JP2635072B2 - 高機能性繊維床材および床 - Google Patents
高機能性繊維床材および床Info
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- JP2635072B2 JP2635072B2 JP1468388A JP1468388A JP2635072B2 JP 2635072 B2 JP2635072 B2 JP 2635072B2 JP 1468388 A JP1468388 A JP 1468388A JP 1468388 A JP1468388 A JP 1468388A JP 2635072 B2 JP2635072 B2 JP 2635072B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、重歩行に耐える高機能な繊維床材とその床
材を使用した床に関するものである。
材を使用した床に関するものである。
屋内の床材には、例えば木、コンクリート、陶器タイ
ル、プラスチックタイル、繊維床材である織物カーペッ
トや不織布カーペットなど数多くの種類がある。床上を
歩くときの歩行条件を重歩行、中歩行、軽歩行と分けた
場合、コンクリートや木など表面の硬い床材は重歩行に
向き、織物カーペットのように軟らかい床材は軽歩行に
向いている。なお重歩行とは、体育館などでかなり激し
い運動がされる条件、中歩行とは一般の事務所などでの
条件、軽歩行とは一般家庭などで履物も軟らかいような
温和な条件である。繊維床材は、従来、軽歩行から中歩
行程度が限界であり、表面加工等、特殊加工をしたもの
を除き、重歩行に耐えるものは無かった。繊維床材のな
かで、ニードルパンチ不織布のカーペットは、織物カー
ペットより感触は劣るものゝ、耐久性に優れ、価格が安
いため、比較的厳しい中歩行の条件の場所にも使用され
ていた。
ル、プラスチックタイル、繊維床材である織物カーペッ
トや不織布カーペットなど数多くの種類がある。床上を
歩くときの歩行条件を重歩行、中歩行、軽歩行と分けた
場合、コンクリートや木など表面の硬い床材は重歩行に
向き、織物カーペットのように軟らかい床材は軽歩行に
向いている。なお重歩行とは、体育館などでかなり激し
い運動がされる条件、中歩行とは一般の事務所などでの
条件、軽歩行とは一般家庭などで履物も軟らかいような
温和な条件である。繊維床材は、従来、軽歩行から中歩
行程度が限界であり、表面加工等、特殊加工をしたもの
を除き、重歩行に耐えるものは無かった。繊維床材のな
かで、ニードルパンチ不織布のカーペットは、織物カー
ペットより感触は劣るものゝ、耐久性に優れ、価格が安
いため、比較的厳しい中歩行の条件の場所にも使用され
ていた。
ニードルパンチ不織布のカーペットは、平滑な外観の
ものゝ他、、ベロア調な外観のもの、ループ調な外観の
ものがある。一般的な構造は表面が繊維パイル層で構成
され、繊維パイルの毛抜け防止、形態の維持、防炎性、
剛性の付与のために、下層にスチレン−ブタジエン樹脂
やアクリル樹脂のコンパウンドによる裏打ち加工がされ
ている。また耐摩耗性の向上のため表面層にアクリルエ
マルジョンやSBRラテックスをコーティングしたものも
ある。使用される繊維の太さは、通常6〜30デニール、
主として18デニール程度の比較的太い繊維が使用されて
いる。
ものゝ他、、ベロア調な外観のもの、ループ調な外観の
ものがある。一般的な構造は表面が繊維パイル層で構成
され、繊維パイルの毛抜け防止、形態の維持、防炎性、
剛性の付与のために、下層にスチレン−ブタジエン樹脂
やアクリル樹脂のコンパウンドによる裏打ち加工がされ
ている。また耐摩耗性の向上のため表面層にアクリルエ
マルジョンやSBRラテックスをコーティングしたものも
ある。使用される繊維の太さは、通常6〜30デニール、
主として18デニール程度の比較的太い繊維が使用されて
いる。
従来、重歩行のための床材はコンクリートや木などが
使用されているが、特に体育館の床は木が適していると
されていた。しかし最近は、床上を走ったり飛び跳ねた
りする運動だけでなく、エアロビクス体操のように、床
に、直接、身体が転がる運動が多くなっている。このよ
うな用途には、大床であると、クッション性に乏しく、
温かさにも欠けている。最近の体育館の床に要求される
性能として、このクッション性すなわち耐衝撃性および
温かさすなわち保温性以外に、吸音性、平坦であるが滑
りがない、外観が良いなどが挙げられる。
使用されているが、特に体育館の床は木が適していると
されていた。しかし最近は、床上を走ったり飛び跳ねた
りする運動だけでなく、エアロビクス体操のように、床
に、直接、身体が転がる運動が多くなっている。このよ
うな用途には、大床であると、クッション性に乏しく、
温かさにも欠けている。最近の体育館の床に要求される
性能として、このクッション性すなわち耐衝撃性および
温かさすなわち保温性以外に、吸音性、平坦であるが滑
りがない、外観が良いなどが挙げられる。
前記したニードルパンチ不織布のカーペットがこれら
の要求に比較的近いものであるが、従来のものは、太い
繊維を使用しているために感触が粗くて硬いという欠点
があった。また肝心な重歩行に対する耐久性も不充分
で、耐汚染性にも乏しい欠点があった。
の要求に比較的近いものであるが、従来のものは、太い
繊維を使用しているために感触が粗くて硬いという欠点
があった。また肝心な重歩行に対する耐久性も不充分
で、耐汚染性にも乏しい欠点があった。
本発明は、ニードルパンチ不織布のカーペットを改良
し、これら数々の要求を充分に満足する床材とその床材
を使用した床を提供することを目的とするものである。
し、これら数々の要求を充分に満足する床材とその床材
を使用した床を提供することを目的とするものである。
前記の目的を達成するための本発明第1発明の繊維床
材は、上層と下層の2層の繊維層からなる。上層の繊維
層は、太さが2〜7デニールのポリエステル繊維、ナイ
ロン繊維、レーヨン、ポリプロピレン繊維、アクリル系
繊維、難燃ポリエステル繊維から選ばれる少なくとも1
種類の繊維と、その繊維より軟化点が少なくとも30℃低
い熱融着性繊維バインダと、太さが0.5〜3デニールの
導電性繊維とを混合して熱融着した、みかけ密度が0.1
〜0.6g/cm3のニードルパンチ加工不織布である。下層の
繊維層は、太さが10〜120デニールのポリエステル繊
維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプロピレン繊維、ア
クリル系繊維、難燃ポリエステル繊維、ポリエチレン繊
維から選ばれる少なくとも1種類の繊維を含み、みかけ
密度が0.05〜0.25g/cm3のニードルパンチ加工不織布で
ある。上層の繊維層と下層の繊維層は、みかけ体積比が
2:5〜5:5であり、ニードルパンチ加工により連結してい
る。
材は、上層と下層の2層の繊維層からなる。上層の繊維
層は、太さが2〜7デニールのポリエステル繊維、ナイ
ロン繊維、レーヨン、ポリプロピレン繊維、アクリル系
繊維、難燃ポリエステル繊維から選ばれる少なくとも1
種類の繊維と、その繊維より軟化点が少なくとも30℃低
い熱融着性繊維バインダと、太さが0.5〜3デニールの
導電性繊維とを混合して熱融着した、みかけ密度が0.1
〜0.6g/cm3のニードルパンチ加工不織布である。下層の
繊維層は、太さが10〜120デニールのポリエステル繊
維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプロピレン繊維、ア
クリル系繊維、難燃ポリエステル繊維、ポリエチレン繊
維から選ばれる少なくとも1種類の繊維を含み、みかけ
密度が0.05〜0.25g/cm3のニードルパンチ加工不織布で
ある。上層の繊維層と下層の繊維層は、みかけ体積比が
2:5〜5:5であり、ニードルパンチ加工により連結してい
る。
本発明第2発明の繊維床材は、第1発明と同じく2層
の繊維層からなる。上層を構成する繊維は第1発明と同
じで、下層を構成する繊維は、太さが10〜120デニール
のポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプ
ロピレン繊維、アクリル系繊維、難燃ポリエステル繊
維、ポリエチレン繊維から選ばれる少なくとも1種類の
繊維と、その繊維より軟化点が少なくとも30℃低い熱融
着性樹脂バインダとを混合して熱融着したニードルパン
チ加工不織布である。
の繊維層からなる。上層を構成する繊維は第1発明と同
じで、下層を構成する繊維は、太さが10〜120デニール
のポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプ
ロピレン繊維、アクリル系繊維、難燃ポリエステル繊
維、ポリエチレン繊維から選ばれる少なくとも1種類の
繊維と、その繊維より軟化点が少なくとも30℃低い熱融
着性樹脂バインダとを混合して熱融着したニードルパン
チ加工不織布である。
本発明第3発明の繊維床材は、第1発明および第2発
明と同じく2層の繊維層からなる。上層を構成する太さ
が2〜7デニールの繊維は、防汚染加工または(およ
び)難燃性加工が施されたポリエステル繊維、50重量%
以上が混合されている。下層を構成する太さが10〜120
デニールの繊維は、難燃性加工が施されたポリエステル
繊維、50重量%以上が混合されている。
明と同じく2層の繊維層からなる。上層を構成する太さ
が2〜7デニールの繊維は、防汚染加工または(およ
び)難燃性加工が施されたポリエステル繊維、50重量%
以上が混合されている。下層を構成する太さが10〜120
デニールの繊維は、難燃性加工が施されたポリエステル
繊維、50重量%以上が混合されている。
本発明第4発明の床は、第1発明、第2発明または第
3発明の繊維床材を使用する床の発明で、前記繊維床材
の下層の端面と、床基材面との間に、接着剤を塗布して
接着したことを特徴としている。
3発明の繊維床材を使用する床の発明で、前記繊維床材
の下層の端面と、床基材面との間に、接着剤を塗布して
接着したことを特徴としている。
本発明の繊維床材は、2層の繊維層としたため、夫々
の異なった性質が生かされ高機能性な床材となってい
る。上層は、繊維の太さが2〜7デニールと細めで、み
かけ密度が0.1〜0.6g/cm3と比較的稠密であるため、平
坦性がでやすく、重歩行にも耐えるものとなる。細い繊
維を使用し密度を稠密にすると、一般には衝撃吸収性が
悪くなるが、本発明の繊維床材は下層の繊維が10〜120
デニールと太めで、みかけ密度が0.05〜0.25g/cm3と比
較的疎であるため、衝撃吸収性が良くなる。また下層の
働きにより上層のみかけ以上に、保温性すなわち温かみ
が増して感触が良くなるとともに、吸音性も良くなる。
特に上層の繊維は、細いほど平坦性、耐久性の面では好
ましいが、2デニール以下にすると不織布にするための
生産効率が落ちて実用的でなくなる。また仕上りも繊維
質の感触に乏しいものになってしまう。上層と下層のみ
かけ体積比は、2:5〜5:5にしてあるため、耐久性と衝撃
吸収性がバランスのとれたものとなる。上層のみかけ体
積比がこれ以上大きくなると、耐久性は良くなるが、衝
撃吸収性が悪くなり、実用に適さなくなる。逆に下層の
みかけ体積比がこれ以上大きくなると、衝撃吸収性は良
くなるが、耐久性が悪くなり、実用に適さなくなる。
の異なった性質が生かされ高機能性な床材となってい
る。上層は、繊維の太さが2〜7デニールと細めで、み
かけ密度が0.1〜0.6g/cm3と比較的稠密であるため、平
坦性がでやすく、重歩行にも耐えるものとなる。細い繊
維を使用し密度を稠密にすると、一般には衝撃吸収性が
悪くなるが、本発明の繊維床材は下層の繊維が10〜120
デニールと太めで、みかけ密度が0.05〜0.25g/cm3と比
較的疎であるため、衝撃吸収性が良くなる。また下層の
働きにより上層のみかけ以上に、保温性すなわち温かみ
が増して感触が良くなるとともに、吸音性も良くなる。
特に上層の繊維は、細いほど平坦性、耐久性の面では好
ましいが、2デニール以下にすると不織布にするための
生産効率が落ちて実用的でなくなる。また仕上りも繊維
質の感触に乏しいものになってしまう。上層と下層のみ
かけ体積比は、2:5〜5:5にしてあるため、耐久性と衝撃
吸収性がバランスのとれたものとなる。上層のみかけ体
積比がこれ以上大きくなると、耐久性は良くなるが、衝
撃吸収性が悪くなり、実用に適さなくなる。逆に下層の
みかけ体積比がこれ以上大きくなると、衝撃吸収性は良
くなるが、耐久性が悪くなり、実用に適さなくなる。
上層の繊維、下層の繊維は上記に列挙したものが、耐
久性、衝撃吸収性、保温性、吸音性、生産性、価格等の
面から実用的に有効な繊維である。
久性、衝撃吸収性、保温性、吸音性、生産性、価格等の
面から実用的に有効な繊維である。
上層と下層はニードルパンチ加工による連結に加え、
熱融着性繊維バインダによる連結が加わるため、層間の
剥離がほとんど起こらない。
熱融着性繊維バインダによる連結が加わるため、層間の
剥離がほとんど起こらない。
特に上層の繊維に防汚染加工、難燃性加工が施された
繊維、下層の繊維に難燃性加工が施された繊維を混合し
た場合には、体育館、エアロビクスの床材として要求さ
れる耐摩耗性、防汚染性、難燃性の面で優れたものにな
る。
繊維、下層の繊維に難燃性加工が施された繊維を混合し
た場合には、体育館、エアロビクスの床材として要求さ
れる耐摩耗性、防汚染性、難燃性の面で優れたものにな
る。
また上層および下層の繊維に混合される熱融着性バイ
ンダは熱融着性合成繊維にしているため、不織布を形成
する混綿時にバインダの混合ができることになり、生産
性の合理化に役立つ。
ンダは熱融着性合成繊維にしているため、不織布を形成
する混綿時にバインダの混合ができることになり、生産
性の合理化に役立つ。
繊維床材を使用した床で、繊維床材の下層の端面と床
基材面との間に、接着剤を塗布して接着してあると、そ
の接着剤が繊維床材の繊維間に浸透し、各繊維間の結合
に寄与し、より耐久性の優れたものとなる。
基材面との間に、接着剤を塗布して接着してあると、そ
の接着剤が繊維床材の繊維間に浸透し、各繊維間の結合
に寄与し、より耐久性の優れたものとなる。
上層 ポリエステル系難燃性繊維(6デニール) 50 重量部 ポリエステル系繊維バインダ 50 重量部 導電繊維(銅処理アクリル繊維) 0.1重量部 下層 ポリエステル系難燃性繊維(10デニール) 80 重量部 ポリエステル系繊維バインダ 20 重量部 上層と下層の繊維について夫々別にウエブを形成す
る。上層は目付け量450g/m2、下層は目付け量950g/m2に
する。この2枚のウエブにニードルパンチ加工を施して
一体化すると、見かけ厚さが9.0mmになる。これを200℃
に加熱処理し、間隔2.0mmのローラの間を通し、見かけ
厚さが7.0mmの繊維床材ができる。上層と下層の見かけ
厚さは夫々1.5mm、5.5mmであった。
る。上層は目付け量450g/m2、下層は目付け量950g/m2に
する。この2枚のウエブにニードルパンチ加工を施して
一体化すると、見かけ厚さが9.0mmになる。これを200℃
に加熱処理し、間隔2.0mmのローラの間を通し、見かけ
厚さが7.0mmの繊維床材ができる。上層と下層の見かけ
厚さは夫々1.5mm、5.5mmであった。
この繊維床材を体育館の床として使用するのに適する
かを判断するため、弾力性の試験をしたところ、従来の
繊維床材(ニードルパンチ不織布のカーペット)に比べ
て優れたものであった。またこの繊維床材を床基材面
(モルタル仕上げコンクリート)に貼って衝撃音の試験
をしたところ、床基材面だけの場合および床基材面にニ
ードルパンチ不織布のカーペットを貼った場合に比べ
て、格段の改善効果が得られた。
かを判断するため、弾力性の試験をしたところ、従来の
繊維床材(ニードルパンチ不織布のカーペット)に比べ
て優れたものであった。またこの繊維床材を床基材面
(モルタル仕上げコンクリート)に貼って衝撃音の試験
をしたところ、床基材面だけの場合および床基材面にニ
ードルパンチ不織布のカーペットを貼った場合に比べ
て、格段の改善効果が得られた。
なお上層のポリエステル系難燃性繊維については30〜
50重量部、ポリエステル系繊維バインダについては50〜
70重量部、導電繊維(銅処理アクリル繊維または金属繊
維)については0.5〜1.0重量部に夫々変化させ、下層の
ポリエステル系難燃性繊維については70〜100重量部、
ポリエステル系繊維バインダについては0〜30重量部に
変化させて同様に繊維床材を試作したが、いずれも優れ
た性能のものであった。
50重量部、ポリエステル系繊維バインダについては50〜
70重量部、導電繊維(銅処理アクリル繊維または金属繊
維)については0.5〜1.0重量部に夫々変化させ、下層の
ポリエステル系難燃性繊維については70〜100重量部、
ポリエステル系繊維バインダについては0〜30重量部に
変化させて同様に繊維床材を試作したが、いずれも優れ
た性能のものであった。
以上詳細に説明したように、本発明の繊維床材および
床は、高機能性で、耐衝撃性、保温性、吸音性、感触の
良さを持ち、また原料が可染性の合成繊維で構成されて
いることから、染色性が良く、デザイン性の優れたもの
になる。
床は、高機能性で、耐衝撃性、保温性、吸音性、感触の
良さを持ち、また原料が可染性の合成繊維で構成されて
いることから、染色性が良く、デザイン性の優れたもの
になる。
特に体育館用、室内スポーツ施設用の床材として最適
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】上層の繊維層は、太さが2〜7デニールの
ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプロ
ピレン繊維、アクリル系繊維、難燃ポリエステル繊維か
ら選ばれる少なくとも1種類の繊維と、その繊維より軟
化点が少なくとも30℃低い熱融着性繊維バインダと、太
さが0.5〜3デニールの導電性繊維とを混合して熱融着
した、みかけ密度が0.1〜0.6g/cm3のニードルパンチ加
工不織布、 下層の繊維層は、太さが10〜120デニールのポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプロピレン繊
維、アクリル系繊維、難燃ポリエステル繊維、ポリエチ
レン繊維から選ばれる少なくとも1種類の繊維を含み、
みかけ密度が0.05〜0.25g/cm3のニードルパンチ加工不
織布、 前記上層の繊維層と前記下層の繊維層は、みかけ体積比
が2:5〜5:5であり、ニードルパンチ加工により連結して
いることを特徴とする繊維床材。 - 【請求項2】上層の繊維層は、太さが2〜7デニールの
ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプロ
ピレン繊維、アクリル系繊維、難燃ポリエステル繊維か
ら選ばれる少なくとも1種類の繊維と、その繊維より軟
化点が少なくとも30℃低い熱融着性繊維バインダと、太
さが0.5〜3デニールの導電性繊維とを混合して熱融着
した、みかけ密度が0.1〜0.6g/cm3のニードルパンチ加
工不織布、 下層の繊維層は、太さが10〜120デニールのポリエステ
ル繊維、ナイロン繊維、レーヨン、ポリプロピレン繊
維、アクリル系繊維、難燃ポリエステル繊維、ポリエチ
レン繊維から選ばれる少なくとも1種類の繊維と、その
繊維より軟化点が少なくとも30℃低い熱融着性樹脂バイ
ンダとを混合して熱融着した、みかけ密度が0.05〜0.25
g/cm3のニードルパンチ加工不織布、 前記上層の繊維層と前記下層の繊維層は、みかけ体積比
が2:5〜5:5であり、ニードルパンチ加工により連結して
いることを特徴とする繊維床材。 - 【請求項3】前記上層を構成する太さが2〜7デニール
の繊維は、防汚染加工または/および難燃性加工が施さ
れたポリエステル繊維50重量%以上が混合され、 前記下層を構成する太さが10〜120デニールの繊維は、
難燃性加工が施されたポリエステル繊維50重量%以上が
混合された繊維であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第2項記載の繊維床材。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項、第2項または第3
項記載の繊維床材の下層の端面と、床基材面との間に、
接着剤を塗布して接着したことを特徴とする床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1468388A JP2635072B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 高機能性繊維床材および床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1468388A JP2635072B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 高機能性繊維床材および床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190873A JPH01190873A (ja) | 1989-07-31 |
JP2635072B2 true JP2635072B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11868010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1468388A Expired - Fee Related JP2635072B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 高機能性繊維床材および床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2635072B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT405533B (de) * | 1996-12-23 | 1999-09-27 | Asota Gmbh | Zweischichtiges nadelvlies |
-
1988
- 1988-01-27 JP JP1468388A patent/JP2635072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01190873A (ja) | 1989-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |