JP2636792B2 - 名差しホルダー取付構造 - Google Patents

名差しホルダー取付構造

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JP2636792B2
JP2636792B2 JP8403895A JP8403895A JP2636792B2 JP 2636792 B2 JP2636792 B2 JP 2636792B2 JP 8403895 A JP8403895 A JP 8403895A JP 8403895 A JP8403895 A JP 8403895A JP 2636792 B2 JP2636792 B2 JP 2636792B2
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祥治 玉置
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス等で使用され
る家具に適用される名差しを保持する名差しホルダーの
取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家具に使用者名などを示す名差し
を保持する名差しホルダーを取付ける構造としては、名
差しを保持する名差し保持部を取手に一体に設けたもの
や、取手とは別の場所に名差しホルダーを取付けている
ものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、名差しが取
手に一体の名差しホルダーに保持されている前者の取付
構造では、特に、取手が小型の場合、必然的に名差しが
小さくなり、名差しが見にくくなる。また、名差しの大
きさを確保したい場合には、取手を大きくする必要が生
じる。
【0004】次に、名差しを保持する名差しホルダーが
取手とは別の場所に組み込まれている後者の取付構造で
は、名差しを必要としない場合においても名差しホルダ
ーが存在していることになり、無駄なものを取着してい
ることになる。また、名差しを保持している名差しホル
ダーと名差しを保持していない名差しホルダーとが混在
することになり、意匠的にも統一が欠け、また一体感も
欠けるものとなる。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る名差しホルダー取付構造
は、家具の取手が取付けられている面板に名差しを保持
する名差しホルダーを取付ける名差しホルダー取付構造
であって、取手が、少なくともその周縁の一部に外方に
突出する鍔を具備し、該鍔と面板との間に隙間が形成さ
れて面板に取着され、名差しホルダーをその周縁の一部
を前記隙間に着脱可能に係合させて面板に取着すること
を特徴とする。
【0007】取手と名差しホルダーとの望ましい係合形
態としては、鍔が裏面に凹条を備え、名差しホルダーが
その周縁の表面に凸条を備え、前記凹条に前記凸条が係
合するものを挙げることができる。
【0008】
【作用】このような取付構造であれば、名差しホルダー
は面板と取手の鍔との間に形成される隙間にその周縁の
一部を係合させて、面板に着脱可能に取着されているの
で、必要な場合にのみ、取着することができる。つま
り、名差しホルダーが不必要な場合には、名差しホルダ
ーを取付けないことも可能となる。また、その際にも、
取手における名差しホルダー取付部である隙間は、正面
には露出していないものとなり、名差しホルダーを取着
していないことによる、外見上の不具合はなくなる。し
たがって、名差しホルダーを取着する必要がある家具に
のみ、取付けることができる。
【0009】また、名差しホルダーは、家具に対して着
脱が可能であるので、名差しホルダーが保持する名差し
を変える必要が生じた際に、名差しホルダーを脱着した
り、装着するだけでよく、中に保持している名差しを入
れ替える必要がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜7を参照し
て説明する。
【0011】この名差しホルダー取付構造は、図1に示
す家具たる保管庫1に名差しNを保持する名差しホルダ
ー2を取付ける際に適用される。
【0012】この保管庫1は、図1に示すように、筐体
3の前面開口部に一対の面板たる扉4、5を配設してな
り、その扉5の一つには取手6が取着されているもの
で、取手6がその周縁に外方に突出する鍔64を具備
し、この鍔64と扉5との間に隙間Sが形成されて扉5
に取着されていて、名差しホルダー2をその周縁の一端
を前記隙間Sを係合部7として着脱可能に係合させて扉
5に取着している。
【0013】筐体3は、底板(図示しない)と、左右の
側板31、32と、天板33と、背面板(図示しない)
とを具備してなり、前面に開口部を有している。この筐
体3は、左右の側板31、32間に、棚板(図示しな
い)が複数段架設してあり、収納スペースを形成してい
る。
【0014】一対の、すなわち左右の扉4、5は、板金
を折曲して形成した正面視方形のもので、開口部の略半
分の幅寸法と、開口部と略同一の高さ寸法とを有し、開
口部の両側縁に設けた蝶番を介して開閉可能に筐体3の
前面に取着されている。また、一方の、例えば、向かっ
て右に配設される扉5には、図7に示すように、取手6
を取着するための孔51が前面に穿設されていて、その
孔51に嵌入された状態で取手6が取着されている。
【0015】取手6は、図2〜6に示すように、合成樹
脂製の、例えば、高さ12cm、幅5cm、奥行き2.
5cmのもので、前面に開口する箱状の本体61と、本
体61の前面の開口の略半分の左側を閉塞するように配
設された指掛け部62と、指掛け部62の下方に設けら
れたかぎ穴63と、本体61の開口部の周縁に一体に外
方に突出させた鍔64と、該鍔64とで扉5を挾持し得
る位置、すなわち、鍔64の裏面から奥行き方向に扉
4、5の板金の厚さと略等しい距離を隔てて一体に形成
された突条65とを具備してなるもので、鍔64の裏面
と突条65の表面とで扉5を挾持して、扉5に取着され
る。
【0016】詳しくは、鍔64は、図3〜5に断面を示
すように、扉5に取着された際に露出するその表面は角
が形成されないように面取りしてあり、裏面は突条65
の表面とで扉5を挾持し得るように平面状に形成されて
いる。さらに、名差しホルダー2との係合部7を形成す
る鍔64の右側縁は、図6に側面を示すように、鍔64
の裏面の一部、すなわち上下方向の中央部分のみを切り
欠いて凹条66が形成されている。この凹条66は、図
3に断面を示すように奥が開口部よりも広く形成されて
いる。名差しホルダー2は、この凹条66を係合部7と
して取手6に取着される。突条65は、平面状の表面を
有し、鍔64の裏面から板金の厚み程度隔てた位置に帯
状に周回配置されたもので、その先端はつぶれる方向に
変形可能なように縮小させてある。。
【0017】指掛け部62は、操作することにより施錠
装置を解除する機構を具備してなる当該分野で公知の構
造のものである。
【0018】名差しホルダー2は、図2、3及び5に示
すように、合成樹脂製で高さが取手6と等しい、例えば
12cmで、幅が取手6の約半分の2.5cmの前方に
開口する箱状のもので、その左側縁に形成される係合部
7を介して取手6に取付けられる。名差しホルダー2
は、その周縁21を取手6の鍔64の厚みと略等しく形
成してあり、さらに周縁21の内方端には、名差しNの
厚み程度、例えば、紙一枚の厚さ程度の溝22が上下及
び左右に対向して設けてあり、名差しNは四方をこの溝
22に嵌入して取着される。名差しホルダー2の係合部
7には、図2及び3に示すように、取手6の鍔64の凹
条66と嵌合し得る位置に凸条23が形成してあり、よ
り詳しくは、奥が開口部よりも広く形成されている凹条
66に密着し得るように、凸条23の先端が膨出させて
ある。名差しホルダー2は、取手6に係合部7を介して
取着された際に、取手の面取りしてある鍔との間に段が
形成されることのないように、係合部7、すなわち周縁
21の左側縁の外方端の正面形状は、上下端の角を鋭角
に形成してある。
【0019】このような構成において、名差しホルダー
2を保管庫1に取付けるには、図7に示すように、突条
65をその先端を一時的につぶして、扉5の孔51に取
手6を嵌入して、鍔64と突条65とで扉5を挾持させ
る。この場合、取手6は、名差しホルダー2との係合部
7となる周縁の右側の鍔64に凹条66が形成されてい
て、鍔64の裏面から突条65の表面までの離間距離が
扉5の板金の厚さ以上のものとなり、その位置において
は扉5を挾持していないが、その上下端において、鍔6
4と突条65とで扉5を挾持している。したがって、取
手6の扉5への取着状態が不安定なものとなることはな
い。次に、図3に示すように、係合部7を構成する鍔6
4と扉5との間には隙間Sが介在しているので、その隙
間Sに名差しホルダー2の周縁の左側縁に形成されてい
る凸条23を係合させて、名差しホルダー2を扉5に取
着する。
【0020】このような名差しホルダー2の取付構造で
あれば、名差しホルダー2は扉5と取手6の鍔64との
間に形成される隙間Sにその周縁の一部を係合させて、
扉5に着脱可能に取着されているので、必要な場合にの
み、取着することができる。つまり、名差しホルダー2
が不必要な場合には、名差しホルダー2を取付けないこ
とも可能となる。また、その際にも、取手6における名
差しホルダー2との係合部7となる隙間Sは、正面には
露出していないものとなり、名差しホルダー2を取着し
ていないことによる、外見上の不具合はなくなる。した
がって、名差しホルダー2を取着する必要がある保管庫
にのみ、取付けることが可能となる。
【0021】また、名差しホルダー2は、保管庫1に対
して着脱を容易に行いえるので、名差しホルダー2が保
持する名差しNを変える必要が生じた際には、名差しホ
ルダー2を装脱すればよく、中に保持している名差しN
を入れ替える繁雑な作業を回避できる。
【0022】さらに、凹条66は、鍔64の上下方向の
中央部分のみに形成されているので、名差しホルダー2
を取着した際に、名差しホルダーの凸条23は上下方向
に位置決めされ、また、上方や下方への移動が禁止され
る。
【0023】加えて、名差しホルダー2は、取付側と逆
の側縁、すなわち右側縁は、いずれにも支持されていな
い状態であるが、係合部7を凹条66の奥を開口部より
広く形成して、凸条23の先端を膨出させているので、
右側縁のぐらつきを防ぐことが可能となる。
【0024】特に、同様のタイプの保管庫を複数個横に
並べたり、下置きタイプの保管庫の上に上置きタイプを
載置して複数個を間仕切壁的に配設する場合などは、外
観が統一されているのが望ましい。このような状況を考
慮しても、上述した構成のものであれば、必要な保管庫
にのみ名差しホルダーを取着することが可能となり、意
匠的にも統一感が阻害されることはない。
【0025】なお、この名差しホルダーと取手に取付け
る位置は、以上説明したように取手の向かって右側に限
られるものではなく、操作を妨害することなく見やすい
位置であれば、左側、及び上下のいずれの位置であって
もよい。
【0026】また、この名差しホルダー取付構造を適用
するものは、以上説明した実施例に限定されるものでは
なく、例えば、引出しの鏡板に備えられる取手に適用す
ることも可能である。その他、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、必要な
場合にだけ名差しホルダーを取付けることができる。ま
た、名差しホルダーを取付けない場合においても、係合
部である取付部が露出していないので、外観を良好なも
のにすることができる。名差しホルダーは、家具に対し
て着脱が可能であるので、名差しホルダーが保持する名
差しを変える必要が生じた際に、名差しホルダーを脱着
したり、装着するだけでよく、中に保持している名差し
を入れ替える繁雑な作業が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の要部を示す正面図。
【図3】図2に於けるA−A線断面図。
【図4】図2に於けるB−B線断面図。
【図5】図2に於けるCーC線断面図。
【図6】取手の右側面を示す図。
【図7】同実施例の組み立て説明図。
【符号の説明】
1…保管庫(家具) 2…名差しホルダー 5…扉(面板) 6…取手 64…鍔 66…凹条 23…凸条 N…名差し

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具の取手が取付けられている面板に名差
    しを保持する名差しホルダーを取付ける名差しホルダー
    取付構造であって、取手が、少なくともその周縁の一部
    に外方に突出する鍔を具備し、該鍔と面板との間に隙間
    が形成されて面板に取着され、名差しホルダーをその周
    縁の一部を前記隙間に着脱可能に係合させて面板に取着
    することを特徴とする名差しホルダー取付構造。
  2. 【請求項2】鍔が、その周縁の裏面に凹条を備え、名差
    しホルダーが、その周縁の表面に凸条を備え、前記凹条
    に前記凸条が係合することを特徴とする請求項1記載の
    名差しホルダー取付構造。
JP8403895A 1995-04-10 1995-04-10 名差しホルダー取付構造 Expired - Lifetime JP2636792B2 (ja)

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JPH08280461A JPH08280461A (ja) 1996-10-29
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