JPS63311023A - 石油燃焼器の点火装置 - Google Patents
石油燃焼器の点火装置Info
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- JPS63311023A JPS63311023A JP14749387A JP14749387A JPS63311023A JP S63311023 A JPS63311023 A JP S63311023A JP 14749387 A JP14749387 A JP 14749387A JP 14749387 A JP14749387 A JP 14749387A JP S63311023 A JPS63311023 A JP S63311023A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は石油燃焼器の点火装置に関し、特に点火シャン
ターにて開閉される芯案内外筒の点火窓口を介して点火
ヒータを灯芯に接近させ、点火するように構成した点火
装置に関する。
ターにて開閉される芯案内外筒の点火窓口を介して点火
ヒータを灯芯に接近させ、点火するように構成した点火
装置に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、此種石油燃焼器の点火装置として、特開昭61−
280317号公報のものが知られている。ところで、
この従来装置のものにあっては、点火ヒータを点火窓に
摺動接近させる点火作動体の摺動速度と、この点火作動
体の摺動と連動して点火シャンターを開閉動作せしめる
シャッター作動軸の移動速度とが同一速度である為、点
火シャッターが点火窓の開放を完了する前に点火ヒータ
の先端部が点火窓に接近し、従って点火装置を構成する
部品の寸法精度にバラツキが生じると、点火ヒータの先
端部が移動中の点火シャッターの端部に接触し、点火ヒ
ータが損傷したり、点火不良が発生するという問題点が
あった。
280317号公報のものが知られている。ところで、
この従来装置のものにあっては、点火ヒータを点火窓に
摺動接近させる点火作動体の摺動速度と、この点火作動
体の摺動と連動して点火シャンターを開閉動作せしめる
シャッター作動軸の移動速度とが同一速度である為、点
火シャッターが点火窓の開放を完了する前に点火ヒータ
の先端部が点火窓に接近し、従って点火装置を構成する
部品の寸法精度にバラツキが生じると、点火ヒータの先
端部が移動中の点火シャッターの端部に接触し、点火ヒ
ータが損傷したり、点火不良が発生するという問題点が
あった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
本発明は上述せる従来技術の問題点に鑑みて成されたも
のであり、点火シャッターが点火窓口から大きく離間し
た後に点火ヒータを点火窓口に接近させるようにして、
点火ヒータの損傷を防止すると共に点火不良の発生を減
少させることを目的としている。
のであり、点火シャッターが点火窓口から大きく離間し
た後に点火ヒータを点火窓口に接近させるようにして、
点火ヒータの損傷を防止すると共に点火不良の発生を減
少させることを目的としている。
に)問題点を解決するための手段
本発明は、芯案内外筒に設けた点火窓口を介して灯芯に
点火する点火ヒータと、前記点火窓口を開閉する点火シ
ャッターを備え、該点火シャッターの開閉機構に倍速リ
ンク機構を用い、この倍速リンク機構の高速側に前記点
火シャッターを連係せしめるとともに低速側に前記点火
ヒータを連係させてなるように構成したものである。
点火する点火ヒータと、前記点火窓口を開閉する点火シ
ャッターを備え、該点火シャッターの開閉機構に倍速リ
ンク機構を用い、この倍速リンク機構の高速側に前記点
火シャッターを連係せしめるとともに低速側に前記点火
ヒータを連係させてなるように構成したものである。
(ホ)作用
点火シャッター(45)の開閉機構として倍速リンク機
構(X)を用いており、この倍速リンク機構Xの高速側
に点火シャッター(45)を連係せしめるとともに低速
側に点火ヒータ(39)を連係させているので、点火窓
口(11)側に移動する点火ヒータ(39)の移動速度
の倍速で、点火シャッター(45)を点火窓口(11)
から離間する方向へ摺動できる。
構(X)を用いており、この倍速リンク機構Xの高速側
に点火シャッター(45)を連係せしめるとともに低速
側に点火ヒータ(39)を連係させているので、点火窓
口(11)側に移動する点火ヒータ(39)の移動速度
の倍速で、点火シャッター(45)を点火窓口(11)
から離間する方向へ摺動できる。
(へ)実施例
以下本発明の一実施例を第1図ないし第6図の図面に基
づいて説明する。図中、(1)は石油燃焼器の置台で、
この置台(1)上にはタンク支持台(2)を介して燃料
タンク(3)が固定してあり、該燃料タンク(3)内に
は側部の給油口(4)に着脱自在に設けられたカートリ
ッジタンク(図示せず)からの石油燃料が貯溜されてい
る。(5)は燃料タンク(3)の底部に立設した芯案内
筒で、この芯案内筒(5)の外周には下端を燃料中に浸
漬せる灯芯(6)を上下動自在に嵌合配設している。(
7)は前記灯芯(6)の外周に位置すると共に燃料タン
ク(3)の上部に設けた芯案内外筒である。この芯案内
外筒(7)は上部材(7A)と下部材(7B)とを接続
一体化して構成され、その接続部(8)は略水平に形成
されている。そして、前記上部材(7A)の火皿部(9
)と前記芯案内筒(5)の火皿部(10)の上方には燃
焼筒(図示せず)を載置するようになっている。
づいて説明する。図中、(1)は石油燃焼器の置台で、
この置台(1)上にはタンク支持台(2)を介して燃料
タンク(3)が固定してあり、該燃料タンク(3)内に
は側部の給油口(4)に着脱自在に設けられたカートリ
ッジタンク(図示せず)からの石油燃料が貯溜されてい
る。(5)は燃料タンク(3)の底部に立設した芯案内
筒で、この芯案内筒(5)の外周には下端を燃料中に浸
漬せる灯芯(6)を上下動自在に嵌合配設している。(
7)は前記灯芯(6)の外周に位置すると共に燃料タン
ク(3)の上部に設けた芯案内外筒である。この芯案内
外筒(7)は上部材(7A)と下部材(7B)とを接続
一体化して構成され、その接続部(8)は略水平に形成
されている。そして、前記上部材(7A)の火皿部(9
)と前記芯案内筒(5)の火皿部(10)の上方には燃
焼筒(図示せず)を載置するようになっている。
又、前記芯案内外筒(7)の上部材(7A)の周側部適
所には矩形状の点火窓口(11)が開設されている。
所には矩形状の点火窓口(11)が開設されている。
(12)は前記芯案内筒(5)の上部面に立設した燃焼
筒支持具で、器具の傾斜時における燃焼筒の脱落を防止
するものである。
筒支持具で、器具の傾斜時における燃焼筒の脱落を防止
するものである。
次に前記灯芯(6)を上下動せしめる芯昇降装置(A)
について説明する。(13)は前記燃料タンク(3)の
側部に固定した芯昇降装置(A)の基板で、この基板(
13)にはその先端部を燃料タンク(3)内に突入させ
た芯上下軸(14)の基部を回動自在に支持している。
について説明する。(13)は前記燃料タンク(3)の
側部に固定した芯昇降装置(A)の基板で、この基板(
13)にはその先端部を燃料タンク(3)内に突入させ
た芯上下軸(14)の基部を回動自在に支持している。
又、芯上下軸(14)の基部には左端部に略く字状の摺
動孔(15)を有する連動体(16)の右端部を連結し
ており、この連動体(]6)の摺動孔(15)には支持
軸(17)にて基板(13)の左端部に回動自在に枢支
された操作レバー(18)の摺動ピン(19)を介挿し
ている。前記操作レバー(18)の一端部には操作用の
摘み(19)が取付けてあり、この摘み(19)を使用
者が押下げることにより操作レバー(18)が反時計方
向に回動し、この操作レバー(18)の回動に伴って摺
動ピン(19)を介して連動体(16)及び芯上下軸(
14)が時計方向に回動する。そして、芯上下軸(14
)の回動によって、灯芯(6)が消火位置から燃焼位置
へ上昇すると共に、その上昇時に芯降下用バネ(20)
が蓄力され、灯芯(6)は燃焼位置への上昇が完了した
時点で燃焼位置に保持される。又、前記支持軸(17)
には当接受部(21)を有する点火作動レバー(22)
が回動自在に枢支してあり、この点火作動レバー(22
)は当接受部(21)に前記操作レバー (18)が当
接した時に操作レバー(18)と連動して回動する。即
ち、操作レバー(18)の回動操作による灯芯(6)の
燃焼位置への上昇完了後に操作レバー (18)と連動
するようになっている。そして、点火作動レバー(22
)はその先端部の作動ピン(23)を介して点火連動体
(24)を回動させ、この点火連動体(24)によって
後述の点火装置(B)の点火動作を行わせるものである
。(25)は消火時に前記灯芯(6)の上昇保持状態を
解除する消火レバー、(26)は地震等の所定値以上の
震動を感知して灯芯(6)の上昇保持状態を解除する感
震機構、(27)はカートリッジタンクを燃料タンク(
3)から取外した時に作動して灯芯(6)の上昇保持状
態を解除する給油時消火レバーである。そして、灯芯(
6)は上昇保持状態を解除されると芯降用バネ(20)
に蓄力されたバネ力にて消火位置に降下され消火する。
動孔(15)を有する連動体(16)の右端部を連結し
ており、この連動体(]6)の摺動孔(15)には支持
軸(17)にて基板(13)の左端部に回動自在に枢支
された操作レバー(18)の摺動ピン(19)を介挿し
ている。前記操作レバー(18)の一端部には操作用の
摘み(19)が取付けてあり、この摘み(19)を使用
者が押下げることにより操作レバー(18)が反時計方
向に回動し、この操作レバー(18)の回動に伴って摺
動ピン(19)を介して連動体(16)及び芯上下軸(
14)が時計方向に回動する。そして、芯上下軸(14
)の回動によって、灯芯(6)が消火位置から燃焼位置
へ上昇すると共に、その上昇時に芯降下用バネ(20)
が蓄力され、灯芯(6)は燃焼位置への上昇が完了した
時点で燃焼位置に保持される。又、前記支持軸(17)
には当接受部(21)を有する点火作動レバー(22)
が回動自在に枢支してあり、この点火作動レバー(22
)は当接受部(21)に前記操作レバー (18)が当
接した時に操作レバー(18)と連動して回動する。即
ち、操作レバー(18)の回動操作による灯芯(6)の
燃焼位置への上昇完了後に操作レバー (18)と連動
するようになっている。そして、点火作動レバー(22
)はその先端部の作動ピン(23)を介して点火連動体
(24)を回動させ、この点火連動体(24)によって
後述の点火装置(B)の点火動作を行わせるものである
。(25)は消火時に前記灯芯(6)の上昇保持状態を
解除する消火レバー、(26)は地震等の所定値以上の
震動を感知して灯芯(6)の上昇保持状態を解除する感
震機構、(27)はカートリッジタンクを燃料タンク(
3)から取外した時に作動して灯芯(6)の上昇保持状
態を解除する給油時消火レバーである。そして、灯芯(
6)は上昇保持状態を解除されると芯降用バネ(20)
に蓄力されたバネ力にて消火位置に降下され消火する。
次に点火装置(B)について説明する。(28)は前記
芯案内外筒(7)の外側にビス(29)にて固定する取
付部(30)を有する点火装置CB)の基体で、その左
右の両側面部(31)(31)には上下方向に間隔を有
し且つ互いに平行な上下スライド溝(32)(33)を
横向きに夫々開設している。(34)は前記基体(28
)の両側面部(31)(31)間に水平方向へ往復摺動
自在に設けた点火摺動体で、この点火摺動体(34)は
前記上スライド溝(32)に両端部を貫通した上スライ
ド軸(35)と前記下スライド溝(33)に両端部を貫
通した下スライド軸(36)とにより基体(28)の両
側面部(31X31)間に支持されている。前記点火摺
動体(34)はその上面板部(37)の内側端に一方の
スイッチ片となる縦断面路り字状のスイッチ片部(38
)を折曲形成しており、又前記上面板部(37)の外側
端には、点火ヒータ(39)を保持するヒータ保持体(
40)を点火摺動体(34)と一体成形にて形成してい
る。
芯案内外筒(7)の外側にビス(29)にて固定する取
付部(30)を有する点火装置CB)の基体で、その左
右の両側面部(31)(31)には上下方向に間隔を有
し且つ互いに平行な上下スライド溝(32)(33)を
横向きに夫々開設している。(34)は前記基体(28
)の両側面部(31)(31)間に水平方向へ往復摺動
自在に設けた点火摺動体で、この点火摺動体(34)は
前記上スライド溝(32)に両端部を貫通した上スライ
ド軸(35)と前記下スライド溝(33)に両端部を貫
通した下スライド軸(36)とにより基体(28)の両
側面部(31X31)間に支持されている。前記点火摺
動体(34)はその上面板部(37)の内側端に一方の
スイッチ片となる縦断面路り字状のスイッチ片部(38
)を折曲形成しており、又前記上面板部(37)の外側
端には、点火ヒータ(39)を保持するヒータ保持体(
40)を点火摺動体(34)と一体成形にて形成してい
る。
(41)は前記基体(28)に設けた他方のスイッチ片
、(42)はリード線、(43)は前記点火ヒータ(3
9)の電源となる電池で、電池ケース(44)内に収納
されている。(45)は前記点火窓口(11)を開閉自
在に閉塞する如く芯案内外筒(7)外周即ち前記上部材
(7A)の外周面に沿って摺動自在に設けた点火シャッ
ターで、該点火シャッター(45)は摺動性の良好な真
ちゆう板にて横断面形状が円弧状に形成されており、そ
の左端部には枢着片部(46)を形設している。
、(42)はリード線、(43)は前記点火ヒータ(3
9)の電源となる電池で、電池ケース(44)内に収納
されている。(45)は前記点火窓口(11)を開閉自
在に閉塞する如く芯案内外筒(7)外周即ち前記上部材
(7A)の外周面に沿って摺動自在に設けた点火シャッ
ターで、該点火シャッター(45)は摺動性の良好な真
ちゆう板にて横断面形状が円弧状に形成されており、そ
の左端部には枢着片部(46)を形設している。
(47)は平面視路く字状の点火操作体で、この点火操
作体(47)はその略中央部を前記基体(28)の右側
面部(31)上部の支持片部(48)に枢支軸(49)
により水平方向へ回動自在に枢着している。そして、こ
の点火操作体(47)は枢支軸(49)を支点とする一
方の可動腕部(50)先端の受部(51)を前記点火連
動体(24)に近接対峙させており、且つ枢支軸(49
)を支点とする他方の第1リンク部(52)の先端部に
は第1連結軸(53)を設けている。(54)は前記第
1連結軸(53)によって前記第1リンク部(52)の
先端部にその基部を回動自在に連結した第2リンク部材
で、この第2リンク部材(54)の他端部には第2連結
軸(55)により前記点火シャッター(45)の枢着片
部(46)を回動自在に枢着している。又、前記第1リ
ンク部(52)における枢支軸(49)と第1連結軸(
53)との中間位置には下向きに可動軸(56)が垂設
され、この可動軸(56)の下部を前記点火摺動体(3
4)の上面板部(37)略中央部に開設した挿通孔(5
7)に介挿している。即ち、前記枢支軸(49)を支点
として回動する前記第1リンク部(52)の中間位置(
低速側)に、点火ヒータ(39)を備えた点火摺動体(
34)を連係させ、且つ第1リンク部(52)の先端位
置(高速側)に第2リンク部材(54)を介して点火シ
ャッター (45)を連係させることにより、前記点火
操作体(47)の第1リンク部(52)と前記第2リン
ク部材(54)とで、点火ヒータ(39)の移動速度に
対して点火シャッター(45)を倍速で摺動させる倍速
リンク機構(X)を構成している。又、(58)は前記
第2連結軸(55)に巻回した第1スプリングで、この
第1スプリング(58)は前記点火シャッター(45)
を芯案内外筒(7)側に弾附勢させている。更に、(5
9)は前記第1連結軸(53)に巻回した第2スプリン
グで、この第2スプリング(59)は一方を第2リンク
部材(54)に係止すると共に他方を第1リンク部(5
2)に係止しており、点火操作体(47)を元の状態に
復帰させるべく弾附勢させるものである。(60)は前
記ヒータ支持部(4の内に配設したヒータスプリングで
、接触子(61)を点火ヒータ(39)側に附勢させて
いる。
作体(47)はその略中央部を前記基体(28)の右側
面部(31)上部の支持片部(48)に枢支軸(49)
により水平方向へ回動自在に枢着している。そして、こ
の点火操作体(47)は枢支軸(49)を支点とする一
方の可動腕部(50)先端の受部(51)を前記点火連
動体(24)に近接対峙させており、且つ枢支軸(49
)を支点とする他方の第1リンク部(52)の先端部に
は第1連結軸(53)を設けている。(54)は前記第
1連結軸(53)によって前記第1リンク部(52)の
先端部にその基部を回動自在に連結した第2リンク部材
で、この第2リンク部材(54)の他端部には第2連結
軸(55)により前記点火シャッター(45)の枢着片
部(46)を回動自在に枢着している。又、前記第1リ
ンク部(52)における枢支軸(49)と第1連結軸(
53)との中間位置には下向きに可動軸(56)が垂設
され、この可動軸(56)の下部を前記点火摺動体(3
4)の上面板部(37)略中央部に開設した挿通孔(5
7)に介挿している。即ち、前記枢支軸(49)を支点
として回動する前記第1リンク部(52)の中間位置(
低速側)に、点火ヒータ(39)を備えた点火摺動体(
34)を連係させ、且つ第1リンク部(52)の先端位
置(高速側)に第2リンク部材(54)を介して点火シ
ャッター (45)を連係させることにより、前記点火
操作体(47)の第1リンク部(52)と前記第2リン
ク部材(54)とで、点火ヒータ(39)の移動速度に
対して点火シャッター(45)を倍速で摺動させる倍速
リンク機構(X)を構成している。又、(58)は前記
第2連結軸(55)に巻回した第1スプリングで、この
第1スプリング(58)は前記点火シャッター(45)
を芯案内外筒(7)側に弾附勢させている。更に、(5
9)は前記第1連結軸(53)に巻回した第2スプリン
グで、この第2スプリング(59)は一方を第2リンク
部材(54)に係止すると共に他方を第1リンク部(5
2)に係止しており、点火操作体(47)を元の状態に
復帰させるべく弾附勢させるものである。(60)は前
記ヒータ支持部(4の内に配設したヒータスプリングで
、接触子(61)を点火ヒータ(39)側に附勢させて
いる。
次に本発明による実施例の動作について説明する。
先ず、摘み(19)を下方向に押下げて操作レバー(1
8)を反時計方向に回動させると、この操作レバー (
18)の回動に連動して連動体(16)と芯上下軸(1
4)が時計方向に回動し、灯芯(6)が消火位置から燃
焼位置へと上昇する。この灯芯(6)は燃焼位置への上
昇が完了した時点で上昇状態を保持される。
8)を反時計方向に回動させると、この操作レバー (
18)の回動に連動して連動体(16)と芯上下軸(1
4)が時計方向に回動し、灯芯(6)が消火位置から燃
焼位置へと上昇する。この灯芯(6)は燃焼位置への上
昇が完了した時点で上昇状態を保持される。
そして、灯芯(6)の上昇完了後に摘み(19)を一層
押下げると、操作レバー(18)と連動して点火作動レ
バー(22)が反時計方向に回動し、作動ビン(23)
を介して点火連動体(24)を反時計方向に回動させる
ことにより、点火装置(B)が点火動作を行うことにな
る。
押下げると、操作レバー(18)と連動して点火作動レ
バー(22)が反時計方向に回動し、作動ビン(23)
を介して点火連動体(24)を反時計方向に回動させる
ことにより、点火装置(B)が点火動作を行うことにな
る。
次に、点火装置(B)の動作について説明する。
先ず、点火連動体(24)の回動によって、点火操作体
(47)の可動腕部(50)先端の受部(51)に点火
連動体(24)が当接し、枢支軸(49)を支点とし且
つ第2スプリング(59)の附勢力に抗して点火操作体
(47)が第4図中、時計方向に回動し、この点火操作
体(47)の第1リンク部(52)が可動軸(56)を
介して点火摺動体(34)を摺動させると共に第2リン
ク部材(54〕を介して点火シャッター(45)を摺動
させる。
(47)の可動腕部(50)先端の受部(51)に点火
連動体(24)が当接し、枢支軸(49)を支点とし且
つ第2スプリング(59)の附勢力に抗して点火操作体
(47)が第4図中、時計方向に回動し、この点火操作
体(47)の第1リンク部(52)が可動軸(56)を
介して点火摺動体(34)を摺動させると共に第2リン
ク部材(54〕を介して点火シャッター(45)を摺動
させる。
点火摺動体(34)は上下スライド軸(35)(36)
が基体(28)の上下スライド溝(32)(33)に案
内されるため、芯案内外筒(7)側に水平移動し、従っ
て点火ヒータ(39)も点火窓口(11)に向って水平
移動し、その移動途中で点火摺動体(34)のスイッチ
片部(38)が他方のスイッチ片(41)に接触し、電
池(43)の電力が点火ヒータ(39)に給電される。
が基体(28)の上下スライド溝(32)(33)に案
内されるため、芯案内外筒(7)側に水平移動し、従っ
て点火ヒータ(39)も点火窓口(11)に向って水平
移動し、その移動途中で点火摺動体(34)のスイッチ
片部(38)が他方のスイッチ片(41)に接触し、電
池(43)の電力が点火ヒータ(39)に給電される。
一方、点火シャッター(45)は、第1リンク部(52
)の先端位置(高速側)に第2リンク部材(54)を介
して連係されているため、第1リンク部(52)の中間
位置(低速側)に連係された点火ヒータ(39)の移動
速度の倍速で摺動し、点火ヒータ(39)の先端部が点
火窓口(11)に接近する前に点火窓口(11)は開放
状態となり、第5図で示すように点火ヒータ(39)が
点火窓口(11)を挿通して灯芯(6)に接触した時に
は、点火シャッター(45)の右端部は点火窓口(11
)より大きく離間した状態となっている。
)の先端位置(高速側)に第2リンク部材(54)を介
して連係されているため、第1リンク部(52)の中間
位置(低速側)に連係された点火ヒータ(39)の移動
速度の倍速で摺動し、点火ヒータ(39)の先端部が点
火窓口(11)に接近する前に点火窓口(11)は開放
状態となり、第5図で示すように点火ヒータ(39)が
点火窓口(11)を挿通して灯芯(6)に接触した時に
は、点火シャッター(45)の右端部は点火窓口(11
)より大きく離間した状態となっている。
そして、点火ヒータ(39)の先端部が灯芯(6)上端
の外周面に接触した時に、灯芯(6)は点火されて燃焼
を開始する。
の外周面に接触した時に、灯芯(6)は点火されて燃焼
を開始する。
そして、点火を確認した後、操作レバー(18)の摘み
(19)への押下げ力を解除すれば、点火装置(B)の
各部材は逆動作して第4図の元の状態に復帰することに
なる。
(19)への押下げ力を解除すれば、点火装置(B)の
各部材は逆動作して第4図の元の状態に復帰することに
なる。
(ト)発明の効果
以上の如く本発明に依れば、芯案内外筒に設けた点火窓
口を介して灯芯に点火する点火ヒータと、前記点火窓口
を開閉する点火シャッターとを備え、該点火シャッター
の開閉機構に倍速リンク機構を用い、この倍速リンク機
構の高速側に前記点火シャッターを連係せしめるととも
に低速側に前記点火ヒータを連係させてなるので、点火
窓口に向って移動する点火ヒータの移動速度の倍速で点
火シャッターを点火窓口から離間する方向へ摺動させる
ことができ、点火装置を構成する部品の寸法精度のバラ
ツキに左右されることなく点火シャッターへの接触によ
る点火ヒータの損傷を防止でき、点火不良の発生を抑制
できる。
口を介して灯芯に点火する点火ヒータと、前記点火窓口
を開閉する点火シャッターとを備え、該点火シャッター
の開閉機構に倍速リンク機構を用い、この倍速リンク機
構の高速側に前記点火シャッターを連係せしめるととも
に低速側に前記点火ヒータを連係させてなるので、点火
窓口に向って移動する点火ヒータの移動速度の倍速で点
火シャッターを点火窓口から離間する方向へ摺動させる
ことができ、点火装置を構成する部品の寸法精度のバラ
ツキに左右されることなく点火シャッターへの接触によ
る点火ヒータの損傷を防止でき、点火不良の発生を抑制
できる。
図面は何れも本発明の実施例を示すものであり、第1図
は石油燃焼器全体の外観斜視図、第2図は本発明に係る
点火装置の斜視図、第3図は第2図の断面図、第4図及
び第5図は点火装置の動作を説明するための説明図で、
第4図は点火動作前を示す図、第5図は点火動作時を示
す図、第6図は芯案内外筒の一部切欠正面図である。 (6)・・・灯芯、 (7)・・・芯案内外筒、
(11)・・・点火窓口、 (B)・・・点火装置、
(45)・・・点火シャッター、 (47)・・
・点火操作体、 (52)・・・第1リンク部、
(54)・・・第2リンク部材、 (X)・・・倍速
リンク機構。
は石油燃焼器全体の外観斜視図、第2図は本発明に係る
点火装置の斜視図、第3図は第2図の断面図、第4図及
び第5図は点火装置の動作を説明するための説明図で、
第4図は点火動作前を示す図、第5図は点火動作時を示
す図、第6図は芯案内外筒の一部切欠正面図である。 (6)・・・灯芯、 (7)・・・芯案内外筒、
(11)・・・点火窓口、 (B)・・・点火装置、
(45)・・・点火シャッター、 (47)・・
・点火操作体、 (52)・・・第1リンク部、
(54)・・・第2リンク部材、 (X)・・・倍速
リンク機構。
Claims (1)
- (1)芯案内外筒に設けた点火窓口を介して灯芯に点火
する点火ヒータと、前記点火窓口を開閉する点火シャッ
ターを備え、該点火シャッターの開閉機構に倍速リンク
機構を用い、この倍速リンク機構の高速側に前記点火シ
ャッターを連係せしめるとともに低速側に前記点火ヒー
タを連係させてなることを特徴とする石油燃焼器の点火
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14749387A JPH0781705B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 石油燃焼器の点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14749387A JPH0781705B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 石油燃焼器の点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63311023A true JPS63311023A (ja) | 1988-12-19 |
JPH0781705B2 JPH0781705B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=15431635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14749387A Expired - Lifetime JPH0781705B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 石油燃焼器の点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781705B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP14749387A patent/JPH0781705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781705B2 (ja) | 1995-09-06 |
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