JP2639257B2 - 指示計器 - Google Patents
指示計器Info
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- JP2639257B2 JP2639257B2 JP3313360A JP31336091A JP2639257B2 JP 2639257 B2 JP2639257 B2 JP 2639257B2 JP 3313360 A JP3313360 A JP 3313360A JP 31336091 A JP31336091 A JP 31336091A JP 2639257 B2 JP2639257 B2 JP 2639257B2
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば車両の速度計、回
転計等に用いられ指針を以て表示をなす指示計器に関す
るものである。
転計等に用いられ指針を以て表示をなす指示計器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】被測定対象と連結したフレキシブルケー
ブル等を以て計器の指針を機械的に動作せしめるものが
知られている。しかし現在は、被測定対象からの表示用
出力を適宜な電気信号(周波数、電圧値等)に変換し、
この電気信号によって計器の指針を動作せしめるものが
多用されている。前記の電気的駆動を行う指示計器に在
っては、複数の被測定対象個所の事象の統一的な管理並
びに表示を行うためや、被測定対象からの表示用出力を
必要となる計器の駆動出力にするために、適宜な演算処
理を施す場合がある。この様なときは、被測定対象と指
示計器の伝達手段たる電気信号を、一旦デジタル信号に
変換し、必要な演算処理を行い、処理後のデジタル信号
に基づいて計器を動作させているものである。
ブル等を以て計器の指針を機械的に動作せしめるものが
知られている。しかし現在は、被測定対象からの表示用
出力を適宜な電気信号(周波数、電圧値等)に変換し、
この電気信号によって計器の指針を動作せしめるものが
多用されている。前記の電気的駆動を行う指示計器に在
っては、複数の被測定対象個所の事象の統一的な管理並
びに表示を行うためや、被測定対象からの表示用出力を
必要となる計器の駆動出力にするために、適宜な演算処
理を施す場合がある。この様なときは、被測定対象と指
示計器の伝達手段たる電気信号を、一旦デジタル信号に
変換し、必要な演算処理を行い、処理後のデジタル信号
に基づいて計器を動作させているものである。
【0003】このようにした被測定対象からの入力を一
旦デジタル信号に変換して必要とするデジタル処理し、
処理されたデジタル出力に基づいて計器の指針を動作せ
しめる場合、デジタル出力をアナログ量に変換して駆動
出力とするため、デジタル出力の分解能に対応して指針
の指示動作が断続的となるもので、このため計器の指針
指示動作をよりスムーズにするためには、指針指示の分
解能を高めなければならない。そこで分解能を高める手
段として先に特開平1−158313号に示すように、
10ビットの変換部出力を上位8ビットを駆動処理部入
力とする際、変換部出力に時分割的な加算を行って、変
換部出力の下位桁に対応するデューティ比の駆動処理部
入力となる手法を提案した。
旦デジタル信号に変換して必要とするデジタル処理し、
処理されたデジタル出力に基づいて計器の指針を動作せ
しめる場合、デジタル出力をアナログ量に変換して駆動
出力とするため、デジタル出力の分解能に対応して指針
の指示動作が断続的となるもので、このため計器の指針
指示動作をよりスムーズにするためには、指針指示の分
解能を高めなければならない。そこで分解能を高める手
段として先に特開平1−158313号に示すように、
10ビットの変換部出力を上位8ビットを駆動処理部入
力とする際、変換部出力に時分割的な加算を行って、変
換部出力の下位桁に対応するデューティ比の駆動処理部
入力となる手法を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の指示
計器には、指針を安定良く作動せしめるためにダンパオ
イルを内装している。このため指針指示は、駆動処理部
の出力(アナログ量)とダンパオイルとの釣り合いが取
れる所で安定指示する。従って指針指示は例えば指示上
昇方向に指針が移行したときは、駆動処理部出力値より
少ない値を指示し、逆に指示下降方向に指針が移行する
ときは、駆動処理部の出力値より大きい値を指示すると
言うように必ずしも駆動処理部の出力通りに指示されな
い。
計器には、指針を安定良く作動せしめるためにダンパオ
イルを内装している。このため指針指示は、駆動処理部
の出力(アナログ量)とダンパオイルとの釣り合いが取
れる所で安定指示する。従って指針指示は例えば指示上
昇方向に指針が移行したときは、駆動処理部出力値より
少ない値を指示し、逆に指示下降方向に指針が移行する
ときは、駆動処理部の出力値より大きい値を指示すると
言うように必ずしも駆動処理部の出力通りに指示されな
い。
【0005】前記した変換部出力に時分割的な加算を行
って、変換部出力の下位桁に対応するデューティ比の駆
動処理部入力とした場合でも、変換部出力の下位桁が0
のときの駆動処理部の出力について同様の問題が生ず
る。そこで本発明は、ダンパオイルを原因とする指針指
示の不正確さを駆動出力の対応によって解決せんとした
ものである。
って、変換部出力の下位桁に対応するデューティ比の駆
動処理部入力とした場合でも、変換部出力の下位桁が0
のときの駆動処理部の出力について同様の問題が生ず
る。そこで本発明は、ダンパオイルを原因とする指針指
示の不正確さを駆動出力の対応によって解決せんとした
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指示計器
は、被測定対象からの入力信号をデジタル信号に変換す
る変換部と、変換部からのデジタル信号入力に応じて所
定の駆動出力をなす駆動処理部と、駆動出力を受けて指
針を動作せしめる表示部からなる指示計器に於いて、変
換部と駆動処理部との間に、変換部の出力データに少な
くともを駆動処理部出力の動作最小単位以上の振幅を有
する数値データを時分割的に加減算を行う演算部を介在
せしめたことを特徴とするものである。
は、被測定対象からの入力信号をデジタル信号に変換す
る変換部と、変換部からのデジタル信号入力に応じて所
定の駆動出力をなす駆動処理部と、駆動出力を受けて指
針を動作せしめる表示部からなる指示計器に於いて、変
換部と駆動処理部との間に、変換部の出力データに少な
くともを駆動処理部出力の動作最小単位以上の振幅を有
する数値データを時分割的に加減算を行う演算部を介在
せしめたことを特徴とするものである。
【0007】又特に前記指示計器に於いて、変換部の出
力データが所定値以上のときに駆動処理部出力の動作最
小単位以上の振幅を有する数値データを時分割的に加減
算を行い、変換部の出力データが所定値以下のときに駆
動処理部出力の動作最小単位以下の振幅を有する数値デ
ータを時分割的に加減算を行う演算部を介在せしめたこ
とを特徴とするものである。
力データが所定値以上のときに駆動処理部出力の動作最
小単位以上の振幅を有する数値データを時分割的に加減
算を行い、変換部の出力データが所定値以下のときに駆
動処理部出力の動作最小単位以下の振幅を有する数値デ
ータを時分割的に加減算を行う演算部を介在せしめたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の作用を図4に基づいて説明する。測定
対象からの入力(アナログ量)を2進数のデジタル信号
(所定のナンバー)に変換し、その変換部出力が例えば
順次N〜N+1〜N+2〜N+3と増加し、N+3〜N
+4で減少した場合、それと対応する駆動処理部出力の
出力レベル(アナログ量)をα(≧N+1)、β(≧N
+2)、γ(≧N+3)、β(≧N+4)とし、そのま
ま直接変換部出力を駆動処理部入力(図4イ)とする
と、指針指示は、ダンパオイルの影響でN〜N+1間は
α−ΔV(ΔVはダンパオイル抵抗による指針指示誤
差)、N+1〜N+2間はβ−ΔV、N+2〜N+3間
はγ−ΔV、N+3〜N+4間はβ+ΔVを指示する。
対象からの入力(アナログ量)を2進数のデジタル信号
(所定のナンバー)に変換し、その変換部出力が例えば
順次N〜N+1〜N+2〜N+3と増加し、N+3〜N
+4で減少した場合、それと対応する駆動処理部出力の
出力レベル(アナログ量)をα(≧N+1)、β(≧N
+2)、γ(≧N+3)、β(≧N+4)とし、そのま
ま直接変換部出力を駆動処理部入力(図4イ)とする
と、指針指示は、ダンパオイルの影響でN〜N+1間は
α−ΔV(ΔVはダンパオイル抵抗による指針指示誤
差)、N+1〜N+2間はβ−ΔV、N+2〜N+3間
はγ−ΔV、N+3〜N+4間はβ+ΔVを指示する。
【0009】然し本発明のように変換部の出力データに
少なくともを駆動処理部出力の動作最小単位以上の振幅
を有する数値データを時分割的に加減算すると、図4ロ
に示すように、瞬間的に指示値α(≧N+1)、β(≧
N+2)、γ(≧N+3)、β(≧N+4)より最小1
単位の振幅の駆動処理部入力となり、前記入力と対応す
るその指針指示駆動も瞬間的に加わることになり、ダン
パオイルの抵抗を越え適正な指示値を指針指示すること
になる。
少なくともを駆動処理部出力の動作最小単位以上の振幅
を有する数値データを時分割的に加減算すると、図4ロ
に示すように、瞬間的に指示値α(≧N+1)、β(≧
N+2)、γ(≧N+3)、β(≧N+4)より最小1
単位の振幅の駆動処理部入力となり、前記入力と対応す
るその指針指示駆動も瞬間的に加わることになり、ダン
パオイルの抵抗を越え適正な指示値を指針指示すること
になる。
【0010】尚特に指針指示値が小さいときに、瞬間的
に指示値より最小1単位の振幅の駆動処理部入力を加え
ると、指針で零指示ストッパーを打撃し、指示が不自然
となるので、前記の最小単位の加算を変換部出力所定値
以上とした。
に指示値より最小1単位の振幅の駆動処理部入力を加え
ると、指針で零指示ストッパーを打撃し、指示が不自然
となるので、前記の最小単位の加算を変換部出力所定値
以上とした。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 <第一実施例>図1は演算処理部のブロック図で、図2
は計器全体のブロック図である。指示計器の全体の構成
は、変換部A、演算部B、駆動処理部C及び表示部Dよ
りなり、変換部AはF−V変換部a1 ,A−D変換部a
2 よりなるもので、F−V変換部a1 は被測定対象の動
作に応じて発生するパルスが入力されると、パルス周波
数に応じた電圧信号に変換するものであり、A−D変換
部a1 は前記電圧信号を2進数のデジタル信号(デジタ
ル数値変換部出力信号)に変換し、10ビットのデジタ
ル数値で出力するものである。
る。 <第一実施例>図1は演算処理部のブロック図で、図2
は計器全体のブロック図である。指示計器の全体の構成
は、変換部A、演算部B、駆動処理部C及び表示部Dよ
りなり、変換部AはF−V変換部a1 ,A−D変換部a
2 よりなるもので、F−V変換部a1 は被測定対象の動
作に応じて発生するパルスが入力されると、パルス周波
数に応じた電圧信号に変換するものであり、A−D変換
部a1 は前記電圧信号を2進数のデジタル信号(デジタ
ル数値変換部出力信号)に変換し、10ビットのデジタ
ル数値で出力するものである。
【0012】演算部Bは、データ発生部1と加算器2か
ら構成され、演算部Bの出力が8ビットのデジタル数値
とすると、少なくとも演算部Bの出力の8ビット数値に
単独で影響を与える変換部Aの出力値の下位3桁と対応
する出力で、図3に示すように適宜な振動出力とする。
加算器2は変換部出力とデータ発生部1の出力を加算
し、上位桁8ビットの出力をなすものである。
ら構成され、演算部Bの出力が8ビットのデジタル数値
とすると、少なくとも演算部Bの出力の8ビット数値に
単独で影響を与える変換部Aの出力値の下位3桁と対応
する出力で、図3に示すように適宜な振動出力とする。
加算器2は変換部出力とデータ発生部1の出力を加算
し、上位桁8ビットの出力をなすものである。
【0013】駆動処理部CはROM部c1 ,D−A変換
部c2 及び駆動出力部c3 よりなるもので、ROM部c
1 は駆動処理部入力信号(加算器2の出力)と対応する
デジタル出力をメモリしたもので、前記の演算部Bから
の駆動処理部入力信号を受けると、メモリしたデジタル
出力をなし、次のD−A変換部c2 でデジタル信号をD
−A変換し、駆動出力部c3 に送り、駆動出力部c3 は
指針を駆動するための駆動電流の出力をなすものであ
る。表示部Dは指針、表示板、駆動コイル等からなり、
前記した駆動部入力信号と対応した指針指示を行うもの
である。
部c2 及び駆動出力部c3 よりなるもので、ROM部c
1 は駆動処理部入力信号(加算器2の出力)と対応する
デジタル出力をメモリしたもので、前記の演算部Bから
の駆動処理部入力信号を受けると、メモリしたデジタル
出力をなし、次のD−A変換部c2 でデジタル信号をD
−A変換し、駆動出力部c3 に送り、駆動出力部c3 は
指針を駆動するための駆動電流の出力をなすものであ
る。表示部Dは指針、表示板、駆動コイル等からなり、
前記した駆動部入力信号と対応した指針指示を行うもの
である。
【0014】次に前記実施例の動作について説明する。
被測定対象を例えば車両の速度とすると、車速に比例し
た周波数信号がF−V変換部a1 に入り、F−V変換部
a1 が入力周波数と比例した電圧信号を出力し、前記電
圧信号をA−D変換部a2 で10ビット2進数のデジタ
ル信号に変換する。変換された変換出力数値(デジタル
信号)は加算器2に入力し、更にデータ発生部1の振動
的な出力数値も加算器2に入力し、両数値の加減演算が
なされ、下位2桁を切り捨て、上位8ビットの数値が加
算器2より出力するものである。加算器2の出力は駆動
処理部Cの入力となり、ROM部c1 で前記入力に対応
する表示部Dの駆動出力量(アナログ量)を算出し、所
定の指針駆動出力をなすものである。
被測定対象を例えば車両の速度とすると、車速に比例し
た周波数信号がF−V変換部a1 に入り、F−V変換部
a1 が入力周波数と比例した電圧信号を出力し、前記電
圧信号をA−D変換部a2 で10ビット2進数のデジタ
ル信号に変換する。変換された変換出力数値(デジタル
信号)は加算器2に入力し、更にデータ発生部1の振動
的な出力数値も加算器2に入力し、両数値の加減演算が
なされ、下位2桁を切り捨て、上位8ビットの数値が加
算器2より出力するものである。加算器2の出力は駆動
処理部Cの入力となり、ROM部c1 で前記入力に対応
する表示部Dの駆動出力量(アナログ量)を算出し、所
定の指針駆動出力をなすものである。
【0015】従ってROM部c1 への駆動処理部入力の
入力レベル言い換えるならば指針を動作させるための駆
動処理部出力の出力レベルは、変換部出力の10ビット
の下位2ビットを切り捨ててなるが、データ発生部1の
振動的加減によって変換部出力の下位桁の数値に対応す
る時分割的な切り上げ処理がなされ、更に前記データ発
生部1の出力即ち加減される数値の振幅が駆動処理部出
力の出力レベルに達するので、駆動処理部出力は必ず変
動的出力となり、当該変動的出力が表示部Dの指針動作
を緩やかににするダンパオイルの抵抗を排除し、より正
常な指針指示をなすものである。
入力レベル言い換えるならば指針を動作させるための駆
動処理部出力の出力レベルは、変換部出力の10ビット
の下位2ビットを切り捨ててなるが、データ発生部1の
振動的加減によって変換部出力の下位桁の数値に対応す
る時分割的な切り上げ処理がなされ、更に前記データ発
生部1の出力即ち加減される数値の振幅が駆動処理部出
力の出力レベルに達するので、駆動処理部出力は必ず変
動的出力となり、当該変動的出力が表示部Dの指針動作
を緩やかににするダンパオイルの抵抗を排除し、より正
常な指針指示をなすものである。
【0016】<第二実施例>また本発明は前述した第一
実施例のようにデータ発生部が単一でなく、異なる振幅
のデータ出力をなす第一データ発生部11と第二データ
発生部12と、更に変換部出力の大小を判別する判別部
13を備え、変換部出力に対応して加減算するデータ数
値の振幅を切り替えるようにしても良い。即ち第一デー
タ発生部11は、第一実施例と同様に駆動処理部出力の
出力レベルに達する振幅出力とし、第二データ発生部1
2は小さい振幅出力にし、変換部出力値が所定値以上の
ときに、第一データ発生部11の振幅出力で加減算をな
し初期の目的を達成し、変換部出力が所定値以下のとき
には小さい振幅出力で加減算を行って指針の動揺を少な
くする。特に指針ストッパー近傍では振動加算によって
指針が指針ストッパーを打撃する場合も生ずるので、こ
のような事態を避けることができる。
実施例のようにデータ発生部が単一でなく、異なる振幅
のデータ出力をなす第一データ発生部11と第二データ
発生部12と、更に変換部出力の大小を判別する判別部
13を備え、変換部出力に対応して加減算するデータ数
値の振幅を切り替えるようにしても良い。即ち第一デー
タ発生部11は、第一実施例と同様に駆動処理部出力の
出力レベルに達する振幅出力とし、第二データ発生部1
2は小さい振幅出力にし、変換部出力値が所定値以上の
ときに、第一データ発生部11の振幅出力で加減算をな
し初期の目的を達成し、変換部出力が所定値以下のとき
には小さい振幅出力で加減算を行って指針の動揺を少な
くする。特に指針ストッパー近傍では振動加算によって
指針が指針ストッパーを打撃する場合も生ずるので、こ
のような事態を避けることができる。
【0017】尚本発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、変換部は非測定対象の状態をデジタル数値に
変換して出力するものであれば、特にF−V変換でな
く、パルス信号を計数したり、パルス信号の周期を計測
する方式等、測定入力をデジタル信号にできるものであ
れば良い。また加算器の代わりにアップダウンカウンタ
ーを使用しても良く、勿論加算処理並びにROM部のメ
モリ等をCPUで一括演算処理するようにしたもので良
い。更に表示部には電気信号で動作せしめる総てのタイ
プの計器を採用することができるものである。
ではなく、変換部は非測定対象の状態をデジタル数値に
変換して出力するものであれば、特にF−V変換でな
く、パルス信号を計数したり、パルス信号の周期を計測
する方式等、測定入力をデジタル信号にできるものであ
れば良い。また加算器の代わりにアップダウンカウンタ
ーを使用しても良く、勿論加算処理並びにROM部のメ
モリ等をCPUで一括演算処理するようにしたもので良
い。更に表示部には電気信号で動作せしめる総てのタイ
プの計器を採用することができるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように被測定対象からの
入力をデジタル信号に変換し、所定のデジタル信号処理
を施し、再度アナログ量に変換して指針の駆動を行う指
示計器に於いて、変換部の出力データに少なくともを駆
動処理部出力の動作最小単位以上の振幅を有する数値デ
ータを時分割的に加減算を行う演算部を介在せしめたも
ので、指針指示がダンパオイルの抵抗によってヒステリ
シス的表示となるのを防止し、より正確に指示する計器
を提供したものである。
入力をデジタル信号に変換し、所定のデジタル信号処理
を施し、再度アナログ量に変換して指針の駆動を行う指
示計器に於いて、変換部の出力データに少なくともを駆
動処理部出力の動作最小単位以上の振幅を有する数値デ
ータを時分割的に加減算を行う演算部を介在せしめたも
ので、指針指示がダンパオイルの抵抗によってヒステリ
シス的表示となるのを防止し、より正確に指示する計器
を提供したものである。
【図1】本発明の第一実施例を示す全体のブロック図で
ある。
ある。
【図2】同演算部の詳細図である。
【図3】データ発生部の出力状態を例示したグラフ図で
ある。
ある。
【図4】本発明の作用を示すグラフ図である。
【図5】本発明の第二実施例の演算部のブロック図であ
る。
る。
1,11,12, データ発生部 13 判別部 2 加算器 A 変換部 B 演算部 C 駆動処理部 D 表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定対象からの入力信号をデジタル信
号に変換する変換部と、変換部からのデジタル信号入力
に応じて所定の駆動出力をなす駆動処理部と、駆動出力
を受けて指針を動作せしめる表示部からなる指示計器に
於いて、変換部と駆動処理部との間に、変換部の出力デ
ータに少なくともを駆動処理部出力の動作最小単位以上
の振幅を有する数値データを時分割的に加減算を行う演
算部を介在せしめたことを特徴とする指示計器。 - 【請求項2】 請求項第1項記載の指示計器に於いて、
変換部の出力データが所定値以上のときに駆動処理部出
力の動作最小単位以上の振幅を有する数値データを時分
割的に加減算を行い、変換部の出力データが所定値以下
のときに駆動処理部出力の動作最小単位以下の振幅を有
する数値データを時分割的に加減算を行う演算部を介在
せしめたことを特徴とする指示計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3313360A JP2639257B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3313360A JP2639257B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 指示計器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05182095A JPH05182095A (ja) | 1993-07-23 |
JP2639257B2 true JP2639257B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=18040324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3313360A Expired - Fee Related JP2639257B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 指示計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639257B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3313360A patent/JP2639257B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05182095A (ja) | 1993-07-23 |
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