JP2636785B2 - 半導体装置の実装方法 - Google Patents

半導体装置の実装方法

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裕一 宮崎
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/363Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/42Plated through-holes or plated via connections

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置等の電子
機器に使用される例えばLSIに代表される集積回路テ
ープキャリアを用いた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置等に使用される集積
回路の集積度は増加の一途をたどる一方であり、それに
ともない、LSIのパッケージもデュアル・イン・ライ
ン・パッケージ(Dual in line Pack
age(以下DIPと称す),クワッド・フラット・パ
ック(Quad Flat Pack(以下QFPと称
す),ピン・グリッド・アレイ(Pin Grid A
rray(以下PGA)へと高密度化が進んでいる。近
年では、更に高密度化を行うため絶縁フィルムにLSI
を接続するテープ・キャリア・パッケージ(Tape
CarrierPackage(以下TCPと称す)が
使用されている。
【0003】その一例が米国特許第4658331号公
報に示されている。いま、この例を図5を参照して説明
する。この公報によれば、ICチップ105に取り付け
られたリード106は圧力パッド12により回路基板1
03上のアウター・リード・ボンディング(以下OL
B)パッド104へ圧接されて電気的に接続される。圧
力パッド12は熱伝導プレート101と一体になってお
り、ICチップ105から発生した熱は、この熱伝導プ
レート101から排熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高密度のパッケージと
いわれるPGAは、入出力(以下I/O)ピンを基板の
裏面に設け、配線基板上へ半田付け等で実装していた
が、実装後の状態での半田付けの検査は、PGA自身で
見えなくなり、外観による検査ができなかった。
【0005】また、上述した米国特許第4658331
号公報記載の技術では、配線基板上のOLBパッド10
4とリード106とが圧接して電気的接続を行うので、
接続の信頼性が低く、装置の信頼性を大きく損なう原因
となっていた。
【0006】本発明の目的は、装置の製造工程を簡略化
するようにしたテープキャリアを用いた半導体装置を提
供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ハンダのすい上げを
外観で確認し検査の効率を向上するようにしたテープキ
ャリアを用いた半導体装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的はフィルムキャリアと配
線基板との接続の信頼性を向上させるようにしたテープ
キャリアを用いた半導体装置を提供することにある。
【0009】本発明の半導体装置の実装方法は、実装さ
れた半導体装置と電気的に接続されたスルーホールが設
けられた可撓性基板を配線基板に実装する半導体装置の
実装方法であって、配線基板のパッドに半田を供給する
工程と、前記配線基板のパッドと前記可撓性基板に設け
られたスルーホールとを位置合わせする工程と、前記半
田を加熱溶融して前記スルーホール内をすい上がらせる
工程とを含む。
【0010】本発明の他の半導体装置の実装方法は、前
記可撓性基板のスルーホール壁面に半田が濡れやすい金
属を設ける工程をさらに含むことを特徴とする請求項1
記載の半導体装置の実装方法
【0011】本発明の他の半導体装置の実装方法は、前
記スルーホールの開口部の直径が約100マイクロメー
トルであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の実装方法。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1および図2を参照すると、本発明の実
施例は、厚さ100ミクロン(μm)の絶縁フィルム
2,この絶縁フィルム2の中央にあけられた穴に実装さ
れる半導体チップの一例であるLSI1,このLSI1
の入出力端子に接続されるインナーリードボンディング
部(以下ILB部)9,このILB部9を先端にもつイ
ンナーリード4,このインナーリード4と接続されこの
インナーリード4とともにLSI1と配線基板8とを電
気的に接続するアウターリード5,このアウターリード
5の先端に位置し絶縁フィルム2を貫通するスルーホー
ル10およびこのスルーホール10の側壁に設けられた
アウターリード5と同じ種類の金属で形成される金属膜
6からなる外部接続端子部(以下OLB部)3を備えて
いる。
【0014】厚さ100ミクロン(μm)の絶縁フィル
ム2上に銅(Cu)等の導体にて幅40ミクロン(μ
m)のアウターリード5が配線される。絶縁フィルム2
の中央にはLSI1が搭載できるようLSI1より大き
な穴がつくられている。この穴へLSI1がセットさ
れ、LSI1の入出力端子とインナーリード4とが接続
されて機械的および電気的にLSIと絶縁フィルムキャ
リア2とが接続される。このインナーリード4とアウタ
ーリード5とはそれぞれLSI1と配線基板8とを電気
的に接続を行うものである。
【0015】一方、アウターリードの先端にはアウター
・リード・ボンディング部(以下OLB部)3が設けら
れている。このOLB部3は絶縁フィルム2を貫通する
スルーホール10となっており、その側壁にはアウター
リード5と同様の導体でメタライズされている。スルー
ホール10の形状は円状、正方状等制限はない。また、
スルーホール10の断面形状も長方形、台形等制限はな
いが、配線基板との対抗面のスルーホールの開口部の大
きさは約φ100ミクロン(μm)が望ましい。
【0016】次に、OLB部3のスルーホール10内に
ハンダ(半田)を充填する方法について図3を参照して
詳細に説明する。
【0017】図3を参照すると、絶縁フィルム2に形成
されたスルーホール10の側壁には、ハンダ(半田)7
が濡れやすいような金属膜6が施されている。また、金
属膜6は、スルーホール10のみではなく絶縁フィルム
2表裏のスルーホールの周辺にもスルーホールを囲むよ
うにしてある。これはハンダ(半田)の密着面積をより
大きくするためである。ハンダ(半田)7はこのスルー
ホール10内に充填されて、配線基板8と絶縁フィルム
2上のOLB部3とを電気的および機械的に接続してい
る。ハンダ(半田)7の組成としては、スズ(Sn)6
3%/鉛(Pb)37%の共晶半田や、スズ(Sn)5
%/鉛(Pb)95%、金(Au)20%/スズ(S
n)80%等の高温ハンダ(半田)等が使用される。
【0018】次にフィルムキャリアと配線基板8との接
続の工程を図4を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図4(A)を参照すると、配線基板8のパ
ッド11へハンダ(半田)7が供給される。このパッド
11は配線基板8内で配線された内層パターンとつなが
っており、さらに外部へと接続がなされる。
【0020】次に、図4(B)を参照すると、OLB部
3と基板のパッド11とが11対1となるよう配線基板
8とテープキャリアとの位置あわせが行われる。次に、
全体が200℃〜250℃に加熱されてハンダ(半田)
7が溶かされ、スルーホール10内をハンダ(半田)7
がすい上がらせる。スルーホール10にはハンダ(半
田)が濡れやすいような金属膜6が施してあるため非常
にすい上がりやすくなっている。また、金属膜6はフィ
ルムキャリア上の配線(アウターリード5)とつながっ
ているので電気的にLSI1と接続することができる。
以上のように、本発明の実施例は製造工程を単純にした
という効果がある。また、スルーホール10にハンダ
(半田)7が充填している状態を確認しやすいので、検
査方法が簡単になるという効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上のように、テープキャリアにスルー
ホールを設け、基板とフィルムキャリアの接続をスルー
ホール内でのハンダ(半田)をすい上がらせて接続させ
たことにより、装置の製造工程を非常に簡単で製造しや
すいものにすることができた。また、ハンダ(半田)8
すい上がりの状態を外観で確認できるので検査が非常に
行いやすいという効果もある。さらに、フィルムキャリ
アと配線基板との接続をハンダ(半田)で行っているの
で信頼性の高いものにできた。また、スルーホールでハ
ンダ(半田)のすい上げを確認することで接続の確認が
できる。このため、検査が非常に簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の一実施例のA−A′で切断した状態を示
す断面図である。
【図3】図2に示されるアウターリードボンディング部
の断面を拡大した拡大断面図である。
【図4】(A)−(C)は図3に示されたアウターリー
ドボンディング部の製造工程を示す図である。
【図5】従来技術の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 LSI 2 絶縁フィルム 3 OLB部 4 インナーリード 5 アウターリード 6 メタライズ 7 ハンダ(半田) 8 配線基板 9 ILB部 10 スルーホール 11 パッド 12 圧力パッド 101 熱伝導プレート 103 回路基板 104 OLBパッド 105 ICチップ 106 リード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装された半導体装置と電気的に接続さ
    れたスルーホールが設けられた可撓性基板を配線基板に
    実装する半導体装置の実装方法において、 配線基板のパッドに半田を略球状に供給する工程と、 前記配線基板のパッドと前記可撓性基板に設けられたス
    ルーホールとを位置合わせする工程と、 前記半田を加熱溶融して前記スルーホール内をすい上が
    らせる工程とを含むことを特徴とする半導体装置の実装
    方法。
  2. 【請求項2】 前記可撓性基板のスルーホール壁面に半
    田が濡れやすい金属を設ける工程をさらに含むことを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の実装方法
  3. 【請求項3】 前記スルーホールの開口部の直径が約1
    00マイクロメートルであることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置の実装方法。
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