JP2641489B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置

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JP2641489B2
JP2641489B2 JP63082918A JP8291888A JP2641489B2 JP 2641489 B2 JP2641489 B2 JP 2641489B2 JP 63082918 A JP63082918 A JP 63082918A JP 8291888 A JP8291888 A JP 8291888A JP 2641489 B2 JP2641489 B2 JP 2641489B2
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cleaning
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靖之 若狭
憲二 田口
利夫 緒形
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣の計数機などに紙幣などの被検知物の
センサを備えた装置において、センサのよごれによる障
害を防止するのに好適なセンサの清掃手段を備える現金
自動取引装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特開昭61−291370に示されるようにハンドによ
って紙幣を扱うものがあるが、装置内に実装する紙幣の
センサのよごれによる障害について十分考慮されていな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術は、紙幣の検出や他の物の検出のために
センサを多数備えているが、上記センサが、ほこり等に
よるよごれにより検出能力が低下し動作上の障害となる
ことを事前に防止することに対し十分考慮されていなか
った。
本発明の目的は、センサの低下状態を検出し、センサ
の動作信頼性を高く保つためのセンサの清掃手段を備え
る現金自動取引装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ロボットハンドで紙幣を把持して紙幣の
受け渡しを行う現金自動取引装置において、被検知物の
存否を検知するセンサと、上記センサへテスト信号を供
給し、このテスト信号に対するセンサからの応答信号を
受信すると共に、応答信号がセンサの能力低下を示す信
号の場合に清掃信号を発生する制御部と、上記該当のセ
ンサを清掃する清掃手段とを備え、上記制御部からの清
掃信号によってロボットハンドで上記清掃手段を駆動し
て清掃を行うことにより達成される。
〔作用〕
センサへ供給されたテスト信号に基ずいて、制御部は
センサからの応答信号を受信して、この応答信号の状態
によりセンサの能力低下か否かを判断し、能力低下の場
合に清掃信号を発生してロボットハンドで清掃手段を駆
動し、該当のセンサを清掃する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図に本発明を採用した装置例を示す。装置は現金
自動引取装置であって、紙幣を1枚づつ分離計数する計
数機1、紙幣を収納する現金カセット3、紙幣を装置外
部と出し入れする入出金部6、上記各部間で紙幣を運搬
するロボットハンド4(指5内蔵)より構成される。
前記計数部1は、ホッパ7、8を有する分離部2と、
鑑別部19と、搬送部2と、3個のスタッカ9〜10を有す
るスタッカ部20とを備えている。
前記計数部1の一領域には、分離部2と搬送部2とス
タッカ部20等を適正配置することによって、空間部22が
設けられている。この空間部22は、計数部1と入出金部
6間での紙幣24の受け渡し、および機器の保守、点検に
利用し得るようになっている。
前記入出金部6は、回転軸23を中心として、紙面に直
角な方向に移動可能に取り付けられている。
紙幣24は、ハンド4により入出金部6、計数部1、現
金カセット3の間で受け渡される。
紙幣の預入時には、利用者は紙幣24を入出金部6に入
れる。ついで、ハンド4により紙幣24は計数部1の分離
部2内のホッパ8に渡され、分離、計数される。
前記分離部2で分離、鑑別部19で計数後、紙幣24は搬
送部21を通り、スタッカ9〜11のいずれかにスタックさ
れ、再びハンド4により現金カセット3に収納される。
紙幣の支払時は、ホッパ7又は8内の紙幣24を分離、
計数後、スタッカ9〜11のいづれかにスタックし、ハン
ド4により計数部1の空間部22内で待機中の入出金部6
に渡し、利用者がここから紙幣を抜き取ることができ
る。
なお、分離部2のホッパ7、8の間にある大、小のロ
ーラ郡2aは分離、搬送ローラで、ホッパ7、8のいづれ
か一方から積層状態の紙幣を1枚づつ分離して矢印方向
に搬送する。
上記装置には、スタッカ9、10、11、分離部2のホッ
パ7、8、紙幣入出金部6など、紙幣が存在する各部に
は、紙幣の有無をチェックするために、光学式のセンサ
の受光側13a〜13g,発光側12a〜12gが実装されている。
上記センサは、時間がたつとほこりがたまり(特に下方
に配置されているもの程たまり易い)、このほこりによ
り光がさえぎられ紙幣の有を検出不能となる恐れが生じ
る。ロボットハンド4はプーリ25a・25bに掛け回された
ベルト27の1ヶ所に固定され、モータ26の駆動によって
上下に移動する。
30は上記モータ26およびロボットハンド4の動作をコ
ントロールする制御部でテストモードにおいて上記した
発光側センサー12a〜12fにテスト信号を供給すると共に
受光側センサー13a〜13fからの応答信号を受信する。第
3図に基づいてさらに詳細に説明すると、制御部30は発
光側センサにテスト信号Bを供給するテスト信号発生回
路31、テスト信号の供給に基いて受光側センサーから応
答信号を受けると共に応答信号の状態を判定する比較
器、この比較器からの判定信号に基き、応答信号がセン
サの能力低下を示す信号である場合に、清掃信号を発生
する清掃信号発生回路33、上記各部31〜33の動作をコン
トロールする制御回路34から構成される。
制御部30は受信した応答信号(C)がセンサの能力低
下を示す信号の場合に比較器32から判定信号により清掃
信号発生回路33から清掃信号(D)を発生して、ロボッ
トハンド4とモータ26に供給する。
各信号(A)〜(D)は第4図のような波形・タイミ
ングで発生する。即ち、(A)は通常動作モードのセン
サ駆動信号で、所定のレベルVの振幅を有している。セ
ンサのテストモードにおいては、(B)に示すテスト信
号を発生する[信号波線で示している]。テスト信号は
センサ駆動信号の半分のV/2の振幅を有する(ハーフラ
イトチェック)。信号(C)はテスト(信号B)に基い
てセンサから返信される。比較器32はこの信号が通常動
作時のスレツショールド(T.L.)以上か否かを比較して
T.L.以下であれば(第4図のタイミィングT1)回路33に
それを示す信号を発生しT.L.以下(第4図のタイミング
T2)であれば信号を発生しない。なお、各センサは機能
低下してない場合はV/2の振幅が与えられてもT.L.以上
の応答信号を発生するものとする。
上記のことからセンサが機能低下を起こしてT.L.以下
の応答信号を発生するようになると、回路33から清掃信
号(D)が発生するようになる。従って信号(D)によ
ってモータ26はロボットハンド4を該当のセンサまで移
動させ、ロボットハンド(指の駆動モータを内蔵)4は
第3図に示すように矢印方向に逆進してレバー16を介し
てクリーニング材15(スポンジ等の弾性体からなる)を
センサ12a〜12gに接触させて摺動させる。なおレバー16
は図示しないばねによってハンド4の矢印と反対方向に
付勢されている。
第2図に上記クリーニングの動作フローを示す。ま
ず、ステップ101で規定時間ごとに、センサ発行側12に
通常の光の強さの半分となるようにテスト信号(B)を
供給する。次にステップ102で受光側センサ13からの応
答信号(C)を受け、この信号の状態によりセンサのほ
こりの有無を検出する。信号(C)がT.L.以下のレベル
のときYESとなり以上のレベルのときNOとなる。YESの場
合次いでステップ103で信号(D)に基いて該当のセン
サ発行側をクリーニングする。この具体的動作は前述の
通りロボットハンド、モータを駆動して行う。
さらに、クリーニング後、よごれがとれたかどうかス
テップ104で再度ハーフライトチェックを行い、まだ、
よごれがある場合(YES),ステップ103に戻って再度ク
リーニングを行うことにより、確実にほこりをとること
ができる。又、上記ハーフライトチェックを行わず、規
定時間ごとに無条件にクリーニングを行うことも容易に
実施可能である。
次に、クリーニングの具体的手段について、第5図〜
第8図により説明する。
第5図は、既述の通りハンドの指5でレバー16を押し
てクリーニングを行う方法である。センサ発行側12近傍
にクリーニング部材15を備えたレバー16を配置し、ハン
ド5によりレバー16を押すことにより、クリーニング部
材15がセンサ14の表面をこすることによりクリーニング
を行う。本実施例によればクリーニングはレバーのみ実
装すれば良く、特に、駆動源を必要としない。
第6図は、装置内の規定位置14にクリーニング部材15
を備え、各部のセンサ12まで、ハンド4の指5を握ん
で、クリーニング部材15を運搬し2センサに接触、摺動
させることによりクリーニングを行う実施例である。本
実施例によれば、クリーニング部材のみを備えることに
よりクリーニング可能であり機構を必要としないため、
部品数が小く、メカの信頼性も高い。
第7図は、装置に固定されたアクチュエータ18により
信号(D)に基いてレバー17を動かし、センサ12をクリ
ーニングする実施例である。本実施例によれば、ハンド
とのアクセスが不能な位置にセンサあってもクリーニン
グ可能である。
第8図は、ハンド4の指5の底面にクリーニング部材
15を備えた実施例である。本実施例によれば、構造がも
っともシンプルであり、構成部品点数が最小である。
以上で、朝一番などの規定時間おきに、センサのよご
れを検出し、クリーニングする方法について述べたが、
規定時間が、装置の運用時間の途中であったり、又は、
顧客がとだえた時に行うことも容易に実行可能である。
その場合には、第9図に第5実施例として示すように、
クリーニング途中で顧客ができて、取引を行う場合、一
時、クリーニングを中止し、その後再度クリーニングを
行えば良い、本実施例によれば、装置運用途中であって
も、センサのセルフクリーニングは可能である。
すなわち、ステップ102でセンサの汚染が検出された
場合(YES),ステップ111で顧客の有無をチェックし、
顧客有の場合(YES)にステップ112でクリーニング動作
を一時中断して現金取引動作を実行するようにし、この
取引動作の終了をステップ113で検知した後ステップ102
に戻ってクリーニング動作を再開するようにする。な
お、第9図のフローでは顧客なしの場合(NO)は、ステ
ップ106でクリーニングを全体のセンサの一部分ずつ分
割実行し、ステップ111に戻るようにしている。これ
は、クリーニング動作が取引動作の障害にならないよう
にするためである。
上記実施例では、テストモード時に通常のセンサ駆動
信号の半分のレベルの信号をテスト信号として用いてい
るが、他の例として次のものがある。即ちセンサへは通
常の駆動信号を供給してセンサからの応答信号の処理段
階でスレッショールドレベルを通常より高くして比較器
で比較するようにしても良い。
また、上記実施例では、センサ発光側の汚れを防止し
ているが、これはセンサ発光側が下側に配置されてい
て、ほこりがたまり易いからである。一般的には受光側
センサは自然光の悪影響を防止するため上側に配置さ
れ、発光側が下側に配置される。いづれにしても下側に
配置されたセンサがほこりがたまり易いので、清掃され
るべきである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、センサのよごれによる能力低下を障
害となる前に検知し、ロボットハンドで清掃手段を駆動
してクリーニングすることによって、紙幣の受け渡しに
使うロボットハンドを、清掃手段を駆動するのにも用い
ることができるので、構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の側面図、第2図はその動作フロ
ー図、第3図は同じく要部の構成図、第4図は同じく信
号波形図、第5図は第1実施例の構造図、第6図は第2
実施例の構造図、第7図は第3実施例の構造図、第8図
は第4実施例の構造図、第9図は、第5実施例の動作フ
ロー図である。 4.5.16.17:清掃手段、12.13:センサ、24:被検知物、30:
制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットハンドで紙幣の受け渡しを行う現
    金自動取引装置において、 紙幣の有無をチェックするセンサと、 上記紙幣の受け渡しがない場合、該センサへのテスト信
    号を供給し、このテスト信号に対するセンサからの応答
    信号を受信すると共に、応答信号がセンサの能力低下を
    示す信号の場合に清掃信号を発生する制御部と、 上記該当のセンサを清掃する清掃手段とを備え、 上記制御部からの清掃信号に基づき、上記紙幣を把持し
    ないロボットハンドが上記清掃手段を駆動して清掃を行
    うことを 特徴とする現金自動取引装置。
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DE3019206A1 (de) * 1980-05-20 1981-11-26 GAO Gesellschaft für Automation und Organisation mbH, 8000 München Verfahren zur kontaktierung von galvanischen kontakten einer ausweiskarte mit eingebettetem ic-baustein

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