JP2638516B2 - ソリッドステ−トリレ− - Google Patents
ソリッドステ−トリレ−Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソリッドステ−トリレ
−に関し、特にMOSFETを出力素子とするソリッドステ−
トリレ−に関する。
−に関し、特にMOSFETを出力素子とするソリッドステ−
トリレ−に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソリッドステ−トリレ−
(以下“SSR”と略記する)の回路としては、発光ダイオ
−ド(以下“LED”と略記する)やフォトダイオ−ドアレ
−(以下“PVD”と略記する)及びLEDの消灯時にMOSFETの
ゲ−トのチャ−ジを放電するための放電制御回路から構
成されている。
(以下“SSR”と略記する)の回路としては、発光ダイオ
−ド(以下“LED”と略記する)やフォトダイオ−ドアレ
−(以下“PVD”と略記する)及びLEDの消灯時にMOSFETの
ゲ−トのチャ−ジを放電するための放電制御回路から構
成されている。
【0003】例えば、特開昭63−2422号公報に記載のSS
R(以下“従来例1”という)においては、図5(従来例1
の回路図)に示すように、駆動入力端子1、2に印加さ
れた電圧によりLED3が発光し、PVD4に生じた光電圧に
よりダイオ−ド27、28を通してMOSFET19のゲ−ト20に電
流が流れ込み、ゲ−ト容量を充電してMOSFET19をオン
し、出力端子24、26間が閉成する。
R(以下“従来例1”という)においては、図5(従来例1
の回路図)に示すように、駆動入力端子1、2に印加さ
れた電圧によりLED3が発光し、PVD4に生じた光電圧に
よりダイオ−ド27、28を通してMOSFET19のゲ−ト20に電
流が流れ込み、ゲ−ト容量を充電してMOSFET19をオン
し、出力端子24、26間が閉成する。
【0004】一方、LED3が消灯した際はPVD4の電圧が
自己放電により下がり、サイリスタ5がオンしてMOSFET
19のゲ−ト20にチャ−ジされた電荷が放電されて、MOSF
ET19がオフし、出力端子24、26間が開放する。このよう
に従来例1(上記図5に記載の構成からなるもの)におい
ては、フォトダイオ−ドを多段に接続したPVD4に発生
した光電圧によりMOSFET19を駆動するため、該光電圧の
印加の状態により動作速度が大幅に変わる。
自己放電により下がり、サイリスタ5がオンしてMOSFET
19のゲ−ト20にチャ−ジされた電荷が放電されて、MOSF
ET19がオフし、出力端子24、26間が開放する。このよう
に従来例1(上記図5に記載の構成からなるもの)におい
ては、フォトダイオ−ドを多段に接続したPVD4に発生
した光電圧によりMOSFET19を駆動するため、該光電圧の
印加の状態により動作速度が大幅に変わる。
【0005】ところで、MOSFETを駆動する際には、MOSF
ETは容量として作用するため、動作の安定性の面からも
光電圧がある程度高く、且つ、PVDからの電流(光電流)
も大きいことが望ましい。しかし、このような条件を満
たすためには、フォトダイオ−ドの段数を増やし且つ電
流量を増やすようにし、各フォトダイオ−ドの面積を増
加させる必要があるが、必然的にPVDの面積が大きくな
るためコスト高となる問題点を有する。
ETは容量として作用するため、動作の安定性の面からも
光電圧がある程度高く、且つ、PVDからの電流(光電流)
も大きいことが望ましい。しかし、このような条件を満
たすためには、フォトダイオ−ドの段数を増やし且つ電
流量を増やすようにし、各フォトダイオ−ドの面積を増
加させる必要があるが、必然的にPVDの面積が大きくな
るためコスト高となる問題点を有する。
【0006】上記問題点を解決するため、特開昭62−13
2423号公報に記載のSSR(以下“従来例2”という)にお
いては、図6(従来例2の回路図)に示すように、PVD4
に並べて第二のPVD29を設け、“PVD4は発生電圧が高く
電流値の低いもの”“第二のPVD29は発生電圧が低く電
流値の高いもの”とすることにより、全体としてより高
速で動作し、且つPVDの効率も向上するものが提案され
ている。なお、図6において、22、31は抵抗、30はダイ
オ−ドであり、その他は前記図5と同様であるので、そ
の説明を省略する。
2423号公報に記載のSSR(以下“従来例2”という)にお
いては、図6(従来例2の回路図)に示すように、PVD4
に並べて第二のPVD29を設け、“PVD4は発生電圧が高く
電流値の低いもの”“第二のPVD29は発生電圧が低く電
流値の高いもの”とすることにより、全体としてより高
速で動作し、且つPVDの効率も向上するものが提案され
ている。なお、図6において、22、31は抵抗、30はダイ
オ−ドであり、その他は前記図5と同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例2のSSR(上記図
6に記載の構成からなるもの)では、前記したように、
全体としてより高速で動作するので有用であるが、最近
に至りこのような高速化のみでは不十分となってきた。
即ち、高速化のみでなく、場合によっては高速化により
ノイズが発生するため、むしろ低速のほうが良い場合も
出てきた。
6に記載の構成からなるもの)では、前記したように、
全体としてより高速で動作するので有用であるが、最近
に至りこのような高速化のみでは不十分となってきた。
即ち、高速化のみでなく、場合によっては高速化により
ノイズが発生するため、むしろ低速のほうが良い場合も
出てきた。
【0008】このためには、一つのSSRにおいて、高速
動作と低速動作の両方を兼ね備えたものが必要となって
いる。更に、駆動入力以外に独立した制御入力が必要に
なる。このような独立した制御入力を持ったSSRの従来
例として、特開平1−166616号公報及び特開平1−166615
号公報に記載のSSRが提案されている。
動作と低速動作の両方を兼ね備えたものが必要となって
いる。更に、駆動入力以外に独立した制御入力が必要に
なる。このような独立した制御入力を持ったSSRの従来
例として、特開平1−166616号公報及び特開平1−166615
号公報に記載のSSRが提案されている。
【0009】この従来例の場合、駆動入力端子に加え高
速なオフ動作を行うための制御入力端子が設けられてい
る。例えば、特開平1−166616号公報に記載のSSR(以下
“従来例3”という)においては、図7(従来例3の回路
図)に示すように、SSRをオンさせるための駆動入力端子
1、2に接続されたLED3によって光電圧を生ずるPVD4
と、制御入力端子18に接続されたLED7の光を受けて導
通するフォトトランジスタ(FTr)6とを有している。
速なオフ動作を行うための制御入力端子が設けられてい
る。例えば、特開平1−166616号公報に記載のSSR(以下
“従来例3”という)においては、図7(従来例3の回路
図)に示すように、SSRをオンさせるための駆動入力端子
1、2に接続されたLED3によって光電圧を生ずるPVD4
と、制御入力端子18に接続されたLED7の光を受けて導
通するフォトトランジスタ(FTr)6とを有している。
【0010】この従来例3の場合、制御入力端子18に電
流を流すと、FTr6のコレクタ10がMOSFET19のゲ−ト20
に接続され、また、エミッタ13がバックゲ−ト21に接続
されているため、SSRは直ちにオフする。このため、駆
動入力によるオン動作とは独立したオフ動作の任意の制
御が可能であり、高速なオフ動作やディプレッション型
のMOSFETを用いた場合と同様なノ−マリ−オン動作が可
能になる。
流を流すと、FTr6のコレクタ10がMOSFET19のゲ−ト20
に接続され、また、エミッタ13がバックゲ−ト21に接続
されているため、SSRは直ちにオフする。このため、駆
動入力によるオン動作とは独立したオフ動作の任意の制
御が可能であり、高速なオフ動作やディプレッション型
のMOSFETを用いた場合と同様なノ−マリ−オン動作が可
能になる。
【0011】一方、特開平1−166615号公報に記載のSSR
(以下“従来例4”という)においては、図8(従来例4
の回路図)に示すように、更にFTr6のコレクタ10にベ−
ス32を接続し、MOSFET19のゲ−ト20にコレクタ33を接続
し、抵抗31をPVD4のアノ−ド14とベ−ス32の間に接続
し、更に抵抗22をPVD4のアノ−ド14とコレクタ33に接
続したトランジスタ34を設けている。
(以下“従来例4”という)においては、図8(従来例4
の回路図)に示すように、更にFTr6のコレクタ10にベ−
ス32を接続し、MOSFET19のゲ−ト20にコレクタ33を接続
し、抵抗31をPVD4のアノ−ド14とベ−ス32の間に接続
し、更に抵抗22をPVD4のアノ−ド14とコレクタ33に接
続したトランジスタ34を設けている。
【0012】上記図8に示す従来例4の構成の場合は、
前記図7に示す従来例3の構成の場合とは逆に、制御入
力端子18に電流を流した場合にSSRがオンするため、SSR
の出力は駆動入力と制御入力の論理積となる。このよう
に従来例3及び従来例4の場合は、独立した制御入力端
子を設けることによりオフ時を中心とした動作バリエ−
ションが得られるが、特にオン時における時間制御には
検討がなされていない。
前記図7に示す従来例3の構成の場合とは逆に、制御入
力端子18に電流を流した場合にSSRがオンするため、SSR
の出力は駆動入力と制御入力の論理積となる。このよう
に従来例3及び従来例4の場合は、独立した制御入力端
子を設けることによりオフ時を中心とした動作バリエ−
ションが得られるが、特にオン時における時間制御には
検討がなされていない。
【0013】一般的に、入力電流を制御すればオン時に
おける時間制御は可能であるが、動作時間を早くするた
めには入力電流を増やす必要があり、消費電力の点で不
利となる。このため、前記図6の回路(従来例2の回路)
に示すように、別のPVD(第二のPVD29)を用意する回路で
は、結果的に余分なPVDが必要なため、結局コストが上
昇する問題が残る。
おける時間制御は可能であるが、動作時間を早くするた
めには入力電流を増やす必要があり、消費電力の点で不
利となる。このため、前記図6の回路(従来例2の回路)
に示すように、別のPVD(第二のPVD29)を用意する回路で
は、結果的に余分なPVDが必要なため、結局コストが上
昇する問題が残る。
【0014】本発明は、上述した諸問題点に鑑み成され
たものであって、その目的とするところは、第1に、MO
SFETを用いるソリッドステ−トリレ−(SSR)において、
高速動作や前記したノイズ防止を実現することにあり、
第2に、高速動作並びにスロ−動作を任意に制御するこ
とができ、且つ該両動作も安定した、しかも、経済的に
汎用性に富むソリッドステ−トリレ−を提供することに
ある。
たものであって、その目的とするところは、第1に、MO
SFETを用いるソリッドステ−トリレ−(SSR)において、
高速動作や前記したノイズ防止を実現することにあり、
第2に、高速動作並びにスロ−動作を任意に制御するこ
とができ、且つ該両動作も安定した、しかも、経済的に
汎用性に富むソリッドステ−トリレ−を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るソリッドス
テ−トリレ−は、特にフォトダイオ−ドアレ−(PVD)を
分割し、フォトトランジスタ(FTr)を接続して光電圧を
制御するようにしたものであり、これにより上記目的と
するソリッドステ−トリレ−を提供するものである。
テ−トリレ−は、特にフォトダイオ−ドアレ−(PVD)を
分割し、フォトトランジスタ(FTr)を接続して光電圧を
制御するようにしたものであり、これにより上記目的と
するソリッドステ−トリレ−を提供するものである。
【0016】即ち、本発明に係るソリッドステ−トリレ
−は、 (1) 入力端子に接続された第一の発光素子と、該第一の
発光素子から光を受けて光電圧を発生するフォトダイオ
−ドアレ−と、該フォトダイオ−ドアレ−の中間を分割
して、この分割点のアノ−ド側にコレクタ−を、カソ−
ド側にエミッタを接続した第一のフォトトランジスタを
有し、 (2) 前記第一のフォトトランジスタのコレクタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のカソ−ドの間に配設された第二
のフォトトランジスタを有し、 (3) 前記第一のフォトトランジスタのエミッタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドの間に配設された第三
のフォトトランジスタを有し、 (4) 前記第一のフォトトランジスタに光を照射する第二
の発光素子と、前記第二のフォトトランジスタ及び前記
第三のフォトトランジスタに光を照射する第三の発光素
子を有し、 (5) 制御入力端子と、該制御入力端子に入力が接続され
たインバ−タを有し、 (6) 前記インバ−タの入力に前記第二の発光素子が、前
記インバ−タの出力に前記第三の発光素子がそれぞれ接
続されており、制御入力の有無により第二の発光素子と
第三の発光素子の発光・消灯が交互に入れ代わるように
構成され、 (7) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ−ド
との間に抵抗を設け、 (8) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドにゲ−トが
接続され、カソ−ドにソ−スが接続され、さらにドレイ
ンとソ−スとが出力端子に接続されたMOSFETを有
する、ことを特徴とするソリッドステ−トリレ−(請求
項1)、を要旨とする。また、本発明に係るソリッドス
テ−トリレ−は、上記(1)〜(6)の構成を有し、そして、
上記(7),(8)に代えて (7) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ−ド
との間に、Nゲ−トが前記フォトダイオ−ドアレ−のア
ノ−ドに接続され、Pゲ−トがカソ−ドに接続されたサ
イリスタと、カソ−ドが前記サイリスタのアノ−ドに、
アノ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドに接
続された第1のダイオ−ドと、アノ−ドが 前記サイリス
タのカソ−ドに、カソ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ
−のカソ−ドに接続された第2のダイオ−ドで構成され
た制御回路を組み入れ、 (8) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドにゲ−トが
接続され、カソ−ドにソ−スが接続され、さらにドレイ
ンとソ−スとが出力端子に接続されたMOSFETを有
し、 (9) 前記MOSFETのゲ−トが前記サイリスタのアノ
−ドに、ソ−スがカソ−ドに接続された、ことを特徴と
するソリッドステ−トリレ−(請求項4)、を要旨とす
る。
−は、 (1) 入力端子に接続された第一の発光素子と、該第一の
発光素子から光を受けて光電圧を発生するフォトダイオ
−ドアレ−と、該フォトダイオ−ドアレ−の中間を分割
して、この分割点のアノ−ド側にコレクタ−を、カソ−
ド側にエミッタを接続した第一のフォトトランジスタを
有し、 (2) 前記第一のフォトトランジスタのコレクタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のカソ−ドの間に配設された第二
のフォトトランジスタを有し、 (3) 前記第一のフォトトランジスタのエミッタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドの間に配設された第三
のフォトトランジスタを有し、 (4) 前記第一のフォトトランジスタに光を照射する第二
の発光素子と、前記第二のフォトトランジスタ及び前記
第三のフォトトランジスタに光を照射する第三の発光素
子を有し、 (5) 制御入力端子と、該制御入力端子に入力が接続され
たインバ−タを有し、 (6) 前記インバ−タの入力に前記第二の発光素子が、前
記インバ−タの出力に前記第三の発光素子がそれぞれ接
続されており、制御入力の有無により第二の発光素子と
第三の発光素子の発光・消灯が交互に入れ代わるように
構成され、 (7) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ−ド
との間に抵抗を設け、 (8) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドにゲ−トが
接続され、カソ−ドにソ−スが接続され、さらにドレイ
ンとソ−スとが出力端子に接続されたMOSFETを有
する、ことを特徴とするソリッドステ−トリレ−(請求
項1)、を要旨とする。また、本発明に係るソリッドス
テ−トリレ−は、上記(1)〜(6)の構成を有し、そして、
上記(7),(8)に代えて (7) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ−ド
との間に、Nゲ−トが前記フォトダイオ−ドアレ−のア
ノ−ドに接続され、Pゲ−トがカソ−ドに接続されたサ
イリスタと、カソ−ドが前記サイリスタのアノ−ドに、
アノ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドに接
続された第1のダイオ−ドと、アノ−ドが 前記サイリス
タのカソ−ドに、カソ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ
−のカソ−ドに接続された第2のダイオ−ドで構成され
た制御回路を組み入れ、 (8) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドにゲ−トが
接続され、カソ−ドにソ−スが接続され、さらにドレイ
ンとソ−スとが出力端子に接続されたMOSFETを有
し、 (9) 前記MOSFETのゲ−トが前記サイリスタのアノ
−ドに、ソ−スがカソ−ドに接続された、ことを特徴と
するソリッドステ−トリレ−(請求項4)、を要旨とす
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明について、図1〜図4を参照し
て詳細に説明する。なお、図1及び図2は、本発明の第
1の実施例(実施例1)を示す回路図及びタイミングチャ
−ト図であり、図3及び図4は、本発明の第2の実施例
(実施例2)を示す回路図及びタイミングチャ−ト図であ
る。
て詳細に説明する。なお、図1及び図2は、本発明の第
1の実施例(実施例1)を示す回路図及びタイミングチャ
−ト図であり、図3及び図4は、本発明の第2の実施例
(実施例2)を示す回路図及びタイミングチャ−ト図であ
る。
【0018】(実施例1)本実施例1のソリッドステ−
トリレ−(SSR)について、図1を参照して説明する。な
お、図1は実施例1を示す回路図である。
トリレ−(SSR)について、図1を参照して説明する。な
お、図1は実施例1を示す回路図である。
【0019】本実施例1では、図1に示すように、駆動
入力端子1、2に接続されたLED3からの光を受けてPVD
4に光電圧が発生する。この際、PVD4の中間にFTr6と
これに光を照射するLED7とを設ける。一方、LED8の光
を受けて動作するFTr9を前記FTr6のコレクタ10とPVD
4のカソ−ド11の間に接続し、また、FTr12を前記FTr6
のエミッタ13とPVD4のアノ−ド14の間に接続してい
る。
入力端子1、2に接続されたLED3からの光を受けてPVD
4に光電圧が発生する。この際、PVD4の中間にFTr6と
これに光を照射するLED7とを設ける。一方、LED8の光
を受けて動作するFTr9を前記FTr6のコレクタ10とPVD
4のカソ−ド11の間に接続し、また、FTr12を前記FTr6
のエミッタ13とPVD4のアノ−ド14の間に接続してい
る。
【0020】上記LED7及びLED8は、それぞれ制御入力
用インバ−タ−15の入力16及び出力17に接続されてお
り、制御入力端子18への制御入力の有り無しにより点滅
が交互に入れ代わるように構成されている。また、PVD
4のアノ−ド14にMOSFET19のゲ−ト20を、カソ−ド11に
バックゲ−ト21をそれぞれ接続し、更に、PVD4のアノ
−ド14とカソ−ド11との間に、MOSFET19をオフする抵抗
22等の素子を設け、そして、MOSFET19のドレイン23に出
力端子24を、ソ−ス25に出力端子26をそれぞれ接続し、
ソリッドステ−トリレ−(SSR)を構成する。
用インバ−タ−15の入力16及び出力17に接続されてお
り、制御入力端子18への制御入力の有り無しにより点滅
が交互に入れ代わるように構成されている。また、PVD
4のアノ−ド14にMOSFET19のゲ−ト20を、カソ−ド11に
バックゲ−ト21をそれぞれ接続し、更に、PVD4のアノ
−ド14とカソ−ド11との間に、MOSFET19をオフする抵抗
22等の素子を設け、そして、MOSFET19のドレイン23に出
力端子24を、ソ−ス25に出力端子26をそれぞれ接続し、
ソリッドステ−トリレ−(SSR)を構成する。
【0021】ここでPVD4のアノ−ド14とカソ−ド11と
の間の電圧に着目すると、LED3が点灯し且つLED7が点
灯している場合には、FTr6が導通し、FTr9とFTr12が
非導通のため、PVD4のアノ−ド14とカソ−ド11間が直
列に接続されるため、高い光電圧(VF)と小さな光電流が
得られる。一方、LED3が点灯し且つLED8が点灯してい
る場合には、FTr9とFTr12が導通しFTr6が非導通のた
め、PVD4のアノ−ド14とカソ−ド11間が並列に接続さ
れることになり、その結果、低い光電圧(約1/2 VF)と
大きな光電流が得られる。
の間の電圧に着目すると、LED3が点灯し且つLED7が点
灯している場合には、FTr6が導通し、FTr9とFTr12が
非導通のため、PVD4のアノ−ド14とカソ−ド11間が直
列に接続されるため、高い光電圧(VF)と小さな光電流が
得られる。一方、LED3が点灯し且つLED8が点灯してい
る場合には、FTr9とFTr12が導通しFTr6が非導通のた
め、PVD4のアノ−ド14とカソ−ド11間が並列に接続さ
れることになり、その結果、低い光電圧(約1/2 VF)と
大きな光電流が得られる。
【0022】この関係をタイミングチャ−トで示すと、
図2(実施例1のタイミングチャ−ト図)のようになる。
即ち、図2に示すように、LED7が点灯している場合(4
1)は、動作時間が800μsのものが、LED8が点灯してい
る場合(42)は、同一の構成で動作時間が450μsと、約
2倍の動作スピ−ドが同じ入力電流で得られる。
図2(実施例1のタイミングチャ−ト図)のようになる。
即ち、図2に示すように、LED7が点灯している場合(4
1)は、動作時間が800μsのものが、LED8が点灯してい
る場合(42)は、同一の構成で動作時間が450μsと、約
2倍の動作スピ−ドが同じ入力電流で得られる。
【0023】このように本実施例1では、従来までの別
々の素子が必要であった特性が制御入力を切替えるだけ
で、同一の構成で実現できる。但し、LED8が点灯して
いる場合(42)は、ゲ−ト電圧が約半分のためMOSFET19の
オン抵抗が若干高めになったり、負荷や温度が変化した
場合でも安定してオン状態を保つための電圧マ−ジンが
十分ではなくなる。
々の素子が必要であった特性が制御入力を切替えるだけ
で、同一の構成で実現できる。但し、LED8が点灯して
いる場合(42)は、ゲ−ト電圧が約半分のためMOSFET19の
オン抵抗が若干高めになったり、負荷や温度が変化した
場合でも安定してオン状態を保つための電圧マ−ジンが
十分ではなくなる。
【0024】また、使用条件とMOSFET19の種類に応じ、
低速の動作で良い場合は、LED7を点灯させスロ−な動
作で且つ光電圧が高くなるため、大きなゲ−ト電圧マ−
ジンを得ることができ、MOSFET19のオン抵抗も若干低く
なり、出力波形も安定しノイズ防止も可能になる。な
お、本実施例1において、前記図1に示すFTr6のエミ
ッタ13、コレクタ10を相互に入れ代っても効果は変わら
ないものであり、これも本発明に包含されるものであ
る。
低速の動作で良い場合は、LED7を点灯させスロ−な動
作で且つ光電圧が高くなるため、大きなゲ−ト電圧マ−
ジンを得ることができ、MOSFET19のオン抵抗も若干低く
なり、出力波形も安定しノイズ防止も可能になる。な
お、本実施例1において、前記図1に示すFTr6のエミ
ッタ13、コレクタ10を相互に入れ代っても効果は変わら
ないものであり、これも本発明に包含されるものであ
る。
【0025】以上のように、本実施例1においては、駆
動回路のMOSFET19に対する対応能力が向上するため、こ
のMOSFET19を切り離し、様々なMOSFETに対応できる汎用
の駆動素子として利用することも有用である。また、図
2のタイミングチャ−トにおいて、オン動作の途中にお
いてLED8からLED7に点灯を切り替えた場合(43)は、LE
D8が点灯している場合(42)の高速動作とLED7が点灯し
ている場合(41)の大きなゲ−ト電圧マ−ジンを両立させ
ることができ、結果的に二つのPVDを用意することなく
前記図6の回路(従来例2の回路)の場合と同様の動作を
実現でき、コスト的にも非常に有利となる。
動回路のMOSFET19に対する対応能力が向上するため、こ
のMOSFET19を切り離し、様々なMOSFETに対応できる汎用
の駆動素子として利用することも有用である。また、図
2のタイミングチャ−トにおいて、オン動作の途中にお
いてLED8からLED7に点灯を切り替えた場合(43)は、LE
D8が点灯している場合(42)の高速動作とLED7が点灯し
ている場合(41)の大きなゲ−ト電圧マ−ジンを両立させ
ることができ、結果的に二つのPVDを用意することなく
前記図6の回路(従来例2の回路)の場合と同様の動作を
実現でき、コスト的にも非常に有利となる。
【0026】(実施例2) 図3は、本発明の第2の実施例(実施例2)を示す回路図
であって、本実施例2における回路は、図3に示すよう
に、前記実施例1の抵抗22の代わりに『サイリスタ5と
ダイオ−ド27、28で構成された制御回路』を組み込ん
で、ソリッドステ−トリレ−(SSR)として構成したもの
である。なお、上記サイリスタ5とダイオ−ド27、28で
構成する制御回路については、前記図5に示した従来例
1と同様のものであって、図3に示すように、フォトダ
イオ−ドアレ−4のアノ−ド14とカソ−ド11との間に、
Nゲ−トが前記フォトダイオ−ドアレ−4のアノ−ド14
に接続され、Pゲ−トがカソ−ド11に接続されたサイリ
スタ5と、カソ−ドが前記サイリスタ5のアノ−ドに、
アノ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ−4のアノ−ド14
に接続されたダイオ−ド27と、アノ−ドが前記サイリス
タ5のカソ−ドに、カソ−ドが前記フォトダイオ−ドア
レ−4のカソ−ド11に接続されたダイオ−ド28で構成さ
れた制御回路である。本実施例2では、この制御回路を
組み込む以外は、前記実施例1と同じであるので、その
説明を省略する。
であって、本実施例2における回路は、図3に示すよう
に、前記実施例1の抵抗22の代わりに『サイリスタ5と
ダイオ−ド27、28で構成された制御回路』を組み込ん
で、ソリッドステ−トリレ−(SSR)として構成したもの
である。なお、上記サイリスタ5とダイオ−ド27、28で
構成する制御回路については、前記図5に示した従来例
1と同様のものであって、図3に示すように、フォトダ
イオ−ドアレ−4のアノ−ド14とカソ−ド11との間に、
Nゲ−トが前記フォトダイオ−ドアレ−4のアノ−ド14
に接続され、Pゲ−トがカソ−ド11に接続されたサイリ
スタ5と、カソ−ドが前記サイリスタ5のアノ−ドに、
アノ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ−4のアノ−ド14
に接続されたダイオ−ド27と、アノ−ドが前記サイリス
タ5のカソ−ドに、カソ−ドが前記フォトダイオ−ドア
レ−4のカソ−ド11に接続されたダイオ−ド28で構成さ
れた制御回路である。本実施例2では、この制御回路を
組み込む以外は、前記実施例1と同じであるので、その
説明を省略する。
【0027】本実施例2の場合、前述の実施例1に記載
したようなオン時の場合の制御以外に、図4のタイミン
グチャ−トに示すように、オフ時においても制御入力に
よる制御が有用になる。即ち、本実施例2では、図4に
示すように、LED3の消灯に合わせLED7からLED8に点
灯を切り替える場合(44)は、PVD4の光電圧が急激に下
がるためサイリスタ5が直ちに動作し、LED8が点灯し
ている場合(45)及びLED7が点灯している場合(46)のい
ずれに対しても高速で且つ安定したオフ動作が可能にな
り、オフ動作の改善が実現できる。なお、図4におい
て、[45 LED8点灯(制御切替なし)]は、LED8が点灯した
ままの状態を示し、また、[46 LED7点灯(制御切替な
し)]は、LED7が点灯したままの状態を示す。本実施例
2では、[44 LED7→LED8へ点灯切替]、つまり“44 LED7
点灯状態”からLED8の点灯へ切り替えた場合、ゲ−ト
電圧が急激に低下して高速オフにできる。一方、切り替
えを行わない場合、つまりLED8もしくはLED7が点灯し
たままの状態では、フォトダイオ−ドの自然電圧低下に
より、サイリスタ5が動作するため、上記のように切り
替えた場合に比べ、図4の“出力端子波形”に示すよう
に、オフするのに45μs程度かかり約2.3倍ほど遅くな
る。
したようなオン時の場合の制御以外に、図4のタイミン
グチャ−トに示すように、オフ時においても制御入力に
よる制御が有用になる。即ち、本実施例2では、図4に
示すように、LED3の消灯に合わせLED7からLED8に点
灯を切り替える場合(44)は、PVD4の光電圧が急激に下
がるためサイリスタ5が直ちに動作し、LED8が点灯し
ている場合(45)及びLED7が点灯している場合(46)のい
ずれに対しても高速で且つ安定したオフ動作が可能にな
り、オフ動作の改善が実現できる。なお、図4におい
て、[45 LED8点灯(制御切替なし)]は、LED8が点灯した
ままの状態を示し、また、[46 LED7点灯(制御切替な
し)]は、LED7が点灯したままの状態を示す。本実施例
2では、[44 LED7→LED8へ点灯切替]、つまり“44 LED7
点灯状態”からLED8の点灯へ切り替えた場合、ゲ−ト
電圧が急激に低下して高速オフにできる。一方、切り替
えを行わない場合、つまりLED8もしくはLED7が点灯し
たままの状態では、フォトダイオ−ドの自然電圧低下に
より、サイリスタ5が動作するため、上記のように切り
替えた場合に比べ、図4の“出力端子波形”に示すよう
に、オフするのに45μs程度かかり約2.3倍ほど遅くな
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フォト
ダイオ−ドアレ−(PVD)を分割し、フォトトランジスタ
(FTr)を接続して光電圧を制御することにより、高速動
作、スロ−動作を任意に制御可能で動作も安定した、経
済的に汎用性に富むソリッドステ−トリレ−が得られる
効果がある。
ダイオ−ドアレ−(PVD)を分割し、フォトトランジスタ
(FTr)を接続して光電圧を制御することにより、高速動
作、スロ−動作を任意に制御可能で動作も安定した、経
済的に汎用性に富むソリッドステ−トリレ−が得られる
効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例(実施例1)を示す回路
図。
図。
【図2】本発明の第1の実施例(実施例1)のタイミング
チャ−トを示す図。
チャ−トを示す図。
【図3】本発明の第2の実施例(実施例2)を示す回路
図。
図。
【図4】本発明の第2の実施例(実施例2)のタイミング
チャ−トを示す図。
チャ−トを示す図。
【図5】従来例1の回路図。
【図6】従来例2の回路図。
【図7】従来例3の回路図。
【図8】従来例4の回路図。
1、2 駆動入力端子 3、7、8 LED(発光ダイオ−ド) 4 PVD(フォトダイオ−ドアレ−) 5 サイリスタ 6、9、12 FTr(フォトトランジスタ) 10、33 コレクタ 11 カソ−ド 13 エミッタ 14 アノ−ド 15 インバ−タ− 16 入力 17 出力 18 制御入力端子 19 MOSFET 20 ゲ−ト 21 バックゲ−ト 22、31 抵抗 23 ドレイン 24、26 出力端子 25 ソ−ス 27、28、30 ダイオ−ド 29 第二のPVD(第二のフォトダイオ−ドアレ−) 32 ベ−ス 34 トランジスタ 41、46 LED7が点灯している場合 42、45 LED8が点灯している場合 43 LED8からLED7に点灯を切替えた場合 44 LED7からLED8に点灯を切替えた場合
Claims (6)
- 【請求項1】 (1) 入力端子に接続された第一の発光素
子と、該第一の発光素子から光を受けて光電圧を発生す
るフォトダイオ−ドアレ−と、該フォトダイオ−ドアレ
−の中間を分割して、この分割点のアノ−ド側にコレク
タ−を、カソ−ド側にエミッタを接続した第一のフォト
トランジスタを有し、 (2) 前記第一のフォトトランジスタのコレクタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のカソ−ドの間に配設された第二
のフォトトランジスタを有し、 (3) 前記第一のフォトトランジスタのエミッタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドの間に配設された第三
のフォトトランジスタを有し、 (4) 前記第一のフォトトランジスタに光を照射する第二
の発光素子と、前記第二のフォトトランジスタ及び前記
第三のフォトトランジスタに光を照射する第三の発光素
子を有し、 (5) 制御入力端子と、該制御入力端子に入力が接続され
たインバ−タを有し、 (6) 前記インバ−タの入力に前記第二の発光素子が、前
記インバ−タの出力に前記第三の発光素子がそれぞれ接
続されており、制御入力の有無により第二の発光素子と
第三の発光素子の発光・消灯が交互に入れ代わるように
構成され、 (7) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ−ド
との間に抵抗を設け、 (8) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドにゲ−トが
接続され、カソ−ドにソ−スが接続され、さらにドレイ
ンとソ−スとが出力端子に接続されたMOSFETを有
する、 ことを特徴とするソリッドステ−トリレ−。 - 【請求項2】 前記第一の発光素子が発光している状態
において、 (1) 前記第二の発光素子が発光し前記第三の発光素子が
消灯している場合に前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ
−ドとカソ−ド間に発生する光電圧が前記MOSFETのゲ−
トに印加され、 (2) 前記第二の発光素子が消灯し前記第三の発光素子が
発光している場合に前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ
−ドとカソ−ド間に発生する光電圧[前記(1)で発生す
る光電圧の約半分の光電圧]が前記MOSFETのゲ−トに印
加される、 ことを特徴とする請求項1記載のソリッドステ−トリレ
−。 - 【請求項3】 請求項1の構成(1)において、入力端子
に接続された第一の発光素子と、該第一の発光素子から
光を受けて光電圧を発生するフォトダイオ−ドアレ−
と、該フォトダイオ−ドアレ−の中間を分割して、この
分割点のアノ−ド側にエミッタを、カソ−ド側にコレク
タを接続した第一のフォトトランジスタを有することを
特徴とする請求項1記載のソリッドステ−トリレ−。 - 【請求項4】 (1) 入力端子に接続された第一の発光素
子と、該第一の発光素子から光を受けて光電圧を発生す
るフォトダイオ−ドアレ−と、該フォトダイオ−ドアレ
−の中間を分割して、この分割点のアノ−ド側にコレク
タ−を、カソ−ド側にエミッタを接続した第一のフォト
トランジスタを有し、 (2) 前記第一のフォトトランジスタのコレクタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のカソ−ドの間に配設された第二
のフォトトランジスタを有し、 (3) 前記第一のフォトトランジスタのエミッタと前記フ
ォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドの間に配設された第三
のフォトトランジスタを有し、 (4) 前記第一のフォトトランジスタに光を照射する第二
の発光素子と、前記第二のフォトトランジスタ及び前記
第三のフォトトランジスタに光を照射する第三の発光素
子を有し、 (5) 制御入力端子と、該制御入力端子に入力が接続され
たインバ−タを有し、 (6) 前記インバ−タの入力に前記第二の発光素子が、前
記インバ−タの出力に前記第三の発光素子がそれぞれ接
続されており、制御入力の有無により第二の発光素子と
第三の発光素子の発光・消灯が交互に入れ代わるように
構成され、 (7) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ−ド
との間に、Nゲ−トが前記フォトダイオ−ドアレ−のア
ノ−ドに接続され、Pゲ−トがカソ−ドに接続されたサ
イリスタと、カソ−ドが前記サイリスタのアノ−ドに、
アノ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドに接
続された第1のダイオ−ドと、アノ−ドが前記サイリス
タのカソ−ドに、カソ−ドが前記フォトダイオ−ドアレ
−のカソ−ドに接続された第2のダイオ−ドで構成され
た制御回路を組み入れ、 (8) 前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドにゲ−トが
接続され、カソ−ドにソ−スが接続され、さらにドレイ
ンとソ−スとが出力端子に接続されたMOSFETを有
し、 (9) 前記MOSFETのゲ−トが前記サイリスタのアノ
−ドに、ソ−スがカソ−ドに接続された、 ことを特徴とするソリッドステ−トリレ−。 - 【請求項5】 前記第一の発光素子が発光している状態
において、前記第二の発光素子が消灯し前記第三の発光
素子が発光する場合の“前記フォトダイオ−ドアレ−の
アノ−ドとカソ−ド間に発生する光電圧”が、前記第二
の発光素子が発光し前記第三の発光素子が消灯している
場合の“前記フォトダイオ−ドアレ−のアノ−ドとカソ
−ド間に発生する光電圧”の約半分であることを特徴と
する請求項4記載のソリッドステ−トリレ−。 - 【請求項6】 請求項4の構成(1)において、入力端子
に接続された第一の発光素子と、該第一の発光素子から
光を受けて光電圧を発生するフォトダイオ−ドアレ−
と、該フォトダイオ−ドアレ−の中間を分割して、この
分割点のアノ−ド側にエミッタを、カソ−ド側にコレク
タを接続した第一のフォトトランジスタを有することを
特徴とする請求項4記載のソリッドステ−トリレ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6282999A JP2638516B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ソリッドステ−トリレ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6282999A JP2638516B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ソリッドステ−トリレ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08125514A JPH08125514A (ja) | 1996-05-17 |
JP2638516B2 true JP2638516B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17659911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6282999A Expired - Fee Related JP2638516B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ソリッドステ−トリレ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638516B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5938725B2 (ja) * | 2012-09-07 | 2016-06-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半導体装置 |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP6282999A patent/JP2638516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08125514A (ja) | 1996-05-17 |
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