JP2643625B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2643625B2
JP2643625B2 JP3059549A JP5954991A JP2643625B2 JP 2643625 B2 JP2643625 B2 JP 2643625B2 JP 3059549 A JP3059549 A JP 3059549A JP 5954991 A JP5954991 A JP 5954991A JP 2643625 B2 JP2643625 B2 JP 2643625B2
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健 迫
充二 市川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調節機による空気
が通る通気路および通気部が設けられる照明器具に係
り、特に、その反射板の構造を改良して空調用に適する
ようにした照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来の照明器具は、幅方向の断面
形状が相対向してハ字形状に配置される反射側壁の上端
を反射上壁で一体につないでなるととともに、その反射
側壁の上部に通気孔を設けてなる反射板を備え、この反
射板を器具本体に取付けるとともに、器具本体には反射
板に対向して配置されるけい光ランプを取付けている。
【0003】この照明器具において空調の空気は、例え
ば反射板の表側(反射面側)から通気孔を通って器具の
裏側に流通するから、その空気流の冷風によって、安定
器の発熱を含む器具発生熱およびけい光ランプの発生熱
等のいわゆる照明発生熱を、強制的に熱移動させること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、照明器具が
設置される室内の環境条件は一定ではなく様々に異なる
ので、このような各種の環境条件に応じて器具を通過す
る空調の空気量を適合させることが望まれる。しかし、
従来の照明器具は、反射板に通気孔を直接開口させた構
成であるため、前記通気孔の閉塞が困難であり、開口面
積の調節のためには、大きさが異なる通気孔を有した他
の反射板に交換しなければならないという問題があっ
た。また、空調機による空気流が温風の場合には、温風
が器具を通って器具を加熱するので、この場合には前記
通気孔を閉じた方がよいが、既述のように通気孔の閉塞
は困難であるため、通気孔を持たない他の反射板に交換
しなければならないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、反射板の交換を必要とす
ることなく、空調用の通気部を開閉でき、かつ、器具を
通過する空調の空気量も調節できる照明器具を得ること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の照明器具は、器具本体と、この本体に固定
された第1反射板と、この反射板の下側に位置して前記
器具本体にランプソケットを介して支持されたランプ
と、前記第1反射板の下面に重なる重なり部およびこの
重なり部の一側から斜め下方に向けて一体に折り曲げら
れた斜片部を有し、前記反射板の幅方向に沿って移動可
能に設けられた第2反射板と、この第2反射板を任意な
移動位置で前記第1反射板に固定する固定手段と、前記
第1,第2反射板の下方に配置された第3反射板とを具
備し、この第3反射板の上縁と前記第2反射板の斜片部
の下縁との間に通気部を形成し得るようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の構成において、空調の空気は、例えば
ランプが収納された第1〜第3反射板の反射面側から、
第2,第3反射板間の通気部を通って器具の裏側に流通
する。この空気流の冷風によって照明発生熱を強制的に
熱移動させることができる。そして、第2反射板は、固
定の第1反射板の下面に沿って第1反射板の幅方向に移
動でき、その任意な移動位置に固定手段により固定でき
るため、この第2反射板の下縁を固定の第3反射板の上
縁に対して接離する方向に変位させて、これらの間に形
成される通気部を任意の大きさに調節できる。この調節
により、通気部を通る空調の空気量を変えて、空調の空
気(冷風)による器具に対する冷却作用を、この器具が
設置された室内の環境条件に適合させることができる。
また、前記通気部は第2反射板の斜片部の下縁を第3反
射板の上縁に接触ないしは近接させることによって閉じ
ることができる。したがって、空調の空気が暖かい場合
等には、通気部を閉じて使用することによって、空調の
暖かい空気による器具の加熱を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1において符号1は図示しない天井ス
ラブに固定された吊りボルトに吊持された天井支持バ
ー、これには照明器具2および図示しない天井板が夫々
支持される。次に、照明器具2の構成を説明する。
【0009】この器具2が備える器具本体3は、図1を
描いた紙面と直角方向に長く延びていて、図示しない点
灯装置を内蔵している。器具本体3には、この本体3と
同様に長く形成された板金製の第1反射板4が固定され
ているとともに、この反射板4の長さ方向両端に夫々位
置して端板5(図1に一方のみ図示)が固定されてい
る。第1反射板4は略平坦であって、水平状に設けられ
ているとともに、その幅方向両縁4aは補強のために斜
め下方に向けて鈍角に折曲げられている。端板5の内面
は反射面となっているとともに、図1において符号5a
は補強用の曲げ縁を示している。器具本体3の幅方向両
側には夫々複数の掛止具6が固定されている。掛止具6
は垂直方向に延びているとともに、その下端部は二股状
となっている。
【0010】そして、照明器具2は、その掛止具6の下
端部を天井支持バー1の上端部に嵌合して載せるととも
に、端板5の下縁を天井支持バー1の水平片1aに載せ
ることによって、隣接した一対の天井支持バー1間に取
付けられている。
【0011】器具本体3にはその下方に向けて突出する
例えば3組のランプソケット7が取付けられており、こ
れらのソケット7により3本の直管形けい光ランプ8が
支持されている。これらランプ8は図1に示すように第
1反射板4の下側において、この反射板4の幅方向に並
設されている。なお、これらランプ8に対応して前記端
板5にはランプ通孔(図示しない)が設けられており、
この通孔を通してランプソケット7にけい光ランプ8が
着脱されるようになっている。
【0012】第1反射板4の幅方向両側部には板金製の
第2反射板9が夫々取付けられている。各第2反射板9
は第1反射板4と同じ長さである。しかも、図1〜図5
に示すように各第2反射板9は、第1反射板4の下面
(反射面)に重なる略平坦な重なり部9aの一側に斜片
部9bを斜め下方に向けて鈍角に折り曲げるとともに、
重なり部9aの他側に曲げ縁部9cを垂直下方に向けて
直角に折り曲げて形成されている。曲げ縁部9cは補強
と第2反射板9を移動させるときの操作部として用いる
ために形成されている。これら左右一対の第2反射板9
は、図1に示すように斜片部9bがけい光ランプ8を挟
むようにその両側に位置して配設されている。
【0013】これら第2反射板9はいずれも第1反射板
4の幅方向に沿って移動可能に設けられているととも
に、その任意の移動位置で固定手段により第1反射板4
に固定されている。すなわち、図2および図3に示すよ
うに第2反射板9の重なり部9aには、その幅方向に延
びる第1長孔10が4か所に設けられているとともに、
第1反射板4にも第1長孔10に対応するねじ孔11が
4か所(図2において2か所のみ図示)に設けられてい
る。ねじ孔11には第1長孔10を通って化粧ねじ12
が螺合されている。ねじ孔11と化粧ねじ12とは前記
固定手段をなしている。
【0014】したがって、化粧ねじ12の締付けにより
第2反射板9が第1反射板4の下面に固定されるととも
に、化粧ねじ12を緩めることにより、第2反射板9が
第1反射板4の下面に沿って第1反射板4の幅方向に移
動可能になっている。なお、第1反射板4の下面にはそ
の長さ方向両端部に位置して図2および図3に示すよう
に夫々目盛り21が付されており、同一の目盛り21に
前記曲げ縁部9cを合わせることにより、第1反射板4
に対して第2反射板9が斜めに傾いて固定されることを
防止できるようにしてある。
【0015】第2反射板9の重なり部9aには、その幅
方向に延びる第2長孔13が第1長孔10の近くに位置
して合計4か所設けられているとともに、第1反射板4
にも第2長孔13に対向する連結孔14が合計4か所設
けられている。第2反射板9は、第2長孔13を通って
連結孔14に掛合するブラインドリベット等の連結具1
5を介して第1反射板4に分離不可能に連結されてい
る。この連結を介して第1,第2反射板4,9は上部反
射ユニットを構成している。
【0016】連結具15は、これと第1反射板4との間
に第2反射板9を緩く挟んで、この反射板9の移動を許
すものであり、しかも、第2反射板9との間に保護リン
グ15を挟持している。保護リング15は、第2反射板
9よりも柔らかい合成樹脂製であって、第2反射板9の
移動に際して、その重なり部9aの下面に連結具15の
頭部が直接擦れ合って、第2反射板9が傷付くことを防
止するために用いられている。
【0017】図1に示すように前記第1,第2反射板
4,9の下方には相対向する一対の第3反射板17が設
けられている。これら第3反射板17は、前記両反射板
4,9と同じ長さを有しているとともに、幅方向の断面
形状がハ字形状となるように配置された斜状をなすもの
であって、前記ランプ8を挟むようにしてその両側に配
置されている。なお、本実施例において第3反射板17
は、これらにわたって横架された複数の互いに平行なル
ーバー板18を介して連結されており、これらルーバー
板18とともに制光体19を構成している。この制光体
19はその幅方向両縁部を前記水平片1aに載置して天
井支持バー1に支持されている。そして、第3反射板1
7の上縁と第2反射板9の斜片部9bの下縁との間に
は、通気部20が形成されている。
【0018】前記構成を備える照明器具は、その裏側を
図示しないシェルで覆われて、このシェルに連通して設
けられる図示しない空調機とともに使用される。すなわ
ち、けい光ランプ8の点灯により、これらのランプ8か
ら直接下方に向けて出る光と、第1〜第3反射板4,
9,17により反射されて下方に向かう光との合成光に
よって、この器具2の下方を照明できるものであり、こ
の照明の際に前記空調機の動作により空調の冷たい空気
が器具2に通される。空調の冷たい空気が通る経路は、
例えば図1に矢印で示すように室内から第1〜第3反射
板4,9,17で囲まれてけい光ランプ8を収納した部
分を経て、更に通気部20を通って第1〜第3反射板
4,9,17の裏側に至り、前記シェルを通して器具2
の外部に排出される。このような空調の冷たい空気の通
過によって、点灯装置の発熱を含む器具発生熱およびけ
い光ランプ8の発生熱等のいわゆる照明発生熱を、強制
的に器具2の外部に熱移動させることができ、けい光ラ
ンプ8の管壁温度を適正に制御して、けい光ランプ8の
光出力の低下を防止できる。
【0019】ところで、前記構成の照明器具において、
第2反射板9は、第1反射板4の幅方向に沿って移動で
き、その任意な移動位置に固定手段により固定できる。
そのため、第2反射板9の移動によりその下縁が固定の
第3反射板17の上縁に対して接離する方向に変位し
て、これらの間に形成された通気部20の幅の大きさを
任意に調節できる。この調節により通気部20を通る空
調の空気量を変えて、空調の冷たい空気による器具2に
対する冷却作用を、この器具2が設置された室内の環境
条件に適合させることができる。すなわち、この照明器
具2においては、反射板を取替えることなく、室内の環
境条件に適合させて使用できるから、汎用性が高い。
【0020】そして、前記の移動調節は、けい光ランプ
8を取外した状態で化粧ねじ12を緩めてから、第2反
射板9を移動させた後に、再び化粧ねじ12を締付ける
ことによって実施できる。この場合、連結具15を介し
て第2反射板9は第1反射板4の下面に分離不可能に支
持されているので、誤って化粧ねじ12を外しても第2
反射板9が落下することがなく、したがって、天井での
高所作業に拘らず容易に作業を実施できる。
【0021】また、前記の移動調節において第2反射板
9を最大限けい光ランプ8に近付けると、斜片部9bの
下縁が第3反射板17の上縁に接触ないしは近接して、
第3反射板17の傾斜方向上方に連続して斜片部9が位
置されるので、通気部20を閉じることができる。その
ため、空調用の照明器具として使用する必要がない場合
は、第2反射板9の移動により通気部20を閉じて使用
できるとともに、空調機が暖房をなす場合に通気部20
を閉じて暖かい空気が通過しないようにして使用でき
る。
【0022】なお、本発明は前記一実施例には制約され
ない。例えば、第3反射板17は器具本体3の長さ方向
両端部に位置する端板5に連結して、ルーバー板18を
省略して実施しても良いとともに、固定手段の構成も種
々変更し得、また、前記一実施例の第2長孔13、連結
孔14、および連結具15からなる連結手段は省略して
実施しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳記した本発明の照明器具において
は、器具本体の下面に取付けた第1反射板の下面に、こ
の反射板の幅方向に移動可能な第2反射板を取付け、第
1反射板の下方に斜状をなす第3反射板を配置し、前記
第2反射板が有する斜め下方に向いた斜片部の下縁と前
記第3反射板の上縁との間に、空調の空気が通る通気部
を形成し得るようにした構成であるから、前記第2反射
板の移動により、反射板の交換を必要とすることなく、
空調の冷房および暖房に応じて通気部を開閉できるとと
もに、通気部の大きさを可変して、器具が設置された室
内の環境条件に適合させて通気部を通る空調の空気量を
調節できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る照明器具の構成を示す
断面図。
【図2】同実施例の上部反射ユニットの構成を一部分解
して示す斜視図。
【図3】同実施例の上部反射板ユニットの下面図。
【図4】図3においてZ−Z線に沿う上部反射板ユニッ
トの断面図。
【図5】同実施例の上部反射板ユニットの構成を一部断
面して示す側面図。
【符号の説明】
3…器具本体、4…第1反射板、7…ランプソケット、
8…けい光ランプ、9…第2反射板、9a…重なり部、
9b…斜片部、10…第1長孔、11…ねじ孔(固定手
段)、12…化粧ねじ(固定手段)、13…第3反射
板、20…通気部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体と、この本体に固定された第1
    反射板と、この反射板の下側に位置して前記器具本体に
    ランプソケットを介して支持されたランプと、前記第1
    反射板の下面に重なる重なり部およびこの重なり部の一
    側から斜め下方に向けて一体に折り曲げられた斜片部を
    有し、前記反射板の幅方向に沿って移動可能に設けられ
    た第2反射板と、この第2反射板を任意な移動位置で前
    記第1反射板に固定する固定手段と、前記第1,第2反
    射板の下方に配置された第3反射板とを具備し、この第
    3反射板の上縁と前記第2反射板の斜片部の下縁との間
    に通気部を形成し得るようにしたことを特徴とする照明
    器具。
JP3059549A 1991-02-28 1991-02-28 照明器具 Expired - Lifetime JP2643625B2 (ja)

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