JP2632884B2 - 投影テレビジョン装置・投影テレビジョン表示管及びその製造方法 - Google Patents

投影テレビジョン装置・投影テレビジョン表示管及びその製造方法

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JP2632884B2 JP62311119A JP31111987A JP2632884B2 JP 2632884 B2 JP2632884 B2 JP 2632884B2 JP 62311119 A JP62311119 A JP 62311119A JP 31111987 A JP31111987 A JP 31111987A JP 2632884 B2 JP2632884 B2 JP 2632884B2
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は彎曲した表面プレート(フェースプレート)
を有する投影テレビジョン表示管を含み、その1つまた
はそれ以上の管の関連する表面プレートの内面に干渉フ
ィルタを配置するよう形成した投影テレビジョン装置に
関するものである。
さらに本発明はかかる投影テレビジョン装置用の表示
管及びその製造方法に関する。
(従来の技術と問題点) 現存の投影テレビジョン装置は、投影スクリーン上の
輝度は中程度であり、橙色および赤色スペクトルライン
の寄与が大きすぎることから、Tb活性化緑色蛍光体を共
通に使用しているため色度が不充分であり、また、特に
共用されている緑色(Tb活性化)および青色(ZnSiAg)
蛍光体に対して、レンズの色収差による投影スクリーン
上の解像度にロスがあり、さらにコントラストも中程度
のものであると考えられている。
これらの問題点を軽減するため、例えば、ヨーロッパ
特許第01740320(特願昭60-156158号、特開昭61-39349
号)においては、蛍光層とカラー表面プエートとの間に
干渉フィルタを配置することが提案されている。これら
の干渉フィルタは所望の波長の光を前方および前に近い
方向に伝送する。表面プレートの垂線に対し90°までの
より大きい角度においては、干渉フィルタはこの波長の
光を反射させる。この光は蛍光層内で再散乱され、表面
プレートの垂線に対し小さい角度で管を離れる機会を有
し、前に近い方向における輝度の相対的増加をもたら
す。また、より小さい波長では、フィルタはより大きい
角度まで光を伝送するので、前方向の輝度の相対的利得
は少なくなるが、より長い波長では、フィルタはより小
さい角まで光を伝送し、もしくは前方向への光を阻止し
さえする。フィルタは色選択的に作動するので、色度は
改善され、投影レンズによる色収差は少なくなる。
長い焦点距離レンズでは、すなわち、例えば5インチ
(125mm)対角線走査領域に対して130mm、7インチ(17
5mm)対角線走査領域に対して180mmのように焦点距離が
表面プレート上の走査蛍光領域の対角線より大きい場合
には、レンズの入口瞳孔は蛍光層から比較的離れた所に
位置し、したがって、レンズの受入れ角は表面プレート
の隅の部分でも比較的小である。しかし、近接後部プロ
ジェクタを使用する場合は、キャビネットの寸法を受入
れ可能に保持するため、より小さい焦点距離レンズ(管
の表面プレートの対角線の1/2程度までの焦点距離)を
使用する傾向がある。これらのレンズの入口瞳孔は表面
プレートにより近くなる結果、表面プレートの隅の部分
からの光に対するレンズ受入れ角の増加を招来する。長
い焦点距離レンズを有する前述したと同じ型式の干渉フ
ィルタを使用するときは、次のような現象が起こる。
a)干渉フィルタはこれらの大きい角において所望の波
長の光を反射するため、投影スクリーンの中心から隅の
部分に進む許容できない程度の輝度の低下をきたす。こ
の輝度の低下は表面プレートの垂線に対する主光線の傾
斜およびレンズ素子によるビネット(vignetting)によ
る通常の低下の最高に達する。
b)フィルタが色選択的に作動することによる投影スク
リーン上でのカラーシフト。短い波長(青色)へのシフ
トがスクリーン上の中心部から隅の部分において起こ
る。
これらの問題を軽減する1つの方法は、大きな角度ま
で光を伝送する干渉フィルタを使用することであるが、
この場合には、輝度の増加がより小となり、依然として
カラーシフトが生ずる。英国特許第8513558号(特願昭6
1-121358号、特開昭61-273837号)には干渉フィルタお
よび彎曲表面プレートを具えた投影TV管を使用すること
が提案されている。この方法においては、レンズ受入れ
角を整合させるため、表面プレートの垂線に対する角の
傾斜が大きすぎる。実用される表面プレートの最小曲率
半径は表面プレート上の走査経口領域の対角線の約2.5
倍ないし3倍であることが期待されている。より小さい
半径においては、電子ビームの動的集束、フィルタデポ
ジション、蛍光層デポジション、画像ひずみによる電子
ビーム偏向の補正などの問題が生ずる。これは、小さい
焦点距離レンズ(表面プレート上の走査蛍光領域の対角
線の0.75倍より小さい)の場合は、装置を所望の小さい
キャビネットサイズ内に実現することは可能であるが、
依然としてレンズの大きすぎる受入れ角に起因する問題
が起こることを意味する。
(発明の目的) 表面プレート領域にわたってほぼ一定の厚さの絶縁層
を有する干渉フィルタをデポジットさせた彎曲表面プレ
ートを具えた表示管とともに短い焦点距離レンズを用い
て得られる輝度および色度利得の試験の結果、比較的小
さいしゃ断角を有するフィルタに対する中心部における
利得(ゲイン)は比較的大きいしゃ断角を有するフィル
タの場合よりも大であるが、隅の部分においてはその状
況はほぼ逆となることが分かっている。スクリーンの隅
の部分からの、光出力は中心部からの光出力に比し値を
とることは必然的であるが、それらの間の差は少なくす
ることが望ましい。
(目的達成のための手段) 外匣部の内部からその内面を見たとき凸面形状を呈す
る光学的に透明な表面プレートと、前記表面プレートの
内面に配置したカソードルミネセント蛍光スクリーン
と、前記蛍光スクリーンと表面プレート間に配置した多
層干渉フィルタを有するエンベロープを含む本発明投影
テレビジョン表示管においては、該フィルタは各々その
中心部において光学的厚さn×d(ただし、nは層を形
成する物質の屈折率、dは厚さ)を有する少なくとも6
つの層を含み、前記フィルタの個々の層の光学的厚さを
0.2λfないし0.3λfとし、平均の光学的厚さを0.25λf
(ただし、λfはp×λに等しく、λは発光物質により
放射されるスペクトラムから選択された所望の中心波
長、またPは1.18ないし1.32間の数)とするとともに、
各フィルタ層の光学的厚さを隅の部分において中心部よ
り大きくしたこと、すなわち、これらフィルタのしゃ断
角、すなわち、フィルタ伝送が50%に減少する入射光の
角度を中心部におけるよりも隅の部分において大となる
ようにしたことを特徴とする。
それぞれ異なるカラーで発光するカソードルミネセン
ト蛍光スクリーンを有する3つの投影テレビジョン表示
管と、各表示管に関連する集束レンズ手段と、その上に
表示管スクリーン上の画像を合成してマルチカラー画像
を形成させる観視スクリーンとを含み、前記各管は外匣
部の内側から見たとき凸面形状を呈する表面プレートを
有し、少なくとも1つの表示管の蛍光スクリーンと表面
プレートとの間に多層干渉フィルタを配置するよう形成
した本発明投影テレビジョン装置においては、該フィル
タは各々その中心部において光学的厚さn×d(ただ
し、nは層を形成する物質の屈折率、dは厚さ)を有す
る少なくとも6つの層を含み、前記フィルタの個々の層
の光学的厚さを0.2λfないし0.3λfとし、平均の光学的
厚さを0.25λf(ただし、λfはpxλに等しく、λは発光
物質により放射されるスペクトラムから選択された所望
の中心波長、またPは1.18ないし1.32間の数)とすると
ともに、各フィルタ層の光学的厚さを隅の部分において
中心部より大きくしたこと、すなわち、これらフィルタ
のしゃ断角、すなわち、フィルタ伝送が50%に減少する
入射光の角度を中心部におけるよりも隅の部分において
大となるようにしたことを特徴とする。
しゃ断角を変えるための便利な方法は、フィルタ層が
中心部より隅の部分で厚くなるようフィルタ層の厚さを
変えることである。
厚さの変化はP及びλfの比例的変化を生ずる連続す
る各層に対してもほぼ同じにすることが望ましい。ま
た、厚さの変化、したがってP及びλfの変化は中心部
から隅の部分に向かって漸次増加させるようにすること
が望ましい。
本発明の一実施例においては、表面プレートの内面を
ほぼ球面状としている。また、本発明の他の実施例にお
いては、表面プレートの内面を非球面状とし、中心部お
よび中心に近い部分における彎曲度を中心部から離れた
部分における彎曲度より大きくするか小さくするように
している。また、彎曲度は表面プレートのある部分にお
いてゼロ(曲率半径が無限大)とすることもできる。
凸面状表面プレートが短い方のY軸と長い方のY軸を
有する矩形状プロフィルを有する場合は、Y軸の端部
(Ymax)における層の厚さを中心部におけるそれより小
さくすることは、X軸の端部(Xmax)および対角線コー
ナーにおける層の厚さが中心部におけるそれより大であ
る限り許容されうることである。
本発明の他の実施例においては、中心部における層の
厚さに対する各層の厚さの変化は、短い方のY軸の端部
(Ymax)における厚さを中心部のそれより小とし、長い
方のX軸の端部(Xmax)および対角線の端部における層
の厚さを中心部のそれより大とするとともに対角線の端
部における、層の厚さをXmaxにおけるそれより小となる
よう形成している。
しゃ段角を変化させる他の法王は、表面プレートの中
心部と隅の部分との間の各層の屈折率を僅かに変化さ
せ、実際の層を厚さを一定に保持することである。この
ようにするときは、層の光学的厚さが屈折率の変化によ
り変わるという正味の結果が得られるが、実際には層の
屈折率の変化を実現することは層の厚さを変えることよ
りさらに難しいことである。
しゃ段角を変える他の方法は、中心部と縁部との間に
おいて各層の実際の厚さを変えるとともに、中心部と隅
の部分との間において屈折率を僅かに変化させることで
ある。これら2つの方法はともに光学的厚さにおける所
望の変化を生ずる。この後者の方法は屈折率のみを変え
る前記の方法よりさらに実際的である。例えば、遊星
(プラネトリ)形の蒸着装置における傾斜蒸着は表面プ
レート領域にわたっての屈折率の僅かな変化を与えるこ
とができる。
本発明の実施例においては干渉フィルタは少なくとも
6つの層を具えるようにしているが、これは多数の層を
もたせることにより、改善可能な限界利得を与えるにす
ぎない。9つの層を有するフィルタは6つの層を有する
フィルタより顕著に良好な性能を有し、例えば、14ない
し30層のような13より多い層を有する干渉フィルタによ
りさらに良好な性能さえ得られる。
各層の厚さを隅の部分において中心部より大とするよ
うな手法で、ほぼ矩形状表面プレートの凸面に多層干渉
フィルタを生成する本発明による投影テレビジョン表示
管の製造方法においては、回動可能なキャロット上に表
面プレートを装着し、電子ビーム蒸着を用いて表面プレ
ートの凸面の垂線に対して±15°より小さい角度で蒸着
を行い、キャロットを回転させて選択的マスキングによ
り表面プレート上の蒸着物質のデポジション(析出)を
変化させ、かくして中心部においてX=0の増加率Xで
層の厚さを増加させるステップを含むことを特徴とす
る。
このように、厚みの変化は表面プレートを蒸発源に対
し回転させる際、表面プレートの凸状面の所定領域、特
に中心領域を断続的にマスクすることにより得ることが
できる。
各層の厚さを隅の部分において中心部より大とするよ
うな手法でほぼ矩形状表面プレートの凸面に多層干渉フ
ィルタを生成する本発明方法の他の実施例においては、
電子銃から表面プレートまでの距離を表面プレートの隣
接コーナーまでの距離より大きくするようにして表面プ
レートをほぼ連続的に揺動させながら、その凸面上にフ
ィルタ物質を斜めに蒸着させるステップを含むことを特
徴とする。
上記の揺動(ロッキング)運動は、電子ビーム蒸発源
に対してほぼ遊星(プラネトリ)状に表面プレートを回
転させることにより、表面プレートに伝達することがで
きる。
冷光放物ミラーの凹面上に高屈折率層と低屈折率層の
交互の層により形成した多層干渉層を真空蒸着すること
については既知である。英国特許第1088629号において
は回転ミラー上へのフィルタ物質の真空蒸着をほぼ垂直
方向において行うようにしている。また、英国特許第11
99006号においては、中心部におけるよりも縁部におい
て、より大きい層の厚みを得るため、プラネタリ(遊
星)状に回転するミラー上に蒸着物質を斜めに蒸着させ
る方法に関し記載されているが、これらの特許のいずれ
も凸面上に種々の厚さのフィルタ層を蒸着する方法につ
いては言及していない。
(実施例) 以下図面により本発明を説明する。
添付図面において、同一構成素子に関しては同一符号
数字を用いて表示してある。
第1図に示す投影テレビジョン装置は、その前壁の上
部に取付けた新規スクリーン12を具えたキャビネット10
を含む。前記キャビネット10の下部には3つの投影テレ
ビジョン管14を隣接して配置する。第1図においては1
つの管のみを図示してある。管14の陰極冷光(カソード
ルミネセント)蛍光体はそれぞれ赤、緑および青の光を
放射する。各管により生成される光は短い焦点距離のレ
ンズ配置16によりスクリーン12上に集束させる。すなわ
ち、レンズ16よりの光は傾斜ミラー18によりスクリーン
12上に反射されるようにする。3つの管14の長さの方向
の軸は相互に傾斜させ、各管よりの投影画像がスクリー
ン12で合成されて、カラー画像を形成するようにする。
各管14は彎曲した表面プレート(フェースプレート)
20、コーン部22およびネック部24により形成される外匣
部(エンベロープ)を含む。前記表面プレート20は正面
から見たとき、隅の丸まったほぼ矩形状を呈し、例え
ば、通例の4ユニット幅3ユニット高のテレビジョン画
像もしくは、5または5.33ユニット幅3ユニット高の高
精細度テレビジョン画像を表示しうるようなプロポーシ
ョンをもたせる。また、前記表面プレート20の内面は、
例えば、350mmの曲率半径rcをもった球状凸面体によう
な凸状体とする。
外匣部の中には、電子銃28を装着し、前記電子銃26か
ら電子ビーム28を生成し、ネック部24からコーン部22へ
転移する場所で外匣部の外側に取付けた電磁偏向ヨーク
32の制御のもとで、該電子ビーム28により表面プレート
20の内側に配置した蛍光スクリーン30を走査するように
する。電子銃26への電気的接続はネック部に密閉状に封
止したエンドキャップ36に取付けたピン34を介して行
う。また、表面プレート20の外面の近傍には負レンズ
(ネガティブレンズ)38を設ける。前記レンズ38はフィ
ールド補正器(フィールドコネクタ)として機能し、球
形面または非球形面を有する。レンズは固体状とする
か、その一部を液体状とし、接触媒体または冷却媒体を
形成させるを可とする。前記レンズは表面プレートに付
随するものであるが、これらは実際上はレンズ16の一部
を形成する。
投影レンズ配置16(第1図)はオプションとして非球
形レンズ素子を含むことができる。
第1図示投影テレビジョン装置はコンパクトな構造を
有する。すなわち、レンズ配置16は焦点距離f、表面プ
レートの曲率半径rcおよび走査蛍光体領域の対角線また
は直径Dは次の関係:f+ 10000/rc<Dを有する。ただし、f,rcおよびDの値はミ
リメートルによる値である。
第2図は3つの直交的に配置した投影テレビジョン管
14R,14Gおよび14Bの彎曲表面プレートならびにこれら3
つの管により光が非球面状レンズ配置16を介して結合さ
れ、投影される状況を示す。光を結合させるには、青色
管14Bの光線は軸40に対し45°傾斜させたダイクロイッ
クミラー39により反射されるようにし、赤色管14Rの光
線は、同じように軸40に対し45°傾斜させたダイクロイ
ックミラー41により反射されるようにし、また緑色管14
Gの光線は青色および赤色反射ミラー39および41を通過
させるようにする。このようにして結合された光線は非
球面状レンズ配置16により投写スクリーン12(図示を省
略)上に投影され、前記スクリーン上にカラー画像が形
成される。管14Bおよび14Rの光軸42および43は一致し、
管14Gの光軸と同一平面にある。光軸40は軸42および43
に垂直であり、また装置の主光軸をも構成する。第3図
は管14(第1図)および14B,14G,14R(第2図)の表面
プレート構造の一部の比例スケールによらない断面図で
ある。前記構造はその内面上に多層干渉フィルタ46を具
えた表面プレート20を含む。前記フィルタ46には1つの
層としてカソードルミネセント蛍光スクリーン30を設
け、また蛍光層には、しばしばアルミニウムバッキング
(aluminium backing)と呼ばれるアルミニウム薄膜48
を設ける。
干渉フィルタ46の一般的構造および光学的特性に関し
ては、例えば、前記ヨーロッパ特許第0170320号および
英国特許第8513558号に記載されており公知であるが、
従来の形式の干渉フィルタにおいては、各フィルタ層の
厚さは隣接層の厚さが変わってもその全領域にわたりほ
ぼ一定である。本発明ディスプレイ管の一実施例の場
合、各フィルタ層の光学的厚み、したがって、Pおよび
λfの値および実際の厚さは中心部における厚さより隅
の部分で1%ないし6%程度大きくなるようにしてい
る。
干渉フィルタ46は少なくとも6つの層、標準的には、
14ないし30の間の例えば、20の層により形成する。交互
の各層は高(H)屈折率(n)を有する物質および低
(L)屈折率を有する物質により形成する。高屈折率物
質はTiO2(n=2.35)、Ta2O5(n=2.0)またはNb2O5
(n=2.15)により形成することができ、低屈折率物質
はSiO2(n=1.47)またはMgF2(n=1.38)により形成
することができる。光学的厚さ(n×d)(ただし、d
は実際の厚さ)は0.2λfないし0.3λfの間、標準的には
0.23λfないし0.27λf(ただし、λfはフィルタ46の中
心波長)である。λfはP×λに等しい。ここで、λは
カソードルミネセント蛍光物質により放射されるスペク
トラムから選定された所望の中心波長、またPは1.18な
いし1.36間の数である。層の平均の光学的厚さは0.25λ
fである。周波数スケール1/λfでは光の垂直入射の場合
の反射バンドの中心に対応する。フィルタ46は0.125λf
のオーダーの厚みを有する低屈折率終端層L′を有する
を可とする。
第4図はフィルタ46の作動を示す。フィルタ46は小角
(スモールアングル)通過フィルタとして作動する。す
なわち、垂線に対して約35°までの角度で入射する光は
フィルタ46により伝達されるが、それより大きい角度で
入射する光は蛍光面内で内部的に反射される。この光が
再びフィルタ46上に入射する場合は、許容される角度の
範囲内で入射した際、その光は伝達される。かくして、
フィルタ46は投影スクリーン12上の輝度の正の利得を与
える。干渉フィルタ46の他の特性は、光の入射角が大き
くなるにしたがって通過帯域特性が低い波長に偏移する
ということである。これらの特性はいずれもテルビウム
活性化緑色蛍光物質のスペクトラムを示す第5図に表示
されている。蛍光特性5Aはフィルタがない場合の状況を
示すもので、この特性スペクトラムは放射角にほとんど
無関係である。放射される緑色光の純度は、波長スペク
トラムの赤色部分および青色部分における光の存在によ
り影響を受ける。特性5B,5C,5Dおよび5Eは蛍光層により
放射され、それぞれフィルタへの垂線に対して0°,15
°,30°および45°でフィルタに入射する光に及ぼす干
渉フィルタの存在効果を示す。かくして、特性5Aないし
5Eを比較することにより、フィルタ46の存在による利得
の増加およびスペクトラムの純度の向上を確認すること
ができる。カラー純度の向上は投影スクリーン上への画
像投影の際の色収差をかなり減少させるのに役立つ。
Pおよびλfに対して異なる値を選定することを含む
フィルタ層の異なる光学的厚みは、いわゆるフィルタし
ゃ断角(カットオフアングル)を変化させる。前記フィ
ルタしゃ断角はフィルタ伝送が50%に減少する入射光の
角度をいう。これらの変化の効果を第6図に示す。第6
図は中心(rs=0)から外部対角線コーナー(rs=0.57
mm)に至る投影スクリーン12上の輝度(E)分布を示
す。ただし、この場合、レンズの焦点距離f=90mm、NA
(ニューメリカルアパーチャ)=0.450で、ディスプレ
イ管表面プレートの走査蛍光領域は125mmの対角線を有
し、表面プレート20の内部球形面の曲率半径(rc)は35
0mmとする。第6図において、干渉フィルタを使用しな
い場合に生成される輝度は丸印で表示し、光出力は中
心、rs=0において単位輝度をとるものとする。他の5
つの曲線は、それぞれ1.228,1.244,1.263,1.279および
1.298のPの値を有し、27°,32°,37°,41°および46°
の対応するしゃ断角(ただし、フィルタ伝達係数(フィ
ルタトランスミッタンス)は50%)を有するTiO2/SiO2
モディファイド4分の1波長20層干渉フィルタに関する
ものである。主波長、λ=544mmを有する緑色のTbライ
ンの場合、関連のλfの値(=P×λ)は668,677,687,6
96および706mmである。これらの曲線を比較すると、し
ゃ断角が小さくなるにしたがって中心部における利得は
大となるが、隅の部分ではより大きいしゃ断角フィルタ
間の全体的一様性をもたせているにも拘らず、ほぼ逆の
状態となる。
同じ寸法の観視スクリーン上に投影するため、同一寸
法のディスプレイ管とともに、より短い焦点距離のレン
ズを使用した場合は、ディスプレイ管からレンズ入口瞳
孔までの長さおよびレンズ出口瞳孔から観視スクリーン
までの長さはいずれも小となり、したがって、さらにコ
ンパクトなキャビネットの出現を招来する。また、ディ
スプレイ管の表面プレートからレンズ入口瞳孔までの長
さを減らすことはレンズの受入れ角(アクセプタンスア
ングル)の傾斜の増大をもたらす。したがって、干渉フ
ィルタの角度のカットオフは蛍光層の中心を外れた部分
から集められる光をさらにきびしく制限して、隅の部分
における利得の低下をきたし、さらに緑色のテルビウム
活性化蛍光体の場合にはスペクトルの青色部分へ向かっ
てカラーシフトを生ずる。
より短い焦点距離レンズ(f=78mm)の場合の特性曲
線は第7図に示すとおりで、図は第6図の場合と同じフ
ィルタを使用したとき、投影スクリーン上の隅の部分の
輝度が減少することを示している。この場合、最小のし
ゃ断角を有するフィルタ(λf=668mm)は中心部で最大
の利得を有し、隅の部分で最小の利得(これは短い焦点
距離のレンズの場合さらに顕著となる)を呈するという
特性は保持される。最大のしゃ断角を有するフィルタ
(λf=706mm)は中心部における輝度を犠牲にして許容
可能な隅の部分の明るさを得ることを可能にする。
本発明によるテレビジョン表示管は、中心部からの距
離が増加するにしたがってフィルタしゃ断角が円滑に変
化し、中心部より隅の部分でのしゃ断角が大きいような
投影ディスプレイ管を与えることができる。これは、フ
ィルタ層の光学的厚さを中心部におけるより隅の部分で
大きくすることにより可能となる。フィルタ層の光学的
厚みのパーセンテージ変化は関連のしゃ断角の変化に導
くすべてのフィルタ層に対してほぼ同じにする必要があ
る。フィルタは中心部におけるしゃ断角を隅の部分のそ
れより3°ないし16°小さくすることにより最適化する
ことができ、これは中心部から隅の部分への約1%ない
し5%の厚みの増加に対応する。
フィルタ層の光学的厚みの変化は種々の方法で達成す
ることができる。第1に、各フィルタ層の実際の厚さを
表面プレートの中心部より隅の部分の方が大となるよう
変化させ、フィルタ層物質の屈折率は一定にしておくこ
とである。また、第2に層の厚みと層形成物質の屈折率
の双方を変えることである。
第8図において、実線は対角線125mmの表面プレート
および曲率半径350mmの球形状彎曲スクリーンならびにN
A=0.450、焦点距離90mmのレンズを含む装置について、
中心部から径方向距離にわたってプロットした投影スク
リーンの輝度Eを示す。輝度Eは中心部rs=0において
フィルタしゃ断角32°(λf=677mm)に対応する高値お
よびフィルタしゃ断角46°(λf=706mm)に対応する高
いコーナー輝度を有する。これに対して、丸印をつない
だ下の方の曲線は干渉フィルタを使用しない場合の輝度
を示す。
表面プレート20の曲率半径(rc)を約350mmから約200
mmに減少させることにより、コーナー輝度を改善するこ
とは可能である。しかし、曲率半径を減少させること
は、フィルタ層の蒸着蛍光物質の沈澱、投影テレビジョ
ン陰極線管内における電子ビームのさらに顕著な焦点は
ずれ、尖鋭な画像を得るための動的補正の必要性および
ラスタひずみなどの問題を生ずる。
凸面状に彎曲した表面プレートの隅の部分に向かって
層の厚さを増加させることを含むフィルタの蒸着は、凹
面状基板または平坦基板上に均一な厚みの層を蒸着する
のに使用する従来技術を超える技術の開発を促進させ
た。
第9図は中心部から隅の部分へのフィルタの厚さの円
滑な増加を実現しうる蒸着方法の1つを示す図である。
この蒸着方法の本質は、彎曲表面プレート20の内面上に
フィルタ層物質を斜め方向に蒸着させることにある。表
面プレート20は、対の蒸着源50に対して表面プレートの
最寄りの縁部までの距離hが表面プレートの中心までの
距離h′より実質的に小となるよう配置する。このよう
にするときは、表面プレートの中心部に蒸着される物質
は縁部におけるそれより少量となる。したがって、その
軸52のまわりに表面プレートを回転させることにより、
表面プレートの隅に近い所で厚いフィルタ層をもったプ
レートの全領域にわたる円対称析出(デポジション)を
得ることができる。これは、フィルタ物質の析出はcos
α/h2に比例し、回転中に平均されてcosα′/h′2より
高い値を生ずることによる。
この技術を実現しうる方法を第10図に示す。既知のプ
ラネタリ形(遊星形)蒸着装置においては、その上に層
を蒸着しようとする基板を真空チエンバー54の内部に回
動可能に取付けたキャロット56に装着する。第9図に関
して前述した技術により、種々の厚さの層を蒸着させる
ため、キャロット56は、各々それ自体の軸のまわりを回
転しうるよう形成した複数のターンテーブル58を有する
よう構成する。表面プレート20は関連のターンテーブル
58上に凸面を下側にして配置し、蒸発源50は蒸発源から
蒸発する物質が回転基板上に斜めにあたるよう軸方向か
ら外れて位置させるようにする。キャロット56の回転に
対してプラネタリ回転をするターンテーブル58を使用す
ることにより真空チャンバー54の任意の1回のポンプダ
ウンの間に複数の表面プレートを一括して処理すること
が可能となる。
この方法の欠点は、分離したターンテーブル58をもた
ない装置に比し、プラネタリ装置の構造が複雑であるこ
と、ターンテーブル58を設けたことにより、処理可能な
1つのバッチ内の表面プレートの数がターンテーブルの
ないキャロットを用いて処理しうる数の約50%ないし60
%に減るということである。また、斜め方向の蒸着の結
果、基板上にほぼ垂直に層を蒸着する場合に比し、稠密
さの低下をきたすのみでなく、後で焼きなました際、ひ
び割れ現象を起こしかねないような多孔質の層を生ずる
可能性がある。
上述の問題点を回避し、しかも表面プレートの中心部
と隅の部分との間の層の厚みに許容可能な変化を与える
さらに簡単な方法は、表面プレートが3:4,3:5または9:1
6のようなアスペクト非(縦横比)を有する矩形で、円
対称ではないという事実を使用することである。第11図
において、表面プレート20の中心部をマスキングメンバ
ー62を用いて図示のように断続的に被覆した場合は、表
面プレートの周辺領域はより連続的に曝らされ、したが
って、そこには中心部より多くの蒸着物質がデポジット
(堆積)される。
第12図はこの方法を適用した装置を示す。図において
真空チャンバ54内の回動可能キャロット56は、隅を丸め
た形を可とする複数のほぼ矩形状の表面プレートに対す
る支持部を形成する。キャロット56は、表面プレートの
長い方のX軸がキャロットの頂部から伸長する仮想放射
状ラインに沿うような方向に配置したほぼ矩形状の開口
部を有する。この開口部は、普通サイズの蒸着装置の場
合は2リング開口部とし、それより大きいサイズの蒸着
装置の場合は、充分な数の表面プレートを収容しうるよ
う3リング開口部を設けることが望ましい。作動に際
し、キャロット56はその軸のまわりを回転する。蒸発層
50は、蒸発粒子が表面プレート面への垂線に対し例えば
15°以下のような充分小さい角度または表面プレートに
垂直に入射し、表面プレート面上に稠密層の連続が形成
されるよう、キャロット56の下側の下部に配置する。ま
た、凸面状に彎曲した表面プレート20上への蒸着による
厚さの変化を修正するため、蒸発源50とキャロット56の
下側との間には、非回動可能に取付けた、放射方向に伸
長するマスキングメンバー62を配置する。マスキングメ
ンバー62の正確な形状は、所望の厚さの変化および蒸着
フィルタ物質の既知の角度分布にもとづき、また一部実
験的に決定される。この場合、蒸着物質の非均一な角度
分布を同時に補正し、かつ各フィルタに対して所望の厚
さの変化を与えるような1つのマスキングメンバーを使
用するか、均一でない角度分布を補正するための1つと
厚さの変化を与えるための1つの2つのマスキングメン
バーを使用するかの選択を行うことができる。
通常のマスクされていない凸形表面プレート上への垂
直蒸着によるときは、隅の部分に行くにしたがって、厚
みの減少が存在する。この変化はマスクの隅の部分にお
いてしゃ断角の増加を生じさせようとする要望に対し逆
行するものである。
350mmの曲率半径、X方向の長さ100mm、Y方向の幅75
mmを有する球面状に彎曲した内面を有する表面プレート
の中心から(下方に)850mmの所に蒸発源50を配置する
ものとした場合は、層の厚さは次の関係式を用いて計算
することができる。
ここで、角αは面の曲がり角と蒸発源(電子銃)および
表面プレート上の関連の点間の角との和である。この後
者の角度は中心部に対してはゼロである。上述のマスク
の場合で、X軸とY軸が中心で交差するものとしたとき
は、マスクされない表面プレートの場合、中心部に対し
次の厚さの変化が計算される。
Y軸の端部(Ymax) 1.8%薄い X軸の端部(Xmax) 3.2%薄い コーナー(対角線の端部) 5.0%薄い 表面プレートの中心領域に例示のようなマスキングを用
いた場合は、次のような変化が得られる。ただし、中心
部における相対的厚さを基準とする。
Y軸の端部(Ymax)変化なし 1.8%薄い X軸の端部(Xmax)厚さで7%増加 正味3.8%厚い コーナー(対角線の端部) 厚さで7%増加 正味
2%厚い これらの厚さにある程度の許容範囲が可能であるが、
その許容偏差の量および中心部に対する薄い範囲/厚い
範囲は中心部への距離により異なる。例示のついでに、
中心部においては、許容偏差(トレランス)は±1%、
Ymaxにおいてはトレランスマージンは中心部に対し−2
%ないし+2%大とすることができ、Xmaxにおいては許
容範囲は+1%ないし+4.5%、またコーナーにおける
対角線の端部では許容範囲は+1%ないし+6%であ
る。誤解を避けるため、厚さの許容偏差は中心部におけ
る公称の厚さに関するもので、+1%ないし+6%のト
レランス指数は、隅の部分の厚さが中心部より少なくと
も1%厚くなければならず、中心部より6%を超えて大
きくなってはならないことを意味する。もし、許容範囲
から逸脱した場合は、得られるしゃ断角は小角度の光と
広角度の光の利得(ゲイン)に対する寄与の間に不均衡
をもたらす可能性がある。一般に、中心部から離れるに
したがって小角度(0°に近い角度)の光からの利得に
対する寄与は小となり、広角度(35°ないし50°に近い
角度)の光からのゲインに対する寄与は大となり、この
逆もまた成立する。
表面プレート20の凸面状内面の形状は、必要に応じて
球面状よりむしろ非球面状とするを可とする。本発明の
一実施例においては、非球形面は表面プレートの中心の
近くで大きい彎曲度すなわち小さい曲率半径を有し、中
心部から離れた所、特にコーナー部分の近傍では小さい
彎曲度もしくはほぼ零に近い彎曲度を有する。フィルタ
層の中心部における厚さに対する厚さの変化は、Y軸の
端部(Ymax)における厚さを中心部の厚さより小さく、
X軸の端部(Xmax)における厚さおよび対角線の端部に
おける厚さを、中心部のそれより大きくなるようにす
る。また、対角線の端部における層の厚さはXmaxにおけ
る厚さより小さくし、中心部におけるそれより大きくす
る。非球形状表面プレートの一実施例においては、中心
部に近い所の彎曲度は350mm(曲率半径)に等しいか、
それに近い値として、中心部から離れるにしたがって増
加し(または彎曲度が小さくなり)、隅の部分における
曲率半径500mmないし無限大(平坦)で終わるようにし
ている。また、フィルタ層のデポジション(析出)の見
地から、約3インチ(75mm)×4インチ(100mm)走査
蛍光領域を有する投影テレビジョン管用の非球形状表面
プレートの実施例は、例えば、350mmのような300mmない
し400mmの曲率半径を有する球形状彎曲中心部を有し、
次に表面プレートの中心から35mmないし45mm伸長し、そ
の後の残りの領域はほぼ無限大の曲率半径を有するよう
な形状とし、転移点における表面プレートの彎曲部分へ
の接線を用いることによりなんらの不連続性なしにこれ
を実現するようにしている。
光学的見地から利点を有する他の形状の非球形状表面
プレートは大きい曲率半径を有する中心領域と小さい曲
率半径を有する外側領域を含む。
所定のしゃ断角の変化を有する干渉フィルタは一定の
しゃ断角を奏するフィルタに比し、短い焦点距離(表面
プレートの走査蛍光領域の対角線の0.5ないし0.75倍)
のレンズとともに使用したとき優れた光学的特性を有す
ることが分かっている。また、ほぼ垂直蒸着方法を用い
てフィルタを生成できるということにより、層は稠密
で、有孔性が小であり、管の処理後にほとんどまたは全
然ひび割れが生じないことを意味する。
以上、テレビウム活性化緑色蛍光体に関して記述した
が、本発明は既知の投影カラーテレビジョン管において
使用するに適する他の緑色蛍光体ならびに既知の青色お
よび赤色蛍光体を使用することができる。
フィルタの厚さを径対称的にXおよびYの双方向で増
加させた場合は、全投影スクリーンにわたってカラー変
化はほとんど起こらない。前述の本発明実施例の場合の
ように、フィルタの厚さがX方向にのみ増加した場合
は、厚さの変化はX方向すなわちラインに沿ってのカラ
ー補正をほとんど必要としないよう選定することができ
る。また、結果として得られるY方向に沿ってのカラー
変化は受入れ可能であるか、あるいは1つまたはそれ以
上の赤色、緑色および青色投影テレビジョン陰極線管に
おいて電子ビーム電流の低周波電子的調整により補正可
能とすることができ、例えば、フィールド周波数におけ
る放物補正を使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明投影テレビジョン装置の1つの形式の実
施例を示す図、 第2図は3つの直交配置投影テレビジョン管を有し、前
記管よりの光出力をダイクロイックミラーにより合成す
るようにした本発明投影テレビジョン装置の他の形式の
実施例の一部を示す図、 第3図は表面プレートおよびスクリーン構造を示す断面
図、 第4図は多層干渉フィルタの作動を説明するための表面
プレートおよびスクリーン構造の拡大図、 第5図はテルビュウム活性化蛍光体のスペクトル特性上
に干渉フィルタの効果を示す図、 第6図および第7図は異なる焦点距離レンズにより干渉
フィルタにより得られるスクリーン輝度の利得を示す
図、 第8図はフィルタ層を横切るしゃ断角を変えることによ
り得られる改良利得曲線を示す図、 第9図はフィルタ層の厚み、したがって、しゃ断角を変
化させうる方法を示す図、 第10図は第9図に関し記述した方法を実現する装置の実
施例を示す図、 第11図はフィルタ層の厚み、したがってしゃ断角を変化
させうる他の方法の原理を示す図、 第12図は第11図に関し記述した方法を実現する装置を示
す図である。 10…キャビネット 12…観視スクリーン 14,14G,14B,14R…投影テレビジョン管 16…投影レンズ装置 18…傾斜ミラー 20…表面プレート(フェースプレート) 22…コーン部 24…ネック部 26…電子銃 28…電子ビーム 30…蛍光スクリーン(カソードルミネセントスクリー
ン) 32…電磁偏向ヨーク 34…ピン 36…エンドキャップ 38…負レンズ(ネガティブレンズ) 39,41…ダイクロイックミラー 40,42,43…光軸 46…干渉フィルタ 48…アルミニウム薄膜 50…蒸発源 52…軸 54…真空チエンバー 56…キャロット 58…ターンテーブル 62…マスキングメンバー
フロントページの続き (72)発明者 ジョン・アルフレッド・クラルケ イギリス国サリー カルスハルトン サ リスベリーロード27 (56)参考文献 特開 昭61−273837(JP,A) 特開 昭62−283535(JP,A)

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なるカラーで発光するカソード
    ルミネセント蛍光スクリーンを有する3つの投影テレビ
    ジョン表示管と、各表示管に関連する集束レンズ手段
    と、その上に表示管スクリーン上の画像を合成してマル
    チカラー画像を形成させる観視スクリーンとを含み、前
    記各管は外匣部の内側から見たとき凸面形状を呈する表
    面プレートを有し、少なくとも1つの表示管の蛍光スク
    リーンと表面プレートとの間に多層干渉フィルタを配置
    するよう形成した投影テレビジョン装置において、 該フィルタは各々その中心部において光学的厚さn×d
    (ただし、nは層を形成する物質の屈折率、dは厚さ)
    を有する少なくとも6つの層を含み、 前記フィルタの個々の層の光学的厚さを0.2λfないし0.
    fとし、平均の光学的厚さを0.25λf(ただし、λf
    pxλに等しく、λは発光物質により放射されるスペクト
    ラムから選択された所望の中心波長、またPは1.18ない
    し1.32間の数)とするとともに、 各フィルタ層の光学的厚さを隅の部分において中心部よ
    り大きくしたこと、すなわち、これらフィルタのしゃ断
    角、すなわち、フィルタ伝送が50%に減少する入射光の
    角度を中心部におけるよりも隅の部分において大となる
    ようにしたことを特徴とする投影テレビジョン装置。
  2. 【請求項2】集束レンズ手段の焦点距離を100mmより小
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装
    置。
  3. 【請求項3】各フィルタ層の光学的厚さを中心部から隅
    の部分に向かって進行的に漸次増加させるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】各フィルタ層の厚さdを中心部におけるよ
    りも隅の部分において大きくなるようにし、各層の物質
    の屈折率をほぼ一定としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第2項または第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】各フィルタ層の厚さdを中心部におけるよ
    り隅の部分で大となるようにし、各層の中心部における
    物質の屈折率を隅の部分のそれと僅かに異なる値とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】該凸面状表面プレートは矩形プロフィルを
    有し、表面プレートの中心部における層の厚さに対し
    て、短い方のY軸の端部(Ymax)における層の厚さを中
    心部のそれより小とし、長い方のX軸の端部(Xmax)に
    おける層の厚さを中心部のそれより大としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第4項または第5項に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】該凸面状表面プレートの内面を球面状と
    し、中心部における層の厚さに対する層の光学的厚さの
    変化をY軸の端部(Ymax)における厚さを中心部のそれ
    より小とし、X軸の端部(Xmax)および対角線の端部に
    おける層の厚さを中心部のそれより大としたこと、対角
    線の端部における層の厚さをXmaxにおける厚さより小と
    したことを特徴とする特許請求の範囲第4項または第5
    項に記載の装置。
  8. 【請求項8】球面状平面の曲率半径を350mmとしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の装置。
  9. 【請求項9】f+10000/rc<D(ただし、fはレンズ手
    段の焦点距離、rcは表面プレートの曲率半径、またDは
    走査蛍光領域の対角線または直径で、f,rcおよびDはそ
    れぞれミリメートル単位)としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第5項または第8項に記載の装置。
  10. 【請求項10】表面プレートの内面を非球面状としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の装置。
  11. 【請求項11】非球面状表面プレートの内面は表面プレ
    ートの中心部の近傍でより大きい彎曲度を有し、中心部
    から離れた所、特に隅の近傍においてより小さい彎曲度
    を有するか、ほとんど彎曲度を有しないよう形成したこ
    と、中心部における層の厚さに対する層の厚さの変化
    を、Y軸の端部(Ymax)における層の厚さを中心部にお
    けるそれより小とし、X軸の端部(Xmax)および対角線
    の端部における層の厚さを中心部におけるそれより大と
    し、さらに対角線の端部における層の厚さをXmaxにおけ
    る層の厚さよりは小さいが、中心部におけるそれよりは
    大としたことを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の
    装置。
  12. 【請求項12】非球面状平面は表面プレートの中心部の
    近傍で350mmに近いかそれに等しい曲率を有し、中心部
    からの距離が大となるにしたがって彎曲度が少なくな
    り、隅の部分において500mmないし無限大の曲率で終端
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第11項
    記載の装置。
  13. 【請求項13】表面プレートの内面の曲率半径を中心領
    域において外側領域のそりより大としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項記載の装置。
  14. 【請求項14】干渉フィルタは高い屈折率を有する物質
    および低い屈折率を有する物質よりなる交互の層を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第13項の
    いずれか1項に記載の装置。
  15. 【請求項15】高屈折率物質をTiO2,Ta2O5またはNb2O5
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の装
    置。
  16. 【請求項16】低屈折率物質をSiO2またはMgF2としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項または15項に記載
    の装置。
  17. 【請求項17】該フィルタは14ないし30の層を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第16項のい
    ずれか1項に記載の装置。
  18. 【請求項18】少なくとも1つの投影テレビジョン表示
    管においては、各フィルタ層の厚さをX方向において増
    大させ、Y方向において減少させるようにし、かつ該厚
    さの変化を有する表示管にフィールド周波数によりカラ
    ー補正を行うための電子手段を設けたことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項ないし第17項のいずれか1項に記
    載の装置。
  19. 【請求項19】外匣部の内部からその内面を見たとき凸
    面形状を呈する光学的に透明な表面プレートと、前記表
    面プレートの内面に配置したカソードルミネセント蛍光
    スクリーンと、前記蛍光スクリーンと表面プレート間に
    配置した多層干渉フィルタを有するエンベロープを含む
    投影テレビジョン表示管において、 該フィルタは各々その中心部において光学的厚さn×d
    (ただし、nは層を形成する物質の屈折率、dは厚さ)
    を有する少なくとも6つの層を含み、前記フィルタの個
    々の層の光学的厚さを0.2λfないし0.3λfとし、 平均の光学的厚さを0.25λf(ただし、λfはp×λに等
    しく、λは発光物質により放射されるスペクトラムから
    選択された所望の中心波長、またPは1.18ないし1.32間
    の数)とするとともに、 各フィルタ層の光学的厚さを隅の部分において中心部よ
    り大きくしたこと、すなわち、これらフィルタのしゃ断
    角、すなわち、フィルタ伝送が50%に減少する入射光の
    角度を中心部におけるよりも隅の部分において大となる
    ようにしたことを特徴とする投影テレビジョン表示管。
  20. 【請求項20】各フィルタ層の光学的厚さを中心部から
    隅の部分に向かって漸次増加させるようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第19項記載の投影テレビジョン
    表示管。
  21. 【請求項21】各フィルタ層の厚さdを中心部における
    よりも隅の部分において大きくなるようにし、各層の物
    質の屈折率をほぼ一定としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第19項または第20項に記載の投影テレビジョン表
    示管。
  22. 【請求項22】各フィルタ層の厚さdを中心部における
    より隅の部分で大となるようにし、各層の中心部におけ
    る物質の屈折率を隅の部分のそれと僅かに異なる値とし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第19項または第20項
    に記載の投影テレビジョン表示管。
  23. 【請求項23】凸面状表面プレートは矩形プロフィルを
    有し、表面プレートの中心部における層の厚さに対して
    短い方のY軸の端部(Ymax)における層の厚さを中心部
    のそれより小とし、長い方のX軸の端部(Xmax)におけ
    る層の厚さを中心部のそれより大としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第21項または第22項に記載の投影テレ
    ビジョン表示管。
  24. 【請求項24】凸面状表面プレートの内面をほぼ球面状
    とし、中心部における層の厚さに対する層の光学的厚さ
    の変化をY軸の端部(Ymax)における厚さを中心部のそ
    れより小とし、X軸の端部(Xmax)および対角線の端部
    における層の厚さを中心部のそれより大としたこと、対
    角線の端部における層の厚さをXmaxにおける層の厚さよ
    りは小さく中心部のそれよりは大きくしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第21項ないし第23項のいずれか1項
    に記載の投影テレビジョン表示管。
  25. 【請求項25】球面状平面の曲率半径を350mmとしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第24項記載の投影テレビ
    ジョン表示管。
  26. 【請求項26】表面プレートの内面を非球面状としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第21項ないし第23項のい
    ずれか1項に記載の投影テレビジョン表示管。
  27. 【請求項27】非球面状表面プレートの内面は表面プレ
    ートの中心部の近傍でより大きい彎曲度を有し、中心部
    から離れた所、特に隅の近傍において、より小さい彎曲
    度を有するかほとんど彎曲度を有しないよう形成したこ
    と、中心部における層の厚さに対する層の厚さの変化
    を、Y軸の端部(Ymax)における層の厚さを中心部にお
    けるそれより小とし、X軸の端部(Xmax)および対角線
    の端部における層の厚さを中心部におけるそれより大と
    し、さらに対角線の端部における層の厚さをXmaxにおけ
    る層の厚さよたは小さいが中心部におけるそれよりは大
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第26項記載の投
    影テレビジョン表示管。
  28. 【請求項28】非球面状平面は表面プレートの中心部の
    近傍で350mmに近いかそれに等しい曲率を有し、中心部
    からの距離が大となるにしたがって彎曲度が少なくな
    り、隅の部分で500mmないし無限大の曲率で終端するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第27項記載の
    投影テレビジョン表示管。
  29. 【請求項29】凸面状表面プレートの中心領域を300mm
    ないし、400mmの曲率半径を有するほぼ球面状とし、中
    心領域を超える領域は無限大の曲率半径を有するほぼ円
    錐状とし、円錐状領域を中心球面領域から接線状に伸長
    させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第27
    項記載の投影テレビジョン表示管。
  30. 【請求項30】表面プレートの内面の曲率半径を中心領
    域において外側領域のそれより大としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第26項記載の投影テレビジョン表示
    管。
  31. 【請求項31】干渉フィルタは高い屈折率を有する物質
    および低い屈折率を有する物質よりなる交互の層を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第19項ないし第30項の
    いずれか1項に記載の投影テレビジョン表示管。
  32. 【請求項32】高屈折率物質をTiO2,Ta2O5またはNb2O5
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第31項記載の投
    影テレビジョン表示管。
  33. 【請求項33】低屈折率物質をSiO2またはMgF2としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第31項または第32項に記
    載の投影テレビジョン表示管。
  34. 【請求項34】干渉フィルタは少なくとも9つの層を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第19項ないし第33項
    のいずれか1項に記載の投影テレビジョン表示管。
  35. 【請求項35】該フィルタは14ないし30の層を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第19項ないし第33項のい
    ずれか1項に記載の投影テレビジョン表示管。
  36. 【請求項36】各層の厚さを隅の部分において中心部よ
    り大とするような手法で、ほぼ矩形状表面プレートの凸
    面に多層干渉フィルタを生成する表面プレートを有する
    投影テレビジョン表示管の製造方法において、 回動可能なキャロット上に表面プレートを装着し、電子
    ビーム蒸着を用いて表面プレートの凸面の垂線に対して
    ±15°より小さい角度で蒸着を行い、キャロットを回転
    させて選択的マスキングにより表面プレート上の蒸着物
    質のデポジション(析出)を変化させ、かくして中心部
    におけるX=0の増加率Xで層の厚さを増加させるステ
    ップを含むことを特徴とする多層干渉フィルタを設けた
    表面プレートを有する投影テレビジョン表示管の製造方
    法。
  37. 【請求項37】表面プレートを電子銃に対し回転させる
    際、表面プレートの凸面の所定中心領域を少なくとも1
    つのシールドにより断続的にマスクするようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第36項記載の方法。
  38. 【請求項38】電子銃から見たとき、キャロットを凹面
    状とし、各表面プレートをその長い方の軸がほぼキャロ
    ットの放射方向に向くよう配置させるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第36項または第37項に記載の
    方法。
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