JP2002032758A - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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JP2002032758A JP2000216508A JP2000216508A JP2002032758A JP 2002032758 A JP2002032758 A JP 2002032758A JP 2000216508 A JP2000216508 A JP 2000216508A JP 2000216508 A JP2000216508 A JP 2000216508A JP 2002032758 A JP2002032758 A JP 2002032758A
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    • H04N5/00Details of television systems
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    • H04N5/144Movement detection
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N7/00Television systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、動きの検出される画素周辺の画素の
画像データを用いることで、その検出精度をより向上さ
せた動き検出装置を提供することを目的とする。 【解決手段】動きが検出される画素に対して垂直方向に
隣接した2画素の画像データの差分より比較回路9,1
0で用いる閾値の値を変更する。又、比較回路9におい
て、動きが検出される画素の2フィールド間での画像デ
ータの差分と閾値とが比較され、比較回路10におい
て、動きが検出される画素に対して垂直方向に隣接した
2画素の2フィールド間での画像データの差分と閾値と
が比較される。この比較結果を加算回路12で重み付け
加算した値より動きの検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画が再生される
際において、各フィールド毎に再生される被写体の動き
を検出するための動き検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターレース方式で撮影された画像
は、各フィールド毎に偶数ラインの画素と奇数ラインの
画素とが交互に撮像動作が行われることによって撮影さ
れる。よって、このようなインターレース方式で撮影さ
れた画像を再生する場合、各フィールド毎に撮影時の画
像データを有していない画素の画像データを補間する必
要がある。このように、画像データのない画素における
画像データの補間を行う方法として、近接した複数の画
素の画像データに基づいて補間する空間的な補間方法
と、現在再生されているフィールドの前後複数のフィー
ルドにおける同一画素の画像データに基づいて補間する
時間的な補間方法とがある。
【0003】そして、この空間的な補間方法と時間的な
補間方法のいずれを使用して画像データの補間を行う
か、画像上の被写体の動きを検出することによって判断
されている。即ち、動きのある被写体を撮像している画
素の画像データは空間的な補間方法によって、又、動き
のない被写体を撮像している画素の画像データは時間的
な補間方法によって、それぞれ補間される。このよう
に、各画素が撮像している被写体の動きの状態に応じ
て、補間方法を切り換えることによって、各フィールド
における再生画像を、撮像された被写体により忠実な画
像とすることができる。
【0004】このような動きを検出するために、従来
は、偶数フィールド同士又は奇数フィールド同士におけ
る同一画素の画像データの差分を演算し、この差分と所
定の閾値とを比較することによって、動きの検出を行っ
ていた。即ち、補間される画素で撮像される被写体の動
きを検出するために、1フィールド前のフィールドと3
フィールド前のフィールドの補間される画素における画
像データの差を、所定の閾値と比較し、その差が閾値よ
り大きくなったとき、補間される画素によって撮像され
た被写体に動きがあるものと判断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように同一画素に
おけるフィールド間の画像データの差を所定の閾値と比
較することによって、補間される画素によって撮像され
た被写体に動きがあるか否かが判断される。このように
比較する閾値を一定することによって、例えば、再生さ
れる現フィールドの前のフィールドまで動きがあった
が、現フィールドにおいて動きがなくなった場合におい
ても、前のフィールドまで動きがあるため、現フィール
ドにおいても動きがあるものと誤って判断される。よっ
て、実際は隣接した画素の画像データの値がほぼ等しい
いるために空間的な補間を行う方が最適であるが、時間
的な補間を行われるために、実際の画像に忠実なものと
できず、動画再生される際にちらつきなどが発生するこ
とがある。
【0006】このような問題を鑑みて、本発明は、動き
の検出される画素周辺の画素の画像データを用いること
で、その検出精度をより向上させた動き検出装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の動き検出装置は、フィールド毎に
偶数行のラインに配された画素の画像データと奇数行の
ラインに配された画素の画像データとが交互に入力さ
れ、画像データの入力されていないラインの各画素にお
ける被写体の動きを検出する動き検出装置において、動
きの検出が行われる第1画素の配されたラインの上下に
隣接したラインに配されるとともに前記第1画素に隣接
した第2画素及び第3画素の画像データの差分に基づい
て閾値が定められ、前記第1、第2、及び第3画素の2
フィールド間の画像データの差分がそれぞれ前記閾値と
比較されて得た結果に基づいて、前記第1画素に動きが
あったか否かが検出されることを特徴とする。
【0008】このような動き検出装置において、第2画
素と第3画素の画像データの差分が大きくなるとき、動
き検出の判定基準が厳しくなるように、閾値を設定する
ようにして、例えば後続に補間回路が接続される場合、
この動き検出装置で検出した結果を補間回路に与え、第
2画素と第3画素の画像データの差分が小さくなる場合
でも、誤って時間的な補間が行わることを防ぐ。このよ
うに補間されたとき、より自然的な画像が再生される。
【0009】又、請求項2に記載するように、前記第
1、第2及び第3画素を含む前記第1画素を中心に前記
第1画素に近接した複数の画素それぞれにおける2フィ
ールド間の画像データの差分が、各画素について設定さ
れた前記閾値と比較され、この複数の比較結果に基づい
て、前記第1画素に動きがあったか否かが検出されるよ
うにしても構わない。
【0010】このようにしたとき、例えば、前記閾値と
比較されて得た結果を重み付け加算することによって得
た結果より、第1画素に動きがあったか否かが検出され
るようにしても構わない。又、このとき、重み付け係数
が、第1画素に離れた位置の画素における比較結果に与
えられるものほど小さくなるようにして、第1画素の比
較結果に重みを置くようにしても構わない。
【0011】請求項3に記載の動き検出装置は、フィー
ルド毎に偶数行のラインに配された画素の画像データと
奇数行のラインに配された画素の画像データとが交互に
入力され、画像データの入力されていないラインの各画
素における被写体の動きを検出する動き検出装置におい
て、動きの検出が行われる第1画素の配されたラインの
上下いずれかに隣接したラインに配されるとともに前記
第1画素に隣接した第2画素と前記第1画素との画像デ
ータの差分の絶対値が第1閾値より小さく、且つ、前記
第1画素の2フィールド間における画像データの差分の
絶対値が第2閾値より小さく、且つ、前記第2画素の2
フィールド間における画像データの差分の絶対値が前記
第2閾値より小さいとき、前記第1画素に動きがないも
のとされることを特徴とする。
【0012】例えば、第1画素に字幕が表示される場
合、第1画素の2フィールド間における画像データ、及
び、第1画素の上下に隣接した少なくとも一方のライン
に配された第2画素の2フィールド間における画像デー
タは、それぞれ、略等しい値となる。又、この隣接した
第1画素及び第2画素の画像データについても略等しい
値となる。よって、第1及び第2画素の画像データによ
る差分が第1閾値より小さく、且つ、第1及び第2画素
の2フィールド間における画像データの差分が第2閾値
より小さいとき、第1画素に動きがないものと見なされ
る。
【0013】請求項4に記載の動き検出装置は、フィー
ルド毎に偶数行のラインに配された画素の画像データと
奇数行のラインに配された画素の画像データとが交互に
入力され、画像データの入力されていないラインの各画
素における被写体の動きを検出する動き検出装置におい
て、前記偶数行及び奇数行のラインのうち、動きの検出
が行われる画素が配される一方のラインを第1ラインと
するとともに、画像データを有する画素が配される他方
のラインを第2ラインとし、又、動きの検出が行われる
フィールドを第1フィールド、該第1フィールドの1フ
ィールド前に入力されたフィールドを第2フィールド、
前記第1フィールドの2フィールド前に入力されたフィ
ールドを第3フィールド、前記第1フィールドの3フィ
ールド前に入力されたフィールドを第4フィールド、と
し、更に、現在動きの検出が行われる第1ライン上の画
素を第1画素、該第1画素と隣接するとともに該第1画
素と同列に配された前記第2ライン上の第2画素及び第
3画素としたとき、前記第2画素の前記第1フィールド
における画像データと前記第3画素の前記第1フィール
ドにおける画像データの差分に基づいて、閾値を設定す
る閾値制御回路と、前記第1画素の前記第2フィールド
及び前記第4フィールドにおける画像データの差分、前
記第2及び第3画素の前記第1フィールド及び前記第3
フィールドにおける画像データの差分を求める差分演算
回路と、前記差分演算回路で求められた前記第1、第2
及び第3画素の画像データの差分が、それぞれ、前記閾
値制御回路で設定される閾値と比較され、前記第1、第
2及び第3画素のうち、前記画像データの差分の絶対値
が前記閾値より大きくなる画素に動きがあると判断され
る比較回路と、前記比較回路より与えられる前記第1、
第2及び第3画素を含む前記第1画素に近接した複数の
画素についての比較結果に基づいて、前記第1画素に動
きがあったか否かが検出される検出回路と、を有するこ
とを特徴とする。
【0014】このような動き検出装置において、請求項
5に記載するように、前記比較回路が、前記第1画素の
前記第2フィールド及び前記第4フィールドにおける画
像データの差分の絶対値と前記閾値とを比較するととも
に、前記第1画素の画像データの差分の絶対値が前記閾
値より大きいときは1を比較結果として出力し、又、前
記第1画素の画像データの差分の絶対値が前記閾値より
小さいときは0を比較結果として出力する第1比較回路
と、前記第2画素の前記第1フィールド及び前記第3フ
ィールドにおける画像データの差分の絶対値と前記閾値
とを比較するとともに、前記第2画素の画像データの差
分の絶対値が前記閾値より大きいときは1を比較結果と
して出力し、又、前記第2画素の画像データの差分の絶
対値が前記閾値より小さいときは0を比較結果として出
力する第2比較回路と、前記第3画素の前記第1フィー
ルド及び前記第3フィールドにおける画像データの差分
の絶対値と前記閾値とを比較するとともに、前記第3画
素の画像データの差分の絶対値が前記閾値より大きいと
きは1を比較結果として出力し、又、前記第3画素の画
像データの差分の絶対値が前記閾値より小さいときは0
を比較結果として出力する第3比較回路と、を有し、前
記検出回路が、前記第1、第2及び第3比較回路のそれ
ぞれから連続して出力される複数の比較結果に重み係数
を乗じて重み付け加算を行い、該重み付け加算の結果が
大きくなったとき、前記第1画素に動きが検出されるよ
うにしても構わない。
【0015】更に、請求項6に記載するように、前記検
出回路において重み付け加算が行われる際、前記第1、
第2及び第3画素を含む前記第1画素に近接した複数の
画素に関する前記比較回路における比較結果に乗ずる重
み係数が、前記第1画素に離れた位置に配される画素ほ
ど小さくなるようにしても構わない。このようにするこ
とで、重み付け加算が行われる際、第1画素の比較結果
に重みをおくとともに、周囲に近接する画素の関連性を
考慮して動きを検出することができる。
【0016】請求項4〜請求項6のいずれかに記載の動
き検出装置において、請求項7に記載の動き検出装置
は、前記閾値設定回路において、前記第2画素の画像デ
ータと前記第3画素の画像データの差分の絶対値が小さ
いとき前記閾値の値が小さく、又、前記第2画素の画像
データと前記第3画素の画像データの差分の絶対値が大
きいとき、前記閾値が大きくなるように設定されること
を特徴する。
【0017】例えば、動き検出装置の後続に補間回路を
接続したとき、動き検出装置で動きがあると判断された
画素については、空間的な補間が行われ、又、動きがな
いと判断された画素については、時間的な補間が行われ
る。このようにしたとき、補間される画素の上下に隣接
した画素の画像データの差が小さいとき、補間する画素
において動きがない場合でも、空間的な補間を行うこと
によって再生された画像が、人間の目に自然に映ること
がある。よって、第2及び第3画素の画像データの差が
小さいとき、動きが検出されやすくなるよう、閾値の値
が小さくなるように設定される。
【0018】請求項8に記載の動き検出装置は、請求項
4〜請求項6のいずれかに記載の動き検出装置におい
て、前記前記第2画素の画像データと前記第3画素の画
像データの差分の絶対値をd、前記閾値をTHとしたと
き、前記閾値THと前記画像データの差分の絶対値dの関
係が、min、max、αを定数としたとき、TH=min+(d−
α)(min≦TH≦max)を満たすような関係になるよう
に、前記閾値設定回路において、前記閾値が設定される
ことを特徴する。
【0019】請求項9に記載の動き検出装置は、請求項
4〜請求項7のいずれかに記載の動き検出装置におい
て、前記第1画素の前記第2フィールドにおける画像デ
ータと前記第2画素の前記第1フィールドにおける画像
データとの差分が第1閾値より小さく、且つ、前記第1
画素の画像データの第2フィールド及び第4フィールド
における画像データの差分が第2閾値より小さく、且
つ、前記第2画素の画像データの第1フィールド及び第
3フィールドにおける画像データの差分が前記第2閾値
より小さいとき、又は、前記第1画素の前記第2フィー
ルドにおける画像データと前記第3画素の前記第1フィ
ールドにおける画像データとの差分が前記第1閾値より
小さく、且つ、前記第1画素の画像データの第2フィー
ルド及び第4フィールドにおける画像データの差分が前
記第2閾値より小さく、且つ、前記第3画素の画像デー
タの第1フィールド及び第3フィールドにおける画像デ
ータの差分が前記第2閾値より小さいとき、前記比較回
路より出力される前記比較結果に関係なく、前記第1画
素に動きがないものとされることを特徴とする。
【0020】例えば、第1画素に字幕が表示される場
合、第1画素の2フィールド間における画像データ、及
び、第2又は第3画素における画像データは、それぞ
れ、略等しい値となる。又、この隣接した第1画素の画
像データと第2又は第3画素の画像データについても略
等しい値となる。よって、第1画素の画像データと第2
又は第3画素の画像データによる差分が第1閾値より小
さく、且つ、第1画素と第2又は第3画素の2フィール
ド間における画像データの差分が第2閾値より小さいと
き、第1画素に動きがないものと見なされる。このよう
にすることで、第1画素が字幕表示などの動きのない場
合にあっても、検出回路で動きがあると誤検出すること
がなくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1
の実施形態について、図面を参照して説明する。図1
は、本実施形態の動き検出装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【0022】図1の動き検出装置は、1フィールド分の
画像データを格納するフィールドメモリ1,2,3,4
と、フィールドメモリ1,3から出力される同一画素に
おける画像データを減算する減算回路5と、フィールド
メモリ2,4から出力される同一画素における画像デー
タを減算する減算回路6と、減算回路5,6の出力の絶
対値をそれぞれ演算する絶対値演算回路7,8と、絶対
値演算回路7,8の出力を閾値制御回路11で設定され
る閾値と比較する比較回路9,10と、フィールドメモ
リ1より与えられる画像データに基づいて閾値の値を制
御する閾値制御回路11と、比較回路9,10からの出
力を重み付け加算する加算回路12と、加算回路12の
出力より動きの検出を行う動き検出回路13とを有す
る。
【0023】この動き検出装置は、入力される1フィー
ルド分の画像データがフィールドメモリ1に格納され
る。このフィールドメモリ1に格納された1フィールド
分の画像データは、フィールドメモリ2及び減算回路5
及び閾値制御回路11に送出される。又、フィールドメ
モリ2に格納された1フィールド分の画像データは、フ
ィールドメモリ3及び減算回路6に送出され、フィール
ドメモリ3に格納された1フィールド分の画像データが
フィールドメモリ4及び減算回路5に送出される。そし
て、フィールドメモリ4に格納された1フィールド分の
減算回路6に送出される。
【0024】よって、フィールドメモリ1には、動き検
出するためのフィールドである現フィールド(以下、
「第1フィールド」と呼ぶ)の画像データが格納され
る。そして、フィールドメモリ2には現フィールドの1
フィールド前のフィールド(以下、「第2フィールド」
と呼ぶ)の画像データが、フィールドメモリ3には現フ
ィールドの2フィールド前のフィールド(以下、「第3
フィールド」と呼ぶ)の画像データが、フィールドメモ
リ4には現フィールドの3フィールド前のフィールド
(以下、「第4フィールド」と呼ぶ)の画像データが、
それぞれ格納される。そして、減算回路5では、第1フ
ィールドと第3フィールドの同一画素における画像デー
タの差分が求められるとともに、減算回路6では、第2
フィールドと第4フィールドの同一画素における画像デ
ータの差分が求められる。
【0025】このとき、後続の不図示の補間回路で補間
されるとともに動きの検出対象とされる対象画素に隣接
された複数の画素の2フィールド間における画像データ
の差が求められる。即ち、図2のように配列している3
ライン分の画素において、その中心のラインL2に配置
される各画素の画像データが補間されるとき、ラインL
2の上下のラインL1,L3に配置される各画素の第1
フィールドと第3フィールドの差分が減算回路5で、ラ
インL2に配置される各画素の第2フィールドと第4フ
ィールドの差分が減算回路6で、それぞれ求められる。
【0026】この減算回路5,6で求められた第1フィ
ールドと第3フィールドとの差分、及び第2及び第4フ
ィールドとの差分が、絶対値演算回路7,8に与えられ
ると、絶対値演算回路7,8で、第1フィールドと第3
フィールドとの差分の絶対値、及び第2及び第4フィー
ルドとの差分の絶対値が求められる。よって、図2のよ
うに、画素Ga〜Giが3ライン分配列されていると
き、絶対値演算回路7においてラインL1に配列される
画素Ga,Gb,Gc及びラインL3に配列される画素
Gg,Gh,Giの第1フィールドと第3フィールドの
差分の絶対値が、絶対値演算回路8においてラインL2
に配列される画素Gd,Ge,Gfの第2フィールドと
第4フィールドの差分の絶対値が、それぞれ求められ
る。
【0027】今、画素Ga〜Gc,Gg〜Giの第1フ
ィールドの画像データをga1〜gc1,gg1〜gi1と、画素G
a〜Gc,Gg〜Giの第3フィールドの画像データを
ga3〜gc3,gg3〜gi3と、画素Gd〜Gfの第2フィール
ドの画像データをgd2〜gf2と、画素Gd〜Gfの第4フ
ィールドの画像データをgd4〜gf4と、する。このとき、
減算回路6及び絶対値演算回路8において、画素Gdの
画像データの第2フィールドと第4フィールドとの差分
の絶対値|gd2−gd4|が求められるとき、減算回路5及び
絶対値演算回路7において、画素Ga,Ggの画像デー
タの第1フィールドと第3フィールドとの差分の絶対値
|ga1−ga3|、|gg1−gg3|が求められる。
【0028】又、減算回路6及び絶対値演算回路8にお
いて、画素Geの画像データの第2フィールドと第4フ
ィールドとの差分の絶対値|ge2−ge4|が求められると
き、減算回路5及び絶対値演算回路7において、画素G
b,Ghの画像データの第1フィールドと第3フィール
ドとの差分の絶対値|gb1−gb3|、|gh1−gh3|が求められ
る。更に、減算回路6及び絶対値演算回路8において、
画素Gfの画像データの第2フィールドと第4フィール
ドとの差分の絶対値|gf2−gf4|が求められるとき、減算
回路5及び絶対値演算回路7において、画素Gc,Gi
の画像データの第1フィールドと第3フィールドとの差
分の絶対値|gc1−gc3|、|gi1−gi3|が求められる。
【0029】このように、減算回路6,7及び絶対値演
算回路8,9において、各画素における2フィールド間
での画像データの差分が求められたとき、閾値制御回路
11によって、フィールドメモリ1より与えられる第1
フィールドの画像データより、各画素毎の比較回路9,
10における閾値が設定される。このとき、対象画素が
配されるラインL2の上下のラインL1,L3に配され
る2画素間の第1フィールドにおける画像データの差分
の絶対値を求め、このラインL1,L3に配される2画
素間の画像データの差分の絶対値に基づいて、比較回路
9,10に与える閾値が設定される。
【0030】即ち、画素Gdが対象画素となるときは、
画素Ga,Ggの第1フィールドにおける画像データの
差分の絶対値|ga1−gg1|に基づいて、画素Geが対象画
素となるときは、画素Gb,Ghの第1フィールドにお
ける画像データの差分の絶対値|gb1−gh1|に基づいて、
画素Gfが対象画素となるときは、画素Gc,Giの第
1フィールドにおける画像データの差分の絶対値|gc1−
gi1|に基づいて、それぞれ、比較回路9,10に与える
閾値が設定される。
【0031】このように閾値が設定される際、対象画素
の上下2画素間の画像データの差分の絶対値をdとした
とき、この差分の絶対値dに対して、図3のグラフのよ
うな関係に基づいて、閾値THが求められる。即ち、閾値
THと差分の絶対値dの関係が、以下の(1)式で表され
る。尚、min、max、αは定数である。 TH=min+(d−α) (min≦TH≦max) … (1)
【0032】よって、今、画素Geが対象画素となると
き、閾値制御回路11において、まず、フィールドメモ
リ1より与えられる画素Gb,Ghの第1フィールドに
おける画像データの差分の絶対値|gb1−gh1|が求められ
る。そして、上記の(1)式に基づいて、閾値THが求め
られる。即ち、閾値THが以下のようになる。尚、β=ma
x−min+αである。 |gb1−gh1|≦αのとき TH=min α<|gb1−gh1|<βのとき TH=min+(|gb1−gh1|−
α) |gb1−gh1|≧βのとき TH=max
【0033】このようにして求められた閾値THが比較回
路9,10に与えられて、絶対値演算回路7,8からの
出力と比較され、絶対値演算回路7,8からの出力が閾
値THより大きいとき動きがあるものとし、動き情報とし
て“1”を出力し、絶対値演算回路7,8からの出力が
閾値THより小さいとき動きがあるものとし、動き情報と
して“0”を出力する。
【0034】即ち、画素Geが対象画素となるときは、
絶対値演算回路7から出力される画素Gb,Ghの第1
フィールド及び第3フィールドの画像データの差分の絶
対値|gb1−gb3|、|gh1−gh3|がそれぞれ、比較回路9に
おいて閾値制御回路11から与えられる閾値THと比較さ
れ、動き情報が出力される。又、絶対値演算回路8から
出力される画素Geの第2フィールド及び第4フィール
ドの画像データの差分の絶対値|ge2−ge4|が、比較回路
10において閾値制御回路11から与えられる閾値THと
比較され、動き情報が出力される。
【0035】そして、各画素毎の動き情報が比較回路
9,10より加算回路12に出力されると、対象画素及
びこの対象画素に近接する複数の画素の動き情報に、重
み付けを行って加算される。このとき、対象画素を中心
としたとき、対象画素の動き情報にもっとも大きい重み
係数を与え、この対象画素より離れた位置にある画素ほ
ど、与えられる重み係数の値が小さくなるように、重み
付けが施される。尚、本実施形態では、対象画素を中心
に9つの画素の動き情報の重み付け加算が行われるもの
とする。
【0036】即ち、図2において、画素Geが対象画素
となるものとすると、比較回路9より与えられる画素G
a〜Gc,Gg〜Giの動き情報A〜C,G〜I、及
び、比較回路10より与えられる画素Gd〜Gfの動き
情報D〜Fが、加算回路12で以下の(2)式のように
して重み付け加算され、動き加算レベルmが求められ
る。尚、ka〜kfを重み付け係数とする。 m=ka×A+kb×B+kc×C+kd×D+ke×E+kf×F +kg×G+kh×H+ki×I … (2)
【0037】このようにして動き加算レベルmが求めら
れる際、重み付け係数は、例えば、ka=1,kb=2,kc
=1,kd=2,ke=4,kf=2,kg=1,kh=2,ki=
1のように、以下のような関係になるようにして設定さ
れる。 ka=kc=kg=ki≦kb=kd=kf=kh≦ke
【0038】尚、更に多くの動き情報に基づいて、加算
回路12で重み加算が行われる際、重み係数を以下のよ
うに定めても構わない。以下の3例は、対象画素を中心
に水平方向に2m−1、垂直方向に2n−1、配列され
た(2m−1)×(2n−1)の画素(即ち、2m−1個の
画素が配される2n−1行分の画素)による動き情報が
重み加算された場合において定められる重み係数の例で
ある。
【0039】1.設定される重み係数の第1例 今、2n−1行のラインを上から順に、ラインL1,L
2,…L2n-1とする。このとき、ラインL1,L2n-1に配
された画素から得られる動き情報に乗算される重み係数
が、ラインLnに配された対象画素からの距離が近い位
置の画素から順に、m,m−1,m−2,…,1とされ
る。即ち、ラインL1,L2n-1に配された画素から得ら
れる動き情報に乗算される重み係数が左から順に、1,
2,…,m−1,m,m−1,…,2,1とされる。
【0040】又、対象画素に対して垂直方向に1画素分
近い位置に配列されるラインL2,L2n-2上の画素から
得られる動き情報に乗算される重み係数は、それぞれ、
ラインL1,L2n-1上の画素から得られる動き情報に乗
算される重み係数に1を加えた、2,3,…,m,m+
1,m,…,3,2とされる。そして、更に垂直方向に
1画素近い位置に配列されるラインL3,L2n-3上の画
素から得られる動き情報に乗算される重み係数は、それ
ぞれ、ラインL2,L2n-2上の画素から得られる動き情
報に乗算される重み係数に1を加えた、3,4,…,m
+1,m+2,m+1,…,4,3とされる。そして、
対象画素が配されるラインLnの画素から得られる動き
情報に乗算される重み係数は、n,n+1,…,m+n
−2,m+n−1,m+n−2,…,n+1,nとされ
る。
【0041】このようにして、ラインの位置が動き検出
される画素に対して1画素分近い位置に配されると、ラ
イン上の画素から得られる動き情報に乗算される重み係
数が、それぞれ1画素分遠い位置に配されたライン上の
画素から得られる動き情報に乗算される重み係数に1を
加えた値となる。
【0042】よって、左側から1列目又は2m−1列目
に配された画素から得られる動き情報に乗算される重み
係数は、上から順に1,2,…,n−1,n,n−1,
…,2,1とされる。又、左側から2列目又は2m−2
列目に配された画素から得られる動き情報に乗算される
重み係数は、上から順に、左側から1列目又は2m−1
目に配された画素から得られる動き情報に乗算される重
み係数に1を加えた、2,3,…,n,n+1,n,
…,3,2とされる。更に、左側から3列目又は2m−
3列目に配された画素から得られる動き情報に乗算され
る重み係数は、上から順に、左側から2列目又は2m−
2目に配された画素から得られる動き情報に乗算される
重み係数に1を加えた、3,4,…,n+1,n+2,
n+1,…,4,3とされる。そして、対象画素が配さ
れるm列目に配された画素から得られる動き情報に乗算
される重み係数は、m,m+1,…,m+n−2,m+
n−1,m+n−2,…,m+1,mとされる。
【0043】2.設定される重み係数の第2例 今、2n−1行のラインを上から順に、ラインL1,L
2,…L2n-1とする。このとき、ラインL1,L2n-1に配
された画素から得られる動き情報に乗算される重み係数
が、ラインLnに配された対象画素からの距離が近い位
置の画素から順に、m,m−1,m−2,…,1とされ
る。即ち、ラインL1,L2n-1に配された画素から得ら
れる動き情報に乗算される重み係数が左から順に、1,
2,…,m−1,m,m−1,…,2,1とされる。
【0044】又、対象画素に対して垂直方向に1画素分
近い位置に配列されるラインL2,L2n-2上の画素から
得られる動き情報に乗算される重み係数は、それぞれ、
ラインL1,L2n-1上の画素から得られる動き情報に乗
算される重み係数に2を乗じた、2,4,…,2×(m
−1),2×m,2×(m−1),…,4,2とされる。
そして、更に垂直方向に1画素近い位置に配列されるラ
インL3,L2n-3上の画素から得られる動き情報に乗算
される重み係数は、それぞれ、ラインL2,L2n-2上の
画素から得られる動き情報に乗算される重み係数に2を
乗じた、4,8,…,4×(m−1),4×m,4×(m
−1),…,8,4とされる。そして、対象画素が配さ
れるラインLnの画素から得られる動き情報に乗算され
る重み係数は、2n-1,2n-1×2,…,2n-1×(m−
1),2n-1×m,2n-1×(m−1),…,2n-1×2,2
n-1とされる。
【0045】このようにして、ラインの位置が対象画素
に対して1画素分近い位置に配されると、ライン上の画
素から得られる動き情報に乗算される重み係数が、それ
ぞれ1画素分遠い位置に配されたライン上の画素から得
られる動き情報に乗算される重み係数に2を乗じた値と
なる。
【0046】よって、左側から1列目又は2m−1列目
に配された画素から得られる動き情報に乗算される重み
係数は、上から順に1,2,…,2n-2,2n-1
n-2,…,2,1とされる。又、左側から2列目又は
2m−2列目に配された画素から得られる動き情報に乗
算される重み係数は、上から順に、2,4,…,2n-2
×2,2n-1×2,2n-2×2,…,4,2とされる。更
に、左側から3列目又は2m−3列目に配された画素か
ら得られる動き情報に乗算される重み係数は、上から順
に、3,6,…,2n-2×3,2n-1×3,2n-2×3,
…,6,3とされる。そして、対象画素が配されるm列
目に配された画素から得られる動き情報に乗算される重
み係数は、m,2×m,…,2n-2×m,2n-1×m,2
n-2×m,…,2×m,mとされる。
【0047】3.設定される重み係数の第3例 今、2n−1行のラインを上から順に、ラインL1,L
2,…L2n-1とする。このとき、ラインL1,L2n-1に配
された画素から得られる動き情報に乗算される重み係数
が、ラインLnに配された対象画素からの距離が近い位
置の画素から順に、2m-1,2m-2,2m-3,…,1とさ
れる。即ち、ラインL1,L2n-1に配された画素から得
られる動き情報に乗算される重み係数が左から順に、
1,2,…,2m-2,2m-1,2m-2,…,2,1とされ
る。
【0048】又、対象画素に対して垂直方向に1画素分
近い位置に配列されるラインL2,L2n-2上の画素から
得られる動き情報に乗算される重み係数は、それぞれ、
ラインL1,L2n-1上の画素から得られる動き情報に乗
算される重み係数に2を乗じた、2,4,…,2m-1
m,2m-1,…,4,2とされる。そして、更に垂直方
向に1画素近い位置に配列されるラインL3,L2n-3上
の画素から得られる動き情報に乗算される重み係数は、
それぞれ、ラインL2,L2n-2上の画素から得られる動
き情報に乗算される重み係数に2を乗じた、4,8,
…,2m,2m+1,2m,…,8,4とされる。そして、
対象画素が配されるラインLnの画素から得られる動き
情報に乗算される重み係数は、2n-1,2n,…,2
m+n-3,2m+n-2,2m+n-3,…,2n,2n-1とされる。
【0049】このようにして、ラインの位置が対象画素
に対して1画素分近い位置に配されると、ライン上の画
素から得られる動き情報に乗算される重み係数が、それ
ぞれ1画素分遠い位置に配されたライン上の画素から得
られる動き情報に乗算される重み係数に2を乗じた値と
なる。
【0050】よって、左側から1列目又は2m−1列目
に配された画素から得られる動き情報に乗算される重み
係数は、上から順に、1,2,…,2n-2,2n-1,2
n-2,…,2,1とされる。又、左側から2列目又は2
m−2列目に配された画素から得られる動き情報に乗算
される重み係数は、上から順に、左側から1列目又は2
m−1目に配された画素から得られる動き情報に乗算さ
れる重み係数に2を乗じた、2,4,…,2n-1,2n
n-1,…,4,2とされる。更に、左側から3列目又
は2m−3列目に配された画素から得られる動き情報に
乗算される重み係数は、上から順に、左側から2列目又
は2m−2目に配された画素から得られる動き情報に乗
算される重み係数に2を乗じた、4,8,…,2n,2
n+1,2n,…,8,4とされる。そして、対象画素が配
されるm列目に配された画素から得られる動き情報に乗
算される重み係数は、2m-1,2m,…,2m+n-3,2
m+n-2,2m+n-3,…,2m,2m-1とされる。
【0051】このようにして定められた重み係数が、加
算回路12において、各画素における動き情報に乗算さ
れることで重み付け加算が施され、動き加算レベルmが
求められ、動き検出回路13に送出される。そして、動
き検出回路13では、加算回路12より送出される動き
加算レベルmの値が大きいほど動きがあると判断され、
動き検出結果が出力される。そして、例えば、後続の補
間回路(不図示)で補間される画素の画像データが空間
的な補間(ライン間補間)で得られた画像データと、時
間的な補間(フィールド間補間)で得られた画像データ
とに重み係数を与えて重み付け加算して求める際、動き
検出回路13より出力される動き検出結果に基づいて、
重み係数の値を変更するようにすることができる。
【0052】動き検出回路13からの動き検出結果は、
例えば、(1)m<sum1、(2)sum1≦m<sum2、
(3)sum2≦m<sum3、(4)sum3≦m<sum4、(5)
sum4≦mのそれぞれの場合に応じて出力されるようにし
ても構わない。このとき、後続に補間回路を設け、時間
的な補間で得られた画像データg1、空間的な補間で得
られた画像データg2とし、この画像データg1,g2
を重み付け加算することによって補間される画素の画像
データgが生成されるものとする。
【0053】よって、上述したように動き検出結果を5
段階にしたとき、画像データgを求める重み付け加算を
行うための式g=x×g1+y×g2における重み係数
x、yを、例えば、以下のように変更することができ
る。 (1)m<sum1のとき (x,y)=(1,0) (2)sum1≦m<sum2のとき (x,y)=(3/4,1/4) (3)sum2≦m<sum3のとき (x,y)=(1/2,1/2) (4)sum3≦m<sum4のとき (x,y)=(1/4,3/4) (5)sum4≦mのとき (x,y)=(0,1)
【0054】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について、図面を参照して説明する。図4は、本実施
形態の動き検出装置の内部構成を示すブロック図であ
る。尚、図4の動き検出装置において、図1の動き検出
装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0055】本実施形態の動き検出装置は、第1の実施
形態(図1)の動き検出装置に、更に、字幕検出回路1
4が設けられたものである。即ち、フィールドメモリ
1,2及び絶対値演算回路7,8からの出力より、対象
画素が字幕表示を行っているか否かを判定し、判定結果
を出力として動き検出回路13に送出する。このような
構成の動き検出装置は、減算回路5,6、絶対値演算回
路7,8、比較回路9,10、閾値演算回路11、及び
加算回路12の動作については、第1の実施形態と同様
であるので、第1の実施形態を参照するものとし、その
詳細な説明については省略し、以下に、第1の実施形態
と異なる動作を行う字幕検出回路14と動き検出回路1
3の動作について説明する。
【0056】第1の実施形態では、閾値制御回路11
で、対象画素の上下の画素の第1フィールドにおける画
像データの差分によって閾値が設定される。このとき、
画像データの差分の絶対値が小さいとき閾値が小さくな
るようにすることで、動き検出回路13において動きと
して検出されやすくなる。よって、例えば、図2のよう
に配置された9つの画素において、ラインL1,L2に字
幕が表示されているような場合において、例えば、画素
Geを対象画素としたときに、画素Gb,Ghの画像デ
ータの差分の絶対値|gb1−gh1|が小さくなるとともに、
加算回路12より出力する動き検出結果が大きくなった
場合、動き検出回路13において画素Geにおいて動き
があると誤判別される恐れがある。
【0057】よって、このとき、字幕検出回路14によ
って、対象画素の上下の2画素の第1フィールドにおけ
る画像データ、対象画素の第2フィールドにおける画像
データ、対象画素の上下の2画素の第1フィールドと第
3フィールドとにおける画像データの差分、及び、対象
画素の第2フィールドと第4フィールドとにおける画像
データの差分に基づいて、対象画素において字幕が表示
されているか否かが判別される。このように、対象画素
の画像データが、字幕表示用のデータであるか否かが判
別される際の字幕検出回路14での動作を、以下に説明
する。
【0058】今、図2の画素Geが対象画素となると
き、フィールドメモリ1より、画素Gb,Ghの第1フ
ィールドにおける画像データgb1,gh1が、フィールドメ
モリ2より画素Geの第2フィールドにおける画像デー
タge2が、それぞれ、字幕検出回路14に送出される。
そして、字幕検出回路14において、画素Gbの画像デ
ータgb1と画素Geの画像データge2との差分の絶対値|g
b1−ge2|と、画素Ghの画像データgh1と画素Geの画
像データge2との差分の絶対値|gh1−ge2|とが求められ
る。又、このとき、絶対値演算回路7より画素Gb,G
hの第1フィールドと第3フィールドの画像データの差
分の絶対値|gb1−gb3|、|gh1−gh3|が、絶対値演算回路
8より画素Geの第2フィールドと第4フィールドの画
像データの差分の絶対値|ge2−ge4|が、それぞれ、字幕
検出回路14に送出される。
【0059】そして、これらの画像データのフィールド
間の差分|gb1−gb3|、|ge2−ge4|、|gh1−gh3|、及びラ
イン間の差分|gb1−ge2|、|gh1−ge2|に基づいて、字幕
検出が行われる。このとき、フィールド間の差分は閾値
TH1と、ライン間の差分は閾値TH2とそれぞれ比較され、
その比較結果に基づいて、画素Geに字幕が表示されて
いるか否か判別される。即ち、(1)|gb1−gb3|<TH
1、且つ|ge2−ge4|<TH1、且つ|gb1−ge2|<TH2のと
き、又は、(2)|ge2−ge4|<TH1、且つ|gh1−gh3|<T
H1、且つ|gh1−ge2|<TH2のとき、画素Geに字幕が表
示されているものと判別される。
【0060】つまり、(1)|gb1−gb3|<TH1、且つ|ge
2−ge4|<TH1、且つ|gb1−ge2|<TH2のときは、画素G
b,Geの2フィールド間の画像データが小さいことに
より、画素Gb,Geにおける動きが小さいと判断で
き、且つ、画素Gb,Geの2画素(2ライン)間の画
像データが小さいため、ラインL1,L2において字幕が
表示されていると判別することが適している。又、
(2)|ge2−ge4|<TH1、且つ|gh1−gh3|<TH1、且つ|g
h1−ge2|<TH2のときは、画素Ge,Ghの2フィール
ド間の画像データが小さいことにより、画素Ge,Gh
における動きが小さいと判断でき、且つ、画素Ge,G
hの2画素(2ライン)間の画像データが小さいため、
ラインL2,L3において字幕が表示されていると判別す
ることが適している。
【0061】そして、このように、(1)|gb1−gb3|<
TH1、且つ|ge2−ge4|<TH1、且つ|gb1−ge2|<TH2のと
き、又は、(2)|ge2−ge4|<TH1、且つ|gh1−gh3|<T
H1、且つ|gh1−ge2|<TH2のときに、画素Geに字幕が
表示されているものと判別されると、動き検出回路13
は強制的に画素Geに動きがないものと判断する。よっ
て、このとき、動き検出回路13に加算回路12より入
力される動き加算レベルの値に関わらず、画素Geに動
きがないことを表す動き検出結果を出力するため、例え
ば、後続に補間回路が接続される場合、画素Geの画像
データが1フィールド前の画像データとされる時間的な
補間が施される。
【0062】尚、本実施形態では、垂直方向に隣接した
3画素の画像データによって、その中心の対象画素に字
幕が表示されているか否かが判断されたが、この隣接し
た3画素に水平方向に隣接した複数の画素の画像データ
における上述した関係と同様の関係に基づいて、中心の
対象画素に字幕が表示されているか否かが判断されるよ
うにしても構わない。
【0063】
【発明の効果】本発明によると、動きが検出される第1
画素に隣接した第2及び第3画素の画像データの関係に
基づいて、第1画素における動きが検出される。よっ
て、フィールド間の画像データの関係のみで動きがある
か否か判断される場合に比べ、その動きの誤判定を行う
割合を低減することができる。特に、第2及び第3画素
の画像データの差分が小さいときは、動きがないものと
する方が有利である。よって、本発明において、第2及
び第3画素の画像データの差分が小さいとき、閾値の値
を小さくすることによって、第1画素に動きがないと判
断することができるので、例えば、第1画素の画像デー
タを補間するときなどにおいて、空間補間で補間された
画像データを優先的に選択することができる。
【0064】又、この動き検出のほかに、第1画素のフ
ィールド間の画像データの差分、第2又は第3画素のフ
ィールド間の画像データの差分、及び、第1画素と第2
又は第3画素のとの画像データの差分が、それぞれ所定
の値より小さいとき、強制的に、第1画素に動きがない
ものと判断される。よって、例えば、字幕などを第1画
素が表示されているとき、誤って、動きがあるものと判
定されることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の動き検出装置の内部構成を示
すブロック図。
【図2】画素の配置を示す図。
【図3】閾値とライン間の画像データの差分との関係を
示すグラフ。
【図4】第2の実施形態の動き検出装置の内部構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
1,2,3,4 フィールドメモリ 5,6 減算回路 7,8 絶対値演算回路 9,10 比較回路 11 閾値制御回路 12 加算回路 13 動き検出回路 14 字幕検出回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド毎に偶数行のラインに配され
    た画素の画像データと奇数行のラインに配された画素の
    画像データとが交互に入力され、画像データの入力され
    ていないラインの各画素における被写体の動きを検出す
    る動き検出装置において、 動きの検出が行われる第1画素の配されたラインの上下
    に隣接したラインに配されるとともに前記第1画素に隣
    接した第2画素及び第3画素の画像データの差分に基づ
    いて閾値が定められ、 前記第1、第2、及び第3画素の2フィールド間の画像
    データの差分がそれぞれ前記閾値と比較されて得た結果
    に基づいて、前記第1画素に動きがあったか否かが検出
    されることを特徴とする動き検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2及び第3画素を含む前記
    第1画素を中心に前記第1画素に近接した複数の画素そ
    れぞれにおける2フィールド間の画像データの差分が、
    各画素について設定された前記閾値と比較され、この複
    数の比較結果に基づいて、前記第1画素に動きがあった
    か否かが検出されることを特徴とする請求項1に記載の
    動き検出装置。
  3. 【請求項3】 フィールド毎に偶数行のラインに配され
    た画素の画像データと奇数行のラインに配された画素の
    画像データとが交互に入力され、画像データの入力され
    ていないラインの各画素における被写体の動きを検出す
    る動き検出装置において、 動きの検出が行われる第1画素の配されたラインの上下
    いずれかに隣接したラインに配されるとともに前記第1
    画素に隣接した第2画素と前記第1画素との画像データ
    の差分の絶対値が第1閾値より小さく、且つ、前記第1
    画素の2フィールド間における画像データの差分の絶対
    値が第2閾値より小さく、且つ、前記第2画素の2フィ
    ールド間における画像データの差分の絶対値が前記第2
    閾値より小さいとき、前記第1画素に動きがないものと
    されることを特徴とする動き検出装置。
  4. 【請求項4】 フィールド毎に偶数行のラインに配され
    た画素の画像データと奇数行のラインに配された画素の
    画像データとが交互に入力され、画像データの入力され
    ていないラインの各画素における被写体の動きを検出す
    る動き検出装置において、 前記偶数行及び奇数行のラインのうち、動きの検出が行
    われる画素が配される一方のラインを第1ラインとする
    とともに、画像データを有する画素が配される他方のラ
    インを第2ラインとし、 又、動きの検出が行われるフィールドを第1フィール
    ド、該第1フィールドの1フィールド前に入力されたフ
    ィールドを第2フィールド、前記第1フィールドの2フ
    ィールド前に入力されたフィールドを第3フィールド、
    前記第1フィールドの3フィールド前に入力されたフィ
    ールドを第4フィールド、とし、 更に、現在動きの検出が行われる第1ライン上の画素を
    第1画素、該第1画素と隣接するとともに該第1画素と
    同列に配された前記第2ライン上の第2画素及び第3画
    素としたとき、 前記第2画素の前記第1フィールドにおける画像データ
    と前記第3画素の前記第1フィールドにおける画像デー
    タの差分に基づいて、閾値を設定する閾値制御回路と、 前記第1画素の前記第2フィールド及び前記第4フィー
    ルドにおける画像データの差分、前記第2及び第3画素
    の前記第1フィールド及び前記第3フィールドにおける
    画像データの差分を求める差分演算回路と、 前記差分演算回路で求められた前記第1、第2及び第3
    画素の画像データの差分が、それぞれ、前記閾値制御回
    路で設定される閾値と比較され、前記第1、第2及び第
    3画素のうち、前記画像データの差分の絶対値が前記閾
    値より大きくなる画素に動きがあると判断される比較回
    路と、 前記比較回路より与えられる前記第1、第2及び第3画
    素を含む前記第1画素に近接した複数の画素についての
    比較結果に基づいて、前記第1画素に動きがあったか否
    かが検出される検出回路と、 を有することを特徴とする動き検出装置。
  5. 【請求項5】 前記比較回路が、 前記第1画素の前記第2フィールド及び前記第4フィー
    ルドにおける画像データの差分の絶対値と前記閾値とを
    比較するとともに、前記第1画素の画像データの差分の
    絶対値が前記閾値より大きいときは1を比較結果として
    出力し、又、前記第1画素の画像データの差分の絶対値
    が前記閾値より小さいときは0を比較結果として出力す
    る第1比較回路と、 前記第2画素の前記第1フィールド及び前記第3フィー
    ルドにおける画像データの差分の絶対値と前記閾値とを
    比較するとともに、前記第2画素の画像データの差分の
    絶対値が前記閾値より大きいときは1を比較結果として
    出力し、又、前記第2画素の画像データの差分の絶対値
    が前記閾値より小さいときは0を比較結果として出力す
    る第2比較回路と、 前記第3画素の前記第1フィールド及び前記第3フィー
    ルドにおける画像データの差分の絶対値と前記閾値とを
    比較するとともに、前記第3画素の画像データの差分の
    絶対値が前記閾値より大きいときは1を比較結果として
    出力し、又、前記第3画素の画像データの差分の絶対値
    が前記閾値より小さいときは0を比較結果として出力す
    る第3比較回路と、を有し、 前記検出回路が、前記第1、第2及び第3比較回路のそ
    れぞれから連続して出力される複数の比較結果に重み係
    数を乗じて重み付け加算を行い、該重み付け加算の結果
    が大きくなったとき、前記第1画素に動きが検出される
    ことを特徴とする請求項4に記載の動き検出装置。
  6. 【請求項6】 前記検出回路において重み付け加算が行
    われる際、前記第1、第2及び第3画素を含む前記第1
    画素に近接した複数の画素に関する前記比較回路におけ
    る比較結果に乗ずる重み係数が、前記第1画素に離れた
    位置に配される画素ほど小さいことを特徴とする請求項
    5に記載の動き検出装置。
  7. 【請求項7】 前記閾値設定回路において、前記第2画
    素の画像データと前記第3画素の画像データの差分の絶
    対値が小さいとき前記閾値の値が小さく、又、前記第2
    画素の画像データと前記第3画素の画像データの差分の
    絶対値が大きいとき、前記閾値の値が大きくなるように
    設定されることを特徴する請求項4〜請求項6のいずれ
    かに記載の動き検出装置。
  8. 【請求項8】 前記前記第2画素の画像データと前記第
    3画素の画像データの差分の絶対値をd、前記閾値をTH
    としたとき、 前記閾値THと前記画像データの差分の絶対値dの関係
    が、min、max、αを定数としたとき、 TH=min+(d−α)(min≦TH≦max) を満たすような関係になるように、前記閾値設定回路に
    おいて、前記閾値が設定されることを特徴する請求項4
    〜請求項6のいずれかに記載の動き検出装置。
  9. 【請求項9】 前記第1画素の前記第2フィールドにお
    ける画像データと前記第2画素の前記第1フィールドに
    おける画像データとの差分が第1閾値より小さく、且
    つ、前記第1画素の画像データの第2フィールド及び第
    4フィールドにおける画像データの差分が第2閾値より
    小さく、且つ、前記第2画素の画像データの第1フィー
    ルド及び第3フィールドにおける画像データの差分が前
    記第2閾値より小さいとき、 又は、前記第1画素の前記第2フィールドにおける画像
    データと前記第3画素の前記第1フィールドにおける画
    像データとの差分が前記第1閾値より小さく、且つ、前
    記第1画素の画像データの第2フィールド及び第4フィ
    ールドにおける画像データの差分が前記第2閾値より小
    さく、且つ、前記第3画素の画像データの第1フィール
    ド及び第3フィールドにおける画像データの差分が前記
    第2閾値より小さいとき、 前記比較回路より出力される前記比較結果に関係なく、
    前記第1画素に動きがないものとされることを特徴とす
    る請求項4〜請求項8のいずれかに記載の動き検出装
    置。
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