三角形の開口部を形成する。その後
に、AlGaAs/GaAs/AlGaAs構造を前記
開口部のみに選択成長技術を用いて形成している。この
SiO2 膜とGaAsとの界面は、非発光中心が多く半
導体レーザとしたときにのレーザ特性を損なうものであ
る。そこで、実際に半導体レーザを試作するためには、
このようなSiO2 マスクを取り除いた後に、GaAs
と良好な界面が得られるAlGaAsで再成長する必要
がある。
術による選択成長においては、SiO2 膜を半導体基板
上に形成した後に、三角形の開口部を形成する。その後
に、AlGaAs/GaAs/AlGaAs構造を前記
開口部のみに選択成長技術を用いて形成している。この
SiO2 膜とGaAsとの界面は、非発光中心が多く半
導体レーザとしたときにのレーザ特性を損なうものであ
る。そこで、実際に半導体レーザを試作するためには、
このようなSiO2 マスクを取り除いた後に、GaAs
と良好な界面が得られるAlGaAsで再成長する必要
がある。
【0004】また、高いAl組成のAlGaAsの選択
成長はMO−CVD技術では困難であるという問題もあ
る。特に強いキャリアの閉じ込めを必要とする場合に
は、Al組成の高いAlGaAsを閉じ込め層として成
長する必要がある。しかしながら、Al組成の高いAl
GaAsは、選択成長のマスクのSiO2 上に付着し
て、多結晶のAlGaAsが形成されてしまう問題があ
った。
成長はMO−CVD技術では困難であるという問題もあ
る。特に強いキャリアの閉じ込めを必要とする場合に
は、Al組成の高いAlGaAsを閉じ込め層として成
長する必要がある。しかしながら、Al組成の高いAl
GaAsは、選択成長のマスクのSiO2 上に付着し
て、多結晶のAlGaAsが形成されてしまう問題があ
った。
【0005】そこで、本発明の目的は、1回の成長で良
好な埋め込み構造を形成が可能で、また高いAl組成の
AlGaAsの閉じ込め層を用いることが出来る半導体
埋め込み構造の製造方法と、その製造方法によって形成
する半導体埋め込み構造を提供するものである。
好な埋め込み構造を形成が可能で、また高いAl組成の
AlGaAsの閉じ込め層を用いることが出来る半導体
埋め込み構造の製造方法と、その製造方法によって形成
する半導体埋め込み構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体埋
め込み構造では、III −V族半導体のV族元素が表面原
子となる(−1−1−1)面を主面とする半導体基板
と、この半導体基板上に形成された正三角形の凹部と、
この凹部を含む前記半導体基板上に形成された第1の閉
じ込め層と、この第1の閉じ込め層上に形成された活性
層と、この活性層の上に形成された第2の閉じ込め層と
を備え、前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層
と前記第2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正
三角形の各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10
−1)、(01−1)に平行であり、前記活性層が前記
凹部の側面において不連続となっていることを特徴とす
る。
め込み構造では、III −V族半導体のV族元素が表面原
子となる(−1−1−1)面を主面とする半導体基板
と、この半導体基板上に形成された正三角形の凹部と、
この凹部を含む前記半導体基板上に形成された第1の閉
じ込め層と、この第1の閉じ込め層上に形成された活性
層と、この活性層の上に形成された第2の閉じ込め層と
を備え、前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層
と前記第2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正
三角形の各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10
−1)、(01−1)に平行であり、前記活性層が前記
凹部の側面において不連続となっていることを特徴とす
る。
【0007】本発明の第1の半導体埋め込み構造の製造
方法では、III −V族半導体のV族元素が表面原子とな
る(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角形
の凹部を形成する工程と、この凹部を含む前記半導体基
板上に第1の閉じ込め層を結晶成長する工程と、この第
1の閉じ込め層上に活性層を結晶成長する工程と、この
活性層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程を備
え、前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前
記第2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角
形の各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−
1)、(01−1)に平行であり、前記活性層が前記凹
部の側面において不連続となっていることを特徴とす
る。
方法では、III −V族半導体のV族元素が表面原子とな
る(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角形
の凹部を形成する工程と、この凹部を含む前記半導体基
板上に第1の閉じ込め層を結晶成長する工程と、この第
1の閉じ込め層上に活性層を結晶成長する工程と、この
活性層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程を備
え、前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前
記第2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角
形の各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−
1)、(01−1)に平行であり、前記活性層が前記凹
部の側面において不連続となっていることを特徴とす
る。
【0008】本発明の第2の半導体埋め込み構造では、
III −V族半導体のV族元素が表面原子となる(−1−
1−1)面を主面とする半導体基板と、この半導体基板
上に形成された正三角形の凹部と、この凹部を含む前記
半導体基板上に形成された第1の閉じ込め層と、この第
1の閉じ込め層上に形成されて少なくとも2つ以上のII
I 族元素A,Bを含む活性層と、この活性層の上に形成
された第2の閉じ込め層とを備え、前記活性層の禁制帯
幅が前記第1の閉じ込め層と前記第2の閉じ込め層のい
ずれよりも小さく、前記正三角形の各々の辺が3つの劈
開面(1−10)、(10−1)、(01−1)に垂直
であり、前記凹部の側面上に形成された前記活性層が前
記A,Bの構成元素のうちいずれか一方をほとんど含ま
ないことを特徴とする。
III −V族半導体のV族元素が表面原子となる(−1−
1−1)面を主面とする半導体基板と、この半導体基板
上に形成された正三角形の凹部と、この凹部を含む前記
半導体基板上に形成された第1の閉じ込め層と、この第
1の閉じ込め層上に形成されて少なくとも2つ以上のII
I 族元素A,Bを含む活性層と、この活性層の上に形成
された第2の閉じ込め層とを備え、前記活性層の禁制帯
幅が前記第1の閉じ込め層と前記第2の閉じ込め層のい
ずれよりも小さく、前記正三角形の各々の辺が3つの劈
開面(1−10)、(10−1)、(01−1)に垂直
であり、前記凹部の側面上に形成された前記活性層が前
記A,Bの構成元素のうちいずれか一方をほとんど含ま
ないことを特徴とする。
【0009】本発明の第2の半導体埋め込み構造の製造
方法では、III −V族半導体のV族元素が表面原子とな
る(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角形
の凹部を形成する工程と、この凹部を含む前記半導体基
板上に第1の閉じ込め層を結晶成長する工程と、この第
1の閉じ込め層上に少なくとも2つ以上のIII 族元素
A,Bを含む活性層を結晶成長する工程と、この活性層
の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程を備え、前
記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第2
の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の各
々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記凹部の側面上に形成さ
れた前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか一
方をほとんど含まないことを特徴とする。
方法では、III −V族半導体のV族元素が表面原子とな
る(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角形
の凹部を形成する工程と、この凹部を含む前記半導体基
板上に第1の閉じ込め層を結晶成長する工程と、この第
1の閉じ込め層上に少なくとも2つ以上のIII 族元素
A,Bを含む活性層を結晶成長する工程と、この活性層
の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程を備え、前
記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第2
の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の各
々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記凹部の側面上に形成さ
れた前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか一
方をほとんど含まないことを特徴とする。
【0010】本発明の第3の半導体埋め込み構造では、
III −V族半導体のV族元素が表面原子となる(−1−
1−1)面を主面とする半導体基板と、この半導体基板
上に形成された正三角形の突起部と、この突起部を含む
前記半導体基板上に形成された第1の閉じ込め層と、こ
の第1の閉じ込め層上に形成された少なくとも2つ以上
のIII 族元素A,Bを含む活性層と、この活性層の上に
形成された第2の閉じ込め層とを備え、前記活性層の禁
制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第2の閉じ込め層
のいずれよりも小さく、前記正三角形の各々の辺が3つ
の劈開面(1−10)、(10−1)、(01−1)に
垂直であり、前記突起部の側面上に形成された前記活性
層が前記A,Bの構成元素の内いずれか一方をほとんど
含まないことを特徴とする。
III −V族半導体のV族元素が表面原子となる(−1−
1−1)面を主面とする半導体基板と、この半導体基板
上に形成された正三角形の突起部と、この突起部を含む
前記半導体基板上に形成された第1の閉じ込め層と、こ
の第1の閉じ込め層上に形成された少なくとも2つ以上
のIII 族元素A,Bを含む活性層と、この活性層の上に
形成された第2の閉じ込め層とを備え、前記活性層の禁
制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第2の閉じ込め層
のいずれよりも小さく、前記正三角形の各々の辺が3つ
の劈開面(1−10)、(10−1)、(01−1)に
垂直であり、前記突起部の側面上に形成された前記活性
層が前記A,Bの構成元素の内いずれか一方をほとんど
含まないことを特徴とする。
【0011】本発明の第3の半導体埋め込み構造の製造
方法では、III −V族半導体のV族元素が表面原子とな
る(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角形
の突起部を形成する工程と、この突起部を含む前記半導
体基板上に第1の閉じ込め層を結晶成長する工程と、こ
の第1の閉じ込め層上に少なくとも2つ以上のIII 族元
素A,Bを含む活性層を結晶成長する工程と、この活性
層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程を備え、
前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記突起部の側面上に形成
された前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか
一方をほとんど含まないことを特徴とする。
方法では、III −V族半導体のV族元素が表面原子とな
る(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角形
の突起部を形成する工程と、この突起部を含む前記半導
体基板上に第1の閉じ込め層を結晶成長する工程と、こ
の第1の閉じ込め層上に少なくとも2つ以上のIII 族元
素A,Bを含む活性層を結晶成長する工程と、この活性
層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程を備え、
前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記突起部の側面上に形成
された前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか
一方をほとんど含まないことを特徴とする。
【0012】
【作用】まず最初に本発明の半導体埋め込み構造につい
て説明する。一例として、GaAs/AlGaAs材料
を用いて、量子箱構造を形成する場合について説明す
る。本発明の半導体構造では、微細な三角形状の凹部や
突起部が形成されたGaAs基板上に、AlGaAs/
GaAs/AlGaAsダブルへテロ構造を形成する。
このときに、成長条件や、三角形パターンの結晶方位を
適当に選ぶことによって、GaAs活性層が凹部側面あ
るいは突起側面で段切れて形成された構造となってい
る。このため、GaAs活性層がAlGaAs閉じ込め
層で埋め込まれた埋め込み構造が形成される。この様な
埋め込み構造の形成では、SiO2 の選択マスクなどを
用いる必要がないために、一回の結晶成長で良好な埋め
込み構造を得ることが出来る。また、Al組成の高いA
lGaAs閉じ込め層も容易に形成できるため、強いキ
ャリアの閉じ込めも容易に得られる特徴がある。
て説明する。一例として、GaAs/AlGaAs材料
を用いて、量子箱構造を形成する場合について説明す
る。本発明の半導体構造では、微細な三角形状の凹部や
突起部が形成されたGaAs基板上に、AlGaAs/
GaAs/AlGaAsダブルへテロ構造を形成する。
このときに、成長条件や、三角形パターンの結晶方位を
適当に選ぶことによって、GaAs活性層が凹部側面あ
るいは突起側面で段切れて形成された構造となってい
る。このため、GaAs活性層がAlGaAs閉じ込め
層で埋め込まれた埋め込み構造が形成される。この様な
埋め込み構造の形成では、SiO2 の選択マスクなどを
用いる必要がないために、一回の結晶成長で良好な埋め
込み構造を得ることが出来る。また、Al組成の高いA
lGaAs閉じ込め層も容易に形成できるため、強いキ
ャリアの閉じ込めも容易に得られる特徴がある。
【0013】次に本発明の半導体埋め込み構造の製造方
法について説明する。本発明者が、分子線エピタクシー
法(MBE法)で検討したところ、(111)A面等の
A面の結晶面と、A面でない結晶面(例えば、(11
1)B面、(100)面など)が混在する非平坦基板上
の成長では、A面でのGaAsの成長速度が遅くなる。
特に、GaAsの再蒸発が顕著となる725゜C以上で
成長すると、(111)A面等のA面でのGaAsの成
長速度が零となることが判明した。この理由としては、
(111)A面と(111)B面などのGa原子の表面
マイグレーションの違いが考えられる。すなわち、表面
マイグレーション距離が、他の面に比べて、(111)
A面が長いため、あるGa原子は、(111)A面から
(111)B底面にGa原子が移動してGaAsが積層
し、あるGa原子は、(111)A面上をマイグレーシ
ョンしている間に再蒸発してしまうためと考えられる。
法について説明する。本発明者が、分子線エピタクシー
法(MBE法)で検討したところ、(111)A面等の
A面の結晶面と、A面でない結晶面(例えば、(11
1)B面、(100)面など)が混在する非平坦基板上
の成長では、A面でのGaAsの成長速度が遅くなる。
特に、GaAsの再蒸発が顕著となる725゜C以上で
成長すると、(111)A面等のA面でのGaAsの成
長速度が零となることが判明した。この理由としては、
(111)A面と(111)B面などのGa原子の表面
マイグレーションの違いが考えられる。すなわち、表面
マイグレーション距離が、他の面に比べて、(111)
A面が長いため、あるGa原子は、(111)A面から
(111)B底面にGa原子が移動してGaAsが積層
し、あるGa原子は、(111)A面上をマイグレーシ
ョンしている間に再蒸発してしまうためと考えられる。
【0014】本発明の半導体埋め込み構造の製造方法で
は、この実験事実に基づいて、量子箱の様な微細な半導
体埋め込み構造を形成する方法を提供するものである。
すなわち、本発明では、(111)B面を半導体基板に
選び、この半導体基板の3つの異なる劈開面に垂直な方
向の3辺を有する正三角形の凹部および、突起を形成す
る。このときに、マスクの向きを適当に選ぶことによっ
て、順メサの(111)A面あるいは(1nn)A面
(ただし、n≧2、n:整数)を側面に有する三角形凹
部や三角形突起が得られる。つぎに、MBE法によっ
て、AlGaAs/GaAs/AlGaAsダブルへテ
ロ構造を形成する。このときに、GaAsの再蒸発が顕
著となる725゜C以上の成長温度でMBE成長する
と、(111)A面などのA面でのGaAsの成長速度
が零となる。このため、三角形凹部においては、凹部の
底部と平坦部でGaAsが途切れて成長する。また、三
角形突起では、突起頂部と平坦部でGaAsが途切れて
成長する。一方、AlGaAsは、非平坦基板の基板形
状を保存するように側面でも一様な厚さで成長する。こ
のような成長上の特性を利用することによって、三角形
突起の頂部、または三角形凹部の底部にGaAs/Al
GaAs埋め込み構造が形成される。また、AlGaA
sの成長では、Al組成が高いほど、非平坦基板の基板
形状保存の性質が強いために、埋め込み構造を形成する
のに適している。この理由として、Al原子の表面マイ
グレーション距離がGa原子よりも小さいために、Al
組成が高いほど凹凸を保存する傾向が強くなると考えら
れる。このため、高いAl組成のAlGaAsを用い
て、容易にGaAs/AlGaAs埋め込み構造を形成
することが出来る。また、本発明を用いれば、このよう
な埋め込み構造を一度の結晶成長で形成できる特長があ
る。
は、この実験事実に基づいて、量子箱の様な微細な半導
体埋め込み構造を形成する方法を提供するものである。
すなわち、本発明では、(111)B面を半導体基板に
選び、この半導体基板の3つの異なる劈開面に垂直な方
向の3辺を有する正三角形の凹部および、突起を形成す
る。このときに、マスクの向きを適当に選ぶことによっ
て、順メサの(111)A面あるいは(1nn)A面
(ただし、n≧2、n:整数)を側面に有する三角形凹
部や三角形突起が得られる。つぎに、MBE法によっ
て、AlGaAs/GaAs/AlGaAsダブルへテ
ロ構造を形成する。このときに、GaAsの再蒸発が顕
著となる725゜C以上の成長温度でMBE成長する
と、(111)A面などのA面でのGaAsの成長速度
が零となる。このため、三角形凹部においては、凹部の
底部と平坦部でGaAsが途切れて成長する。また、三
角形突起では、突起頂部と平坦部でGaAsが途切れて
成長する。一方、AlGaAsは、非平坦基板の基板形
状を保存するように側面でも一様な厚さで成長する。こ
のような成長上の特性を利用することによって、三角形
突起の頂部、または三角形凹部の底部にGaAs/Al
GaAs埋め込み構造が形成される。また、AlGaA
sの成長では、Al組成が高いほど、非平坦基板の基板
形状保存の性質が強いために、埋め込み構造を形成する
のに適している。この理由として、Al原子の表面マイ
グレーション距離がGa原子よりも小さいために、Al
組成が高いほど凹凸を保存する傾向が強くなると考えら
れる。このため、高いAl組成のAlGaAsを用い
て、容易にGaAs/AlGaAs埋め込み構造を形成
することが出来る。また、本発明を用いれば、このよう
な埋め込み構造を一度の結晶成長で形成できる特長があ
る。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0016】図1(a),(b)は、本発明の第1の実
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお図1(b)は、図1(a)のA−A′断面
である。
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお図1(b)は、図1(a)のA−A′断面
である。
【0017】本実施例は、三角形凹部上に、GaAsか
らなる活性層を形成する場合である。図中、1はGaA
s基板、2は第1閉じ込め層(Alx Ga1-x As、
0.2≦x≦1、典型的には0.8≦x≦1)、3は活
性層(GaAs)、4は第2閉じ込め層(Al組成は第
1閉じ込め層と同じ範囲)、5は(111)B底面、
6,7は(111)A側面、8は(011)劈開面(A
−A′断面)、9は埋め込み活性層、10は三角形凹
部、dは三角形凹部10の深さ、θ1 は(111)A側
面6と(111)B底面5とのなす角、θ2 は(11
1)A側面7と(011)劈開面8との交線が(11
1)B底面5とのなす角である。この場合に、埋め込み
活性層9の1辺の長さWB と、三角形凹部10の上辺の
長さWM との間には、以下の関係がある。
らなる活性層を形成する場合である。図中、1はGaA
s基板、2は第1閉じ込め層(Alx Ga1-x As、
0.2≦x≦1、典型的には0.8≦x≦1)、3は活
性層(GaAs)、4は第2閉じ込め層(Al組成は第
1閉じ込め層と同じ範囲)、5は(111)B底面、
6,7は(111)A側面、8は(011)劈開面(A
−A′断面)、9は埋め込み活性層、10は三角形凹
部、dは三角形凹部10の深さ、θ1 は(111)A側
面6と(111)B底面5とのなす角、θ2 は(11
1)A側面7と(011)劈開面8との交線が(11
1)B底面5とのなす角である。この場合に、埋め込み
活性層9の1辺の長さWB と、三角形凹部10の上辺の
長さWM との間には、以下の関係がある。
【0018】 WB =WM −C・d (1) C=2・√3/tanθ1 (2) 実際のC及びθ1 の値を、一例として表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】量子箱のような小さな幅のWB の、埋め込
み活性層9を形成する場合には、C・dの分だけ幅が小
さくなるため有利である。例えば、側面が(111)A
面で、WM が1μm、dが0.3μmの場合にはWB が
0.63μmとなる。また、側面が(111)A面で、
WM が100nm、dが50nmの場合には、WB が3
9nmとなる。第1閉じ込め層2の厚さは、三角形凹部
10の断面形状を保存できる範囲内で、任意に決めるこ
とが出来る。ただし、三角形凹部10の深さdに比べ
て、非常に厚い第1閉じ込め層2の形成は、三角形凹部
10の断面形状が崩れる可能性があるため、余り好まし
くない。また、活性層3の厚みに関しては、(111)
A側面6,7で段切れて成長する範囲内で任意に決める
ことが出来る。上限の厚さとして、三角形凹部10の深
さdが目安となる。dよりも薄い活性層3では、成長の
技術的な問題は少ない。例えば量子箱などを狙ってWM
を100nm、dを50nmとした場合には、活性層3
の厚さも薄くして、20nm以下が好ましいと考えられ
る。第2の閉じ込め層4の厚さは、任意の厚みで形成す
ることが出来るが、充分厚く成長した方が、表面の平坦
化の観点からは好ましい。以上説明した、三角形凹部1
0上に形成された、半導体構造においては、SiO2 な
どが内在しないために、半導体通しの良好な界面を有
し、発光特性の優れたGaAs/AlGaAs埋め込み
構造を実現できる。
み活性層9を形成する場合には、C・dの分だけ幅が小
さくなるため有利である。例えば、側面が(111)A
面で、WM が1μm、dが0.3μmの場合にはWB が
0.63μmとなる。また、側面が(111)A面で、
WM が100nm、dが50nmの場合には、WB が3
9nmとなる。第1閉じ込め層2の厚さは、三角形凹部
10の断面形状を保存できる範囲内で、任意に決めるこ
とが出来る。ただし、三角形凹部10の深さdに比べ
て、非常に厚い第1閉じ込め層2の形成は、三角形凹部
10の断面形状が崩れる可能性があるため、余り好まし
くない。また、活性層3の厚みに関しては、(111)
A側面6,7で段切れて成長する範囲内で任意に決める
ことが出来る。上限の厚さとして、三角形凹部10の深
さdが目安となる。dよりも薄い活性層3では、成長の
技術的な問題は少ない。例えば量子箱などを狙ってWM
を100nm、dを50nmとした場合には、活性層3
の厚さも薄くして、20nm以下が好ましいと考えられ
る。第2の閉じ込め層4の厚さは、任意の厚みで形成す
ることが出来るが、充分厚く成長した方が、表面の平坦
化の観点からは好ましい。以上説明した、三角形凹部1
0上に形成された、半導体構造においては、SiO2 な
どが内在しないために、半導体通しの良好な界面を有
し、発光特性の優れたGaAs/AlGaAs埋め込み
構造を実現できる。
【0021】次に、第1の実施例の半導体埋め込み構造
の製造方法について、図2を用いて説明する。
の製造方法について、図2を用いて説明する。
【0022】まず図2(a)に示すように、(111)
B面を主面に有するGaAs基板1を用意する。このG
aAs基板1の面方位は、必ずしも(111)B面JU
STである必要はない。(111)B面からわずかに
(0.5〜5゜)オフ角をつけた方が、成長表面形態が
良好となることが知られている。
B面を主面に有するGaAs基板1を用意する。このG
aAs基板1の面方位は、必ずしも(111)B面JU
STである必要はない。(111)B面からわずかに
(0.5〜5゜)オフ角をつけた方が、成長表面形態が
良好となることが知られている。
【0023】次に、図2(b)に示すように、このGa
As基板1上に、通常のホトリソグラフィ技術、あるい
は電子ビーム露光技術を用いて、三角形の開口部22を
有するエッチングマスク21を形成する。エッチングマ
スク21の材料としては、ホトレジストや、電子ビーム
露光用レジスト等のレジスト材料の他に、SiO2 ,S
iNなどの材料を用いることが出来る。ここで、SiO
2 やSiNの材料は、熱CVD技術やプラズマCVD技
術で成膜するために、GaAs基板1との密着性がレジ
スト材料よりも良好である。このため、サイドエツチン
グが小さく、大きな側面角θ1 が得られやすい。一方、
小さなθ1 を必要とする場合には、レジスト材料がマス
クとして適している。この場合には、(111)Aの側
面ではなく、もっと高次のA面の(122)A面や(1
33)A面などが出現する。このように、三角形凹部や
三角形突起の側面の結晶面については、(111)A面
の他に(122)A面、(133)A面などの高次の面
も利用できる。高次の面を利用した場合には、表1に示
す係数Cの値が大きくなるために、大きなWM で小さな
WB を容易に得られる利点がある。しかしながら、MB
E成長上の特性から、この高次の面での成長速度は(1
11)A面よりもやや早くなるという問題もある。
As基板1上に、通常のホトリソグラフィ技術、あるい
は電子ビーム露光技術を用いて、三角形の開口部22を
有するエッチングマスク21を形成する。エッチングマ
スク21の材料としては、ホトレジストや、電子ビーム
露光用レジスト等のレジスト材料の他に、SiO2 ,S
iNなどの材料を用いることが出来る。ここで、SiO
2 やSiNの材料は、熱CVD技術やプラズマCVD技
術で成膜するために、GaAs基板1との密着性がレジ
スト材料よりも良好である。このため、サイドエツチン
グが小さく、大きな側面角θ1 が得られやすい。一方、
小さなθ1 を必要とする場合には、レジスト材料がマス
クとして適している。この場合には、(111)Aの側
面ではなく、もっと高次のA面の(122)A面や(1
33)A面などが出現する。このように、三角形凹部や
三角形突起の側面の結晶面については、(111)A面
の他に(122)A面、(133)A面などの高次の面
も利用できる。高次の面を利用した場合には、表1に示
す係数Cの値が大きくなるために、大きなWM で小さな
WB を容易に得られる利点がある。しかしながら、MB
E成長上の特性から、この高次の面での成長速度は(1
11)A面よりもやや早くなるという問題もある。
【0024】また、マスクパターンの形成時には、溝及
び突起の側面が(111)A面の順メサ形状が出現する
ように注意する必要がある。この事情を、図3で説明す
る。いま(111)B面として(−1−1−1)面31
と表した場合を考える。この場合に、(−1−1−1)
B面31に垂直な劈開面は、(1−10)、(01−
1)、(10−1)の3つがある。これらの劈開面の1
つである(1−10)面32に垂直なメサストライプを
ブロムメタノール等をエッチング液として用いたウェッ
ト化学エッチング法を用いて形成すると、図3(a)に
示すような非対称な断面形状が得られる。この場合の側
面で、順メサ形状が得られた側面は、(−1−11)A
面33である。この面を側面となるような向きに、三角
形のエッチングマスクを形成する。結晶指数でいうと、
図3(b)〜(c)に示す結晶指数の方向にマスクを形
成すれば良い。三角形突起を形成する場合には、図3
(b)に示すように、結晶の方向指数が[1−10]→
[01−1]→[1−01]の時計回りで規定される3
辺を有する正三角形のマスクが必要となる。一方、三角
形凹部を形成する場合には、図3(c)に示すように、
方向指数が[1−10]→[−101]→[01−1]
の反時計回りで3辺が規定される正三角形の開口部を有
するマスクが必要である。
び突起の側面が(111)A面の順メサ形状が出現する
ように注意する必要がある。この事情を、図3で説明す
る。いま(111)B面として(−1−1−1)面31
と表した場合を考える。この場合に、(−1−1−1)
B面31に垂直な劈開面は、(1−10)、(01−
1)、(10−1)の3つがある。これらの劈開面の1
つである(1−10)面32に垂直なメサストライプを
ブロムメタノール等をエッチング液として用いたウェッ
ト化学エッチング法を用いて形成すると、図3(a)に
示すような非対称な断面形状が得られる。この場合の側
面で、順メサ形状が得られた側面は、(−1−11)A
面33である。この面を側面となるような向きに、三角
形のエッチングマスクを形成する。結晶指数でいうと、
図3(b)〜(c)に示す結晶指数の方向にマスクを形
成すれば良い。三角形突起を形成する場合には、図3
(b)に示すように、結晶の方向指数が[1−10]→
[01−1]→[1−01]の時計回りで規定される3
辺を有する正三角形のマスクが必要となる。一方、三角
形凹部を形成する場合には、図3(c)に示すように、
方向指数が[1−10]→[−101]→[01−1]
の反時計回りで3辺が規定される正三角形の開口部を有
するマスクが必要である。
【0025】次に図2(c)に示すように、エッチング
マスク21をGaAs基板1上に形成し、ブロムメタノ
ールや燐酸系のエッチング液を用いてエッチングするこ
とによって、順メサの(111)A側面6,7を側面に
有する三角形凹部10を形成できる。この場合に、他の
エッチング方法、例えばドライエッチング方なども、所
望の結晶面((111)A面〜(155)A面)がでれ
ば利用できる。
マスク21をGaAs基板1上に形成し、ブロムメタノ
ールや燐酸系のエッチング液を用いてエッチングするこ
とによって、順メサの(111)A側面6,7を側面に
有する三角形凹部10を形成できる。この場合に、他の
エッチング方法、例えばドライエッチング方なども、所
望の結晶面((111)A面〜(155)A面)がでれ
ば利用できる。
【0026】次に、図2(d)に示すように、エッチン
グマスク21を除去する。
グマスク21を除去する。
【0027】次に、図2(e)に示すように、MBE法
によって結晶成長する。結晶成長では、通常の固体ソー
ス材料を用いたMBE装置で成長できる。AlGaAs
/GaAs材料の場合には、ソース材料として、金属A
l、金属Ga、金属AsをPBN(パイロティックボロ
ンナイトライド)ルツボに装填して、ヒータ加熱によっ
てソース材料を超高真空中で蒸発させて結晶成長を行っ
ている。このような固体ソースの他に、As材料とし
て、アルシン(ASH3 )等のハイドライドガスや、G
aやAlの材料として、トリメチルガリウム(Ga(C
H3 )3 )や、トリメチルアルミニウム(Al(CH
3 )3 )の有機金属などを用いることが出来る。このよ
うに、MBE法においてガスなどをソースとして用いる
場合には、一般に、ガスソースMBE法やケミカルビー
ムエピタクシー法(CBE法)などと呼ばれる。
によって結晶成長する。結晶成長では、通常の固体ソー
ス材料を用いたMBE装置で成長できる。AlGaAs
/GaAs材料の場合には、ソース材料として、金属A
l、金属Ga、金属AsをPBN(パイロティックボロ
ンナイトライド)ルツボに装填して、ヒータ加熱によっ
てソース材料を超高真空中で蒸発させて結晶成長を行っ
ている。このような固体ソースの他に、As材料とし
て、アルシン(ASH3 )等のハイドライドガスや、G
aやAlの材料として、トリメチルガリウム(Ga(C
H3 )3 )や、トリメチルアルミニウム(Al(CH
3 )3 )の有機金属などを用いることが出来る。このよ
うに、MBE法においてガスなどをソースとして用いる
場合には、一般に、ガスソースMBE法やケミカルビー
ムエピタクシー法(CBE法)などと呼ばれる。
【0028】MBE成長装置にGaAs基板1を導入し
た後、通常の脱ガス工程を行いGaAsの自然酸化膜を
除去する。この後、GaAsの再蒸発が顕著になる温度
(本発明者のMBE装置では725゜C)以上で、第1
閉じ込め層2(AlGaAs)、活性層3(GaA
s)、第2閉じ込め層4(AlGaAs)からなるダブ
ルへテロ構造を成長する。この場合に、AlGaAs
は、GaAs基板1の凹凸をそのまま保存するように成
長するのに比べて、GaAsは(111)A側面6,7
で成長速度が極端に遅く、725゜C以上では零とな
る。このため、活性層3が、(111)A側面6,7で
途切れて成長して、埋め込み活性層9が形成される。埋
め込み活性層9は、回りを全てGaAsよりも禁制帯幅
の大きなAlGaAsで囲まれているため、良好な埋め
込み構造が実現する。また、埋め込み活性層9の近傍に
はSiO2 などがなく、全て半導体通しの界面となって
いるため、極めて非発光再結合の少ない埋め込み構造が
得られる。また、閉じ込め層材料となるAlGaAsに
ついては、Al組成が高い方が凹凸を保存する傾向が強
くなるため好ましい。特に、量子箱を狙って100nm
以下の微細な凹凸上に成長する場合には、AlAsなど
を用いるのが適している。MBE成長後、成長装置から
取り出すと、製作工程は完了する。
た後、通常の脱ガス工程を行いGaAsの自然酸化膜を
除去する。この後、GaAsの再蒸発が顕著になる温度
(本発明者のMBE装置では725゜C)以上で、第1
閉じ込め層2(AlGaAs)、活性層3(GaA
s)、第2閉じ込め層4(AlGaAs)からなるダブ
ルへテロ構造を成長する。この場合に、AlGaAs
は、GaAs基板1の凹凸をそのまま保存するように成
長するのに比べて、GaAsは(111)A側面6,7
で成長速度が極端に遅く、725゜C以上では零とな
る。このため、活性層3が、(111)A側面6,7で
途切れて成長して、埋め込み活性層9が形成される。埋
め込み活性層9は、回りを全てGaAsよりも禁制帯幅
の大きなAlGaAsで囲まれているため、良好な埋め
込み構造が実現する。また、埋め込み活性層9の近傍に
はSiO2 などがなく、全て半導体通しの界面となって
いるため、極めて非発光再結合の少ない埋め込み構造が
得られる。また、閉じ込め層材料となるAlGaAsに
ついては、Al組成が高い方が凹凸を保存する傾向が強
くなるため好ましい。特に、量子箱を狙って100nm
以下の微細な凹凸上に成長する場合には、AlAsなど
を用いるのが適している。MBE成長後、成長装置から
取り出すと、製作工程は完了する。
【0029】図4(a),(b)は、本発明の第2の実
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお、図4(b)は、図4(a)のB−B′断
面である。
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお、図4(b)は、図4(a)のB−B′断
面である。
【0030】本実施例は、三角形突起上に、GaAsか
らなる活性層を形成する場合である。図中、41はGa
As基板、42は第1閉じ込め層(Alx Ga1-x A
s,0.2≦x≦1、典型的には0.8≦x≦1)、4
3は活性層(GaAs)、44は第2閉じ込め層(Al
組成は第1閉じ込め層42と同じ)、45は(111)
B頂部、46,47は(111)A側面、48は(01
1)劈開面(BB′断面)、49は埋め込み活性層、5
0は三角形突起である。dは三角形突起の高さ、θ1 は
(111)A側面46と(111)B頂部45とのなす
角、θ2 は(111)A側面47と(011)劈開面4
8との交線が(111)B頂部45とのなす角である。
らなる活性層を形成する場合である。図中、41はGa
As基板、42は第1閉じ込め層(Alx Ga1-x A
s,0.2≦x≦1、典型的には0.8≦x≦1)、4
3は活性層(GaAs)、44は第2閉じ込め層(Al
組成は第1閉じ込め層42と同じ)、45は(111)
B頂部、46,47は(111)A側面、48は(01
1)劈開面(BB′断面)、49は埋め込み活性層、5
0は三角形突起である。dは三角形突起の高さ、θ1 は
(111)A側面46と(111)B頂部45とのなす
角、θ2 は(111)A側面47と(011)劈開面4
8との交線が(111)B頂部45とのなす角である。
【0031】このような三角形突起50の場合にはおい
ても、第1の実施例で述べたように、三角形突起50の
底辺の幅WM と(111)B頂部の1辺の長さWB の間
は(1),(2)式の関係式が成り立つ。例えば、側面
が(111)A面で、WM が1μm、dが0.3μmの
場合にはWB が0.63μmとなる。 また、側面が
(111)A面で、WM が100nm、dが50nmの
場合には、WB が39nmとなる。第1閉じ込め層42
の厚さは、三角形突起50の断面形状を保存できる範囲
内で、任意に決めることが出来る。ただし、三角形突起
50の高さdに比べて、非常に厚い第1閉じ込め層42
の形成は、三角形突起50の断面形状が崩れる可能性が
あるため、余り好ましくない。また、活性層43の厚み
に関しては、(111)A側面46,47で段切れて成
長する範囲内で任意に決めることが出来る。上限の厚さ
として、三角形突起50の高さdが目安となる。dより
も薄い活性層43では、成長の技術的な問題は少ない。
例えば量子箱などを狙って、WM を100nm、dを5
0nmとした場合には、活性層43の厚さも薄くして、
20nm以下が好ましいと考えられる。第2の閉じ込め
層44の厚さは、任意の厚みで形成することが出来る
が、充分厚く成長した方が、表面の平坦化の観点からは
好ましい。以上説明した、三角形突起50上に形成され
た、半導体構造においては、SiO2 などが内在しない
ために、半導体通しの良好な界面を有し、発光特性の優
れたGaAs/AlGaAs埋め込み構造を実現でき
る。また、製造方法については、マスクの方位を図2
(b)に示すように形成することが、三角形凹部の第1
の実施例の場合と異なっている。そのほかの点は、ほと
んど三角形凹部の第1の実施例と同様である。
ても、第1の実施例で述べたように、三角形突起50の
底辺の幅WM と(111)B頂部の1辺の長さWB の間
は(1),(2)式の関係式が成り立つ。例えば、側面
が(111)A面で、WM が1μm、dが0.3μmの
場合にはWB が0.63μmとなる。 また、側面が
(111)A面で、WM が100nm、dが50nmの
場合には、WB が39nmとなる。第1閉じ込め層42
の厚さは、三角形突起50の断面形状を保存できる範囲
内で、任意に決めることが出来る。ただし、三角形突起
50の高さdに比べて、非常に厚い第1閉じ込め層42
の形成は、三角形突起50の断面形状が崩れる可能性が
あるため、余り好ましくない。また、活性層43の厚み
に関しては、(111)A側面46,47で段切れて成
長する範囲内で任意に決めることが出来る。上限の厚さ
として、三角形突起50の高さdが目安となる。dより
も薄い活性層43では、成長の技術的な問題は少ない。
例えば量子箱などを狙って、WM を100nm、dを5
0nmとした場合には、活性層43の厚さも薄くして、
20nm以下が好ましいと考えられる。第2の閉じ込め
層44の厚さは、任意の厚みで形成することが出来る
が、充分厚く成長した方が、表面の平坦化の観点からは
好ましい。以上説明した、三角形突起50上に形成され
た、半導体構造においては、SiO2 などが内在しない
ために、半導体通しの良好な界面を有し、発光特性の優
れたGaAs/AlGaAs埋め込み構造を実現でき
る。また、製造方法については、マスクの方位を図2
(b)に示すように形成することが、三角形凹部の第1
の実施例の場合と異なっている。そのほかの点は、ほと
んど三角形凹部の第1の実施例と同様である。
【0032】図5(a),(b)は、本発明の第3の実
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお、図5(b)は、図5(a)のC−C′断
面である。
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお、図5(b)は、図5(a)のC−C′断
面である。
【0033】本実施例は、三角形凹部上に、InGaA
sからなる活性層を形成する場合である。図中、51a
は活性層(InxaGa1-xaAs、0.05<xa≦0.
35)、51bは活性層(InxbGa1-xbAs、xb〜
0)、52は埋め込み活性層(InxcGa1-xcAs、x
a<xc)である。構造的には、活性層を除いて、第1
の実施例の場合とほとんど同じである。この場合には、
活性層の材料として、InGaAs材料を用いている。
そのために、活性層は三角溝10の側面6,7で連続し
て成長している。MBE成長について説明すると、In
の再蒸発が顕著となる575゜C以上で成長するとIn
原子は、(111)A側面6,7に全く付着しないため
に、(111)A側面6,7上では、ほとんどGaAs
からなる活性層51bが形成される。一方、(111)
B底部5においては、(111)A側面6,7からのI
n原子の流入があるために、平坦部の活性層51aより
もIn組成の高い埋め込み活性層52が得られる。従っ
て、InxcGa1-xcAsからなる埋め込み活性層52
が、横方向でGaAsからなる活性層51bに埋め込ま
れることとなる。
sからなる活性層を形成する場合である。図中、51a
は活性層(InxaGa1-xaAs、0.05<xa≦0.
35)、51bは活性層(InxbGa1-xbAs、xb〜
0)、52は埋め込み活性層(InxcGa1-xcAs、x
a<xc)である。構造的には、活性層を除いて、第1
の実施例の場合とほとんど同じである。この場合には、
活性層の材料として、InGaAs材料を用いている。
そのために、活性層は三角溝10の側面6,7で連続し
て成長している。MBE成長について説明すると、In
の再蒸発が顕著となる575゜C以上で成長するとIn
原子は、(111)A側面6,7に全く付着しないため
に、(111)A側面6,7上では、ほとんどGaAs
からなる活性層51bが形成される。一方、(111)
B底部5においては、(111)A側面6,7からのI
n原子の流入があるために、平坦部の活性層51aより
もIn組成の高い埋め込み活性層52が得られる。従っ
て、InxcGa1-xcAsからなる埋め込み活性層52
が、横方向でGaAsからなる活性層51bに埋め込ま
れることとなる。
【0034】図6(a),(b)は、本発明の第4の実
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお、図6(b)は、図6(a)のD−D′断
面である。
施例の半導体埋め込み構造の平面図及び断面構造を示し
ている。なお、図6(b)は、図6(a)のD−D′断
面である。
【0035】本実施例は、三角形突起上に、InGaA
sからなる活性層を形成する場合である。図中、61a
は活性層(InxaGa1-xaAs、0.05<xa≦0.
35)、61bは活性層(InxbGa1-xbAs、xb〜
0)、62は埋め込み活性層(InxcGa1-xcAs、x
a<xc)である。構造的には、活性層を除いて、第2
の実施例の場合とほとんど同じである。この場合には、
第3の実施例と同様に活性層の材料として、InGaA
s材料を用いている。そのために、活性層は三角形突起
50の側面46,47で連続して成長している。MBE
成長では、第3の実施例と同様に、Inの再蒸発が顕著
となる575゜C以上で成長すると、In原子は(11
1)A側面46,47に全く付着しないために、(11
1)A側面46,47上では、ほとんどGaAsからな
る活性層61bが形成される。一方、(111)B頂部
45においては、(111)A側面46,47からのI
n原子の流入があるために、平坦部の活性層61aより
もIn組成の高い埋め込み活性層62が得られる。従っ
て、InxcGa1-xcAsからなる埋め込み活性層62
が、横方向でGaAsからなる活性層61bに埋め込ま
れることとなる。
sからなる活性層を形成する場合である。図中、61a
は活性層(InxaGa1-xaAs、0.05<xa≦0.
35)、61bは活性層(InxbGa1-xbAs、xb〜
0)、62は埋め込み活性層(InxcGa1-xcAs、x
a<xc)である。構造的には、活性層を除いて、第2
の実施例の場合とほとんど同じである。この場合には、
第3の実施例と同様に活性層の材料として、InGaA
s材料を用いている。そのために、活性層は三角形突起
50の側面46,47で連続して成長している。MBE
成長では、第3の実施例と同様に、Inの再蒸発が顕著
となる575゜C以上で成長すると、In原子は(11
1)A側面46,47に全く付着しないために、(11
1)A側面46,47上では、ほとんどGaAsからな
る活性層61bが形成される。一方、(111)B頂部
45においては、(111)A側面46,47からのI
n原子の流入があるために、平坦部の活性層61aより
もIn組成の高い埋め込み活性層62が得られる。従っ
て、InxcGa1-xcAsからなる埋め込み活性層62
が、横方向でGaAsからなる活性層61bに埋め込ま
れることとなる。
【0036】以上述べた実施例では、AlGaAs/G
aAs材料とInGaAs/AlGaAs材料を用いて
構造を形成したが、これらの半導体埋め込み構造は、他
の材料、例えばInGaAs/InAlAsなどにおい
ても適用できると考えられる。
aAs材料とInGaAs/AlGaAs材料を用いて
構造を形成したが、これらの半導体埋め込み構造は、他
の材料、例えばInGaAs/InAlAsなどにおい
ても適用できると考えられる。
【0037】また、以上の実施例では、アンドープで全
ての半導体埋め込み構造を成長したが、これに限らずp
型やn型のドーピングを行って、pn接合を形成するこ
とは、容易に可能である。
ての半導体埋め込み構造を成長したが、これに限らずp
型やn型のドーピングを行って、pn接合を形成するこ
とは、容易に可能である。
【0038】また、以上の実施例では、GaAs基板に
三角形凹部や突起を形成していたが、これに限らず、G
aAs/AlGaAs成長層が表面に形成されたGaA
s基板上に三角形凹部や三角形突起を形成して用いても
良い。
三角形凹部や突起を形成していたが、これに限らず、G
aAs/AlGaAs成長層が表面に形成されたGaA
s基板上に三角形凹部や三角形突起を形成して用いても
良い。
【0039】また、以上述べた実施例では、Gaの再蒸
発が顕著となる温度として、725゜C、Inの再蒸発
が顕著となる温度として575゜Cを掲げたが、これは
MBE装置依存性がある温度である。従って、この温度
の値に限らず、Gaや、Inの再蒸発が顕著となる温度
以上で成長することが必要である。
発が顕著となる温度として、725゜C、Inの再蒸発
が顕著となる温度として575゜Cを掲げたが、これは
MBE装置依存性がある温度である。従って、この温度
の値に限らず、Gaや、Inの再蒸発が顕著となる温度
以上で成長することが必要である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、1回の成長でSiO2
などを内在しない良好な埋め込み構造を形成が可能で、
また高いAl組成のAlGaAsの閉じ込め層を用いる
ことが出来る半導体埋め込み構造が得られる。
などを内在しない良好な埋め込み構造を形成が可能で、
また高いAl組成のAlGaAsの閉じ込め層を用いる
ことが出来る半導体埋め込み構造が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例の半導体埋め込み構造の
平面図、およびその断面図である。
平面図、およびその断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体埋め込み構造の
製造工程を示す図である。
製造工程を示す図である。
【図3】本発明の実施例のマスクパターンの結晶方位を
示した図である。
示した図である。
【図4】本発明の第2の実施例の半導体埋め込み構造の
平面図、およびその断面図である。
平面図、およびその断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の半導体埋め込み構造の
平面図、およびその断面図である。
平面図、およびその断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例の半導体埋め込み構造の
平面図、およびその断面図である。
平面図、およびその断面図である。
1 GaAs基板 2 第1閉じ込め層 3 活性層 4 第2閉じ込め層 5 (111)B底面 6 (111)A側面 7 (111)A側面 8 (011)劈開面 9 埋め込み活性層 10 三角形凹部 21 エッチングマスク 22 三角形開口部 31 (−1−1−1)B面 32 (1−10)面 33 (−1−11)A面 35 三角形突起形成用マスク 36 三角形凹部形成用マスク 41 GaAs基板 42 第1閉じ込め層 43 活性層 44 第2閉じ込め層 45 (111)B頂部 46 (111)A側面 47 (111)A側面 48 (011)劈開面 49 埋め込み活性層 50 三角形凹部 51a 活性層 51b 活性層 52 埋め込み活性層 61a 活性層 61b 活性層 62 埋め込み活性層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−140328(JP,A) 特開 平5−121320(JP,A) 特開 平4−30578(JP,A) APPL.PHYS.LETT.58〜 18!(1991)P.2018−2020 JPN.J.APPL.PHYS.P ART2 32〜8A!(1993)P.L 1034−L1036
Claims (11)
- 【請求項1】III −V族半導体のV族元素が表面原子と
なる(−1−1−1)面を主面とする半導体基板と、 この半導体基板上に形成された正三角形の凹部と、 この凹部を含む前記半導体基板上に形成された第1の閉
じ込め層と、 この第1の閉じ込め層上に形成された活性層と、 この活性層の上に形成された第2の閉じ込め層とを備
え、 前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記活性層が前記凹部の側
面において不連続となっていることを特徴とする半導体
埋め込み構造。 - 【請求項2】III −V族半導体のV族元素が表面原子と
なる(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角
形の凹部を形成する工程と、 この凹部を含む前記半導体基板上に第1の閉じ込め層を
結晶成長する工程と、 この第1の閉じ込め層上に活性層を結晶成長する工程
と、 この活性層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程
とを含み、前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め
層と前記第2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記
正三角形の各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(1
0−1)、(01−1)に垂直であり、前記活性層が前
記凹部の側面において不連続となっていることを特徴と
する半導体埋め込み構造の製造方法。 - 【請求項3】III −V族半導体のV族元素が表面原子と
なる(−1−1−1)面を主面とする半導体基板と、 この半導体基板上に形成された正三角形の凹部と、 この凹部を含む前記半導体基板上に形成された第1の閉
じ込め層と、 この第1の閉じ込め層上に形成されて少なくとも2つ以
上のIII 族元素A,Bを含む活性層と、 この活性層の上に形成された第2の閉じ込め層とを備
え、 前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記凹部の側面上に形成さ
れた前記活性層が前記A,Bの構成元素のうちいずれか
一方をほとんど含まないことを特徴とする半導体埋め込
み構造。 - 【請求項4】III −V族半導体のV族元素が表面原子と
なる(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角
形の凹部を形成する工程と、 この凹部を含む前記半導体基板上に第1の閉じ込め層を
結晶成長する工程と、 この第1の閉じ込め層上に少なくとも2つ以上のIII 族
元素A,Bを含む活性層を結晶成長する工程と、 この活性層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程
とを含み、 前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(11−0)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記凹部の側面上に形成さ
れた前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか一
方をほとんど含まないことを特徴とする半導体埋め込み
構造の製造方法。 - 【請求項5】III −V族半導体のV族元素が表面原子と
なる(−1−1−1)面を主面とする半導体基板と、 この半導体基板上に形成された正三角形の突起部と、 この突起部を含む前記半導体基板上に形成された第1の
閉じ込め層と、 この第1の閉じ込め層上に形成された少なくとも2つ以
上のIII 族元素A,Bを含む活性層と、 この活性層の上に形成された第2の閉じ込め層とを備
え、 前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記突起部の側面上に形成
された前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか
一方をほとんど含まないことを特徴とする半導体埋め込
み構造。 - 【請求項6】III −V族半導体のV族元素が表面原子と
なる(−1−1−1)面を主面とする基板上に、正三角
形の突起部を形成する工程と、 この突起部を含む前記半導体基板上に第1の閉じ込め層
を結晶成長する工程と、 この第1の閉じ込め層上に少なくとも2つ以上のIII 族
元素A,Bを含む活性層を結晶成長する工程と、 この活性層の上に第2の閉じ込め層を結晶成長する工程
とを含み、 前記活性層の禁制帯幅が前記第1の閉じ込め層と前記第
2の閉じ込め層のいずれよりも小さく、前記正三角形の
各々の辺が3つの劈開面(1−10)、(10−1)、
(01−1)に垂直であり、前記突起部の側面上に形成
された前記活性層が前記A,Bの構成元素の内いずれか
一方をほとんど含まないことを特徴とする半導体埋め込
み構造の製造方法。 - 【請求項7】結晶成長方法として、分子線エピタクシー
法を用いて、活性層に含まれるIII族原子の脱離の始ま
る温度において、前記活性層を結晶成長することを特徴
とする、請求項2,4,6のいずれかに記載の半導体埋
め込み構造の製造方法。 - 【請求項8】III −V族半導体基板としてGaAs基板
を用いて、第1及び第2の閉じ込め層として、Alx G
a1-x As(x>0)として、活性層としてGaAsを
用いることを特徴とする請求項1の半導体埋め込み構
造。 - 【請求項9】III −V族半導体基板としてGaAs基板
を用いて、第1及び第2の閉じ込め層として、Alx G
a1-x As(x>0)として、活性層としてGaAsを
用いることを特徴とする請求項2の半導体埋め込み構造
の製造方法。 - 【請求項10】III −V族半導体基板としてGaAs基
板を用いて、第1及び第2の閉じ込め層として、Alx
Ga1-x As(x>0)として、活性層としてInGa
Asを用いることを特徴とする請求項3または5の半導
体埋め込み構造。 - 【請求項11】III −V族半導体基板としてGaAs基
板を用いて、第1及び第2の閉じ込め層として、Alx
Ga1-x As(x>0)として、活性層としてInGa
Asを用いることを特徴とする請求項4または6の半導
体埋め込み構造の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5123670A JP2643771B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 半導体埋め込み構造とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5123670A JP2643771B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 半導体埋め込み構造とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06334268A JPH06334268A (ja) | 1994-12-02 |
| JP2643771B2 true JP2643771B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=14866395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5123670A Expired - Fee Related JP2643771B2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 半導体埋め込み構造とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2643771B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015198377A1 (ja) | 2014-06-23 | 2015-12-30 | 富士通株式会社 | 半導体レーザ光源及び半導体レーザ光源の製造方法 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP5123670A patent/JP2643771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| APPL.PHYS.LETT.58〜18!(1991)P.2018−2020 |
| JPN.J.APPL.PHYS.PART2 32〜8A!(1993)P.L1034−L1036 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06334268A (ja) | 1994-12-02 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |