JP2643612B2 - パイプライン方式 - Google Patents

パイプライン方式

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JP2643612B2
JP2643612B2 JP3017202A JP1720291A JP2643612B2 JP 2643612 B2 JP2643612 B2 JP 2643612B2 JP 3017202 A JP3017202 A JP 3017202A JP 1720291 A JP1720291 A JP 1720291A JP 2643612 B2 JP2643612 B2 JP 2643612B2
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JP
Japan
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memory
data
write data
check bit
write
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JP3017202A
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和秀 保坂
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Advance Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプライン方式に関
し、特にパイプラインの中に、メモリ・アクセス時に発
生する1ビット・エラー(ソフト・エラー)の訂正用チ
ック・ビット生成回路を挿入したパイプライン方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、ソフト・エラー訂
正用のチェック・ビット生成回路はプロセッサとメモリ
の中間に位置し、プロセッサの出力するデータからチェ
ック・ビットを生成し、メモリに書き込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
ように、プロセッサの出力するデータからチェック・ビ
ットを生成しメモリに書き込む方式では、チェック・ビ
ットを生成する時間がそのままメモリ・サイクル・タイ
ムに含まれてしまい、インターリーブなどの技術を駆使
できない小規模な装置においては、性能上大きな問題に
なっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプランイン
方式は、演算結果を格納するアキュムレータに保持され
たストア・データを書き込みデータ・レジスタに転送
し、次のマシンサイクルでメモリに対する書き込み動作
を行うパイプライン方式の1チップ・プロセッサにおい
て、前記アキュムレータに保持されたストア・データを
入力して、エラー訂正用のチェック・ビットを生成する
第一の手段と、前記第一の手段により生成されたチェッ
ク・ビットを、前記書き込みデータ・レジスタに前記ス
トア・データを格納するタイミングと同じタイミングで
保持する第二の手段により、ストア命令に従って、メモ
リデータを書き込む際に、データの同じタイミングでチ
ェック・ビットをメモリに対して出力して構成される。
【0005】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。図中1は加算
器10の経過を格納するアキュムレータ、図中2はアキ
ュムレータ1の内容が常に出力されている内部バス、図
中4は書き込みデータ・レジスタ、図中6は外部メモリ
である。図中5は第一の手段の一例で、本発明の特徴で
あるソフト・エラー訂正用チェック・ビット生成回路で
あり、図中3は第二の手段の一例で、そのチェック・ビ
ットを格納するレジスタである。チェック・ビット生成
回路の入力内部バス2に接続されている。
【0006】ストア命令実行は、まず、書き込みデータ
を加算器経由でアキュムレータ1に格納し、次のマシン
サイクルで内部バス2を介して書き込みデータ・レジス
タ4に転送し、更に次のマシンサイクルで外部メモリ6
に対して書き込み動作を行う。
【0007】本発明においては上記書き込みデータの流
れに沿ってチェック・ビットを生成するものである。つ
まり、書き込みデータがアキュムレータ1から書き込み
データ・レジスタ4に転送される期間において、ソフト
・エラー訂正用チェック・ビット生成回路5によってチ
ェック・ビットが生成され、書き込みデータが書き込み
データ・レジスタ4に格納されるのと同時にレジスタ3
に格納される。また、外部メモリ6に対して書き込み動
作が行われる期間では、書き込みデータ・レジスタ4に
格納されたデータがメモリに対して出力されるのと同じ
タイミングで、レジスタ3に格納されたチェック・ビッ
トも出力される。
【0008】ソフト・エラー訂正用チェック・ビット生
成回路5の詳細については、すでにチェック・ビット生
成回路自体は一般的であり、また本発明の請求範囲には
何ら関わらないので、ここでは省略する。
【0009】本発明の最も効果的な例として、ストア命
令が連続して処理されるときのタイミング・チャートを
図2に示す。こで示すパイプライン方式としては、1
命令の処理は下に示すように各処理に分けられ、パイプ
ライン段数は7段となっている。各処理は基本的には1
クロックで終了し、メモリ・アクセスは1クロックで行
うことができ、命令フェッチはオペランド・リード/ラ
イト動作のないときに行われるものとする。
【0010】 D:命令デコード A:アドレス計算 T:アドレス変換 P:オペランド・リード E:演算 S:演算結果格納 アキュムレータの内容をジェネラ
ルレジスタ等に転送する W:メモリ・ライト ストア命令以外では現れないス
テージ ここでは、書き込みデータがアキュムレータ1から書き
込みデータ・レジスタ4に転送される処理がSステー
ジ、外部メモリ6に対して書き込み動作がWステージで
行われるものである。したがって、本発明に依れば、書
き込みデータのチェック・ビットはSステージの終了時
には書き込みデータとともに用意されており、次のWス
テージにおいては書き込みデータと同タイミングでメモ
リに供給される。したがって、チェック・ビット生成に
要する時間はSステージに含まれWステージには含まれ
ないので、Wステージにおいて高速なメモリ・ライトが
可能で、パイプラインに乱れは生じず、後続命令も待ち
合わせ無く処理される。また、Sステージの処理として
は、通常、アキュムレータ1から書き込みデータ・レジ
スタ4に書き込みデータを転送するだけなので、ここに
ック・ビット生成に要する時間を加えても、Sステ
ージのディレイ・タイムは十分にマシンサイクル内に抑
えることができる。
【0011】パイプライン方式である以上、上記の各ス
テージの処理は所定の同じ時間(図2では1クロック)
内に終わることが要求れる。しかし、この要求が最も
厳しいのはPステージとWステージで、つまりメモリ・
アクセスを行うステージである。とりわけWステージに
おいてメモリのデータを書き込む際にソフト・エラー訂
正用チェック・ビットを生成する必要性のある時は、チ
ェック・ビット生成に要する時間がまともにWステージ
の処理時間加算され、1マシンサイクル内に処理を終
えることができず、Wステージだけ例えば2倍になるこ
とは避けられない。
【0012】最近は高のSRAMの登場でメモリ・ア
クセスを1クロックで行えるようになり、これにより性
能の向上が大幅に図られている。ここでもしステータス
が他のステージよりも処理時間が伸びたならば、図3に
示すように、ライト命令の後続命令は前段のステージで
待たされることになる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ソフト・
エラー訂正用のチェック・ビット生成回路をパイプライ
ンの中に取り込み、書き込みデータをアキュムレータか
ら書きみ込みデータ・レジスタに転送するのと並行して
チェック・ビットを生成し、メモリに対して書き込みデ
ータの同じタイミングで送出することにより、チェック
・ビット生成にかかる時間によるメモリ書き込みの動作
を遅れを解消し、性能向上に大きく貢献するもとであ
る。
【0014】一方、ソフト・エラー訂正機能(ECC機
能)は、高信頼性を求められる装置には欠かすことがで
きないため、近年SRAMを使った小規模な装置におい
ても一般的に採用されている。ECC機能をプロセッサ
とメモリの中間に備えた場合は実施例でも述べた通り、
メモリ・サイクル・タイムが増大することで性能が低下
することになる。本発明はこの信頼性と性能のギャップ
を完全に克服するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明においてストア命令が連続したときの有
効性を示すタイミング・チャートである。
【図3】同様にメモリ書き込みに1クロック余計にかか
るときのストア命令が連続したときのタイミング・チャ
ートである。
【符号の説明】
1 アキュムレータ 2 内部バス 3 チェック・ビットを格納するレジスタ 4 書きみデータを格納するレジタ 5 ソフト・エラー訂正用チェック・ビット生成回路 6 外部メモリ 10 加算器 11 1チップ・プロセッサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算結果を格納するアキュムレータに保
    持されたストア・データを書き込みデータ・レジスタに
    転送し、次のマシンサイクルでメモリに対する書き込み
    動作を行うパイプライン方式の1チップ・プロセッサに
    おいて、前記アキュムレータに保持されたストア・デー
    タを入力して、エラー訂正用のチェック・ビットを生成
    する第一の手段と、前記第一の手段により生成されたチ
    ェック・ビットを、前記書き込みデータ・レジスタに前
    記ストア・データを格納するタイミングと同じタイミン
    グで保持する第二の手段により、ストア命令に従って、
    メモリデータを書き込む際に、データの同じタイミング
    でチェック・ビットをメモリに対して出力して成ること
    を特徴とするパイプライン方式。
JP3017202A 1991-02-08 1991-02-08 パイプライン方式 Expired - Lifetime JP2643612B2 (ja)

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JP3017202A JP2643612B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 パイプライン方式

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JP3017202A JP2643612B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 パイプライン方式

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Publication Number Publication Date
JPH04256032A JPH04256032A (ja) 1992-09-10
JP2643612B2 true JP2643612B2 (ja) 1997-08-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990002372A1 (en) * 1988-08-30 1990-03-08 Unisys Corporation Pipelined address check bit stack controller

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JPH04256032A (ja) 1992-09-10

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