JP3123187B2 - 空調併用形システム天井照明器具 - Google Patents

空調併用形システム天井照明器具

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隆雄 吉田
欣司 平出
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、大容量の空調設備に適
した空調併用形システム天井照明器具に関するものであ
る。
【従来の技術】天井面に平行に張り渡した2本の断面形
状が逆T字形をしたTバーといわれる梁に、天井板とと
もに載架係止して埋込み形の照明器具を構成するシステ
ム天井照明器具は、一般に図3および図4に示すよう
に、2本のTバー1をまたいで取付け脚4を伴ったソケ
ット台2を対向して張り渡し、上記1組のソケット台2
を2本のチャンネル3で連結して枠状に形成し、上部に
点灯装置箱5を取付けた器具本体と、ソケット6の下方
および前方を蔽うセパレータ7と、対向する上記セパレ
ータ7の間に挿入して天井裏を蔽う反射板8とにより構
成されている。上記反射板8は図4に示すように断面が
台形状に形成されているが、従来、空調併用形の照明器
具として空気取込み口を併設する場合には、図5に示す
ように上記台形状反射板の中央反射面で蛍光ランプ9の
ほぼ背面に位置するところに、蛍光ランプ9に沿って複
数個の細長い穴を設け、空気取込み穴10としていた。
しかし、空調容量が大きくなると上記空気取込み穴10
を拡大するしかなく、そのためには蛍光ランプ9の背後
の隠れる位置には収まらず、また反射板8の反射効率も
悪くなる。したがって、大容量の空調設備に対しては、
図6に示すように反射板を中央部の反射板8aと両側部
の反射板8bとに分割し、上記中央部の反射板8aと両
側部の反射板8bとの間に上下の段差を設け、その間に
生じた隙間8cから空気の取込みを行っていた。
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、空気
取込みのために設けた隙間を目立たないようにするため
に、中央部の反射板と両側部の反射板との間に上下の段
差を設けているが、そのために従来反射板を取付けてい
たソケット台をはじめ、従来とは異なった部品が多く必
要となり、標準部品の利用により低コスト化を実現しよ
うとするシステム天井照明器具利用の価値が失われ、コ
ストが高くなるという問題点があった。本発明は、一部
部品を改造するだけで標準部品が使用でき、大容量空調
に適した空調併用形システム天井照明器具を得ることを
目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的は、空気取入れ
口を併設した空調併用形システム天井照明器具におい
て、上記照明器具を構成する断面が台形状の反射板を、
両側縁に立上り部を有する中央反射板と、それぞれ上部
を内側に対向して折り曲げた2個の側面反射板とに分割
し、上記分割した各反射板の背面を、複数個の帯状補強
板でそれぞれ連結し一体に形成することにより達成され
る。
【作用】本発明による空調併用形システム天井照明器具
は、通常のシステム天井照明器具を構成している台形状
の反射板を、中央反射板および両側の側面反射板に3分
割し、上記中央反射板の両側縁には従来反射板の折り曲
げ側面に沿う狭い立上り片を平行して設け、2個の上記
側面反射板はそれぞれ上部を内側に折り曲げ、中央反射
板を挟み上記折り曲げ片を対向して配置し、上記分割し
た各反射板の背面を、従来の台形状反射板の断面形状と
ほぼ同様の形状に形成した複数個の帯状補強板で、それ
ぞれ連結して一体に形成している。したがって、上記の
一体に形成された反射板は、2個の側面反射板の折り曲
げ片と上記中央反射板の両側立上り片との間に、それぞ
れ空隙を生じることになるので、上記空隙を空調用の空
気取入れ口として利用することができる。なお、上記空
気取入れ口の開口部制御は、上記側面反射板に設けた上
部折り曲げ片の折り曲げ角度によって行われる。上記一
体に形成された反射板は、上記帯状補強板によって従来
の反射板とほぼ等しい外形に連結形成されているから、
従来と全く同様に取付けることが可能であり、上記反射
板以外は何ら変更することなく、大容量の空調設備に対
応できる空調併用形システム天井照明器具を得ることが
できる。
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明による空調併用形システム天井照明器
具の一実施例を示す一部断面図、図2は上記実施例を取
付けた状態の外観を示す図である。図1において、1は
天井面に平行に張り渡した断面形状が逆T字形のTバ
ー、2は取付け脚4を両端にそれぞれ取付けたソケット
台、3は一対の上記ソケット台2を対向させて連結する
チャンネル、5は2本のチャンネル3をまたいで取付け
られた点灯装置箱、6は上記ソケット台2に取付けられ
たランプソケット、7は上記ランプソケット6の下方お
よび前方を蔽うセパレータ、9は蛍光ランプ、11aは
中央反射板、11bは側面反射板、11cは側面反射板
11bの上部折り曲げ片、11dは反射板に形成された
空調用の空気取入れ口、12は帯状補強板である。隣り
合って平行に設けられた2本のTバー1には、ランプソ
ケット6および取付け脚4をそれぞれ取付けたソケット
台2をまたいで対向させ、これらの対向する2個のソケ
ット台2の両端を、2本のチャンネル3でそれぞれ連結
して枠状に形成する。上記2本のチャンネル3の上にま
たがって点灯装置箱5を取付け、必要な配線を行うと器
具本体になる。そして上記器具本体の両端に設けたラン
プソケット6の下面および前面を、図2に示すようにセ
パレータ7で蔽い、これらセパレータ7の間を通して見
える天井裏を蔽いかくすように反射板を取付けると、シ
ステム天井照明器具が形成される。本発明では上記反射
板を図1に示すように、中央反射板11aと2個の側面
反射板11bとに分割し、上記中央反射板11aの両側
縁に従来反射板の折り曲げ側面に沿うような狭い立上り
片を平行して設け、2個の上記側面反射板11bにはそ
れぞれ上部を折り曲げて折り曲げ片11cを形成し、上
記折り曲げ片11cを互いに対向させて上記中央反射板
11aの両側に配置し、これらの各反射板11a、11
bの背面をそれぞれ複数個の帯状補強板12で連結して
いる。上記帯状補強板12は従来の台形状反射板の断面
形状とほぼ同様の形状に形成してあるため、上記各反射
板を連結した状態における外形は従来の反射板とほぼ同
じになり、上記中央反射板11aの立上り片と上記側面
反射板11bの上部に設けた折り曲げ片11cとの間
に、空調設備の空気取入れ口11dとなる隙間を形成す
るが、そのまま従来の反射板の代りに取付けることがで
きる。また、上記空気取入れ口11dは上方に向けて開
口しているため、本照明器具の取付け状態においては上
記空気取入れ口11dが視界内に入ることはなく、上記
空気取入れ口11dの開口面積は、上記側面反射板11
bの上部折り曲げ片11cの折り曲げ角度を変えること
によって制御することができる。すなわち、本発明にお
いては、反射板を変更する以外には全く変更する必要が
なく、システム天井照明器具を構成する標準部品を使用
して、大容量の空調設備にも十分対応可能な空調併用形
システム天井照明器具を得ることができる。
【発明の効果】上記のように本発明による空調併用形シ
ステム天井照明器具は、空気取入れ口を併設した空調併
用形システム天井照明器具において、上記照明器具を構
成する断面が台形状の反射板を、両側縁に立上り片を有
する中央反射板と、それぞれ上部を内側に対向して折り
曲げた2個の側面反射板とに分割し、上記分解した各反
射板の背面を、複数個の帯状補強板でそれぞれ連結し一
体に形成したことにより、大きな空調容量に対しても上
記側面反射板上部の折り曲げ角度を変えて、中央反射板
との間の開口面積を変化させることで対応できるので、
上記反射板以外には一切の変更を行わず、標準部品を使
用して安価な空調併用形システム天井照明器具を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空調併用形システム天井照明器具
の一実施例を示す一部断面図である。
【図2】上記実施例を取付けた状態の外観を示す図であ
る。
【図3】システム天井照明器具の器具本体を示す斜視図
である。
【図4】上記器具本体を用いたシステム天井照明器具の
取付状態における断面を示す図である。
【図5】従来の空調併用形システム天井照明器具の一例
を示す図である。
【図6】従来の空調併用形システム天井照明器具の他の
一例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
11a 中央反射板 11b 側面反射板 11c 折り曲げ片 12 帯状補強板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 33/00 F21V 7/00 F24F 13/078

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気取入れ口を併設した空調併用形システ
    ム天井照明器具において、上記照明器具を構成する断面
    が台形状の反射板を、両側縁に立上り片を有する中央反
    射板と、それぞれ上部を内側に対向して折り曲げた2個
    の側面反射板とに分割し、上記分割した各反射板の背面
    を、複数個の帯状補強板でそれぞれ連結し一体に形成し
    たことを特徴とする空調併用形システム天井照明器具。
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