JP2639145B2 - 石油燃焼器の点火装置 - Google Patents

石油燃焼器の点火装置

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JP2639145B2
JP2639145B2 JP1342612A JP34261289A JP2639145B2 JP 2639145 B2 JP2639145 B2 JP 2639145B2 JP 1342612 A JP1342612 A JP 1342612A JP 34261289 A JP34261289 A JP 34261289A JP 2639145 B2 JP2639145 B2 JP 2639145B2
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敏真 竹内
芳久 浦川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレバー操作で灯芯を上昇させるとともに点火
もできる石油燃焼器の点火装置に関するものである。
従来の技術 一般に石油ストーブの点火装置としては、灯芯が上昇
するとともに点火ヒータも動きはじめ、灯芯が燃焼位置
まで上昇すると同時に点火ヒータが灯芯に当接し点火を
行なうレバータイプのものが、一操作で芯上げと点火が
行なえるという操作性の点から最近よく用いられるよう
になった。このレバータイプの点火装置は第7図に示す
ように灯芯1が芯上下レバー(図示せず)により矢印A
方向に上昇すると同時に、上記芯上下レバーに連動し点
火レバー2も矢印B方向に移動し、点火レバー2の端部
に装着された樹脂体3の摺動移動により点火持上板4は
支軸5を中心に矢印C方向に回動を行なう。6は上記点
火持上板4と同じく支軸5により回動自在に枢支された
回動体で、他端部には点火ヒータ7を保持し、この回動
体6は点火基板8に設けられたスライド溝8aならびに上
記点火持上板4の長孔4aと回動体6の長孔6aに挿通され
た作動ピン9の、点火持上板4のC方向の回動によるD
方向への摺動によりC方向に回動する。従って点火ヒー
タ7も上記回動につれてC方向に回動し、灯芯1に点火
するのである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構成の点火装置は、灯芯1に点火
後、点火レバー2を急激に戻すと、回転体6の下端が点
火基板8の下端におよび作動ピン9が点火基板8の長穴
の端に当たり、回動体6に大きな衝撃が加わる。その結
果、非常に細い線材で作られた点火ヒータ7のフィラメ
ント(図示せず)を変形させたり、断線させたりし、確
実に灯芯1への点火を行なえなくなるという問題点があ
った。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、点火レ
バーを急激に戻しても、点火ヒータを破損することな
く、確実に灯芯への点火を行なえるようにすることを目
的としたものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、樹脂体の点火持上
板と対向する部分の先端側と手前側にそれぞれ突部を設
け、手前側の突部は先端側の突部より背丈を高く設定
し、点火バネにて附勢された回動体が点火基板に当接せ
ず、加えて作動ピンが点火基板と回動体と点火持上板に
設けた長孔の端と当接する前に、点火持上板と手前側の
突部が当接する位置関係に設定した構成としたものであ
る。
作用 本発明は上記構成によって、点火ヒータ復帰時、手前
側突部が点火持上板に当接して回動体の衝撃を少なくす
ることができ、点火ヒータのフィラメントが破損するこ
とを防止し、確実に点火できるようになる。
実施例 以下その実施例を第1図〜第6図を用いて説明する。
図において、21は上端外周に多数の小孔を有する円筒状
の芯外筒で、22はその内側に上下動自在に配設した灯芯
である。上記灯芯22は芯上下レバー23の矢印A方向の移
動により上昇し、B方向の移動により降下させられるよ
うになっている。23aは上記芯上下レバーに挿入された
芯上下ツマミである。次にこの灯芯22に点火する点火装
置を説明すると、24は上記芯外筒21に設けた点火窓であ
る。25は通常時、点火窓24を閉じている開閉自在なシャ
ッターで、芯外筒21壁に沿うべく湾曲している。26は一
端部をシャッター25に固着し、他端部26aを直角に折曲
した連結体、27は芯外筒21に取付けた点火基板で、連結
体26の途中を回転自在に支持するとともに、略U字状に
折曲げられた両側壁27aに水平方向の長孔27bを有してい
る。28は上記点火基板27に一端部を支軸29により回動自
在に枢支された回動体で、他端部には点火ヒータ30を保
持するヒータ保持部31を有する。さらにこの回動体28に
は上記点火基板27と対向し交差する長孔28aを両側壁に
設けている。32は上記点火ヒータ30の電源用のリード線
で、その端子部33を点火ヒータ30に圧接させている。34
は点火ヒータ30の端子部33を保護する絶縁体である。35
は上記ヒータ保持部31と絶縁体34との間に介在した保持
バネで、絶縁体34を保持している。36は上記支軸29によ
り回動自在に枢支された点火持上板で、この点火持上板
36には上記点火基板27と対向し交差する長孔36aを有し
ている。37は上記点火基板27の長孔27bならびに回動体2
8の長孔30aおよび点火持上板36の長孔36aに挿通させた
作動ピン38を有する作動体で、点火基板27に設けられた
スライド案内片27c内をスライドするとともに、この作
動体37には上記連結体26の他端部26aが摺動する摺動溝3
7aが設けられている。39は点火ヒータ30への通電用接点
である。40は上記点火基板27の両側壁27a上部に取付け
られたカバー体である。41は点火レバーで、点火レバー
41の一端部には点火ツマミ41aが挿入されており、他端
部には樹脂体42が装着されている。この樹脂体42の上記
点火持上板36と対向する部分の先端側と手前側にそれぞ
れ先端突部42aおよび手前突部42bが設けられており手前
突部42bは先端突部42aより背丈を高く設定し、点火バネ
43にて附勢された回動体28が点火基板27に当接せず、加
えて作動ピン38が点火基板27と回動体28と点火持上板36
に設けたそれぞれの長孔27b、28a、36aの端と当接する
前に、点火持上板36と手前突部42bが当接する位置関係
に設定してある。
上記構成において点火レバー41を矢印A方向に操作す
ると点火レバー41に連動して芯上下レバー23も矢印A方
向に移動し灯芯22は上昇しはじめる。点火レバー41の矢
印A方向への点火操作により、点火レバー41の先端に装
着された樹脂体42の手前突部42bは点火持上板36に当接
し、点火持上板36を摺動移動しながら点火持上板36を、
支軸29を支点として矢印B方向に回動させる。点火持上
板36が矢印B方向に回動することにより、作動ピン38が
点火持上板の長孔36aおよび点火基板27の長孔27aと回動
体28の長孔28a内を摺動し、上記回動体28も支軸29を支
点として矢印B方向に回動する。この時シャッター25
は、作動体37の矢印C方向へのスライドに伴なって連結
体26の他端部26aがスライド溝37aに沿って右回りに回転
するのでシャッター25も下方へ回転する。そして、開い
た点火窓24より点火ヒータ30が進入する。点火レバー41
の矢印A方向への移動がさらに進むと第3図において点
火レバー41に装着された樹脂体42の先端突部42aが点火
持上板36に当接し、さらに点火レバー41の矢印A方向へ
の移動が進むと、樹脂体42の先端突部42aは点火持上板3
6を摺動移動し、この時一挙に点火ヒータ30を点火窓24
内に進入させ灯芯22に当接させ点火するのである(第1
図、第4図参照)。ここで樹脂体42の先端突部42aの高
さは点火ヒータ24が灯芯22を押し過ぎないように、また
通すぎないように設定されている。その後点火レバー41
より押圧を除くと、点火バネ43の反発力で点火ヒータ30
は元の位置に戻り、一方シャッター25は点火窓24を閉じ
点火が完了するものである。
ここで、手前突部42bは先端突部42aより高く設定して
あるので、回動体28の下端が点火基板27の下端におよび
作動ピン38が点火基板27と回動体28と点火持上板36に設
けたそれぞれの長孔27b、28a、36aの端に当たる前に点
火持上板36が樹脂体42の手前突部42bで止まり、衝撃を
点火持上板36側に移すことができる。よって点火ヒータ
30を保持している回動体28の衝撃が少なくなり、点火ヒ
ータ30のフィラメント30aは変形したり断線することが
なくなる。
また、樹脂体42に衝撃吸収を目的とした手前突部42b
と灯芯22への点火ヒータ30の位置決めを目的とした先端
突部42aを設けたことにより、それぞれの目的に対して
最適な寸法に設定できるという利点を有している。
さらに本構成においては、点火持上板36の持上げを点
火レバー41の先端に装着した樹脂体42の突部42a,42bに
より線接触によって行なっているので、動作が非常にス
ムーズであり、また樹脂体42は点火持上板36に沿って摺
動するので、点火レバーの左右の振れが小さいという利
点を有している。
発明の効果 以上のように本発明によれば、回動体の衝撃を少なく
することができ、点火ヒータのフィラメントが破損する
ことなく、確実に点火することができ、しかも点火持上
板の持上げを樹脂体との線接触による摺動移動により行
なうことによって、スムーズで確実な点火を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の石油燃焼器における点火装置の点火動
作時を示す断面図、第2図は同点火装置の点火作動前を
示す側面図、第3図は同点火装置が灯芯に当接する直前
を示す側面図、第4図は同点火装置の点火時を示す側面
図、第5図は同点火装置側面図、第6図は同点火装置の
平面図、第7図は従来の石油燃焼器の点火装置の点火作
動時を示す断面図である。 22……灯芯、30……点火ヒータ、36……点火持上板、41
……点火レバー、42……樹脂体、42a……先端突部、42b
……手前突部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下動自在な灯芯とこの灯芯を点火する点
    火ヒータと、両側壁に水平方向の長孔を有する点火基板
    と、点火基板に支軸で回動自在に取り付けられたヒータ
    保持部を有する前記点火基板の両側壁の水平方向の長孔
    と交差する長孔を設けた回動体と、前記支軸で回動体と
    同軸に枢支された上記点火基板の両側壁の水平方向の長
    孔と交差する長孔を有した点火持上板と、前記点火基板
    の両側壁と回動体と点火持上板のそれぞれの長孔を貫通
    させた作動ピンと、上記点火基板と前記回動体の間に点
    火ヒータを前記灯芯より離す方向に附勢する点火バネ
    と、前記灯芯を上下動させる芯上下レバーと、この芯上
    下レバーと連動して灯芯上昇時に点火ヒータを灯芯側へ
    移動させる移動自在な点火レバーとを備え、上記点火レ
    バーはその端部を点火ヒータと一体的に設けた点火持上
    板に対向させ、この点火持上板と対向する上記点火レバ
    ーの一端部には樹脂体を装着し、この樹脂体の前記点火
    持上板と対向する部分の先端側と手前側にそれぞれ突部
    を設け、手前側の突部は先端側の突部より背丈を高く設
    定し、点火バネにて附勢された回動体が点火基板に当接
    せず、加えて上記作動ピンが前記点火基板と回動体と点
    火持上板に設けたそれぞれの長孔の端と当接する前に、
    上記点火持上板と前記手前側の突部が当接する位置関係
    に設定した石油燃焼器の点火装置。
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