JP4991360B2 - フレームレート変換装置および映像表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、フレームレート変換装置および映像表示装置に関する。
既存のコンテンツよりも高フレームレートで表示できる映像表示装置が開発されている。例えば、液晶テレビにおいては、動く画像がぼけるのを防止するために、毎秒60フレームの映像を毎秒120フレームの映像に変換し、得られた毎秒120フレームの映像を液晶表示器に表示させるものが開発されている。このような映像表示装置にコンテンツを表示する場合、同じフレームの映像を単に複数回出力するのではなく、信号処理によってフレーム間の補間映像を生成し、それをフレーム間に挿入することによって、滑らかな再生映像を得るようにしている。
フレーム間補間を行なう場合、従来は画面を複数のブロックに分割し、ブロック毎に動きベクトルを算出し、得られたブロック毎の動きベクトルに基づいて補間画像を生成していた。もしくは、ブロックマッチングにより、対応するブロックを選択して、フレーム間補間を行なっていた。
ブロック毎に動きベクトルを算出し、ブロック単位で補間画像を決定する方法では、物体の輪郭に歪みが発生しやすいという問題がある。
特開2004−357215号公報 特開2005−176381号公報
この発明は、物体の輪郭に歪みの少ない補間画像が得られるフレームレート変換装置および映像表示装置を提供することを目的とする。
本願の発明は、フレームレート変換装置において、現フレームの領域を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に、前フレームと現フレームとの間の動きベクトルを算出する動きベクトル検出手段、現フレームの各画素毎に、前フレームの画素値と現フレームの画素値とに基づいて、動きあり領域であるか動きなし領域であるかを判別する領域判別手段、ならびに現フレーム、前フレーム、動きベクトル検出手段によって検出されたブロック毎の動きベクトルおよび領域判別手段による領域判別結果に基づいて、補間フレームを生成する補間フレーム生成手段を備えており、補間フレーム生成手段は、補間フレームの各画素位置のうち、領域判別手段によって動きなし領域と判別された画素位置に対しては、前フレームの同じ画素位置の画像、現フレームの同じ画素位置の画像、または前フレームと現フレームの同じ画素位置の画像の平均化画像のいずれかを、当該画素位置の補間画像として使用する第1手段、および補間フレームの各画素位置のうち、領域判別手段によって動きあり領域と判別された画素位置に対しては、当該画素位置を含むブロックの動きベクトルに基づいて、前フレームまたは現フレームのいずれか一方から補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出して、補間画像として使用する第2手段、を備えており、前記第2手段は、領域判別手段によって動きあり領域と判別された各画素位置毎に、当該画素位置の領域判別結果の履歴に基づいて、前フレームおよび現フレームのうち、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出すべきフレームを選択する第3手段、および領域判別手段によって動きあり領域と判別された各画素位置毎に、当該画素位置を含むブロックの動きベクトルに基づいて、第3手段によって選択されたフレームから、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出して、補間画像として使用する第4手段を備えていることを特徴とする。
上記のフレームレート変換装置において、領域判別手段は、現フレームの各画素毎に、
その画素における前フレームと現フレームの差分絶対値と閾値の比較結果と、その画素を含むブロックの動きベクトルとに基づいて、動きあり領域であるか動きなし領域であるかを判別するものであることを特徴とする。
また、上記のフレームレート変換装置において、第3手段は、領域判別手段によって動きあり領域と判別された各画素位置毎に、当該画素位置の領域判別結果の履歴に基づいて、当該画素位置が、動きが終了した第1領域、動きが継続している第2領域または動きが始まった第3領域の何れの領域に該当するかを判別する手段、ならびに第1領域に該当すると判別された画素位置については、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出すべきフレームとして現フレームを選択し、第2領域または第3領域に該当すると判別された画素位置については、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出すべきフレームとして前フレームを選択する手段を備えていることを特徴とする。
本願の他の発明は、映像表示装置において、上記のフレームレート変換装置を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、物体の輪郭に歪みの少ない補間画像が得られるようになる。
以下、図面を参照して、この発明を、液晶表示装置内に設けられた毎秒60フレームの映像を毎秒120フレームの映像に変換するためのフレームレート変換装置に適用した場合の実施例について説明する。
〔1〕フレームレート変換装置の電気的構成
図1は、フレームレート変換装置の電気的構成を示している。
フレームレート変換装置は、3つのフレームメモリ1、2、3、動きベクトル検出部4、領域判別部5、動きなし領域補間部6、動きあり領域補間部7および出力選択部8を備えている。
入力映像信号は、第1のフレームメモリ1に送られる。第1のフレームメモリ1に送られた入力映像信号は、1フレーム期間だけ遅延せしめられた後、第2のフレームメモリ2に送られるとともに、動きベクトル検出部4に送られる。
第2のフレームメモリ2に送られた入力映像信号は、1フレーム期間だけ遅延せしめられた後、第3のフレームメモリ3、動きベクトル検出部4、領域判別部5、動きなし領域補間部6および動きあり領域補間部7に送られる。
第3のフレームメモリ3に送られた入力映像信号は、1フレーム期間だけ遅延せしめられた後、領域判別部5、動きなし領域補間部6および動きあり領域補間部7に送られる。
第1のフレームメモリ2から出力されるフレーム番号をn+1、第2のフレームメモリ2から出力されるフレーム番号をn、第3のフレームメモリ2から出力されるフレーム番号をn−1とする。
〔2〕動きベクトル検出部4
動きベクトル検出部4は、隣接する2つのフレーム間の動きベクトルを算出する。具体的には、画面を複数のブロックの分割し、ブロックマッチング法または代表マッチング法により、ブロック毎に動きベクトルを算出する。動きベクトル検出部4によって算出されたブロック毎の動きベクトルは、1フレーム期間だけ遅延せしめられた後、領域判別部5に出力される。
〔3〕領域判別部5
領域判別部5は、第(n−1)フレームと第nフレームとを比較することにより、動きあり領域であるか動きなし領域であるかを画素毎に判別する。
原則的には、画素毎に第(n−1)フレームと第nフレームとの差分絶対値を閾値αと比較し、差分絶対値が閾値α以上である画素を動きあり領域であると判別し、差分絶対値が閾値α未満である画素を動きなし領域であると判別する。
例えば、第(n−1)フレームと第nフレームの画像が、図2(a)、図2(b)に示すような画像である場合には、理想的な補間画像は図2(c)に示すようになる。差分絶対値による動きあり領域は、図2(d)に斜線で示すような領域S1となる。図2(c)と図2(d)とを比較すると、理想的な補間画像上での動きのある物体の表示位置の一部が、差分絶対値による動きあり領域に含まれていない。そこで、差分絶対値による動きあり領域S1を動きベクトルに応じてシフトし、差分絶対値による動きあり領域とシフト後の領域との論理和(OR)をとった領域を最終的な動きあり領域とする。
図2(e)は、差分絶対値による動きあり領域S1を、動きベクトルの方向に動きベクトルの1/2だけシフトさせることによって得られた領域S2を示している。図2(f)は、差分絶対値による動きあり領域S1と、シフト後の領域S2との論理和をとった領域S3を示している。
図3は、領域判別部5によって行なわれる領域判別処理の手順を示している。
図4を参照して、1フレームの水平方向の画素数をXmax とし、垂直方向の画素数をYmax とする。第nフレームにおける注目画素(x,y)の信号値をPn (x,y)で表す。同様に、第(n−1)フレームにおける注目画素(x,y)の信号値をPn-1 (x,y)で表す。また、注目画素(x,y)の動きベクトルを、(Vx,Vy)で表す。注目画素(x,y)の判別結果をMn (x,y)で表す。Mn (x,y)は、動きあり領域であると判別された場合には”1”の値をとり、動きなし領域であると判別された場合には”0”の値をとる。
まず、Mn (x,y)を0に初期化する(ステップS1)。つまり、全ての画素に対する判別結果を0に設定する。この後、x=0,y=0を設定する(ステップS2)。次に、第nフレームにおける注目画素(x,y)に対する信号値Pn (x,y)と、第(n−1)フレームにおける注目画素(x,y)に対する信号値Pn-1 (x,y)との差分絶対値が閾値α以上であるか否かを判別する(ステップS3)。つまり、次式(1)の条件を満たしているか否かを判別する。
|Pn (x,y)−Pn-1 (x,y)|≧α …(1)
上記式(1)の条件を満たしている場合には、注目画素(x,y)の判別結果Mn (x,y)の値を”1”に設定する(ステップS4)。また、注目画素(x,y)をそれに対する動きベクトル(Vx,Vy)の方向に当該動きベクトル(Vx,Vy)の1/2だけシフトさせた画素位置に対する判別結果Mn (x+Vx/2,y+Vy/2)の値を”1”に設定する(ステップS5)。そして、ステップS6に移行する。
上記ステップS3において、上記式(1)の条件を満たしていないと判別した場合には、ステップS4およびS5の処理を行なうことなく、ステップS6に移行する。
ステップS6では、注目画素の水平方向位置を1画素分ずらすために、xを1だけインクリメントする。そして、x=Xmax であるか否かを判別する(ステップS7)。x=Xmax でない場合、つまりxがXmax 未満である場合には、ステップS3に戻る。
上記ステップS7において、x=Xmax であると判別した場合には、注目画素の垂直方向位置を1画素分ずらすとともに注目画素の水平方向位置を先頭に戻すために、yを1だけインクリメントするとともにxを0に設定する(ステップS8)。そして、y=Ymax であるか否かを判別する(ステップS9)。y=Ymax でない場合、つまりyがYmax 未満である場合には、ステップS3に戻る。
上記ステップS9において、y=Ymax であると判別した場合には、今回の領域判定処理を終了する。
領域判別部5による領域判別結果は、動きあり領域補間部7および出力選択部8に送られる。
〔4〕動きなし領域補間部6
動きなし領域補間部6は、補間画像の各注目画素毎に、その画素が動きなし領域であると仮定した場合の補間画像データを算出する。つまり、補間画像の注目画素の画像データP(x,y)として、第nフレームと第(n−1)フレームの画像データの平均値を用いる。つまり、次式(2)に基づいて、各注目画素毎に、補間画像の画像データP(x,y)を算出する。
P(x,y)={Pn (x,y)+Pn-1 (x,y)}/2 …(2)
なお、補間画像の注目画素の画像データP(x,y)として、第nフレームの注目画素の画像データPn (x,y)または第(n−1)フレームの注目画素の画像データPn-1 (x,y)を用いてもよい。
〔5〕動きあり領域補間部7
動きあり領域補間部7は、補間画像の各注目画素毎に、その画素が動きあり領域であると仮定した場合の補間画像データを算出する。
補間フレームの注目画素を(x,y)とし、注目画素(x,y)に対する動きベクトルを(Vx,Vy)とすると、当該注目画素(x,y)の画像データは、以下の3つの式(3)、(4)、(5)のうちから選択される1つの式によって決定される。
P(x,y)=Pn {x+(Vx/2),y+(Vy/2)} …(3)
P(x,y)=Pn-1 {x−(Vx/2),y−(Vy/2)} …(4)
P(x,y)={Pn (x,y)+Pn-1 (x,y)}/2 …(5)
式(3)、(4)、(5)のうちのいずれの式に基づいて注目画素(x,y)の画像データを算出するかは、注目画素の動き判別結果の履歴に基づいて判定される。つまり、現フレームnでの注目画素に対する動き判別結果Mn (x,y)、現フレームnの1つ後のフレーム(n+1)での注目画素に対するに対する動き判別結果Mn+1 (x,y)、現フレームnの1つ前のフレーム(n−1)での注目画素に対する動き判別結果Mn-1 (x,y)および現フレームnの2つ前のフレーム(n−2)での注目画素に対する動き判別結果Mn-2 (x,y)に基づいて、画像データを算出するために使用すべき式が決定される。
より具体的には、注目画素の動き判別結果の履歴に基づいて、注目画素が次の4つの領域A、B、C、Dのうちの何れの領域に該当するかを判別する。
A:動きが終了した領域(物体が通り過ぎた領域)
B:動きが継続している領域(物体が通過中である領域)
C:動きが始まった領域(物体が入ってきた領域)
D:動きがない領域
図5は、第(n−1)フレームの画像(図2(a)に相当する画像)と、第nフレームの画像(図2(b)に相当する画像)と、それらの両フレームから生成される理想的な補間画像(図2(c)に相当する画像)と、差分絶対値による動きあり領域S1を表す画像(図2(d)に相当する画像)と、領域S1を動きベクトルに応じてシフトさせた領域S2を表す画像(図2(e)に相当する画像)と、上記領域A〜Dに相当する領域を示す画像とを示している。
notS1を領域S1以外の領域であると定義し、notS2を領域S2以外の領域であると定義する。領域Aは、S1とnotS2との論理積(AND)をとった領域となる。領域Bは、S1とS2との論理積をとった領域となる。領域Cは、notS1とS2との論理積をとった領域となる。領域Dは、notS1とnotS2との論理積をとった領域となる。
領域Aは物体が通り過ぎた領域であるので、補間画像としては被写体画像ではなく、背景画像が表示されるべきである。その背景画像は、第(n−1)フレームでは被写体に隠れているため、第(n−1)フレームには存在しない。そこで、注目画素が領域Aに該当する場合には、第nフレームを使用して動き補償を行なうことにより、補間画像データを算出する。つまり、上記式(3)に基づいて補間画像データを算出する。
領域Bは物体が通過中である領域であるので、補間画像としては被写体画像と背景画像とが表示されるべきである。図6に示すように、被写体画像が選択される領域B1(領域Bかつ「被写体」の領域)においては問題はないが、背景画像が選択される領域B2(領域Bかつ「背景」の領域)では、その背景画像は、第nフレームでは被写体に隠れているため、第nフレームには存在しない。そこで、注目画素が領域Bに該当する場合には、第(n−1)フレームを使用して動き補償を行なうことにより、補間画像データを算出する。つまり、上記式(4)に基づいて補間画像データを算出する。
領域Cは物体が入ってきた領域であるので、補間画像としては被写体画像ではなく、背景画像が表示されるべきである。その背景画像は、第nフレームでは被写体に隠れているため、第nフレームには存在しない。そこで、注目画素が領域Cに該当する場合には、第(n−1)フレームを使用して動き補償を行なうことにより、補間画像データを算出する。つまり、上記式(4)に基づいて補間画像データを算出する。
領域Dは動きがない領域であるので、第nフレームと第(n−1)の平均値を補間画像データとする。つまり、上記式(5)に基づいて補間画像データを算出する。
図7は、動きあり領域補間部7によって行なわれる補間画像データ生成処理の手順を示している。
まず、x=0,y=0に設定する(ステップS21)。注目画素の動き判別結果の履歴M={Mn-2 (x,y),Mn-1 (x,y),Mn (x,y),Mn+1 (x,y)}を求める(ステップS22)。
図8は、第(n−2)フレーム、第(n−1)フレーム、第nフレームおよび第(n+1)フレームの画像を示しているとともに、各フレームでの画素毎の動き判別結果を示している。また、動き判別結果の履歴に基づいて、各画素位置が領域A〜Dのうちのいずれに該当しているかを判別した結果を示している。ただし、この例では、領域Aに該当する画素はない。
上記ステップS22の後、M={1,1,0,0}であるか否かを判別する(ステップS23)。M={1,1,0,0}であると判別した場合には、注目画素(x,y)は領域A(物体が通り過ぎた領域)に該当すると判別し、上記式(3)に基づいて注目画素(x,y)に対する補間画像データP(x,y)を算出する(ステップS24)。そして、ステップS30に移行する。
上記ステップS23において、M={1,1,0,0}でないと判別した場合には、M={0,0,1,1}であるか否かを判別する(ステップS25)。M={0,0,1,1}であると判別した場合には、注目画素(x,y)は領域C(物体が入ってきた領域)に該当すると判別し、上記式(4)に基づいて注目画素(x,y)に対する補間画像データP(x,y)を算出する(ステップS26)。そして、ステップS30に移行する。
上記ステップS25において、M={0,0,1,1}でないと判別した場合には、M={0,0,0,*}であるか否かを判別する(ステップS27)。なお、*は0でも1でもよいことを表す記号である。M={0,0,0,*}であると判別した場合には、注目画素(x,y)は領域D(動きなし領域)に該当すると判別し、上記式(5)に基づいて注目画素(x,y)に対する補間画像データP(x,y)を算出する(ステップS28)。そして、ステップS30に移行する。
上記ステップS27において、M={0,0,0,*}でないと判別した場合には、注目画素(x,y)は領域B(物体が通過中である領域)に該当すると判別し、上記式(4)に基づいて注目画素(x,y)に対する補間画像データP(x,y)を算出する(ステップS29)。そして、ステップS30に移行する。
ステップS30では、注目画素の水平方向位置を1画素分ずらすために、xを1だけインクリメントする。そして、x=Xmax であるか否かを判別する(ステップS31)。x=Xmax でない場合、つまりxがXmax 未満である場合には、ステップS22に戻る。
上記ステップS31において、x=Xmax であると判別した場合には、注目画素の垂直方向位置を1画素分ずらすとともに注目画素の水平方向位置を先頭に戻すために、yを1だけインクリメントするとともにxを0に設定する(ステップS32)。そして、y=Ymax であるか否かを判別する(ステップS33)。y=Ymax でない場合、つまりyがYmax 未満である場合には、ステップS22に戻る。
上記ステップS33において、y=Ymax であると判別した場合には、今回の補間処理を終了する。
〔6〕出力選択部8
出力選択部8は、領域判別部5の判別結果に応じて、動きなし領域補間部6からの出力と、動きあり領域補間部7からの出力を切り替える。つまり、領域判別部5によって動きあり領域であると判別された画素に対しては、動きあり領域補間部7からの出力を選択して出力し、領域判別部5によって動きなし領域であると判別された画素に対しては、動きなし領域補間部6からの出力を選択して出力する。これにより、出力選択部8から補間画像が出力される。
フレームレート変換装置の電気的構成を示すブロック図である。 領域判別部5によって行なわれる領域判別処理を説明するための模式図である。 領域判別部5によって行なわれる領域判別処理手順を示すフローチャートである。 第nフレームにおいて注目画素の信号値がPn (x,y)で表されることを示す模式図である。 動きあり領域補間部7によって行なわれる補間画像データ生成処理を説明するための模式図である。 領域Bにおいて、被写体画像が選択される領域(領域Bかつ「被写体」の領域)と、背景画像が選択される領域(領域Bかつ「背景」の領域)とを示す模式図である。 動きあり領域補間部7によって行なわれる補間画像データ生成処理手順を示すフローチャートである。いる。 第(n−2)フレーム、第(n−1)フレーム、第nフレームおよび第(n+1)フレームの画像と、各フレームでの画素毎の動き判別結果と、動き判別結果の履歴に基づいて、各画素位置が領域A〜Dのうちのいずれに該当しているかを判別した結果とを示す模式図である。
符号の説明
1、2、3 フレームメモリ
4 動きベクトル検出部
5 領域判別部
6 動きなし領域補間部
7 動きあり領域補間部
8 出力選択部

Claims (4)

  1. 現フレームの領域を複数のブロックに分割し、各ブロック毎に、前フレームと現フレームとの間の動きベクトルを算出する動きベクトル検出手段、
    現フレームの各画素毎に、前フレームの画素値と現フレームの画素値とに基づいて、動きあり領域であるか動きなし領域であるかを判別する領域判別手段、ならびに
    現フレーム、前フレーム、動きベクトル検出手段によって検出されたブロック毎の動きベクトルおよび領域判別手段による領域判別結果に基づいて、補間フレームを生成する補間フレーム生成手段を備えており、
    補間フレーム生成手段は、
    補間フレームの各画素位置のうち、領域判別手段によって動きなし領域と判別された画素位置に対しては、前フレームの同じ画素位置の画像、現フレームの同じ画素位置の画像、または前フレームと現フレームの同じ画素位置の画像の平均化画像のいずれかを、当該画素位置の補間画像として使用する第1手段、および
    補間フレームの各画素位置のうち、領域判別手段によって動きあり領域と判別された画素位置に対しては、当該画素位置を含むブロックの動きベクトルに基づいて、前フレームまたは現フレームのいずれか一方から補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出して、補間画像として使用する第2手段、を備えており、
    前記第2手段は、
    領域判別手段によって動きあり領域と判別された各画素位置毎に、当該画素位置の領域判別結果の履歴に基づいて、前フレームおよび現フレームのうち、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出すべきフレームを選択する第3手段、および
    領域判別手段によって動きあり領域と判別された各画素位置毎に、当該画素位置を含むブロックの動きベクトルに基づいて、第3手段によって選択されたフレームから、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出して、補間画像として使用する第4手段
    を備えていることを特徴とするフレームレート変換装置。
  2. 領域判別手段は、
    現フレームの各画素毎に、その画素における前フレームと現フレームの差分絶対値と閾値の比較結果と、その画素を含むブロックの動きベクトルとに基づいて、動きあり領域で
    あるか動きなし領域であるかを判別するものであることを特徴とする請求項1に記載のフレームレート変換装置。
  3. 第3手段は、
    領域判別手段によって動きあり領域と判別された各画素位置毎に、当該画素位置の領域判別結果の履歴に基づいて、当該画素位置が、動きが終了した第1領域、動きが継続している第2領域または動きが始まった第3領域の何れの領域に該当するかを判別する手段、ならびに
    第1領域に該当すると判別された画素位置については、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出すべきフレームとして現フレームを選択し、第2領域または第3領域に該当すると判別された画素位置については、補間フレームの当該画素位置に相当する画像を抽出すべきフレームとして前フレームを選択する手段
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフレームレート変換装置。
  4. 請求項1乃至3に記載のフレームレート変換装置を備えていることを特徴とする映像表示装置。
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