JP2635129B2 - ガイドピン取付け構造 - Google Patents
ガイドピン取付け構造Info
- Publication number
- JP2635129B2 JP2635129B2 JP26150488A JP26150488A JP2635129B2 JP 2635129 B2 JP2635129 B2 JP 2635129B2 JP 26150488 A JP26150488 A JP 26150488A JP 26150488 A JP26150488 A JP 26150488A JP 2635129 B2 JP2635129 B2 JP 2635129B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide pin
- optical connector
- housing
- pin mounting
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光,電気を混載した複合コネクタに係り、
特に精密位置決めが要求される光コネクタ部のガイドピ
ンの取付け構造に関する。
特に精密位置決めが要求される光コネクタ部のガイドピ
ンの取付け構造に関する。
従来例としては、昭和59年度電子通信学会通信部門全
国大会、論文No.S4−2“プラグイン光コネクタ”(P3
−349)(安東他)がある。その概略を図3に示す。
国大会、論文No.S4−2“プラグイン光コネクタ”(P3
−349)(安東他)がある。その概略を図3に示す。
印刷配線板11にフロートねじ13で取付けられた光コネ
クタ部ハウジング12は、ガイドピン14を有し、一方のハ
ウジング15には前記ガイドピンと係合する穴16を有す
る。コネクタ端子(以下コネクタという)の嵌合は、ま
ずガイドピン14とガイドピンに係合する穴16の係合から
始り、フロートねじ13でフロート可能な状態で印刷配線
板11に保持固定されている光コネクタ部ハウジング12の
位置を補正する。次に光コネクタ17,18の係合が始り、
相互の位置を補正した後、更に光コネクタ内部の精密な
位置補正がなされコネクタの嵌合が完了する。この例で
は、光コネクタ部ハウジングをフロートさせる機能と印
刷配線板に保持固定する機能をフロートねじ13が有し、
光コネクタ部ハウジングをガイドする機能はガイドピン
14に持たせてあるため、フロートねじとガイドピンの2
部材を光コネクタ部ハウジング12に設置する必要があ
り、高密度化を阻害していた。
クタ部ハウジング12は、ガイドピン14を有し、一方のハ
ウジング15には前記ガイドピンと係合する穴16を有す
る。コネクタ端子(以下コネクタという)の嵌合は、ま
ずガイドピン14とガイドピンに係合する穴16の係合から
始り、フロートねじ13でフロート可能な状態で印刷配線
板11に保持固定されている光コネクタ部ハウジング12の
位置を補正する。次に光コネクタ17,18の係合が始り、
相互の位置を補正した後、更に光コネクタ内部の精密な
位置補正がなされコネクタの嵌合が完了する。この例で
は、光コネクタ部ハウジングをフロートさせる機能と印
刷配線板に保持固定する機能をフロートねじ13が有し、
光コネクタ部ハウジングをガイドする機能はガイドピン
14に持たせてあるため、フロートねじとガイドピンの2
部材を光コネクタ部ハウジング12に設置する必要があ
り、高密度化を阻害していた。
上記の改良案として、例えば第4図に示すようなフロ
ート機能、保持固定機能、ガイド機能をガイドピン14′
の一部材に集約した案が考えられる。本案は何らかの止
め部材19とガイドピン14′で光コネクタ部ハウジング12
を印刷配線板11に保持固定する構造であるが、ガイドピ
ンは光コネクタを嵌合させるものであり、それ自身の位
置精度も高精度が要求されるため本案では、ガイドピン
自身の位置精度が悪くなる問題がある。また何らかの止
め部材19をガイドピンに固定するには、何らかの形でガ
イドピンを固定して作業を行う必要があり、容易な組立
の可能なガイドピン構造が必要となっていた。
ート機能、保持固定機能、ガイド機能をガイドピン14′
の一部材に集約した案が考えられる。本案は何らかの止
め部材19とガイドピン14′で光コネクタ部ハウジング12
を印刷配線板11に保持固定する構造であるが、ガイドピ
ンは光コネクタを嵌合させるものであり、それ自身の位
置精度も高精度が要求されるため本案では、ガイドピン
自身の位置精度が悪くなる問題がある。また何らかの止
め部材19をガイドピンに固定するには、何らかの形でガ
イドピンを固定して作業を行う必要があり、容易な組立
の可能なガイドピン構造が必要となっていた。
上記従来技術では先述した如く、フロートねじとガイ
ドピンがそれぞれの機能を果すため個別の部材で構成さ
れており、コネクタの高密度化に難点があった。更に改
良案においても、高精度な組立寸法が要求されるガイド
ピン自身の取付け機構が解決されておらず、またガイド
ピンを止める作業が繁雑となる問題があった。
ドピンがそれぞれの機能を果すため個別の部材で構成さ
れており、コネクタの高密度化に難点があった。更に改
良案においても、高精度な組立寸法が要求されるガイド
ピン自身の取付け機構が解決されておらず、またガイド
ピンを止める作業が繁雑となる問題があった。
本発明の目的は、ガイドピンの精密位置決め機構並び
にガイドピンの回転防止機構を有する高密度な光コネク
タ又は光・電気複合コネクタを提供することにある。
にガイドピンの回転防止機構を有する高密度な光コネク
タ又は光・電気複合コネクタを提供することにある。
上記目的は、光コネクタ部ハウジングに高精度なイン
サート部材を活用し、更にインサート部材前部又は後部
に二面幅部を設け、前記ハウジングの二面幅部と係合す
るガイドピンの位置にも二面幅部を設けることにより達
成される。
サート部材を活用し、更にインサート部材前部又は後部
に二面幅部を設け、前記ハウジングの二面幅部と係合す
るガイドピンの位置にも二面幅部を設けることにより達
成される。
光コネクタ部ハウジング内に設けたインサート部材は
高精度に仕上げてあり、同様に高精度に仕上げたガイド
ピンを前記インサート部材に嵌合させることにより、ガ
イドピンの組立寸法を高精度に保つことができる。また
インサート部材前面又は後部の二面幅部とガイドピンの
二面幅部が係合し、ガイドピンをねじ止めするときの回
転防止を図ることができる。
高精度に仕上げてあり、同様に高精度に仕上げたガイド
ピンを前記インサート部材に嵌合させることにより、ガ
イドピンの組立寸法を高精度に保つことができる。また
インサート部材前面又は後部の二面幅部とガイドピンの
二面幅部が係合し、ガイドピンをねじ止めするときの回
転防止を図ることができる。
以下本発明の一実施例を第1図、2図を用いて説明す
る。
る。
光コネクタ部ハウジング12はガイドピン1により印刷
配線板11に保持固定されており、ガイドピンの大径部2
と光コネクタ部ハウジング12の前面3との間の寸法を、
印刷配線板11及びハウジング4の板厚より大きく保つこ
とにより光コネクタ部ハウジング12のフローが可能とな
っている。一方のハウジング15は、光コネクタ18,電気
コネクタ5が搭載された高精度な複合コネクタである。
配線板11に保持固定されており、ガイドピンの大径部2
と光コネクタ部ハウジング12の前面3との間の寸法を、
印刷配線板11及びハウジング4の板厚より大きく保つこ
とにより光コネクタ部ハウジング12のフローが可能とな
っている。一方のハウジング15は、光コネクタ18,電気
コネクタ5が搭載された高精度な複合コネクタである。
第2図は、ガイドピン1の取付け構造を詳細に示した
ものであり、光コネクタ部ハウジング12には高精度に仕
上げたインサート部材6を設け、同時に高精度に仕上げ
たガイドピン1の嵌合部7を組合わせることにより、軸
ずれ位置ずれのないガイドピン取付け構造が構成されて
いる。また光コネクタ部ハウジング12の前面の二面幅部
8とガイドピンの二面幅部9と係合することにより、印
刷配線板11に光コネクタ部ハウジング12をガイドピン1
と固定ねじ10で保持固定する際のガイドピン回り止めの
機能が達成できる。また前記二面幅部8,9を光コネクタ
部ハウジング12の後面20の部分に設けても前記ガイドピ
ン回り止め機能が達成されることは言うまでもない。
ものであり、光コネクタ部ハウジング12には高精度に仕
上げたインサート部材6を設け、同時に高精度に仕上げ
たガイドピン1の嵌合部7を組合わせることにより、軸
ずれ位置ずれのないガイドピン取付け構造が構成されて
いる。また光コネクタ部ハウジング12の前面の二面幅部
8とガイドピンの二面幅部9と係合することにより、印
刷配線板11に光コネクタ部ハウジング12をガイドピン1
と固定ねじ10で保持固定する際のガイドピン回り止めの
機能が達成できる。また前記二面幅部8,9を光コネクタ
部ハウジング12の後面20の部分に設けても前記ガイドピ
ン回り止め機能が達成されることは言うまでもない。
本発明によれば、ガイドピンが高精度にしかも回転防
止機能を有して組立てられ、またガイドピンに光コネク
タ部ハウジングの取付け,フロート,ガイド機能を持た
せることができ、しかもガイドピン組立の容易化を図る
ことができるので、良好な組立性を有した高密度な光コ
ネクタ又は光・電気複合コネクタを構成できる。
止機能を有して組立てられ、またガイドピンに光コネク
タ部ハウジングの取付け,フロート,ガイド機能を持た
せることができ、しかもガイドピン組立の容易化を図る
ことができるので、良好な組立性を有した高密度な光コ
ネクタ又は光・電気複合コネクタを構成できる。
更にガイドピンとねじの締結は、光コネクタ部ハウジ
ングのインサート部材を介して行なわれるので、ねじゆ
るみ等のない締結構造も達成されている。
ングのインサート部材を介して行なわれるので、ねじゆ
るみ等のない締結構造も達成されている。
第1図は本発明の一実施例を示す光・電気複合コネクタ
の断面図である。第2図は本発明のガイドピン取付け構
造の斜視図である。第3図は従来技術を説明する光コネ
クタの断面図であり、第4図は従来技術の改良案を示す
断面図である。 1……ガイドピン 6……インサート部材 8,9……二面幅部 10……固定ねじ 11……印刷配線板 12……光コネクタ部ハウジング
の断面図である。第2図は本発明のガイドピン取付け構
造の斜視図である。第3図は従来技術を説明する光コネ
クタの断面図であり、第4図は従来技術の改良案を示す
断面図である。 1……ガイドピン 6……インサート部材 8,9……二面幅部 10……固定ねじ 11……印刷配線板 12……光コネクタ部ハウジング
フロントページの続き (72)発明者 森 利行 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 浅井 誠二 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 岩野 真一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中埜 賢一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 小松 耕哉 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 鈴木 紀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−147209(JP,A) 特開 昭62−23011(JP,A) 特開 昭59−159116(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】一方のハウジングは光のコネクタ端子又は
光と電気のコネクタ端子を搭載しかつガイドピンと係合
する一対の穴を有し印刷配線板に固定され、他方の光コ
ネクタ部ハウジングには光コネクタ端子を搭載するとと
もに一対のガイドピン取付け穴を設け、前記光コネクタ
部ハウジングをガイドピンによりフロート可能な状態で
別の印刷配線板に保持固定してなる光コネクタ又は光と
電気の混載された複合コネクタにおいて、前記光コネク
タ部ハウジングのガイドピン取付け穴は精密加工された
インサート部材を有し、前記インサート部材前部又は後
部に二面幅部を設け、前記ガイドピンには前記光コネク
タタ部ハウジングの二面幅部と係合する位置に二面幅部
を設けたことを特徴とするガイドピン取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26150488A JP2635129B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ガイドピン取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26150488A JP2635129B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ガイドピン取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109006A JPH02109006A (ja) | 1990-04-20 |
JP2635129B2 true JP2635129B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17362824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26150488A Expired - Lifetime JP2635129B2 (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | ガイドピン取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2635129B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2579993Y2 (ja) * | 1991-08-14 | 1998-09-03 | 日本電信電話株式会社 | 光コネクタ構造 |
EP0800100A1 (en) * | 1996-04-04 | 1997-10-08 | US Conec Ltd | Ferrule assembly for positively engaging a guide pin |
US6406192B1 (en) * | 1999-12-07 | 2002-06-18 | Molex Incorporated | Connector assembly floating mount |
US6592268B2 (en) * | 2000-05-09 | 2003-07-15 | Molex Incorporated | Connector assembly floating mount |
JP2013152363A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 電気光複合ケーブル用の中継コネクタ |
CN113036522A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-06-25 | 中国科学院高能物理研究所 | 光电复合连接器 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP26150488A patent/JP2635129B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02109006A (ja) | 1990-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 |