JP2643670B2 - 動き量検出装置 - Google Patents

動き量検出装置

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JP2643670B2 JP3198695A JP19869591A JP2643670B2 JP 2643670 B2 JP2643670 B2 JP 2643670B2 JP 3198695 A JP3198695 A JP 3198695A JP 19869591 A JP19869591 A JP 19869591A JP 2643670 B2 JP2643670 B2 JP 2643670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野本発明は小型化の進む
カメラ等に使用される画像ゆれを検出する動き量検出装
置に関し、特に、回路規模の小型化を図った装置に関す
る。。 【0002】
【従来の技術】図6は特開平1−269371号公報に
示される従来の動き量検出装置のブロック図で、1はテ
レビジョン画像信号の入力回路、2は画像信号内の代表
点の信号を記憶する代表点メモリ回路、3は代表点メモ
リ回路2を制御するメモリ制御回路I、4は1フィール
ド以上前の代表点の信号である代表点メモリ回路2から
の読み出し信号と現在の画像信号である入力回路1の出
力信号とを演算する演算回路、5は演算回路4の出力信
号を記憶する検出メモリ回路、6は検出メモリ回路5を
制御するメモリ制御回路II、7は検出メモリ回路5から
の読み出し信号を用いて動き量を得る動き量演算回路、
8は代表点メモリ回路2に記憶する代表点の位置を決め
る代表点指定回路、9は代表点指定回路8及びメモリ制
御回路6を制御する演算制御回路、10は前記の回路群
を総合的に制御するシステム制御回路である。そして、
以下のような動作をする構成となっている。入力回路1
よりテレビジョン画像信号が入力され、代表点指定回路
8で指定された代表点の位置に対応する画像信号がメモ
リ制御回路13によって代表点メモリ回路2に書き込ま
れ、次のフレームにその値を出力する。そして、演算回
路4で現在の画像と代表点における1フレーム前の画像
とを演算し、その結果をメモリ制御回路II6によって検
出メモリ回路5に書き込む。この時、画像信号と代表点
の位置関係が等しい時は同じメモリに加算していき、す
べての演算終了後に演算結果を読み出し、その出力信号
を用いて動き量演算回路7により動き量を求める構成と
なっている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記従来装置
の代表点指定回路8及び演算制御回路9では4個の代表
点を17の等間隔で指定し、夫々の代表点からの検出範
囲を水平方向に±32づつ設けて、1フィールド前の各
代表点と現在の画像信号の検出点との相対距離を代表点
間隔数で除した剰余数に応じてメモリ領域を定め、これ
に基づくアドレスに記憶する構成としている。従って、
本従来例によれば、水平方向に±32づつ固定の検出範
囲を設けており、動き量を広範囲にわたって検出できる
ものの記憶容量が大きくなり、回路規模が大きくなって
しまうという問題点を有するものであった。そこで、本
発明は前記欠点を除去した装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の装置を提供しようというものである。
即ち、デジタル化された画像信号の1フィ−ルド内に複
数の代表点を有して、これら夫々の代表点を中心に検出
範囲が設けられ、前記検出範囲毎に、1フィ−ルド以上
前の代表点の画像信号と現在の画像信号とを順次演算す
る演算手段と、この演算手段の演算結果を記憶するメモ
リ手段と、このメモリ手段から読み出された前記演算結
果を比較して動き量を順次検出する動き量検出手段とを
具備する動き量検出装置において、前記動き量検出手段
からの現在の情報に基づき次の検出範囲における演算時
の動き方向を予測する予測手段と、前記メモリ手段に固
定検出範囲の演算結果を記憶する第1のメモリ領域と少
なくとも第1と第2の追加検出範囲の演算結果を記憶す
る第2のメモリ領域とが設けられ、前記予測手段によ
り、前記第2のメモリ領域に、次の検出範囲の第1又は
第2の追加検出範囲のいずれの演算結果を記憶させるか
を決定する構成としたことを特徴とする動き量検出装
置。
【0005】
【作用】動き量検出手段からの現在の情報に基づき、予
測手段により次の検出範囲における演算時の動き方向を
予測し、この予測に基づき、第2のメモリ領域に、次の
検出範囲の第1又は第2のいずれの追加検出範囲の演算
結果を記憶させるかを決定する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る動き量検出装
置のブロック図を示したものである。同図において50
はデジタル化されたテレビジョン画像信号の入力回路、
51は前記画像信号の代表点の信号を記憶する代表点メ
モリ回路、52は代表点メモリ回路51を制御するメモ
リ制御回路、53は前記代表点メモリ回路51への代表
点を指定するための代表点指定回路、55は代表点メモ
リ回路51からの1フィールド以上前の代表点の信号と
入力回路50から入来する現在の画像信号とを演算する
第1の演算回路I、59,60は演算回路I55の演算
結果を切り換えるための切換回路、61は1フィールド
以上前の代表点の画素番号と現在の画像信号の画素番号
とより相対距離を得るための演算回路II、63は前記第
1の演算回路I55の演算結果を記憶するメモリ回路、
64は演算回路I55の演算結果をメモリ回路63内の
所定のメモリ領域MO,M1,M2に記憶させるための
書き込み制御回路、65はメモリ回路63内の記憶情報
を読み出すための読出し制御回路、66は読出し制御回
路65によって読み出された情報に基づき最小値を検出
して動き量を求めるための動き量検出回路、67は前記
の回路群を総合的に制御したり、動き量検出回路66か
らの情報を得て次の検出範囲の演算時の動き方向を予測
するためのシステム制御回路(予測手段)である。
【0007】以下、この構成による概略動作につき説明
する。入力回路50よりデジタル化されたテレビジョン
画像信号が入力され、代表点指定回路53で指定された
代表点の位置に対応する画像がメモリ制御回路52によ
って代表点メモリ回路51に書き込まれ、次フィールド
でその値を演算回路I55に出力する。この演算回路I
55では入力回路50より入来する現在の画像信号と代
表点における1フィールド前の画像信号との相対距離が
演算部(A)及び(B)で演算され、この演算結果が次
段の切換回路59に供給され、後述する所定の条件によ
り極性が切り換えられる構成となっている。
【0008】同時に、演算回路II61には代表点指定回
路53から1フィールド前の代表点の画素番号とシステ
ム制御回路67から現在の画像信号の画素番号とが供給
されており、これらの情報に基づき両信号間の相対距離
が演算されて5桁(5ビット)の信号が取り出される。
そして、最上位桁の数値(1,0)情報を前記切換回路
59に供給して、演算回路I 55の演算結果をメモリ回
路63内の対応するメモリ領域に夫々供給するように切
り換える。切換回路60にはシステム制御回路67から
制御信号が供給されており、これにより切換回路59の
二系統から出力される演算結果の一方をメモリ領域M2
に供給する。
【0009】また、書き込み制御回路64には演算回路
II61から上位2桁の(1,0)情報とシステム制御回
路67より制御信号とが供給されており、これら情報に
基づき、記録すべき演算結果を選択して所定領域に記憶
させる。この場合、前記演算回路II61からこの書き込
み制御回路64に3ビットのアドレス情報が供給されて
おり、これにより前記演算結果が各メモリ領域内の所定
のアドレスに記憶せられることになる。そして、一つの
検出範囲の演算結果の記憶が終了すると、システム制御
回路67から読出し制御回路65に5ビットの読み出し
用のアドレスが供給され、これに基づき一旦記憶された
デ−タが動き量検出回路66に読み出され、ここで、順
次デ−タの比較が行われる。この場合、5ビットの上位
2桁が読出し制御回路65に供給され、下位3桁のアド
レスがメモリ回路63に供給されている。この各演算結
果の比較の後、最小値が検出され、対応するアドレスが
読み取られて動き量(動きベクトル)が得られる。そし
て、この動き量はシステム制御回路67に供給される。
【0010】図2(A)は図1に示した第1の演算回路
I55の回路構成例で、同図において、端子69より入
来する1フィールド以上前の代表点の信号と端子70よ
り入来する現在の入力画像信号とが減算回路72により
減算され、この差信号が絶対値回路74に供給されて絶
対値が求められ、この信号の所定のビット数が次段のク
リップ回路76において減じられる構成となっている。
この第1の演算回路I55は、後述するように同時に複
数の絶対値を得る必要があり、同様の回路が二連(演算
部A、B)設けられている。
【0011】図2(B)は同じく図1に示した第2の演
算回路II61の回路構成例で、代表点指定回路53よ
り端子78aを通じて入来する1フィ−ルド以上前の代
表点の画素番号とシステム制御回路67より端子79a
を通じて入来する現在の画素番号とを減算回路81aに
より減算し、これにより相対値を得て次段の割振り器8
3に供給する。同様に、端子78a,78b,減算回路
81bによっても相対値が得られ、これが割振り器83
に供給される。この割振り器83には8ビット相当の情
報が得られているが、本実施例では相対距離を表すのに
5ビット分の情報があれば足り、ここで、余分な上位ビ
ットが削減されて下位の5ビット信号が使用される。こ
の5ビットの最上位の1桁の情報が切換回路59に供給
され、最上位から2桁目までの情報が書き込み制御回路
64に供給され、そして、下位の3桁の情報がメモリ回
路63に共通アドレス信号として供給される。
【0012】図3は図1に示した代表点指定回路53が
指定する代表点の位置関係及び検出範囲を示す図で、同
図において所定水平ライン上に代表点D0,D1,D2
を16等間隔おきに設けると共に、これら代表点D0,
D1,D2の夫々に水平走査方向のマイナス方向とプラ
ス方向とに夫々16箇所の検出点を設定し、代表点D0
の検出範囲をW00〜W031の計32箇所とし、代表
点D1の検出範囲をW100〜W131の計32箇所と
し、そして、代表点D2の検出範囲をW200〜W23
1の計32箇所として複数の検出範囲を形成している。
【0013】ここで、前記夫々の検出範囲を以下のよう
に定めている。 代表点D0の場合、 1)−8(W008)〜+7(W023)の範囲を固定
検出範囲。 2)−16(W000)〜−7(W009)を第1の追
加検出範囲。 3)8(W024)〜+15(W031)を第2の追加
検出範囲。 代表点D1の場合、 1)−8(W108)〜+7(W123)の範囲を固定
検出範囲。 2)−16(W100)〜−7(W109)を第1の追
加検出範囲。 3)8(W124)〜+15(W131)を第2の追加
検出範囲。 代表点D2の場合、 1)−8(W108)〜+7(W123)の範囲を固定
検出範囲。 2)−16(W200)〜−7(W209)を第1の追
加検出範囲。 3)8(W224)〜+15(W231)を第2の追加
検出範囲。
【0014】図4は、そのメモリ回路63内のメモリ・
アドレスの一部を示す表である。同図において、前記比
較点は水平走査方向の画素番号に対応して設けられてお
り、画素番号[1]に対応して[W000]、画素番号
[2]に対応して[W001]、そして画素番号[3]
に対応して[W002]……と順次設定されている。
又、夫々の代表点D0(W016),D1(W11
6),D2(W217)のマイナス方向側には[−1]
乃至[−16]の相対距離が定められ、プラス方向側に
は[1]乃至[15]の相対距離が定められている。そ
して、既述したように[7]乃至[−8]が固定検出範
囲、[−9]乃至[−16]及び[8]乃至[15]が
追加検出範囲となっている。なお、この相対距離は説明
の便宜上、10進数を掲載しているが実際には既述した
ように同図左欄に示す5ビットの2進数で処理されてい
る。
【0015】この固定検出範囲と追加検出範囲(第1及
び第2)とが設けられる理由は、回路規模を削減するた
めに設けられたもので、各々のメモリ領域は既述したよ
うにMO,M1,M2の領域に三分し、この内のメモリ
領域M2を第1及び第2の追加検出範囲のデ−タを累積
するために使用し、検出範囲方向に応じて一つのメモリ
領域を二つの追加検出範囲のデ−タ累積のために使い回
しするようにしている。こうすることにより、本来、二
つ分の記憶容量が必要なところ一つ分の容量で済すこと
ができるようにしている。
【0016】図5(A),(B)は、そのメモリ回路6
3内のメモリ領域と各デ−タの累積すべきアドレス位置
を示す図で、図5(A)は、固定検出範囲と第1の追加
検出範囲とのデ−タを累積すべきアドレス位置を示す
図、図5(B)は固定検出範囲と第2の追加検出範囲と
のデ−タを累積すべきアドレス位置を示す図である。こ
れらの図も併せて、さらに本発明の要部である演算結果
の累積方法につき説明する。固定検出範囲において、2
進数で示される相対距離(図4)の最上位桁の数に着目
すると、[1]で示される範囲(マイナス方向)と
[2]で示される範囲(プラス方向)とがあり、この数
値に基づき前記切換回路59を制御して、数値が[1]
である場合には演算結果がメモリ領域M1に供給される
ようにし、[0]である場合には、メモリ領域M0に供
給されるようにする。この場合、演算回路I55の演算
部(A),(B)から同列に信号が供給されるのは、同
時間に二つの検出範囲で検出処理が行われるタイミング
があり、このデ−タを同時に得るためである。当然のこ
とながら、検出範囲を重ならないように設定した場合に
は、これら演算部(A),(B)の一方と演算回路II6
1の演算部(A),(B)の一方とは不要となる。ま
た、第1及び第2の追加検出範囲のデ−タは、メモリ領
域M2に供給されることになるが、この場合、記述した
ようにシステム制御回路67からの制御信号により切換
回路60が切り換えられことになる。即ち、動き量検出
回路66からシステム制御回路67に得られた動き方向
がマイナス方向を示す場合には、[1]を出力し、切換
回路59からメモリ領域M1に通じるデ−タをメモリ領
域M2側に取り込む。逆に、動き方向がプラス方向を示
す場合には、[0]を出力して、メモリ領域M0に通じ
るデ−タをメモリ領域M2側に取り込む構成としてい
る。
【0017】次ぎに、各メモリ領域への書き込み方法に
つき説明する。いま仮に、動き量検出回路66からシス
テム制御回路(予測回路)67にマイナス方向を示す情
報が得られたとすると、このシステム制御回路67から
書き込み制御回路64の一端側に[1]が出力される。
この場合、この書き込み制御回路64では、他端側より
入來する上位2桁の数の内、[10],[11],[0
0]の情報が入來する時のみ、すでに供給されているデ
−タが所定メモリ領域に記憶されることになる。したが
って、このマイナス方向に動き量があった場合には、上
位2桁の[01]が示す検出範囲の演算結果は記憶され
ないことになる。つまり、第2の追加検出範囲の演算結
果が記憶されないことになる。また、逆にプラス方向の
情報がシステム制御回路67に供給された場合には、書
き込み制御回路64の一端側に[0]が出力される。こ
れにより、この書き込み制御回路64では、他端側に
[11],[00],[01]の情報が入來する時の
み、所定メモリ領域への記憶が行えるものとなる。この
場合には、第1の追加検出範囲の演算結果が記憶されな
いことになる。そして、各メモリ領域内の所定番地への
記憶は、演算回路II61より供給される3桁の共通アド
レスに従って記憶されることになる。
【0018】図5において、同図に示されるように各メ
モリ領域内には0〜7の番地が設けられており、例え
ば、相対距離[0]のデ−タは番地[0]へ、相対距離
[1]のデ−タは番地[1]へ……、そして、相対距離
[−1]のデ−タは番地[7]へ、相対距離[−2]の
デ−タは番地[6]へ…と順次対応して累積される構成
となっている。これにしたがって一つの検出範囲のデ−
タの累積が終了すると、このデ−タを順次読み出すこと
になる。この場合には、既述したようにシステム制御回
路67から読出し制御回路65に記憶時に対応した読み
出し信号が供給されることになり、これに基づいて各デ
−タが次段の動き量検出回路66に読み出され、そこ
で、読み出された各値が比較され、最小値が検出される
ことになる。例えば、メモリ領域M0の[0]番地の累
積値が最小であった場合には、各代表点[W016],
[W116],[W216]には移動がなかったものと
みなされる。又、メモリ領域M0の[3]番地の累積値
が最小であった場合には、各代表点が夫々[W01
9],[W119],[W219](図示せず)の位置
に移動し、この範囲の動き量があったものとみなされ
る。システム制御回路67では、この情報を得て次の検
出範囲での演算時の動き方向を予測することになる。ま
た、ここで、個別に入来する動き量に基づいて総合的な
動き量が判断され、これに基づく制御信号が図示しない
公知の画像補正回路に供給されて画面ゆれが補正され
る。
【0019】従って、本実施例によれば、二つ分の追加
検出範囲のデ−タを一つのメモリ領域で共用して累積す
る構成としているので、検出範囲を狭めることなく回路
規模を小型化できる。また、相関距離の最上位桁の数値
を検出してメモリ領域を決定する構成としているので、
下位桁の数値を検出してメモリ領域を決定する構成のも
のに比べ繁雑にメモリ領域を切り換える必要がなく制御
が容易となる。さらに、一つのアドレスを複数のメモリ
領域で共通のアドレスとして使用しているので、この点
についても制御が簡単なものとなり、回路規模の小型化
につながるものとなる。
【0020】尚、本実施例では説明の便宜上、代表点を
水平方向にのみ設ける構成で説明したが、実際には垂直
方向にも水平方向と同様に検出点が設けられる構成とな
っている。そのため、当然のことながら追加検出範囲が
垂直方向にも設けられる構成となっている。又、斜め方
向に本実施例を適用できることも言うまでもない。さら
に、代表点数についても、便宜上、一方向に3箇所設け
る構成で説明したが、実際には1フィ−ルド内に相当数
設けられる構成となっている。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、二つ分の追加検出範囲
のデ−タの累積を一つのメモリ領域で共用する構成とし
ているので、検出範囲を狭めるることなく回路規模を小
型化できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る動き量検出装置のブロ
ック図である。
【図2】(A)は演算回路Iの回路構成例を示した図で
ある。 (B)は演算回路IIの回路構成例を示した図である。
【図3】代表点指定回路が指定する代表点の位置関係及
び検出範囲を示す図である。
【図4】検出メモリ回路内のメモリ・アドレスを示す図
である。
【図5】(A)は固定検出範囲と第1の追加検出範囲の
デ−タとの累積すべきアドレス位置を示す図である。 (B)は固定検出範囲と第2の追加検出範囲のデ−タと
の累積すべきアドレス位置を示す図である。
【図6】従来の動き量検出装置のブロック図である。
【符号の説明】
50 入力回路 51 代表点メモリ回路 52 メモリ制御回路 53 代表点指定回路 55 演算回路I 59,60 切換回路 61 演算回路II 63 メモリ回路 64 書き込み制御回路 65 読み出し制御回路 66 動き量検出回路 67 システム制御回路(予測手段) M0,M1,M2 メモリ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 高橋 宣博 (56)参考文献 特開 平2−86375(JP,A) 特開 平1−269371(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル化された画像信号の1フィ−ル
    ド内に複数の代表点を有して、これら夫々の代表点を中
    心に検出範囲が設けられ、前記検出範囲毎に、1フィ−
    ルド以上前の代表点の画像信号と現在の画像信号とを順
    次演算する演算手段と、この演算手段の演算結果を記憶
    するメモリ手段と、このメモリ手段から読み出された前
    記演算結果を比較して動き量を順次検出する動き量検出
    手段とを具備する動き量検出装置において、 前記動き量検出手段からの現在の情報に基づき次の検出
    範囲における演算時の動き方向を予測する予測手段と、
    前記メモリ手段に固定検出範囲の演算結果を記憶する第
    1のメモリ領域と少なくとも第1と第2の追加検出範囲
    の演算結果を記憶する第2のメモリ領域とが設けられ、 前記予測手段により、前記第2のメモリ領域に、次の検
    出範囲の第1又は第2の追加検出範囲のいずれの演算結
    果を記憶させるかを決定する構成としたことを特徴とす
    る動き量検出装置。
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