JP2635342B2 - 交替処理装置 - Google Patents
交替処理装置Info
- Publication number
- JP2635342B2 JP2635342B2 JP33210287A JP33210287A JP2635342B2 JP 2635342 B2 JP2635342 B2 JP 2635342B2 JP 33210287 A JP33210287 A JP 33210287A JP 33210287 A JP33210287 A JP 33210287A JP 2635342 B2 JP2635342 B2 JP 2635342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- data
- area
- replacement
- recorded
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、OA（Office Automation）システムやミニ
コンピュータ等の外部メモリとなる追記型光ディスク装
置等に利用する交替処理装置に関する。
コンピュータ等の外部メモリとなる追記型光ディスク装
置等に利用する交替処理装置に関する。
従来の技術 一般に、追記型光ディスク等の記録媒体は、記録エリ
アがスパイラル状又は同心円状のトラックより構成さ
れ、このトラックが半径方向に複数のセクタに分割され
ている。
アがスパイラル状又は同心円状のトラックより構成さ
れ、このトラックが半径方向に複数のセクタに分割され
ている。
この種の記録媒体は、製造上の瑕疵や使用上の取り扱
いにより記録膜が均一でないために、第４図に示すよう
に、ユーザがデータを書き込むユーザエリアa1の他に、
このユーザエリアa1にデータが正しく記録されなかった
場合に同一データが再度記録される交替エリアa2を有
し、このユーザエリアa1と交替エリアa2は、記録媒体の
種類によって予め固定してある。
いにより記録膜が均一でないために、第４図に示すよう
に、ユーザがデータを書き込むユーザエリアa1の他に、
このユーザエリアa1にデータが正しく記録されなかった
場合に同一データが再度記録される交替エリアa2を有
し、このユーザエリアa1と交替エリアa2は、記録媒体の
種類によって予め固定してある。
従来の追記型光ディスク装置等の交替処理装置は、第
５図に示すように、記録媒体のユーザエリアa1の空きエ
リアにデータを記録した後再生し、再生データのアドレ
スを検出することができるか否か、また、再生データの
ECC（誤り訂正符号）の異常を検出するか否かによりユ
ーザエリアa1にデータが正しく記録されたか否かをベリ
ファイする所謂ベリファイ付ライト処理を実行する（ス
テップ１〜３）。
５図に示すように、記録媒体のユーザエリアa1の空きエ
リアにデータを記録した後再生し、再生データのアドレ
スを検出することができるか否か、また、再生データの
ECC（誤り訂正符号）の異常を検出するか否かによりユ
ーザエリアa1にデータが正しく記録されたか否かをベリ
ファイする所謂ベリファイ付ライト処理を実行する（ス
テップ１〜３）。
そして、ユーザエリアa1にデータが正しく記録されな
かった場合には、ステップ４〜７に示すように同一デー
タを交替エリアa2に記録するためのベリファイ付ライト
処理を実行し、この処理では、同一データを交替エリア
a2の空きエリアに記録した後（ステップ４）再生してベ
リファイし（ステップ５）、交替エリアa2にデータが正
しく記録されなかった場合には、記録媒体の交替エリア
a2の空きエリアがある限り、上記ベリファイ付ライト処
理を実行する（ステップ６→７→４）。
かった場合には、ステップ４〜７に示すように同一デー
タを交替エリアa2に記録するためのベリファイ付ライト
処理を実行し、この処理では、同一データを交替エリア
a2の空きエリアに記録した後（ステップ４）再生してベ
リファイし（ステップ５）、交替エリアa2にデータが正
しく記録されなかった場合には、記録媒体の交替エリア
a2の空きエリアがある限り、上記ベリファイ付ライト処
理を実行する（ステップ６→７→４）。
したがって、記録媒体が製造上の瑕疵や使用上の取り
扱いにより記録膜が均一でない場合にも、後日データを
正しく再生することができる。
扱いにより記録膜が均一でない場合にも、後日データを
正しく再生することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の交替処理装置では、記録再
生を行うための機構等に異常が発生してデータを誤って
記録したり、記録データを誤って再生した場合には、記
録媒体の交替エリアa2の全てにデータを書き込み、その
記録媒体が使用不能となるという問題点がある。
生を行うための機構等に異常が発生してデータを誤って
記録したり、記録データを誤って再生した場合には、記
録媒体の交替エリアa2の全てにデータを書き込み、その
記録媒体が使用不能となるという問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑み、記録再生を行うための機
構等に異常が発生しても記録媒体の交替エリア全てにデ
ータを記録することを防止することができる交替処理装
置を提供することを目的とする。
構等に異常が発生しても記録媒体の交替エリア全てにデ
ータを記録することを防止することができる交替処理装
置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、制御部が記録
媒体の交替エリアにデータを記録する回数をカウント
し、所定の値に達したときにこの交替エリアに対する記
録を停止するようにしたものである。
媒体の交替エリアにデータを記録する回数をカウント
し、所定の値に達したときにこの交替エリアに対する記
録を停止するようにしたものである。
作用 本発明は上記構成により、記録再生を行うための機構
等に異常が発生してデータを誤って記録したり、記録デ
ータを誤って再生しても、所定の回数だけしか交替エリ
アにデータを記録しないために、記録媒体の交替エリア
全てにデータを記録することがなく、その時点で記録再
生を停止し、改めてやり直すなどの対応を素早く行なう
ことができる。
等に異常が発生してデータを誤って記録したり、記録デ
ータを誤って再生しても、所定の回数だけしか交替エリ
アにデータを記録しないために、記録媒体の交替エリア
全てにデータを記録することがなく、その時点で記録再
生を停止し、改めてやり直すなどの対応を素早く行なう
ことができる。
実 施 例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
１図は、本発明に係る交替処理装置の一実施例を示す概
略ブロック図、第２図は、第１図のRAMの記憶内容説明
図、第３図は、第１図のCPUの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
１図は、本発明に係る交替処理装置の一実施例を示す概
略ブロック図、第２図は、第１図のRAMの記憶内容説明
図、第３図は、第１図のCPUの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
第１図において、光ディスク10は、記録エリアがスパ
イラル状又は同心円状のトラックより構成され、このト
ラックが半径方向に複数のセクタに分割され、また、製
造上の瑕疵や使用上の取り扱いにより記録膜が均一でな
いために、第４図に示すように、ユーザがデータを書き
込むユーザエリアa1の他に、このユーザエリアa1にデー
タが正しく記録されたなった場合に同一データが再度記
録される交替エリアa2を有する。
イラル状又は同心円状のトラックより構成され、このト
ラックが半径方向に複数のセクタに分割され、また、製
造上の瑕疵や使用上の取り扱いにより記録膜が均一でな
いために、第４図に示すように、ユーザがデータを書き
込むユーザエリアa1の他に、このユーザエリアa1にデー
タが正しく記録されたなった場合に同一データが再度記
録される交替エリアa2を有する。
11は、記録媒体である光ディスク10に対するデータの
記録制御、記録されたデータの再生制御等を行うCPU
（中央処理装置）、12は、第３図に示すようなCPU11の
実行プログラムが格納されたROM（リードオンリメモ
リ）、13は、光ディスク10の記録、再生データが一時格
納されるエリアや、また、第２図に示すようにベリファ
イ付ライト処理の回数ｎ（カウンタ）が格納されるエリ
ア、このカウンタの上限値Ｎが予め格納されたエリア
や、その他CPU11の作業エリア等を有する。
記録制御、記録されたデータの再生制御等を行うCPU
（中央処理装置）、12は、第３図に示すようなCPU11の
実行プログラムが格納されたROM（リードオンリメモ
リ）、13は、光ディスク10の記録、再生データが一時格
納されるエリアや、また、第２図に示すようにベリファ
イ付ライト処理の回数ｎ（カウンタ）が格納されるエリ
ア、このカウンタの上限値Ｎが予め格納されたエリア
や、その他CPU11の作業エリア等を有する。
14は、光ディスク10にデータやアドレス等を記録した
り、記録されたデータ等を再生するためのヘッドや、こ
のヘッドを光ディスク10の半径方向に移動する機構や、
光ディスク10を回転する機構等を有する記録再生機構で
ある。
り、記録されたデータ等を再生するためのヘッドや、こ
のヘッドを光ディスク10の半径方向に移動する機構や、
光ディスク10を回転する機構等を有する記録再生機構で
ある。
次に、第３図を参照して上記構成に係る実施例の動
作、特にCPU11の動作を説明する。
作、特にCPU11の動作を説明する。
ステップ21において、CPU11は、記録再生機構14を制
御することによりデータ、アドレス等を光ディスク10の
ユーザエリアa1の空きエリアに記録し、続くステップ22
において記録データ等を再生してRAM13に格納する。
御することによりデータ、アドレス等を光ディスク10の
ユーザエリアa1の空きエリアに記録し、続くステップ22
において記録データ等を再生してRAM13に格納する。
ステップ23では、再生データのアドレスを検出しない
か否か、再生データのECC（誤り訂正符号）の異常を検
出したか否か等により、記録データをベリファイする。
か否か、再生データのECC（誤り訂正符号）の異常を検
出したか否か等により、記録データをベリファイする。
記録データにエラーが発生しない場合には正常な記録
と判断して動作を終了し、エラーが発生した場合には、
ステップ24以下に示すように同一データを交替エリアa2
に記録するためのベリファイ付ライト処理に進む。
と判断して動作を終了し、エラーが発生した場合には、
ステップ24以下に示すように同一データを交替エリアa2
に記録するためのベリファイ付ライト処理に進む。
ステップ24では、RAM13のカウンタの値ｎを「０」に
リセットし、続くステップ25、26において同一データを
交替エリアa2の空きエリアに記録した後再生してベリフ
ァイする。
リセットし、続くステップ25、26において同一データを
交替エリアa2の空きエリアに記録した後再生してベリフ
ァイする。
交替エリアa2に記録されたデータにエラーが発生しな
い場合には正常な記録と判断して動作を終了し、エラー
が発生した場合にはステップ27からステップ28に進み、
RAM13のカウンタの値ｎをインクリメントする。
い場合には正常な記録と判断して動作を終了し、エラー
が発生した場合にはステップ27からステップ28に進み、
RAM13のカウンタの値ｎをインクリメントする。
続くステップ29では、カウンタの値ｎが上限値Ｎを超
えているか否かを判別し、ｎ＞Ｎでない場合にはステッ
プ25に戻って上記交替エリアa2の空きエリアに同一デー
タを記録するためのベリファイ付ライト処理を繰り返
し、ｎ＞Ｎになると書き込みエラーとして動作を終了す
る。
えているか否かを判別し、ｎ＞Ｎでない場合にはステッ
プ25に戻って上記交替エリアa2の空きエリアに同一デー
タを記録するためのベリファイ付ライト処理を繰り返
し、ｎ＞Ｎになると書き込みエラーとして動作を終了す
る。
すなわち、上記実施例によれば、交替エリアa2に記録
するためのベリファイ付ライト処理をＮ回しか行わない
ために、記録再生機構14等に異常が発生してデータを誤
って記録したり、記録データを誤って再生した場合に
は、光ディスク10の交替エリアa2の全てにデータを書き
込むことがなくなり、したがって、その光ディスク10を
すべて使用不能にすることがないという利点を有する。
するためのベリファイ付ライト処理をＮ回しか行わない
ために、記録再生機構14等に異常が発生してデータを誤
って記録したり、記録データを誤って再生した場合に
は、光ディスク10の交替エリアa2の全てにデータを書き
込むことがなくなり、したがって、その光ディスク10を
すべて使用不能にすることがないという利点を有する。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、制御部において記録
媒体の交替エリアにデータを記録する回数をカウント
し、所定の値に達したときにこの交替エリアに対する記
録を停止するようにしたので、記録再生を行うための機
構等に異常が発生しても記録媒体の交替エリア全てにデ
ータを記録することを防止することができ、記録媒体全
体を使用不能にするということがないという利点を有す
る。
媒体の交替エリアにデータを記録する回数をカウント
し、所定の値に達したときにこの交替エリアに対する記
録を停止するようにしたので、記録再生を行うための機
構等に異常が発生しても記録媒体の交替エリア全てにデ
ータを記録することを防止することができ、記録媒体全
体を使用不能にするということがないという利点を有す
る。
第１図は、本発明に係る交替処理装置の一実施例を示す
概略ブロック図、第２図は、第１図のRAMの記録内容説
明図、第３図は、第１図のCPUの動作を説明するための
フローチャート、第４図は、光ディスクの記録エリアの
説明図、第５図は、従来例の交替処理装置の動作を説明
するためのフローチャートである。 10……光ディスク、11……CPU（中央処理装置）、12…
…ROM（リードオンリメモリ）、13……RAM（ランダムア
クセスメモリ）、14……記録再生機構。
概略ブロック図、第２図は、第１図のRAMの記録内容説
明図、第３図は、第１図のCPUの動作を説明するための
フローチャート、第４図は、光ディスクの記録エリアの
説明図、第５図は、従来例の交替処理装置の動作を説明
するためのフローチャートである。 10……光ディスク、11……CPU（中央処理装置）、12…
…ROM（リードオンリメモリ）、13……RAM（ランダムア
クセスメモリ）、14……記録再生機構。
Claims (1)
- 【請求項１】ユーザーエリアと交替エリアからなる記録
媒体と、この記録媒体にデータの記録及び再生をおこな
う記録再生機構と、情報を一時格納する記録部と、前記
記録再生機構及び前記記録部を制御する制御部とからな
る交替処理装置において、前記制御部は記録されたデー
タに交替条件が発生した場合に前記記録媒体の交替エリ
アに同一のデータを記録させ、交替エリアに同一データ
が記録される回数を前記記録部に記録させ、かつこの回
数が所定の値に達したときに交替エリアへの記録を停止
させることを特徴とする交替処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33210287A JP2635342B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 交替処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33210287A JP2635342B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 交替処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173474A JPH01173474A (ja) | 1989-07-10 |
| JP2635342B2 true JP2635342B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=18251171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33210287A Expired - Lifetime JP2635342B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 交替処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2635342B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015162724A1 (ja) * | 2014-04-23 | 2015-10-29 | 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 | データ記録方法及びデータ記録装置 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33210287A patent/JP2635342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173474A (ja) | 1989-07-10 |
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